JP3922731B2 - 遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータ - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、型式試験が必要とされるパチンコ遊技機等の制御用ワンチップマイクロコンピュータチップに関し、ロジックステートアナライザーによるCPUの測定が可能でありながら、CPUが内蔵ROM、内蔵RAM以外の外部記憶手段へのアクセスができないように制御されたチップに関するものである。
【0002】
【従来技術】
一般に知られている遊技機制御用のワンチップマイクロコンピュータとしては、内部バスがワンチップ外部から完全に隔離されているものか、拡張メモリー、拡張I/O用にバスが外部へ出力されているものとがある。前者の場合は、完全に外部からのアクセスが禁止されているために、外部へのアクセスは不可能である。また後者の場合は、バスが外部を出ているためにチップ内CPUは外部の記憶手段に対してアクセスすることが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら前者の場合は、外部メモリーへのアクセスができないばかりでなくロジックステートアナライザーによるCPUの測定ができないために型式試験終了後のCPUの検査ができないという不都合がある。また後者の場合は、外部アクセスのためのバスが外部にでているために外部拡張メモリーへのアクセスができるばかりでなく、型式試験時又は終了後のCPUの検査ができるが、検定後に不正ROM等を拡張バスに外付けされる可能性がある。
そこで本発明はかかる従来技術の欠点に鑑みなされたもので、外部にバスをだすことによりCPUの測定を可能にすると共にCPUが外部メモリー等へのアクセスをしようとした場合にそれを禁止するようなバス制御回路を有する遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータチップを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明は、プログラムが書き込まれた内蔵ROMと、該内蔵ROMに書き込まれたプログラムの実行を行うCPUと、プログラムの作業領域として使用される内蔵RAMと、データバス及びアドレスバスの制御行うバス制御回路とからなり、アドレスバス端子とデータバス端子を有し型式試験が必要な遊技機に搭載される遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータにおいて、
前記バス制御回路が、前記内蔵ROMと前記内蔵RAM以外の外部メモリーへの動作を禁止するとともにロジックステートアナライザーによる測定が可能なようにCPUの情報を外部に出力するためにモードを選択するための条件が入力される条件入力コントロール部と、該条件入力コントロール部からの出力信号に基づきデータバス及びアドレスバスを入力方向又は出力方向の指示を与えるバスディレクション制御部と、該バスディレクション制御部の制御信号に基づきデータバス及びアドレスバスを入力状態又は出力状態に切り替えるI/Oバッファ部とを有するものからなり、
前記バス制御回路の条件入力コントロール部に入力された入力条件が、アドレスバスの場合は、ICEモード、EPROM書き込みモード、及びリセット入力時の時であり、データバスの場合はICEモードで内部RAM及び内部I/OのWR時、並びにEPROM書き込みモードのROMWR時に設定されていることを特徴とする遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータにより本目的を達成する。
【0005】
【作用】
本発明にかかる遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータでは、条件入力コントロール部に所定の条件入力信号を入力することにより、バスディレクション制御部がI/Oバッファ部に対してデータの入力方向の指示を与え、データバス及びアドレスバスを入力又は出力に切り替える。
ロジックステートアナライザでクリップした状態で、I/Oバッファー部のデータバス及びアドレスバスを出力側に切り替えることによりCPUの動作の測定を可能にする。また、I/Oバッファー部のデータバス及びアドレスバスを入力側に切り替えるのはごく限られた条件の時であり、かつ入力方向と出力方向と双方向の通信を禁止しているのでメモリーへのアクセス(出力)と該メモリーからのデータの取り込み(入力)とを同時に行うことは不可能となる。
【0006】
【実施例】
以下に本発明を図示された実施例に従って詳細に説明する。図1において1は内蔵ROM3に書き込まれたプログラムの実行を行う中央処理装置(CPU)であり、該CPU1はクロックジェネレータ2からのクロックの発振を受けて動作する。4はプログラムの作業領域として使用される512バイトのバッテリーバックアップ機能付きの読み書き可能メモリとしての内蔵RAMである。5は電源立上り直後、電源遮断直前のCPU1の動作が不安定な時の異常なアクセス動作の外部ノイズ等によるデータの崩壊から内蔵RAM4の内容を保護するRAMアクセス保護回路である。6は各動作ブロックのリセット信号出力を行うと共に外部からのリセット信号に対するノイズによる誤動作を防止するリセット回路である。7はプログラム可能なカウンタ回路、タイマー回路を有しカウントアップ、タイムアップのタイミングによりCPUに割込み処理要求を発生するプログラマブルカウンタ/タイマーである。8は通常動作時と内部ROM3書き込み(プログラミング)時の端子の切り替え制御行いROM3書き込み動作時には内蔵ROMのアクセスを外部のROMライター等により可能とするプログラミングコントローラである。9はパラレルデータの入出力を行うパラレル入出力ポートである。10はデバック時などに内部CPU1を内部バスより切り離し、外部にICE等の代替CPUを接続する事によりチップと周辺回路の評価を行うエバァリエータコントロール回路であり、12はデータバス及びアドレスバスの制御を行うバス制御回路である。
【0007】
図2はバス制御回路12のブロック図でありワンチップマイクロコンピュータの内部バスラインと接続されており、内部バスラインより条件入力コントロール部14に対してICEモード時に”H”レベルになる信号(ICEMOD信号)、ROM書き込みモード時に”H”レベルになる信号(EPWMOD信号)、バス制御回路をリセット行うための信号でリセット時”L”レベルの信号(XRESET信号)と、EPROM書き込み時”L”レベルになる信号(EPRWR信号)、内蔵RAM4のWR信号でWR時”L”レベルになる信号(RAMWR信号)及びI/O(プログラマブルカウンタ/タイマ、パラレル入出力ポート、RAMアクセス保護回路)のWR信号で、WR時”L”レベルになる信号(IOWR信号)等の入力条件信号が入力され、アドレスバス及びデータバスを制御するための信号条件を選択するように構成されている。尚、WRは書き込み(WRITE)を示す。
【0008】
16はバスの方向を切替えるためのI/Oバッファ部であり、条件入力コントロール部14からの入力を受けたバスディレクションコントロール部15からの制御出力信号XDAO信号及びDAI信号により内部アドレスバスIA[15:0]と外部アドレスバスA[15:0]を切り替え、XDDO信号及びDDI信号により内部データバスID[7:0]と外部データバスD[7:0]を切り替えるように構成されている。
尚、本実施例ではDAI信号とDDI信号とは、図3に示すようにXDAO信号及びXDDO信号より遅れて出力(”H”)となるように制御されている。
【0009】
図3はXDAO、DAI、XDDO、DDIの制御信号の動きを示すもので、通常時XDAO及びXDDOは”L”で動作可能状態で、DAI、DDIは”L”で動作禁止状態であり、内部アドレスバスIA[15:0]の内容は外部アドレスバスA[15:0]へ出力され、内部データバスID[7:0]の内容も外部データバスD[7:0]へ出力される。チップ内部からみた時出力状態である。入力条件信号が条件を満たさない限り上記状態にあり、条件が満たされたときXDAO、XDDOは”H”で動作禁止状態で、DAI、DDAは”H”で動作可能状態となる。その結果外部アドレスバスA[15:0]の内容が内部アドレスバスIA[15:0]へ入力され、外部データバスID[7:0]の内容が内部データバスD[7:0]へ入力される。これはチップ内部から見た時に入力状態になる。
この入力条件とは、本実施例ではアドレスバスの場合は、ICEモード、EPROM書き込みモード、及びリセット入力時の時であり、データバスの場合はICEモードで内部RAM及び内部I/OのWR時、並びにEPROM書き込みモードのROMWR時であり、それ以外は出力状態となり外部I/Oや外部メモリにアクセスしてもデータを取り込むことはできない。
【0010】
尚、本実施例では所定の入力条件を第三者が知った時に内蔵ROM等にプログラム、データ等を書き込むことが可能であるが、特願平05−141385号や、特願平03−1118120号及び特願平06−33106号に記載した所定の暗号化アルゴリズムで算出された識別番号をROM3に書き込んでおき、該ROM3の内容をチップに内蔵された識別手段により遊技機作動前に識別番号をチェックするようにすれば、ROMに書き込まれた識別番号と識別手段で算出した識別番号とが一致しないということで、遊技機の作動を停止することになり、検査後の不正なプログラム書き込みもすることはできない。
【0011】
【効果】
以上述べたように本発明にかかるワンチップマイクロコンピュータは、外部ロジックステートアナライザーによる測定が可能なようにCPUの情報を外部に出力するように構成され、逆にCPUの内蔵ROM、RAM以外の外部メモリーへのアクセス・読み込みができないように構成されているので、型式試験時又は終了後にも簡単にCPU等の検査ができると共に型式試験後に第三者が不正ROM等を拡張バスに外付けすることによる不正をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる装置のブロック図である。
【図2】 本発明にかかるバス制御回路の詳細を示すブロック図である。
【図3】 本発明にかかるバスディレクション制御部からの制御信号の波形を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 CPU
2 クロックジェネレータ
3 内蔵ROM
4 内蔵RAM
5 RAMアクセス保護回路
6 リセット回路
7 カウンタ回路
8 プログラミングコントローラ
9 パラレル入出力ポート
10 エバァリエータコントロール回路
12 バス制御回路
14 条件入力コントロール部
15 バスディレクション制御部
16 I/Oバッファ

Claims (1)

  1. プログラムが書き込まれた内蔵ROMと、該内蔵ROMに書き込まれたプログラムの実行を行うCPUと、プログラムの作業領域として使用される内蔵RAMと、データバス及びアドレスバスの制御行うバス制御回路とからなり、アドレスバス端子とデータバス端子を有し型式試験が必要な遊技機に搭載される遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータにおいて、
    前記バス制御回路が、前記内蔵ROMと前記内蔵RAM以外の外部メモリーへのCPUのアクセス動作を禁止するとともにロジックステートアナライザーによる測定が可能なようにCPUの情報を外部に出力するためのモードを選択する条件が入力される条件入力コントロール部と、該条件入力コントロール部からの出力信号に基づきデータバス及びアドレスバス入力方向又は出力方向の指示を与えるバスディレクション制御部と、該バスディレクション制御部の制御信号に基づきデータバス及びアドレスバスを入力状態又は出力状態に切り替えるI/Oバッファ部とを有するものからなり、
    前記バス制御回路の条件入力コントロール部に入力された入力条件が、アドレスバスの場合は、ICEモード、EPROM書き込みモードの時に及びリセット入力時の時に入力状態で、それ以外のモードでは常に出力状態であり、データバスの場合はICEモードで内部RAM及び内部I/OのWR時並びにEPROM書き込みモードのROMWR時に入力状態でそれ以外のモードでは常に出力状態となるようにバスディレクション制御部がI/Oバッファ部を制御するように構成されていることを特徴とする遊技機制御用ワンチップマイクロコンピュータ。
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