JP3339809B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP3339809B2
JP3339809B2 JP30973397A JP30973397A JP3339809B2 JP 3339809 B2 JP3339809 B2 JP 3339809B2 JP 30973397 A JP30973397 A JP 30973397A JP 30973397 A JP30973397 A JP 30973397A JP 3339809 B2 JP3339809 B2 JP 3339809B2
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敦詞 柏木
光作 磯村
道雄 西ヶ谷
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株式会社サンセイアールアンドディ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技盤面に図柄表
示装置が設けられるパチンコ遊技機に関し、更に詳しく
は、その遊技盤面に設けられる図柄表示装置を構成する
ユニット枠に遊技球の誘導機構部が設けられたパチンコ
遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ遊技機においては、特別
及び普通図柄表示装置等が設けられたフィーバータイプ
の機種が主流を占めている。このフィーバータイプの機
種は所定ゲート(若しくは入賞口)を遊技球が通過する
と普通図柄表示装置が変動を開始し、その表示図柄が
「当たり」図柄を表示すれば第1種始動口が開口する。
この第1種始動口に遊技球が入賞すると特別図柄表示装
置が変動し、所定図柄が表示されれば「大当たり」と称
される遊技状況が発生し大入賞口が開口されるものであ
る。この様な遊技機においては、図柄表示装置に「当た
り」図柄が表示されるか否か、つまり「当たり」か「外
れ」かにのみ興味がいき関心が集まることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、遊技球が所定
ゲートを通過して表示図柄が「当たり」図柄を表示し、
結果「大当たり」が発生すれば良いが、「大当たり」が
発生しない場合は遊興性に欠け、飽きがきやすいという
問題があった。又、図柄表示装置の表示画面から発せら
れる情報報知や装飾効果が、表示画面周辺に到来する遊
技球によって阻害され見えにくくなってしまうという
具合を生じていた。
【0004】本発明の解決しようとする課題は、遊技盤
面に設けられる図柄表示装置を単に「当たり」「外れ」
にのみ興味が集中するに留まらず、遊技盤面を転動する
遊技球を図柄表示装置のユニット枠に設けられる球誘出
手段を介して遊技盤面に転動落下させることにより、一
層遊興性に富み、又、図柄表示装置から発せられる情報
表示や装飾表示が遊技球に阻害されることを防止するこ
とが可能なパチンコ遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係るパチンコ遊技機は、遊技盤面に設けられ
た図柄表示装置のユニット枠に遊技盤面に向けて発射さ
れた遊技球を受け入れる球受入口が設けられると共に、
該ユニット枠の周縁に前記球受入口より受け入れられた
遊技球を該ユニット枠の下方中央部位へ誘導する球誘導
路が設けられ、該ユニット枠の下方中央部位には前記球
誘導路を介して誘導された遊技球を遊技盤面に向けて誘
出する球誘出手段とが設けられ、該球誘出手段が前記ユ
ニット枠の下方中央部位に誘導された遊技球を下に下が
った状態で係留し上方向に持ち上げることにより該係留
された遊技球を前方向に向かって流出落下させるように
上下に揺動する球押出部材により構成されることを要旨
とするものである。
【0006】このようなパチンコ遊技機によれば、遊技
盤面上における遊技球の落下位置や落下方向が無作為に
変動されることになり、所定ゲートへの通過や特定の入
賞口への入賞といったように、新たな遊技状況の発生が
期待できる。そして又、遊技球は図柄表示装置のユニッ
ト枠を介することから、該図柄表示装置の表示画面上を
通過することかなくなり情報表示や装飾表示が遊技球に
よって阻害されることも回避される。
【0007】そして請求項2に記載の発明のように、
記球押出部材はモータにより駆動されるようにすれば、
その作動が容易であると共に、その駆動スピードを変動
させることにより遊技球の落下先や落下方向を多様化で
き、これによって遊技球の動向を多様化することが可能
となる。
【0008】更に請求項3に記載発明のように、前記球
誘導路が、少なくとも第一の球誘導路と第二の球誘導路
とからなるようにすれば、遊技球の誘導先が多様化され
遊技球の落下位置はより一層無作為に変動され、遊技者
は遊技球の動向に期待感を高めつつ遊技を楽しむことが
できる。
【0009】この時、前記球誘導路は請求項4に記載の
発明のように、前記第一の球誘導路を介した遊技球は前
記ユニット枠の下方中央部位に設けられる球誘出皿へと
誘導され、一方、前記第二の球誘導路を介した遊技球は
前記球誘出手段を構成する前記球押出部材上に導出され
ようにすればよい。これによって遊技球の落下先は多
様化されることになり、遊技者は遊技球の落下先や動向
に期待感を高めつつ遊技を楽しむことができる。
【0010】そして請求項5に記載の発明のように、前
遊技盤面には、前記ユニット枠に設けられる球受入口
とは別の球受入口が設けられると共に、この別の球受入
口に受け入れられた遊技球を前記ユニット枠の下方中央
部位に誘導する第三の球誘導路が設けられているように
すればよい。
【0011】これによって、遊技球の落下位置等はより
一層多様化されることになり、遊技者は遊技球の動向に
期待感を高めつつ遊技を楽しむことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施の形
態を図面を参照して説明する。図1は、本実施例に係る
パチンコ遊技機の正面図を示したものである。パチンコ
遊技機10は、遊技機前面部のベースとなる遊技機枠1
1を備え、その遊技機枠11の額縁状に形成された開口
内周縁には金枠12が嵌められると共に、その金枠12
には遊技盤13の前面を覆うガラス扉14が開閉可能に
設けられる。
【0013】そしてガラス扉14の下方位置には、打球
発射装置に供給される遊技球を貯留するための受け皿
(上受け皿)15が取り付けられ、更にその下方には、
賞品球(以下「賞球」という)の排出時に上受け皿15
から溢れた球を貯留するための球受け皿(下受け皿)1
6が設けられている。尚、上受け皿15に設けられる球
抜きボタン17の操作により上受け皿15内の遊技球が
下受け皿16に向けて抜き落とされ、この下球受け皿1
6に貯留した遊技球を遊技機外部に排出する場合は、下
球受け皿16の前面部に設けられた球抜きスライドボタ
ン18を操作する。
【0014】前記遊技機枠11の下方に位置する下受け
皿16の図中右側位置には、遊技球を遊技盤13面に向
けて弾発発射する発射レバー20が設けられ、発射レ
バー20には遊技球を一球毎に発射する為の単発スイッ
チ21が備えられる。この発射レバー20の回動操作す
る量に応じて遊技球を遊技盤13面に向けて弾発発射す
る程度が調整されるとともに、所定回動位置の検出によ
り発射電源が投入されるようになっている。
【0015】前記遊技機枠11の上辺縁から図中右側辺
縁には、合成樹脂製のレンズ体で構成される枠トップ飾
り22が設けられ、この枠トップ飾り22の内部には、
枠飾りランプ23,23…や前記ガラス扉14開閉用の
鍵穴24の周囲を飾る鍵飾りランプ25が設けられてい
る。
【0016】パチンコ遊技機10の一側には、プリペイ
ドカードによる玉貸機(以下、「プリペイドカードユニ
ット」と称する)30が設置される。このプリペイドカ
ードユニット30は、1台の遊技機に1台づつ設置され
る。このプリペイドカードユニット30の設置に対応し
てパチンコ遊技機10の前記上受け皿15には、プリペ
イドカードによる遊技球の貸出し操作を行う為の球貸し
操作部31が設けられ、この球貸し操作部31には、プ
リペイドカードによる球貸出しを操作する球貸出しボタ
ン32、その球貸出しの可能状態を示す球貸出しボタン
ランプ33、プリペイドカードを排出させるカード返却
ボタン34、プリペイドカードの残高表示、及びエラー
表示を行う度数表示部35等が備えられている。
【0017】プリペイドカードの使用に際しては、プリ
ペイドカードユニット30に備えられるカード利用可表
示ランプ36の点灯中にカード挿入口37にプリペイド
カードを挿入し、金額設定ボタン38を操作することに
より、貸出し金額(100円、200円、300円、5
00円等)を選択することができる。前記上受け皿15
に備えられる球貸し操作部31の球貸出しボタン32を
操作することにより、予め選択された金額の遊技球が貸
出されることになる。
【0018】前記遊技機枠11の前面に設けられる遊技
盤13は、遊技板に装着された金属製の内レール40、
打球発射位置より弾発発射された遊技球を盤面に向けて
誘導する為の外レール41、遊技盤13面上に発射され
た遊技球が跳ね返り作用により再び発射レールや打球発
射位置に戻ることを防止するファール止42、発射され
た遊技球を遊技盤13面の下方に落下させる返しゴム4
3等によりその周囲が構成され、その内側に遊技領域が
形成される。
【0019】図2は遊技盤13面を示したものである。
遊技盤13の遊技領域中央部には、図柄表示装置の一様
態である特別図柄表示装置50が設けられ、その中央部
に特別図柄表示部(表示面部50A、中図柄表示部50
a、左図柄表示部50b、右図柄表示部50c)が設け
られる。この特別図柄表示装置50の変動回数は最大4
個まで記憶され、記憶回数分の変動を繰り返して行う。
又、特別図柄表示装置50の直下位置には普通電動役物
である第1種始動入賞口51が設けられ、更にその下方
位置に通常は閉じている第1種特別電動役物である大入
賞口52と、該大入賞口52が開口された時に入賞可能
となる特定領域入賞口53とを備える。
【0020】この特定領域入賞口53の左右には普通入
賞口である左落し入賞口54、右落し入賞口55が設け
られ、遊技球の入賞に応じて所定数の賞球が払出され
る。更に前記特別図柄表示装置50の上部には7セグメ
ントデジタル表示の普通図柄表示装置64が設けられ、
更に特別図柄表示装置50の左右には左袖入賞口61、
右袖入賞口62が備えられる。これらの入賞口に遊技球
が入賞すると各入賞口毎に設定された賞球が遊技者に払
出されるようになっている。
【0021】前記特別図柄表示装置50の左側には遊技
球が通過可能なゲート63が備えられ、遊技球が通過す
る毎に前記普通図柄表示装置64の普通図柄が変動を開
始する。ここでゲート63を通過した遊技球はカウント
され、最大4個まで記憶される。また、弾発発射された
遊技球が落下する方向を無作為に変更させたり、遊技球
の流下速度及び方向を変化させる風車70及びランプ風
車71、袖下飾り72が設けられる。更に特別図柄表示
装置50の右側には球受入口73が設けられ、この球受
入口に入った遊技球は遊技盤13の背面に設けられる球
誘導路を通って特別図柄表示装置50の前面に誘導され
るようになっている。
【0022】遊技者によって弾発発射された遊技球は、
遊技盤13面上の遊技領域内で転動しつつ落下し、上記
各入賞口に入賞するか遊技域最下部に開口された排出口
74にて遊技盤13から排出される。尚、前記ゲート6
3は、遊技球が通過したときに賞球(例えば6個)が払
出されるようにしてもよい。
【0023】また、遊技盤13面上には各種ランプが付
設されている。そのうちの1つ、遊技盤13の左右には
サイドランプ80が設けられ、遊技機への電源投入と同
時に点灯滅を行う。このランプ類は前記風車70及びラ
ンプ風車71、左右袖入賞口61,62等の各入賞装置
並びに遊技盤13面上及びその周囲にも付設され、遊技
の演出効果を高めるために点灯滅を行う。更に遊技盤
の遊技領域の外側上部には、賞球の払出し動作時に点
灯滅駆動を行う球払出しLED81、タンクやタンクレ
ール上の遊技球が所定量以下になったとき点灯滅し、そ
の旨を表示する球切れLED82が備えられている。
【0024】このように遊技盤13面には多様な装置類
が設けられる。そして遊技者によって弾発発射された遊
技球は、遊技盤13面上を転動しつつ落下していく。こ
の落下途中で左右袖入賞口61、62等の普通入賞口に
入賞すると、所定個数の賞球が払出され、ゲート63を
通過すると普通図柄表示装置64が変動を開始し、停止
した図柄が「当たり」図柄であった場合は第1種始動入
賞口51が開口する。この開口中に遊技球が第一種始動
入賞口51に入賞すると特別図柄表示装置50が変動を
開始するが、普通図柄表示装置64に表示された図柄が
「外れ」若しくは第1種始動入賞口51に遊技球が入賞
しなければ、遊技状況は変化しない。この特別図柄表示
装置50(50a、50b、50c)の変動が終了し全
て同じ図柄、いわゆる「大当たり」図柄を表示すると大
入賞口52が一定時間開口し、その間により多くの遊技
球を入賞させることによって多量の賞球を得ることがで
きる。又、大入賞口52に設けられる特定領域入賞口5
3に遊技球が入賞すると、入賞口52の開口が連続して
発生し、いわゆる「連チャン」動作が発生する。
【0025】図3は、特別図柄表示装置50のユニット
枠である飾り縁100の正面図を示し、図4はその分解
斜視図を示している。飾り縁100は、この図柄表示装
置のユニット枠が遊技盤13の中央位置に取り付けられ
るべく遊技板の中央開口縁内側に装着される本体枠13
0と、この本体枠130の前面側に前部補助枠120を
介して一体的に取り付けられる前面装飾枠102と、前
記本体枠130の背面側にやはり一体的に取り付けられ
る後部補助枠140と、この後部補助枠140の背面側
に固定して取り付けられる固定枠170とにより構成さ
れる。
【0026】前記本体枠130は、ネジ孔131を介し
てネジ止めすることにより遊技板に取り付けられ、前面
装飾枠102は、前部補助枠120を本体枠130に補
助枠ネジ孔部124の前面からネジ125を用いて固定
した後、本体枠130フレームの背面側からネジ止めす
ることによって一体的に取り付けられる。又、後部補助
枠140は、前記本体枠130にやはりネジ止めされ、
更に前記固定枠170は後部補助枠140にネジ止めさ
れ固定される。該固定枠170の中央方形状をした空洞
部分には特別図柄表示装置50が取り付けられ、該固定
枠170の上部に設けられた楕円形状の開口部174に
は普通図柄表示装置64が取り付けられるようになって
いる。
【0027】この飾り縁100の中央部分は、前記特別
図柄表示装置50に表示される図柄を遊技者が視認可能
なように空洞であり、該本体枠130に取り付けられる
前記前面装飾枠130には普通図柄表示装置64に表示
される図柄を遊技者が視認可能なように、やはり空洞な
普通図柄表示開口部104が設けられる。そして該前面
装飾枠102の上面左右位置には遊技盤13面上に発射
された遊技球が入ることが可能な球受入口106a、1
06bが設けられると共に、球受入口106a、106
bを介して普通図柄表示開口部104内に入った遊技球
を一旦受け止めた後、後方向へ誘導する中央案内路11
2が設けられる。この中央案内路112の奥側には、左
右両側に設けられた仕切片110,110の間隙を介し
て第1の球誘導経路である上部案内部材144a、14
4bが設けられ、更に奥側には、やはり左右一対からな
る案内部材仕切壁146、146の間隙を介して第2の
球誘導経路である左右の振分誘導路176a、176b
が前記固定枠170の前面に設けられている。
【0028】第1の球誘導経路である上部案内部材14
4a、144bを介する球経路は、図7にその断面図を
示したように、前記中央案内路112に一旦受け止めら
れた遊技球を直接第2の球誘導経路である固定枠170
方向へ案内する凹窪状の球誘導溝142が設けられ、そ
の左右両側には下向き傾斜状の上部案内部材144a、
144bが延設され、更に各々の下端には前記本体枠1
30と前部補助枠120と後部補助枠140の側枠部材
148とによって形成された第1球流下樋300a、3
00bが連設される。そして該流下樋300a、300
bの下端には、流下した遊技球を前記本体枠130の下
方部中央に設けられた球誘出皿134上に向けて導出す
る第1導出口302a、302bが設けられる。この第
1導出口302a、302bから球誘出皿134に至る
球誘導路132a、132bは、球誘出皿134上に遊
技球が集合するように緩やかな湾曲形状をもって形成さ
れ、その左右壁面には遊技球が途中でこぼれ落ちないよ
うに球誘導路仕切壁136が設けられる。尚、前記した
第1球流下樋300a、300bの内側面には、前記後
部補助枠140の側枠部材148に突設される緩衝部材
150によって遊技球の流下速度が和らげられるように
配慮されている。
【0029】次に、前記した第2の球誘導経路である振
分誘導路176a、176bを介する遊技球の通過路に
ついては、図5及び図6に示したユニット取付部材によ
って構成されることから、ユニット取付部材を先に説明
する。図5は前記図柄表示装置のユニット枠を構成する
飾り縁100が取り付けられるユニット取付部材200
の正面図を示し、図6はその図柄表示装置のユニット枠
の飾り縁100とユニット取付部材200との関係を示
す分解斜視図である。
【0030】このユニット取付部材200は、プラスチ
ック製の型枠の中央部分が前記図柄表示装置ユニットの
飾り縁100をはめ込むために、飾り縁100の外郭形
状に沿って空洞になっている。そして該ユニット取付部
材200の左右両側枠部分には、後部補助枠140の側
枠部材148背面に突設されるボスを差し込むためのボ
ス孔205が設けられる。このボス孔205にボスを差
し込み、背面側からネジ止めすることによって、このユ
ニット取付部材200と図柄表示装置ユニットの飾り縁
100とが一体的に取り付けられる。
【0031】図8に第2の球誘導路を断面図にて示す。
第2の球誘導路は、振分誘導路176a、176bから
ユニット取付部材200に設けられた第2球流下樋20
2、204によって構成される。尚、第2球流下樋20
4の下方には、遊技盤13面に設けられる球受入口73
に受け入れられた遊技球をこの図柄表示装置のユニット
枠に誘導する第3球誘導路212も設けられている。前
記第2球流下樋202を介した遊技球は、第2導出口2
06に連設された後部補助枠140の上導出口152a
から導出され、第2球流下樋204を介した遊技球は第
2導出口208を経て上導出口152bから導出され
る。これらの導出口から導出した遊技球は、詳細な構成
は後述する球誘出手段の一例である球押出部材218上
に集合するようになっている。尚、遊技盤13面の球受
入口73より第3球誘導路212を介して誘導されてき
た遊技球は、第3導出口216を経て半円弧形状を有す
る下導出口154から球誘導路132bを介して球誘出
皿134へ導出されるように構成されている。
【0032】図9は、ユニット取付部材200に設けら
れた球押出部材218の構成((a)押上動作前、(b)押
上動作後)を示した図である。球押出部材218は、ユ
ニット取付部材200の型枠下辺上面の中央位置に半円
形状を有し、軸250を介して上下に揺動自在に設けら
れる。この球押出部材218の下側には、該球押出作動
部材218を上下動作させるモータ220が取り付けら
れると共に、該モータ220の回転軸に水平面内で旋回
動する押上作動部材252が取り付けられる。一方、前
記球押出部材218の下面には重下片253が設けら
れ、モータ220の駆動に伴って該押上作動部材252
が旋回動して、該押上前作動部材252により重下片2
53が押上げられることにより記球押出作動部材218
が周期的に上下するように構成されている。
【0033】図10は、図6にて示した図柄表示装置ユ
ニットの飾り縁100とユニット取付部材200を組み
付けた状態における遊技球の通過路を示した外観斜視図
である。図中に示す矢印は、前記前面装飾枠102に設
けられる球受入口106a、106bに遊技球が受け入
れられた場合の遊技球が通過可能な通路を示している。
尚、波線矢印にて示した通過路は、遊技盤13面の球受
入口73に入球した遊技球が通過可能な通路である。球
受入口106a及び106bから受け入れられた遊技球
は、中央案内路112に集められ、後方に設けられた球
誘導溝142へと誘導される。そして球誘導溝142上
から第1球流下樋300a、300bのどちらか、若し
くは第2球流下樋202、204のどれかを介して球誘
出皿134へと導出される。ここで遊技球がどの流下樋
を経由するかは、球受入口106a、106bへ遊技球
が入ったときの流速や角度等によって異なることから、
無作為に転動する。
【0034】図11は、図9にて示した球押出作動部材
の動作を示し、(a)は球押出部材218が押出動作を
行う以前の状態を示し、(b)は押出動作以後の状態を
示している。(a)に示すように、球押出部材218が
動作していない場合は、半円形状の円周部分は下方向に
下がり、それによって球誘出皿134との間に段差が生
じることから、遊技球は球押出部材218上で係留され
ることになる。この係留時間は、モータ220が稼動す
るまでの間であり、モータ220は一定時間毎に稼動と
停止の繰り返し動作を継続している。そのため球押出部
材218もモータ220の稼動に伴って一定時間毎に上
下稼動を繰り返すことになる。
【0035】前記モータ220の稼動に伴って球押出部
材218が稼動し、図11(a)に示した球押出部材2
18の円周部分が上方向に持ち上がると、それまで球誘
出皿134と球押出部材218との段差によって係留さ
れていた遊技球は前方向に向かって流出する。この流出
した遊技球は球誘出皿134を横断して飾り縁100外
に導出され、再度遊技盤13面上へと導出されることに
なる。そしてモータ220が停止すると球押出部材21
8は図11(a)に示したように球誘出皿134との間
に段差を生じる位置まで下がり、上記動作を交互に繰り
返す。
【0036】本発明は、上記した実施の形態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、飾り縁及びユニット
取付部材の構成及び遊技球が通過する通路や形状の変
更、また、遊技盤面上に設けられる入賞口等との位置的
関係及びその方法、そして定期的に稼動停止を繰り返す
ソレノイドの稼動に条件を付加し球押出部材の上下稼動
を不定期的にする等の追加変更は適宜可能であり、それ
によって遊技盤面上の遊技球の落下先が把握しにくくな
り遊興性が増す。
【0037】又、図柄表示装置における表示面部に対し
ては、まれに遊技盤面を移動する遊技球が転動落下する
場合もあるが、この様な球の落下経路を介して図柄表示
装置に到来した遊技球を該図柄表示装置より遊技盤面に
向けた球押出部材218より誘出することによってパチ
ンコ遊技機の遊技性を高め趣向感を増強することが実現
できる。
【0038】更に実施の形態によっては、図柄表示装置
の表示面下方、底辺を被う状態で球誘導路132bや遊
技球の載置面(球誘出皿134)が形成される図柄表示
装置にあっては、誘導され載置される当該遊技球が図柄
表示装置の表面部において表示される情報や装飾を部分
的に隠す状態を生じるが、球押出部材を当該図柄表示装
置に設けることによって情報伝達や装飾機能の阻害(場
合によっては当たり外れの識別作用の阻害)をする遊技
球を直ちに遊技盤13面に誘出できる。
【0039】尚、上記実施の形態においては、球誘出皿
134より一段奥まった図柄表示装置の枠下部底面に球
押出部材218を設けた構造として説明したが、球誘出
皿134部に球押出部材218を設ける構造としても良
い。更に図柄表示装置の周辺外周に第1球流下樋300
a、300b及び第2球流下樋204を設ける構造を示
したが、この何れか若しくは双方を取り除く構造とし
て、遊技盤面から球押出部材に到来した遊技球を迅速に
再び遊技盤面に誘出する構造として技術思想の中心部を
残した構成をとることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】而して本発明の請求項1に記載のパチン
コ遊技機によれば、遊技盤面に設けられる図柄表示装置
のユニット枠に設けられる球受入口に遊技球が入ると、
その遊技球は該ユニット枠内に設けられる球誘導路を
ってユニット枠の下方中央部位に誘導され、球押出部材
によって前方向へ押し出されて再び遊技盤面上へ導出さ
れるのであるから、遊技盤面上へ導出された遊技球は特
定の入賞口(例えば第1種始動入賞口)に入賞すること
もあれば他入賞口へ入賞することもあり、その落下方向
は無作為に変動され新たな遊技状況の発生に遊技者は期
待感を高めつつ遊技を楽しむことになる。
【0041】そして、請求項2に記載のように球押出部
材がモータでもって駆動されるようにしたり、請求項3
に記載のように、ユニット枠内に第1及び第2の球誘導
路を設けるとよい。
【0042】そして請求項4に記載の発明のように、
の球誘導路を通った遊技球はユニット枠の下方中央部
位に設けられる球誘導皿へと誘導され、第二の球誘導路
を通った遊技球は球誘出手段を構成する球押出部材上に
導出されることにより遊技盤面上へ押出されるようにす
れば、遊技盤面上に発射された遊技球の落下先が無作為
に変動されたり遊技球の落下先に対する予測が困難とな
り、遊技者は遊技球の落下先を興味深く見つめることに
なる。然も図柄表示装置の表示画面が遊技球によって妨
げられることが回避されることから、興趣が向上し遊技
者は飽きることなく遊技を継続できる。更に遊技機への
脱着も簡易に行うことができることから、遊興性の高い
遊技機を提供できると共に整備性が良く効率的な遊技機
を提供することが可能となる。
【0043】そして更に請求項5に記載の発明のよう
に、前記遊技盤面前記ユニット枠に設けられる球受入
口とは別の球受入口が設けられると共に、この別の球受
入口に受け入れられた遊技球をユニット枠の下方中央部
位に誘導する第三の球誘導路が第一及び第二の球誘導路
とは別個に設けられ、この第三の球誘導路を介しても
技球ユニット枠の下方中央部位へと誘導されることに
より、遊技者の期待感は更に高められることになり、遊
技を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるパチンコ遊技機
の正面図である。
【図2】本遊技機における遊技盤の正面図である。
【図3】本遊技機における図柄表示装置ユニットの飾り
縁の正面図である。
【図4】図3に示した飾り縁の分解斜視図である。
【図5】図3に示した図柄表示装置ユニットの飾り縁が
取付けられるユニット取付部材の正面図である。
【図6】図3及び図4に示した図柄表示装置ユニットの
飾り縁とユニット取付部材との分解斜視図である。
【図7】飾り縁の前面装飾枠の球受入口に入った遊技球
の第一の流出経路を示す断面図である。
【図8】図7に示す飾り縁の第2の流出経路を示す断面
図である。
【図9】ユニット取付部材の下方位置に設けられた球押
出作動部材の動作機構を示した図である。
【図10】図6に示した図柄表示装置ユニットの飾り縁
とユニット取付部材とを組み付けた状態で遊技球の通過
路を示した外観斜視図である。
【図11(a)、(b)】図10に示した球押出作動部材の
動作を示した図である。
【符号の説明】
50 特別図柄表示装置 50A 表示面部 64 普通図柄表示装置 100 飾り縁(ユニット枠) 112 中央案内路 134 球誘出皿 144a 上部案内部材 144b 上部案内部材 176a 振分誘導路 176b 振分誘導路 200 ユニット取付部材 202 第2球流下樋 204 第2球流下樋 218 球押出部材 220 モータ 300a 第1球流下樋 300b 第1球流下樋
フロントページの続き (72)発明者 西ヶ谷 道雄 名古屋市西区中小田井4丁目396番地 株式会社三星内 (56)参考文献 特開 平9−276489(JP,A) 特開 平7−124309(JP,A) 特開 平8−322991(JP,A) 特開 平7−171248(JP,A) 特開 平9−94327(JP,A) 特開 平6−225965(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02 312 A63F 7/02 320

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤面に図柄表示装置が設けられたパ
    チンコ遊技機において、図柄表示装置のユニット枠に遊
    技盤面に向けて発射された遊技球を受け入れる球受入口
    が設けられると共に、該ユニット枠の周縁に前記球受入
    口より受け入れられた遊技球を該ユニット枠の下方中央
    部位に誘導する球誘導路が設けられ、該ユニット枠の下
    方中央部位には、前記球誘導路を介して誘導された遊技
    球を遊技盤面に向けて誘出する球誘出手段が設けられ、
    該球誘出手段が前記ユニット枠の下方中央部位に誘導さ
    れた遊技球を下に下がった状態で係留し上方向に持ち上
    げることにより該係留された遊技球を前方向に向かって
    流出落下させるように上下に揺動する球押出部材により
    構成されていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 【請求項2】 前記球押出部材が、モータにより駆動さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記球誘導路が、少なくとも第一の球誘
    導路と第二の球誘導路とからなることを特徴とする請求
    項1又は2に記載のパチンコ遊技機。
  4. 【請求項4】 前記第一の球誘導路を介した遊技球は前
    記ユニット枠の下方中央部位に設けられる球誘出皿へと
    誘導され、一方、前記第二の球誘導路を介した遊技球は
    前記球誘出手段を構成する前記球押出部材上に導出され
    ることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機。
  5. 【請求項5】 前記遊技盤面に前記ユニット枠に設けら
    れる球受入口とは別の球受入口が設けられると共に、こ
    の別の球受入口に受け入れられた遊技球を前記ユニット
    枠の下方中央部位に誘導する第三の球誘導路が設けられ
    ていることを特徴とする請求項3又は4に記載のパチン
    コ遊技機。
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