JP3919555B2 - バリ取りバフ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばロータリーフライスマシンでフライス加工した後、バリ取りを行うのに適したバリ取りバフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロータリーフライスマシンでワークにフライス加工を行うような場合、ワークをロータリーテーブル上に位置決め固定し、回転するテーブル上でワークに荒加工、仕上げ加工した後、下流側のテーブル上でバフ装置によりバリ取りを行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のバフ装置はロータリーテーブル上方のフライスマシンに固定されているため、バリが完全に取れない場合があり、バリが残ったまま次工程に送られる可能性があるという不具合があった。
一方、バフ装置を複数設けてバリ取りを完全に行おうとすると設備費が高くつくという問題があった。
【0004】
そこで本発明は、例えばロータリーフライスマシン等の回転するロータリーテーブル上のワークに対してバリ取りを行う際、バリ残りが生じることなく完全に除去できるようにし、この際、設備投資の削減が図られるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
係る課題を解決するため本発明は、回転するロータリーテーブル上のワークのバリ取りを行うためのバフ装置において、マシン本体から延出する固定アームと、この固定アームの先端に揺動自在に設けられる揺動アームと、この揺動アームの先端部に取り付けられるバフ本体と、このバフ本体を回転駆動させるためにマシン本体に取り付けられる駆動源と、この駆動源に減速機を介して連結される揺動機構を備え、この揺動機構はクランクアームを介して減速機の出力軸に連結される連結アームと、この連結アームの延出端部に枢着され揺動アームに取り付けられる結合部材からなり、揺動機構によってバフ本体が概略ロータリーテーブルの半径方向に揺動自在になるようにした。
【0006】
そして、駆動源によってバフ本体を回転させると同時に、揺動機構によってバフ本体をロータリーテーブルの半径方向に揺動させれば、ロータリーテーブルの回転によって円周方向に進行するワークに対するバフ本体の摺接領域が広がり、バリ取りを効率的且つ確実に行うことが出来る。
また、バフ本体の回転と揺動が同一の駆動源によって行われるため、設備費が安価である。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1は本発明に係るバリ取りバフ装置が適用されるフライスマシンの全体図、図2はバリ取りバフ装置の全体概要図、図3は従来のバリ取り装置が適用されるフライスマシンの全体図である。
【0008】
本発明に係るバリ取りバフ装置は、例えばロータリーフライスマシンでフライス加工されたワークのバリ取りを効率的に行うことが出来るようにされ、バフ本体でバリ取りを行う際、バリ残し等の不具合が生じないようにされている。
【0009】
すなわち、前述のように従来のロータリーフライスマシンの場合、図3に示すように、ロータリーテーブルT上にワークを位置決め固定した後、テーブルTを回転させながら荒加工、仕上げ加工を行い、その後、ロータリーフライスマシンに固定されたバフ装置によりバリ取りを行っているが、固定されたバフ本体ではバリを完全に除去することが出来ない場合がある。
【0010】
そこで本発明は、図1に示すように、バフ装置1のバフ本体7をロータリーテーブルTの略半径方向に揺動させることにより、ワークに対するバフ本体7の摺接領域を広げ、バリを効率的且つ確実に除去出来るようにしたものである。
【0011】
本バリ取りバフ装置1は、図2に示すように、ロータリーテーブルT側方のマシン本体2に取り付けられる駆動源としての駆動モータ3と、マシン本体2から延出する固定アーム4と、この固定アーム4の先端に、枢支軸5廻りに揺動自在に設けられる揺動アーム6と、この揺動アーム6の先端部に取り付けられるバフ本体7を備えており、ベルト機構を介して駆動モータ3の駆動力をバフ本体7に伝達し得るようにされるとともに、駆動モータ3には、揺動アーム6を揺動させるための揺動機構が減速機8を介して連結されている。
【0012】
前記バリ本体7を回転駆動するためのベルト機構は、駆動モータ3の出力軸の第1プーリ10と枢支軸5の第2プーリ11をVベルト12で連結し、また、枢支軸5の第3プーリ13とバフ本体7の第4プーリ14をVベルト15で連結することにより構成されている。
【0013】
また、駆動モータ3と減速機8の連結は、駆動モータ3の出力軸の第5プーリ16と減速機8の第6プーリ17をVベルト18により連結することで構成され、減速機8の出力軸には、クランクアーム20を介して連結アーム21が連結されている。そしてこの連結アーム21の延出端部は、揺動アーム6に取り付けられる結合部材22に枢着されている。
【0014】
このため、駆動モータ3の回転によって、バフ本体7の回転のみならず、クランクアーム21が減速されて回転し、揺動アーム6が揺動するようにされている。またこの揺動アーム6の揺動方向は、概略、ロータリーテーブルTの半径方向になるようにしており、また実施例での減速機8の減速比は、概ね1/30程度としている。
【0015】
以上のようなバリ取りバフ装置1において、ロータリーテーブルT上にワークが位置決め固定され、荒加工、仕上げ加工が終えると、本バリ取りバフ装置1によってバリ取りが行われる。すなわち、駆動モータ3を作動させることによって、バフ本体7が回転すると同時に、揺動アーム6が枢支軸5廻りに揺動し、バフ本体7が半径方向に往復動する。
このため、ロータリーテーブルT上を円周方向に移動するワークの広い領域にバフ本体7を摺接させることが出来、バリを効率的に除去できる。
【0016】
また、バフ本体7の回転と、バフ本体7の揺動が単一の駆動モータ3により行われるため、設備構成が簡素で、しかも安価に構成出来る。
そしてバリ取りが終了すると、ロータリーテーブルTからワークが払い出される。
【0017】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明にかかるバリ取りバフ装置は、回転するロータリーテーブル上のワークのバリ取りを行う際、バフ本体を回転駆動させるための駆動源と、バフ本体を揺動させるための揺動機構の駆動源を同一とし、揺動機構によってバフ本体を概略ロータリーテーブルの半径方向に揺動させるようにしたため、バリ取りを効率的に且つ確実に行うことが出来、しかも、設備費が安価に済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバリ取りバフ装置が適用されるフライスマシンの構成概要図
【図2】バリ取りバフ装置の全体図
【図3】従来のバリ取り装置が適用されるフライスマシンの構成概要図
【符号の説明】
1…バリ取りバフ装置。3…駆動モータ、6…揺動アーム、7…バフ本体、8…減速機、21…連結アーム。

Claims (1)

  1. 回転するロータリーテーブル上のワークのバリ取りを行うためのバフ装置であって、マシン本体から延出する固定アームと、この固定アームの先端に揺動自在に設けられる揺動アームと、この揺動アームの先端部に取り付けられるバフ本体と、このバフ本体を回転駆動させるために前記マシン本体に取り付けられる駆動源と、この駆動源に減速機を介して連結される揺動機構を備え、この揺動機構はクランクアームを介して前記減速機の出力軸に連結される連結アームと、この連結アームの延出端部に枢着され前記揺動アームに取り付けられる結合部材からなり、前記揺動機構によって前記バフ本体が概略ロータリーテーブルの半径方向に揺動自在にされることを特徴とするバリ取りバフ装置。
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