JP3918729B2 - A/t試験装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は,オートマチックトランスミッション(A/T)の性能試験を行うA/T試験装置に関する。
【0002】
【従来技術】
オートマチックトランスミッション(A/T)の性能試験を行うに際しては,図5に示すごとく,エンジンの回転を擬似的に再現するための入力モータ92と,A/T7の出力軸73に加わる負荷を擬似的に再現するための出力モータ93とを備えたA/T試験装置9を用いている。そして,このA/T試験装置9に,A/T7のハウジング71を固定部94により固定し,このA/T7の入力軸72に上記入力モータ92を接続すると共にA/T7の出力軸73に出力モータ93を接続する。この状態において,入力モータ92を所望のトルク及び回転数で回転させて,A/T7の変速動作等の性能試験を行っている。このようなA/T試験装置9又はA/T試験方法としては,例えば,特許文献1,2に示すものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−165282公報
【特許文献2】
特開2000−258303公報
【0004】
【解決しようとする課題】
しかしながら,上記従来のA/T試験装置9においては,A/T7のハウジング71がA/T試験装置9に固定された状態で性能試験が行われる。そのため,試験を行うA/T7に対して,実際の車両に搭載した場合に想定されるような振動を与えようとしても,装置全体が抵抗となってこれができない。
そのため,従来のA/T試験装置9によっては,A/T7が入力モータ92による振動,あるいは車両走行時の路面からの振動等によって受ける影響については確認することが困難である。
【0005】
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので,A/Tの性能試験において,A/Tに積極的に振動を与えることができ,その振動によってA/Tが受ける影響について確認することができるA/T試験装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】
本発明は,オートマチックトランスミッション(以下,A/Tという)の性能試験を行うA/T試験装置において,
該A/T試験装置は,車両駆動用エンジンの回転を擬似的に再現するための入力モータと,
上記A/Tの出力軸に加わる負荷を擬似的に再現するための出力モータと,
上記A/Tの入力軸に接続される入力接続軸を備えると共に,上記A/Tのハウジングを支持する入力側支持部と,
上記A/Tの出力軸に接続される出力接続軸を備えた出力側支持部とを有しており,
上記入力モータと上記入力接続軸,及び上記出力モータと上記出力接続軸とは,それぞれ等速ジョイントにより互いに偏心できる状態で接続されており,かつ,上記入力側支持部及び上記出力側支持部とこれらを配設する固定面との間には,これらを揺動可能にするためのダンパーがそれぞれ配設されていることを特徴とするA/T試験装置にある(請求項1)。
【0007】
本発明のA/T試験装置は,上記入力モータと上記入力側支持部の入力接続軸,及び上記出力モータと上記出力側支持部の出力接続軸とをそれぞれ接続する各等速ジョイントを有しており,かつ上記入力側支持部及び出力側支持部と上記固定面との間に上記各ダンパーを有している。そのため,各等速ジョイントにより,入力接続軸及び出力接続軸は,それぞれ入力モータ及び出力モータに対して偏心可能になっている。また,各ダンパーにより,入力側支持部及び出力側支持部は揺動可能に保持されている。
【0008】
そして,上記A/Tを,そのハウジングを上記入力側支持部に取り付けると共にその入力軸を上記入力接続軸に接続し,かつその出力軸を上記出力接続軸に接続して,上記A/T試験装置にセットした際には,このA/Tは,上記各等速ジョイント及び各ダンパーの存在によって,他の部分の抵抗をあまり受けずにほとんど自由に振動できる状態でセットされる。
【0009】
そして,上記A/Tのセットを行った状態で性能試験を行うに際しては,上記入力モータを車両駆動用エンジンの運転による回転を擬似的に再現するようにして回転させる。このとき,上記A/Tは,その入力軸が上記等速ジョイント及び入力接続軸を介して回転すると共に,その出力軸が上記出力接続軸及び等速ジョイントを介して上記出力モータによる慣性モーメントが働いた状態で回転する。
【0010】
そして,例えば,後述するように路面からの振動や,上記入力モータからの振動をA/Tに積極的に与えた場合には,上記A/Tは,その振動を忠実に受け止めて,自ら振動しながら回転を続けることができる。
そのため,上記A/T試験装置によれば,影響を調べようとする種々の振動を積極的かつ有効にA/Tに伝達しながら,性能試験を行うことができる。また,上記A/T試験装置によれば,種々の振動によりA/Tが受ける影響についても確認することができる。
【0011】
また,上記性能試験においては,例えば,A/Tに振動が発生したときに,このA/Tに油漏れが発生しないかを確認する油漏れ確認試験,又はA/Tに異音が発生しないかを確認する異音確認試験等の性能試験を行うこともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】
上述した本発明における好ましい実施の形態につき説明する。
本発明において,上記入力モータが回転を再現しようとする車両駆動用エンジンとしては,例えば,燃焼動作を行うエンジン,又は電気自動車もしくはハイブリットカー等に用いる電気モータ等がある。
また,上記ダンパーとしては,例えば,ゴム,スプリング等の弾性変形可能なものを用いて構成したもの,又はシリンダー,ガスクッション等の反発力を有して往復動作可能なものがある。
【0013】
また,上記A/T試験装置は,路面から上記A/Tに伝わる振動を擬似的に再現するための加振装置を有しており,上記入力側支持部又は上記出力側支持部の少なくとも一方は,上記ダンパーを介して上記加振装置に配設されていることが好ましい(請求項2)。
【0014】
この場合には,上記加振装置により,上記A/Tを直接振動させることができ,路面からA/Tに伝わる振動(車両の振動)を与えることができる。そのため,上記加振装置を用いることによって,上記性能試験においては,A/Tを搭載した車両に対して路面から伝わる振動がこのA/Tに与える影響についても確認することができる。
【0015】
また,上記入力モータは,上記車両駆動用エンジンからの振動を擬似的に再現させるために,周期的な変動トルクを発生させるよう構成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には,上記入力モータによって,特に,燃焼動作を行うエンジンの回転状態にできるだけ近い回転状態を形成することができる。そのため,上記A/T試験装置による性能試験において,上記変動トルクにより発生した振動がA/Tに与える影響について確認することができる。
【0016】
【実施例】
以下に,図面を用いて本発明のA/T試験装置にかかる実施例につき説明する。
本例のA/T試験装置1は,図1〜図4に示すごとく,オートマチックトランスミッション7(以下,A/T7という)の性能試験を行うためのものである。
このA/T試験装置1は,車両駆動用エンジンの回転を擬似的に再現するための入力モータ2と,上記A/T7の出力軸73に加わる負荷を擬似的に再現するための出力モータ3とを有している。
【0017】
また,A/T試験装置1は,A/T7のハウジング71を支持する入力側支持部4と,A/T7の姿勢を保つための出力側支持部5とを有している。また,入力側支持部4は,A/T7の入力軸72に接続される入力接続軸42を備えており,入力側支持部4は,A/T7の出力軸73に接続される出力接続軸52を備えている。
【0018】
また,上記入力モータ2と上記入力接続軸42とは,入力側等速ジョイント61により互いに偏心できる状態で接続されている。また,上記出力モータ3と上記出力接続軸52とは,出力側等速ジョイント62により互いに偏心できる状態で接続されている。
また,上記入力側支持部4とこれを配設する入力側固定面814との間には,入力側支持部4を揺動可能にするための入力側ダンパー65が配設されている。また,上記出力側支持部5とこれを配設する出力側固定面121との間には,出力側支持部5を揺動可能にするための出力側ダンパー66が配設されている。
【0019】
以下に,これを詳説する。
図3に示すごとく,上記入力モータ2は,上記車両駆動用エンジンからの振動を擬似的に再現させるために,周期的な変動トルクを発生させるよう構成されている。この変動トルクは,入力モータ2をサーボモータにより構成し,サーボモータのトルク制御を行うことによって発生させることができる。
また,上記変動トルクは,特に,燃焼動作を行う内燃機関等のエンジンによるトルクの発生を再現するために発生させるものである。
【0020】
図4に示すごとく,上記出力モータ3は,A/T7の出力軸73に加わる負荷を擬似的に再現させるために,電気的に慣性モーメントを発生させるものである。そして,出力モータ3による負荷は,車両においてA/T7の出力軸73からプロペラシャフト,ドライブシャフト等を介して駆動車輪までに生ずる慣性モーメント及び駆動車輪と路面との間に生ずる転がり摩擦抵抗等を考慮して設定される。
【0021】
図3,図4に示すごとく,上記各等速ジョイント61,62は,2つのジョイント部632とこれらを接続するシャフト部631とにより形成されている。各等速ジョイント61,62は,2つのジョイント部632の軸方向を平行に保ってシャフト部631が傾斜することにより,各ジョイント部632の軸心同士を偏心させることができる。
また,図示は省略するが,各等速ジョイント61,62は,各ジョイント部632とシャフト部631の両端との間にそれぞれ,複数のボールと,この複数のボールの転がりをシャフト部631の軸方向にガイドするガイド溝を形成した支承材とを有して構成される等速ボールジョイントである。
【0022】
そして,図3に示すごとく,A/T試験装置1においては,上記入力側支持部4は,上記入力側等速ジョイント61のシャフト部631を斜めに傾斜させることにより,上記入力接続軸42の軸方向を上記入力モータ2の軸方向に合わせた状態で,この軸方向に直交する横断面方向に揺動できるようになっている。
また,図4に示すごとく,上記出力側支持部5は,上記出力側等速ジョイント62のシャフト部631を斜めに傾斜させることにより,上記出力接続軸52の軸方向を上記出力モータ3の軸方向に合わせた状態で,この軸方向に直交する横断面方向に揺動できるようになっている。
【0023】
図3に示すごとく,上記入力側支持部4は,本体部41と,この本体部41に対して回転可能に支持された上記入力接続軸42と,本体部41に上記A/T7を固定するための固定部43とを有している。本例では,上記固定部43により,A/T7のハウジング71の入力軸72側に位置するフランジ部711を上記本体部41に固定する。また,入力接続軸42は,A/T7の入力軸72を接続するための接続部421(図2参照)を有している。
【0024】
また,上記A/T試験装置1は,路面から上記A/T7に伝わる振動を擬似的に再現するための加振装置81を有している。そして,上記入力側支持部4は,上記入力側ダンパー65を介して加振装置81に配設されている。本例の入力側ダンパー65は,弾性変形可能な防振材としての防振ゴムである。
【0025】
同図に示すごとく,上記加振装置81は,シリンダー811を用いて構成されており,シリンダー811の可動部であるロッド部812を往復移動させることによって振動を発生させるものである。本例の加振装置81は,複数の油圧シリンダー811をサーボ制御して上下に振動を発生させるよう構成されている。
また,各油圧シリンダー811は,ベース架台11に固定されており,各油圧シリンダー811のロッド部812は加振プレート813に取り付けてある。そして,上記入力側ダンパー65は,上記入力側支持部4の本体部41と上記加振プレート813との間に配設してある。なお,本例の入力側固定面814は,加振プレート813の上面814である。
【0026】
図4に示すごとく,上記出力側支持部5は,本体部51と,この本体部51に対して回転可能に支持された上記出力接続軸52とを有しており,出力接続軸52は,A/T7の出力軸73を接続するための接続部521を有している。
また,上記出力側等速ジョイント62と上記出力モータ3との間には,A/T7の出力軸73に加わる負荷トルクを計測することができるトルク計測装置82と,出力モータ3による慣性モーメントを調節したり,A/T7の出力軸73に車両のブレーキ動作による負荷変動を与えたりすることができるブレーキ装置83とが配設されている。
【0027】
また,出力側等速ジョイント62と出力モータ3とは,中継軸84により接続されており,トルク計測装置82及びブレーキ装置83は中継軸84に対してそれぞれ設けてある。
また,上記トルク計測装置82及びブレーキ装置83を用いることによって,出力モータ3によって発生させる慣性モーメントを制御することもできる。
【0028】
同図に示すごとく,上記A/T試験装置1は,上記出力側支持部5を上記ベース架台11に対して,上記軸方向にスライドさせるスライドベース12を有している。そして,出力側支持部5は,上記出力側ダンパー66を介してスライドベース12に配設されている。また,本例の出力側ダンパー66はスプリングであり,出力側固定面121はスライドベース12の上面121である。
また,スライドベース12には,上記出力モータ3,トルク計測装置82及びブレーキ装置83も配設されており,上記A/T7の出力軸73側に取り付けられる各装置の全体は,スライドベース12により軸方向に移動可能である。
【0029】
上記のようにして,上記入力接続軸42の軸心は,上記入力側等速ジョイント61により,入力モータ2の軸心に対して偏心可能になっている。また,上記入力側支持部4は,上記入力側ダンパー65により,入力モータ2の軸方向に直交する横断面方向に揺動可能になっている。
また,上記出力接続軸52の軸心は,上記出力側等速ジョイント62により,出力モータ3の軸心に対して偏心可能になっている。また,上記出力側支持部5は,上記出力側ダンパー66により,出力モータ3の軸方向に直交する横断面方向に揺動可能になっている。
【0030】
そして,図2,図3に示すごとく,上記A/T試験装置1において性能試験を行う際には,試験を行うA/T7を入力側支持部4に取り付ける。そして,このA/T7の入力軸72を入力側支持部4の入力接続軸42に接続すると共に,上記固定部43により,このA/T7のハウジング71を入力側支持部4に固定する。
【0031】
次いで,図1に示すごとく,上記出力側支持部5及び出力モータ3等が配設された上記スライドベース12をスライドさせ,上記A/T7の出力軸73を出力側支持部5の出力接続軸52に接続する。こうして,A/T試験装置1にA/T7をセットすることができる。
なお,A/T7の出力軸73を出力側支持部5の出力接続軸52に接続する際には,図4に示すごとく,出力側支持部5とスライドベース12との間に配設した位置決めシリンダー85により,出力接続軸52の軸心をA/T7の出力軸73の軸心に合わせることができる。
【0032】
図1に示すごとく,本例のA/T試験装置1においては,上記セットされたA/T7は,上記各等速ジョイント61,62を介して,上記入力モータ2及び出力モータ3に接続されている。そのため,A/T7は,各等速ジョイント61,62により,入力モータ2及び出力モータ3の軸心に対して偏心可能である。
また,上記セットされたA/T7は,上記各ダンパー65,66を介して,上記A/T試験装置1にセットされている。そのため,A/T7は,各ダンパー65,66により,上記軸方向に直交する横断面方向に対して揺動可能である。
このように,上記A/T試験装置にセットされたA/Tは,各等速ジョイント61,62及び各ダンパー63,64の存在によって,他の部分の抵抗をあまり受けずにほとんど自由に振動できる状態にある。
【0033】
そして,上記A/T7のセットを行った状態において,エンジンの燃焼による回転を擬似的に再現するために,上記入力モータ2の回転を制御して,この入力モータ2より発生させるトルクを変動させる。このとき,上記A/T7は,その入力軸72が,入力側等速ジョイント61及び入力接続軸42を介して回転すると共に,その出力軸73が,出力接続軸52,出力側等速ジョイント62及び中継軸84を介して上記出力モータ3による慣性モーメントが働いた状態で回転する。
【0034】
そして,上記トルクの変動を伴う入力モータ2の回転により振動が発生した際には,上記A/T7は,上記各等速ジョイント61,62及び各ダンパー65,66の存在により,その振動を忠実に受け止めて,自ら振動しながら回転を続けることができる。
また,上記加振装置81を稼動させた場合には,上記A/T7には,車両搭載時に路面からA/T7に伝わる振動(車両の振動)も与えることができる。そのため,この場合にも,A/T7は,上記車両の振動を忠実に受け止めて,自ら振動しながら回転を続けることができる。
【0035】
それ故,上記A/T試験装置1によれば,エンジンの変動トルクに伴う振動及び路面から伝わる振動を,積極的かつ有効にA/T7に伝達しながら,性能試験を行うことができる。また,A/T試験装置1によれば,エンジンの変動トルクに伴う振動及び路面から伝わる振動によりA/T7が受ける影響についても確認することができる。
【0036】
また,上記性能試験においては,例えば,A/T7に振動が発生したときに,このA/T7に油漏れが発生しないかを確認する油漏れ確認試験,又はA/T7に異音が発生しないかを確認する異音確認試験等の性能試験を行うことができる。また,性能試験においては,上記出力モータ3及びブレーキ装置83を操作することによって,A/T7に負荷変動(ショック)が作用したときに,A/T7が受ける影響についても確認することができる。
それ故,上記A/T試験装置1によれば,実際にA/T7が車両に搭載された状態を想定して,A/T7に種々の性能試験を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における,A/Tをセットした状態のA/T試験装置を示す説明図。
【図2】実施例における,A/Tをセットする前のA/T試験装置を示す説明図。
【図3】実施例における,A/T試験装置を示す図で,A/Tの入力軸側に位置する各部を示す説明図。
【図4】実施例における,A/T試験装置を示す図で,A/Tの出力軸側に位置する各部を示す説明図。
【図5】従来例における,A/Tをセットした状態のA/T試験装置を示す説明図。
【符号の説明】
1...A/T試験装置,
2...入力モータ,
3...出力モータ,
4...入力側支持部,
42...入力接続軸,
5...出力側支持部,
52...出力接続軸,
61...入力側等速ジョイント,
62...出力側等速ジョイント,
65...入力側ダンパー,
66...出力側ダンパー,
7...A/T(オートマチックトランスミッション),
71...ハウジング,
72...入力軸,
73...出力軸,
81...加振装置,

Claims (3)

  1. オートマチックトランスミッション(以下,A/Tという)の性能試験を行うA/T試験装置において,
    該A/T試験装置は,車両駆動用エンジンの回転を擬似的に再現するための入力モータと,
    上記A/Tの出力軸に加わる負荷を擬似的に再現するための出力モータと,
    上記A/Tの入力軸に接続される入力接続軸を備えると共に,上記A/Tのハウジングを支持する入力側支持部と,
    上記A/Tの出力軸に接続される出力接続軸を備えた出力側支持部とを有しており,
    上記入力モータと上記入力接続軸,及び上記出力モータと上記出力接続軸とは,それぞれ等速ジョイントにより互いに偏心できる状態で接続されており,かつ,上記入力側支持部及び上記出力側支持部とこれらを配設する固定面との間には,これらを揺動可能にするためのダンパーがそれぞれ配設されていることを特徴とするA/T試験装置。
  2. 請求項1において,上記A/T試験装置は,路面から上記A/Tに伝わる振動を擬似的に再現するための加振装置を有しており,上記入力側支持部又は上記出力側支持部の少なくとも一方は,上記ダンパーを介して上記加振装置に配設されていることを特徴とするA/T試験装置。
  3. 請求項1又は2において,上記入力モータは,上記車両駆動用エンジンからの振動を擬似的に再現させるために,周期的な変動トルクを発生させるよう構成されていることを特徴とするA/T試験装置。
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