JP2002255194A - 平置き商品用手提袋 - Google Patents

平置き商品用手提袋

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JP2002255194A
JP2002255194A JP2001060592A JP2001060592A JP2002255194A JP 2002255194 A JP2002255194 A JP 2002255194A JP 2001060592 A JP2001060592 A JP 2001060592A JP 2001060592 A JP2001060592 A JP 2001060592A JP 2002255194 A JP2002255194 A JP 2002255194A
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handbag
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JP2001060592A
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Keisuke Kanakubo
圭右 金久保
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JOHOKU KAGAKU KOGYO KK
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JOHOKU KAGAKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取手を含めて全体が単一のチューブフイルムで
構成され、しかも取手が丈夫で持ちやすく、かつインラ
インで簡単かつ安価に製造可能な平置き商品用手提袋を
提供する。 【解決手段】平置き商品のための上部に取手を有するチ
ューブ状プラスチックフイルム製の手提袋であって、袋
本体部2の上面側のフイルム21が、幅方向中央ライン
を挟んで略左右対称状に外方に伸びる中折れ部220と
それら中折れ部220,220の外端縁を結ぶ面部22
1とからなる取手形成用ガゼット22を有し、前記面部
221と中折れ部220に取手用穴5,5が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平置きが好まれる比
較的平たい商品に好適な手提袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】寿司、ピザパイ、パン、弁当、デコレーシ
ョンケーキなどの比較的高さの低い商品は平らな状態で
持ち運びされることが一般である。このようないわゆる
平置き商品のための手提袋として、従来では一般に、図
43のように、ガゼット付あるいはガセットなしの所定
長さのプラスチックチューブフィルムの長手方向両端を
熱シールした袋体Bの上面側フイルムの幅方向中央部位
を長手方向にカットして線状挿脱口Cを形成し、この線
状挿脱口Cの両側に別途作成した取手用帯フイルムD,
Dを配し、これを部分的に上面側フイルムに熱融着させ
ることで構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造では、袋本体Bと取手用帯フイルムDの2部材
をそれぞれ作り、その取手用帯フイルムを袋本体に熱融
着する工程が必要となるため、インラインで能率よく生
産することが難しく、コストが高くなるという問題があ
った。また、商品を装填して持ち運んだときに取手部の
帯フイルムに荷重が集中するので、袋本体との熱融着を
十分に行なっても、なお不安定となったり、切断されや
すいという問題があった。
【0005】また、手持ちしたときに取手部だけが持ち
上がり、袋体Bの挿脱口Cの両側上面部分は引っ張られ
ずに垂れ下がる傾向となる。このため、パンやケーキな
ど商品の高さが不揃いで、容器やトレイから突出するも
のがあったり、商品がデリケートなあるいは崩れやすい
表面性状のものである場合、垂れ下がった挿脱口両側上
面部分がそれらに接触して商品の表面に付着し、商品価
値を下げたりすることがあった。
【0006】別のタイプとして、図44のように、長手
方向両端を熱シールした幅狭の袋体Eのガゼット部Fを
袋底とし、他方のガゼット部F’,F’を中央から切断
し外転させて挿脱口Cと取手部とした形態のものもある
が、比較的偏平な物品を収容するための袋構造を意図的
に縦使いとしている無理があり、ガゼット部Fの拡開分
が底となるだけであるため、収納可能な実質的な容積が
小さく、小さな面積の商品の場合はともかくとして、寿
司やケーキのように横幅が300mmを越えるような大
きさの場合には、袋長さ寸法を非常に大きくしなければ
ならず、したがって実用性に乏しいという問題があっ
た。
【0007】本発明は前記のような問題点を解消するた
めになされたもので、その第1の目的は、取手を含めて
全体が単一のチューブフイルムで構成され、しかも取手
が丈夫で持ちやすく、かつインラインで簡単かつ安価に
製造可能な平置き商品用手提袋を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、取手を含めて単一のチュ
ーブフイルムで構成され、しかもほこりや雨水等の侵入
を防止できるとともに、包装の簡易化をも実現すること
ができる平置き商品用手提袋を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、平置き商品のための上部に取手を有するチュ
ーブ状プラスチックフイルム製の手提袋であって、袋本
体部の上面側のフイルムが、幅方向中央ラインを挟んで
略左右対称状に外方に伸びる中折れ部とそれら中折れ部
の外端縁を結ぶ面部とからなる取手形成用ガゼットを有
し、前記面部と中折れ部に取手用穴が設けられているこ
とを基本的特徴としている。
【0009】前記取手用穴は、面部の外縁領域に形成さ
れるか、面部の外縁より内方位置に形成されるかのいず
れかであり、シール性を高めるためには、面部と中折れ
部とが取手用穴よりも内方部位で接合され、あるいは取
手用穴の周囲で接合されていることが好適である。本発
明の手提袋は、袋本体部の面部、横側面、端面または底
面部から選択されるいずれかの部分に商品の装入口が形
成される。前記装入口は、商品装填後に拡開を防止する
閉止要素で閉じられるようになっていることも好適であ
る。前記フイルムチューブは平袋であってもよいし、幅
方向両側にガゼット部を有していてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施態様を添付図面
を参照して説明する。 〔第1態様について〕図1ないし図4は本発明の第1態
様の1実施例を示している。1は本発明による平置き商
品用手提袋の全体を示しており、チューブ状プラスチッ
クフイルムにより袋本体部2aと取手部2bが一体形成
されている。
【0011】袋本体部2aは、商品Wを装填したときに
底部となるべき下面部20と、これの幅方向両縁につな
がった上面部21とを有し、しかも上面部21に取手形
成用ガゼット22を一体形成している。なお、「商品」
とは、一般に、商品本体が桶、トレイ、皿、浅い箱など
に収容されているものを指すが、商品本体が平たいもの
である場合を含んでいる。取手形成用ガゼット22は、
図2(a)(b)に示すように、上面部21の中央ライ
ンCLから適度の距離を置いた位置からそれぞれ左右対
称状に外方に伸びる中折れ部220,220と、それら
左右の中折れ部220,220の外端縁を一体に連結す
る面部221とからなっている。
【0012】前記取手形成用ガゼット22は図1のよう
に袋本体部2aの長手方向に走っており、両端が袋本体
部2aのフイルムともども溶着型のシール部(通常、熱
シールまたは超音波シール)3,3により閉じられてい
る。詳しくは、取手形成用ガゼット22のない領域では
袋本体部2aの下面部20と上面部21がシールされ、
取手形成用ガゼット22が存する領域では、図3(b)
のように、袋本体部2aの下面部20と上面部21と取
手形成用ガゼット22の中折れ部220と面部221の
4枚(4層)がシールされている。シールは通常、熱シ
ールか超音波シールである。
【0013】さらに、前記面部221には、中折れ部2
20,220以外の領域、通常は中央ラインCLにスリ
ットなどを施すことにより商品の装入口4が形成される
とともに、該装入口4を境として幅方向両側に、中折れ
部220とで断面横V状となった取手部としての左右帯
状部が構成されており、これら帯状部に取手用穴5,5
が形成されている。取手用穴5,5は、前記面部221
と中折れ部220の双方に形成されており、この実施例
では面部221の外縁領域を含めるように、すなわち面
部221と中折れ部220の境界にまたがるように隅角
部を切欠くことで形成されている。
【0014】図5は第1態様の第2実施例を示してい
る。この実施例においては、取手用穴5,5が面部22
1の外縁よりも内側において、面部221と中折れ部2
20の同位置を貫通するように形成されている。その他
の構成は第1実施例と同じであるから、同じ部位に同じ
符号を付し、説明は援用する。
【0015】第1態様は前記実施例に限定されるもので
はなく、種々の態様を採用することが出来る。 〈袋本体部2aについて〉 1)ガゼットのないいわゆる平折タイプのもののほか、
図6のように、袋本体部2aの幅方向両側にV状の中折
れ部23,23を形成してガゼット構造としてもよい。
その他の構成は第1実施例と同じであるから、同じ部位
に同じ符号を付し、説明は援用する。 2)図示のものは平面長方形状であるが、平面正四角形
状などであってもよい。
【0016】〈取手用穴5,5について〉 1)取手用穴5の形状は長円状であることは要さず、真
円形状、矩形状あるいは図7(a)のように線状(スリ
ット状)であってもよい。さらには、完全に抜き落し穴
となっている場合に限らず、図7(b)のように面部2
21と中折れ部220に連結部50によって接続した、
家具類の取手の正面形状に類するような形態であっても
よい。この場合には、握ったときに仮想線で示すように
連結部50を介して取手用内輪郭部分5’が反転され、
4枚のフイルム厚さの握り部となるので、強度が高くな
り、また、製造上も抜きかすが生じないのでその処理も
容易になる利点がある。
【0017】2)取手用穴5は片側にそれぞれ複数であ
ってもよい。 3)取手用穴5,5は、図8のように、周囲に融着部
6’を有していてもよい。この融着部6’はたとえば焼
切り方式で作ることが出来、取手用穴5の縁を強化する
とともに、面部221と中折れ部220を接合するの
で、握り部がしっかりした剛性のものとなる。
【0018】〈取手用ガゼット22について〉面部22
1と中折れ部220は離間していてもよいが、図9のよ
うに中折れ部220と面部221とが線状の融着部6に
よって部分的に接合されていてもよい。この場合、融着
部6は取手用穴よりも内方の位置とすることが好まし
い。この態様は融着部6,6によって取手部2bがしっ
かりしたものとなるとともに、融着部9,9を境として
取手部2bを起立させやすくなる。
【0019】〈装入口4について〉 1)装入口4はスリットによって線状に構成する場合に
限らず、図10のように所定の幅wを持つように帯状に
切り取ってもよい。このようにwを調整することにより
商品Wの挿脱が容易となる。 2)装入口4をスリットによって線状に形成した場合に
おいて、装入口4に近い面部部分221’を反転して面
部221と重なるようにしてもよい。この場合には装入
口4を大きく取ることが出来るとともに、握り部が補強
される利点がある。3)装入口4は必ずしも袋全長に渡
っていなくてもよいし、あるいは袋全長に渡っている
が、端部が円弧状に拡大していてもよい。
【0020】〈第1態様の製造法について〉図12は図
1の平置き商品用手提袋を例にとって、その製造過程例
を示している。(a)は素材の状態であり、取手形成用
ガゼット22を有する合成樹脂チューブAは適宜印刷等
が施された状態でコイル状にまかれて製袋機に供給され
る。製袋機では、送りピッチの停止時期に、(b)のよ
うに取手用穴5,5が一定間隔ごとに抜き加工される。
この抜き加工は、たとえば上面部221と左右の中折れ
部220,220との間にそれぞれ刃受け部材(これは
帯板状であってもよい)を位置させ、この状態で上方か
ら切断刃を下すことにより簡単に行なえる。装入口4は
この取手用穴5,5の加工段階あるいはそれ以前の段階
で施される。それ以前の段階とは、(a)の素材段階を
含んでいる。そして、(b)の工程よりも下流で、
(c)のようにシール部3,3が施されるとともにその
近傍位置にて切断され、それにより(d)のように本発
明の手提袋1が完成する。なおシールは(b)の工程の
前に片側だけ施されてもよい。
【0021】〔第1態様の実施例の作用〕本発明による
手提袋に商品Wを装填するときには、図4(a)のよう
に取手用穴5,5をつまんで左右に広げる。こうすれ
ば、装入口4の左右にある断面横V状のガゼット22,
22が拡開されるため、大きな開口が形成される。した
がって、径や幅の大きな商品Wも簡単に装入することが
できる。また、装填すべき商品Wの大きさに応じて面部
221の装入口4の幅wを自由に調整することができる
ので好都合である。
【0022】装入後は取手用穴5,5を把持して持ち上
げ携行すればよく、この場合、取手部は従来のような単
葉の帯片ではなく、中折れ部220と面部221とから
なるガゼット構造であり中折れ部220が袋本体部2a
に一体につながった2枚構造をもち、しかも、長手方向
両端部が袋本体部2とで4層熱シールされているので強
度が高く、比較的重量のある商品Wであっても取手が分
離することなく、安定して、安全に持ち運ぶことができ
る。
【0023】また、従来のような単葉の帯片で取手部を
構成していた場合には、掴み部以外の袋本体上部が口を
開きやすいが、本発明では中折れ部220と面部221
とがつながった断面横V状の取手部であるため、取手用
穴5,5を把持すると左右の面部221,221が適度
にラップしあい、特に長手方向の半部以降において装入
口4の良好な閉じ状態を形成することができる。
【0024】また、従来のような単葉の帯片で取手部を
構成していた場合には、手持ちしたときに取手部だけが
持ち上がり、袋体の装入口の両側上面部分は引っ張られ
ずに垂れ下がる傾向となる。このため、パンやケーキな
ど商品Wの高さが不揃いで、容器やトレイから突出する
ものがあったり、商品がデリケートなあるいは崩れやす
い表面性状のものである場合、垂れ下がった両側上面部
分がそれらに接触することがある。
【0025】これに対して本発明では、取手全体が中折
れ部220と面部221とがつながった断面横V状であ
るため上下方向で立ち上がりうる寸法の余裕があり、持
ち運びしたときに、図4(b)のようにピラミッド状の
包装形態となり、すなわち、取手用の穴5,5の部位で
は中折れ部220,220が伸展し、取手用の穴5,5
から遠ざかるにしたがって、中折れ部220,220は
折り畳まれた状態に近くなる。したがって、装入口の両
側上面部分は垂れ下がらない。このため、前記した商品
Wの性状であっても、装入口の両側上面部分が接触する
心配がない。
【0026】取手用穴5,5を図5のように面部221
の外縁にかからない内方に形成した場合には、商品Wを
装填して取手用穴5,5を持った場合、図5(d)のよ
うに中折れ部220と面部221の2枚が重なった取手
部となるので、取手部の長手方向両端が袋本体部2aと
接合されていることとあいまって強度の高い、しっかり
したものとなり、商品Wの重量が大きいものでも安全確
実に持ち運ぶことが出来る。同様に、図7のように連結
部50を残存させた取手用穴5,5とした場合には、握
り部が4枚の厚さになるので、しっかりして握りやすい
取手部することが出来る。図8のように取手用穴5,5
の周りに融着部6’,6’を設けた場合には、中折れ部
220と面部221の2枚が接合されるので、より強度
が高い、丈夫なものとすることかできる。
【0027】〔第2態様について〕図13ないし図15
は第2態様の第1実施例を示している。1は本発明によ
る平置き商品用手提袋で、チューブ状プラスチックフイ
ルムにより袋本体部2aと取手部2bが一体形成されて
いる。袋本体部2aは商品Wを装填したときに底部とな
るべき下面部20と、側面を構成するガゼット23,2
3と、これにつながった上面部21とを有し、しかも上
面部21には取手形成用ガゼット22を一体形成してお
り、この取手形成用ガゼット22により取手部2bが構
成される。
【0028】取手形成用ガゼット22は、図14に示す
ように、上面部21の幅方向中央ラインCLから適度の
距離を置いた位置からそれぞれ外方に伸びる左右対称状
の中折れ部220,220と、それら左右の中折れ部2
20,220の外端縁を一体に連結する面部221とか
らなっている。
【0029】前記取手形成用ガゼット22は袋本体部2
の長手方向に走り、両端が袋本体部2ともども幅方向を
横断する線状シール部3,3により接合されている。こ
のシール構造は第1態様の図3(b)と同じである。
【0030】前記袋本体部2の一側縁部にはこれに沿っ
て商品Wの装入口4が形成されている。この装入口4は
通常スリットを施すことで得られる。装入口4は、ガゼ
ット23のどの位置でもよいが、この例では中折れ部2
30と上面部21との境界線に沿って形成されている。
この装入口4は商品Wが軽量である場合、そのままでも
よいが、通常は持ち運び時での不用意な商品の脱出を防
止するため、図15のように商品Wが装填された状態で
全部または一部が閉じ要素7によって閉じられる。
【0031】閉じ要素7は任意であり、装入口4の両側
の分離されている2枚のフイルムそれ自体を熱融着ある
いは非加熱的に接合する態様を含む。後者は、あらかじ
め袋本体部2aに設けられている場合と、あらかじめ設
けられておらず別の部材として要時に使用される形態の
いずれでもよい。別部材の例としては、商品の包装開口
部に貼着される接着剤付きのラベル、接着テープ類、接
着剤などがあげられる。廃棄処理上やや難があるが、ホ
チキスのような綴り部材であってもよい。前者のあらか
じめ袋本体部2aに設けられている場合の例としては、
溶融した接着剤そのものをフイルムに塗着しておき、接
着剤表面に剥離シートを張っておく態様、剥離シート付
きの接着テープをフイルムに貼っておく態様が挙げられ
る。この閉じ要素7と装入口4の具体例は後述する。
【0032】前記幅方向中央ラインCLから幅方向に適
度に距離を置いた位置には、それぞれの中折れ部220
と面部221とを貫いて取手用穴5,5が形成されてい
る。そして、上面側の完全密封を図るため、取手用穴
5,5よりも幅方向で内方寄りの位置の中折れ部220
と面部221が熱シールまたは超音波シールなどにより
接合されている。図示するものでは、中折れ部220と
面部221の厚さ方向をつなぐシール部6,6とされて
おり、それらシール部6,6は袋長手方向に線状ないし
帯状に走っている。
【0033】図16ないし図20は装入口4と閉じ要素
7のいくつかの例を示している。図16は装入口として
のスリット4をガゼット23を構成する中折れ部23
0,231の底に沿って形成した例を示している。
(a)は、底側とつながる中折れ部231に閉じ要素と
して両面接着テープ7を接着しており、両面接着テープ
7の他表面には剥離シート7’が取付けられている。
(b)は両面接着テープ7を上面側とつながる中折れ部
230に接着している。(c)は(a)(b)のものの
装入後の状態を示しており、剥離シート7’が剥離さ
れ、両面接着テープ7の他面が中折れ部230(23
1)に接着されている。
【0034】図17は装入口としてのスリット4をガゼ
ット23の中折れ部230と上面部21との境界部位に
設け、中折れ部230に閉じ要素として両面接着テープ
7を接着している。商品Wの装填後、(b)のように中
折れ部230と上面部21とを両面接着テープ7により
接着する。図示するものでは上面部21の内面側と接着
しているが、もちろん上面部21の外面側と接着しても
よい。図18は装入口としてのスリット4をガゼット2
3の中折れ部230と上面部21との境界部位に設け、
上面部21に閉じ要素として両面接着テープ7を接着し
ている。図示するものでは中折れ部230の内面側と接
着しているが、もちろん外面側と接着してもよい。
【0035】図19と図20は閉じ要素として片面接着
テープを使用した例を示している。図19は装入口とし
てのスリット4をガゼット23の中折れ部230と上面
部21との境界部位に設け、上面部21に閉じ要素とし
ての片面接着テープ7の半部を接着しており、上面部2
1から外方に張り出している半部には剥離シート7’が
取付けられている。商品Wの装填後、図19(c)のよ
うに剥離シート7’を剥がし、ガゼット23または底面
20に片面接着テープ7の半部が接着される。
【0036】図20は装入口としてのスリット4をガゼ
ット23の中折れ部230と上面部21との境界部位に
設け、ガゼット23の中折れ部230に閉じ要素として
の片面接着テープ7の半部を接着しており、商品Wの装
填後、図20(c)のように剥離シート7’を剥がして
上面部21に片面接着テープ7の半部を接着すればよ
い。なお、図16ないし図20のいずれにおいても、テ
ープ7は装入部4の全長に渡ってではなく、部分的に取
り付けられている場合を含んでいる。
【0037】図21ないし図23は第2態様の第2実施
例を示している。この実施例においても、幅方向中央ラ
インCLから幅方向に適度に距離を置いた位置に、それ
ぞれの中折れ部220と面部221を貫いて取手用穴
5,5が形成されているが、それら取手用穴5,5を囲
むように中折れ部220と面部221が熱シールまたは
超音波シールなどにより接合され、完全密封を図るよう
にしている。6’はシール部であり、いわゆる焼切りに
より取手用穴5と同時形成されたものである。
【0038】図23はこの第2実施例に商品を装填し、
手持ちしたときの状態を示しており、手指を取手用穴
5,5に挿入すれば、中折れ部220と袋部本体の上面
部21との境界部位を介して中折れ部220とこれに接
合されている面部221が立上り、取手部2bから遠ざ
かるにしたがって、中折れ部220は畳まれた状態が維
持される。
【0039】図24ないし図32は第2態様の第3実施
例を示している。この実施例においては、袋本体部2の
幅方向両側にガゼットが形成されておらず、いわゆる平
袋構造となっている。図24(a)は図13と同じよう
に、取手用穴5,5より内方部位に中折れ部220と面
部221の厚さ方向をつなぐシール部6,6を設けてい
る。図24(b)は図21と同じように取手用穴5を取
り囲むように中折れ部220と面部221の厚さ方向を
つなぐシール部6’,6’を設けている。その他の構成
は第1実施例と同じであるから、同じ部位に同じ符号を
付し、説明は援用する。
【0040】図25ないし図30は装入口4の形態と閉
じ要素7のいくつかの例を示している。図25(a)
(b)は袋本体部2aの上面部21と下面部20との境
界部位(縁)を単純に切断して装入口4を形成し、下面
部20の縁部に閉じ要素として両面接着テープ7を接着
しており、両面接着テープ7の他表面には剥離シート
7’が取付けられている。商品Wの装填後、剥離シート
7’を除去し、(c)のように両面接着テープ7により
上面部21と接着される。両面接着テープ7は(d)の
実線のように下面部20に接着されていてもよいし、
(d)の仮想線のように上面部21の外面に接着されて
いてもよい。
【0041】図26は袋本体部2aの下面部20を上面
部21よりも外方に所要長さlだけ突出する張出し部2
5を有せしめるように装入口4を形成しており、その張
出し部25に閉じ要素として両面接着テープ7を接着し
ている。かかる態様の利点は、商品Wを装入しやすく、
またあらかじめ袋本体部2aに両面接着テープ7を取り
付ける工程を容易に行なえる利点がある。(c)のよう
に商品Wを装填後、張出し部25を持ち上げ、両面接着
テープ7により上面部21と接着する。なお、張出し部
25は切除加工で得てもよいし、(b)の仮想線のよう
に、上面部21の端縁より適度に内方位置を切断して下
面部20を延長させることで得てもよい。
【0042】図27は図26の変化例であり、両面接着
テープ7を張出し部25の外面側に接着している。図2
8と図29は両面接着テープ7を短辺側である上面部2
1に接着した例を示しており、図28は上面部21の外
面に、図29は上面部21の内面にそれぞれ接着してい
る。
【0043】図30と図31は袋本体部2aの上面部2
1を下面部20よりも外方に所要長さlだけ突出する張
出し部25を有せしめるように装入口4を形成してお
り、その張出し部25に閉じ要素として両面接着テープ
7を接着している。図30は張出し部25の内面に、図
31は張出し部25の外面にそれぞれ接着している。図
32は上面部21と下面部20との境界部位に装入口4
を形成し、上面部21または下面部20に閉じ要素とし
ての片面接着テープ7の半部を接着しており、外方に張
り出している半部には剥離シート7’が取付けられてい
る。
【0044】〔第3態様について〕図33ないし図35
は第3態様を示している。この実施例においては、袋本
体部2の幅方向両側部には装入口のためのスリットは設
けられず、袋本体部2の長手方向一端側だけがシール部
3によって接合され、長手方向他端面側は商品の装入口
4’として意図的に開口されている。なお、取手形成用
ガゼット22の端だけを上面部21と接合しておいても
よい。すなわち、中折れ部220,220と面部221
と袋本体部2の上面部21の3層を接合しておいてもよ
い。袋本体部2はガゼット23,23を有していてもよ
いし、有していない平折りタイプのいずれでもよい。ま
た、シール部6,6は図13、図21のいずれでもよ
い。
【0045】前記商品装入口4’は、商品Wの装填後に
閉じ要素7によって閉じられる。この閉じ要素と態様は
第1発明において説明したものを採用しうる。たとえ
ば、図35(a)のように熱あるいは超音波によって閉
止されるか、同図(b)のように接着テープ類によって
閉止される。後者の場合には、図25ないし図32に示
したものを選択的に適用することが出来る。
【0046】〔第4態様について〕図36ないし図39
は第4態様の実施例を示している。この第4態様は、装
入口4”を袋本体部2aの底面部20に形成しているこ
とが特徴である。装入口4”は図36(a)のように幅
方向中央ライン上に設けられていてもよいし、図36
(b)のように幅方向中央ラインから変位した位置に設
けられていてもよい。装入口4”はまた対角線上に設け
られていてもよい。図36(b)のように幅方向中央ラ
インから変位した位置に装入口4”を設けた場合には、
図39のように、短尺側20aを上方に反転させること
で装入口4”が大きく拡開するため、商品Wの装填操作
を容易に行なえる利点がある。
【0047】前記装入口4”は、商品Wが軽量なもので
ある場合には装填後そのままでもよいが、そうでない場
合などにおいては、閉止要素7により全体または部分的
に装入口4”の両側フイルムを閉じる。この閉止要素7
は前記第2態様で述べた各種態様を選択的に採用すれば
よい。図37はその数例を示しており、(a)は閉止要
素7としてラベルシートないしそれに類する接着剤付き
のシートを用い、商品装填後に装入口4”の両側にまた
がるように貼着している。(b)は閉止要素7としてあ
らかじめ底面部20に接着テープ類を接着しておき、商
品装填後に装入口4”の両側にまたがるように接着して
いる。
【0048】図38は図37(b)の具体例を示してお
り、(a)のように装入口4”の一側部の底面部200
に両面接着テープ7を貼着して剥離シート7’を付して
おき、商品装填後に剥離シート7’を除去し、両面接着
テープ7に装入口4”の他側部の底面部201を重ねて
接着している。なお、取手部2bの各種構造は記述した
実施例のいずれを採用してもよい。
【0049】〔第2態様ないし第4態様について図示す
るものはあくまでもいくつかの実施例であり、これに限
定されるものではない。 1)取手用穴5,5をこれよりも内方位置でシールする
かまたは周囲をシールした場合には上面側が完全密封さ
れるが、そこまでの密封性を要しない場合には、図40
のようにシール部を設けなくてもよい。また、図41の
ように、取手形成用ガゼット22の外縁部を切取って取
手用穴5,5を得てもよい。この場合には、取手用穴
5,5は面部221の縁部と中折れ部220の外端付近
にまたがって形成されることになる。いずれの場合も、
図40(b)、図41(b)のように取手用穴5,5が
袋本体部2aと連通するが、残余の広い面積は取手形成
用ガゼット22と上面部21とで追われているので、埃
や雨水の侵入はかなり防止することが出来る。
【0050】2)取手用穴5,5は片側にそれぞれ複数
であってもよい。また、形状は必ずしも長円状であるこ
とは要さず、三日月状、矩形などのほか前述した第1態
様と同様に、スリット状であってもよいし、さらには、
抜き落し穴でなく、連結部50によって中折れ部220
と面部221に接続されたいわゆる家具類の取手形状に
類するものであってもよい。これらの場合には、抜きか
すが生じないのでその処理を省くことが出来る。後者の
連結式の場合には、取手用穴5に指を通すことにより連
結部50以降が反転して4枚分の厚さの握り部となるの
で、強度を増すことが出来る。 3)装入口4は、袋本体部2の熱シール部3,3に達す
るように設けられていてもよいし、熱シール部3,3よ
りも手前で終わっていてもよい。
【0051】4)袋を幅よりも長さが大きい形態(縦
長)としているが、これに限定されず、長さと幅が同等
の正方形状あるいは長さよりも幅が大きい形態(横長)
としてもよい。 5)商品Wの取出しは装入口4,4’から行なうのが一
般的であるが、場合によっては、図42のごとく取手形
成用ガゼット部22の面部221の中央ラインにミシン
目などによる取出し開口用部8を施しておいてもよい。 6)袋本体部2aは片側だけがガゼット23を有し、他
の片側がガゼットのない平折りとなっていてもよい。
【0052】〔第2態様等の製造法について〕第2態様
の第1実施例を例にとって製造過程を説明すると、取手
形成用ガゼット22を有する合成樹脂チューブフィルム
(素材)は適宜印刷等が施された状態でコイル状にまか
れて製袋機に供給される。製袋機では、送りピッチの停
止時期に、取手用穴5,5が一定間隔ごとに抜き加工さ
れる。この抜き加工は、たとえば面部221と左右の中
折れ部220,220との間にそれぞれ刃受け部材(こ
れは帯板状であってもよい)を位置させ、この状態で上
方から切断刃を下すことにより簡単に行なえる。この段
階または次の送りピッチでシール部6,6が施される。
袋側部の装入口4はこの取手用穴5,5の加工段階ある
いはそれ以前の段階(段階は素材段階を含む)で施され
る。そして、下流では、シール部3,3が施されるとと
もにその近傍位置にて切断され、それにより本発明の手
提袋1が完成する。
【0053】閉じ要素7が接着テープや溶融接着剤であ
る場合、あらかじめ素材の段階で施してもよいし、装入
口4の加工後に接着してもよい。このようにインライン
で製作することができるため大量生産が容易で、コスト
を安くすることができる。なお、取手用穴5,5が図2
1のような態様の場合には、焼切り方式とすることによ
り取手用穴5の形成と面部221と中折れ部220の接
合を同時に行なうことが出来るので好都合である。
【0054】〔第2態様ないし第4態様の実施例の作
用〕第2態様の手提袋に商品Wを装填するときには、手
提袋をテーブルなどの上に配し、袋本体部2aの側方か
ら装入口4を通して押し込めばよい。第3態様の場合に
は、袋本体部2aの一端面に開口している装入口4’か
ら押し込めばよい。第4態様の図36(a)の場合に
は、袋本体部2aの底部20を広げて商品Wの底を包む
ようにかぶせればよい。図36(b)の場合には、図3
9のように短辺側20bを反転させることにより装入口
4が側方に開口するため、簡単に行なうことが出来る。
【0055】テーブル上で商品Wを横から本発明手提袋
に押し込むかあるいは本発明手提袋をテーブル上の商品
の上から被せることで装填できるので、商品を相当に高
く持ち上げる手間とその際に誤って商品を傾けて落下さ
せ、商品を壊したり商品価値を低下させるという懸念が
ない。
【0056】そして、商品装填後、装入口4は閉止され
る。閉止要素7が分離したものである場合には、装入口
4の両側フイルムにまたがるように貼ればよく、閉止要
素7が袋本体部2aにあらかじめ設けられている場合に
は、剥離シート7’を除去し、図16ないし図20、図
25ないし図32のように操作すればよい。熱シールの
場合には、装入口4,4’の存する縁部を、ヒートシー
ラーなどで所要時間挟めばよい。
【0057】装入後、取手用穴5,5に指を通して握れ
ば、中折れ部220と面部221からなる左右の取手部
2b,2bが起立するので持ちやすく、しかも、取手部
は中折れ部220と面部221とを有するガゼット構造
で中折れ部220が袋本体部2につながった2枚構造を
もち、しかも長手方向端部が袋本体部2とで4層熱シー
ルされているので強度が高く、比較的重量のある商品W
であっても取手が分離することなく、安定して、安全に
持ち運ぶことができる。
【0058】また、従来のこの種の手提袋では、袋本体
部の中央ラインに沿って商品挿脱用の開口が大きく口を
開いているため、雨水や埃の侵入を防ぐことができなか
ったが、本発明では袋本体部2aの上面側に開口が全く
ないか、図40の簡易型とした場合でも、小さい開口面
積であるため、雨水や埃の侵入をほぼ防ぐことができ
る。したがって、商品Wに対し何も包装を施さないかあ
るいは施しても軽易な包装で足りることになり、それら
包装の手間と時間を削減できるとともに、省資源化を促
進することができる。
【0059】また、従来のような単葉の帯片で取手部を
構成していた場合には、手持ちしたときに取手部だけが
持ち上がり、袋体の挿脱口の両側上面部分は引っ張られ
ずに垂れ下がる傾向となる。このため、パンやケーキな
ど商品Wの高さが不揃いで、容器やトレイから突出する
ものがあったり、商品の表面性状がデリケートなあるい
は崩れやすいものである場合、垂れ下がった両側上面部
分がそれらに接触することがあるが、本発明では、袋本
体部2の上面側に開口がないため、そうした心配がな
い。商品Wの取出しは、閉じ要素7を除去し、あるいは
面部221にスリットを入れるなどして行なえばよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明した本発明の請求項1によると
きには、袋本体部2の上面側のフイルム21が、幅方向
中央ラインを挟んで略左右対称状に外方に伸びる中折れ
部220とそれら中折れ部220,220の外端縁を結
ぶ面部221とからなる取手形成用ガゼット22を有
し、前記面部221と中折れ部220に取手用穴5,5
が設けられているので、取手を有しながら単一のチュー
ブフイルムで構成され、しかも取手が丈夫で持ちやす
く、かつ持ち運びしたときに、装入口が面部にあっても
両側上面部分が商品の表面に接触することがなく、商品
価値を下げる心配が無くなる。さらに構造も簡単で、安
価に製造可能であるなどのすぐれた効果が得られる。
【0061】請求項2によれば、取手用穴5,5を簡単
に得ることが出来るとともに、取手用穴5,5に指を挿
通して把持したときに左右の面部221,221がラッ
プするので面部221に装入口4があってもこれを覆う
ことができるというすぐれた効果が得られる。請求項3
によれば、取手用穴5,5が面部221の外縁より内方
位置に形成されているので、握り部が面部221と中折
れ部220の重なった2枚の厚さになるため握りやすく
かつ丈夫なものとなるというすぐれた効果が得られる。
【0062】請求項4によれば、さらに取手用穴5,5
の周りの面部221と中折れ部220が接合されている
ので、強度の高い取手部とすることができるというすぐ
れた効果が得られる。また、この構造と装入口を面部以
外とすることの組み合わせにより、シール面積が少なく
ても上面を完全密閉状態とすることができるというすぐ
れた効果が得られる。請求項5によれば、面部221と
中折れ部220,220とが取手用穴5よりも内方部位
で接合されているので、取手強度と剛性を高くすること
ができ、かつ接合部を境としてこれより先が立ち上がる
ので把持しやすくなるなどのすぐれた効果が得られる。
また、この接合部と装入口を面部以外とすることの組み
合わせにより、袋本体部上面を完全密閉状態とすること
ができるというすぐれた効果が得られる。
【0063】請求項6において、袋本体部2aの側面、
端面または底面部に装入口を設けた時には、袋上面側が
閉じられていて開口がないため、持ち運び中にほこりや
雨水が袋内に侵入する危険がなく衛生的であり、また、
側面に装入口4を設けた場合、商品Wの装填も横からで
あるため商品を高く持ち上げずに済み、端面に装入口
4’を設けた場合には、取手形成用ガゼット22の分だ
け開口を大きくすることが出来るので、商品の装填が容
易であり、装入口4”を袋本体部2aの底部に設けた場
合には、袋本体部2aを商品に被せあるいは装入口4”
の側方から装入することができるので、商品の装填が容
易であるというすぐれた効果が得られる。請求項7によ
れば、商品装填後に装入口4,4’,4”の拡開を防止
する閉止要素を備えているので、持ち運び中に商品が脱
出することがないというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平置き商品用手提袋の第1態様の第1
実施例を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1のX−X線に沿う断面図、(b)
は(a)の部分的拡大図である。
【図3】(a)は図1の長手方向を商品を装填した状態
で示す断面図、(b)はその一部拡大図である。
【図4】(a)は図1の袋を拡開した状態を示す斜視
図、(b)は持ち運び状態を示す斜視図である。
【図5】(a)は第2態様の第2実施例を示す部分切欠
平面図、(b)はその部分拡大図、(c)は(b)の部
分的断面図、(d)は使用状態の縦断正面図である。
【図6】第1態様の袋本体部分の別の例を示す部分的斜
視図である。
【図7】(a)は本発明における取手用穴の他の態様を
示す平面図、(b)は同じく別の態様を示す平面図であ
る。
【図8】(a)は本発明における取手用穴の他の態様を
示す平面図、(b)は同じくその部分的断面図である。
【図9】(a)は本発明における取手形成用ガゼットの
他の態様を示す平面図、(b)は同じくその部分的断面
図である。
【図10】第1態様における取手形成用ガゼットの装入
口の他の態様を示す縦断面図である。
【図11】(a)は取手形成用ガゼットの装入口の他の
態様を示す縦断面図、(b)は使用時の状態を示す縦断
正面図である。
【図12】第1態様の袋の製造過程を示しており、
(a)は素材の部分的斜視図、(b)は取手穴形成段階
の平面図、(c)は熱シール段階の平面図、(d)は完
成状態の平面図である。
【図13】本発明の手提袋の第2態様の第1実施例を示
す斜視図である。
【図14】(a)は図13のX’−X’線に沿う断面
図、(b)は(a)の部分的拡大図である。
【図15】商品を装填した状態で示す断面図である。
【図16】本発明における閉じ要素の第1例を示してお
り、(a)は商品装入時の状態の断面図、(b)は他の
タイプの断面図、(c)は装填後の断面図である。
【図17】本発明における閉じ要素の第2例を示してお
り、(a)は商品装入前の状態の断面図、(b)は装填
後の断面図である。
【図18】本発明における閉じ要素の第3例を示してお
り、(a)は商品装入前の状態の断面図、(b)は装填
後の断面図である。
【図19】本発明における閉じ要素の第4例を示してお
り、(a)は商品装入前の状態の断面図、(b)は装填
時の状態の断面図、(c)は装填後の断面図である。
【図20】本発明における閉じ要素の第5例を示してお
り、(a)は商品装入前の状態の断面図、(b)は装填
時の状態の断面図、(c)は装填後の断面図である。
【図21】第2態様の第2実施例を示す部分切欠斜視図
である。
【図22】図21のものの部分拡大断面図である。
【図23】(a)図21のものに商品を装填した状態を
示す斜視図、(b)はその取手部分の断面図である。
【図24】(a)(b)は第2態様の第3実施例を示す
斜視図である。
【図25】(a)は第3実施例の閉じ要素の第1例を示
す断面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)は商品
装填後の断面図、(d)は別の態様の部分的断面図、
(e)は商品装填後の断面図である。
【図26】(a)は第3実施例の閉じ要素の第2例を示
す断面図、(b)は(a)の一部拡大図、(c)は商品
装填後の断面図である。
【図27】(a)は第3実施例の閉じ要素の第3例を示
す断面図、(b)は商品装填後の断面図である。
【図28】(a)は第3実施例の閉じ要素の第4例を示
す断面図、(b)は商品装填後の断面図である。
【図29】(a)は第3実施例の閉じ要素の第5例を示
す断面図、(b)は商品装填後の断面図である。
【図30】(a)は第3実施例の閉じ要素の第6例を示
す断面図、(b)は商品装填後の断面である。
【図31】(a)は第3実施例の閉じ要素の第7例を示
す断面図、(b)は商品装填後の断面である。
【図32】(a)は第3実施例の閉じ要素の第8例を示
す断面図、(b)は商品装填後の断面である。
【図33】本発明の第3態様の実施例を示す斜視図であ
る。
【図34】第3態様の商品装填後の状態を示す斜視図で
ある。
【図35】(a)(b)は第3態様の閉じ要素の例を使
用状態で示す部分的断面図である。
【図36】(a)(b)はそれぞれ本発明の第4態様の
実施例を示す底面図である。
【図37】(a)(b)は第4態様の閉じ要素の例を示
す部分的底面図である。
【図38】(a)は閉じ要素を未使用状態で示す断面
図、(b)は使用状態で示す断面図である。
【図39】図36(b)の実施例の商品装入状態を示す
断面図である。
【図40】(a)は本発明手提袋を簡易型とした態様の
第1例を示す部分的平面図、(b)はその部分的断面図
である。
【図41】(a)は本発明手提袋を簡易型とした態様の
第2例を示す部分的平面図、(b)はその部分的断面図
である。
【図42】本発明の他の態様を示す部分的平面図であ
る。
【図43】(a)は従来の平置き商品用手提袋の例を示
す平面図、(b)は(a)のJ−J線に沿う断面図であ
る。
【図44】(a)は従来の平置き商品用手提袋の他の例
を示す平面図、(b)は(a)のK−K線に沿う断面図
である。
【符号の説明】
1 本発明による平置き商品用手提袋 2a 袋本体部 2b 取手部 3 シール部 4,4’,4” 装入口 5 取手用穴 6 接合部(シール部) 7 閉じ要素 22 取手形成用ガゼット 23 ガゼット 220 中折れ部 221 面部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平置き商品のための上部に取手を有するチ
    ューブ状プラスチックフイルム製の手提袋であって、袋
    本体部2の上面側のフイルム21が、幅方向中央ライン
    を挟んで略左右対称状に外方に伸びる中折れ部220と
    それら中折れ部220,220の外端縁を結ぶ面部22
    1とからなる取手形成用ガゼット22を有し、前記面部
    221と中折れ部220に取手用穴5,5が設けられて
    いることを特徴とする平置き商品用手提袋。
  2. 【請求項2】取手用穴5,5が面部221の外縁領域に
    形成されている請求項1に記載の平置き商品用手提袋。
  3. 【請求項3】取手用穴5,5が面部221の外縁より内
    方位置に形成されている請求項1に記載の平置き商品用
    手提袋。
  4. 【請求項4】面部221と中折れ部220,220とが
    取手用穴5よりも内方部位で接合されている請求項1な
    いし4のいずれかに記載の平置き商品用手提袋。
  5. 【請求項5】面部221と中折れ部220,220とが
    取手用穴5の周囲で接合されている請求項1ないし4の
    いずれかに記載の平置き商品用手提袋。
  6. 【請求項6】袋本体部2が、面部221、横側面、端面
    および底面部20から選択されるいずれかの部分に商品
    の装入口4,4’,4”を有している請求項1ないし5
    のいずれかに記載の平置き商品用手提袋。
  7. 【請求項7】商品装填後に装入口4,4’,4”の拡開
    を防止する閉止要素を備えている請求項1ない6のいず
    れかに記載の平置き商品用手提袋。
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