JPH119782A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH119782A
JPH119782A JP9172299A JP17229997A JPH119782A JP H119782 A JPH119782 A JP H119782A JP 9172299 A JP9172299 A JP 9172299A JP 17229997 A JP17229997 A JP 17229997A JP H119782 A JPH119782 A JP H119782A
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Hironori Watanabe
浩則 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より多くの発射球を遊技領域の遊技者側から
見て左側に落下させることができ、遊技者が安定したゲ
ームを行えることを可能にするとともに、遊技者により
興趣を起こさせることが可能なパチンコ機を提供する。 【解決手段】 遊技領域11のほぼ中央には、開口部
(図示されていない)が開設され、この開口部の前面側
にABS樹脂等の合成樹脂製の図柄表示装置18が配設
されている。図柄表示装置18は、左、中、右に3分割
された特別図柄を表示する映像表示装置19が遊技盤2
の裏面側から設けられ、また、図柄表示装置18の上方
に一面の可変表示手段である図柄表示器20が設けられ
ている。また、図柄表示装置18の屋根部は、頂点50
が遊技者側から見て映像表示装置19のほぼ右端真上に
位置し、左側屋根部48は頂点50から滑らかに左下が
りに形成され、また、右側屋根部49は頂点50から滑
らかに右下がりに形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技領域のほぼ中
央に設けられた構造物の外周部に保護カバーが設けられ
るパチンコ機に関し、特に、保護カバーの屋根部に頂点
が形成され、その頂点が遊技者側から見て中央部よりも
右側に位置することにより、より多くの発射球を遊技領
域の遊技者側から見て左側に落下させることができ、遊
技者は安定したパチンコゲームを行うことが可能になる
とともに、遊技者により興趣を起こさせることが可能な
パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、パチンコ機の遊技領域のほぼ
中央には、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liqu
id Crystal Display)等を用いた種々の図柄示装置や、
開閉部材を所定角度範囲を以て回動変化させる羽根式等
の可動入賞装置等が取り付けられている。そして、これ
らの図柄表示装置や可動入賞装置の外周部にはCRT、
LCD、及び開閉部材等を保護するために保護カバーが
設けられている。そして、前記保護カバーの屋根部の周
縁にはパチンコ球の落下を変化させるための遊技くぎが
所定位置に打設されている。また、保護カバーの屋根部
はパチンコ球が引っかからないように外側下がりの滑ら
かな面が左右対称に形成されている。したがって、保護
カバーの上方向から落下してくるパチンコ球は、遊技く
ぎに当たって、不規則に落下方向を変えて落下し、ま
た、保護カバーの屋根部に落下したパチンコ球は、屋根
部の両肩部の面に沿って各々左右の下方向へ落下し、落
下方向先の遊技くぎに当たって、不規則に落下方向を変
えて落下する。
【0003】従来のパチンコ機の前記保護カバーの屋根
部に落下したパチンコ球の転動軌跡の例を図5に基づい
て説明する。図5は従来のパチンコ機の図柄表示装置の
保護カバーにおいて、屋根部に落下するパチンコ球の転
動軌跡の例を一部分拡大して示す正面図である。図5に
おいて、遊技領域のほぼ中央に配設されたABS樹脂等
の合成樹脂により形成された図柄表示装置118は、特
別図柄を表示する映像表示装置119が遊技盤の裏面側
から設けられている。また、図柄表示装置118の上側
には天入賞口120が設けられ、遊技盤裏面の不図示の
賞球樋に連通されている。また、図柄表示装置118の
両肩部121、122は、図柄表示装置118の中央部
に対してほぼ対称に形成されるとともに、外側へ滑らか
に下がっており、各肩部121、122の表面はほぼ平
らに形成されている。
【0004】次に、このように構成された図柄表示装置
118の各肩部121、122の上方位置に当たって、
各肩部121、122上を転動落下するパチンコ球の軌
跡について説明する。天くぎの左端部に落下したパチン
コ球A100は、図柄表示装置118の左上方向へ落下
する。この落下したパチンコ球A101は、左肩部12
1の上方位置に当たる。その後、当たったパチンコ球A
102は左肩部121上を左下方へ滑る。そして、滑り
落ちるパチンコ球A103は、左肩部121の下端より
左下方向に飛び出す。飛び出したパチンコ球A104は
飛び出し方向に打設された遊技くぎ等に当たるまで慣性
で遊技領域を転動する。また、天くぎのほぼ中央位置に
落下したパチンコ球B100は、図柄表示装置118の
右上側から落下する。この落下したパチンコ球B101
は、その下側に打設された遊技くぎの上方位置に当た
る。その後、当たったパチンコ球B102は右肩部12
2の上方位置に当たる。そして、右肩部122に当たっ
たパチンコ球B103は、右肩部122上を右下方へ滑
り、右肩部122の下端より右下方向に飛び出す。飛び
出したパチンコ球B104は飛び出し方向に打設された
遊技くぎ等に当たるまで慣性で遊技領域を転動する。よ
って、図柄表示装置118の両肩部121、122上を
転動落下するパチンコ球の落下スピードは、各肩部12
1、122の表面との摩擦によりある程度減速されて、
左下方向又は右下方向に転動落下する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、遊技者
は一般的に遊技領域の遊技者側から見て左側にパチンコ
球が落下するように打っているので、天くぎの遊技者側
から見て右側部分に落下した後、図柄表示装置118の
右肩部122に当たるパチンコ球をパチンコゲームに有
効に利用できないという問題がある。また、一般的に遊
技領域の遊技者側から見て左側に、多くのパチンコ球を
安定して落下させるためには、遊技者に特別の技術が必
要であるという問題がある。さらに、図柄表示装置11
8の右肩部122に当たるパチンコ球は、常に遊技領域
の遊技者側から見て右側に普通に落下するという単調さ
であるため、遊技の興趣に欠けるという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、前記保護カバーの屋根
部に頂点を形成し、且つ、その頂点が遊技者側から見て
中央部よりも右側に位置するように形成することによ
り、より多くの発射球を遊技領域の遊技者側から見て左
側に落下させることができ、遊技者が安定したゲームを
行えることを可能にするとともに、遊技者により興趣を
起こさせることが可能なパチンコ機を提供することを目
的とする。また、保護カバーの遊技者側から見て右上方
に落下したパチンコ球が、保護カバーの屋根部を左側に
転動していくという視覚的な変化により遊技者の興味を
より惹きつけることができるパチンコ機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係るパチンコ機は、遊技領域のほぼ中央
に設けられた構造物と、前記構造物の外周部に設けられ
る保護カバーとを備えたパチンコ機において、前記保護
カバーは、頂点が形成された屋根部を備え、前記屋根部
の頂点が遊技者側から見て前記構造物の中央部よりも右
側に位置することを特徴とする。
【0008】このような特徴を有する請求項1に係るパ
チンコ機においては、遊技盤に形成された遊技領域のほ
ぼ中央位置に設けられた構造物の外周部に保護カバーが
設けられ、該保護カバーの屋根部に頂点が形成され、該
屋根部の頂点が遊技者側から見て構造物の中央部よりも
右側に位置するように形成されている。これにより、保
護カバーの遊技者側から見て右側上方から屋根部の頂点
の左側に落下したパチンコ球は、保護カバーの屋根部の
上を転動して、遊技領域の遊技者側から見て左側部に落
下していくため、遊技領域の遊技者側から見て左側部を
同時に転動するパチンコ球の個数が増加し、遊技者が安
定したゲームを行うことができるとともに、遊技者によ
り興趣を起こさせることが可能になる。また、保護カバ
ーの遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、
保護カバーの屋根部を左側に転動していくという視覚的
な変化により遊技者の興味をより惹きつけることが可能
となる。
【0009】また、請求項2に係るパチンコ機は、請求
項1のパチンコ機において、前記構造物は、映像表示装
置であることを特徴とする。
【0010】このような特徴を有する請求項2に係るパ
チンコ機においては、前記構造物が映像表示装置である
ため、遊技者は映像表示装置を注視する必要があり、保
護カバーの遊技者側から見て右上方に落下したパチンコ
球が、保護カバーの屋根部を左側に転動していくという
視覚的な変化により遊技者の興味を効果的に惹きつける
ことができる。また、前記保護カバーの遊技者側から見
て右上方に落下するパチンコ球の多くが遊技領域の遊技
者側から見て左側部に落下するため、遊技領域の遊技者
側から見て左側部を同時に転動するパチンコ球の個数が
増加し、映像表示装置を作動させる始動口等にパチンコ
球が入賞する確率を確実に高くすることができ、遊技者
が安定してゲームを行うことが可能になるとともに、遊
技者により興趣を起こさせることが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機に
ついて、具体化した一実施の形態を図面を参照して詳細
に説明する。先ず、本実施形態に係るパチンコ機の全体
構成について図1及び図2に基づき説明する。図1は本
実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面図である。
図2は、パチンコ機1の遊技領域を示した正面図であ
る。図1において、パチンコ機1は、いわゆる第一種パ
チンコ機である。パチンコ機1は、後述する入賞口、図
柄表示装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊
技盤2上に配設されている。その遊技盤2の下には、不
図示の樋を介して排出される賞球を受ける上部受け皿3
がスピーカ3aを内蔵してプレート4に配設されてい
る。そして、その上部受け皿3の下には、下部受け皿5
が配設される。また、上部受け皿3に連通する不図示の
球送り機構を介して上部受け皿3のパチンコ球がハンド
ル6に連結された不図示の発射装置へ送られるよう構成
されている。一方、遊技盤2の周りには、遊技中のエラ
ーを表示するエラー表示ランプ7や「当たり」を表示す
る当たり表示ランプ8,8が設けられている。また、遊
技盤2を囲んだ枠9内には、両肩部に賞球及び球切れ表
示ランプ10,10が設けられている。
【0012】次に、図2において、パチンコ機1におけ
る遊技盤2上の遊技領域の構成について説明する。この
遊技領域11は、所定厚さの板材をなした遊技盤2上に
入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環
状のレール12が立設されて構成されている。このレー
ル12は、発射されたパチンコ球を遊技領域11内に案
内する重複して形成した案内路13を構成し、右肩部に
はレール12に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を
制限するための段差部14を有する。そして、その段差
部14には軸15に支持された返しゴム16が配設され
ている。
【0013】遊技領域11のほぼ中央には、開口部(図
示されていない)が開設され、この開口部の前面側にA
BS樹脂等の合成樹脂製の図柄表示装置18が配設され
ている。図柄表示装置18は、左、中、右に3分割され
た特別図柄を表示する映像表示装置19が遊技盤2の裏
面側から設けられ、また、図柄表示装置18の上方に一
面の可変表示手段である図柄表示器20が設けられてい
る。また、図柄表示装置18の屋根部は、頂点50が遊
技者側から見て映像表示装置19のほぼ右端真上に位置
し、左側屋根部48は頂点50から滑らかに左下がりに
形成され、また、右側屋根部49は頂点50から滑らか
に右下がりに形成されている(図3参照)。一方、図柄
表示装置18の左右には入賞口23,24が設けられて
いる。そして、図柄表示装置18の両肩部には電飾ラン
プ付きの風車25,26が、また入賞口23,24の両
側及び図柄表示装置18の間には通常の風車28,2
9、及び27,30が設けられている。
【0014】また、図柄表示装置18の直下には、始動
口35a、及びゲート35b、35cが配設されてい
る。始動口35a、及びゲート35b、35cは、パチ
ンコ球の入賞を検出する検出スイッチ(図示されていな
い)が備えられ、この始動口35a、及びゲート35
b、35cにパチンコ球が入賞することを検出すること
で映像表示装置19を作動させる。そして、始動口35
a、及びゲート35b、35cの下方には、大入賞口3
1が形成された特別電動役物32が配設されている。大
入賞口31は、横幅を持った上方に開口する開閉扉33
が、始動口35a、及びゲート35b、35cにパチン
コ球が入り、映像表示装置19の図柄が変動した後に、
所定状態を達成した場合(例えば、AAAのようにそろ
った場合等)に開かれる。この開閉扉33は、不図示の
ソレノイドによって開口するよう構成されている。
【0015】そして、このような特別電動役物32の両
側上方には電飾ランプが施された下入賞口42,43が
配設され、特別電動役物32の直下にはレール12に沿
ってアウト口44が開設されている。更に、レール12
に囲まれたこのような遊技領域11には、前記各構成物
とともに複数の遊技くぎが打設されてパチンコ球の複雑
な流路を構成している。
【0016】次に、このように構成されたパチンコ機1
の図柄表示装置18の遊技者側から見て右側上方から落
下して左側屋根部48上を転動し、遊技領域11の遊技
者側から見て左側部に転動落下するパチンコ球の転動軌
跡の例を図3及び図4に基づいて説明する。図3は図柄
表示装置18の遊技者側から見て右側上方から左側屋根
部48上に落下するパチンコ球の転動軌跡の例を一部分
拡大して示す正面図である。図4は図柄表示装置18の
遊技者側から見て右側上方から左側屋根部48上に落下
するパチンコ球の転動軌跡の一例を一部分拡大して示す
斜視図である。図3において、天くぎ51dと天くぎ5
1eとの間から図柄表示装置18の左側屋根部48上に
落下したパチンコ球の転動軌跡の一例をパチンコ球C1
〜C6に示す。各天くぎ51a〜51e上に遊技者側か
ら見て左上方向から転動してきたパチンコ球C1は、天
くぎ51dと天くぎ51eの間を矢印A1のように落下
する。この落下したパチンコ球C2は、そのまま下方に
転動落下する。この落下したパチンコ球C3は、図柄表
示装置18の屋根部のほぼ頂点50の左側に当たる。そ
の後、当たったパチンコ球C4は、図柄表示装置18の
左側屋根部48上を左下方に転動していく。そして、左
側屋根部48上を左下方に転動するパチンコ球C5は、
左側屋根部48の左端縁部に達する。次に、左端縁部に
達したパチンコ球C6は、転動速度に応じて慣性により
遊技領域11の遊技者側から見て左側下方に飛び出し、
転動落下する。また、遊技者側から見て天くぎ51eの
右側から図柄表示装置18の左側屋根部48上に落下し
たパチンコ球の転動軌跡の他の例をパチンコ球D1〜D
3及びC3〜C6に示す。遊技者側から見て天くぎ51
eの右側に落下したパチンコ球D1は、矢印A2のよう
に下方に落下する。この下方に落下したパチンコ球D2
は、その下側に打設されている遊技くぎ51hに当た
る。その後、当たったパチンコ球D3は、矢印A3のよ
うに遊技くぎ51fと遊技くぎ51gとの間を通り、図
柄表示装置18の屋根部のほぼ頂点50の左側に当た
る。そして、当たったパチンコ球は、前記パチンコ球C
3〜C6とほぼ同じ転動軌跡を辿り、左側屋根部48上
を左下方に転動し、左側屋根部48の左端縁部から転動
速度に応じて慣性により遊技領域11の遊技者側から見
て左側下方に飛び出し、転動落下していく。
【0017】また、図4において、発射球が図柄表示装
置18の左側屋根部48上に落下した後、遊技領域11
の遊技者側から見て左側部に落下するパチンコ球の軌跡
の一例をパチンコ球E1〜E12に示す。図柄表示装置
18の遊技者側から見て右上に転動してきたパチンコ球
E1→E4は、図柄表示装置18のほぼ頂点50に当た
る。そして、この頂点50に当たったパチンコ球E4
は、図柄表示装置18の左側屋根部48上を左方向に転
動する。この左側屋根部48上を左下方(矢印B1方
向)に転動するパチンコ球E4→E7は、左側屋根部4
8の左端縁部まで速度を減速されながら転動する。そし
て、左側屋根部48の左端縁部に達したパチンコ球E8
は、転動速度を減速され、図柄表示装置18の左端下方
へE8→E12のように転動落下する。したがって、図
柄表示装置18の下側に配設されている始動口35a、
ゲート35b、及び入賞口42等にパチンコ球が入賞す
る確率が高くなる。
【0018】以上詳細に説明した通り本実施形態に係る
パチンコ機1では、図柄表示装置18の屋根部の頂点5
0が、遊技者側から見て映像表示装置19のほぼ右端真
上に位置し、左側屋根部48は遊技者側から見て頂点5
0から滑らかに左下がりに形成され、また、右側屋根部
49は遊技者側から見て頂点50から滑らかに右下がり
に形成されている。したがって、遊技者側から見て天く
ぎ51a〜51eの中央より右側部分から下方へ落下し
たパチンコ球のうち、多くのパチンコ球が図柄表示装置
18の屋根部の頂点50の遊技者側から見て左側に当た
った後、左側屋根部48上を転動して、遊技領域11の
遊技者側から見て左側部に落下するため、より多くの発
射球を遊技領域の遊技者側から見て左側に落下させるこ
とができ、遊技者に安定したゲームが行えることを可能
にするとともに、図柄表示装置18の下側に配設されて
いる始動口35aやゲート35b等にパチンコ球が入賞
する確率が高くなるため、遊技者により興趣を起こさせ
ることが可能となる。また、遊技者側から見て図柄表示
装置18の右上方に落下したパチンコ球が、図柄表示装
置18の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変
化により遊技者の興味をより惹きつけることができる。
【0019】尚、本発明は前記実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論であり、以下のよう
にしてもよい。前記実施形態では図柄表示装置18の屋
根部が一体成形により形成されているが、別体にて作製
し、取り外し可能にしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明した通り、請求項1に係るパチ
ンコ機によれば、遊技盤に形成された遊技領域のほぼ中
央位置に設けられた図柄表示装置等の構造物の外周部に
保護カバーが設けられ、該保護カバーの屋根部に頂点が
形成され、該屋根部の頂点が遊技者側から見て構造物の
中央部よりも右側に位置するように形成されている。こ
れにより、保護カバーの遊技者側から見て右側上方から
屋根部の頂点の左側に落下したパチンコ球は、保護カバ
ーの屋根部の上を転動して、遊技領域の遊技者側から見
て左側部に落下していくため、遊技領域の遊技者側から
見て左側部を同時に転動するパチンコ球の個数が増加
し、遊技者が安定したゲームを行うことができるととも
に、遊技者により興趣を起こさせることが可能なパチン
コ機を提供することができる。また、保護カバーの遊技
者側から見て右上方に落下したパチンコ球が、保護カバ
ーの屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化に
より遊技者の興味をより惹きつけることが可能なパチン
コ機を提供することができる。
【0021】また、請求項2に係るパチンコ機によれ
ば、前記構造物が映像表示装置であるため、遊技者は映
像表示装置を注視する必要があり、保護カバーの遊技者
側から見て右上方に落下したパチンコ球が、保護カバー
の屋根部を左側に転動していくという視覚的な変化によ
り遊技者の興味を効果的に惹きつけることが可能なパチ
ンコ機を提供することができる。また、前記保護カバー
の遊技者側から見て右上方に落下するパチンコ球の多く
が遊技領域の遊技者側から見て左側部に落下するため、
遊技領域の遊技者側から見て左側部を同時に転動するパ
チンコ球の個数が増加し、映像表示装置を作動させる始
動口等にパチンコ球が入賞する確率を確実に高くするこ
とができ、遊技者が安定してゲームを行うことが可能に
なるとともに、遊技者により興趣を起こさせることが可
能なパチンコ機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るパチンコ機全体を示した正面
図である。
【図2】本実施形態に係るパチンコ機の遊技領域を示し
た正面図である。
【図3】本実施形態に係るパチンコ機において、図柄表
示装置の遊技者側から見て右側上方から左側屋根部上に
落下するパチンコ球の転動軌跡の例を一部分拡大して示
す正面図である。
【図4】本実施形態に係るパチンコ機において、図柄表
示装置の遊技者側から見て右側上方から左側屋根部上に
落下するパチンコ球の転動軌跡の一例を一部分拡大して
示す斜視図である。
【図5】従来のパチンコ機の図柄表示装置の保護カバー
において、屋根部に落下するパチンコ球の転動軌跡の例
を一部分拡大して示す正面図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 遊技盤 11 遊技領域 18、118 図柄表示装置 19、119 映像表示装置 35a 始動口 48 左側屋根部 49 右側屋根部 50 頂点 121 左肩部 122 右肩部 C1〜C6、D1〜D3 本実施形態のパチンコ球の転
動軌跡の例 A100〜A104、B100〜B104 従来のパチ
ンコ球の転動軌跡の例

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技領域のほぼ中央に設けられた構造物
    と、前記構造物の外周部に設けられる保護カバーとを備
    えたパチンコ機において、 前記保護カバーは、頂点が形成された屋根部を備え、 前記屋根部の頂点が遊技者側から見て前記構造物の中央
    部よりも右側に位置することを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記構造物は、映像表示装置であること
    を特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
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