JP3087592U - 光ピックアップの組立装置 - Google Patents

光ピックアップの組立装置

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JP3087592U JP2002000341U JP2002000341U JP3087592U JP 3087592 U JP3087592 U JP 3087592U JP 2002000341 U JP2002000341 U JP 2002000341U JP 2002000341 U JP2002000341 U JP 2002000341U JP 3087592 U JP3087592 U JP 3087592U
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文昭 毛利
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粗調整で受光素子の高さを一定させること。 【構成】 弾性板2の基端部2cをホルダ3に固定ねじ
14により止着すると共に、該弾性板2の先端部2dを
ホルダ3に調整ねじ16により高さ調整可能に止着し、
弾性板2の中央貫通孔12に受光素子PDを遊嵌入させ
た光ピックアップの組立装置であって、所定高さHの高
さ設定部20aが突設された位置決め台20を有してお
り、該位置決め台20上にホルダ3を載置して弾性板2
の先端部2dを高さ設定部20aに対向させ、調整ねじ
16をねじ込んで弾性板2の先端部2dを高さ設定部2
0aに当接させることにより、その弾性板2の高さhを
所定通りに設定するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、CD、DVDなどのディスクプレーヤにおける光ピックアップの組 立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
光ピックアップの一例として図7に示すものがある。これは、筐体1の端面1 a上にフォトダイオードICからなる受光素子PDが弾性板2及びホルダ3を介 して配置されると共に、筐体1の他端面側にコリメータレンズQWP及び対物レ ンズOLが配置され、筐体1内に、ハーフミラーHMと半導体レーザLDとが配 置されており、半導体レーザLDからレーザ光をハーフミラーHM、コリメータ レンズQWP及び対物レンズOLを介してディスクDに投射し、その反射光を受 光素子PDで受光し、その受光信号に基づいてディスクDに記録されている情報 を読み取るようになっている。
【0003】 前記光ピックアップの具体的構成を図8から図13に基づいて説明すると、筐 体1の端面1aの外周部に複数の突起部1bが突設されており、その各突起部1 bにホルダ3が紫外線硬化性接着剤4により接着されている。
【0004】 前記ホルダ3は、中央部に貫通孔6を貫設したホルダ本体3aと、貫通孔6を 間に挟んで水平横方向Xに沿ってホルダ本体3aの中央部に一体突設した一対の 突片3bと、ホルダ本体3aの基端部に一体延設した縦断面視略L字状受台部3 cと、ホルダ本体3aの先端部及び両側部にそれぞれ一体突設した突起部3d〜 3gとを有し、その左右一対の突起部3f,3gの上面に係合孔7が形成され、 ホルダ本体3aの一側縁に所定の開口角度α(この実施の形態では90°)で略 V字状の凹溝8が形成され、ホルダ本体3aの先端部及び受台部3cにねじ孔9 ,10が形成されている。
【0005】 前記弾性板2は、矩形状の中央貫通孔12を貫設した弾性板本体2aと、該弾 性板本体2aの基端側に複数の弾性杆2bを介して一体形成した基端部2cと、 弾性板本体2aの先端側に一体延設した先端部2dとからなり、基端部2cの両 端に形成した挿通孔13を通ってねじ孔10に固定ねじ14をねじ込むことによ り、弾性板2の基端部2cがホルダ3に止着され、先端部2dの端面に形成した 凹部15を通ってねじ孔9に調整ねじ16をねじ込むことにより、弾性板2の先 端部2dがホルダ3に高さ調整可能に止着されている。
【0006】 前記受光素子PDは、弾性板2の中央貫通孔12に遊嵌入され、その端子PD aが弾性板2上の配線(図示せず)に半田付け17されると共に、両突片3bに 紫外線硬化性接着剤4で接着されている(図8参照)。
【0007】 従来、光ピックアップの組立技術として特開平2−81334号公報などに記 載したものがあり、その一例を説明すると、図14(a)は受光素子PDの位置 決め治具18を示すものであって、矩形状治具本体18aと、該治具本体18a に埋め込まれたマグネット18bと、治具本体18aに突設した操作軸18cと からなり、マグネット18bの吸着作用により受光素子PDを治具本体18aに 吸着させるものである〔図14(b)参照〕。また、図12は位置決め台20を 示すものであって、矩形板状に形成され、調整ねじ16に対向して貫通孔19を 貫設している。
【0008】 光ピックアップの組立手順を説明すると、図15及び図16(a)に示すよう に、貫通孔19付き位置決め台20上にホルダ3を載置し、該ホルダ3の受台部 3cに弾性板2の基端部2cを固定ねじ14により止着すると共に、調整ねじ1 6を弾性板2の凹部15を通ってホルダ3のねじ孔9にねじ込むことにより、弾 性板2の垂直方向Zの高さhを粗調整する(図11参照)。
【0009】 次に、図15示すように、位置決め治具18に吸着させた受光素子PDを弾性 板2の上方から中央貫通孔12に遊嵌入させ、該受光素子PDの端子PDaを弾 性板2上の配線に半田付け17する〔図16(b)参照〕。
【0010】 続いて、図16(c)に示すように、位置決め治具18を取外し、ホルダ3を 筐体1の端面1a上に載置し、図12に仮想線で示すように、位置調整具21の 二股状ピン21aの先端をホルダ3の係合孔7に係合させ、その位置調整具21 によりホルダ3を水平横方向X及び水平縦方向Yに微小に移動させて受光素子P Dの受光部を半導体レーザLDからの反射光に一致させると共に、調整ねじ16 を正逆回転させて垂直方向Zに沿ってデフォーカスの微調整を行なうことにより 、受光素子PDを半導体レーザLDからの反射光の焦点に合わせる。
【0011】 その後、図12に仮想線で示すように、筐体1の各突起部1bとホルダ3との 間に注入器22により紫外線硬化性接着剤4を注入すると共に、図13に仮想線 で示すように、各突片3bと受光素子PDとの間に注入器22により紫外線硬化 性接着剤4を注入し、紫外線を照射して各紫外線硬化性接着剤4を硬化させ、受 光素子PDをホルダ3を介して筐体1に固着する(図8参照)。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成では、図15に示すように、位置決め台20上で調整ねじ16をねじ 込んで弾性板2の高さhを粗調整する際に、作業員が目視だけで粗調整を行って おり、その弾性板2に半田付け17した受光素子PDの高さが一定しない。この ため、組立の最終段階で、調整ねじ16を正逆回転させてデフォーカスの微調整 を行なう際に、手間と時間とがかかって面倒である。
【0013】 また、図16(b)に示すように、位置決め治具18に吸着させた受光素子P Dを弾性板2の中央貫通孔12に遊嵌入させて、該受光素子PDの端子PDaを 弾性板2上の配線に半田付け17する際に、その受光素子PDと各突片3bとの 間の間隔t1,t2が不揃いになることがあり、ここで仮に、t1<t2とした 場合、図8に示すように、大きい間隔t2に注入した紫外線硬化性接着剤4の硬 化収縮による引張力P2に対して小さい間隔t1に注入した紫外線硬化性接着剤 4の硬化収縮による引張力P1の方が大きくなるため(P2<P1)、受光素子 PDが左側(小さい間隔t1側)に引き寄せられて、せっかく一致させていた半 導体レーザLDからの反射光と受光素子PDの受光部との位置関係がずれて、受 光素子PDによる情報の読み取りに誤差が生じるおそれがある。
【0014】 本考案は、上記難点に鑑み、粗調整で受光素子の高さを一定させることができ ると共に、半田付けした受光素子を位置ずれさせないようにした光ピックアップ の組立装置を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、弾性板の基端部をホルダ に固定ねじにより止着すると共に、該弾性板の先端部を前記ホルダに調整ねじに より高さ調整可能に止着し、前記弾性板の中央貫通孔に受光素子を遊嵌入させて 該受光素子の端子を弾性板上の配線に半田付けし、前記ホルダを筐体の端面上に 位置決めして接着し、前記ホルダに一体突設されて前記受光素子を間に挟んで対 向する一対の突片にその受光素子を接着しており、半導体レーザからレーザ光を ディスクに投射し、その反射光を前記受光素子で受光するようにした光ピックア ップの組立装置であって、 前記受光素子を吸着させるためのマグネット付き位置決め治具と、所定高さの 高さ設定部及び基準突起部が突設された位置決め台とを有しており、 前記高さ設定部が、前記位置決め台から上方に延びる起立部と該起立部の上端 から水平に延びる水平部とにより略L字状に形成されると共に、前記水平部に凹 部が形成され、 前記基準突起部の外周面に所定の突出角度で略V字状の位置決め角部が形成さ れると共に、前記ホルダの外周面に前記突出角度とほぼ同一の開口角度で略V字 状の凹溝が形成されており、その凹溝を前記位置決め角部に当接させることによ り、 前記ホルダを位置決め台上に位置決めして前記調整ねじを前記凹部内に挿通す ることにより前記水平部に弾性板の先端部を対向させ、前記調整ねじをねじ込む ことにより、弾性板の先端部を水平部に当接させ、 また、前記位置決め治具に、前記受光素子を着脱可能に嵌入させて位置決めす るための凹部と、該凹部に嵌入させた受光素子の端面に当接する受光素子用位置 決めピンと、該受光素子位置決めピンから所定の間隔をおいて並設された弾性板 用位置決めピンとが設けられており、前記受光素子用位置決めピンを前記一方の 突片の内側面に当接させることにより、位置決め治具に吸着させた受光素子を両 突片間の中央に位置決めすると共に、前記弾性板用位置決めピンを一方の突片の 外側面と前記弾性板の中央貫通孔の周縁との間に嵌入させることにより、弾性板 をホルダに位置決めするようにしたことを特徴としている。
【0016】 上記構成によれば、位置決め台に所定高さの高さ設定部が突設されているので 、弾性板の高さを粗調整する際に、前記位置決め台上にホルダを載置し、該ホル ダに固定ねじにより止着した弾性板の先端部を前記高さ設定部に対向させ、弾性 板の先端部を通る調整ねじをねじ込んで該弾性板の先端部を高さ設定部に当接さ せるだけで、その弾性板の高さを所定の通りに一定に設定することができる。従 って、前記弾性板に半田付けされる受光素子の高さも所定通りに一定し、これに よって、組立の最終段階で、調整ねじを正逆回転させてデフォーカスの微調整を 行なう際に、その微調整を迅速容易に行なうことができる。
【0017】 この場合、高さ設定部の水平部に形成した凹部に調整ねじを挿通することによ り、前記水平部の下方にホルダを差し込んで、弾性板の先端部を水平部に対向さ せることができ、この状態から調整ねじをねじ込むことにより、弾性板の先端部 を水平部に当接させて、その弾性板の高さを所定通りに設定することができる。
【0018】 また位置決め台に突設した基準突起部の位置決め角部にホルダの凹溝を当接さ せるだけで、該ホルダを位置決め台上に所定通りに位置決めすることができる。
【0019】 更に、受光素子を位置決め治具の凹部に嵌入させて受光素子用位置決めピンに 当接させ、該受光素子用位置決めピンをホルダの一方の突片の内側面に当接させ るだけで、受光素子を両突片間の中央に精密に位置決めして該受光素子と各突片 との間の両間隔を均等に設定することができる。従って、受光素子と両突片との 間の両間隔に注入した接着剤の硬化収縮による引張力もほぼ同じ大きさになって 、受光素子が両側にほぼ均等に引っ張られる。これにより、受光素子が位置ずれ されないから、その受光素子による情報の読み取りを正確に行うことができる。
【0020】 前記操作と同時に、位置決め治具に突設した弾性板用位置決めピンを一方の突 片の外側面と弾性板の中央貫通孔の周縁との間に嵌入させて、その中央貫通孔の 周縁を前記弾性板用位置決めピンに当接させることにより、弾性板をホルダに精 密に位置決めすることができ、特に、弾性板用位置決めピンと前記受光素子用位 置決めピンとが所定の間隔をおいて並設されているから、その両ピンを一方の突 片に挟み付けるようにして嵌合させるだけで、ホルダに対して受光素子と弾性板 とを同時に精密に位置決めすることができる。
【0021】 請求項2に記載の考案は、弾性板の基端部をホルダに固定ねじにより止着する と共に、該弾性板の先端部を前記ホルダに調整ねじにより高さ調整可能に止着し 、前記弾性板の中央貫通孔に受光素子を遊嵌入させて該受光素子の端子を弾性板 上の配線に半田付けし、前記ホルダを筐体の端面上に位置決めして接着し、前記 ホルダに一体突設されて前記受光素子を間に挟んで対向する一対の突片にその受 光素子を接着しており、半導体レーザからレーザ光をディスクに投射し、その反 射光を前記受光素子で受光するようにした光ピックアップの組立装置であって、 所定高さの高さ設定部が突設された位置決め台を有しており、該位置決め台上に ホルダを載置して前記弾性板の先端部を前記高さ設定部に対向させ、前記調整ね じをねじ込んで弾性板の先端部を高さ設定部に当接させるようにしたことを特徴 としている。
【0022】 上記構成によれば、位置決め台に所定高さの高さ設定部が突設されているので 、弾性板の高さを粗調整する際に、前記位置決め台上にホルダを載置し、該ホル ダに固定ねじにより止着した弾性板の先端部を前記高さ設定部に対向させ、弾性 板の先端部を通る調整ねじをねじ込んで該弾性板の先端部を高さ設定部に当接さ せるだけで、その弾性板の高さを所定の通りに一定に設定することができる。従 って、前記弾性板に半田付けされる受光素子の高さも所定通りに一定し、これに よって、組立の最終段階で、調整ねじを正逆回転させてデフォーカスの微調整を 行なう際に、その微調整を迅速容易に行なうことができる。
【0023】 請求項3に記載の考案は、請求項2に記載の考案において、前記高さ設定部が 、前記位置決め台から上方に延びる起立部と該起立部の上端から水平に延びる水 平部とにより略L字状に形成されると共に、前記水平部の端面に凹部が形成され ており、前記調整ねじを前記凹部内に挿通することにより前記水平部に弾性板の 先端部を対向させ、前記調整ねじをねじ込むことにより、弾性板の先端部を水平 部に当接させるようにしたことを特徴としている。
【0024】 上記構成によれば、高さ設定部の水平部に形成した凹部に調整ねじを挿通する ことにより、前記水平部の下方にホルダを差し込んで、弾性板の先端部を水平部 に対向させることができ、この状態から調整ねじをねじ込むことにより、弾性板 の先端部を水平部に当接させて、その弾性板の高さを所定通りに設定することが できる。
【0025】 請求項4に記載の考案は、請求項2または3に記載の考案において、前記位置 決め台上に基準突起部が設けられており、その基準突起部に前記ホルダを当接さ せて位置決めすることを特徴としている。
【0026】 上記構成によれば、位置決め台上の基準突起部にホルダを当接させるだけで、 該ホルダを位置決め台上に所定通りに位置決めすることができる。
【0027】 請求項5に記載の考案は、請求項4に記載の考案において、前記基準突起部の 外周面に所定の突出角度で略V字状の位置決め角部が形成されると共に、前記ホ ルダの外周面に前記突出角度とほぼ同一の開口角度で略V字状の凹溝が形成され ており、その凹溝を前記位置決め角部に当接させることにより前記ホルダを位置 決めするようにしたことを特徴としている。
【0028】 上記構成によれば、基準突起部の位置決め角部にホルダの凹溝を当接させるだ けで、該ホルダを位置決め台上に所定通りに位置決めすることができる。
【0029】 請求項6に記載の考案は、請求項1から5のいずれかに記載の考案において、 前記受光素子を吸着させるためのマグネット付き位置決め治具を有し、該位置決 め治具に、前記受光素子を着脱可能に嵌入させて位置決めするための凹部と、該 凹部に嵌入させた受光素子の端面に当接する受光素子用位置決めピンとが設けら れており、その位置決めピンを前記一方の突片の内側面に当接させることにより 、位置決め治具に吸着させた受光素子を両突片間の中央に位置決めするようにし たことを特徴としている。
【0030】 上記構成によれば、受光素子を位置決め治具の凹部に嵌入させてマグネットに 吸着させた状態で該位置決め治具に突設した受光素子用位置決めピンをホルダの 一方の突片の内側面に当接させるだけで、受光素子を両突片間の中央に精密に位 置決めして該受光素子と各突片との間の両間隔を均等に設定することができる。 従って、受光素子と両突片との間の両間隔に注入した接着剤の硬化収縮による引 張力もほぼ同じ大きさになって、受光素子が両側にほぼ均等に引っ張られる。こ れにより、受光素子が位置ずれされないから、その受光素子による情報の読み取 りを正確に行うことができる。
【0031】 請求項7に記載の考案は、請求項6に記載の考案において、前記位置決め治具 に、前記受光素子用位置決めピンから所定の間隔をおいて弾性板用位置決めピン が並設されており、その弾性板用位置決めピンを前記一方の突片の外側面と前記 弾性板の中央貫通孔の周縁との間に嵌入させることにより、弾性板をホルダに位 置決めするようにしたことを特徴としている。
【0032】 上記構成によれば、位置決め治具に突設した弾性板用位置決めピンを一方の突 片の外側面と弾性板の中央貫通孔の周縁との間に嵌入させ、その中央貫通孔の周 縁を前記弾性板用位置決めピンに当接させることにより、弾性板をホルダに精密 に位置決めすることができ、特に、弾性板用位置決めピンと前記受光素子用位置 決めピンとが所定の間隔をおいて並設されているから、ホルダに対して受光素子 と弾性板とを同時に精密に位置決めすることができる。
【0033】
【考案の実施の形態】
図1から図6は本考案の実施の一形態である光ピックアップの組立装置を示す ものであって、受光素子を吸着させるためのマグネット18b付き位置決め治具 18(図3参照)と、所定高さHの高さ設定部20aと基準突起部20bとが突 設された位置決め台20(図1参照)とを有している。上記以外の構成は図7か ら図16に示す構成とほぼ同じであるから、同一部分に同一符号を付してその説 明を省略する。
【0034】 前記基準突起部20bは、図1に示すように、平面視矩形状であって、そのホ ルダ3に対向する外周面に、ホルダ3の凹溝8の開口角度αとほぼ同一の突出角 度βで略V字状の位置決め角部24が形成されており、ホルダ3を位置決め台2 0上に載置して、該ホルダ3の凹溝8を位置決め角部24に当接させることによ り(図1仮想線参照)、そのホルダ3を位置決め台20上に水平縦方向Y及び水 平横方向Xに移動しないように所定通りに位置決めすることができ、これによっ て、ホルダ3に止着した弾性板2の先端部2dを高さ設定部20aに対向させる ことができる(図2仮想線参照)。
【0035】 前記高さ設定部20aは、図1及び図2に示すように、位置決め台20の周縁 から上方に延びる起立部26と該起立部26の上端から水平に延びる水平部27 とにより略L字状に形成されると共に、水平部27の端面に凹部28が形成され ており、弾性板2を所定通りの高さhに設定する場合には、ホルダ3を位置決め 台20上に位置決めすることにより(図1仮想線参照)、調整ねじ16を凹部2 8内に挿通して水平部27に弾性板2の先端部2dを対向させ(図2仮想線参照 )、調整ねじ16をねじ込んで弾性板2の先端部2dを水平部27に当接させる だけでよい(図2実線参照)。
【0036】 上記構成によれば、位置決め台20に所定高さHの高さ設定部20aが突設さ れているので、弾性板2の高さhを粗調整する際に、前記位置決め台20上にホ ルダ3を載置し、該ホルダ3に固定ねじ14により止着した弾性板2の先端部2 dを高さ設定部20aに対向させ、弾性板2の先端部2dを通る調整ねじ16を ねじ込んで該弾性板2の先端部2dを高さ設定部20aに当接させるだけで、そ の弾性板2の高さhを所定の通りに一定に設定することができる。従って、前記 弾性板2に半田付け17される受光素子PDの高さも所定通りに一定し、これに よって、組立の最終段階で、調整ねじ16を正逆回転させてデフォーカスの微調 整を行なう際に、その微調整を迅速容易に行なうことができる。
【0037】 この場合、高さ設定部20aの水平部27に形成した凹部30に調整ねじ16 を挿通することにより、前記水平部27の下方にホルダ3を差し込んで、弾性板 2の先端部2dを水平部27に対向させることができ、この状態から調整ねじ1 6をねじ込むことにより、弾性板2の先端部2dを水平部27に当接させて、そ の弾性板2の高さhを所定通りに設定することができる。
【0038】 図3(a)に示すように、位置決め治具18のアルミニウム製治具本体18a の底面に、受光素子PDを着脱可能に嵌入させて位置決めするための凹部30と 、該凹部30に嵌入させた受光素子PDの端面に当接する受光素子用位置決めピ ン31と、該受光素子用位置決めピン31から所定の間隔をおいて並設された弾 性板用位置決めピン32とが設けられており、図3(b)に示すように、受光素 子PDを凹部30に嵌入させてマグネット18bに吸着させると共に、該受光素 子PDの端面を受光素子用位置決めピン31に当接させ、図4及び図5に示すよ うに、受光素子用位置決めピン31を一方の突片3bの内側面に当接させること により、位置決め治具18に吸着させた受光素子PDを両突片3b間の中央に位 置決めすると共に、弾性板用位置決めピン32を一方の突片3bの外側面と弾性 板2の中央貫通孔12の周縁との間に嵌入させることにより、弾性板2をホルダ 3に位置決めするようになっている。
【0039】 上記構成によれば、受光素子PDを位置決め治具18の凹部30に嵌入させて マグネット18bに吸着させた状態で該位置決め治具18に突設した受光素子用 位置決めピン31をホルダ3の一方の突片3bの内側面に当接させるだけで、受 光素子PDを両突片3b間の中央に精密に位置決めして該受光素子PDと各突片 3bとの間の両間隙t1,t2を均等に設定することができる。従って、受光素 子PDと両突片3bとの間の両間隙t1,t2に注入した紫外線硬化性接着剤4 の硬化収縮による引張力P1,P2もほぼ同じ大きさになって、受光素子PDが 両側にほぼ均等に引っ張られる(図8参照)。これにより、受光素子PDが位置 ずれされないから、その受光素子PDによる情報の読み取りを正確に行うことが できる。また、治具本体18aが放熱作用に優れたアルミニウムにより形成され ているから、この治具本体18aに吸着させた受光素子PDが半田付け17の熱 で過熱されるのを防止することができる。
【0040】 前記操作と同時に、位置決め治具18に突設した弾性板用位置決めピン32を 一方の突片3bの外側面と弾性板2の中央貫通孔12の周縁との間に嵌入させ、 その中央貫通孔12の周縁を前記弾性板用位置決めピン32に当接させることに より、その一方の突片3bと中央貫通孔12の周縁との間の間隔t3を一定に設 定して(図5参照)、弾性板2をホルダ3に精密に位置決めすることができ、特 に、弾性板用位置決めピン32と前記受光素子用位置決めピン31とが所定の間 隔をおいて並設されているから、ホルダ3に対して受光素子PDと弾性板2とを 同時に精密に位置決めすることができる。
【0041】 光ピックアップの組立手順を説明すると、図6(a)に示すように、位置決め 台20上にホルダ3を載置し、該ホルダ3の受台部3cに弾性板2の基端部2c を固定ねじ14により仮止め状態で止着することにより、該弾性板2の先端部2 dを高さ設定部20aの水平部27に対向させ、調整ねじ16をねじ込むことに より、弾性板2の先端部2dを水平部27に当接させ、弾性板2の垂直方向Zの 高さhを粗調整する。
【0042】 次に、図6(b)に示すように、受光素子PDを吸着させた位置決め治具18 に突設した両位置決めピン31,32を一方の突片3bの内外両側面に当接させ (図4及び図5参照)、弾性板2の中央貫通孔12の周縁を弾性板用位置決めピ ン32に当接させ、固定ねじ14を強固にねじ込むことにより、ホルダ3に対し て受光素子PDと弾性板2とを同時に精密に位置決めし、受光素子PDの端子P Daを弾性板2上の配線に半田付け17する。
【0043】 続いて、図6(c)に示すように、位置決め治具18を取り外し、ホルダ3を 筐体1の端面1a上に載置し、図12に示すように、位置調整具21の二股状ピ ン21aの先端をホルダ3の係合孔7に係合させ、その位置調整具21によりホ ルダ3を水平横方向X及び水平縦方向Yに微小に移動させて受光素子PDの受光 部を半導体レーザLDからの反射光に一致させると共に、調整ねじ16を正逆回 転させて垂直方向Zに沿ってデフォーカスの微調整を行なうことにより、受光素 子PDを半導体レーザLDからの反射光の焦点に合わせる。
【0044】 その後、図12に仮想線で示すように、筐体1の各突起部1bとホルダ3との 間に注入器22により紫外線硬化性接着剤4を注入すると共に、図13に仮想線 で示すように、各突片3bと受光素子PDとの間に注入器22により紫外線硬化 性接着剤4を注入し、紫外線を照射して各紫外線硬化性接着剤4を硬化させ、受 光素子PDをホルダ3を介して筐体1に固着する(図8参照)。
【0045】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、位置決め台に所定高さの高さ設定部が突設され ているので、弾性板の高さを粗調整する際に、前記位置決め台上にホルダを載置 し、該ホルダに固定ねじにより止着した弾性板の先端部を前記高さ設定部に対向 させ、弾性板の先端部を通る調整ねじをねじ込んで該弾性板の先端部を高さ設定 部に当接させるだけで、その弾性板の高さを所定の通りに一定に設定することが できる。従って、前記弾性板に半田付けされる受光素子の高さも所定通りに一定 し、これによって、組立の最終段階で、調整ねじを正逆回転させてデフォーカス の微調整を行なう際に、その微調整を迅速容易に行なうことができる。
【0046】 この場合、高さ設定部の水平部に形成した凹部に調整ねじを挿通することによ り、前記水平部の下方にホルダを差し込んで、弾性板の先端部を水平部に対向さ せることができ、この状態から調整ねじをねじ込むことにより、弾性板の先端部 を水平部に当接させて、その弾性板の高さを所定通りに設定することができる。
【0047】 また位置決め台に突設した基準突起部の位置決め角部にホルダの凹溝を当接さ せるだけで、該ホルダを位置決め台上に所定通りに位置決めすることができる。
【0048】 更に、受光素子を位置決め治具の凹部に嵌入させてマグネットに吸着させた状 態で該位置決め治具に突設した受光素子用位置決めピンをホルダの一方の突片の 内側面に当接させるだけで、受光素子を両突片間の中央に精密に位置決めして該 受光素子と各突片との間の両間隔を均等に設定することができる。従って、受光 素子と両突片との間の両間隔に注入した接着剤の硬化収縮による引張力もほぼ同 じ大きさになって、受光素子が両側にほぼ均等に引っ張られる。これにより、受 光素子が位置ずれされないから、その受光素子による情報の読み取りを正確に行 うことができる。
【0049】 前記操作と同時に、位置決め治具に突設した弾性板用位置決めピンを一方の突 片の外側面と弾性板の中央貫通孔の周縁との間に嵌入させ、その中央貫通孔の周 縁を前記弾性板用位置決めピンに当接させることにより、弾性板をホルダに精密 に位置決めすることができ、特に、弾性板用位置決めピンと前記受光素子用位置 決めピンとが所定の間隔をおいて並設されているから、ホルダに対して受光素子 と弾性板とを同時に精密に位置決めすることができる。
【0050】 請求項2に記載の考案によれば、位置決め台に所定高さの高さ設定部が突設さ れているので、弾性板の高さを粗調整する際に、前記位置決め台上にホルダを載 置し、該ホルダに固定ねじにより止着した弾性板の先端部を前記高さ設定部に対 向させ、弾性板の先端部を通る調整ねじをねじ込んで該弾性板の先端部を高さ設 定部に当接させるだけで、その弾性板の高さを所定の通りに一定に設定すること ができる。従って、前記弾性板に半田付けされる受光素子の高さも所定通りに一 定し、これによって、組立の最終段階で、調整ねじを正逆回転させてデフォーカ スの微調整を行なう際に、その微調整を迅速容易に行なうことができる。
【0051】 請求項3に記載の考案によれば、高さ設定部の水平部に形成した凹部に調整ね じを挿通することにより、前記水平部の下方にホルダを差し込んで、弾性板の先 端部を水平部に対向させることができ、この状態から調整ねじをねじ込むことに より、弾性板の先端部を水平部に当接させて、その弾性板の高さを所定通りに設 定することができる。
【0052】 請求項4に記載の考案によれば、位置決め台上の基準突起部にホルダを当接さ せるだけで、該ホルダを位置決め台上に所定通りに位置決めすることができる。
【0053】 請求項5に記載の考案によれば、基準突起部の位置決め角部にホルダの凹溝を 当接させるだけで、該ホルダを位置決め台上に所定通りに位置決めすることがで きる。
【0054】 請求項6に記載の考案によれば、受光素子を位置決め治具の凹部に嵌入させて マグネットに吸着させた状態で該位置決め治具に突設した受光素子用位置決めピ ンをホルダの一方の突片の内側面に当接させるだけで、受光素子を両突片間の中 央に精密に位置決めして該受光素子と各突片との間の両間隔を均等に設定するこ とができる。従って、受光素子と両突片との間の両間隔に注入した接着剤の硬化 収縮による引張力もほぼ同じ大きさになって、受光素子が両側にほぼ均等に引っ 張られる。これにより、受光素子が位置ずれされないから、その受光素子による 情報の読み取りを正確に行うことができる。
【0055】 請求項7に記載の考案によれば、位置決め治具に突設した弾性板用位置決めピ ンを一方の突片の外側面と弾性板の中央貫通孔の周縁との間に嵌入させ、その中 央貫通孔の周縁を前記弾性板用位置決めピンに当接させることにより、弾性板を ホルダに精密に位置決めすることができ、特に、弾性板用位置決めピンと前記受 光素子用位置決めピンとが所定の間隔をおいて並設されているから、ホルダに対 して受光素子と弾性板とを同時に精密に位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施の一形態である光ピックアップ
の組立装置における位置決め台の斜視図である。
【図2】 同弾性板の高さ調整状態を示す縦断面図であ
る。
【図3】 (a)は同位置決め治具を示す斜視図、
(b)は位置決め治具に受光素子を吸着させた状態の斜
視図である。
【図4】 同受光素子の位置決め状態を示す横断面図で
ある。
【図5】 図4のA−A矢視図である。
【図6】 (a)〜(c)は組立手順を示す平面図であ
る。
【図7】 光ピックアップの原理を示す概略図である。
【図8】 光ピックアップの平面図である。
【図9】 光ピックアップの分解斜視図である。
【図10】 光ピックアップの要部の分解斜視図であ
る。
【図11】 図8のB−B矢視図である。
【図12】 図8のC−C矢視図である。
【図13】 図8のD−D矢視図である。
【図14】 (a)は従来の位置決め治具を示す斜視
図、(b)は位置決め治 具に受光素子を吸着させた状
態の斜視図である。
【図15】 従来の弾性板の高さ調整状態を示す縦断面
図である。
【図16】 (a)〜(c)は従来の組立手順を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 弾性板 2c 弾性板の基端部 2d 弾性板の先端部 3 ホルダ 4 紫外線硬化性接着剤 12 弾性板の中央貫通孔 14 固定ねじ 16 調整ねじ 17 半田付け 18 位置決め治具 18b マグネット 20 位置決め台 20a 高さ設定部 20b 基準突起部 24 位置決め角部 26 起立部 27 水平部 28 水平部の凹部 30 位置決め治具の凹部 31 受光素子用位置決めピン 32 弾性板用位置決めピン PD 受光素子 D ディスク LD 半導体レーザ α 凹溝の開口角度 β 位置決め角部の突出角度 t1 受光素子と一方の突片との間の間隔 t2 受光素子と他方の突片との間の間隔 h 弾性板の高さ H 高さ設定部の高さ

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性板の基端部をホルダに固定ねじによ
    り止着すると共に、該弾性板の先端部を前記ホルダに調
    整ねじにより高さ調整可能に止着し、前記弾性板の中央
    貫通孔に受光素子を遊嵌入させて該受光素子の端子を弾
    性板上の配線に半田付けし、前記ホルダを筐体の端面上
    に位置決めして接着し、前記ホルダに一体突設されて前
    記受光素子を間に挟んで対向する一対の突片にその受光
    素子を接着しており、半導体レーザからレーザ光をディ
    スクに投射し、その反射光を前記受光素子で受光するよ
    うにした光ピックアップの組立装置であって、 前記受光素子を吸着させるためのマグネット付き位置決
    め治具と、所定高さの高さ設定部及び基準突起部が突設
    された位置決め台とを有しており、 前記高さ設定部が、前記位置決め台から上方に延びる起
    立部と該起立部の上端から水平に延びる水平部とにより
    略L字状に形成されると共に、前記水平部に凹部が形成
    され、 前記基準突起部の外周面に所定の突出角度で略V字状の
    位置決め角部が形成されると共に、前記ホルダの外周面
    に前記突出角度とほぼ同一の開口角度で略V字状の凹溝
    が形成されており、その凹溝を前記位置決め角部に当接
    させることにより、 前記ホルダを位置決め台上に位置決めして前記調整ねじ
    を前記凹部内に挿通することにより前記水平部に弾性板
    の先端部を対向させ、前記調整ねじをねじ込むことによ
    り、弾性板の先端部を水平部に当接させ、 また、前記位置決め治具に、前記受光素子を着脱可能に
    嵌入させて位置決めするための凹部と、該凹部に嵌入さ
    せた受光素子の端面に当接する受光素子用位置決めピン
    と、該受光素子位置決めピンから所定の間隔をおいて並
    設された弾性板用位置決めピンとが設けられており、前
    記受光素子用位置決めピンを前記一方の突片の内側面に
    当接させることにより、位置決め治具に吸着させた受光
    素子を両突片間の中央に位置決めすると共に、前記弾性
    板用位置決めピンを一方の突片の外側面と前記弾性板の
    中央貫通孔の周縁との間に嵌入させることにより、弾性
    板をホルダに位置決めするようにしたことを特徴とする
    光ピックアップの組立装置。
  2. 【請求項2】 弾性板の基端部をホルダに固定ねじによ
    り止着すると共に、該弾性板の先端部を前記ホルダに調
    整ねじにより高さ調整可能に止着し、前記弾性板の中央
    貫通孔に受光素子を遊嵌入させて該受光素子の端子を弾
    性板上の配線に半田付けし、前記ホルダを筐体の端面上
    に位置決めして接着し、前記ホルダに一体突設されて前
    記受光素子を間に挟んで対向する一対の突片にその受光
    素子を接着しており、半導体レーザからレーザ光をディ
    スクに投射し、その反射光を前記受光素子で受光するよ
    うにした光ピックアップの組立装置であって、所定高さ
    の高さ設定部が突設された位置決め台を有しており、該
    位置決め台上にホルダを載置して前記弾性板の先端部を
    前記高さ設定部に対向させ、前記調整ねじをねじ込んで
    弾性板の先端部を高さ設定部に当接させるようにしたこ
    とを特徴とする光ピックアップの組立装置。
  3. 【請求項3】 前記高さ設定部が、前記位置決め台から
    上方に延びる起立部と該起立部の上端から水平に延びる
    水平部とにより略L字状に形成されると共に、前記水平
    部の端面に凹部が形成されており、前記調整ねじを前記
    凹部内に挿通することにより前記水平部に弾性板の先端
    部を対向させ、前記調整ねじをねじ込むことにより、弾
    性板の先端部を水平部に当接させるようにしたことを特
    徴とする請求項2に記載の光ピックアップの組立装置。
  4. 【請求項4】 前記位置決め台上に基準突起部が設けら
    れており、その基準突起部に前記ホルダを当接させて位
    置決めすることを特徴とする請求項2または3に記載の
    光ピックアップの組立装置。
  5. 【請求項5】 前記基準突起部の外周面に所定の突出角
    度で略V字状の位置決め角部が形成されると共に、前記
    ホルダの外周面に前記突出角度とほぼ同一の開口角度で
    略V字状の凹溝が形成されており、その凹溝を前記位置
    決め角部に当接させることにより前記ホルダを位置決め
    するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の光ピ
    ックアップの組立装置。
  6. 【請求項6】 前記受光素子を吸着させるためのマグネ
    ット付き位置決め治具を有し、該位置決め治具に、前記
    受光素子を着脱可能に嵌入させて位置決めするための凹
    部と、該凹部に嵌入させた受光素子の端面に当接する受
    光素子用位置決めピンとが設けられており、その位置決
    めピンを前記一方の突片の内側面に当接させることによ
    り、位置決め治具に吸着させた受光素子を両突片間の中
    央に位置決めするようにしたことを特徴とする請求項1
    から5のいずれかに記載の光ピックアップの組立装置。
  7. 【請求項7】 前記位置決め治具に、前記受光素子用位
    置決めピンから所定の間隔をおいて弾性板用位置決めピ
    ンが並設されており、その弾性板用位置決めピンを前記
    一方の突片の外側面と前記弾性板の中央貫通孔の周縁と
    の間に嵌入させることにより、弾性板をホルダに位置決
    めするようにしたことを特徴とする請求項6に記載の光
    ピックアップの組立装置。
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