JP3920007B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗剤投入装置を有する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、洗濯機においては、洗剤投入装置を有するものが供されている。この洗剤投入装置は洗剤を自動的に投入するもので、その投入は、洗濯槽内に直接行われるものと、洗濯槽内に給水する給水路上に行われるものとが存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のもののうち、洗剤を洗濯槽内に直接投入するものでは、投入された洗剤が、洗濯槽内にあらかじめ収容された洗濯物に直接降りかかって付着し、溶け残りやすいことによって、洗剤本来の洗浄力が充分に発揮されにくいという問題点を有していた。
【0004】
これに対して、洗剤を洗濯槽内に給水する給水路上に投入するものでは、その給水路上を流れる水によって洗剤を極力溶かしながら洗濯槽内に供給し得るため、洗剤の溶け残りが少なく、洗剤本来の洗浄力を充分に発揮させることが可能である。
【0005】
しかしながら、このものの場合、給水路上ではここの水気により洗剤が付着して固まることがあり、それを放置すると、洗剤の固まりが大きくなって洗剤の流し出しがスムーズにできなくなる。このため、時折、給水路上の清掃をする必要があるが、この給水路は洗剤投入装置の洗剤投入先の部位(一般には下方)に位置していて、使用者の手が届きにくく、充分な清掃ができないという問題点を有していた。
【0006】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、主として、洗剤を極力溶かしながら洗濯槽内に供給し得るばかりでなく、その洗剤が付着して固まった部分の清掃も充分にできる洗濯機を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機は、洗濯複数回分の洗剤を貯留して、その中から必要量の洗剤を自動的に投入する洗剤投入装置と、この洗剤投入装置の洗剤投入先の部位に着脱可能に装着され、洗剤投入装置から投入される洗剤を受ける洗剤受け部を有する着脱可能部材と、給水源から供給される水を受けて、その水を前記着脱可能部材の洗剤受け部に流して洗濯槽内に注水する注水部材と、浴槽から風呂水を吸い上げて供給する給水ポンプとを具え、前記風呂水を使用して洗濯を行うときの洗剤投入時には、最初に、給水ポンプに水道の蛇口から呼び水を注入すると共に、注水部材から洗濯槽内に水道水を注入し、その呼び水を注入する時間内に前記洗剤投入装置からの洗剤の投入をするようにしたことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0008】
このものによれば、洗剤投入装置から投入された洗剤は、着脱可能部材の洗剤受け部に落ちる。又、その洗剤受け部には、給水源から供給された水が注水部材により流されるもので、この洗剤受け部を流れる水によって、該洗剤受け部に落ちた洗剤が溶かされながら洗濯槽内に供給される。
そして、その洗剤受け部には、水気により洗剤が付着して固まることがあるものの、着脱可能部材の全体をその着脱性により取出すことによって、洗剤受け部も取出すことができ、この取出した洗剤受け部に対して、固まった洗剤を取り除く清掃が充分にできる。
加えて、風呂水を使用して洗濯を行うときの洗剤投入時には、洗剤の溶解、流し出しが風呂水によってでなく水道水によってでき、風呂水から発せられる湯気、湿気等による洗剤投入装置の洗剤出口部分及び洗剤投入装置内での洗剤の固まりを回避することが可能である。
【0011】
又、着脱可能部材の洗剤受け部は傾斜させると良い(請求項の発明)。
このものでは、洗剤受け部を流れる水の流速が、洗剤受け部の傾斜に応じて増し、それによって、洗剤の溶解、流し出しが一層確実にできる。
【0012】
注水部材は、着脱可能部材の洗剤受け部に向けて水道水を流す給水路と、これと隣り合う水路とを有し、それらを隔てた壁の高さを、少なくとも一部、両水路の他の部分の壁の高さより低くすると良い(請求項の発明)。
このものでは、水道水圧の変化により、水道水を流す給水路に多量の水が流れたとき、その余剰分を、隣り合う水路との間の壁の低い部分から隣り合う水路に溢出させて調整することができ、もって、過多量の水による洗剤の飛散や、注水部材の他の部分からの水漏れを防止することが可能である。
【0013】
浴槽から風呂水を吸い上げて供給する給水ポンプを具えたものにおいては、注水部材が、その給水ポンプを固定する固定手段を有すると良い(請求項の発明)。
このものでは、注水部材に給水ポンプを固定することによって、それらをコンパクトに組立てることができ、配置に場所をとらないようにできる。又、それらをユニット化して組立てることも可能で、組立性が良くなる。
【0014】
注水部材は、着脱可能部材の洗剤受け部に臨む給水出口から斜め前方へ噴水するようになっていると良い(請求項の発明)。
このものでは、着脱可能部材を取出した状態で給水が行われたとき、注水部材の給水出口からは、水が洗濯槽内に向かって噴出され、着脱可能部材を取出した箇所の底面に当たって跳ねることが避けられるので、洗濯機外への水の飛散を防止することが可能である。
【0015】
着脱可能部材は洗剤受け部の上流側に、注水部材から流下する水を整流する整流部材を有すると良い(請求項の発明)。
このものでは、洗剤受け部に、整流部材で整流した水を流すことができ、もって、洗剤投入装置の洗剤出口部分への水跳ねを防止できると共に、洗剤の流し出しが、よりスムーズにできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき、図面を参照して説明する。
まず、図2には、洗剤投入装置付き洗濯機の外観を示しており、外箱1と、これの最上部に装着したトップカバー2とで洗濯機本体の外殻を構成し、その外箱1の内部に洗濯槽3を配設している。この洗濯槽3は脱水槽を兼ねるもので、外箱1の内部に弾性支持して配設した図示しない水槽の内部に収容して軸支しており、図示しないモータにより回転されることによって脱水を行うようになっている。又、洗濯槽3の内部には洗濯用の撹拌体(これも図示せず)を配設しており、これを上述のモータにより正逆回転させることによって、洗濯を行うようになっている。
【0017】
これに対して、トップカバー2には、洗濯槽3内に臨む洗濯物出入口4を形成しており、この洗濯物出入口4に対しては、例えば二つ折りの蓋5を開閉可能に設けている。又、トップカバー2の前部には、洗濯機の運転に係る操作をするための操作パネル6を設けており、後部にはバックカバー7を設けている。更に、外箱1の背面部には、上部に衣類乾燥機を設置することが可能なスタンド8の両脚部8aを左右の両側に取付けている。
【0018】
そして、上記バックカバー7には洗剤投入装置9を取付けている。この洗剤投入装置9は、詳細には図3に示すように、ホッパ10の周囲部に外ケース11を有するもので、その外ケース11の左右両側の下部に形成した爪12,13を、バックカバー7の洗剤投入装置取付口14の左右両側部に形成した爪掛け部15,16にそれぞれ弾性係合させることによって、バックカバー7に着脱可能に取付けている。
【0019】
又、洗剤投入装置9の上記ホッパ10の内下部には、多数の突起を有する洗剤撹拌体17を横軸回転可能に軸支して設けており、更にその下方のホッパ10内最下部には、洗剤送出体18を設けている。この洗剤送出体18はコイル、特には図中左側の基端部から中間部まで漸次径大となって、中間部から図中右側の先端部までストレートに径大なコイルから成っており、これの中間部に洗剤撹拌体17の突起の一つを係合させている。従って、洗剤送出体18が回転されれば、それに伴って洗剤撹拌体17も、洗剤送出体18と係合する突起を順次送り変えて回転されるようになっている。
【0020】
更に、ホッパ10の最下部の図中右側端部には洗剤出口19を有しており、これの内部に上記洗剤送出体18の先端部を位置させている。又、この洗剤出口19には、栓20を開閉部材として設けており、この栓20は、図1に示すように、ホッパ10の背部に設けた例えばモータを主体とする開閉駆動装置21によって、支軸22を中心に左右(図1中、紙面と直交する方向)に回動されることにより、開閉されるようになっている。
【0021】
一方、図3に示すように、ホッパ10の最下部の左側端部には軸受部23を有しており、これの内部に上記洗剤送出体18の基端部に一体化した軸24を位置させている。この軸24の洗剤送出体18側とは反対の左側部には従動ギヤ25を設けており、この従動ギヤ25に噛合して回転力を伝える駆動ギヤ26をモータ27の回転軸に取付けている。
【0022】
上記モータ27は、前記洗濯槽3の後方上部である、前記トップカバー2の洗濯物出入口4より後方の部分に存する取付ベース部28、中でもその図中左側端部に配置して固定したものであり、このほか、取付ベース部28には、注水部材としての注水ケース29と、給水ポンプ30、給水弁31、及び図4に示す安全スイッチ32、水位センサ33を配置して固定している。又、この取付ベース部28上には、前記バックカバー7に取付けた洗剤投入装置9も位置している。
【0023】
ここで、注水ケース29は、図5及び図6に示すように、左右に長い横長状のもので、その上部の最前部には第1の給水路34をその全幅にわたって有しており、その後側に第2の給水路35と第3の給水路36及び調整水路37を有している。又、その第1ないし第3の給水路34〜36のそれぞれ左側端部の底部には、それぞれ複数又は1つの貫通孔から成る給水出口38,39,40を有しており、第1の給水路34の第3の給水路36側及び調整水路37側には、給水出口38よりも充分に小さな水抜口41を有している。このほか、調整水路37には排水通口42を有している。
【0024】
更に、第1の給水路34と、これと隣り合う水路である調整水路37とを隔てた壁43については、図7に示すように、これの高さh2 を、それら両水路34,37の他の部分の壁の高h1 さより低くしている(h1 >h2 )。この場合、壁43はその全部を低くしているが、一部のみを低くしても良い。このほか、第1の給水路34については、図6に示すように、給水出口38の部分を、残水が排出されやすいように、それとは反対側の部分を含む他の部分の底面より段差Sだけ低くしている。
【0025】
又、第1の給水路34の給水出口38については、図8に示すように、これを形成した面の部分44を前上がりに傾斜させることにより、該給水出口38から矢印Xで示す斜め前方(洗濯槽3内側)へ噴水するようにしている。なお、この場合、給水出口38の後側にはそれぞれ窪み45を形成してもおり、これによって、給水出口38からは、より確実に斜め前方へ噴水するようにしている。
そして、上記第1ないし第3の給水路34〜36及び調整水路37の上面の開放部には、図4に示す共通の密閉蓋46を有している。
【0026】
一方、上記給水出口38及び排水通口41の下方には、図5及び図6に示すように、これらが連通する第1の流水路47を有しており、又、給水出口39,40の下方には、これらが連通する第2の流水路48を有している。これらの流水路47,48の奥行は、図1に第1の流水路47で代表して示すように、第1ないし第3の給水路34〜36及び調整水路37の前後寸法よりも大きなものであり、その両奥端部47a,48aが閉塞され、両前端部が開放していて、該両開放口は、更にその前方で、図6に示すように一つに連なり、共通の横長な注水出口49により洗濯槽3内に臨んでいる。
【0027】
更に、両流水路47,48の奥端部47a,48aは、水の流れをスムーズにするために、図5に示すごとく、それぞれ両側の隅部を弧状にした、全体としてほゞ円弧状に形成している。又、これら両流水路47,48間には、流水の広がりを抑制するためと補強のために、図6に示すごとく隔壁51が存しており、そのほか、第3の給水路36の給水出口40及び調整水路37の排水通口42の下方には、流水を中央部に寄せるために、両端部よりほゞ中央の部分が低くなる例えばU字状の水受け52を設けている。
【0028】
そして又、第1の流水路47の上面部には、図5に示すように、洗剤通口53を形成しており、これ以外、両流水路47,48は、両上下面部も閉塞され、更に、両左右の側面部も閉塞されている。
更に、両流水路47,48の上方には、前記給水ポンプ30のためのポンプ取付面54を形成しており、このポンプ取付面54には、図9にも示すように、前後2つのクッション止め部55,56を形成し、更に、その後方には、給水ポンプ30を固定する固定手段としての爪57を形成している。
【0029】
しかして、この構成で、注水ケース29は、図4に示すように、前記取付ベース部28の中央部の前側に配置され、その左側であって且つ後側に前記洗剤投入装置9が配置されており、その配置状態で、上記洗剤通口53に洗剤投入装置9の前記洗剤出口19が上方より臨み、従って、第1の流水路47の上方に洗剤投入装置9の洗剤出口18が位置している。
【0030】
給水ポンプ30は、図3に示すように、ケース58の内部に、モータ59と、これにより回転駆動される羽根車60とを設けて成るもので、上記注水ケース29のポンプ取付面54上に配置して固定している。詳細には、この場合、図10に示すように、ケース58と前記クッション止め部55,56との間にそれぞれクッション61,62を介在させ、ケース58の例えばフランジによる背部の段部63を爪57に係合させて固定し、上方よりバックカバー7で押さえ付けている。
【0031】
かくして、給水ポンプ30を、図4に示すごとく、注水ケース29後側の洗剤投入装置9右側の部分に配置している。又、給水ポンプ30は、上記羽根車60の回転により吸水する吸水口64を有しており、この吸水口64を、図3に示すように、バックカバー7から上方に露出させている。
【0032】
更に、給水ポンプ30は、図4に示すように、上述の吸水した水を吐出する吐水口65と、呼び水吸込口66とを有しており、そのうちの吐水口65を、接続パイプ67により、前記注水ケース29の密閉蓋46に形成したパイプ接続口68に接続し、ひいてはそのパイプ接続口68が臨んだ前記第3の給水路36の前記給水出口40側とは反対側の後端部に連通させている。又、呼び水吸込口66は、接続チューブ69により、同じく密閉蓋46に形成したチューブ接続口70に接続し、ひいてはそのチューブ接続口70が臨んだ第1の給水路34の前記給水出口38側とは反対側の右端部に連通させている。
【0033】
給水弁31は、上部に1つの入水口71を有し、前部に第1及び第2の2つの出水口72,73を有するもので、その入水口71から第1の出水口72への流路の開放、並びに入水口71から第2の出水口73への流路の開放を、ソレノイドやモータ等の電動力により切換える三方弁から成っており、前記洗剤投入装置9との間で上記給水ポンプ30を挟むように、注水ケース29の右側に配置し、又、注水ケース29の後側に配置している。
【0034】
なお、給水弁31は、入水口71を図3に示すように前記バックカバー7から上方に露出させており、第1の出水口72を前記注水ケース29の第1の給水路34の右端部に連通させ、第2の出水口73を第2の給水路35の同じく右端部に連通させている。
【0035】
このほか、安全スイッチ32は、脱水時における前記洗濯槽(脱水槽)3の異常振動を検知するもので、前記蓋5の開閉に応動する蓋スイッチをも兼ねており、上記給水弁31の右側に配置している。又、水位センサ33は、洗濯槽3の貯水水位を検知するもので、上記安全スイッチ32の更に右側に配置している。
【0036】
そして、前記注水ケース29には、引出し74を着脱可能部材として前後に出し入れ可能(着脱可能)に装着している。この引出し74は、詳細には図11及び図12に示すように、手掛け部75を有する前板部76の後側の左側部に洗剤受け部77を有し、右側部に洗濯補助剤例えば柔軟仕上剤を貯留する貯留部78を有するもので、そのうちの洗剤受け部77は、図13に示すように、後下がり(図13中、左下がり)に傾斜した板状を成している。
【0037】
又、この引出し74の洗剤受け部77の上流側である基部(図13中、右端部)上の部分には、コ字形の囲い部79を設けていて、これの後壁部80の下端と洗剤受け部77の上面との間に間隙81をあけることにより、該後壁部80を後に詳述するように整流部材として機能させるようにしている。
【0038】
更に、この場合、囲い部79の貯留部78側の側壁82は、その高さh4 を、囲い部79の後壁部80を含む他の周壁部の高さh3 より低くしており(h3 >h4 )、それと隣る貯留部78側の側方部には、図12に示すように、溢水口83を形成している。
【0039】
これに対して、貯留部78は矩形の容器状で、図14に示すように、その底部から上方に出水筒84を形成すると共に、これの外周囲に複数のリブ85による隙間を隔ててキャップ86を被装したサイフォン部87を有している。
【0040】
しかして、この構成で、引出し74は、洗剤受け部77を、前方から前記注水ケース29の第1の流水路47の内部に位置させて、囲い部79の内部空間を前記第1の給水路34の給水出口38の下方に位置させ、洗剤受け部77のそのほかの部分を洗剤通口53の下方に位置させ、ひいては前記洗剤投入装置9の洗剤投入先である洗剤出口19下方の部位に位置させている。又、貯留部78を、同じく前方から前記注水ケース29の第2の流水路48の内部に位置させて前記第2の給水路35の給水出口39の下方の部位に位置させている。
【0041】
次に、上記構成のものの作用を述べる。
まず、洗濯機の使用に先立ち、給水弁31の入水口71と、給水源の一つである図示しない水道の蛇口とを、給水ホース(これも図示せず)で接続する。又、風呂水を使用して洗濯を行う場合には、給水ポンプ30の吸水口64に、図示しない吸水ホースの一端部を接続し、この吸水ホースの他端部を給水源の他の一つである図示しない浴槽の風呂水中に浸漬させる。更に、洗剤投入装置9のホッパ10内には、洗濯複数回分の洗剤(粉末)を入れて、該洗剤投入装置9の蓋88を閉じる。
【0042】
こうした状態で、洗濯槽3内に図示しない洗濯物を入れ、蓋5を閉じて、洗濯機の運転を開始させる。すると、最初に、洗濯槽3内の撹拌体を回転させてその回転数を測定する等の方法による洗濯物の量の検知が行われ、続いて、給水弁31が作動されて入水口71から第1の出水口72への流路を開放する。これによって、前記水道の蛇口から給水弁31を通じて供給される水が、注水ケース29の第1の給水路34に入れられ、該第1の給水路34内を通って、給水出口38から引出し74の囲い部79内空間に落ちて、下方の間隙81を通ることにより該後壁部80にて整流されたものが、洗剤受け部77上を流下し、更に第1の流水路47内を通って、注水出口49から洗濯槽3内に注入される。又、このとき、第1の給水路34からは、接続チューブ69を通じて、水が給水ポンプ30内に呼び水として注入される。
【0043】
従って、このとき、使用者により選択された運転のコースが、風呂水を使用して洗濯を行うコースであれば、その後、給水弁31に代わって給水ポンプ30が作動されることにより、前記浴槽内から吸水ホースを通じ風呂水を吸い上げて、その風呂水を、接続パイプ67を通じ注水ケース29の第3の給水路36に入れる。この第3の給水路36に入れられた風呂水は、その後、該第3の給水路36内を通り、給水出口40から水受け52上に落ちて、この水受け52上から前方に出、注水出口49から洗濯槽3内に注入される。
【0044】
又、このとき、使用者により選択された運転のコースが、風呂水を使用して洗濯を行うコースでなければ、引き続き給水弁31が作動して前記水道の蛇口から供給される水を前述の経路で洗濯槽3内に注入し続ける。
これらの給水は、洗濯槽3内の貯水水位が先の洗濯物の量の検知結果に応じた水位に達したことが、水位センサ33により検知されるまで行われる。
【0045】
そして又、このような給水時には、洗剤投入装置9の栓20が開閉駆動装置21により開放されると共に、モータ27が作動されることにより、駆動ギヤ26から従動ギヤ25を介して洗剤送出体18にコイル螺進方向の回転力が伝達され、この洗剤送出体18が回転するから、ホッパ10内に入れられた洗剤が少量ずつ洗剤出口19から自動的に投入される。しかして、その投入された洗剤は、洗剤出口19の下方に位置した注水ケース29(第1の流水路47)の洗剤通口53を通って更にその下方に位置した引出し74の前記洗剤受け部77に落ち、この洗剤受け部77上を流下する水に溶かされて流され、その水と共に第1の流水路47内を通り、注水出口49から洗濯槽3内に注入される。
【0046】
特に、この場合、使用者により選択された運転のコースが、風呂水を使用して洗濯を行うコースであれば、上述の洗剤の投入は、先の給水ポンプ30に対する呼び水の注入をする時間内に行う。
【0047】
なお、洗剤の投入を行う間、ホッパ10内では洗剤撹拌体17が洗剤送出体18の回転に伴って回転されることにより、ホッパ10内の洗剤をほぐす働きをする。又、このような洗剤の投入は、先の洗濯物の量の検知結果のほか、例えば水槽の排水弁の部分に設けた図示しない汚れセンサによる洗濯物の汚れの検知結果や、同部に設けた同じく図示しない水温センサによる水温の検知結果等に応じた、最適の量が供給される内容で行われる。
【0048】
更に、そのとき、第1の給水路34を流れる水の量が例えば毎分18リットルなど過多であった場合には、水が第1の給水路34から、隣り合う調整水路37との間の壁43を越えて調整水路37に溢れ出、排水通口42から流出して、水受け52を経、洗濯槽3内に注入される。
【0049】
加えて、前記第1の給水路34の給水出口38から引出し74の囲い部79内空間に落ちた水の量が過多であったときには、水が囲い部79の貯留部78側の側壁82を越えて溢水口83から第1の流水路47に溢れ出、該第1の流水路47を通って注水出口49から洗濯槽3内に注入される。
【0050】
必要量の洗剤の供給を終えた後には、モータ27が停止されることによってホッパ10内の洗剤の送出が終了され、栓20が開閉駆動装置21によって閉塞される。
【0051】
そして、洗濯機の運転が進み、複数回あるうちの最後のすすぎ行程に至ると、給水弁31が、このときには入水口71から第2の出水口73への流路を開放する。これによって、前記水道の蛇口から給水弁31を通じて供給される水が、注水ケース29の第2の給水路35に入れられ、給水出口39から引出し74の貯留部78に至って、該貯留部78内に溜まる。この貯留部78内に溜まった水は、サイフォン部87のキャップ86と出水筒84との間を満たして、出水筒84の上端を越えてからは、サイフォン作用により貯留部78内に溜まった全量が出水筒84を通って流出し、更に第2の流水路48内を通って、注水出口49から洗濯槽3内に注入される。
【0052】
従って、このとき、引出し74の貯留部78に洗濯補助剤、例えば柔軟仕上剤を入れてセットしておけば、その貯留された柔軟仕上剤が、貯留部78から出る水と共に洗濯槽3内に注入される。
【0053】
このように本構成のものでは、洗剤投入装置9から投入された洗剤が、着脱可能部材である引出し74の洗剤受け部77上に落ち、又、その洗剤受け部77上には、水道の蛇口から供給された水が注水部材である注水ケース29により流されるもので、この洗剤受け部77上を流れる水によって、該洗剤受け部77上に落ちた洗剤が溶かされながら洗濯槽内に供給されるので、洗剤の溶け残りが少なく、洗剤本来の洗浄力を充分に発揮させることが可能である。
【0054】
そして、その洗剤受け部77には、水気により洗剤が付着して固まることがあるものの、引出し74の全体をその着脱性により取出すことによって、洗剤受け部77も取出すことができ、この取出した洗剤受け部77に対して、固まった洗剤を取り除く清掃がブラッシングや水の流し洗い等によって充分にできる。
【0055】
又、本構成のものの場合、浴槽から風呂水を吸い上げて供給する給水ポンプ30を具えており、その風呂水を使用して洗濯を行うときの洗剤投入時には、最初、給水ポンプ30に水道の蛇口から呼び水を注入すると共に、注水ケース29から洗濯槽3内に水道水を注入し、その呼び水を注入する時間内に洗剤の投入をするようにしている。これにより、風呂水を使用して洗濯を行うときの洗剤投入時に、洗剤の溶解、流し出しが風呂水によってでなく水道水によってできるから、風呂水から発せられる湯気、湿気等による洗剤投入装置の洗剤出口19部分及び洗剤投入装置9内での洗剤の固まりを回避することができる。
【0056】
しかも、引出し74の洗剤受け部77は傾斜させており、これによって、洗剤受け部77上を流れる水の流速が、洗剤受け部77の傾斜に応じて増し、それによって、第1の流水路47での洗剤の溶解、並びにその第1の流水路47からの流し出しが一層確実にできる。
【0057】
又、注水ケース29は、引出し74の洗剤受け部77に向けて水道水を流す給水路である第1の給水路34と、これと隣り合う調整水路37とを有し、それらを隔てた壁43の高さを、少なくとも一部、両水路34,37の他の部分の壁の高さより低くしている。これにより、水道水圧の変化により、第1の給水路34に多量の水が流れたとき、その余剰分を、壁43の低い部分から調整水路37に溢出させて調整することができ、もって、過多量の水による洗剤の飛散や、注水部材の他の部分からの水漏れを防止することができる。
【0058】
更に又、注水ケース29は給水ポンプ30を固定する固定手段として爪57を有しており、これにより、注水ケース29に給水ポンプ30を固定することによって、それらをコンパクトに組立てることができ、配置に場所をとらないようにできる。又、それらをユニット化して組立てることも可能で、組立性を良くできる。
【0059】
加えて、注水ケース29は、引出し74の洗剤受け部77に臨む給水出口38から斜め前方へ噴水するようにしている。これにより、引出し74を取出した状態で給水が行われたとき、注水ケース29の給水出口38からは、水が斜め前方の洗濯槽3内に向かって噴出され、引出し74を取出した第1の流水路47の底面に当たって跳ねることが避けられるので、洗濯機外への水の飛散を防止することができる。
【0060】
そして、引出し74は洗剤受け部77の上流側に、注水ケース29から流下する水を整流する整流部材として囲い部79の後壁部80を有している。これにより、洗剤受け部77上には、囲い部79の後壁部80で整流した水を流すことができ、もって、洗剤投入装置9の洗剤出口19部分への水跳ねを防止できると共に、洗剤受け部77上に落ちた洗剤の流し出しを、よりスムーズに行うことができる。
【0061】
そのほか、本構成のものでは、引出し74に洗剤受け部77と貯留部78とを一体に有している。これにより、それら洗剤受け部77と貯留部78の出し入れや、清掃など、扱いが同時にできて、便利ならしめ得る。たゞし、それら洗剤受け部77と貯留部78は別体で具えられていても良い。
【0062】
【発明の効果】
本発明は以上説明したとおりのもので、下記の効果を奏する。
請求項1の洗濯機によれば、洗剤を溶かしながら洗濯槽内に供給し得ると共に、その洗剤が付着して固まった部分の清掃も充分に行うことができる。又、風呂水を使用して洗濯を行うときの洗剤投入時に、風呂水から発せられる湯気、湿気等が洗剤投入装置の洗剤出口部分及び洗剤投入装置内に影響を及ぼすことがなくて、それらの部分での洗剤の固まりを回避することができる。
【0064】
請求項の洗濯機によれば、洗剤の溶解、流し出しが一層確実にできる。
請求項の洗濯機によれば、過多量の水による洗剤の飛散や、注水部材の他の部分からの水漏れを防止することができる。
請求項の洗濯機によれば、注水ケースと給水ポンプとをコンパクトに組立てることができて、それらの配置に場所をとらないようにできると共に、それらをユニット化して組立てることも可能で、組立性を良くすることができる。
【0065】
請求項の洗濯機によれば、着脱可能部材を取出した状態で給水が行われたときに、水がその着脱可能部材を取出した箇所の底面に当たって跳ねることが避けられて、洗濯機外への水の飛散を防止することができる。
請求項の洗濯機によれば、洗剤受け部上に落ちた洗剤の流し出しを、よりスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、図4のA−A線に沿う主要部分の拡大縦断側面図
【図2】全体の斜視図
【図3】図2のB−B線に沿う主要部分の拡大縦断正面図
【図4】主要部分の、バックカバーを取外した状態の平面図
【図5】注水ケース単体の拡大平面図
【図6】注水ケース単体の拡大正面図
【図7】図5のC−C線に沿う注水ケースの部分拡大縦断側面図
【図8】図5のD−D線に沿う注水ケースの部分拡大縦断側面図
【図9】図5のE−E線に沿う注水ケースの縦断側面図
【図10】図4のF−F線に沿う主要部分の拡大縦断側面図
【図11】引出し単体の正面図
【図12】引出し単体の平面図
【図13】図12のG−G線に沿う引出しの部分拡大縦断側面図
【図14】図12のH−H線に沿う引出しの部分拡大縦断側面図
【符号の説明】
3は洗濯槽、9は洗剤投入装置、29は注水ケース(注水部材)、30は給水ポンプ、34は第1の給水路(水道水を流す給水路)、37は調整水路(隣り合う水路)、38は給水出口、43は壁、53は洗剤通口、57は爪(固定手段)、74は引出し(着脱可能部材)、77は洗剤受け部、80は囲い部の後壁部(整流部材)を示す。

Claims (6)

  1. 洗濯複数回分の洗剤を貯留して、その中から必要量の洗剤を自動的に投入する洗剤投入装置と、
    この洗剤投入装置の洗剤投入先の部位に着脱可能に装着され、洗剤投入装置から投入される洗剤を受ける洗剤受け部を有する着脱可能部材と、
    給水源から供給される水を受けて、その水を前記着脱可能部材の洗剤受け部に流して洗濯槽内に注水する注水部材と
    浴槽から風呂水を吸い上げて供給する給水ポンプとを具え、
    前記風呂水を使用して洗濯を行うときの洗剤投入時には、最初に、給水ポンプに水道の蛇口から呼び水を注入すると共に、注水部材から洗濯槽内に水道水を注入し、その呼び水を注入する時間内に前記洗剤投入装置からの洗剤の投入をするようにしたことを特徴とする洗濯機。
  2. 着脱可能部材の洗剤受け部を傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 注水部材が、着脱可能部材の洗剤受け部に向けて水道水を流す給水路と、これと隣り合う水路とを有し、それらを隔てた壁の高さを、少なくとも一部、両水路の他の部分の壁の高さより低くしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  4. 浴槽から風呂水を吸い上げて供給する給水ポンプを具え、注水部材が、その給水ポンプを固定する固定手段を有することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  5. 注水部材が、着脱可能部材の洗剤受け部に臨む給水出口から斜め前方へ噴水するようになっていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  6. 着脱可能部材が洗剤受け部の上流側に、注水部材から流下する水を整流する整流部材を有することを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
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