JP2008273530A - チャック付き袋体及びその製造方法 - Google Patents
チャック付き袋体及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008273530A JP2008273530A JP2007115821A JP2007115821A JP2008273530A JP 2008273530 A JP2008273530 A JP 2008273530A JP 2007115821 A JP2007115821 A JP 2007115821A JP 2007115821 A JP2007115821 A JP 2007115821A JP 2008273530 A JP2008273530 A JP 2008273530A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- bag
- bag body
- pair
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y02W90/11—
Abstract
【解決手段】液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とする、チャック付き袋体である。
【選択図】図12
Description
例えば、特許文献3及び4では、水分が共存するような固形内容物(浅漬け、こんにゃく類等)を密封包装することにより浸漬処理を施し、利用時に袋体の開口部となる開封端部を開けて、当該水を排出(水切り)させる機能を有する水切り機能付き袋が開示されている。
液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、
当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、
当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、
前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、
当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、
当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とする、チャック付き袋体である。
前記開封端部が前記袋本体部の上部側に配置され、前記チャック部が前記袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域に設けられていることが好ましい。
前記液体非透過性フィルムを搬送する工程、当該液体非透過性フィルムからなる平面部の内面を合わせるように1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むか又は2枚の液体非透過性フィルムを向き合わせる工程、当該平面部の向き合わせた一対の内面の間にチャックを挿入する工程、当該チャックを当該平面部の内面の間に位置合わせする工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面とを接合する工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面との接合方向と直交する方向に一定間隔で接合して2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結し、開口部となる位置の近傍にチャックが配置された中間製品を形成する工程、及び当該中間製品の一定間隔で接合された領域の中央部を切断する工程を含むチャック付き袋体の製造方法であって、
上記チャックの係合片と上記平面部の内面とを接合する工程において、
上記平面部の外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着することを特徴とする、チャック付き袋体の製造方法である。
前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程をさらに含むことが好ましい。
前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことが好ましい。
前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程、並びに、
前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことが好ましい。
液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、
当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、
当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、
前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、
当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、
当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とするものである。
図1は本発明のチャック付き袋体の一形態を示す図、図2は内容物をすでに収納した状態の袋体を示す図、図3は開封端部が開放されている袋体を示す図、図4は第二の開口部を有する袋体を示す図、図5はチャックが平面部の内面に接合されている状態を模式的に示す拡大断面図、図6は雄型係合片と雌型係合片の係合状態を示す図、図7は非接合領域がチャックの全域に渡って設けられていない状態の袋体を示す図、図8はチャックが袋体の上端部と側端部を結ぶ位置に設けられている状態の袋体を示す図、図9は焼きそばタイプの即席麺を収納した袋体を示す図、図10は引裂き容易化手段の具体的な形態を示す図、図11は把持部の具体的な形態を示す図、図12Aはガセットから構成される底部を有する袋体のガセットを折り畳んだ状態を示す図、図12Bはガセットから構成される底部を有する袋体に内容物を充填した状態を示す斜視図、図13Aはガセット側面部を有する袋体のガセットを折り畳んだ状態を示す図、図13Bはガセット側面部を有する袋体に内容物を充填した状態を示す斜視図、図14A1,2はガセットから構成される底部及びガセット側面部を有する袋体のガセットを折り畳んだ状態を示す図、図14Bはガセットから構成される底部及びガセット側面部を有する袋体に内容物を充填した状態を示す斜視図である。
以下、説明の便宜上、図1に示されるチャック付き袋体101の実施形態を主に参照して説明する場合がある。
他の実施形態においては、袋本体部1の一端に配置された開口部は、すでに開口部となっている場合もある。通常、開封端部3は袋体の上端部に配置される。
液体非透過性フィルムとしては、水に代表される液体を袋体に注ぎ入れた際に、液体非透過性の特性を発揮できれば特に限定されず、一般的に各種液体充填袋体に用いられている薄く且つ柔軟な性状を有するフィルムを用いることができ、通常、プラスチックを主体とする積層フィルムが用いられるが、プラスチック1層のみからなる単層フィルムであってもよい。また、液体非透過性フィルムとしては、プラスチックの他に、防水加工した紙や布を用いることもできる。
図2に示されるチャック付き袋体102の形態がむしろ主流だが、図1に示されるチャック付き袋体101の形態の方が好ましい場合もある。
例えば、利用時に袋体の開封端部3を開封して固形内容物を収納することを目的とする場面では、開封端部3は液密状態(密封状態)に閉鎖されている状態で商品として流通させることができる。
例えば、従来から成形容器で包装が行なわれてきた、焼きそばタイプの即席麺等の内容物を包装することを目的とする場面では、内容物をすでに収納した状態で、袋本体部1の周縁が液密状態(密封状態)となるように閉鎖されている状態で商品として流通させることができる。
なお、袋本体部1の周縁を液密状態(密封状態)にする方法としては、特に限定されないが、例えば、ヒートシール等による接合方法、折り曲げ等による加工方法等を挙げることができる。
例えば、アウトドアの用途で切った野菜を水洗いすることなど、袋体をザルの代用品として用いることを目的とする場面では、開封端部3は液密状態(密封状態)としない中間製品の状態で商品として流通させることができる。
例えば、袋体を製造する場所とは異なる場所で、内容物を収納することを目的とする場面では、袋体の下端部を液密状態(密封状態)としない中間製品の状態で商品として流通させることができる。
上記接合領域8は、不連続に接合されて設けられていることが好ましく、非接合領域9は断続的に存在するように設けられることが好ましい。
なお、図1中、接合領域8は黒く塗りつぶして図示し、非接合領域9は白抜きで図示している。
例えば、袋本体部1の開封端部3を開封する際には、当該開封端部3を大きく開くことができるため、液体を注ぎ入れる作業、及び内容物の収納が容易であると共に、当該内容物を食する際には、食べ易い容器としての利用価値が高くなる利点がある。
例えば、注ぎ入れた液体を排出する際には、袋体を完全に逆さにせずとも、傾けるといった簡易な作業によって、液体排出を行なうことができる。
本発明のチャック付き袋体は、図9Aに示すように、麺だけでなく、キャベツ等の具、ソース等の調味料、さらに飲食時に使う箸なども収納させて商品として流通させることができる。
本発明において液密状態に閉鎖されている開封端部3を開封する際には、鋏などの切断具を用いることなく、手指の力によって簡便に所定の位置で切り取ることができるように、引裂き強度の低い箇所を設ける加工を施す手段(引裂き容易化手段)を袋本体部1に備えることが好ましい。
上記引裂き容易化手段の具体的な形態としては、図10Aに示すように、チャック4と平行に設けられた袋本体部1の粗面加工部15、図10Bに示すように、チャック4と平行に設けられたミシン目16、及び図10Cに示すように、袋本体部1の側縁に設けられた切欠き部17から選ばれることが好ましい。
また、上記切欠き部17の形状は、切り取り方向に鋭角部分を有する形状であれば特に限定されず、一般にはI字形状またはV字形状の切欠きが採用される。
上記液体排出作業を行なう際には、袋体を持ち上げ易く(傾け易く)して当該作業を行ない易くするために、図11Aに示すように、袋本体部1の両方の側縁部の全域に、または、図11Bに示すように、袋本体部1の片方の側縁部の全域に、上縁シール部及び底縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部18を袋本体部1に備えることが好ましい。
上記袋本体部1の少なくとも一方の側縁部の全域に設けられたシール部からなる把持部18の幅は、通常、上縁シール部及び底縁シール部の幅の1.5倍以上であり、2倍以上であることが好ましく、3倍以上であってもよい。
上記袋本体部1の底縁部の全域に設けられたシール部からなる把持部18の幅は、通常、上縁シール部及び側縁シール部の幅の1.5倍以上であり、2倍以上であることが好ましく、3倍以上であってもよい。
さらに、把持部18の一部の領域にヒモ等の補助部材を取り付けることにより、袋体の持ち上げ易さ(傾け易さ)や作業効率の向上を追求することもできる。
一般に、ガセット袋は、平袋に比べて奥行きを大きく形成できるため、内容物を収納する際には、収容量を大きくすることができ、内容物を収納する前には、折線で折り畳んでおくことで、袋体の嵩張りを防止することもできる。
上記底部を構成するガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両下端部とが、それぞれ接合され、さらに下向きに凸となるような円弧状にそれぞれ接合されて取り付けられることが好ましい。
但し、上記底部を構成するガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両下端部とが、それぞれ接合されているのみで取り付けられていてもかまわない。
上記側面部を構成する上記一対のガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両側端部とが、それぞれ接合されて取り付けられていることが好ましい。
なお、ガセット側面部20の構成については特開平7−24941に開示されているガセット袋の形態を採用することができる。
上記底部を構成するガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両下端部とが、それぞれ接合されて取り付けられることが好ましく、上記側面部を構成する上記一対のガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両側端部とが、それぞれ接合されて取り付けられていることが好ましい。
液体非透過性フィルムを搬送する工程、当該液体非透過性フィルムからなる平面部の内面を合わせるように1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むか又は2枚の液体非透過性フィルムを向き合わせる工程、当該平面部の向き合わせた一対の内面の間にチャックを挿入する工程、当該チャックを当該平面部の内面の間に位置合わせする工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面とを接合する工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面との接合方向と直交する方向に一定間隔で接合して2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結し、開口部となる位置の近傍にチャックが配置された中間製品を形成する工程、及び当該中間製品の一定間隔で接合された領域の中央部を切断する工程を含むチャック付き袋体の製造方法であって、
上記チャックの係合片と上記平面部の内面とを接合する工程において、
上記平面部の外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着することを特徴とするものである。
上記搬送には、1枚の液体非透過性フィルムのみを搬送させて、後述する工程を経て袋体を製造することもできるが、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させて後述する工程を経て袋体を製造することもできる。
上記向き合わせには、上記搬送過程で、1枚の液体非透過性フィルムのみを搬送させた場合には、1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むことにより向き合わせを行ない、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させた場合には、上記平面部の内面同士が向き合うように向き合わせを行なう。
上記チャックは、当該チャックの係合片を互いに係合させた状態で一度に挿入することが好ましいが、当該チャックの係合片を互いに係合させる前の状態で2回に分けて挿入してもよい。
上記係合片と上記平面部の内面との接合は、当該平面部の外面となり得る液体非透過性フィルムの外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着させることにより行なう。当該凹部が押し当てられた領域には、非接合領域が形成され、当該凸部が押し当てられた領域には、接合領域が形成される。
なお、上記搬送工程において、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させた場合には、底部となり得る液体非透過性フィルムの内面同士を接合させる必要がある。
上記ガセットを挿入させる方向は、上記一対の内面の間の底縁部へのガセットの挿入が容易であれば、特に限定されない。
上記平面部の内面の間の底縁部に位置合わせされた上記ガセットは、当該ガセットの長手方向の両端部と、上記各平面部の内面の間の底縁部の両端部とをそれぞれ接合させる。
2 平面部
3 開封端部
4 チャック
5 液体と接触させる内容物
6 第二の開口部となる第二の開封端部
7a 係合片
7b 係合片
8 接合領域
9 非接合領域
10 非接合領域の幅
11 雄型爪部
12 雄型係合片
13 雌型爪部
14 雌型係合片
15 粗面加工部
16 ミシン目
17 切欠き部
18 把持部
19 折線
20 ガセットから構成される底部
21 ガセットから構成される側面部
22 舌部
101 本発明のチャック付き袋体の実施形態
102 本発明のチャック付き袋体の実施形態
103 本発明のチャック付き袋体の実施形態
104 本発明のチャック付き袋体の実施形態
107 本発明のチャック付き袋体の実施形態
108 本発明のチャック付き袋体の実施形態
112 本発明のチャック付き袋体の実施形態
113 本発明のチャック付き袋体の実施形態
114 本発明のチャック付き袋体の実施形態
Claims (18)
- 液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、
当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、
当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、
前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、
当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、
当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とする、チャック付き袋体。 - 前記係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が不連続に接合されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャック付き袋体。
- 前記チャックを構成する一対の係合片は、線状の雄型爪部を1列以上有する雄型係合片と、線状の雌型爪部を1列以上有する雌型係合片とからなることを特徴とする、請求項1または2に記載のチャック付き袋体。
- 前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が液密状態に閉鎖されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が液密状態に閉鎖され、且つ、当該チャックが取り付けられた位置と、当該液密状態に閉鎖されている位置の間に、袋本体の引裂きを容易にする引裂き容易化手段を備えていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記引裂き容易化手段が、前記チャックと平行に設けられた袋本体部の粗面加工部、前記チャックと平行に設けられたミシン目、及び、袋本体部の側縁に設けられた切欠き部から選ばれることを特徴とする、請求項5に記載のチャック付き袋体。
- 前記袋本体部が、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備えるガセットから構成される底部とを有し、当該底部により自立性が付与されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記袋本体部が、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備え、且つ、袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域を残して形成された一対のガセット側面部とを有し、
前記開封端部が前記袋本体部の上部側に配置され、前記チャック部が前記袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載のチャック付き袋体。 - 前記袋本体部が、袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備え、且つ、袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域を残して形成された一対のガセット側面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備えるガセットから構成される底部とを有し、当該底部により自立性が付与されていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記袋本体部の少なくとも一方の側縁部の全域に、前記袋本体部の上縁シール部及び底縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部を備えることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記袋本体部の底縁部の全域に、前記袋本体部の上縁シール部及び側縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部を備えることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が、すでに開口部となっていることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記袋本体部の端縁のうち開封端部が設けられている位置以外の位置に、第二の開口部が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記袋本体部に液体と接触させる内容物が収納され、且つ、当該袋本体部の周縁が液密状態に閉鎖されていることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかに記載のチャック付き袋体。
- 前記液体非透過性フィルムを搬送する工程、当該液体非透過性フィルムからなる平面部の内面を合わせるように1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むか又は2枚の液体非透過性フィルムを向き合わせる工程、当該平面部の向き合わせた一対の内面の間にチャックを挿入する工程、当該チャックを当該平面部の内面の間に位置合わせする工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面とを接合する工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面との接合方向と直交する方向に一定間隔で接合して2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結し、開口部となる位置の近傍にチャックが配置された中間製品を形成する工程、及び当該中間製品の一定間隔で接合された領域の中央部を切断する工程を含むチャック付き袋体の製造方法であって、
上記チャックの係合片と上記平面部の内面とを接合する工程において、
上記平面部の外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着することを特徴とする、チャック付き袋体の製造方法。 - 請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法。 - 請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項15または16に記載のチャック付き袋体の製造方法。 - 請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程、並びに、
前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項15乃至17のいずれかに記載のチャック付き袋体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007115821A JP2008273530A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | チャック付き袋体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007115821A JP2008273530A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | チャック付き袋体及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008273530A true JP2008273530A (ja) | 2008-11-13 |
JP2008273530A5 JP2008273530A5 (ja) | 2010-06-03 |
Family
ID=40052039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007115821A Pending JP2008273530A (ja) | 2007-04-25 | 2007-04-25 | チャック付き袋体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008273530A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013036000A1 (ko) * | 2011-09-06 | 2013-03-14 | 씨제이제일제당 (주) | 포장 파우치 |
WO2013128580A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 高園産業株式会社 | 錠剤包装方法及び錠剤包装装置 |
JP2014009015A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 湯切り機能付き包装袋及び包装食品 |
JP2014069888A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Dainippon Printing Co Ltd | レトルトパウチおよびレトルトパウチの製造方法 |
EP2759487A2 (en) * | 2011-09-20 | 2014-07-30 | CJ Cheiljedang Corporation | Packaging container |
CN105564737A (zh) * | 2012-02-28 | 2016-05-11 | 株式会社高园 | 包装袋 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421075U (ja) * | 1977-07-12 | 1979-02-10 | ||
JPH07257599A (ja) * | 1994-03-23 | 1995-10-09 | Toppan Printing Co Ltd | 把手付きガセット袋 |
JPH11147542A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-06-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 水切り機能付き袋 |
JP2000025795A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-25 | Seisan Nipponsha Kk | 合成樹脂製チャック付袋体 |
JP2005178856A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Fuji Seal International Inc | 包装用袋およびその製造方法 |
-
2007
- 2007-04-25 JP JP2007115821A patent/JP2008273530A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5421075U (ja) * | 1977-07-12 | 1979-02-10 | ||
JPH07257599A (ja) * | 1994-03-23 | 1995-10-09 | Toppan Printing Co Ltd | 把手付きガセット袋 |
JPH11147542A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-06-02 | Dainippon Printing Co Ltd | 水切り機能付き袋 |
JP2000025795A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-25 | Seisan Nipponsha Kk | 合成樹脂製チャック付袋体 |
JP2005178856A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Fuji Seal International Inc | 包装用袋およびその製造方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013036000A1 (ko) * | 2011-09-06 | 2013-03-14 | 씨제이제일제당 (주) | 포장 파우치 |
EP2759487A2 (en) * | 2011-09-20 | 2014-07-30 | CJ Cheiljedang Corporation | Packaging container |
EP2759487A4 (en) * | 2011-09-20 | 2015-04-01 | Cj Cheiljedang Corp | PACKAGING CONTAINER |
WO2013128580A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-06 | 高園産業株式会社 | 錠剤包装方法及び錠剤包装装置 |
JPWO2013128580A1 (ja) * | 2012-02-28 | 2015-07-30 | 株式会社タカゾノ | 錠剤包装方法及び錠剤包装装置 |
CN104039654B (zh) * | 2012-02-28 | 2016-01-06 | 株式会社高园 | 片剂包装方法及片剂包装装置 |
CN105564737A (zh) * | 2012-02-28 | 2016-05-11 | 株式会社高园 | 包装袋 |
US9950819B2 (en) | 2012-02-28 | 2018-04-24 | Takazono Corporation | Tablet packing method and tablet packing apparatus |
JP2014009015A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Dainippon Printing Co Ltd | 湯切り機能付き包装袋及び包装食品 |
JP2014069888A (ja) * | 2012-10-01 | 2014-04-21 | Dainippon Printing Co Ltd | レトルトパウチおよびレトルトパウチの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6743451B2 (en) | Resealable bag with arcuate rupturable seal | |
JP2008273530A (ja) | チャック付き袋体及びその製造方法 | |
JP6217134B2 (ja) | 包装袋 | |
JP5443310B2 (ja) | 包装用袋 | |
JP2006193173A (ja) | 包装袋及びその製造方法 | |
RU2520904C2 (ru) | Комбинированная упаковка, включающая упаковочный пакет и внешнюю упаковку | |
JP5878287B2 (ja) | 包装袋 | |
JP6473907B2 (ja) | ガセット包装袋 | |
JP4284016B2 (ja) | 再閉自在包装袋およびその製造方法 | |
JP2012246049A (ja) | 易開封合掌袋 | |
TW201200425A (en) | A tetrahedral shape packaging container and a tetrahedral shape packaging container method | |
JP2008155963A (ja) | チャックテープ付きピロー包装用巻取原反 | |
JP2006096388A (ja) | スタンディングパウチ | |
JP5314520B2 (ja) | チャック付き袋 | |
EP1387796A1 (en) | Resealable bag with arcuate rupturable seal | |
JP2009248988A (ja) | 補助袋体付包装体及び同補助袋 | |
JP5920978B2 (ja) | 食品包装体およびその製造方法 | |
JP2000177755A (ja) | 注ぎ出し口付き容器 | |
JP4554270B2 (ja) | 水切り機能を有する包装袋及び包装体 | |
JP5584059B2 (ja) | 包装袋 | |
JP7285672B2 (ja) | 包装容器 | |
JP3154417U (ja) | 手提げ袋 | |
JP2018024453A (ja) | 注出口具付きガゼット袋 | |
JP6983555B2 (ja) | ガセット容器 | |
JPH0526044Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100420 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100420 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120327 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120403 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120731 |