JP3921627B2 - パチンコ機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技領域のほぼ中央に設けられた構造物の外周部に保護カバーが設けられるパチンコ機に関し、特に、保護カバーの屋根部に頂点が形成され、その頂点が遊技者側から見て中央部よりも右側に位置することにより、より多くの発射球を遊技領域の遊技者側から見て左側に落下させることができ、遊技者は安定したパチンコゲームを行うことが可能になるとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能なパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パチンコ機の遊技領域のほぼ中央には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等を用いた種々の図柄示装置や、開閉部材を所定角度範囲を以て回動変化させる羽根式等の可動入賞装置等が取り付けられている。そして、これらの図柄表示装置や可動入賞装置の外周部にはCRT、LCD、及び開閉部材等を保護するために保護カバーが設けられている。そして、前記保護カバーの屋根部の周縁にはパチンコ球の落下を変化させるための遊技くぎが所定位置に打設されている。また、保護カバーの屋根部はパチンコ球が引っかからないように外側下がりの滑らかな面が左右対称に形成されている。したがって、保護カバーの上方向から落下してくるパチンコ球は、遊技くぎに当たって、不規則に落下方向を変えて落下し、また、保護カバーの屋根部に落下したパチンコ球は、屋根部の両肩部の面に沿って各々左右の下方向へ落下し、落下方向先の遊技くぎに当たって、不規則に落下方向を変えて落下する。
【0003】
従来のパチンコ機の前記保護カバーの屋根部に落下したパチンコ球の転動軌跡の例を図5に基づいて説明する。図5は従来のパチンコ機の図柄表示装置の保護カバーにおいて、屋根部に落下するパチンコ球の転動軌跡の例を一部分拡大して示す正面図である。
図5において、遊技領域のほぼ中央に配設されたABS樹脂等の合成樹脂により形成された図柄表示装置118は、特別図柄を表示する映像表示装置119が遊技盤の裏面側から設けられている。また、図柄表示装置118の上側には天入賞口120が設けられ、遊技盤裏面の不図示の賞球樋に連通されている。また、図柄表示装置118の両肩部121、122は、図柄表示装置118の中央部に対してほぼ対称に形成されるとともに、外側へ滑らかに下がっており、各肩部121、122の表面はほぼ平らに形成されている。
【0004】
次に、このように構成された図柄表示装置118の各肩部121、122の上方位置に当たって、各肩部121、122上を転動落下するパチンコ球の軌跡について説明する。天くぎの左端部に落下したパチンコ球A100は、図柄表示装置118の左上方向へ落下する。この落下したパチンコ球A101は、左肩部121の上方位置に当たる。その後、当たったパチンコ球A102は左肩部121上を左下方へ滑る。そして、滑り落ちるパチンコ球A103は、左肩部121の下端より左下方向に飛び出す。飛び出したパチンコ球A104は飛び出し方向に打設された遊技くぎ等に当たるまで慣性で遊技領域を転動する。また、天くぎのほぼ中央位置に落下したパチンコ球B100は、図柄表示装置118の右上側から落下する。この落下したパチンコ球B101は、その下側に打設された遊技くぎの上方位置に当たる。その後、当たったパチンコ球B102は右肩部122の上方位置に当たる。そして、右肩部122に当たったパチンコ球B103は、右肩部122上を右下方へ滑り、右肩部122の下端より右下方向に飛び出す。飛び出したパチンコ球B104は飛び出し方向に打設された遊技くぎ等に当たるまで慣性で遊技領域を転動する。
よって、図柄表示装置118の両肩部121、122上を転動落下するパチンコ球の落下スピードは、各肩部121、122の表面との摩擦によりある程度減速されて、左下方向又は右下方向に転動落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、遊技者は一般的に遊技領域の遊技者側から見て左側にパチンコ球が落下するように打っているので、天くぎの遊技者側から見て右側部分に落下した後、図柄表示装置118の右肩部122に当たるパチンコ球をパチンコゲームに有効に利用できないという問題がある。また、一般的に遊技領域の遊技者側から見て左側に、多くのパチンコ球を安定して落下させるためには、遊技者に特別の技術が必要であるという問題がある。さらに、図柄表示装置118の右肩部122に当たるパチンコ球は、常に遊技領域の遊技者側から見て右側に普通に落下するという単調さであるため、遊技の興趣に欠けるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、前記保護カバーの屋根部に頂点を形成し、且つ、その頂点が遊技者側から見て中央部よりも右側に位置するように形成することにより、より多くの発射球を遊技領域の遊技者側から見て左側に落下させることができ、遊技者が安定したゲームを行えることを可能にするとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能なパチンコ機を提供することを目的とする。また、保護カバーの遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、保護カバーの屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味をより惹きつけることができるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1に係るパチンコ機は、遊技領域の中央に設けられて遊技盤の裏面側から取り付けられた映像表示装置と、前記映像表示装置の外周部に設けられて遊技盤の表面側から取り付けられた合成樹脂製の図柄表示装置とを備えたパチンコ機において、前記図柄表示装置は、頂点が形成された屋根部を備え、前記屋根部は、頂点が遊技者側から見て前記映像表示装置の中央部よりも右側に位置するように配置されて、更に該頂点から滑らかに左下がりに形成されていることを特徴とする。
【0008】
このような特徴を有する請求項1に係るパチンコ機においては、遊技盤に形成された遊技領域の中央位置に遊技盤の裏面側から映像表示装置が取り付けられている。また、この映像表示装置の外周部に遊技盤の表面側から合成樹脂製の図柄表示装置が取り付けられている。また、該図柄表示装置の屋根部に頂点が形成され、該屋根部の頂点が遊技者側から見て映像表示装置の中央部よりも右側に位置するように配置されて、更に該頂点から滑らかに左下がりに形成されている。
これにより、図柄表示装置の遊技者側から見て右側上方から屋根部の頂点の左側に落下したパチンコ球は、図柄表示装置の屋根部の上を転動して、遊技領域の遊技者側から見て左側部に落下していくため、遊技領域の遊技者側から見て左側部を同時に転動するパチンコ球の個数が増加し、遊技者が安定したゲームを行うことができるとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能になる。また、図柄表示装置の遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、図柄表示装置の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味をより惹きつけることが可能となる。
また、遊技者は映像表示装置を注視する必要があり、図柄表示装置の遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、図柄表示装置の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味を効果的に惹きつけることができる。また、この図柄表示装置の遊技者側から見て右上方に落下するパチンコ球の多くが遊技領域の遊技者側から見て左側部に落下するため、遊技領域の遊技者側から見て左側部を同時に転動するパチンコ球の個数が増加し、映像表示装置を作動させる始動口等にパチンコ球が入賞する確率を確実に高くすることができ、遊技者が安定してゲームを行うことが可能になるとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能となる。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ機について、具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係るパチンコ機の全体構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は本実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。図2は、パチンコ機1の遊技領域を示した正面図である。
図1において、パチンコ機1は、いわゆる第一種パチンコ機である。パチンコ機1は、後述する入賞口、図柄表示装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊技盤2上に配設されている。その遊技盤2の下には、不図示の樋を介して排出される賞球を受ける上部受け皿3がスピーカ3aを内蔵してプレート4に配設されている。そして、その上部受け皿3の下には、下部受け皿5が配設される。また、上部受け皿3に連通する不図示の球送り機構を介して上部受け皿3のパチンコ球がハンドル6に連結された不図示の発射装置へ送られるよう構成されている。
一方、遊技盤2の周りには、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7や「当たり」を表示する当たり表示ランプ8,8が設けられている。また、遊技盤2を囲んだ枠9内には、両肩部に賞球及び球切れ表示ランプ10,10が設けられている。
【0012】
次に、図2において、パチンコ機1における遊技盤2上の遊技領域の構成について説明する。この遊技領域11は、所定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール12が立設されて構成されている。このレール12は、発射されたパチンコ球を遊技領域11内に案内する重複して形成した案内路13を構成し、右肩部にはレール12に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部14を有する。そして、その段差部14には軸15に支持された返しゴム16が配設されている。
【0013】
遊技領域11のほぼ中央には、開口部(図示されていない)が開設され、この開口部の前面側にABS樹脂等の合成樹脂製の図柄表示装置18が配設されている。図柄表示装置18は、左、中、右に3分割された特別図柄を表示する映像表示装置19が遊技盤2の裏面側から設けられ、また、図柄表示装置18の上方に一面の可変表示手段である図柄表示器20が設けられている。また、図柄表示装置18の屋根部は、頂点50が遊技者側から見て映像表示装置19のほぼ右端真上に位置し、左側屋根部48は頂点50から滑らかに左下がりに形成され、また、右側屋根部49は頂点50から滑らかに右下がりに形成されている(図3参照)。
一方、図柄表示装置18の左右には入賞口23,24が設けられている。そして、図柄表示装置18の両肩部には電飾ランプ付きの風車25,26が、また入賞口23,24の両側及び図柄表示装置18の間には通常の風車28,29、及び27,30が設けられている。
【0014】
また、図柄表示装置18の直下には、始動口35a、及びゲート35b、35cが配設されている。始動口35a、及びゲート35b、35cは、パチンコ球の入賞を検出する検出スイッチ(図示されていない)が備えられ、この始動口35a、及びゲート35b、35cにパチンコ球が入賞することを検出することで映像表示装置19を作動させる。
そして、始動口35a、及びゲート35b、35cの下方には、大入賞口31が形成された特別電動役物32が配設されている。大入賞口31は、横幅を持った上方に開口する開閉扉33が、始動口35a、及びゲート35b、35cにパチンコ球が入り、映像表示装置19の図柄が変動した後に、所定状態を達成した場合(例えば、AAAのようにそろった場合等)に開かれる。この開閉扉33は、不図示のソレノイドによって開口するよう構成されている。
【0015】
そして、このような特別電動役物32の両側上方には電飾ランプが施された下入賞口42,43が配設され、特別電動役物32の直下にはレール12に沿ってアウト口44が開設されている。更に、レール12に囲まれたこのような遊技領域11には、前記各構成物とともに複数の遊技くぎが打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
【0016】
次に、このように構成されたパチンコ機1の図柄表示装置18の遊技者側から見て右側上方から落下して左側屋根部48上を転動し、遊技領域11の遊技者側から見て左側部に転動落下するパチンコ球の転動軌跡の例を図3及び図4に基づいて説明する。図3は図柄表示装置18の遊技者側から見て右側上方から左側屋根部48上に落下するパチンコ球の転動軌跡の例を一部分拡大して示す正面図である。図4は図柄表示装置18の遊技者側から見て右側上方から左側屋根部48上に落下するパチンコ球の転動軌跡の一例を一部分拡大して示す斜視図である。
図3において、天くぎ51dと天くぎ51eとの間から図柄表示装置18の左側屋根部48上に落下したパチンコ球の転動軌跡の一例をパチンコ球C1〜C6に示す。各天くぎ51a〜51e上に遊技者側から見て左上方向から転動してきたパチンコ球C1は、天くぎ51dと天くぎ51eの間を矢印A1のように落下する。この落下したパチンコ球C2は、そのまま下方に転動落下する。この落下したパチンコ球C3は、図柄表示装置18の屋根部のほぼ頂点50の左側に当たる。その後、当たったパチンコ球C4は、図柄表示装置18の左側屋根部48上を左下方に転動していく。そして、左側屋根部48上を左下方に転動するパチンコ球C5は、左側屋根部48の左端縁部に達する。次に、左端縁部に達したパチンコ球C6は、転動速度に応じて慣性により遊技領域11の遊技者側から見て左側下方に飛び出し、転動落下する。
また、遊技者側から見て天くぎ51eの右側から図柄表示装置18の左側屋根部48上に落下したパチンコ球の転動軌跡の他の例をパチンコ球D1〜D3及びC3〜C6に示す。遊技者側から見て天くぎ51eの右側に落下したパチンコ球D1は、矢印A2のように下方に落下する。この下方に落下したパチンコ球D2は、その下側に打設されている遊技くぎ51hに当たる。その後、当たったパチンコ球D3は、矢印A3のように遊技くぎ51fと遊技くぎ51gとの間を通り、図柄表示装置18の屋根部のほぼ頂点50の左側に当たる。そして、当たったパチンコ球は、前記パチンコ球C3〜C6とほぼ同じ転動軌跡を辿り、左側屋根部48上を左下方に転動し、左側屋根部48の左端縁部から転動速度に応じて慣性により遊技領域11の遊技者側から見て左側下方に飛び出し、転動落下していく。
【0017】
また、図4において、発射球が図柄表示装置18の左側屋根部48上に落下した後、遊技領域11の遊技者側から見て左側部に落下するパチンコ球の軌跡の一例をパチンコ球E1〜E12に示す。
図柄表示装置18の遊技者側から見て右上に転動してきたパチンコ球E1→E4は、図柄表示装置18のほぼ頂点50に当たる。そして、この頂点50に当たったパチンコ球E4は、図柄表示装置18の左側屋根部48上を左方向に転動する。この左側屋根部48上を左下方(矢印B1方向)に転動するパチンコ球E4→E7は、左側屋根部48の左端縁部まで速度を減速されながら転動する。そして、左側屋根部48の左端縁部に達したパチンコ球E8は、転動速度を減速され、図柄表示装置18の左端下方へE8→E12のように転動落下する。したがって、図柄表示装置18の下側に配設されている始動口35a、ゲート35b、及び入賞口42等にパチンコ球が入賞する確率が高くなる。
【0018】
以上詳細に説明した通り本実施形態に係るパチンコ機1では、図柄表示装置18の屋根部の頂点50が、遊技者側から見て映像表示装置19のほぼ右端真上に位置し、左側屋根部48は遊技者側から見て頂点50から滑らかに左下がりに形成され、また、右側屋根部49は遊技者側から見て頂点50から滑らかに右下がりに形成されている。
したがって、遊技者側から見て天くぎ51a〜51eの中央より右側部分から下方へ落下したパチンコ球のうち、多くのパチンコ球が図柄表示装置18の屋根部の頂点50の遊技者側から見て左側に当たった後、左側屋根部48上を転動して、遊技領域11の遊技者側から見て左側部に落下するため、より多くの発射球を遊技領域の遊技者側から見て左側に落下させることができ、遊技者に安定したゲームが行えることを可能にするとともに、図柄表示装置18の下側に配設されている始動口35aやゲート35b等にパチンコ球が入賞する確率が高くなるため、遊技者により興趣を起こさせることが可能となる。また、遊技者側から見て図柄表示装置18の右上方に落下したパチンコ球が、図柄表示装置18の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味をより惹きつけることができる。
【0019】
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論であり、以下のようにしてもよい。
前記実施形態では図柄表示装置18の屋根部が一体成形により形成されているが、別体にて作製し、取り外し可能にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】
以上説明した通り、請求項1に係るパチンコ機によれば、遊技盤に形成された遊技領域の中央位置に遊技盤の裏面側から映像表示装置が取り付けられている。また、この映像表示装置の外周部に遊技盤の表面側から合成樹脂製の図柄表示装置が取り付けられている。また、該図柄表示装置の屋根部に頂点が形成され、該屋根部の頂点が遊技者側から見て映像表示装置の中央部よりも右側に位置するように配置されて、更に該頂点から滑らかに左下がりに形成されている。
これにより、図柄表示装置の遊技者側から見て右側上方から屋根部の頂点の左側に落下したパチンコ球は、図柄表示装置の屋根部の上を転動して、遊技領域の遊技者側から見て左側部に落下していくため、遊技領域の遊技者側から見て左側部を同時に転動するパチンコ球の個数が増加し、遊技者が安定したゲームを行うことができるとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能なパチンコ機を提供することができる。また、図柄表示装置の遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、図柄表示装置の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味をより惹きつけることが可能なパチンコ機を提供することができる。
また、遊技者は映像表示装置を注視する必要があり、図柄表示装置の遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、図柄表示装置の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味を効果的に惹きつけることができるパチンコ機を提供することができる。また、この図柄表示装置の遊技者側から見て右上方に落下するパチンコ球の多くが遊技領域の遊技者側から見て左側部に落下するため、遊技領域の遊技者側から見て左側部を同時に転動するパチンコ球の個数が増加し、映像表示装置を作動させる始動口等にパチンコ球が入賞する確率を確実に高くすることができ、遊技者が安定してゲームを行うことが可能になるとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能なパチンコ機を提供することができる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。
【図2】 本実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示した正面図である。
【図3】 本実施形態に係るパチンコ機において、図柄表示装置の遊技者側から見て右側上方から左側屋根部上に落下するパチンコ球の転動軌跡の例を一部分拡大して示す正面図である。
【図4】 本実施形態に係るパチンコ機において、図柄表示装置の遊技者側から見て右側上方から左側屋根部上に落下するパチンコ球の転動軌跡の一例を一部分拡大して示す斜視図である。
【図5】 従来のパチンコ機の図柄表示装置の保護カバーにおいて、屋根部に落下するパチンコ球の転動軌跡の例を一部分拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機
2 遊技盤
11 遊技領域
18、118 図柄表示装置
19、119 映像表示装置
35a 始動口
48 左側屋根部
49 右側屋根部
50 頂点
121 左肩部
122 右肩部
C1〜C6、D1〜D3 本実施形態のパチンコ球の転動軌跡の例
A100〜A104、B100〜B104 従来のパチンコ球の転動軌跡の例
Claims (1)
- 遊技領域の中央に設けられて遊技盤の裏面側から取り付けられた映像表示装置と、前記映像表示装置の外周部に設けられて遊技盤の表面側から取り付けられた合成樹脂製の図柄表示装置とを備えたパチンコ機において、
前記図柄表示装置は、頂点が形成された屋根部を備え、
前記屋根部は、頂点が遊技者側から見て前記映像表示装置の中央部よりも右側に位置するように配置されて、更に該頂点から滑らかに左下がりに形成されていることを特徴とするパチンコ機。
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