JP3916498B2 - 作業足場装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばエレベータの昇降内に設置され、正対する枠体間に作業者の足場となる板体を架渡して組立てられる作業足場装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、高所作業をおこなうための作業足場装置には、パイプ材を1つずつクランプで連結して枠体を形成し、この枠体2つを正対させて、一方の枠体の横枠と他方の枠体の横枠との間に作業者の足場となる板体を架渡して組立てる単管足場装置がある。また、予め門型に形成された枠体2つを正対させて、一方の枠体の横枠と他方の枠体の横枠との間に板体を架渡して組立てるものもある。
【0003】
しかし、これらの作業足場装置では、枠体に対する横枠の位置が予め設定されている、すなわち、作業者の足場となる板体の高さ位置が予め設定されているため、作業できる高さが制限されてしまい、作業性が阻害されていた。
【0004】
そこで、実開昭56−112236号公報には、上述の単管足場装置において、縦枠となるパイプ材に、このパイプ材の長手方向に沿って変位可能な直交クランプを取付け、横枠となるパイプ材を一対の縦枠となるパイプ材間に直交クランプによって取付けて枠体を形成し、この枠体2つを正対させた状態で、一方の枠体の横枠と他方の枠体の横枠との間に作業者の足場となる板体を架渡して組立てる、という構成の作業足場装置が開示されている。
【0005】
この作業足場装置では、各縦枠に取付けられる直交クランプの位置を所望の高さ位置に変位させて横枠となるパイプ材を取付けることによって、横枠間に架渡される板体の高さを調節できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した実開昭56−112236号公報に開示の作業足場装置では、作業者の足場となる板体の高さを調節できるという利点を有するものの、パイプ材を1本ずつクランプによって連結して枠体を組立てなければならず、この枠体の組立作業は、煩雑であり、作業コストが嵩むという不都合があった。
【0007】
また、本願出願人は、門型の枠体を備える上述の作業足場装置では、枠体を組立てる手間がなく組立性が良いという利点があるので、この利点と、実開昭56−112236号公報に開示の作業足場装置による作業者の足場となる板体の高さ位置を調節できるという利点とを組合わせるために、門型の枠体の縦枠に直交クランプを取付け、この直交クランプによって板体を架渡すためのパイプ材を取付けて、板体の高さを調節できるようにしようとした。
【0008】
しかし、門型の枠体には、枠内に横枠と縦枠との連結を補強する補強部材が設けられているので、板体を架渡すためのパイプ材を、補強部材の位置を避けて縦枠に取付ける必要があり、このようにしてパイプ材を取付けると、これらパイプ材の配置される間隔寸法に対して、正対する枠体の横枠間に架渡される板体の寸法とが長すぎたり短すぎたりして適合しないという不都合が生じた。
【0009】
本発明は、上述の現状を考慮してなされたもので、その目的は、作業者の足場となる板体の高さを調節でき、かつ、組立性の良い作業足場装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、一対の縦枠、この一対の縦枠間に架渡された横枠、およびこれら縦枠と横枠とによって形成される枠内に設けられ、前記縦枠と前記横枠との連結を補強する補強部材を含む枠体と、この枠体2つが正対するように配置された状態で、正対する枠体の一方の枠体の横枠と、他方の枠体の横枠との間に架渡され、作業者の足場となる板体とを備える作業足場装置において、一対の前記縦枠間に架渡される棒状部と、この棒状部の両端に設けられ、正対する前記枠体の内側および外側のいずれかに配置された前記棒状部を、一対の前記縦枠間に着脱自在に取付可能な把持部とを含む仮設横架材を備えるとともに、正対する前記枠体のそれぞれに取付けられた前記棒状部間に架渡され、作業者の足場となる板体の両端に、正対する枠体のそれぞれに取付けられた前記棒状部に引掛けられる爪部を有する足場板を備え、前記仮設横架材は、前記棒状部を、前記横枠の太さ寸法以下の太さ寸法に設定するとともに、把持部を、正対する前記枠体の一方の枠体の横枠と、他方の枠体の横枠との距離と、前記一方の枠体に取付けられた前記棒状部と、前記他方の枠体に取付けられた前記棒状部との距離とが、ほぼ同じ距離となるように設定した構成にした。
【0011】
このように構成した請求項1に係る発明では、枠体が予め形成されているので、枠体を組立てる必要がなく、また、足場板は、正対する枠体のそれぞれに取付けられた棒状部のそれぞれに、爪部を引掛けることによって、板体を容易に棒状部間に架渡すことができ、また確実に保持することができるので、組立性が良い。
【0012】
また、仮設横架材を備えていることから、足場板を架渡す棒状部を、把持部によって縦枠の所望の高さ位置に取付けることができる、すなわち、作業者の足場となる足場板の高さを調節することができる。また、正対する枠体の一方の枠体の横枠と、他方の枠体の横枠との間と、一方の枠体に取付けられた棒状部と、他方の枠体に取付けられた棒状部との間とに、足場板を架渡すことができる。
【0013】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記縦枠のそれぞれに着脱自在に設けられ、正対する前記枠体の一方の枠体の縦枠と、他方の枠体の縦枠との間で、X字状に配置される補強体を備えることを特徴としている。
【0014】
このように構成した請求項2に係る発明では、補強体によって正対する枠体に足場板を架渡して形成される組物が補強されるとともに、補強体の配置された範囲については作業者の転落を防止することができる。
【0015】
また、請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、正対する前記枠体間の前記補強体の配置されてない範囲に、着脱自在な仮設手摺を設けることを特徴としている。
【0016】
このように構成した請求項3に係る発明では、補強体の配置されていない範囲についても、仮設手摺によって作業者の転落を防止することができる。
【0019】
また、請求項に係る発明では、請求項1〜のいずれかに係る発明において、正対する2つの前記枠体を複数段組上げ、各段の枠体間に少なくとも1つの前記足場板を架渡したことを特徴としている。
【0020】
このように構成した請求項に係る発明では、組上げた枠体の各段において、正対する枠体を連結させてなる組物のそれぞれの強度が高まめ、正対する枠体を複数段組上げて形成された組物全体の強度を高めることができる。
【0021】
また、請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれかに係る発明において、エレベータの昇降路内に設置されることを特徴としている。
【0022】
また、請求項に係る発明は、請求頂1に係る発明において、前記仮設横架材の棒状部の長さを変位自在に構成したことを特徴とする。
【0023】
このように構成した請求項に係る発明では、横枠の長さが異なる複数の枠体に対しても、その棒状部の長さを変位させることにより仮設横架材を取付け可能であり、仮設横架材を多種の枠体に適用可能で、寸法の異なる多種の仮設横架材を作成不要であり、材料・管理費等においてコスト低減が可能となる。
【0024】
また、請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記棒状部は第一のパイプ部と、この第一のパイプ部より小さい径寸法で形成され前記第一のパイプ部内を進退自在に収納される第二のパイプ部と、前記第一のパイプ部と前記第二のパイプ部とに複数個設けられた位置調整孔のうちの任意の位置調整孔に挿通され前記第一のパイプ部および第二のパイプ部を任意の位置で固定するピン固定部とを備えたことを特徴とする。
【0025】
このように構成した請求項に係る発明では、第一のパイプ部および第二のパイプ部にそれぞれ位置調整孔を穿設する加工を施し、両位置調整孔に挿通されるピン固定部を設けるのみであり、比較的安価に製作することが可能である。
【0026】
また、請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記棒状部は第一のパイプ部と、この第一のパイプ部より小さい径寸法で形成され前記第一のパイプ部内を進退自在に収納される第二のパイプ部と、前記第一のパイプ部の半把持部側端部に設けられたテーパ螺子部に螺進退可能に螺合し、螺進することにより前記第一のパイプ部で前記第二のパイプ部を狭圧保持するとともに、螺退することにより前記狭圧状態を解放するテーパ螺子固定部とを備えたことを特徴とする。
【0027】
このように構成した請求項に係る発明では、前記第一のパイプ部の半把持部側端部に設けられたテーパ螺子部に対し、テーパ螺子固定部を螺進退させることにより、無段階で連続的に第二のパイプ部を第一のパイプ部に固定でき、仮設横架材の長さを無段階で連続的に調整可能である。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の作業足場装置の一実施形態について図に基づいて説明する。
【0029】
図1は、本実施形態を示す斜視図、図2は、図1のA−A断面図、図3は、図2のB−B矢視に対応する断面図、図4は、本実施形態をエレベータの昇降路内に設置した状態を示す説明図である。
【0030】
本実施形態は、図1に示すように、正対する門型の枠体1a,1bと、この正対する枠体1a,1b間に架渡され、作業者の足場となる足場板2a,2bと、枠体1aの縦枠11a間に架渡され、足場板2a,2bの一端が配置される仮設横架材3aと、枠体1bの縦枠11b間に架渡され、足場板2a,2bの他端が配置される仮設横架材3bとを備えている。
【0031】
枠体1aは、例えば複数のパイプ材によって形成され、一対の縦枠11aと、これら縦枠11aのそれぞれの上端部付近同士を連結する横枠12aと、枠体1aの枠内で一対の縦枠11aおよび横枠12aに固定され、縦枠11aと横枠11bとの連結を補強する補強部材13aとを備えている。枠体1bも枠体1aと同様に、一対の縦枠11bと、これら縦枠11bのそれぞれの上端部付近同士を連結する横枠12bと、枠体1bの枠内で縦枠11bおよび横枠12bに固定され、縦枠11aと横枠11bとの連結を補強する補強部材13bとを備えている。
【0032】
仮設横架材3aは、一対の縦枠11a間でほぼ水平に架渡される棒状部、すなわちパイプ部32aと、このパイプ部32aの両端に設けられるとともに、縦枠11aに着脱自在に取付けられ、パイプ部32aを一対の縦枠11aに固定する把持部、すなわちクランプ部31aとを備えている。仮設横架材3bも仮設横架材3aと同様に、一対の縦枠11b間でほぼ水平に架渡されるパイプ部32bと、このパイプ部32bの両端に設けられるとともに、縦枠11bに着脱自在に取付けられるパイプ部32bを一対の縦枠11bに固定するクランプ部31bとを備えている。
【0033】
なお、仮設横架材3aのパイプ部32aは、横枠12a,12bの径寸法と同寸法に設定してあり、仮設横架材3bも同様に、横枠12a,12bの径寸法と同寸法に設定してある。そして、クランプ部32a,32bのそれぞれは、正対する枠体1a,1bの一方の枠体11aの横枠12aと、他方の枠体11bの横枠12bとの距離と、一方の枠体11aに取付けられたパイプ部32aと、他方の枠体11bに取付けられたパイプ部32bとの距離とが、ほぼ同じ距離となるように設定してある。
【0034】
すなわち、図2,3に示すように、仮設横架材3aのパイプ部32aが、正対する枠体1a,1bの内側から補強部材13aに当接するように、パイプ部32aの両端にクランプ部31aを設けてあり、仮設横架材3bのパイプ部32bが、正対する枠体1a,1bの外側から補強部材13bに当接するように、パイプ部32bの両端にクランプ部31bを設けてある。なお、パイプ部32aを正対する枠体1a,1bの外側から補強部材13aに当接させ、パイプ32bを正対する枠体1a,1bの内側から補強部材13bに当接させることも可能である。
【0035】
足場2aは、作業者の足場となる板体22aと、この板体22aの両端のそれぞれに複数、例えば2個ずつ設けられ、仮設横架材3aのパイプ部32aまたは仮設横架材3bのパイプ部32bに引掛けられる爪部21aとを備えている。足場2bも足場2aと同様に、作業者の足場となる板部22bと、この板部22bの両端のそれぞれに2個ずつ設けられ、仮設横架材3aのパイプ部32aまたは仮設横架材3bのパイプ部32bに引掛けられる爪部21bとを備えている。
【0036】
また、枠体1aの一方の縦枠11aと、枠体1bの一方の縦枠11bとの間には、縦枠1a,1bのそれぞれに着脱自在に取付けられ、X字状に配置される補強材41a,42aから成る補強体すなわちブレス4aを設けてある。また同様に、枠体1aの他方の縦枠11aと、枠体1bの他方の縦枠11bとの間にも、X字状に配置される補強材41b,42bから成る補強体すなわちブレス4bを設けてある。
【0037】
このように構成した本実施形態では、エレベータの据付作業をおこなう際に、次のように使用される。
【0038】
図4に示すように、正対させた枠体1a,1b間にブレス4a,4bを配置し、枠体1a,1bとブレス4a,4bから成る組物を、エレベータの昇降路5内で、エレベータの行程分の高さ分だけ、例えば6段組上げる。
【0039】
そして、据付作業をおこなう高さ位置に応じて足場板2a,2bを取付ける。例えば、1階床から4階床の各階床に仮設された乗場装置61〜64のそれぞれについて作業をおこなう場合、乗場装置61〜64のそれぞれごとの手が届きやすい位置のそれぞれ、例えば1,2,3,5段目の枠体1a,1bのそれぞれについて、枠体1aの縦枠11a間に仮設横架材3aを架渡し、同様に、枠体1bの一対の縦枠11b間に仮設横架材3bを架渡す。そして、仮設横架材3a,3b間に足場板2a,2bをそれぞれ架渡す。
【0040】
このとき、いずれかの段の枠体1a,1bの横枠12a,12bの高さ位置が作業をおこなうのに適していれば、その横枠12a,12b間に足場板2a,2bを架渡すようにする。例えば、4段目の枠体1a,1bのように、横枠12a,12b間に、足場板2a,2bをそれぞれ架渡すようにする。
【0041】
なお、足場板2a,2bに載る作業者の周囲にブレス4a,4bが配置されない、またはブレス4a,4bが配置される範囲が狭い場合には、転落を防止するために、仮設手摺を配置する。例えば、2段目の枠体1a,1b間や、最上段の枠体1a,1b間のように、クランプおよびパイプ材から構成される仮設手摺7、8を取付けるようにする。
【0042】
また、作業に適した高さ位置にだけ足場板2a,2bを配置すると、ある足場板2a,2bとその次の段の足場板2a,2bの間に足場2a,2bの配置されていない枠体1a,1bが生じる場合があるが、すべての段の枠体1a,1b間に少なくとも1つは足場板2a,2bを配置して、組上げられた枠体1a,1b全体の強度を高めるようにする。
【0043】
このように本実施形態では、枠体1a,1bが予め形成されているので、枠体1a,1bを組立てる必要がなく、また、足場板2a,2bのそれぞれは、正対する枠体1a,1bのそれぞれに取付けられたパイプ部32a,32bのそれぞれに、爪部21a,21bのそれぞれを引掛けることによって、板体22a,22bのそれぞれを容易にパイプ部32a,32b間のそれぞれに架渡すことができ、また確実に保持できるので、組立性が良い。これにより、足場の設置作業を効率よくおこなうことができ、作業コストを削減することができる。
【0044】
また、本実施形態では、仮設横架材3a,3bを備えていることから、足場板2a,2bのそれぞれを架渡すためのパイプ部32a,32bのそれぞれを、クランプ部31a,31bによって一対の縦枠11a間および一対の縦枠11b間のそれぞれの所望の高さ位置に取付けることができる、すなわち、足場板2a,2bの高さを調節することができる。したがって、高所作業の作業性を向上させることができる。
【0045】
また、本実施形態では、ブレス4a,4bのそれぞれによって正対する枠体1a,1b間に足場板2a,2bを架渡して形成された組物が補強されるとともに、ブレス4a,4bのそれぞれの配置された範囲については作業者の転落を防止することができるので、安全性を向上させることができる。
【0046】
また、本実施形態では、ブレス4a,4bの配置されていない範囲についても、仮設手摺7,8によって作業者の転落を防止することができ、この点においても、安全性を向上させることができる。
【0047】
また、本実施形態では、正対する枠体1a,1bの一方の枠体1aの横枠12aと、他方の枠体1bの横枠11bとの間と、一方の枠体1aに取付けられたパイプ部32aと、他方の枠体1bに取付けられたパイプ部32bとの間とに、足場板2a,2bを架渡すことができる。すなわち、横枠12a,12b間と、パイプ部32a,32b間の2箇所に対して、1種類の足場2a,2bを使用でき、したがって、製作コストを削減することができる。
【0048】
また、本実施形態では、エレベータなどの据付作業等をおこなう際に、正対する枠体1a,1bを複数段組上げて使用するが、このとき、各段の枠体1a,1b間に足場板2a,2bを架渡すので、正対する枠体1a,1bを複数段組上げて形成された組物全体の強度を高めることができ、したがって、この点においても、安全性を向上させる。
【0049】
また、本実施形態では、エレベータの昇降路5内に設置することによって、エレベータの据付作業等の作業効率を向上させることができる。
【0050】
なお、本実施形態では、仮設横架材3aのパイプ部32aおよび仮設横架材3bのパイプ部32bのそれぞれの径寸法を、横枠12a,12bの径寸法と同じ径寸法に設定したが、本発明はこれに限るものではない。すなわち、パイプ部32a,32bのそれぞれの径寸法を、横枠12a,12bの径寸法よりも小さく設定した場合では、パイプ部32a,32b間の距離が横枠12a,12b間の距離と同じ距離になるように、パイプ部32aに対するクランプ部31a,31bの取付位置等、およびパイプ32bに対するクランプ部31a,31bの取付位置等を設定すればよい。
【0051】
次に本発明の作業足場装置の他の実施形態について図5から図7を用いて説明する。図5は本発明の他の実施形態に設けられる仮設横架材を示す側面図、図6は図5のA−A線に沿う断面図、図7は図5の仮設横架材を枠体に取付けた状態を示す側面図である。
【0052】
図5〜図7に示す本実施形態において、前述した図1〜図4に示す実施形態と異なる点は、仮設横架材3cの棒状部を変位(伸縮)自在に設けたことにあり、その他は前述した図1〜図4に示す実施形態と同様である。
【0053】
すなわち、図5に示すように本実施形態の仮設横架材3cは、棒状部が第一のパイプ部71と、この第一のパイプ部71より小さい径寸法で形成され第一のパイプ部71内を進退自在に収納される第二のパイプ部72と、これらの第一のパイプ部71と第二のパイプ部72とに複数個設けられた位置調整孔75,76に挿通され、両パイプ部71、72を任意の位置で固定するピン固定部73と、両パイプ部71、72の図中外側端部に設けられ枠体1cを把持する把持部であるクランプ部31cとから構成されている。
【0054】
ここで、第二のパイプ部72に穿設された位置調整孔76は、図5の左側に図示された4つと、ピン固定部73が挿通されている部分に(図示せず)2つ設けられて構成されており、図5に示す状態から、第一のパイプ部71に穿設された位置調整孔75を図5の左側へ寄せるように調整することにより棒状部の長さを短くするよう3段階に調整可能である。
【0055】
また、言うまでもないが、上記の位置調整孔75は、第一のパイプ部71側に複数個穿設しても良く、さらに多数個穿設すれば、さらに多段階で仮設横架材3cの長さ調整が可能である。
【0056】
なお、図6に示すように第一のパイプ部71の周囲には、ピン抜け防止部74が設けられており、図6に示す状態でピン固定部73の挿通状態を保持し、その開口部を押し広げることにピン固定部73とともに取外し可能に構成されている。
【0057】
よって、図7の右側に示すように、横枠の長い枠体11Cに仮設横架材3cを取付ける場合は、ピン抜け防止部74の開口部を押し広げてピン固定部73とともに取外し、図中右側の位置調整孔76と位置調整孔75とを合わせた状態で、再度ピン固定部73を両孔76、75に挿通させてピン抜け防止部74を取付ければ、ピン固定部73が抜けること無く容易に挿通させ両パイプ部71、72を固定することができる。
【0058】
このように本実施形態では、横枠の長さが異なる複数の枠体1c、11cに対しても、その棒状部の長さを変位させることにより仮設横架材3cを取付け可能であり、仮設横架材3cを多種の枠体1c、11cに適用可能で、寸法の異なる多種の仮設横架材3cを作成不要であり、材料・管理費等においてコスト低減が可能となる。
【0059】
また、本実施形態によれば、両パイプ部71、72にそれぞれ位置調整孔75、76を穿設する加工を施し、両位置調整孔75、76に挿通されるピン固定部73を設けるのみであり、比較的安価に製作することが可能である。
【0060】
次に本発明のさらに他の実施形態について図8から図11を用いて説明する。図8は本発明のさらに他の実施形態に設けられる仮設横架材を示す側面図、図9は図8のB−B線に沿う断面図、図10は図8のC部を拡大して示す側面図、図11は図8の仮設横架材を枠体に取付けた状態を示す側面図である。
【0061】
図8〜図11に示す本実施形態においても、前述した図1〜図4に示す実施形態と異なる点は、仮設横架材3dの棒状部を変位(伸縮)自在に設けたことにあり、その他は前述した図1〜図4に示す実施形態と同様である。
【0062】
図8に示すように本実施形態の仮設横架材3dは、棒状部が第一のパイプ部77と、この第一のパイプ部77より小さい径寸法で形成され第一のパイプ部77内を進退自在に収納される第二のパイプ部78と、これらのパイプ部77、78の図中外側端部に設けられ枠体1dを把持する把持部であるクランプ部31dと、両パイプ部77、78を任意の位置で固定保持するテーパ螺子固定部79とから構成されている。
【0063】
またテーパ螺子固定部79は、第一のパイプ部77のクランプ部31dとは逆側端部に設けられたテーパ螺子部82に対し螺進退可能に螺合しており、図10の右側に螺進することにより、テーパ螺子部82を径中心に向けて挟圧し、図9のスリーブ81を介して第二のパイプ部78を狭圧保持するものである。
【0064】
図9に示すようにテーパ螺子部82には、切り込み80が90度毎に4つ設けられており、テーパ螺子固定部79の螺進に応じて径中心に向けて閉じるよう変位し、テーパ螺子固定部79の螺退に応じて径外側に向けて開くよう変位する。
【0065】
よって、テーパ螺子固定部79を螺退させてテーパ螺子固定部79を解放させて、第二のパイプ部78を任意の位置に変位させた後、テーパ螺子固定部79を螺進させてテーパ螺子固定部79を閉じれば、無段階で連続的に第二のパイプ部78を第一のパイプ部77に固定でき、仮設横架材3dの長さを無段階で連続的に調整可能である。
【0066】
従って図11に示すように、横枠の長さ寸法の大きい枠体11dにも、小さい枠体1dにも、その棒状部の長さを変位させることにより仮設横架材3dを取付け可能であり、仮設横架材3dを多種の枠体1d、11dに適用可能で、寸法の異なる多種の仮設横架材3dを作成不要であり、前述した図4〜図6に示す実施形態と同様に、材料・管理費等においてコスト低減が可能となる。
【0067】
さらに言えば、本実施形態では無段階で連続的にその長さを調整可能に仮設横架材3dを設けた為、より多種の横枠寸法の異なる枠体に仮設横架材3dを取付け可能であり、前述した図4〜図6に示す実施形態以上に、材料・管理費等においてコスト低減が可能となる。
【0068】
【発明の効果】
以上のように、各請求項に係る発明では、枠体が予め形成されているので、枠体を組立てる必要がなく、また、足場板は、正対する枠体のそれぞれに取付けられた棒状部のそれぞれに爪部のそれぞれを引掛けることによって、板体を容易に棒状部間に架渡すことができ、また確実に保持できるので、組立性が良い。したがって、足場の設置作業を効率よくおこなうことができ、作業コストを削減することができる。
【0069】
また、仮設横架材を備えていることから、足場板を架渡す棒状部を、把持部によって縦枠の所望の高さ位置に取付けることができ、すなわち、足場板の高さを調節することができる。したがって、高所作業の作業性を向上させることができる。また、正対する枠体の一方の枠体の横枠と、他方の枠体の横枠との間に架渡される足場板を、一方の枠体に取付けられた棒状部と、他方の枠体に取付けられた棒状部との間にも架渡すことができる。すなわち、横枠間と仮設横架材間との2箇所に対して、1種類の寸法の足場板を使用でき、したがって、製作コストを削減することができる。
【0070】
また、請求項2に係る発明では、補強体によって正対する枠体間に足場板を架渡して形成された組物が補強されるとともに、補強体の配置された範囲については作業者の転落を防止することができるので、安全性を向上させることができる。
【0071】
また、請求項3に係る発明では、補強体の配置されていない範囲についても、仮設手摺によって作業者の転落を防止することができるので、この点においても、安全性を向上させることができる。
【0073】
また、請求項に係る発明では、各段において、正対する枠体を連結させてなる組物のそれぞれの強度が高まるので、正対する枠体を複数段組上げて形成された組物全体の強度を高めることができ、したがって、この点においても、安全性を向上させる。
【0074】
また、請求項に係る発明では、エレベータの昇降路内に設置することによって、エレベータの据付作業等の作業効率を向上させることができる。
【0075】
また、請求項に係る発明では、仮設横架材を多種の枠体に適用可能で、寸法の異なる多種の仮設横架材を作成不要であり、材料・管理費等においてコスト低減が可能となる。
【0076】
また、請求項に係る発明では、第一のパイプ部および第二のパイプ部にそれぞれ位置調整孔を穿設する加工を施し、両位置調整孔に相通されるピン固定部を設けるのみであり、比較的安価に製作することが可能である。
【0077】
また、請求項に係る発明では、第一のパイプ部の半把持部側端部に設けられたテーパ螺子部に対し、テーパ螺子固定部を螺進退させることにより、無段階で連続的に第二のパイプ部を第一のパイプ部に固定でき、仮設横架材の長さを無段階で連続的に調整可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2のB−B矢視に対応する断面図である。
【図4】図1に示す本実施形態をエレベータの昇降路内に設置した状態を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態に設けられる仮設横架材を示す側面図である。
【図6】図5のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図5の仮設横架材を枠体に取付けた状態を示す側面図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態に設けられる仮設横架材を示す側面図である。
【図9】図8のB−B線に沿う断面図である。
【図10】図8のC部を拡大して示す側面図である。
【図11】図8の仮設横架材を枠体に取付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1a,1b、1c、1d 枠体
2a,2b 足場板
3a,3b,3c,3d 仮設横架材
4a,4b ブレス(補強体)
5 昇降路
7 仮設手摺
8 仮設手摺
11a,11b、11c、11d 縦枠
12a,12b 横枠
13a,13b 補強部材
21a,21b 爪部
31a,31b、31c、31d クランプ部(把持部)
32a,32b パイプ部(棒状部)
71 第一のパイプ部
72 第二のパイプ部
73 ピン固定部
74 ピン抜け防止部
75,76 位置調整孔
77 第一のパイプ部
78 第二のパイプ部
79 テーパ螺子固定部
80 切り込み
81 スリーブ
82 テーパ螺子部

Claims (8)

  1. 一対の縦枠、この一対の縦枠間に架渡された横枠、およびこれら縦枠と横枠とによって形成される枠内に設けられ、前記縦枠と前記横枠との連結を補強する補強部材を含む枠体と、この枠体2つが正対するように配置された状態で、正対する枠体の一方の枠体の横枠と、他方の枠体の横枠との間に架渡され、作業者の足場となる板体とを備える作業足場装置において、
    一対の前記縦枠間に架渡される棒状部と、この棒状部の両端に設けられ、正対する前記枠体の内側および外側のいずれかに配置された前記棒状部を、一対の前記縦枠間に着脱自在に取付可能な把持部とを含む仮設横架材を備えるとともに、正対する前記枠体のそれぞれに取付けられた前記棒状部間に架渡され、作業者の足場となる板体の両端に、正対する枠体のそれぞれに取付けられた前記棒状部に引掛けられる爪部を有する足場板を備え、
    前記仮設横架材は、前記棒状部を、前記横枠の太さ寸法以下の太さ寸法に設定するとともに、把持部を、正対する前記枠体の一方の枠体の横枠と、他方の枠体の横枠との距離と、前記一方の枠体に取付けられた前記棒状部と、前記他方の枠体に取付けられた前記棒状部との距離とが、ほぼ同じ距離となるように設定したことを特徴とする作業足場装置。
  2. 前記縦枠のそれぞれに着脱自在に設けられ、正対する前記枠体の一方の枠体の縦枠と、他方の枠体の縦枠との間で、X字状に配置される補強体を備えることを特徴とする請求項1記載の作業足場装置。
  3. 正対する前記枠体間の前記補強体の配置されてない範囲に、着脱自在な仮設手摺を設けることを特徴とする請求項2記載の作業足場装置。
  4. 正対する2つの前記枠体を複数段組上げ、各段の枠体間に少なくとも1つの前記足場板を架渡したことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の作業足場装置。
  5. エレベータの昇降路内に設置されることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の作業足場装置。
  6. 前記仮設横架材の棒状部の長さを変位自在に構成したことを特徴とする請求項1記載の作業足場装置。
  7. 前記棒状部は第一のパイプ部と、この第一のパイプ部より小さい径寸法で形成され前記第一のパイプ部内を進退自在に収納される第二のパイプ部と、前記第一のパイプ部と前記第二のパイプ部とに複数個設けられた位置調整孔のうちの任意の位置調整孔に挿通され前記第一のパイプ部および第二のパイプ部を任意の位置で固定するピン固定部とを備えたことを特徴とする請求項記載の作業足場装置。
  8. 前記棒状部は第一のパイプ部と、この第一のパイプ部より小さい径寸法で形成され前記第一のパイプ部内を進退自在に収納される第二のパイプ部と、前記第一のパイプ部の半把持部側端部に設けられたテーパ螺子部に螺進退可能に螺合し、螺進することにより前記第一のパイプ部で前記第二のパイプ部を狭圧保持するとともに、螺退することにより前記狭圧状態を解放するテーパ螺子固定部とを備えたことを特徴とする請求項記載の作業足場装置。
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