JP3916662B2 - 4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾリル)−1−ピペリジニル−プロポキシ−クロメン−4−オン誘導体、その製造、ならびに精神病、精神分裂症、および不安症の治療におけるその使用 - Google Patents

4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾリル)−1−ピペリジニル−プロポキシ−クロメン−4−オン誘導体、その製造、ならびに精神病、精神分裂症、および不安症の治療におけるその使用 Download PDF

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Description

本発明は、式(I):
Figure 0003916662
(式中、Rは水素、または随時ヒドロキシにより置換されている1〜4個の炭素原子を有するアルキルである)を有する、新規な4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾリル)−1−ピペリジニル−プロポキシ−クロメン−4−オン誘導体、ならびにその薬剤学的に許容される付加塩に関する。
本発明の化合物、すなわち7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン、7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−メチル−クロメン−4−オン、および7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オンは、一般式(II)(式中、Rは(I)で定義したものであり、Xは塩素または臭素である)の7−(3−ハロプロポキシ)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン類を、6−フルオロ−3−(4−ピペリジニル)−1,2−ベンズイソオキサゾール(III)と、反応工程図1に従って、アルカリもしくはアルカリ土類金属炭酸塩または炭酸および触媒量のヨウ化カリウムから選択される塩基の存在下で反応させることにより得られる。反応は、加熱して非極性媒体(例えば、N,N−ジメチル−ホルムアミド、アセトニトリル、などから選択選択される溶媒よりなる媒体)中で行うことが便利である。化合物(I)から、有機化学の常法に従って正しい酸を添加することにより、その薬剤学的に許容される付加塩が得られる。
Figure 0003916662
一般式(II)の出発化合物は、J.Med.Chem.,34,248−256,1991に記載の公知の有機化学の方法により、および以前の追加特許であるES9401437号およびES9500163号に記載の方法により得られる。
スペイン特許第9400581号は、7−[3−(4−p−フルオロベンジル−1−ピペリジニル)プロポキシ]クロメン−4−オン塩酸塩を得る方法、およびその神経弛緩薬としての使用を記載する。
式(I)の化合物は、スペイン特許第9400581号の化合物とは異なり、その特許の開示内容からは自明ではない。本発明の化合物はまた、神経弛緩薬として興味ある性質を示し、本出願人は、その治療指数が先行化合物より驚くほど高いことを見いだした。この化合物は、治療に使用した時の安全性が高く、さらに5HT1a受容体に対する親和性が大きく、これはまた不安症の治療にも有用である可能性がある。
生化学的測定により、式(I)の化合物は、神経弛緩作用(D2および5HT2)および不安緩解(5HT1a)作用に関与する受容体への作用が向上していることが明らかになった(ビー・エー・マクミレン(B. A. McMillen)ら、Drug Dev.Res.,1988,12,53−62)。
2、5HT2および5HT1a受容体への特異的結合は、以下のように試験した:
2 受容体:特異的リガンドとして作用する放射性スピペロン([3H]スピペロン)の2nM溶液を、トリス−塩酸でpH7.4に緩衝化した20mgのラット線条体に相当する膜と、35℃で20分間インキュベートした。次に、1マイクロモル濃度の非標識スピペロンを添加して非特異的結合を測定した。11種の異なる濃度の試験化合物を添加して得られた特異的結合の阻害率から、IC50(50%阻害濃度)を計算した。インキュベーション終了後、試料をガラスファイバーフィルターでろ過して、次にトリス−塩酸緩衝液で3回洗浄した。受容体結合放射能の量は膜上に保持され、液体シンチレーション計測により測定した。
5HT 2 受容体:特異的リガンドとして作用する放射性ケタンセリン([3H]ケタンセリン)の0.5nM溶液を、トリス−塩酸でpH7.4に緩衝化した1mgのラット皮質に相当する膜と、35℃で30分間インキュベートした。次に、5マイクロモル濃度の非標識ミアンセリンを添加して非特異的結合を測定した。11種の異なる濃度の試験化合物を添加して得られた特異的結合の阻害率から、IC50(50%阻害濃度)を計算した。インキュベーション終了後、試料をガラスファイバーフィルターでろ過して、次にトリス−塩酸緩衝液で3回洗浄した。受容体結合放射能の量は膜上に保持され、液体シンチレーション計測により測定した。
5HT 1a 受容体:特異的リガンドとして作用する放射性5−OH−DPAT([3H]5−OH−DPAT)の1nM溶液を、トリス−塩酸でpH7.4に緩衝化した1mgのラット皮質に相当する膜と、35℃で20分間インキュベートした。次に、20マイクロモル濃度の非標識ブスピロンを添加して非特異的結合を測定した。11種の異なる濃度の試験化合物を添加して得られた特異的結合の阻害率から、IC50(50%阻害濃度)を計算した。インキュベーション終了後、試料をガラスファイバーフィルターでろ過して、次にトリス−塩酸緩衝液で3回洗浄した。受容体結合放射能の量は膜上に保持され、液体シンチレーション計測により測定した。
モル濃度のIC50で表した生化学的結果を、特許ES9400581号の化合物と比較して表1に示す。この3つの受容体への本化合物の強い親和性が観察される。
Figure 0003916662
アポモルヒネ誘導性の登坂行動の阻害試験により、動物薬理学で化合物を比較した(ピー・プロタイス(P. Protais)ら、「精神薬理学」("Psychopharmacology")、50,1−6,1976)。この実験の実施には、体重22〜24gのオスのスイス(Swiss)マウスを使用した。実験の1週間前に、マウスを温度20〜22℃で12/12時間の明暗サイクルの我々の施設で飼育し、食物と水は自由に与えた。実験の2時間前に、マウスを各ケージに入れ食物は与えなかった。
時間0に、マウスに試験薬剤または0.25%寒天を経口投与した。60分後、1mg/kgのアポモルヒネを皮下に注射し、さらに70分後マウスの行動を評価した。10分間隔でさらに2回評価を行なった。
評価のために、各マウスを小さな直立の箱(11×7.5×4.5cm)の底に入れた。箱の壁は半透明のメタクリルでできているが、1つの側面(幅7.5cm)のみは3mm針金の網である。マウスの位置を以下の基準に従って2分間採点した:0=4本の足がとも床の上;1=3本の足が床の上;2=2本の足が床の上;3=1本の足が床の上;4=4本の足が針金につかまっている。2分間の観察の間にマウスがいくつかの位置に動いた場合は、各位置の間で経過した秒数を記録した。最後に、平均点数を計算した。これらの実験条件下で、化合物の50%阻害量(ID50)を、表2にmg/kgで表した。
Figure 0003916662
この実験は、本発明の化合物は、神経弛緩薬として特許ES9400581号の例1の化合物より少なくとも2倍強力であることを証明している。
本発明の化合物の活性は、強硬症(catalepsy)試験で測定した。経口投与したラットのED50(mg/kg)であらわした結果を、アポモルヒネ誘導登坂行動試験で測定したID50値に対する治療指数(TI)とともに、表3に示す。
Figure 0003916662
従って、本発明の化合物の治療指数(TI)は、特許ES9400581号の例1の化合物より大きい。
例1:7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン
2g(8.4ミリモル)の7−(3−クロロプロポキシ)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン、2.15g(8.4ミリモル)の6−フルオロ−3−(4−ピペリジニル)−1,2−ベンズイソオキサゾール(ヨーロッパ特許第196132号)、4.64g(33.6ミリモル)の炭酸カリウムおよび触媒量のヨウ化カリウムを、40mlのN,N−ジメチル−ホルムアミドに懸濁した。反応混合物を85〜90℃の温度で18時間加熱し、次に20℃に冷却し、100mlの水と100mlのジクロロメタンを含有する混合液中に注いだ。有機層を5×50mlの水で洗浄し、乾燥しそして溶媒を減圧下で蒸留して除去した。得られた固体を、アセトニトリル/メタノールを溶出液として用いてシリカゲルカラムで精製して、1.5gのクロマトグラフィー的に純粋な生成物を得た。メタノールから再結晶して、1.3gの黄白色の固体を得ると、これは7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オンに対応した、融点132.5〜133.8℃。
1−NMR(CDCl3):δ=2.04〜2.19,m,8H;2.6,t,2H;3.07〜3.11,m,3H;4.14,t,2H;6.27,d,1H;6.87,d,1H;6.95〜6.99,dd,1H;7.02〜7.08,dt,1H;7.22〜7.25,dd,1H;7.67〜7.71,dd,1H;7.78,d,1H;8.09,d,1H。
IR(KBr):1680,1660,1320,1270,820cm-1
例2:7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−メチル−クロメン−4−オン
20mlのアセトニトリル中0.90g(3.56ミリモル)の7−(3−クロロプロポキシ)−3−メチル−クロメン−4−オン、0.91g(3.54ミリモル)の6−フルオロ−3−(4−ピペリジニル)−1,2−ベンズイソオキサゾール塩酸塩、1g(7.24ミリモル)の無水炭酸カリウムおよび触媒量のヨウ化カリウムの混合物を、18時間加熱還流させた。反応粗生成物を室温で冷却し、次に100mlの水と100mlのクロロホルムを含有する混合液に注いだ。有機層をデカントし、50mlの水2部で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過し減圧下で溶媒を蒸発させた。得られた残渣を酢酸エチル中で結晶化して精製して、7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−メチル−クロメン−4−オンに相当する固体0.66gを得た、融点157〜158℃。
1−NMR(CDCl3):δ=2.01(s,3H,CH3);2.05〜2.25(m,8H);2.60(t,J=7.2Hz,2H,N−CH 2 −CH2CH2);3.09(da+m,3H,ピペラ−2He,−6Heおよび−4H);4.13(t,J=6.3Hz,2H,O−CH2);6.83(d,J=2.1Hz,1H,8H);6.95(dd,J=9および2.1Hz,1H,6−H);7.05(td,J=8.7および2.1Hz,1H,ベンズイソオキサゾール−5H);7.25(dd,J=8.7および2.1Hz,1H,ベンズイソオキサゾール−7H);7.69(dd,J=8.7および4.8Hz,1H,ベンズイソオキサゾール−4H);7.71(d,J=2.1Hz,1H,2−H);8.13(d,J=9Hz,1H,5−H)。
IR(KBr);1644,1607,1444,1237cm-1
例3:7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン
前記の方法に従って、2.0g(7.5ミリモル)の7−(3−クロロプロポキシ)−3−メチル−(ヒドロキシメチル)クロメン−4−オンと1.93g(7.5ミリモル)の6−フルオロ−3−(4−ピペリジニル)−1,2−ベンズイソオキサゾール塩酸塩から出発して、ジメチルホルムアミドから粗生成物を結晶化して固体を得て、1.27gの7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オンを得た、融点200〜202℃。
1−NMR(CDCl3):δ=2.10〜2.35(m,8H);2.68(t,J=7.5Hz,2H,N−CH 2 −CH2CH2);3.13〜3.18(da+m,3H,ピペラ−2He,−6Heおよび4H);4.18(t,J=6.3Hz,2H,O−CH2);4.57(s,2H,CH2OH);6.96(d,J=2.7Hz,1H,8H);7.03(dd,J=9および2.4Hz,1H,6−H);7.12(td,J=9および2.1Hz,1H,ベンズイソオキサゾール−5H);7.29(dd,J=8.7および2.1Hz,1H,ベンズイソオキサゾール−7H);7.53(5,1H,2−H);7.81(dd,J=9および5Hz,1H,ベンズイソオキサゾール−4H);8.09(d,J=9Hz,1H)。
IR(KBr);3300−3600,1634,1603,1444,1272,1242cm-1
例4:7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン塩酸塩
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン塩酸塩は、アセトン中の塩基の溶液に化学量論量の塩酸水溶液を添加することにより得た。沈殿した固体をメタノールから再結晶して、7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オンを得た、融点260〜262℃。
1−NMR(CD3OD+D2O):δ=2.2〜2.4、m,8H;2.59,t,2H;3.19〜3.4、m,5H;6.34,d,1H;7.13,d,1H;7.15〜7.19、dd,1H;7.28〜7.36、dt,1H;7.60〜7.64,dd,1H;7.09〜8.04,m,2H;8.20,d,1H。
IR(KBr):1705、1660、1450、1275、845、825cm-1
例5:注射剤処方
1アンプルの組成
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン........... 5.0mg
p−ヒドロキシ安息香酸メチル................... 1.0mg
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル.................. 0.1mg
2回蒸留水(q.s.)....................... 2.0ml
例6:1%経口溶液処方
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン........... 1000mg
p−ヒドロキシ安息香酸メチル..................... 135mg
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル................... 15mg
ソルビトール70%......................... 20g
サッカリンナトリウム........................ 50mg
オレンジエッセンス.........................0.25ml
蒸留水(q.s.)......................... 100ml
例7:錠剤処方
10mg錠剤の組成
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン...........10.0mg
トウモロコシデンプン........................43.2mg
タルク............................... 6.0mg
硬化ヒマシ油............................ 2.0mg
乳糖(q.s.).........................200.0mg
例8:錠剤処方
50mg錠剤の処方
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]クロメン−4−オン...........50.0mg
トウモロコシデンプン........................86.4mg
タルク...............................12.0mg
硬化ヒマシ油............................ 4.0mg
乳糖(q.s.).........................400.0mg
例9:7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン塩酸塩
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン塩酸塩は、メタノール中の塩基に化学量論量の塩酸水溶液を添加することにより得た、融点244〜246℃。
IR(KBr):3200〜3600,2500-2750,1640,1607,1445,1274,1240cm-1
例10:注射剤処方
1アンプルの組成
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン..................................... 0.5mg
p−ヒドロキシ安息香酸メチル.................... 1.0mg
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル................... 0.1mg
2回蒸留水(q.s.)....................... 2.0ml
例11:0.1%経口溶液処方
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン..................................... 100mg
p−ヒドロキシ安息香酸メチル.................... 135mg
p−ヒドロキシ安息香酸プロピル................... 15mg
ソルビトール70%......................... 20g
サッカリンナトリウム........................ 50mg
オレンジエッセンス.........................0.25ml
2回蒸留水(q.s.)....................... 100ml
例12:錠剤処方
1mg錠剤の組成
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン..................................... 1.0mg
トウモロコシデンプン........................32.4mg
タルク............................... 4.5mg
硬化ヒマシ油............................ 1.5mg
乳糖(q.s.).........................150.0mg
例13:錠剤処方
5mg錠剤の処方
7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン..................................... 5.0mg
トウモロコシデンプン........................43.2mg
タルク............................... 6.0mg
硬化ヒマシ油............................ 2.0mg
乳糖(q.s.).........................200.0mg

Claims (6)

  1. 式(I):
    Figure 0003916662
    (式中、Rは水素、又は随時ヒドロキシにより置換されている1〜4個の炭素原子を有するアルキルである)の、4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾリル)−1−ピペリジニル−プロポキシ−クロメン−4−オン誘導体、又はその薬剤学的に許容される付加塩。
  2. 7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−クロメン−4−オン;
    7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−メチル−クロメン−4−オン;
    7−[3−[4−(6−フルオロ−1,2−ベンズイソオキサゾール−3−イル)ピペリジン−1−イル]プロポキシ]−3−(ヒドロキシメチル)−クロメン−4−オン;
    である、請求の範囲第1項に記載の化合物、又はその薬剤学的に許容される付加塩。
  3. 精神病、精神分裂症、及び不安症の治療に使用するための、請求の範囲第1項の化合物、又はその薬剤学的に許容される付加塩。
  4. 随時薬剤学的に許容される担体及び/又は補助剤と組合わされる、請求の範囲第1項の化合物、又はその薬剤学的に許容される付加塩を含む薬剤組成物
  5. 有効量の請求の範囲第1項の化合物、又はその薬剤的に許容される付加塩を含む、精神病、精神分裂症、及び不安症の治療のための薬剤組成物。
  6. 式(I)の化合物の製造方法であって、一般式(II):
    Figure 0003916662
    (式中、Rは(I)で定義したものであり、Xは塩素又は臭素である)の7−(3−ハロプロポキシ)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン類を、式(III):
    Figure 0003916662
    の6−フルオロ−3−(4−ピペリジニル)−1,2−ベンズイソオキサゾール(III)と反応させて、必要であれば、遊離塩基の形の請求の範囲第1項の化合物を酸付加塩に変換することよりなる、上記方法。
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