JP4572315B2 - 硬質部材の軟質部材への挿入装置 - Google Patents

硬質部材の軟質部材への挿入装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬質部材の軟質部材への挿入装置に関するものであり、特に、チューブ状の硬質部材をチューブ状の軟質部材に挿入する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
インデックステーブルで垂下された状態で間欠搬送される軟質チューブに硬質チューブを上方から挿入していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
軟質チューブが多少でも曲がっていると、軟質チューブの内面に傷を付けたり、ややもすると、突き破ってしまう場合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、硬質部材を軟質部材に挿入する装置であって、その軟質部材を湾曲手段によって湾曲せしめると共に、その湾曲手段を前記軟質部材に向かって前進・後退するプレートと、そのプレートに対して支軸を介して回転自在に取り付けられた押さえ部材とから構成すると共に、それらのプレートと押さえ部材と間であって、且つ、前記支軸の下方に弾撥部材を配置し、その弾撥部材によって前記押さえ部材の下方を付勢し、また、その付勢された押さえ部材によって前記軟質部材の下方を硬質部材の鋭利な先端の方向に向けて湾曲させると共に、前記硬質部材の軟質部材への挿入に伴って前記押さえ部材を回転せしめ、その回転動作によって押さえ部材を前記硬質部材とほぼ並行になるようにしたことを要旨とする。
【0005】
【作用】
硬質部材の先端の鋭角な部分と軟質部材の内面とには、常に隙間が形成されるため、無接触状態で挿入される。
【0006】
【実施例】
1例を図1、図2に示し説明する。金属製の注射針(図3参照)を軟質の被覆部材(図4参照)に挿入する装置である。図示されていない基台には、インデックステーブル1(以下、テーブルと称す)が配置されており、そのテーブル1には、外周ワーク載置台2と内周ワーク載置台3が放射状に配置されている。具体的に説明すると、外周ワーク載置台2には、金属製の注射針4が垂下するように保持されており、また、内周ワーク載置台3には、ポリプロピレンやビニルあるいは、シリコンゴムなどの軟質部材から成形されたチューブ状の被覆部材5が垂下するように保持されているが、前記注射針を内周ワーク載置台に、また、被覆部材を外周ワーク載置台に保持させても良い。尚、被覆部材5は、後述する注射針との嵌合筒部6を有しており、実質的には、この嵌合筒部6が前記内周ワーク載置台3に保持されている。また、前記注射針4の先端は、傾斜した状態で切断されており、極めて鋭利な形状をしている。
前記インデックステーブル1の上方には、注射針4を保持し上昇させ、前記被覆部材5に挿入する把持装置7が配置されている。この把持装置7は、公知のエアシリンダやラックアンドピニオン機構などによって動作する。
【0007】
一方、前記インデックステーブル1の下方であって、外周ワーク載置台2と内周ワーク載置台3の中間部には湾曲手段8が配置されている。以下、その湾曲手段8について詳述する。湾曲手段8は、プレート9を有しており、前記被覆部材5に対して接触(前進)・後退可能になっている。本例においては、エアシリンダ10を使用して前記プレート9を前後動させているが、種々の移動手段が採用できる。そのプレート9の上方には、押さえ部材11が支軸12を支点とし回転自在に取り付けられている。その押さえ部材11の前面には、V字状の溝13が形成されており、前記被覆部材5を左右方向から位置決めするようになっている。
また、前記プレート9には、コイルスプリングなどの弾撥部材14が配置されており、前記押さえ部材11を前方に向け軽く付勢しているが、このコイルスプリングに変え、エアシリンダなどを使用しても良い。符号15は、プレート9に貫通したボルトであるが、このボルト15の突出量によって前記押さえ部材11の後退量を規制している。また、符号16もプレート9を貫通して取り付けられたボルトであるが、このボルト16によって、前記弾撥部材14によって前方に付勢された押さえ部材11の前進位置を規制している。
【0008】
次に、動作について説明する。図示せずの位置決め装置によって、回転方向、上下方向の姿勢が位置決めされた注射針4は、外周ワーク載置台2に載置され、インデックステーブル1によって把持装置7の下方に移送される。この時、注射針4の先端の切り欠きは、外側に向いた状態で位置決めされている(図1参照)。言い換えると、注射針4の最も鋭利な先端部は、内側に位置している。この状態から、把持装置7を下降させ、注射針4の上方部を把持し上昇させる。そして、前記内周ワーク載置台6に載置されている被覆部材5の上方に位置させ、再び下降させる。この時、注射針4の鋭利な先端は、外側に位置している。この動作と同時に、前記エアシリンダ10を作動させ、プレート9と共に押さえ部材11を前進させる。この時、押さえ部材11の上方部が被覆部材5の上方部に接触・当接するまで前進させる。即ち、この状態で、被覆部材5の下方は、押さえ部材の付勢力によって上方部よりも前方(内側)に湾曲させられている。
ここで、さらに、前記把持装置7並びに注射針4を下降させると、注射針4の先端が被覆部材5への挿入を開始すると共に、注射針4の剛性によって前記押さえ部材11を後方(外側)に回転せしめる。勿論、押さえ部材11は、弾撥部材14の弾撥力に抗して後方に回転せしめられる。しかして、注射針5の鋭利な先端は、内側に向かって湾曲せしめられた被覆部材5の内面の内側を常に挿入・進行する(図5参照)ため、その先端が被覆部材5の内壁面に接触することはない。
やがては、注射針4の鋭利な先端が被覆部材5の先端から突出する。この時、前記押さえ部材11は、注射針4とほぼ平行な位置にあり、これによって、湾曲せしめられていた被覆部材5も直線上となる(図6参照)。
【0009】
第2例を図7に示し説明する。押さえ部材の変形例である。本例における押さえ部材17の溝は、V字状の溝となっているが、上端から下端にかけて湾曲形成されている。被覆部材5を極力無理なく湾曲させるようにした例である。ちなみに、前例においては、溝13が直線上になっているため、被覆部材5が上方部から屈折するような状態になってしまう場合もある。
【0010】
【発明の効果】
本発明は、硬質部材を軟質部材に挿入する装置であって、その軟質部材を湾曲手段によって湾曲せしめると共に、その湾曲手段を前記軟質部材に向かって前進・後退するプレートと、そのプレートに対して支軸を介して回転自在に取り付けられた押さえ部材とから構成すると共に、それらのプレートと押さえ部材と間であって、且つ、前記支軸の下方に弾撥部材を配置し、その弾撥部材によって前記押さえ部材の下方を付勢し、また、その付勢された押さえ部材によって前記軟質部材の下方を硬質部材の鋭利な先端の方向に向けて湾曲させると共に、前記硬質部材の軟質部材への挿入に伴って前記押さえ部材を回転せしめ、その回転動作によって押さえ部材を前記硬質部材とほぼ並行になるようにしたので、硬質部材を軟質部材に傷付けることなく挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1例を示す側面図。
【図2】 図1の上面図。
【図3】 湾曲手段の要部上面図。
【図4】 湾曲手段の要部側面図。
【図5】 動作を示す側面図。
【図6】 動作を示す側面図。
【図7】 第2例を示す要部側面図。
【図8】 硬質部材の1例を示す正面図。
【図9】 軟質部材の1例を示す正面図。
【符号の説明】
1 インデックステーブル
2 外周ワーク載置台
3 内周ワーク載置台
4 注射針(硬質部材)
5 被覆部材(軟質部材)
6 筒状部
7 把持装置
8 湾曲手段
9 プレート
10 エアシリンダ
11 押さえ部材
12 支軸
13 V溝
14 弾撥部材
15 ボルト
16 ボルト
17 押さえ部材

Claims (1)

  1. 硬質部材を軟質部材に挿入する装置であって、その軟質部材を湾曲手段によって湾曲せしめると共に、その湾曲手段を前記軟質部材に向かって前進・後退するプレートと、そのプレートに対して支軸を介して回転自在に取り付けられた押さえ部材とから構成すると共に、それらのプレートと押さえ部材と間であって、且つ、前記支軸の下方に弾撥部材を配置し、その弾撥部材によって前記押さえ部材の下方を付勢し、また、その付勢された押さえ部材によって前記軟質部材の下方を硬質部材の鋭利な先端の方向に向けて湾曲させると共に、前記硬質部材の軟質部材への挿入に伴って前記押さえ部材を回転せしめ、その回転動作によって押さえ部材を前記硬質部材とほぼ並行になるようにしたことを特徴とする硬質部材の軟質部材への挿入装置。
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