JP2008273530A - チャック付き袋体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用時に液体(水又は湯)を容易に注ぎ入れることができ、当該液体と内容物を接触させて浸漬処理させた後、当該液体を排出(水(湯)切り)させる機能を有する袋体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とする、チャック付き袋体である。
【選択図】図12

Description

本発明は、利用時に液体と接触させ且つ当該液体を分離する必要がある固形物、例えば、焼きそばタイプの即席麺等を包装または利用するための袋体に関する。
従来、ボイル調理を行なう食品(例えば、焼きそばタイプの即席麺類等)に適用する包装体であって、当該包装体をそのままボイル調理に用い、且つ、容易に湯切りを行なうことができるものとしては、成形容器を用いる形態が知られている。当該成形容器は、利用時に容器の一部を開封して湯を注ぎ入れ、当該湯と内容物を接触させて蒸らし調理(熱水による浸漬処理を施す調理)を行なった後、当該湯を排出(湯切り)させる機能を有している。
例えば、特許文献1及び2では、内容物(即席麺類等)を収納する容器本体に被着される蓋体(蓋材)に、湯切り機能が付与された容器が開示されている。しかしながら、特許文献1及び2に開示されている容器では、内容物の収納に用いられる容器が成形加工品であるため、保管(陳列)スペースの占有率が高く、内容物が空になっても初期の形状を留めたままであるためゴミ回収の負担になる等の問題があった。
上記成形容器が有する問題に対して、袋体を用いる試みがなされている。
例えば、特許文献3及び4では、水分が共存するような固形内容物(浅漬け、こんにゃく類等)を密封包装することにより浸漬処理を施し、利用時に袋体の開口部となる開封端部を開けて、当該水を排出(水切り)させる機能を有する水切り機能付き袋が開示されている。
特許文献3に開示されている水切り手段としては、袋体の前側と後ろ側を構成する、一対の平面部内面の開口部近傍に、特定幅のヒートシール部と非ヒートシール部を設けることにより、当該ヒートシール部が封止部となる一方で、当該非シール部が通液路として作用し、水切り機能が袋体に付与される。
特許文献4に開示されている水切り手段としては、袋体の開口部近傍に一対の再閉鎖可能な面状ファスナーを設けることにより、水切り機能が袋体に付与される。再閉鎖させた面状ファスナーの隙間から液体を排出させるために負荷される内圧に耐え得るだけの保持力を補強するために、当該面状ファスナーの近傍にポイントシールを設けられている。
しかしながら、特許文献3及び4に開示されている袋体は、浸漬処理機能、及び水切り機能を有しているものの、利用時に水を注ぎ入れることができる機能を有してはおらず、例えば、焼きそばタイプの即席麺類等のように、ボイル調理を行なうときに湯を注入することを要求される内容物の包装袋には適していない。
特許文献5では、液体注入機能まで含めた多機能性(液体(水又は湯)注入機能、浸漬処理機能、及び液体排出(水切り又は湯切り)機能)を有する袋体に関し、開口部近傍に設けられたジッパーを構成する一対の係合片が、ヘッドを有する(凸状)セグメントとヘッドを有さない(凹状)セグメントが断続的に形成されることを特徴とする再閉鎖可能なジッパーを有する袋体が開示されている。
しかしながら、特許文献5に開示されている袋体は、利用時に液体を注ぎ入れて再閉鎖し、当該液体と内容物を接触させて浸漬処理させる機能を有しているものの、液体排出機能については、再閉鎖させたジッパーの隙間から液体を排出させるために、当該袋体に内圧をかける必要があり、当該ジッパーが内圧に耐え得るだけの保持力を十分に有してはいないと考えられ、液体を排出する際に断続的に設けられたジッパーの一部が外れて内容物も排出してしまう虞がある。また、線状ジッパーが断続的に形成されているので、ジッパーの再閉鎖に手間がかかる虞がある。
特開平7−215371号公報 特開平2006−44697号公報 特開平11−147542号公報 特開2005−324827号公報 特開平8−58811号公報
本発明の目的は、利用時に液体(水又は湯)を容易に注ぎ入れることができ、当該液体と内容物を接触させて浸漬処理させた後、当該液体を排出(水(湯)切り)させる機能を有する袋体及びその製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意検討したところ、チャックを構成する係合片のうち少なくとも一方と、袋本体部を構成する平面部との接合界面に、非接合領域を部分的に設けることにより、チャックを開封して液体(水又は湯)を注ぎ入れてから再閉鎖した状態で、当該非接合領域が通液路としての作用を有し、当該液体を排出(水(湯)切り)させる機能を好適に発揮させることができることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに到った。
すなわち、本発明のチャック付き袋体は、
液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、
当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、
当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、
前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、
当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、
当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とする、チャック付き袋体である。
本発明のチャック付き袋体において、前記係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が不連続に接合されていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記チャックを構成する一対の係合片は、線状の雄型爪部を1列以上有する雄型係合片と、線状の雌型爪部を1列以上有する雌型係合片とからなることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が液密状態に閉鎖されていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が液密状態に閉鎖され、且つ、当該チャックが取り付けられた位置と、当該液密状態に閉鎖されている位置の間に、袋本体の引裂きを容易にする引裂き容易化手段を備えていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記引裂き容易化手段が、前記チャックと平行に設けられた袋本体部の粗面加工部、前記チャックと平行に設けられたミシン目、及び、袋本体部の側縁に設けられた切欠き部から選ばれることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部が、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備えるガセットから構成される底部とを有し、当該底部により自立性が付与されていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部が、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備え、且つ、袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域を残して形成された一対のガセット側面部とを有し、
前記開封端部が前記袋本体部の上部側に配置され、前記チャック部が前記袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域に設けられていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部が、袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備え、且つ、袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域を残して形成された一対のガセット側面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備えるガセットから構成される底部とを有し、当該底部により自立性が付与されていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部の少なくとも一方の側縁部の全域に、前記袋本体部の上縁シール部及び底縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部を備えることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部の底縁部の全域に、前記袋本体部の上縁シール部及び側縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部を備えることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が、すでに開口部となっていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部の端縁のうち開封端部が設けられている位置以外の位置に、第二の開口部が設けられていることが好ましい。
本発明のチャック付き袋体において、前記袋本体部に液体と接触させる内容物が収納され、且つ、当該袋本体部の周縁が液密状態に閉鎖されていることが好ましい。
また、本発明のチャック付き袋体の製造方法は、
前記液体非透過性フィルムを搬送する工程、当該液体非透過性フィルムからなる平面部の内面を合わせるように1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むか又は2枚の液体非透過性フィルムを向き合わせる工程、当該平面部の向き合わせた一対の内面の間にチャックを挿入する工程、当該チャックを当該平面部の内面の間に位置合わせする工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面とを接合する工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面との接合方向と直交する方向に一定間隔で接合して2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結し、開口部となる位置の近傍にチャックが配置された中間製品を形成する工程、及び当該中間製品の一定間隔で接合された領域の中央部を切断する工程を含むチャック付き袋体の製造方法であって、
上記チャックの係合片と上記平面部の内面とを接合する工程において、
上記平面部の外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着することを特徴とする、チャック付き袋体の製造方法である。
本発明のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程をさらに含むことが好ましい。
本発明のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことが好ましい。
本発明のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程、並びに、
前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことが好ましい。
上記の如き本発明のチャック付き袋体及びその製造方法によれば、内容物(固形物)を収納した袋体内に、利用時に液体(水又は湯)を容易に注ぎ入れてから再閉鎖した状態で、当該液体と内容物を接触させて浸漬処理させた後、当該液体を排出(水(湯)切り)させて固液分離することができ、そのまま容器としても用いることが可能なチャック付き袋体及びその製造方法が提供される。
本発明のチャック付き袋体は、
液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、
当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、
当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、
前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、
当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、
当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とするものである。
本発明のチャック付き袋体について、図1〜図14を用いて説明する。
図1は本発明のチャック付き袋体の一形態を示す図、図2は内容物をすでに収納した状態の袋体を示す図、図3は開封端部が開放されている袋体を示す図、図4は第二の開口部を有する袋体を示す図、図5はチャックが平面部の内面に接合されている状態を模式的に示す拡大断面図、図6は雄型係合片と雌型係合片の係合状態を示す図、図7は非接合領域がチャックの全域に渡って設けられていない状態の袋体を示す図、図8はチャックが袋体の上端部と側端部を結ぶ位置に設けられている状態の袋体を示す図、図9は焼きそばタイプの即席麺を収納した袋体を示す図、図10は引裂き容易化手段の具体的な形態を示す図、図11は把持部の具体的な形態を示す図、図12Aはガセットから構成される底部を有する袋体のガセットを折り畳んだ状態を示す図、図12Bはガセットから構成される底部を有する袋体に内容物を充填した状態を示す斜視図、図13Aはガセット側面部を有する袋体のガセットを折り畳んだ状態を示す図、図13Bはガセット側面部を有する袋体に内容物を充填した状態を示す斜視図、図14A1,2はガセットから構成される底部及びガセット側面部を有する袋体のガセットを折り畳んだ状態を示す図、図14Bはガセットから構成される底部及びガセット側面部を有する袋体に内容物を充填した状態を示す斜視図である。
以下、説明の便宜上、図1に示されるチャック付き袋体101の実施形態を主に参照して説明する場合がある。
図1に示されるチャック付き袋体101は、前側と後ろ側を構成する一対の平面部2,2を有する袋本体部1、当該袋本体部1の一端に配置された開口部となる開封端部3、及び当該開封端部3の近傍に設けられた開封後の開口部を再閉鎖及び再解放可能なチャック4を備える。
他の実施形態においては、袋本体部1の一端に配置された開口部は、すでに開口部となっている場合もある。通常、開封端部3は袋体の上端部に配置される。
上記袋本体部1を構成する一対の平面部2,2は、液体非透過性フィルムにより形成される。
液体非透過性フィルムとしては、水に代表される液体を袋体に注ぎ入れた際に、液体非透過性の特性を発揮できれば特に限定されず、一般的に各種液体充填袋体に用いられている薄く且つ柔軟な性状を有するフィルムを用いることができ、通常、プラスチックを主体とする積層フィルムが用いられるが、プラスチック1層のみからなる単層フィルムであってもよい。また、液体非透過性フィルムとしては、プラスチックの他に、防水加工した紙や布を用いることもできる。
上記袋本体部1を構成する開口部となる開封端部3は、図1に示すように、チャック4が取り付けられた位置よりも端縁側が、液密状態(密封状態)に閉鎖されていることが好ましい場面がある。
図2に示されるチャック付き袋体102の形態がむしろ主流だが、図1に示されるチャック付き袋体101の形態の方が好ましい場合もある。
例えば、利用時に袋体の開封端部3を開封して固形内容物を収納することを目的とする場面では、開封端部3は液密状態(密封状態)に閉鎖されている状態で商品として流通させることができる。
図1に示されるチャック付き袋体101は、利用時に袋体の開封端部3を開封して内容物を収納させる用途に用いるため、袋体を商品として流通させる段階では内容物は含まれてはいないが、図2に示されるチャック付き袋体102は、図1に示されるチャック付き袋体101と同様の袋体内に液体と接触させる内容物5をすでに収納した状態で商品として流通させることができる。
図2に示されるチャック付き袋体102のように、袋本体部1に液体と接触させる内容物5が収納され、且つ、当該袋本体部1の周縁が液密状態(密封状態)に閉鎖されていることが好ましい場面がある。
例えば、従来から成形容器で包装が行なわれてきた、焼きそばタイプの即席麺等の内容物を包装することを目的とする場面では、内容物をすでに収納した状態で、袋本体部1の周縁が液密状態(密封状態)となるように閉鎖されている状態で商品として流通させることができる。
なお、袋本体部1の周縁を液密状態(密封状態)にする方法としては、特に限定されないが、例えば、ヒートシール等による接合方法、折り曲げ等による加工方法等を挙げることができる。
上記袋本体部1を構成する開封端部3は、図3に示されるチャック付き袋体103のように、当該開封端部のチャック4が取り付けられた位置よりも端縁側が、すでに開口部となっていることが好ましい場面がある。
例えば、アウトドアの用途で切った野菜を水洗いすることなど、袋体をザルの代用品として用いることを目的とする場面では、開封端部3は液密状態(密封状態)としない中間製品の状態で商品として流通させることができる。
また、上記袋本体部1を構成する開封端部3は、図4に示されるチャック付き袋体104のように、袋本体部1の端縁のうち開封端部3が設けられている位置以外の位置に、内容物を収納するための第二の開口部となる第二の開封端部6が設けられていることが好ましい場面がある。
例えば、袋体を製造する場所とは異なる場所で、内容物を収納することを目的とする場面では、袋体の下端部を液密状態(密封状態)としない中間製品の状態で商品として流通させることができる。
上記袋本体部1を構成するチャック4は、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、図5に示すように、当該チャック4を構成する一対の係合片7a,7bは、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、互いに係合し合うように位置合わせされて、対向する一対の平面部2,2の内面に接合されて接合面が設けられる。
上記チャック4を構成する一対の係合片のうち少なくとも一方の係合片と、一対の平面部のうち少なくとも一方の平面部との接合面は、図1に示すように、液密状態(密封状態)となるように接合された接合領域8だけでなく、非接合領域9をさらに備える。
上記接合領域8は、不連続に接合されて設けられていることが好ましく、非接合領域9は断続的に存在するように設けられることが好ましい。
上記接合領域8は、袋本体部1の内部空間から外部への液体の通過が不可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体(固形内容物)の通過が不可能な封止部として作用する。一方、上記非接合領域9は、袋本体部1の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体(固形内容物)の通過が不可能な通液路として作用し、液体排出機能を発揮する。
なお、図1中、接合領域8は黒く塗りつぶして図示し、非接合領域9は白抜きで図示している。
上記非接合領域9は、一度開封した開封端部3から液体を注ぎ入れた後、チャック4を再閉鎖させた状態で袋体を逆さにして(傾けて)、当該液体を排出する際に、当該再閉鎖させたチャック4に負荷される内圧に耐え得るだけの再閉鎖保持力と、液体排出機能とのバランスが良好になるように、利用するチャック付き袋体の大きさ、及び収納する内容物の量及び内容物中の固体の大きさを考慮して、非接合領域の幅10を調整することが好ましい。
また、上記非接合領域9は、図1〜4、及び図8に示されるチャック付き袋体101〜104、及び108のように、当該非接合領域9がチャック4の全域に渡って設けられることが、液体を排出する際に、再閉鎖させたチャック4に負荷される内圧を分散させることができるという観点から好ましいが、上記非接合領域9は、図7に示されるチャック付き袋体107のように、当該非接合領域9がチャック4の全域に渡って設けられていなくても、チャック4が有する再閉鎖保持力と、液体排出機能とのバランスが損なわれない限り特に問題はない。
図5に示すように、チャック4を構成する一対の係合片7a,7bは、互いに係合可能、且つ再閉鎖及び再解放可能であり、当該チャック4が有する再閉鎖保持力と、液体排出機能とのバランスが良好になるものであれば特に限定されないが、好ましく用いられる一対の係合片としては、図6に示すように、線状の雄型爪部11を1列以上有する雄型係合片12と、線状の雌型爪部13を1列以上有する雌型係合片14とを挙げることができる。
上述してきた構成要件を有するチャック4は、図1〜4、及び図7に示されるチャック付き袋体101〜104、及び107のように、袋本体部1の幅方向のほぼ全域に渡って配置されることが好ましい場面がある。
例えば、袋本体部1の開封端部3を開封する際には、当該開封端部3を大きく開くことができるため、液体を注ぎ入れる作業、及び内容物の収納が容易であると共に、当該内容物を食する際には、食べ易い容器としての利用価値が高くなる利点がある。
また、上述してきた構成要件を有するチャック4は、チャック4が有する再閉鎖保持力と、液体排出機能とのバランスが損なわれない限り、図8に示されるチャック付き袋体108のように、袋本体部1の上端部と側端部を結ぶ領域に渡って配置されることが好ましい場面がある。
例えば、注ぎ入れた液体を排出する際には、袋体を完全に逆さにせずとも、傾けるといった簡易な作業によって、液体排出を行なうことができる。
本発明で特定したチャック4は、特許文献4に開示されている「面状ファスナー」、及び特許文献5に開示されている「ジッパー」のような、特殊な形状加工を施した部材である必要はなく、上述した再閉鎖保持力と液体排出機能とのバランスが良好に保てるものであれば特に限定されず、本発明においては、市販されている一般的な再閉鎖及び再解放可能なチャックを用いることができるため、チャック付き袋体の生産性が高く、コスト面で安価となる利点がある。
ここで、上述してきた本発明のチャック付き袋体が有する、一連の機能(液体注入機能、浸漬処理機能、及び液体排出機能)について、後述する底部にガセットを有するチャック付き袋体(図12参照)に内容物を収納させた態様を例に挙げて、図9A〜Dを用いて具体的に説明する。なお、内容物としては、焼きそばタイプの即席麺を例に挙げる。
本発明のチャック付き袋体は、図9Aに示すように、麺だけでなく、キャベツ等の具、ソース等の調味料、さらに飲食時に使う箸なども収納させて商品として流通させることができる。
本発明のチャック付き袋体は、利用時には、図9Bに示すように、当該袋体の開封端部3を開封して、麺及びキャベツ等の具は袋体にそのまま残し、ソース等の調味料、及び箸などは袋体から取り出し、大きく開封した開封端部3から湯を注ぎ入れた後、チャック4を再閉鎖させた状態で、当該湯と麺及びキャベツ等の内容物を接触させて蒸らし調理(浸漬処理を施した調理)を所定時間行なう。
次に、図9Cに示すように、チャック4を再閉鎖させたままの状態で、当該袋体を逆さにして、非接合領域9が通液路として作用し、湯切りを行なうことができる。次に、図9Dに示すように、取り出しておいたソース等の調味料を加えて味付けした後に、当該袋体をそのまま容器として用い、取り出しておいた箸を使って内容物を食することができる。さらに当該袋体利用後の廃棄時には、ゴミの減容化を図ることも可能である。
本発明のチャック付き袋体に収納可能な内容物としては、例えば、焼きそばに代表される麺類、及びアルファ化米等の熱湯調理が必要な即席食品(非常食品);わかめ、かんぴょう、干ししいたけ、干し貝柱、及び干し海老等の水戻しが必要な乾燥食品;こんにゃく、及び漬物等の水分が内容物と共存するような食品;等が代表的に挙げられる。
また、本発明のチャック付き袋体は、例えば、当該袋体に内容物として、野菜及び浅漬けの素を投入し、一定時間浸漬した後あるいは揉み込みした後、当該浅漬けの素を排出する等の漬物調理の用途に用いることができる。また、当該袋体に内容物として、野菜を投入し、水を注入し、揉み洗いした後、水を排出し、再度、水を注入・もみ洗い・排出の一連の作業を繰り返し行う等の野菜洗浄の用途に用いることもできる。
前記袋本体部1を構成する開口部となる開封端部3の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が、液密状態に閉鎖されている場合、袋体の利用時には、開封端部3を開封して開放系にする必要がある。
本発明において液密状態に閉鎖されている開封端部3を開封する際には、鋏などの切断具を用いることなく、手指の力によって簡便に所定の位置で切り取ることができるように、引裂き強度の低い箇所を設ける加工を施す手段(引裂き容易化手段)を袋本体部1に備えることが好ましい。
上記引裂き容易化手段は、図10に示すように、開封端部3(液密状態となるように閉鎖されている部分)と、チャック4が取り付けられている位置との間の位置に設けることが好ましい。
上記引裂き容易化手段の具体的な形態としては、図10Aに示すように、チャック4と平行に設けられた袋本体部1の粗面加工部15、図10Bに示すように、チャック4と平行に設けられたミシン目16、及び図10Cに示すように、袋本体部1の側縁に設けられた切欠き部17から選ばれることが好ましい。
上記粗面加工部15の形状は、一般には針、サンドペーパー、砥粒等を用いて、貫通孔を設けるか若しくは引っかき傷を設ける等の加工が施された形状であれば特に限定されず、公知の方法を採用することができる。
また、上記切欠き部17の形状は、切り取り方向に鋭角部分を有する形状であれば特に限定されず、一般にはI字形状またはV字形状の切欠きが採用される。
本発明のチャック付き袋体を用いて、液体排出(水切り又は湯切り)作業を行なう際には、当該袋体を逆さにして(傾けて)作業を行なう必要がある。
上記液体排出作業を行なう際には、袋体を持ち上げ易く(傾け易く)して当該作業を行ない易くするために、図11Aに示すように、袋本体部1の両方の側縁部の全域に、または、図11Bに示すように、袋本体部1の片方の側縁部の全域に、上縁シール部及び底縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部18を袋本体部1に備えることが好ましい。
上記袋本体部1の少なくとも一方の側縁部の全域に設けられたシール部からなる把持部18の幅は、通常、上縁シール部及び底縁シール部の幅の1.5倍以上であり、2倍以上であることが好ましく、3倍以上であってもよい。
また、図11Cに示すように、袋本体部1の底縁部の全域に、上縁シール部及び側縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部18を袋本体部1に備えることが好ましい。
上記袋本体部1の底縁部の全域に設けられたシール部からなる把持部18の幅は、通常、上縁シール部及び側縁シール部の幅の1.5倍以上であり、2倍以上であることが好ましく、3倍以上であってもよい。
上記図11A〜Cに示すように、シール部からなる把持部18を袋本体部1に備えることにより、液体排出(水切り又は湯切り)作業を行なう際には、袋体が持ち上げ易く(傾け易く)なり、当該作業が行ない易くなり、特に、湯切りを行なう際には、熱による作業効率の低下を防止することもできる。
さらに、把持部18の一部の領域にヒモ等の補助部材を取り付けることにより、袋体の持ち上げ易さ(傾け易さ)や作業効率の向上を追求することもできる。
図12〜図14は、本発明の実施形態にかかるガセット袋を示している。
一般に、ガセット袋は、平袋に比べて奥行きを大きく形成できるため、内容物を収納する際には、収容量を大きくすることができ、内容物を収納する前には、折線で折り畳んでおくことで、袋体の嵩張りを防止することもできる。
本発明のチャック付き袋体は、内容物の収納を行なう際には、収納作業を行ない易い形態を有していることが好ましく、商品として店頭で販売する際には、陳列適性に優れる形態を有する袋体であることが好ましい。さらに、本発明のチャック付き袋体は、内容物を食する際には、容器としての機能を果たして食べ易い形態を有する袋体であることが好ましい。
上記好ましい形態を袋体に付加するために、図12A及びBに示されるチャック付き袋体112のように、袋体に折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線19を備えるガセットから構成される底部20を設けることにより、袋体に自立性を付与させることが好ましい。
上記底部を構成するガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両下端部とが、それぞれ接合され、さらに下向きに凸となるような円弧状にそれぞれ接合されて取り付けられることが好ましい。
但し、上記底部を構成するガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両下端部とが、それぞれ接合されているのみで取り付けられていてもかまわない。
上記ガセットから構成される底部20の存在により、袋体に自立性を付与させることができ、袋体の横転が起こり難くなり、内容物の収納を行ない易くできると共に、店頭での陳列を見栄え良くすることもできる。また、内容物を食する際には、袋体に自立性が付与されているため、食べ易い容器としてそのまま用いることもできる。
なお、図1〜4、及び図7、8に示されるチャック付き袋体101〜104、及び107、108のような平袋であっても、当該平袋を支えられるような台等を用いることにより、当該平袋に自立性を付与させることができるため、図12A及びBの袋体が有する好ましい形態を当該平袋にも付加させることができる。
本発明のチャック付き袋体は、容量が多い内容物の収納を行なう際には、側部の奥行きを大きく形成でき、容量面での収納性に優れる形態を有する袋体であることが好ましい。
上記好ましい形態を袋体に付加するために、図13A及びBに示されるチャック付き袋体113のように、袋体に折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線19を備えるガセットから構成される一対のガセット側面部21,21を設けることにより、袋体に容量面での収納性を付与させることが好ましい。
上記側面部を構成する上記一対のガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両側端部とが、それぞれ接合されて取り付けられていることが好ましい。
また、上記図13A及びBに示されるチャック付き袋体113の開封端部3の近傍に設けられるチャック4は、一対の平面部2,2同士が直接接合するように設けられた領域に配置されていることが好ましい。
なお、ガセット側面部20の構成については特開平7−24941に開示されているガセット袋の形態を採用することができる。
本発明のチャック付き袋体は、容量が多い内容物の収納を行なう際にも、収納作業を行ない易い形態を有していることが好ましく、商品として店頭で販売する際には、陳列適性に優れる形態を有する袋体であることが好ましい。さらに、本発明のチャック付き袋体は、内容物を食する際には、容器としての機能を果たして食べ易い形態を有する袋体であることが好ましい
上記好ましい形態を袋体に付加するために、図14A1,A2及びBに示されるチャック付き袋体114のように、袋体に折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線19を備えるガセットから構成される底部20、及び袋体に折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線19を備えるガセットから構成される一対のガセット側面部21,21を設けることにより、袋体に自立性、及び容量面での収納性を付与させることが好ましい。
上記底部を構成するガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両下端部とが、それぞれ接合されて取り付けられることが好ましく、上記側面部を構成する上記一対のガセットは、当該ガセットの幅方向の両端部と、平面部2,2の内面の両側端部とが、それぞれ接合されて取り付けられていることが好ましい。
上記ガセットから構成される底部20、及びガセットから構成される一対のガセット側面部21,21の存在により、内容物の収納を行ない易くできると共に、容量が多い内容物の収納にも対応でき、店頭での陳列を見栄え良くすることもできる。また、内容物を食する際には、袋体に自立性が付与されているため、食べ易い容器としてそのまま用いることもできる。
ここで、本発明のチャック付き袋体の製造方法について説明する。
本発明のチャック付き袋体の製造方法は、
液体非透過性フィルムを搬送する工程、当該液体非透過性フィルムからなる平面部の内面を合わせるように1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むか又は2枚の液体非透過性フィルムを向き合わせる工程、当該平面部の向き合わせた一対の内面の間にチャックを挿入する工程、当該チャックを当該平面部の内面の間に位置合わせする工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面とを接合する工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面との接合方向と直交する方向に一定間隔で接合して2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結し、開口部となる位置の近傍にチャックが配置された中間製品を形成する工程、及び当該中間製品の一定間隔で接合された領域の中央部を切断する工程を含むチャック付き袋体の製造方法であって、
上記チャックの係合片と上記平面部の内面とを接合する工程において、
上記平面部の外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着することを特徴とするものである。
本発明のチャック付き袋体の、一対の平面部を構成し得る液体非透過性フィルムは、搬送ロール等の搬送手段によって搬送が行なわれる。
上記搬送には、1枚の液体非透過性フィルムのみを搬送させて、後述する工程を経て袋体を製造することもできるが、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させて後述する工程を経て袋体を製造することもできる。
上記液体非透過性フィルムの搬送過程で、互いに平面部の内面となり得る液体非透過性フィルムの面同士が向き合うように向き合わせる。
上記向き合わせには、上記搬送過程で、1枚の液体非透過性フィルムのみを搬送させた場合には、1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むことにより向き合わせを行ない、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させた場合には、上記平面部の内面同士が向き合うように向き合わせを行なう。
上記1枚又は2枚の液体非透過性フィルムは、平面部の内面となり得る面同士を互いに向き合わせた状態で、当該面同士の間に、チャックを挿入させる。
上記チャックは、当該チャックの係合片を互いに係合させた状態で一度に挿入することが好ましいが、当該チャックの係合片を互いに係合させる前の状態で2回に分けて挿入してもよい。
上記チャックを挿入させる方向は、チャックの挿入が容易であり、本発明にかかるチャック付き袋体の生産性を上げることができることから、上記液体非透過性フィルムの搬送方向と同方向であることが好ましいが、当該搬送方向と同方向でなくとも本発明にかかる袋体を製造することは可能である。
上記平面部の内面となり得る面同士の間に挿入されたチャックは、本発明にかかる袋体の開口部となり得る側の近傍に配置されるように、当該チャックの位置合わせを行なう。
上記開口部となり得る側の近傍に位置合わせされたチャックは、当該チャックの各係合片の幅方向の両端部と、上記各平面部の内面とを接合させる。
上記係合片と上記平面部の内面との接合は、当該平面部の外面となり得る液体非透過性フィルムの外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着させることにより行なう。当該凹部が押し当てられた領域には、非接合領域が形成され、当該凸部が押し当てられた領域には、接合領域が形成される。
上記係合片と上記平面部の内面との接合がなされた液体非透過性フィルムは、当該係合片の接合方向と直交する方向に、一定間隔で、当該液体非透過性フィルムの内面同士を接合させる。当該内面同士の接合により、本発明にかかる2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結した状態の中間製品が形成される。
なお、上記搬送工程において、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させた場合には、底部となり得る液体非透過性フィルムの内面同士を接合させる必要がある。
上記本発明にかかる2つ以上の袋体が側縁部で連結された状態の中間製品は、一定間隔で、当該側縁部の連結された接合領域の中央部を、カッター等の切断手段を用いて切断することにより、本発明にかかる2つ以上の袋体の連結が解かれ、所望の本発明のチャック付き袋体が得られる。
次に、本発明のチャック付き袋体の実施形態にかかるガセット袋の製造方法について説明する。
本発明にかかる、底部にガセットを有する袋体は、上述した本発明のチャック付き袋体の製造方法の工程に、底部ガセットを設ける下記工程を含めることにより製造することができる。
本発明にかかる袋体の底部にガセットを設ける場合、前記搬送工程を行なう際には、2枚の液体非透過性フィルムを併走搬送させることが好ましく、当該2枚の液体非透過性フィルムの搬送の過程において、互いに平面部の内面となり得る液体非透過性フィルムの内面同士が向き合うように向き合わせを行なう。
上記2枚の液体非透過性フィルムは、平面部の内面となり得る面同士を互いに向き合わせた状態で、当該一対の内面の間の底縁部に、折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入させる。
上記ガセットを挿入させる方向は、上記一対の内面の間の底縁部へのガセットの挿入が容易であれば、特に限定されない。
上記平面部の内面となり得る面同士の間に挿入された上記ガセットは、当該平面部の内面の間の底縁部に配置されるように、当該ガセットの位置合わせを行なう。
上記平面部の内面の間の底縁部に位置合わせされた上記ガセットは、当該ガセットの長手方向の両端部と、上記各平面部の内面の間の底縁部の両端部とをそれぞれ接合させる。
本発明にかかる、側部にガセットを有する袋体は、上述した本発明のチャック付き袋体の製造方法の工程に、側部ガセットを設ける下記工程を含めることにより製造することができる。
本発明にかかる袋体の側部にガセットを設ける場合、先ず、側部ガセットとなる筒状体を形成するために、液体非透過性フィルムの端同士を接合して当該筒状体の形成を行なう。
上記ガセットとなる筒状体は、前記平面部の内面となり得る面同士を互いに向き合わせた状態で、当該一対の内面の間に、前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から挿入させる。
前記チャックが配置される開口部となり得る側の近傍において、上記一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように、上記ガセットとなる筒状体を潰しながら、当該一対の内面の間の側縁部に配置されるように、当該ガセットとなる筒状体の位置合わせを行なう。
上記一対の内面の間の側縁部に位置合わせされた、上記ガセットとなる潰された筒状体は、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該各平面部の内面の間の側縁部とをそれぞれ接合させる。
本発明にかかる、底部及び側部にガセットを有する袋体は、上述した本発明のチャック付き袋体の製造方法の工程に、上述した底部ガセットを設ける工程、及び上述した側部ガセットを設ける工程を含めることにより製造することができる。
図1は、本発明のチャック付き袋体の一形態を示す図である。 図2は、内容物をすでに収納した状態の本発明のチャック付き袋体を示す図である。 図3は、開封端部が開放されている本発明のチャック付き袋体を示す図である。 図4は、第二の開口部を有する本発明のチャック付き袋体を示す図である。 図5は、チャックが平面部の内面に接合されている状態を模式的に示す拡大断面図である。 図6は、雄型係合片と雌型係合片の係合状態を示す図である。 図7は、非接合領域がチャックの全域に渡って設けられていない状態を示す本発明のチャック付き袋体の図である。 図8は、チャックが袋体の上端部と側端部を結ぶ位置に設けられている状態を示す本発明のチャック付き袋体の図である。 図9は、焼きそばタイプの即席麺を収納した本発明のチャック付き袋体を示す図である。 図10は、引裂き容易化手段の具体的な形態を示す図である。 図11は、把持部の具体的な形態を示す図である。 図12は、ガセットから構成される底部を有する本発明のチャック付き袋体を示す図である。 図13は、ガセット側面部を有する本発明のチャック付き袋体を示す図である。 図14は、ガセットから構成される底部及びガセット側面部を有する本発明のチャック付き袋体を示す図である。
符号の説明
1 袋本体部
2 平面部
3 開封端部
4 チャック
5 液体と接触させる内容物
6 第二の開口部となる第二の開封端部
7a 係合片
7b 係合片
8 接合領域
9 非接合領域
10 非接合領域の幅
11 雄型爪部
12 雄型係合片
13 雌型爪部
14 雌型係合片
15 粗面加工部
16 ミシン目
17 切欠き部
18 把持部
19 折線
20 ガセットから構成される底部
21 ガセットから構成される側面部
22 舌部
101 本発明のチャック付き袋体の実施形態
102 本発明のチャック付き袋体の実施形態
103 本発明のチャック付き袋体の実施形態
104 本発明のチャック付き袋体の実施形態
107 本発明のチャック付き袋体の実施形態
108 本発明のチャック付き袋体の実施形態
112 本発明のチャック付き袋体の実施形態
113 本発明のチャック付き袋体の実施形態
114 本発明のチャック付き袋体の実施形態

Claims (18)

  1. 液体非透過性フィルムからなり、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する一対の平面部を有する袋本体部と、
    当該袋本体部の一端に配置された、開口部となる又はすでに開口部となっている開封端部と、
    当該開封端部の近傍に設けられた、開封後の開口部を再閉鎖可能なチャックとを備え、
    前記チャックは、互いに係合し合う一対の係合片から構成され、
    当該各係合片が、一対の平面部の内面に、開口部の幅方向の一端から他端へと横断し、且つ、係合可能に対向する位置に接合されており、
    当該係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が、袋本体部の内部空間から外部への液体の通過が可能で、且つ、所定寸法よりも大きい固体の通過が不可能な非接合領域を有していることを特徴とする、チャック付き袋体。
  2. 前記係合片のうち少なくとも一方と平面部との接合面が不連続に接合されていることを特徴とする、請求項1に記載のチャック付き袋体。
  3. 前記チャックを構成する一対の係合片は、線状の雄型爪部を1列以上有する雄型係合片と、線状の雌型爪部を1列以上有する雌型係合片とからなることを特徴とする、請求項1または2に記載のチャック付き袋体。
  4. 前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が液密状態に閉鎖されていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  5. 前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が液密状態に閉鎖され、且つ、当該チャックが取り付けられた位置と、当該液密状態に閉鎖されている位置の間に、袋本体の引裂きを容易にする引裂き容易化手段を備えていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  6. 前記引裂き容易化手段が、前記チャックと平行に設けられた袋本体部の粗面加工部、前記チャックと平行に設けられたミシン目、及び、袋本体部の側縁に設けられた切欠き部から選ばれることを特徴とする、請求項5に記載のチャック付き袋体。
  7. 前記袋本体部が、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備えるガセットから構成される底部とを有し、当該底部により自立性が付与されていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  8. 前記袋本体部が、少なくとも袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備え、且つ、袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域を残して形成された一対のガセット側面部とを有し、
    前記開封端部が前記袋本体部の上部側に配置され、前記チャック部が前記袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  9. 前記袋本体部が、袋の前側と後ろ側を構成する前記一対の平面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備え、且つ、袋本体部の上部近傍において前記一対の平面部同士が直接接合する領域を残して形成された一対のガセット側面部と、折ひだ状に袋の内方に折り込まれた折線を備えるガセットから構成される底部とを有し、当該底部により自立性が付与されていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  10. 前記袋本体部の少なくとも一方の側縁部の全域に、前記袋本体部の上縁シール部及び底縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部を備えることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  11. 前記袋本体部の底縁部の全域に、前記袋本体部の上縁シール部及び側縁シール部の幅よりも幅広いシール部からなる把持部を備えることを特徴とする、請求項1乃至10のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  12. 前記開封端部の前記チャックが取り付けられた位置よりも端縁側が、すでに開口部となっていることを特徴とする、請求項1乃至11のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  13. 前記袋本体部の端縁のうち開封端部が設けられている位置以外の位置に、第二の開口部が設けられていることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  14. 前記袋本体部に液体と接触させる内容物が収納され、且つ、当該袋本体部の周縁が液密状態に閉鎖されていることを特徴とする、請求項1乃至13のいずれかに記載のチャック付き袋体。
  15. 前記液体非透過性フィルムを搬送する工程、当該液体非透過性フィルムからなる平面部の内面を合わせるように1枚の液体非透過性フィルムを折り畳むか又は2枚の液体非透過性フィルムを向き合わせる工程、当該平面部の向き合わせた一対の内面の間にチャックを挿入する工程、当該チャックを当該平面部の内面の間に位置合わせする工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面とを接合する工程、当該チャックの係合片と当該平面部の内面との接合方向と直交する方向に一定間隔で接合して2つ以上の袋体が互いに側縁部において連結し、開口部となる位置の近傍にチャックが配置された中間製品を形成する工程、及び当該中間製品の一定間隔で接合された領域の中央部を切断する工程を含むチャック付き袋体の製造方法であって、
    上記チャックの係合片と上記平面部の内面とを接合する工程において、
    上記平面部の外面から、凹部及び凸部となる段差を有するヒートシールバーを押し当てて融着することを特徴とする、チャック付き袋体の製造方法。
  16. 請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
    前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法。
  17. 請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
    前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項15または16に記載のチャック付き袋体の製造方法。
  18. 請求項15に記載のチャック付き袋体の製造方法の工程において、
    前記液体非透過性フィルムからなる平面部の向き合わせた一対の内面の間の底縁部に折ひだ状に内方に折り込まれた折線を備えるガセットを挿入する工程、当該ガセットを当該平面部の内面の間の底縁部に位置合わせする工程、及び当該ガセットと当該平面部の内面の底縁部とを接合する工程、並びに、
    前記液体非透過性フィルムの端同士を接合してなる筒状体を形成する工程、当該筒状体を前記液体非透過性フィルムの搬送方向と直交する方向から前記平面部の向き合わせた一対の内面の間に挿入する工程、前記チャックが配置される開口部となる位置の近傍において一対の平面部の内面同士が直接接合する領域を残すように当該筒状体を潰しながら当該平面部の内面の間の側縁部に位置合わせする工程、当該潰された筒状体の前面及び背面の中央部と当該平面部の内面とを接合する工程をさらに含むことを特徴とする、請求項15乃至17のいずれかに記載のチャック付き袋体の製造方法。
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