JP3920744B2 - 竿先保護カバー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、元竿管に穂先側の小径竿管を順に収納した状態の振出式釣竿の竿先を保護する竿先保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば実公昭56−54798号公報には、竿先に取付ける弾性材製本体の上面に導糸環を突出させる切欠溝を形成し、基部の径寸法を変化させ得るようにした保護カバーが記載されている。この保護カバーには、その本体の段付き円筒状形状の基部に形成した2つの嵌着孔に、それぞれ複雑な形状の締付けベルトおよび係止フックが取付けられる。締付けベルトおよび係止フックは破損した場合は、これらの締付けベルトおよび係止フックの取替えが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来の保護カバーの場合には、本体と締付けベルトと係止フックとがそれぞれ複雑な形状を有し、その製作にはそれぞれ精密な金型を必要とするため、小ロットの製品を製作する場合にはコストが高くなる。また、硬質の本体に形成した嵌着孔に取付けるために、締付けベルトおよび係止フックの取付部は柔軟な弾性部材で形成する必要があり、したがって、締付けベルトおよび係止フックに大きな力が作用すると、本体から簡単に外れる可能性が高い。
【0004】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、釣竿に強固に取付けることができると共に、締付けベルトの交換が容易で、小ロットの製品でも安価に製造することのできる竿先保護カバーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によると、基端側の一側に、穂先側の小径竿管を順に収容した元竿管の先端部を受入れる側部開口を形成し、この側部開口から先端側に向けて釣糸ガイドを挿通するスリットを延設した筒状本体と、柔軟性部材で形成されてこの筒状本体に固定される締付けベルトとを備え、前記側部開口を介して収容した元竿管の先端部を、締付けベルトによりこの筒状本体に締付ける竿先保護カバーであって、この締付けベルトを筒状本体に固定する固定部材を備え、この固定部材は、締付けベルトと筒状本体との双方に着脱可能に形成され、締付けベルトの一端側を係止する係止部この固定部材に設けられる竿先保護カバーが提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1から図6は、本発明の好ましい実施形態による竿先保護カバー20を示す。この竿先保護カバー20は、例えば振出式スピニングルアーロッド18を収納状態で持ち歩く際、元竿管16の先端から突出する小径の穂先竿管14および中竿管12a〜12eを保護するのに適したものである。
本実施形態の竿先保護カバー20が保護するルアーロッド18は、これに限るものではないが、図1に例示するルアーロッド18について簡単に説明すると、次のような構造を備えている。
【0007】
すなわち、このようなルアーロッド18は、竿尻側に位置する大径の元竿管16と穂先側の穂先竿管14との間に、複数の中竿管12a〜12eを継合わせた全体に細径かつ軽量構造に形成される。そして、図示しない魚釣用リールから繰出した釣糸を案内するため、トップガイド10を穂先竿14の先端に固定し、各中竿管の先端部にはそれぞれ釣糸ガイド8a〜8eを固定してある。これらの釣糸ガイド8a〜8eは、特に元竿16に固定した魚釣用リールから螺旋状に繰出される釣糸に与える抵抗を抑制しつつトップガイド10まで導くために、トップガイド10から竿尻側に離隔するほどガイドリングの口径が大きくかつ竿管から突出する高さを高く形成してある。特に、元竿管16の近くに配置される中竿管12d,12eの釣糸ガイド8d,8eは口径の大きなガイドリングを竿管から離隔した位置に保持するため、竿管上に固定する固定部の外径および軸方向寸法が大きく、したがって、図1に示す収納状態であっても、元竿管16内に収納できずに玉口部から突出する長さが長い。なお、元竿管16と穂先竿管14との間に配置する中竿管12a〜12eの本数については図示のような5本以外であってもよく、上述のような固定式の釣糸ガイド8a〜8eの他に、竿管上を移動可能な遊動ガイド(図示しない)を有するものであってもよい。
【0008】
図1および図2に示すように、このようなルアーロッド18の元竿管16の先端部に固定して収納状態のルアーロッド18を保護する本実施形態の竿管保護カバー20は、両端が開口した中空円筒状の筒状本体22を備える。この筒状本体22は、全長にわたって均等な肉厚に形成した長尺のパイプ状部材から所要長さに切断することで形成してもよく、あるいは、当初から所要長さに形成したものでもよい。いずれの場合も、この筒状本体22は、ルアーロッド18の収納状態(図1)で元竿管16の先端部から突出する部分を収容できる内径および軸方向長さに形成する。この筒状本体22は、例えばポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、ナイロン等の樹脂材料、繊維強化樹脂、及び、アルミニウム、真鍮(BS)等の金属材料により、肉厚0.5〜3mm、長さ120〜160mm、内径9〜15mm程度に形成することが好ましい。
【0009】
この筒状本体22の基端側の一側には、元竿管16の先端部を側方から受入れ可能な側部開口24を形成し、この側部開口24から先端側に向けて、釣糸ガイド8a〜8eを挿通するスリット26を形成してある。このスリット26は、穂先側の例えば中竿管12a,12bに固定した釣糸ガイド8a,8bとの干渉を防止するために、これらの釣糸ガイド8a,8bのガイドリングを挿通可能な、例えば7.5mmであるのが好ましい5〜9mmの幅に形成してある。このような側部開口24およびスリット26は、例えばフライス盤を用いて加工することにより、極めて簡単に形成することができる。
【0010】
また、この筒状本体22の基端部の外面部には、ルアーロッド18の元竿16の先端部を筒状本体に締め付ける締付けベルト28の一端が固定されている。この締付けベルト28は、元竿管16の損傷を防止するために、例えばゴム、エラストマー、皮革等の柔軟性部材で形成することが好ましい。
【0011】
図3および図4に拡大して示すように、この締付けベルト28は、筒状本体22の基部に形成した取付孔30に、筒状本体の内面側から挿通される小ねじ状に形成した内側固定片32と、筒状本体の外面側に位置し、締付けベルト28を貫通したこの内側固定片32の先端部に螺合する袋ナット状に形成した外側固定片34とを有する固定部材35により、筒状本体22の基端部に着脱可能に固定される。この外側固定片34は、筒状本体22に向く内端面34aが周縁部を突出させた凹面状に形成され、反対側の先端部は、締付けベルト28に穿設した後述するベルト孔に挿通させて係止する略球状の膨出部34bを形成してある。これにより、外側固定片34は、締付けベルト28の一端側を係止する係止部として作用する。
【0012】
これらの内側固定片32と外側固定片34とは、締付けベルト28に作用する大きな力に耐えるため、ステンレス鋼、アルミニュームあるいは真鍮等の金属で形成することが好ましい。なお、この固定部材35は、上述のような螺合に限らず、圧入により相互に固定させることも可能である。この場合には、少なくとも一方を弾性変形可能な硬質樹脂で形成することが好ましい。
【0013】
図2の(A)に示すように、締付けベルト28の先端側の適宜位置に、複数のベルト孔28aを形成してあり、この締付けベルト28を元竿管16の周部に巻き付け、所要位置のベルト孔28aに外側固定片34の先端に形成した膨出部34bを挿通することで、元竿管16と筒状本体22とを一体的に締付け、固定することができる。また、この締付けベルト28が途中で破断した場合には、外側固定片34を内側固定片32から外し、締付けベルト28のみを交換することができる。
【0014】
更に、内側固定片32の基端側で、側部開口24およびスリット26に対向する部位に、筒状本体22の内面から突出する突出部36を配置してある。この突出部36は、側部開口24およびスリット26に対向する側で最も高く筒状本体22の内面から突出している。このため、元竿管16を締付けベルト28で筒状本体22に締め付けたときに、元竿管16の中心軸16aが、穂先側でスリット26および筒状本体22の中心軸線Cから離隔する方向に傾斜する。
【0015】
本実施形態では、突出部36は、例えばゴム、エラストマー、コルク、発泡剤、スポンジ等で形成した柔軟性厚肉部材38を、例えばゴム、エラストマー、コルク、発泡剤、スポンジ等で形成したクッション材40で挟み込み、筒状本体22の内面から0.9〜2.8mm程度の高さに突出させてある。このクッション材40は、更に、筒状本体22に近接する内側端部40aとその反対側の外側端部40bとを厚肉部材38から先端側に延設し、内側端部40aを内側固定片32の頭部と筒状本体22との間の緩衝材として作用させ、外側端部40bを元竿管16が内側固定片32の頭部に直接接触するのを防止する緩衝材として作用させている。
【0016】
図5および図6は、突出部36を形成する本実施形態の厚肉部材38とクッション材40とを示す。厚肉部材38は厚さが内側固定片32の頭部32aよりも厚い0.5〜1.5mm、長さが3〜7mm、幅が3〜7mmの板ゴムで形成してある。また、クッション材40は、厚さが0.2〜0.8mm、長さが53〜65mm、内側固定片32の挿通孔39を形成した内側端部40a側の幅が4〜8mm、外側端部40b側の幅が10〜14mmに形成してあり、厚肉部材38を挟み込んで筒状部材に取り付けたときに、外側端部40bが厚肉部材38、内側固定片32の頭部32aおよび内側端部40aを完全に覆い、外部に露出するのを防止する。これらの厚肉部材38とクッション材とは、いずれもJISK6253によるデュロメータ硬さ試験、タイプEによる硬度で測定したゴム硬度を40°〜60°に形成してある。このような硬さとすることにより、元竿管16に傷が付くのを防止すると共に、締付けベルト28を締付けたときに、強固かつ確実に固定することができる。
【0017】
図7の(A)に交差線で示すように、クッション材40の一側には、全面にわたって接着剤あるいは両面粘着テープを配置し、反対側には、図7の(B)に示すように、幅狭の内側端部40a側すなわち筒状本体22に接する部分のみに接着剤あるいは両面粘着テープを配置する。そして、クッション材40に形成した挿通孔39を筒状本体に形成した取付孔30に合わせ、内側固定片32を挿通した後、外側固定片34により、筒状本体22との間に締付けベルト28を固定する。クッション材40の外側端部40bを折り返して厚肉部材38および内側固定片32の頭部32aを覆う。
【0018】
これにより、クッション材40で覆われた内側固定片32の頭部32aが、筒状部材22の内面から突出し、元竿管16を支える受部を形成する。そして、この内側固定片32の頭部32aで形成される受部よりも突出した突出部36が、筒状部材22の後端側に形成される。したがって、クッション材40は、内側固定片32と、元竿管16および筒状本体22との間に介挿され、緩みと破損とを防止する弾性部材としても作用する。
【0019】
一方、筒状部材22の先端部には、装飾を兼ねたキャップ42を取付け、先端開口から穂先竿14等が突出するのを防止することが好ましい。このキャップ42は、筒状本体22およびルアーロッド18の先端部を保護するために、金属あるいは硬質樹脂等の硬質部材で形成することが好ましい。なお、厚肉部材38は、図4に示すような矩形形状に限らず、円形、楕円形あるいは多角形状等の適宜の形状に形成することが可能である。
【0020】
本実施形態の竿管保護カバー20では、締付けベルト28を固定する内側固定片32の頭部をクッション材40で覆うことで形成した受部と、これよりも基端側で高く突出する突出部36とが、筒状本体22の基端部でその幅方向の中央部で、軸線方向に沿って整合した状態に配置される。このため、側部開口24を介して元竿管16の先端部を受入れ、締付けベルト28で固定したときに、この元竿管16が内側固定片32の頭部で形成される受部と、これよりも基端側の突出部36とに当接して支えられる。受部が筒状本体の内面から突出する高さは、突出部36よりも低いため、元竿管16は、その軸線16aが、図1に示すように、穂先側でスリット26から離隔する方向に傾けた状態で固定される。
【0021】
収納状態のルアーロッド18の元竿管16の先端部に、このように竿先保護カバー20を取付けた状態では、この元竿管16の玉口部から突出する中竿12a〜12dおよび穂先竿管14も、筒状本体22内でスリット26から離隔する方向に傾斜した状態に配置される。穂先竿管14に取付けられたトップガイド10は筒状本体22内に収容された筒状本体22内に配置され、各中竿管12a〜12eに取付けられた釣糸ガイド8a〜8eはスリット26を介して外部に突出する。図1では、穂先側の中竿管12a,12bの釣糸ガイド8a,8bがスリット26内に位置する状態で示してあるが、元竿管16が上述のように傾斜して保持される限り、筒状本体22内に位置しあるいは他の釣糸ガイド8c〜8eと同様に外方に突出してもよい。
【0022】
竿先保護カバー20をこのように取付けた状態では、釣糸ガイド8a〜8eがスリット26に挿通されているため、このスリット26により中竿管12a〜12eの回動が規制される。また、中竿管12a〜12eおよび穂先竿管14が先端側に向けて軸方向に移動すると、筒状本体22の内面に当接し、それ以上の移動が規制される。更に、先端部に取付けたキャップ42は、穂先竿管14およびこれに隣接する中竿管12aが先端開口から抜出るのを防止する。
【0023】
そして、締付けベルト28を筒状本体22の基部に固定する固定部材35を、筒状本体22に着脱可能に形成し、かつ、締付けベルト28の一端側を係止する係止部をこの固定部材35の外側固定片34で形成したことにより、締付けベルト28が破損したときに、この締付ベルト28のみを交換することができる。この締付けベルト28は、固定部材35により、筒状本体22の基部に取付けられるため、従来の保護カバーのように、締付けベルトおよび本体に複雑な固定部を形成する必要がない。このため、精密な金型を用いることなく、通常の柔軟な板状弾性部材を加工するだけで締付けベルト28を容易に製造することができ、締付けベルト28の生産必要量が少ない場合であっても、極めて安価に製造することができる。しかも、この締付けベルト28を筒状本体22に取付ける固定部材35が、元竿管16を筒状本体22に締付ける締付けベルト28の一端側を係止する係止部を兼ねるため、従来のように、固定部と係止部とを別個に設ける必要がなく、製造コストを低減することができる。
【0024】
また、締付けベルト28が柔軟性部材で形成されることにより、元竿管16を筒状本体22に締付けたときに、この元竿管16が外側から弾力的に押圧される。これにより、元竿管16および固定部材35が弾力的に付勢され、緩みを防止される。更に、このような弾力的な付勢力により、径の異なる元竿管16にも好適に取付けることができる。
【0025】
このような固定部材35を金属で形成した場合には、耐衝撃性が高いため、釣竿18が転倒し、あるいは、他の部材と衝突した場合でも、固定部材35の係止部すなわち外側固定片34が損傷するのが防止される。
【0026】
この固定部材35の内側固定片32と、元竿管16および筒状本体22との間に、クッション材40配置されることにより、内側固定片32と、元竿管16および筒状本体22との間の緩みと破損あるいは損傷とが防止される。
【0027】
また、固定部材35の外側固定片34は、筒状本体22に向く内端面34aが周縁部を突出させた凹面状に形成され、この内端面34aで締付けベルト28を押圧するため、突出する周縁部が締付けベルト28に強く圧接され、これにより、締付けベルト28は筒状本体22に強固に固定され、緩み難い。
【0028】
なお、図8および図9に示すように、締付けベルト28の取付け位置は、筒状本体22上で調整可能とすることもできる。例えば、図8に示すように複数の取付孔30、あるいは、図9に示すように長孔により取付孔30を筒状本体22に形成してもよい。いずれの場合も、収納時に元竿管16から突出する中竿管12a〜12eおよび穂先竿管14の突出長さ等の寸法に応じて、締付けベルト28の取付位置を容易に調整することができる。他の点は上述の実施形態と同様である。
【0029】
【発明の効果】
以上明らかなように、本発明によれば、釣竿に強固に取付けることができると共に、締付けベルトの交換が容易で、小ロットの製品でも安価に製造することのできる竿先保護カバーが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態による竿先保護カバーをルアーロッドに取付けた状態の縦断面図。
【図2】図1に示す竿先保護カバーを示し、(A)は平面図、(B)はB−B線に沿う断面図、(C)はC−C線に沿う断面図。
【図3】図1に示す竿先保護カバーの締付けベルトの取付部の拡大断面図。
【図4】締付けベルトを筒状本体に固定する固定部材を示し、(A)は内側固定片の説明図、(B)は外側固定片の説明図。
【図5】突出部を形成する厚肉部材を示し、(A)は平面図、(B)はB−B線に沿う側面図。
【図6】クッション材を示し、(A)は平面図、(B)はB−B線に沿う側面図。
【図7】クッション材に取付ける両面粘着テープの配置を示し、(A)は一側面側、(B)は他側面側の説明図。
【図8】変形例による竿先保護カバーの底面図。
【図9】他の変形例による竿先保護カバーの底面図。
【符号の説明】
20…竿先保護カバー、22…筒状本体、24…側部開口、26…スリット、28…締付けベルト、32…内側固定片、34…外側固定片、35…固定部材。

Claims (4)

  1. 基端側の一側に、穂先側の小径竿管を順に収容した元竿管の先端部を受入れる側部開口を形成し、この側部開口から先端側に向けて釣糸ガイドを挿通するスリットを延設した筒状本体と、柔軟性部材で形成されてこの筒状本体に固定される締付けベルトとを備え、前記側部開口を介して収容した元竿管の先端部を、締付けベルトによりこの筒状本体に締付ける竿先保護カバーであって、前記締付けベルトを筒状本体に固定する固定部材を備え、この固定部材は、締付けベルトと筒状本体との双方に着脱可能に形成され、締付けベルトの一端側を係止する係止部この固定部材に設けられることを特徴とする竿先保護カバー。
  2. 前記係止部は、金属で形成されることを特徴とする請求項1に記載の竿先保護カバー。
  3. 前記固定部材は、筒状本体の内面側に位置する内側固定片と、筒状本体の外面側に位置しかつ内側固定片に着脱可能な外側固定片とを有し、この内側固定片と、元竿管および筒状本体との間に、弾性部材が配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の竿先保護カバー。
  4. 前記固定部材は、筒状本体の内面側に位置する内側固定片と、筒状本体の外面側に位置しかつ内側固定片に着脱可能な外側固定片とを有し、この外側固定片は、筒状本体に向く内端面が周縁部を突出させた凹面状に形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の竿先保護カバー。
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