JP2582320Y2 - 提げ手付き合成樹脂製包装用袋 - Google Patents

提げ手付き合成樹脂製包装用袋

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JP2582320Y2
JP2582320Y2 JP1992056686U JP5668692U JP2582320Y2 JP 2582320 Y2 JP2582320 Y2 JP 2582320Y2 JP 1992056686 U JP1992056686 U JP 1992056686U JP 5668692 U JP5668692 U JP 5668692U JP 2582320 Y2 JP2582320 Y2 JP 2582320Y2
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synthetic resin
hand
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憲一郎 川副
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THE PACK CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、提げ手付き合成樹脂
製包装用袋、とくに紙おむつ、生理用パッド等の圧縮可
能な物品の包装に好適に用いられる提げ手付き合成樹脂
製包装用袋に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】従来、紙おむつの包装用袋とし
て、図3に示すようにポリエチレン等の熱可塑性合成樹
フィルムないしはシートからなる袋本体(21)の上
縁内面に、袋本体(21)と同様のポリエチレン等の
可塑性合成樹脂製フィルムないしはシートからなる帯状
の一対の提げ手(22)(22)が、相互に分離した状
態に取付けられた包装用袋が公知である(例えば、実開
昭61−77344号、実開昭63−161149
号)。
【0003】ところで、紙おむつはいわゆる暈の張る商
品であり、販売価格の割には保管スペース、輸送スペー
スを多く必要とするものである。そこで、最近では、そ
れらの省スペース化を図るために、並列させた多数個の
紙おむつを圧縮して暈を低くし、その圧縮状態の紙おむ
つを包装用袋に詰めたものが販売されるようになってき
ている。
【0004】このような圧縮状態の紙おむつを包装した
袋は、その複数個が、さらに段ボール箱に詰められて輸
送、保管されるのであるが、量販店等において、この段
ボール箱から紙おむつをその包装用袋ごと取り出す際
に、常に一対の提げ手(22)(22)を掴んで引っ張
り出すものとは限らず、片一方の提げ手(22)のみを
掴んで引っ張り出すことがある。そうすると、全体の重
量は、引っ張り出そうとして掴んだ提げ手(22)のみ
にかかるために、提げ手(22)が袋本体(21)から
千切れたり、袋本体(21)と提げ手(22)との融着
箇所近辺が破れたりして、購買者が持ち帰る際に提持携
行を行い難くなってしまうことがある。このような事態
を回避するためには、袋本体(21)をできるだけ丈夫
なものにしたり、提げ手(22)(22)と袋本体(2
1)との融着部分だけでも強化したりすれば良いが、そ
うするとコストを上げることになってしまう。
【0005】また、量販店では、多数個を積み上げた状
態で、展示、販売することがあるが、その積み上げ状態
において、提げ手(22)が外にはみ出していると、外
観体裁が悪いばかりか、何かに引っ掛かって不本意に積
み上げ状態が崩れる虞もある。もとより、積み上げ時
に、一つずつ確実に、提げ手(22)が外にはみ出ない
ように積み上げていけば良いが、そのような作業は結構
面倒である。
【0006】この考案は、上記のような問題点を解決す
ることを目的として考案されたもので、分離させない限
りは一対の提げ手を常に接合したものとして取り扱うこ
とができると共に、必要に応じて、容易に接合状態を解
除して、通常の提げ手付き包装用袋と同様な状態で提持
携行ができ、開口取り出し口が袋本体の頂部に設定され
ている場合にも提げ手が邪魔になることなく袋本体から
被包装物を取り出すことができ、かつ、従来の提げ手付
き包装用袋とほぼ同じコストで製造することのできる提
げ手付き合成樹脂製包装用袋を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】而して、上記目的を達成
するために、この考案は、一対の提げ手どうしを熱溶
又は接着により接合すると共に、その接合状態を必要に
応じて容易に解除できるようにしたものである。
【0008】すなわち、この考案は、ポリエチレン等の
熱可塑性合成樹脂フィルムないしはシートからなる袋本
体の上端部にポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィル
ムないしはシートからなる一対の提げ手が取り付けられ
てなる包装用袋において、前記一対の提げ手どうしが、
把持部の1ないし複数箇所において、引っ張りにより容
易に分離可能な程度に熱溶着又は接着により接合されて
なることを特徴とする提げ手付き合成樹脂製包装用袋、
を要旨としている。
【0009】
【作用】一対の提げ手が、1ないし複数箇所において
溶着又は接着により接合されているので、提げ手を掴ん
で提げ持つ際に、常に荷重が両方の提げ手に分散され
る。
【0010】また、一対の提げ手の接合状態は、引っ張
りにより容易に分離可能な程度のものであるから、必要
に応じて、接合状態を解除することができ、被包装物の
取り出しを妨げることがない。
【0011】
【実施例】以下、この考案を図面に示す実施例に基いて
説明する。
【0012】(1)はポリエチレン等の熱可塑性合成樹
脂フィルムよりなる袋本体、(2)(2)は、前記袋本
体(1)より厚手の熱可塑性合成樹脂フィルムよりなる
一対の帯状の提げ手片で、前記袋本体(1)の袋口内側
の対向位置に各々の端部を熱溶着されて取り付けられて
いる。また、この一対の提げ手(2)(2)どうしは、
その長さ方向の中央部において幅方向に互いに熱溶着さ
れ、接合されている。この接合強度は、引っ張りにより
容易に分離することができる程度のものである。図中、
(3)は提げ手(2)(2)どうしの溶着部、(4)は
提げ手(2)(2)と袋本体(1)との溶着部を示す。
【0013】前記袋本体(1)は、連続する長尺の熱可
塑性合成樹脂フィルムを、幅方向の中央より所定寸法、
即ち後述する底部封緘片(5)の縦幅だけ一方に片寄っ
た位置で、断面V字状の折り込み頂部閉蓋片(6)を介
して2つ折り状となし、次いで、袋本体(1)の所定の
横幅寸法ごとに横断方向に熱溶断することにより機械的
に連続生産されて、個々に有蓋の袋形態に形成されたも
のである。従って、袋本体(1)は、その相対する前後
壁(1a)(1b)の上端に、断面V字状に下方に折り
込まれた頂部閉蓋片(6)が連設されると共に、上記前
後壁(1a)(1b)の両側縁部が、それらの上側部間
に上記断面V字状に折り込まれた頂部閉蓋片(6)の両
側縁部を挟み込まれた状態で、相対する面どうしを全長
に亙って溶着されたものとなされている。図中、(7)
は前後壁(1a)(1b)の両側端縁相互の溶着部、
(7a)はその上側の頂部閉蓋片(6)の端縁を挟み込
んだ溶着部、(8)は頂部閉蓋片(6)の幅方向中央部
に設けられた開封用ミシン目である。
【0014】また、上記前後壁(1a)(1b)の上縁
部と頂部閉蓋片(6)の前後上縁部とは、対向面どうし
を各々全幅に亙って熱溶着され、重合上縁部(9a)
(9b)が形成されている。この熱溶着は、頂部閉蓋片
(6)の前後上縁部どうしが相互に溶着されるのを防止
するために前後上縁部間にスペーサ(図示省略)を介在
せしめた状態で行われている。従って、前記提げ手
(2)(2)は、厳密に言うと、頂部閉蓋片(6)の重
合上縁部(9a)(9b)の内面対向位置に取り付けら
れている。図中(10)は、上記重合上縁部(9a)
(9b)の下側に施された熱溶着部である。
【0015】而して、上記構成を有する包装用袋は、袋
本体(1)の底部から被包装物を収納した後、底部封緘
片(5)を前壁(1a)側に折り曲げ、底部封緘片
(5)と後壁(1b)の下縁部との間に前壁(1a)の
下縁部(1b)を挟み込んだ状態でこれら熱溶着して三
者一体化し、密封するものである。
【0016】なお、上記実施例において、提げ手(2)
(2)どうしの接合は熱溶着によりなされかつ接合箇所
も一箇所であるが、接合に接着剤を用いても良いし、引
っ張りにより容易に分離できるのであれば、接合箇所を
2箇所以上の複数箇所としても良い。
【0017】
【考案の効果】この考案に係る提げ手付き合成樹脂製包
装用袋は、上述の次第で、提げ手(2)(2)どうしが
接合されているので、提げ持つ際に常に一対の提げ手
(2)(2)を掴むことができる。従って、一方の提げ
手(2)のみに荷重がかかって、提げ手(2)が千切れ
たり、袋本体(1)が破れたりすることがない。また、
提げ手(2)(2)どうしの接合は、引っ張りにより容
易に分離可能な程度に熱溶着又は接着により接合されて
いるだけであるので、必要に応じて接合を解除でき、被
包装物の出し入れを妨げることがない。
【0018】さらに、提げ手(2)は、ポリエチレン等
の熱可塑性合成樹脂フィルムないしはシートからなるの
で、成形金型等を要することなくかつ袋本体と同じ素材
のもので製作できると共に、提げ手(2)(2)どうし
の接合は、従来の提げ手付き合成樹脂製包装用袋の製造
工程の中で簡単に行えるので、ほとんどコストを上げる
ことなく製作できるという経済的利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る包装用袋の斜視図である。
【図2】同要部断面図である。
【図3】従来の包装用袋の斜視図である。
【符号の説明】
1…袋本体 2…提げ手

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィ
    ルムないしはシートからなる袋本体の上端部にポリエチ
    レン等の熱可塑性合成樹脂フィルムないしはシートから
    なる一対の提げ手が取り付けられてなる包装用袋におい
    て、前記一対の提げ手どうしが、把持部の1ないし複数
    箇所において、引っ張りにより容易に分離可能な程度に
    熱溶着又は接着により接合されてなることを特徴とする
    提げ手付き合成樹脂製包装用袋。
JP1992056686U 1992-08-12 1992-08-12 提げ手付き合成樹脂製包装用袋 Expired - Fee Related JP2582320Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010241455A (ja) * 2009-04-03 2010-10-28 Orion Kikai Kogyo Kk 提げ手部材の取付構造及び手提げバッグ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822010U (ja) * 1971-07-23 1973-03-13
JPS502062U (ja) * 1973-05-02 1975-01-10

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