JP2006204261A - 釣竿 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動フードを移動する際に釣竿の外面が損傷することなく、小さな抵抗で滑らかに移動することができるリールシートを備えた釣竿を提供すること
【解決手段】リールシート本体14に形成されたリール脚載置面18上に、魚釣用リールの取付脚部6aを保持する一対のフードを備え、これらの一対のフードの一方は、リール脚載置面18の軸方向の一端側に形成された雄ねじに螺合される雌ねじ36aを有しかつリール脚載置面18の長手方向に沿って移動可能な移動フード16として形成され、この移動フード16を移動することにより、魚釣用リールの取付脚部6aを締付けおよび締付け解除するリールシート12を有する釣竿であって、移動フード16は、雌ねじ36aよりも、固定フード22から離隔した位置に、内周面から突出しかつ釣竿10の外周面に摺接可能な突出部材56を有し、この突出部材56は、雌ねじよりも摩擦抵抗が小さく形成されている釣竿。
【選択図】 図3

Description

本発明は、釣竿に関し、特に、魚釣用リールの取付脚部を締付けおよび締付け解除するリールシートを有する釣竿に関する。
一般に、釣竿に魚釣用リールを取付けるリールシートは、リールの取付脚部を載置するリール脚載置面をリールシート本体に形成し、このリール脚載置面の長手方向に沿って対向配置した一対のフードにより、リールの取付脚部をこのリール脚載置面上に保持する。これらの一対のフードは、それぞれが取付脚部を受け入れる開口部を有し、かつ、一方がリール脚載置面に対して移動し、所要位置に固定可能な移動フードとして形成され、これらの一対のフード間に取付脚部を挟持させることにより、リールを釣竿に装着する。このようなリールシートには、ナットの締付け動作によって移動フードを移動および固定するナット式のものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このようなリールシートは、リールシート本体をパイプ状に形成し、竿管に接着することで固定するのが一般的である。
実開平58−44067号公報
このようなパイプ状のリールシート本体を有するリールシートは、移動フードを移動する際、ナットが雄ねじ以外の部位、例えばリールシート本体のリール脚載置面の近部あるいは竿管の外面等に接触する場合がある。ナットがこれらの外面に接触すると、塗装あるいは装飾を施した外面が損傷し、見栄えが悪くなるだけでなく、接触による摩擦抵抗により、ナットが滑らかに移動できなくなる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、移動フードを移動する際に釣竿の外面が損傷することなく、小さな抵抗で滑らかに移動することができるリールシートを備えた釣竿を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の釣竿は、リールシート本体に形成されて魚釣用リールの取付脚部を載置するリール脚載置面と、このリール脚載置面の長手方向に沿って対向配置され、リールの取付脚部をこのリール脚載置面上に保持する一対のフードとを備え、これらの一対のフードの一方は、リール脚載置面の軸方向の一端側に形成された雄ねじに螺合される雌ねじを有しかつリール脚載置面の長手方向に沿って移動可能な移動フードとして形成され、この移動フードをリール脚載置面の長手方向に沿って移動することにより、魚釣用リールの取付脚部を締付けおよび締付け解除するリールシートを有する釣竿であって、前記移動フードは、前記雌ねじよりも、前記一対のフードの他方から離隔した位置に、内周面から突出しかつ前記釣竿の外周面に摺接可能な突出部を有し、この突出部は、前記雌ねじよりも摩擦抵抗が小さく形成されていることを特徴とする。
本発明の釣竿によると、移動フードを移動する際、対向する他方のフード側に作用する偏荷重等の影響により、これと反対側が釣竿の外面に接触する状態となっても、移動フードの内周面から突出する突出部が、その小さな摩擦抵抗で釣竿の外面に接触するため、釣竿の外面の損傷が抑制されると共に滑らかに移動することができる。
図1は、本発明の好ましい実施形態による釣竿10を示す。
この釣竿10は、振り出し式の磯上物竿として形成してあり、穂先側の竿管を順に収納可能な最も大径の元側竿管8にリールシート12を設け、このリールシート12に魚釣用リール6を取付けてある。この釣竿10には、竿管の外面に釣り糸が付着するのを防止する釣糸ガイド4が、魚釣用リール6と同じ側で、釣竿10の穂先に向けて所定間隔をおいて固定され、竿先にはトップガイド4aが取付けられている。このような釣糸ガイド4の個数および配置位置は、図示の例に限らず、任意に設定することが可能である。
このような外通し式に代えて、魚釣用リール6から繰出した釣糸を釣竿10の竿管内に導入し、この竿管内で案内した後、中空構造の穂先竿から外部に導出する中通し式とすることも可能である。また、釣竿10は振出し式に限らず、いんろう継ぎ、並継ぎあるいは逆並継ぎ等の適宜の継ぎ形式のものであってもよい。
図2に示すように、本実施形態のリールシート12は、魚釣用リール6を取付けるための中空管状構造のリールシート本体14を備え、このリールシート本体の例えば後端側である軸方向の一端側に形成した図示しないねじ部に沿って移動フード16が軸方向に移動自在に装着される。繊維強化樹脂製であるのが好ましい竿管8が、このリールシート本体14に挿通され、例えば接着剤を用いて強固に固着される。この竿管8は、中空構造あるいは中実構造のいずれであってもよい。
本実施形態のリールシート本体14は、合成樹脂(例えばナイロンやABS等)あるいは金属(例えばSUS、アルミニウム、チタン、真鍮等)等の適宜の材料から筒状に形成され、図では下側に示す一側に、魚釣用リール6の取付脚部6aを載置するリール脚載置面18が形成されている。更に、このリールシート本体14には、移動フード16に向けて開口部20を開口させた固定フード22が一体的に設けられている。この固定フード22の開口部20は、先端側に向けて次第に高さが低くなり、この開口部20から受入れた取付脚部6aの一端が内方に押圧されたときに、この取付脚部6aをリール脚載置面18側に付勢する。本実施形態の固定フード22は、リールシート本体14と一体構造に形成してある。これに代え、金属又は硬質の合成樹脂でリールシート本体14と別体構造に形成し、リールシート本体14に強固に固定してもよい。金属で形成する場合には、リールの取付脚部に当接する部位に樹脂製部材を配置し、金属間の接触による各部材の損傷を防止することが好ましい。
このリールシート本体14は、リール脚載置面18の反対側を僅かに膨出させて握持する手で握り込んだときに、握持しやすくした握り部24を形成してある。本実施形態では、握り部24の竿尻側に、移動フード16の先端側を出入り可能とする間隙を設け、魚釣用リールの取付脚部6aを締付けたときに、移動フード16の先端をこの間隙内に収納し、握持した手にこの移動フードの先端が形成する段差部が当たらないように形成してある。これにより、握り部24の外面は、握持した手に密着する滑らかな曲面を形成する。
また、移動フード16は、例えば40mm〜70mmの長さで、リールシート本体14に設けた図示しないねじ部の長さおよび通常のナット部材よりも長く形成してあり、魚釣用リール6の取付脚部6aを着脱する際に、長手方向に沿って通常移動範囲で移動しても、この移動フード16から露出することはなく、釣竿10の美観が維持される。この移動フード16は、上述のようにリールシート本体14の雄ねじに螺合するナット部材26と、このナット部材の先端部に後端部を回動自在に連結されたフード体28とを有し、このフード体28は、開口部30を固定フード22の開口部20と軸方向に対向させて配置され、リールシート本体14の雄ねじに沿ってナット部材26を回動させることにより、フード体28の開口部30を固定フード22の開口部20に対向させた状態で軸方向に沿って前後動することができる。
本実施形態のフード体28は、剛性の高い硬質合成樹脂あるいは金属で形成し、開口部30は固定フード22の開口部20と同様な構造に形成してある。この移動フード16の開口部30は、固定フード22の開口部20とは逆に後端側に向けて次第に高さが低くなる。これにより、リールの取付脚部の端部を受入れて固定フード22側に移動されると、固定フード22と協働して取付脚部をリール脚載置面18に向けて付勢する。なお、リールシート本体14の向きは、上述と逆にして固定することも可能である。また、開口部20,30内には、取付脚部6aとの接触による損傷を防止する例えば樹脂製の緩衝部材(図示しない)を配置してもよい)。
図3に詳細に示すように、ナット部材26は、外周面の先端に周方向に延びる突条32とこれに隣接した環状溝34とを有し、これらの突条32と環状溝34とをフード体28の内周面の後端に対応させて形成された突条と環状溝とに嵌合させることにより、ナット部材26はフード体28に対して自由に回動させることができる。これらのナット部材26に形成した突条32およびフード体28にこれと対応させて形成した突条は、互いに嵌合を容易とする傾斜面を形成しておくことが好ましい。また、フード体28とリールシート本体14とは、それぞれ軸方向に延びる図示しない突条と環状溝とを形成されており、これらの軸方向に延びる突条と環状溝とを嵌合させることにより、ナット部材26がリールシート本体14の雄ねじに沿って回動する際、フード体28がリールシート本体14上を回動することなく、軸方向に沿って前後動することができる。
この移動フード16のナット部材26は、雌ねじ36aをその軸方向の一部に形成したボディ部36を有し、このボディ部36の雌ねじ36aを形成した部位の外側に、後述する筒体38が装着される筒体装着部40を配置し、更に、この筒体装着部40の後端側に順に縮径させた中間部42と後部44とを形成し、この中間部42には把持を容易とする摘み部材46が装着され、後部44には移動フード16の後端部と内部に挿通される竿管8あるいはリールシート本体14との間の段差を解消するキャップ部材48が装着される。
このボディ部36に形成される雌ねじ36aは、ボディ部36の先端に近接した位置、例えば上述の環状溝34から僅かに後端側に離隔した位置から、後端側に向けてボディ部36の中央部を超えた程度の位置まで、その全長にわたる内周面の一部にのみ形成し、全体には形成してない。これにより、魚釣用リールの取付脚部6aの着脱に必要な範囲で移動フード16を移動する際、移動フード16が前進位置および後退位置のいずれにあっても、リールシート本体14に形成した雄ねじがこの移動フード16で覆われ、外部に露出しない。なお、環状溝34を後端側で区画する周方向の突条35は、フード体28および筒体38を軸方向に位置決めするストッパとして機能し、この突条35はボディ部36の最大径部を形成する。
図4に詳細に示すように、ボディ部36は、雌ねじ36aの外側に位置する筒体装着部40の周部に、周方向に間隔を置いて複数の縦溝41を形成し、中間部42の周部には筒体装着部40の後端から軸方向に延びる複数の突条43を形成してある。この突条43は、中間部42の軸方向中間部位まで延び、したがって、中間部42の後端側は、後部44と共に突条のない滑らかな円筒状の外面を形成する。このようなボディ部36は、雌ねじ36aを形成できるものであれば適宜の材料で形成可能であり、例えばアルミニウム合金、マグネシウム合金、チタン合金等の金属材料又は硬質の合成樹脂で形成するのが好ましい。
図5は、このボディ部36の筒体装着部40に装着される筒体38を示し、この筒体38は、概略的に図示して製造工程を経て、強化繊維に樹脂を含浸させたプリプレグにより、ボディ部36よりも潰れに対する強度を高く形成される。この筒体38が、ボディ部36よりも潰れに対する強度を高く形成されることにより、ナット部材26の滑らかな回転を確保することができる。
この筒体38は、肉厚がほぼ0.49mmの円筒状に形成され、筒体装着部40に接着固定したときに、その外周面がボディ部36の前端側に形成された周方向の突条35の外周面とほぼ同一面状に配置される。このような薄肉で潰れに対して高強度の筒体38は、図6に示すように、芯金部材Mに、周方向の繊維層50aを内側に配置しかつ軸長方向の繊維層50bを外側に配置した厚さがほぼ0.131mmのプリプレグ50を3回にわたって巻回し、その上に更に、強化繊維を互いに交差する状態に織った縦横又は傾斜状繊維層を形成するプリプレグ52を1回巻回し、加熱、脱芯工程を経て形成することができる。
この筒体38の内側に配置されるプリプレグ50は、縦弾性率がほぼ26000kgf/mm(254800N/mm)、樹脂比率がほぼ25重量%、厚さがほぼ0.131mmに形成され、最外層を形成するプリプレグ52は、縦弾性率がほぼ24000kgf/mm(235200N/mm)、樹脂比率がほぼ40重量%、厚さがほぼ0.098mmに形成されるのが好ましい。なお、プリプレグ52の各繊維層は、互いに交差する方向が直交する場合の他、互いに±30°から±60°の範囲で交差するものであってもよい。
図7は、筒体38の後端側で、ボディ部36の中間部42に装着される摘み部材46を示す。この摘み部材46は、中間部42に形成した突条43を収容する縦溝45を、先端側および内周側に開口させて形成してあり、その外周面には周方向に沿って間隔をおいて複数の凸部47を形成してある。これにより、摘み部材46をボディ部36に、その後端側から挿入し、突条43に縦溝45を嵌合させて前進させると、先端が中間部42と筒体装着部40との間に形成される段部に突き当り、所要位置に配置される。突条43と縦溝45とが嵌合することにより、ボディ部36に対する摘み部材46の回動が阻止される。また、外周部に形成した凸部47により、ナット部材26を回動する際に確実に滑り止めされる。このような摘み部材46は、ゴム等の柔軟部材で形成し、ボディ部36に対して接着固定するのが好ましい。
図8は、ボディ部36の後部44に装着されるキャップ部材48を示す。このキャップ部材48は、例えばABS樹脂にクロムメッキし、あるいはアルミニウム合金等で形成され、前端側の内周部にボディ部36の後部44を収容する凹部54を有し、外周部は、摘み部材46の外径にほぼ対応した前端部から竿管8あるいは竿管8を装着するリールシート本体14の外径よりも僅かに大きな後端部まで縮径した円錐台状の外周面を有する。そして、このキャップ部材48の内周側には、凹部54から後端側に離隔した位置に、例えばポリアセタール、フッ素樹脂、シリコン樹脂を含む低摩擦の材料群から選択した材料で形成した突出部材が装着されている。このような低摩擦の材料群とは、ナット部材26、雌ねじ36aを形成したボディ部36あるいはキャップ部材48よりも、竿管8あるいはリールシート本体14に対する摩擦抵抗が小さい材料特性を有するものをいう。
このような低摩擦材料製の突出部材56は、キャップ部材48の内周面に直接接着剤等で固定してもよく、あるいは、図8の(B)に示すように、キャップ部材48の内周面に所要の溝58を形成し、この溝58を介して接着固定してもよい。いずれの場合も、半径方向内方に対向する竿管8あるいはリールシート本体14との間に例えば0.3〜0.9mm程度の隙間を形成するのが好ましい。このような間隙を設けることにより、ナット部材26を回転する際にこの突出部材56が摺動抵抗を形成せず、ナット部材26を容易に回転させることができる。
この突出部材56がキャップ部材48の内周面からの突出量は、移動フード16が例えば偏荷重により撓みあるいはその後端側を径方向に移動させたときに、キャップ部材48の後端の内周面がこれに対向する竿管8あるいはリールシート本体14の外周面と接触するのを防止する程度に設定する。この突出部材56の突出量は、突出部材56とキャップ部材48の後端縁との間の距離によっても変化することは明らかであり、この距離を長くする程、大きな突出量が必要となる。この突出部材56は、キャップ部材48の後端の内周面がこれに対向する竿管8あるいはリールシート本体14の外周面と接触するのを防止することができるものであれば、ボディ部36の長さ方向のいずれの部分に設けてもよい。
この突出部材56は、図8の(A)に示すように、キャップ部材48の内周面の全周にわたって形成してもよく、あるいは図8の(C)に符号56Aで示すように、周方向に間隔を置いて配置する突片状に形成してもよい。このように、周方向に沿って分散配置する場合は、3箇所以上とすることが好ましい。
このように、移動フード16の内周部に低摩擦材料製の突出部材56を形成することにより、ナット部材26を回転しつつ移動フード16をリール脚載置面18に沿って長手方向に移動する際、固定フード22側に作用する偏荷重等の影響により、キャップ部材48が釣竿の竿管8あるいはこの竿管8を装着するリールシート本体14の対向する外面に接触する状態となっても、キャップ部材48の内周面から突出する突出部である突出部材56が、その小さな摩擦抵抗で対向する外面に接触するため、釣竿すなわち竿管8あるいはリールシート本体14の外面の損傷が抑制され、例え接触したとしても、その低摩擦抵抗により、滑らかに移動することができる。このため、例えば金属、樹脂にメッキを施したもの、あるいは、樹脂にガラス繊維を混入し、竿管8の表面硬度よりも高硬度の接触した場合等に生じる外表面の傷、特に白く細い擦り傷等の発生、更に外表面の光沢が低下する等の不具合が生じるのを防止することができる。
図9は、変形例による移動フード16を示す。この変形例による移動フード16は、ナット部材26が一体構造のボディ部36Aを有する。このボディ部36Aは、ナイロン、ABS樹脂等の合成樹脂材料、セラミックス材料、あるいは、ステンレス、アルミニウム、マグネシウム、真鍮等の金属材料により軽量かつ高強度構造に形成してある。このため、雌ねじ36aの潰れを防止するための筒体は必要ない。この場合は、突出部材56は、ボディ部36Aの後端に近接した円錐台状の外周面を持つ部位の内面側に設けるのが好ましい。他の部分は、上述の実施形態と同様であるため、同様な部位に同様な符号を付して、その詳細な説明を省略する。
本発明の好ましい実施形態による釣竿の全体図。 図1に示す釣竿のリールシートの拡大図。 図2に示すリールシートの移動フードの説明図。 図3に示す移動フードのボディ部を示し、(A)は部分断面図、(B)はそのB−B線に沿う図。 図3に示す移動フードの筒体の断面図。 図5に示す筒体の製造工程の説明図。 図3に示す移動フードの摘み部材の説明図。 図3に示す移動フードのキャップ部材を示し、(A)は(B)のA−A線に沿う断面図、(C)は変形例の説明図。 変形例による移動フードの説明図。
符号の説明
6…魚釣用リール、8…竿管、10…釣竿、14…リールシート本体、16…移動フード、18…リール脚載置面、22…固定フード、36a…雌ねじ、56…突出部材。

Claims (5)

  1. リールシート本体に形成されて魚釣用リールの取付脚部を載置するリール脚載置面と、このリール脚載置面の長手方向に沿って対向配置され、リールの取付脚部をこのリール脚載置面上に保持する一対のフードとを備え、これらの一対のフードの一方は、リール脚載置面の軸方向の一端側に形成された雄ねじに螺合される雌ねじを有しかつリール脚載置面の長手方向に沿って移動可能な移動フードとして形成され、この移動フードをリール脚載置面の長手方向に沿って移動することにより、魚釣用リールの取付脚部を締付けおよび締付け解除するリールシートを有する釣竿であって、
    前記移動フードは、前記雌ねじよりも、前記一対のフードの他方から離隔した位置に、内周面から突出しかつ前記釣竿の外周面に摺接可能な突出部を有し、この突出部は、前記雌ねじよりも摩擦抵抗が小さく形成されていることを特徴とする釣竿。
  2. 前記移動フードは、前記雌ねじを形成したナット部材と、前記一対のフードの他方に近接した側でこのナット部材に設けられて、前記リールの取付脚部の端部を収容可能なフード体とを有し、前記突出部は、前記ナット部材よりも摩擦抵抗の小さな材料で形成され、前記ナット部材の内面に配置されることを特徴とする請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記ナット部材は、雌ねじを形成されたボディ部と、この雌ねじを形成した領域の外周側で、ボディ部に嵌合された筒体とを有し、この筒体はボディ部よりも潰れに対する強度を高く形成されていることを特徴とする請求項2に記載の釣竿。
  4. 前記突出部は、前記雌ねじがリールシート本体の雄ねじに螺合したときに、対向する釣竿の外面との間に間隙を形成することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の釣竿。
  5. 前記ナット部材は、40mm〜70mmの軸方向寸法を有し、前記間隙は0.3mmから0.9mmの範囲であることを特徴とする請求項4に記載の釣竿。
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