JP3916346B2 - ボトルのキャップ除去装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はビンやペットボトル等のキャップを除去するキャップ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャップ除去装置は本出願人出願の特願平11−57975号に開示されたものがある。このキャップ除去装置は、モータにて回転する回転体の外周に、キャップを挟持する挟持位置と挟持解除する解除位置との間を揺動しうる複数の挟持アームを設けてあり、前記各挟持アームはスプリングにて挟持解除方向に付勢してある。
【0003】
前記回転体にはキャップの押込みにより回転軸線上を前後移動する押込板を設けてあり、回転体を回転させた状態で前記押込板を後方移動させて挟持アーム先部に固定された当接部材に押込板を当接させることにより、各挟持アームがスプリングの付勢力を抗して同調しながら揺動してキャップを挟持し、挟持アームとともにキャップが回転してボトルからキャップが外れるようになっている。
また前記各挟持アームは揺動中心から挟持アーム先部までの距離を長く形成してあり、キャップの押込みにより挟持アームを揺動させる際に、挟持アーム先部にスプリングの付勢力より大きい押込力が作用するようにして、挟持アームを容易に揺動できるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記構造にあっては、挟持アームを長く形成すると各挟持アーム先部が近接するため、押込板は挟持アームとの干渉しないように小さく形成する必要がある。このため押込板にキャップを押し込む際にキャップの押込位置が中心部からずれやすくなり、キャップを押込板の中心部からずれた状態で当接させるとボトルが偏心状態で回転することになり、ボトルを持っている作業者に多大な労力を強いることになる。
そこで本発明は、キャップの押込位置を容易に位置決めできるようにするとともにキャップの押込力を小さくして作業者に負担をかけることなくキャップの除去作業を行うことができるボトルのキャップ除去装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、架台上に回転可能に設けられた回転体にボトルのキャップを挟持する挟持位置とキャップを挟持解除する解除位置との間を揺動しうる複数の挟持アームを設け、前記挟持アームと回転体との間には挟持アームを解除位置側へ付勢しうる弾性部材を設け、前記回転体にはキャップの押込みにより回転軸線上を前後移動しうる押込板を設け、前記押込板の後方移動により各挟持アーム先部に設けた当接部材に押込板を当接させて複数の挟持アームを同調しながら挟持位置側へ揺動させるようにしたボトルのキャップ除去装置において、前記押込板は挟持アームの先部間距離よりも大径に形成され、キャップとの当接面に中心部側に下方傾斜させたテーパ部を設けるとともに、外周部に挟持アーム先部を通過させうる切欠部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図5において、1はボトル2のキャップ3を除去するためのキャップ除去装置で、該キャップ除去装置1は、架台4上に固定されたケース5内に各部材を内装しており、前記ケース5に形成された挿入口6よりボトル2のキャップ3側を挿入してキャップ3を除去するようになっている。
【0007】
以下、具体的な構造を説明すると、前記架台4上には固定部材7を介して駆動手段であるモータ8を固定してある。前記モータ8の回転軸9には回転体10を設けてあり、モータ8の駆動により前記回転体10を回転させるようになっている。
前記回転体10の外周面には図2に示す如く支持ブラケット11が120度間隔で3カ所突設してあり、前記各支持ブラケット11には、挟持アーム12がキャップ3を挟持する挟持位置(図5)とキャップ3の挟持を解除する解除位置(図3)との間を揺動するように軸支してある。
【0008】
前記各挟持アーム12の基部と回転体10との間には弾性部材であるスプリング13を設け、前記スプリング13の付勢力にて挟持アーム12先端を解除位置側(図3反時計方向)に付勢してある。14は支持ブラケット11に固定されたストッパで、挟持アーム12の基部がストッパ14に当接して挟持アーム12を解除位置に保持するようになっている。前記各挟持アーム12先端には図6に示す如く係止面15が形成され、挟持アーム12を挟持位置まで揺動させると、前記係止面15がキャップ3の側面に面接触してキャップ3を挟持するようになっている。
【0009】
前記回転体10の前部には、回転体10の回転軸線上にて前後移動可能なロッド16を内装してあり、前記ロッド16の基部は回転体10内に設けられたスプリング17の一端に当接してロッド16を常時前方に付勢してある。
前記ロッド16の先端には円盤状の押込板18を固定してあり、前記押込板18にキャップ3を押し付けて押込板18をスプリング17の付勢力を抗して後方(図3左側)へ移動させることにより、押込板18の後面が図4の如く各挟持アーム12の先部に固定された当接部材19に当接し、各挟持アーム12を同調して揺動させるようになっている。
【0010】
前記押込板18の径D(図1)は各挟持アーム12の先端部間距離Lより大径に形成されており、押込板18の前面には押込板18の中心部側に下方傾斜させたテーパ部20を外周に設けてあり、キャップ3が押込板18の中心部からずれた位置に当接した際、前記テーパ部20の傾斜によってキャップ3が押込板18の中心部に案内されるようになっている。
【0011】
また前記押込板18の外周部には図2及び図7に示す如く各挟持アーム12先部が通過する切欠部21を形成してあり、押込板18の前後移動時に各挟持アーム12の先部が前記切欠部21を通過することにより押込板18と挟持アーム12とが干渉しないようになっている。
前記挿入口6に近接したケース5前面には、図8乃び図9に示す如く左右一対のブラシ22が挿入口6上部を覆うように取付部材23を介して固定してあり、挿入口6からボトル2を取り出す際に、ボトル2に引っかかったキャップ3がブラシ22に邪魔されることによりボトル2から確実にキャップ3を外せるようになっている。
【0012】
尚、本実施の形態では挟持アームを3カ所に設けるようにしてあるが、それ以上の挟持アームを取付けるようにすれば、より確実にキャップを把持することができる。
本発明は前記の如き構成で次に作用について説明する。
まずモータ8を駆動させて回転体10とともに挟持アーム12を回転させる。次いでボトル2に付いたキャップ3の上面を挿入口6側に向け、ブラシ22を押し広げながらボトル2を挿入口6側へ移動させ、図3の如くキャップ3上面を押込板18前面の中心部に当接させる。
【0013】
その際、キャップ3の挿入位置が押込板18の中心部からずれる場合があるが、この場合キャップ3の上面はテーパ面に当接することにより、キャップ3はテーパ面の傾斜に案内されて押込板18の中心部へ移動する。これにてキャップ3を確実に押込板18の中心部に当接させることができる。
キャップ3を押込板18に当接させるとボトル2を押し込む。すると押込板18はスプリング17の付勢力を抗して後方へスライド移動し、図4の如く押込板18の後面が各挟持アーム12の当接部材19に当接する。
【0014】
さらにボトル2を押し込むと各当接部材19は押込板18にて後方に押されて各挟持アーム12の先部はスプリング13の付勢力を抗して同調しながら切欠部21内を通過して揺動し、各挟持アーム12の係止面15が図5の如く挟持位置に達しキャップ3の側面に当接する。
その際、挟持アーム12の先部は切欠部21を通過するため、挟持アーム12の長さを押込板18と干渉することなく長く形成することができ、キャップ3押込時の挟持アーム12先部に作用する押込力をスプリング13の付勢力より大きくすることができ、挟持アーム12を容易に揺動させることができる。また係止面15はキャップ3の側面に対して面接触になるため確実にキャップ3を挟持することができる。
【0015】
これにより各挟持アーム12はキャップ3との当接により回転体10側への揺動が規制されキャップ3が挟持状態に保持されるとともに、キャップ3が挟持アーム12とともに開方向に回転することによりボトル2からキャップ3が外れる。その際、ボトル2は作業者によって回転しないように固定されている。
ボトル2からキャップ3が外れると、ボトル2をケース5から取り出す。すると挟持アーム12先部はスプリング13の付勢力にて解除位置側へ揺動してキャップ3の挟持が解除されるとともに、押込板18がスプリング17の付勢力にて前方へ移動してキャップ3が挿入口6からケース5外へ押し出される。これによりキャップ3を確実にケース5外へ出すことができる。
【0016】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、押込板を挟持アームの先部間距離よりも大径に形成して押込板のキャップとの当接面に中心部側に下方傾斜させたテーパ部を形成するようにしたので、キャップの押込位置が中心部からずれてもテーパ部によってキャップを中心部に案内することができ、キャップの押込位置を確実に押込板の中心部に位置決めすることができる。
【0017】
また押込板に切欠部を設けて挟持アーム先部が切欠部を通過するようにしたので、挟持アームの長さを押込板に干渉することなく長く形成することができ、キャップにて押込板を押し込んで挟持アームを揺動させる際に、挟持アーム先部にはスプリングの付勢力より大きい押込力が作用することから作業者に負担をかけることなくキャップの除去作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップ除去装置の側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】キャップ除去装置の要部を示す拡大図である。
【図4】キャップ押込状態を示す作用図である。
【図5】キャップを挟持した状態を示す作用図である。
【図6】挟持アームの先部を示す図4の要部拡大図である。
【図7】図3のB−B断面図である。
【図8】キャップ除去装置の正面図である。
【図9】図8のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ除去装置
2 ボトル
3 キャップ
4 架台
10 回転体
12 挟持アーム
13 スプリング(弾性部材)
18 押込板
19 当接部材
20 テーパ部
21 切欠部
【発明の属する技術分野】
本発明はビンやペットボトル等のキャップを除去するキャップ除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のキャップ除去装置は本出願人出願の特願平11−57975号に開示されたものがある。このキャップ除去装置は、モータにて回転する回転体の外周に、キャップを挟持する挟持位置と挟持解除する解除位置との間を揺動しうる複数の挟持アームを設けてあり、前記各挟持アームはスプリングにて挟持解除方向に付勢してある。
【0003】
前記回転体にはキャップの押込みにより回転軸線上を前後移動する押込板を設けてあり、回転体を回転させた状態で前記押込板を後方移動させて挟持アーム先部に固定された当接部材に押込板を当接させることにより、各挟持アームがスプリングの付勢力を抗して同調しながら揺動してキャップを挟持し、挟持アームとともにキャップが回転してボトルからキャップが外れるようになっている。
また前記各挟持アームは揺動中心から挟持アーム先部までの距離を長く形成してあり、キャップの押込みにより挟持アームを揺動させる際に、挟持アーム先部にスプリングの付勢力より大きい押込力が作用するようにして、挟持アームを容易に揺動できるようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記構造にあっては、挟持アームを長く形成すると各挟持アーム先部が近接するため、押込板は挟持アームとの干渉しないように小さく形成する必要がある。このため押込板にキャップを押し込む際にキャップの押込位置が中心部からずれやすくなり、キャップを押込板の中心部からずれた状態で当接させるとボトルが偏心状態で回転することになり、ボトルを持っている作業者に多大な労力を強いることになる。
そこで本発明は、キャップの押込位置を容易に位置決めできるようにするとともにキャップの押込力を小さくして作業者に負担をかけることなくキャップの除去作業を行うことができるボトルのキャップ除去装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、架台上に回転可能に設けられた回転体にボトルのキャップを挟持する挟持位置とキャップを挟持解除する解除位置との間を揺動しうる複数の挟持アームを設け、前記挟持アームと回転体との間には挟持アームを解除位置側へ付勢しうる弾性部材を設け、前記回転体にはキャップの押込みにより回転軸線上を前後移動しうる押込板を設け、前記押込板の後方移動により各挟持アーム先部に設けた当接部材に押込板を当接させて複数の挟持アームを同調しながら挟持位置側へ揺動させるようにしたボトルのキャップ除去装置において、前記押込板は挟持アームの先部間距離よりも大径に形成され、キャップとの当接面に中心部側に下方傾斜させたテーパ部を設けるとともに、外周部に挟持アーム先部を通過させうる切欠部を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1乃至図5において、1はボトル2のキャップ3を除去するためのキャップ除去装置で、該キャップ除去装置1は、架台4上に固定されたケース5内に各部材を内装しており、前記ケース5に形成された挿入口6よりボトル2のキャップ3側を挿入してキャップ3を除去するようになっている。
【0007】
以下、具体的な構造を説明すると、前記架台4上には固定部材7を介して駆動手段であるモータ8を固定してある。前記モータ8の回転軸9には回転体10を設けてあり、モータ8の駆動により前記回転体10を回転させるようになっている。
前記回転体10の外周面には図2に示す如く支持ブラケット11が120度間隔で3カ所突設してあり、前記各支持ブラケット11には、挟持アーム12がキャップ3を挟持する挟持位置(図5)とキャップ3の挟持を解除する解除位置(図3)との間を揺動するように軸支してある。
【0008】
前記各挟持アーム12の基部と回転体10との間には弾性部材であるスプリング13を設け、前記スプリング13の付勢力にて挟持アーム12先端を解除位置側(図3反時計方向)に付勢してある。14は支持ブラケット11に固定されたストッパで、挟持アーム12の基部がストッパ14に当接して挟持アーム12を解除位置に保持するようになっている。前記各挟持アーム12先端には図6に示す如く係止面15が形成され、挟持アーム12を挟持位置まで揺動させると、前記係止面15がキャップ3の側面に面接触してキャップ3を挟持するようになっている。
【0009】
前記回転体10の前部には、回転体10の回転軸線上にて前後移動可能なロッド16を内装してあり、前記ロッド16の基部は回転体10内に設けられたスプリング17の一端に当接してロッド16を常時前方に付勢してある。
前記ロッド16の先端には円盤状の押込板18を固定してあり、前記押込板18にキャップ3を押し付けて押込板18をスプリング17の付勢力を抗して後方(図3左側)へ移動させることにより、押込板18の後面が図4の如く各挟持アーム12の先部に固定された当接部材19に当接し、各挟持アーム12を同調して揺動させるようになっている。
【0010】
前記押込板18の径D(図1)は各挟持アーム12の先端部間距離Lより大径に形成されており、押込板18の前面には押込板18の中心部側に下方傾斜させたテーパ部20を外周に設けてあり、キャップ3が押込板18の中心部からずれた位置に当接した際、前記テーパ部20の傾斜によってキャップ3が押込板18の中心部に案内されるようになっている。
【0011】
また前記押込板18の外周部には図2及び図7に示す如く各挟持アーム12先部が通過する切欠部21を形成してあり、押込板18の前後移動時に各挟持アーム12の先部が前記切欠部21を通過することにより押込板18と挟持アーム12とが干渉しないようになっている。
前記挿入口6に近接したケース5前面には、図8乃び図9に示す如く左右一対のブラシ22が挿入口6上部を覆うように取付部材23を介して固定してあり、挿入口6からボトル2を取り出す際に、ボトル2に引っかかったキャップ3がブラシ22に邪魔されることによりボトル2から確実にキャップ3を外せるようになっている。
【0012】
尚、本実施の形態では挟持アームを3カ所に設けるようにしてあるが、それ以上の挟持アームを取付けるようにすれば、より確実にキャップを把持することができる。
本発明は前記の如き構成で次に作用について説明する。
まずモータ8を駆動させて回転体10とともに挟持アーム12を回転させる。次いでボトル2に付いたキャップ3の上面を挿入口6側に向け、ブラシ22を押し広げながらボトル2を挿入口6側へ移動させ、図3の如くキャップ3上面を押込板18前面の中心部に当接させる。
【0013】
その際、キャップ3の挿入位置が押込板18の中心部からずれる場合があるが、この場合キャップ3の上面はテーパ面に当接することにより、キャップ3はテーパ面の傾斜に案内されて押込板18の中心部へ移動する。これにてキャップ3を確実に押込板18の中心部に当接させることができる。
キャップ3を押込板18に当接させるとボトル2を押し込む。すると押込板18はスプリング17の付勢力を抗して後方へスライド移動し、図4の如く押込板18の後面が各挟持アーム12の当接部材19に当接する。
【0014】
さらにボトル2を押し込むと各当接部材19は押込板18にて後方に押されて各挟持アーム12の先部はスプリング13の付勢力を抗して同調しながら切欠部21内を通過して揺動し、各挟持アーム12の係止面15が図5の如く挟持位置に達しキャップ3の側面に当接する。
その際、挟持アーム12の先部は切欠部21を通過するため、挟持アーム12の長さを押込板18と干渉することなく長く形成することができ、キャップ3押込時の挟持アーム12先部に作用する押込力をスプリング13の付勢力より大きくすることができ、挟持アーム12を容易に揺動させることができる。また係止面15はキャップ3の側面に対して面接触になるため確実にキャップ3を挟持することができる。
【0015】
これにより各挟持アーム12はキャップ3との当接により回転体10側への揺動が規制されキャップ3が挟持状態に保持されるとともに、キャップ3が挟持アーム12とともに開方向に回転することによりボトル2からキャップ3が外れる。その際、ボトル2は作業者によって回転しないように固定されている。
ボトル2からキャップ3が外れると、ボトル2をケース5から取り出す。すると挟持アーム12先部はスプリング13の付勢力にて解除位置側へ揺動してキャップ3の挟持が解除されるとともに、押込板18がスプリング17の付勢力にて前方へ移動してキャップ3が挿入口6からケース5外へ押し出される。これによりキャップ3を確実にケース5外へ出すことができる。
【0016】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、押込板を挟持アームの先部間距離よりも大径に形成して押込板のキャップとの当接面に中心部側に下方傾斜させたテーパ部を形成するようにしたので、キャップの押込位置が中心部からずれてもテーパ部によってキャップを中心部に案内することができ、キャップの押込位置を確実に押込板の中心部に位置決めすることができる。
【0017】
また押込板に切欠部を設けて挟持アーム先部が切欠部を通過するようにしたので、挟持アームの長さを押込板に干渉することなく長く形成することができ、キャップにて押込板を押し込んで挟持アームを揺動させる際に、挟持アーム先部にはスプリングの付勢力より大きい押込力が作用することから作業者に負担をかけることなくキャップの除去作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャップ除去装置の側面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】キャップ除去装置の要部を示す拡大図である。
【図4】キャップ押込状態を示す作用図である。
【図5】キャップを挟持した状態を示す作用図である。
【図6】挟持アームの先部を示す図4の要部拡大図である。
【図7】図3のB−B断面図である。
【図8】キャップ除去装置の正面図である。
【図9】図8のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 キャップ除去装置
2 ボトル
3 キャップ
4 架台
10 回転体
12 挟持アーム
13 スプリング(弾性部材)
18 押込板
19 当接部材
20 テーパ部
21 切欠部
Claims (1)
- 架台上に回転可能に設けられた回転体にボトルのキャップを挟持する挟持位置とキャップを挟持解除する解除位置との間を揺動しうる複数の挟持アームを設け、前記挟持アームと回転体との間には挟持アームを解除位置側へ付勢しうる弾性部材を設け、前記回転体にはキャップの押込みにより回転軸線上を前後移動しうる押込板を設け、前記押込板の後方移動により各挟持アーム先部に設けた当接部材に押込板を当接させて複数の挟持アームを同調しながら挟持位置側へ揺動させるようにしたボトルのキャップ除去装置において、前記押込板は挟持アームの先部間距離よりも大径に形成され、キャップとの当接面に中心部側に下方傾斜させたテーパ部を設けるとともに、外周部に挟持アーム先部を通過させうる切欠部を設けてなるボトルのキャップ除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22714099A JP3916346B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | ボトルのキャップ除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22714099A JP3916346B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | ボトルのキャップ除去装置 |
Publications (2)
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---|---|
JP2001048296A JP2001048296A (ja) | 2001-02-20 |
JP3916346B2 true JP3916346B2 (ja) | 2007-05-16 |
Family
ID=16856121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22714099A Expired - Fee Related JP3916346B2 (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | ボトルのキャップ除去装置 |
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JP (1) | JP3916346B2 (ja) |
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CN109110706A (zh) * | 2018-06-27 | 2019-01-01 | 毛静玲 | 一种瓶装饮料开盖加热装置 |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP22714099A patent/JP3916346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2001048296A (ja) | 2001-02-20 |
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