JP3920595B2 - 受光素子取付け装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ピックアップの受光素子の取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスク等の信号記録媒体に対して光学的に信号の読み取りを行う受光素子の取付けにおいて、図3及び図4にて説明する。図3は受光素子取付け装置の従来例を示す斜視図、図4は図3に示す要部の側面図である。
【0003】
1はディスク等の信号記録媒体により反射された光ビームを受光する受光素子、2は前記受光素子1が固着されるとともに端子が接続されるプリント基板、2aは前記プリント基板2の側面を接着保持する側面部、3は半導体レーザー等の各種光学部品が搭載されている記載されないハウジングに設けられる、前記プリント基板2を保持する凹部、3aは前記凹部3の内壁、4は光ビームが通過し、受光素子1に照射する為の凹部3に設けた貫通孔、5は前記側面部2aと内壁3aの間を接着するUV接着剤である。
【0004】
プリント基板2と凹部3をUV接着するには、まず、側面部2aと内壁3aの間隔及びプリント基板2の奥行きを治具により規定位置に保持した状態において、側面部2aと内壁3a間にUV接着剤5を塗布し、矢印A方向よりUV照射することによってUV接着剤5が硬化し、側面部2aと内壁3aが接着されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したような作業工程を経て受光素子1は接着されるが、UV接着剤5の塗布量を一定にしても、UV照射するまでに多くの時間を経過すると側面部2aと内壁3a間に塗布されたUV接着剤5は図4に示す通り、奥行き方向へと広がった状態を成す場合があり、矢印A方向よりUV照射することによりUV接着剤5は硬化するが、このように接着したUV接着剤5は、プリント基板2の側面2aより奥行きに流れた部分はUV照射において、プリント基板2の影になる部分の接着剤は硬化しない箇所が形成される。また、UV接着剤5は水平方向へと広がり左右のバランスが崩れた状態においてUV照射した後に硬化する接着剤とがある。
【0006】
このように硬化したプリント基板2は接着面積が不均等になるため、左右のバランスが上下または左右方向にずれを起こすことになる。従って、受光素子1はレーザービームを規定された位置に正確に受光出来ずにディスクの読み取りに悪影響を与えるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受光素子が固着されているプリント基板が設置されるハウジングの設置部分に、該プリント基板より少許幅の広い凹部を形成し、凹部における前記プリント基板の両側面部とそれぞれ対面する位置に接着剤を塗布する接着溝を設けたものである。
【0008】
【実施例】
図1は本発明に係る受光素子取付け装置の一実施例を示す斜視図、図2は図1に示す受光素子取付け装置の側面図である。
【0009】
図面番号においては、従来の技術に使用した名称については同一番号を使用した。図1及び図2において、1はディスク等の信号記録媒体により反射された光ビームを受光する受光素子、2は前記受光素子1が固着されるとともに端子が接続されているプリント基板、2aはプリント基板2の両側面部を接着保持する側面部、3は半導体レーザーを含む各種光学部品が搭載される記載されないハウジングに凹型に形成して設けるとともに、前記内径は前記プリント基板2より少許幅が広く、前記側面部2aの両側面を凹型内径にて保持する為の凹部、31は前記側面部2aと対向する面に位置する凹部3の中央部に矩形状に切込まれた接着溝、4はディスク等の信号記録媒体による光ビームの反射を受光素子1に照射するために凹部3に設けられた光ビームが通過する為の貫通孔、5は前記側面部2aと接着溝31間を接着するUV接着剤である。
【0010】
プリント基板2と凹部3をUV接着するには、まず、図1及び図2に示す通り受光素子1が固着されたプリント基板2を治具により規定位置に保持した状態において、側面部2aと接着溝31間にUV接着剤5を塗布するが、このように塗布したUV接着剤5は側面部2aと接着溝31に接着したUV接着剤5と接着溝31に溜まるUV接着剤5がある。
【0011】
前記接着溝31に溜まったUV接着剤5は表面張力が働き、時間が経過しても図2に示す通り矢印A方向であるプリント基板2aの奥行きに流れ出すことなく左右対称な接着面積となる。
【0012】
このようにUV接着剤が安定した状態において、矢印A方向からUV照射することによってUV接着材5は硬化し、側面部2aのUV接着剤5はX軸方向やY軸方向ならびにZ軸方向に対し均一状態に硬化するので受光素子1はUV接着直後の設定位置よりずれが生じない。従って、光ビームは貫通孔4を通過し受光素子1により正確に受光されることになる。
【0013】
そして、本実施例では、接着溝の形状として矩形状として説明したが、半円柱状や半球状にしても同様な効果を得ることができる。
【0014】
また、本実施例では接着箇所をプリント基板の中央部に設けたが、プリント基板の各コーナーに設けることにより、同様な効果を得ることができる。
【0015】
【発明の効果】
以上に述べた通り、本発明に依れば、受光素子が固着されているプリント基板が設置されるハウジングの設置部分に、該プリント基板より少許幅の広い凹部を形成し、凹部における前記プリント基板の両側面部とそれぞれ対面する位置に接着剤を塗布する接着溝を設けたので接着剤が奥行に流れ出すことなく接着剤が左右均一状態で硬化するので受光部の位置がずれることがない。従ってレーザービームは受光素子に正確に照射することができるので、ディスクの読み取りエラーが発生しないという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受光素子取付け装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す受光素子取付け装置の側面図である。
【図3】従来の受光素子取付け装置の一実施例を示す斜視図である。
【図4】図3に示す受光素子取付け装置の側面図である。
【符号の説明】
1 受光素子
2 プリント基板
2a 側面部
5 UV接着剤
3 凹部
31 接着溝
Claims (1)
- 信号記録媒体に照射する光ビームを発生させる光源として半導体レーザーを使用し、該半導体レーザーを含む各種光学部品がハウジングに組込まれる光ピックアップの受光素子取付け装置において、受光素子が固着されているプリント基板が設置されるハウジングの設置部分に、該プリント基板より少許幅の広い凹部を形成し、凹部における前記プリント基板の両側面部とそれぞれ対面する位置に接着剤を塗布する接着溝を設けたことを特徴とする受光素子取付け装置。
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JP2001177099A JP3920595B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 受光素子取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001177099A JP3920595B2 (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 受光素子取付け装置 |
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Family
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Family Applications (1)
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- 2001-06-12 JP JP2001177099A patent/JP3920595B2/ja not_active Expired - Fee Related
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