JP3915144B2 - 脱硝装置のアンモニア注入量制御方法及び装置 - Google Patents

脱硝装置のアンモニア注入量制御方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱硝装置のアンモニア注入量制御方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、蒸気ボイラ等から排出される排ガス中には、窒素酸化物(NOx)が含まれているため、このようなNOxは脱硝装置によって除去する必要がある。
【0003】
図3は従来の脱硝装置の一例を表わすものであって、1は排ガスが流通するダクト、2はダクト1途中に設けられ且つ内部に触媒が充填された脱硝装置、3はダクト1内を流れる排ガス流量4(単位は[Nm3/h])を検出する流量計、5は脱硝装置2へ流入する排ガス中に含まれる入口NOx濃度6(単位は[ppm])を検出する入口NOx濃度計、7は脱硝装置2を通過した排ガス中に含まれる出口NOx濃度8(単位は[ppm])を検出する出口NOx濃度計、9は脱硝装置2の入側にアンモニア(NH3)を注入するためのアンモニア注入管、10はアンモニア注入管9途中に設けられた流量調整弁、11はアンモニア注入管9からダクト1内へ注入される実際アンモニア注入量12(単位は[kg/h])を検出するアンモニア計、13は流量計3で検出された排ガス流量4と入口NOx濃度計5で検出された入口NOx濃度6と出口NOx濃度計7で検出された出口NOx濃度8とアンモニア計11で検出された実際アンモニア注入量12とに基づき流量調整弁10へ開度指令14を出力する制御器である。
【0004】
前記制御器13は、図4に示される如く、流量計3で検出された排ガス流量4と入口NOx濃度計5で検出された入口NOx濃度6とに基づき、次式
[数1]
必要アンモニア注入量[kg/h]
=κ×排ガス流量[Nm3/h]×入口NOx濃度[ppm]×モル比
(但し、κは比例定数)
から必要アンモニア注入量16を求めて出力する演算器15と、
出口NOx濃度計7で検出された出口NOx濃度8と、予め設定された出口NOx濃度設定値17との差を求め、出口NOx濃度偏差19を出力する減算器18と、
該減算器18から出力される出口NOx濃度偏差19を積分処理して信号21を出力する積分調節器20と、
該積分調節器20から出力される信号21を前記演算器15から出力される必要アンモニア注入量16に加え、補正アンモニア注入量23を出力する加算器22と、
該加算器22から出力される補正アンモニア注入量23と、アンモニア計11で検出された実際アンモニア注入量12との差を求め、アンモニア注入量偏差25を出力する減算器24と、
該減算器24から出力されるアンモニア注入量偏差25を比例積分処理して流量調整弁10へ開度指令14を出力する比例積分調節器26と
を備えてなる構成を有している。
【0005】
図3及び図4に示される如き脱硝装置2においては、アンモニア注入管9からダクト1内へアンモニアを注入し、脱硝装置2内の触媒によって排ガス中に含まれるNOxを還元することにより、排出されるNOxを抑制するようになっているが、このとき、アンモニアの注入量に関しては、次のような手順で制御が行われる。
【0006】
即ち、流量計3で検出された排ガス流量4と入口NOx濃度計5で検出された入口NOx濃度6とに基づき、制御器13の演算器15において前記[数1]の式から必要アンモニア注入量16が求められて加算器22へ出力され、出口濃度計7で検出された出口NOx濃度8と、予め設定された出口NOx濃度設定値17との差が減算器18において求められ、出口NOx濃度偏差19が積分調節器20へ出力され、該積分調節器20から出力される信号21が加算器22において前記演算器15から出力される必要アンモニア注入量16に加えられ、補正アンモニア注入量23が減算器24へ出力され、該減算器24において、加算器22から出力される補正アンモニア注入量23と、アンモニア計11で検出された実際アンモニア注入量12との差が求められ、アンモニア注入量偏差25が比例積分調節器26へ出力され、該比例積分調節器26において減算器24から出力されるアンモニア注入量偏差25が比例積分処理されて流量調整弁10へ開度指令14が出力され、該開度指令14に基づいて流量調整弁10の開度が調整され、出口NOx濃度8が出口NOx濃度設定値17以下となるよう、アンモニア注入管9からダクト1内へ所要量のアンモニアが注入される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如き脱硝装置2の場合、入口NOx濃度計5の計測ポイントは、ダクト1の幅方向(図3の紙面と直角な方向)に複数設定し、それらの計測ポイントで採取した排ガスを一旦、図示していない混合器で混合した後、その排ガス中に含まれるNOx濃度を検出するようになっており、又、出口NOx濃度計7の計測ポイントも、入口NOx濃度計5の場合と同様、ダクト1の幅方向(図3の紙面と直角な方向)に複数設定し、それらの計測ポイントで採取した排ガスを一旦、図示していない混合器で混合した後、その排ガス中に含まれるNOx濃度を検出するようになっている。
【0008】
このため、前記入口NOx濃度計5や出口NOx濃度計7によって検出される入口NOx濃度6や出口NOx濃度8はそれぞれ、ダクト1内における平均値として表わされるが、この場合、脱硝装置2へ流入する排ガスの状態が、上流側の蒸気ボイラ等の機器の負荷状態によって変化したりすると、出口NOx濃度8が出口NOx濃度設定値17以下となっていても、脱硝装置2の実際の出口NOx濃度がダクト1内において均等にならず、部分的に出口NOx濃度設定値17を上回ることがあった。
【0009】
又、最近、蒸気ボイラ等の機器からの排ガスだけでなく、ガスタービンや廃熱回収ボイラ等からの排ガスを合わせて脱硝装置2へ導入するケースもあるが、このような場合、複数の機器からの排ガスを合流させる関係上、脱硝装置2へ流入する排ガスの状態がダクト1内において更に均等になりにくくなり、出口NOx濃度8が出口NOx濃度設定値17以下となっていても、脱硝装置2の実際の出口NOx濃度がダクト1内において均等にならず、部分的に出口NOx濃度設定値17を上回る傾向が高まっていた。
【0010】
本発明は、斯かる実情に鑑み、脱硝装置の実際の出口NOx濃度をダクト内において均等化し得、出口NOx濃度設定値以下に保持し得る脱硝装置のアンモニア注入量制御方法及び装置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ダクト内を流れる排ガス流量を検出し、脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる入口NO x 濃度を検出し、脱硝装置の出口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる出口NO x 濃度を検出し、脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置において注入される実際アンモニア注入量を検出し、前記排ガス流量の和である総排ガス流量と前記各入口NO x 濃度の平均である入口平均NO x 濃度とに基づき必要アンモニア注入量を求め、各出口NOx濃度と各出口NOx濃度設定値との出口NOx濃度偏差を求め、該各出口NOx濃度偏差に対して各入口NOx濃度比を考慮して求めた補正信号と前記必要アンモニア注入量とから補正アンモニア注入量を求め、該各補正アンモニア注入量と各実際アンモニア注入量とのアンモニア注入量偏差に応じて前記ダクトの深さ方向複数所要位置におけるアンモニアの注入量を制御することを特徴とする脱硝装置のアンモニア注入量制御方法にかかるものである。
【0012】
又、本発明は、ダクト内を流れる排ガス流量を検出する流量計と、
脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる入口NO x 濃度を検出する複数の入口NOx濃度計と、
脱硝装置の出口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる出口NO x 濃度を検出する複数の出口NOx濃度計と、
脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置においてアンモニアを注入するための複数のアンモニア注入管と、
各アンモニア注入管途中に設けられた流量調整弁と、
各アンモニア注入管からダクト内へ注入される実際アンモニア注入量を検出するアンモニア計と、
前記流量計で検出された排ガス流量の和である総排ガス流量と前記各入口NO x 濃度計で検出された各入口NO x 濃度の平均である入口平均NO x 濃度とに基づき必要アンモニア注入量を求め、前記各出口NO x 濃度計で検出された各出口NO x 濃度と各出口NOx濃度設定値との出口NOx濃度偏差を求め、該各出口NOx濃度偏差に対して各入口NOx濃度比を考慮して求めた補正信号と前記必要アンモニア注入量とから補正アンモニア注入量を求め、該各補正アンモニア注入量と各実際アンモニア注入量とのアンモニア注入量偏差に応じて各流量調整弁へ開度指令を出力する制御器と
を備えたことを特徴とする脱硝装置のアンモニア注入量制御装置にかかるものである。
【0013】
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
【0014】
本発明の脱硝装置のアンモニア注入量制御方法においては、ダクト内を流れる排ガス流量が検出され、脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる入口NO x 濃度が検出され、脱硝装置の出口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる出口NO x 濃度が検出され、脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置において注入される実際アンモニア注入量が検出され、前記排ガス流量の和である総排ガス流量と前記各入口NO x 濃度の平均である入口平均NO x 濃度とに基づき必要アンモニア注入量が求められ、各出口NOx濃度と各出口NOx濃度設定値との出口NOx濃度偏差が求められ、該各出口NOx濃度偏差に対して各入口NOx濃度比を考慮して求めた補正信号と前記必要アンモニア注入量とから補正アンモニア注入量が求められ、該各補正アンモニア注入量と各実際アンモニア注入量とのアンモニア注入量偏差に応じて前記ダクトの深さ方向複数所要位置におけるアンモニアの注入量が制御される。
【0015】
又、本発明の脱硝装置のアンモニア注入量制御装置においては、流量計で検出された排ガス流量の和である総排ガス流量と前記各入口NO x 濃度計で検出された各入口NO x 濃度の平均である入口平均NO x 濃度とに基づき、制御器において、必要アンモニア注入量が求められ、前記各出口NO x 濃度計で検出された各出口NO x 濃度と各出口NOx濃度設定値との出口NOx濃度偏差が求められ、該各出口NOx濃度偏差に対して各入口NOx濃度比を考慮して求めた補正信号と前記必要アンモニア注入量とから補正アンモニア注入量が求められ、該各補正アンモニア注入量と各実際アンモニア注入量とのアンモニア注入量偏差に応じて各流量調整弁へ開度指令が出力され、該各開度指令に基づいて各流量調整弁の開度が調整され、各出口NOx濃度が各出口NOx濃度設定値以下となるよう、各アンモニア注入管からダクト内へ所要量のアンモニアが注入される。
【0016】
この結果、脱硝装置へ流入する排ガスの状態が、上流側の機器の負荷状態によって変化したとしても、又、複数の機器からの排ガスを合流させた場合に、脱硝装置へ流入する排ガスの状態がダクト内において均等になりにくくなっていても、脱硝装置の実際の出口NOx濃度がダクト内において均等になり、部分的に出口NOx濃度設定値を上回るようなことがなくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
【0018】
図1及び図2は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図3及び図4と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、廃熱回収ボイラ等からの排ガスをダクト1aから、蒸気ボイラ等からの排ガスをダクト1bから、ガスタービン等からの排ガスをダクト1cからそれぞれダクト1に合流させて脱硝装置2へ導入するよう構成したものにおいて、ダクト1a,1b,1c内を流れる排ガス流量4a,4b,4c(単位は[Nm3/h])を検出する流量計3a,3b,3cを設け、脱硝装置2の入口側におけるダクト1の深さ方向上、中、下部にそれぞれ、脱硝装置2へ流入する排ガス中に含まれる入口NOx濃度6a(単位は[ppm])を検出する入口NOx濃度計5aと、脱硝装置2へ流入する排ガス中に含まれる入口NOx濃度6b(単位は[ppm])を検出する入口NOx濃度計5bと、脱硝装置2へ流入する排ガス中に含まれる入口NOx濃度6c(単位は[ppm])を検出する入口NOx濃度計5cとを配設し、脱硝装置2の出口側におけるダクト1の深さ方向上、中、下部にそれぞれ、脱硝装置2を通過した排ガス中に含まれる出口NOx濃度8a(単位は[ppm])を検出する出口NOx濃度計7aと、脱硝装置2を通過した排ガス中に含まれる出口NOx濃度8b(単位は[ppm])を検出する出口NOx濃度計7bと、脱硝装置2を通過した排ガス中に含まれる出口NOx濃度8c(単位は[ppm])を検出する出口NOx濃度計7cとを配設し、脱硝装置2の入口側におけるダクト1の深さ方向上、中、下部にそれぞれ、アンモニア(NH3)を注入するためのアンモニア注入管9a,9b,9cを配設し、各アンモニア注入管9a,9b,9c途中に、流量調整弁10a,10b,10cと、各アンモニア注入管9a,9b,9cからダクト1内へ注入される実際アンモニア注入量12a,12b,12c(単位は[kg/h])を検出するアンモニア計11a,11b,11cとを設け、更に、前記流量計3a,3b,3cで検出された排ガス流量4a,4b,4cと入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cと出口NOx濃度計7a,7b,7cで検出された出口NOx濃度8a,8b,8cとアンモニア計11a,11b,11cで検出された実際アンモニア注入量12a,12b,12cとに基づき流量調整弁10a,10b,10cへ開度指令14a,14b,14cを出力する制御器13を設ける。
【0019】
前記制御器13は、図2に示す如く、流量計3a,3b,3cで検出された排ガス流量4a,4b,4cの和を求め、総排ガス流量28を出力する加算器27と、
入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cの平均を求め、入口平均NOx濃度30を出力する演算器29と、
前記加算器27から出力される総排ガス流量28と演算器29から出力される入口平均NOx濃度30とに基づき、次式
[数2]
必要アンモニア注入量[kg/h]
=κ×総排ガス流量[Nm3/h]×入口平均NOx濃度[ppm]×モル比
(但し、κは比例定数)
から必要アンモニア注入量32を求めて出力する演算器31と、
入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cに基づき、次式
[数3]
入口NOx濃度6a/(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)
から総入口NOx濃度(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)に対する入口NOx濃度6aの比率を求め、入口NOx濃度比40aを出力する演算器39aと、
出口NOx濃度計7aで検出された出口NOx濃度8aと、予め設定された出口NOx濃度設定値17aとの差を求め、出口NOx濃度偏差19aを出力する減算器18aと、
該減算器18aから出力される出口NOx濃度偏差19aを積分処理して信号21aを出力する積分調節器20aと、
該積分調節器20aから出力される信号21aを、予め設定した上下限の範囲内に制限する処理を行い、過剰修正を防止する信号42aとして出力する上下限制限器41aと、
前記演算器39aから出力される入口NOx濃度比40aと、前記上下限制限器41aから出力される信号42aとの和を求め、補正信号44aを出力する加算器43aと、
前記演算器31から出力される必要アンモニア注入量32と、前記加算器43aから出力される補正信号44aとの積を求め、補正アンモニア注入量46aを出力する乗算器45aと、
該乗算器45aから出力される補正アンモニア注入量46aと、アンモニア計11aで検出された実際アンモニア注入量12aとの差を求め、アンモニア注入量偏差25aを出力する減算器24aと、
該減算器24aから出力されるアンモニア注入量偏差25aを比例積分処理して流量調整弁10aへ開度指令14aを出力する比例積分調節器26aと、
入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cに基づき、次式
[数4]
入口NOx濃度6b/(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)
から総入口NOx濃度(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)に対する入口NOx濃度6bの比率を求め、入口NOx濃度比40bを出力する演算器39bと、
出口NOx濃度計7bで検出された出口NOx濃度8bと、予め設定された出口NOx濃度設定値17bとの差を求め、出口NOx濃度偏差19bを出力する減算器18bと、
該減算器18bから出力される出口NOx濃度偏差19bを積分処理して信号21bを出力する積分調節器20bと、
該積分調節器20bから出力される信号21bを、予め設定した上下限の範囲内に制限する処理を行い、過剰修正を防止する信号42bとして出力する上下限制限器41bと、
前記演算器39bから出力される入口NOx濃度比40bと、前記上下限制限器41bから出力される信号42bとの和を求め、補正信号44bを出力する加算器43bと、
前記演算器31から出力される必要アンモニア注入量32と、前記加算器43bから出力される補正信号44bとの積を求め、補正アンモニア注入量46bを出力する乗算器45bと、
該乗算器45bから出力される補正アンモニア注入量46bと、アンモニア計11bで検出された実際アンモニア注入量12bとの差を求め、アンモニア注入量偏差25bを出力する減算器24bと、
該減算器24bから出力されるアンモニア注入量偏差25bを比例積分処理して流量調整弁10bへ開度指令14bを出力する比例積分調節器26bと、
入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cに基づき、次式
[数5]
入口NOx濃度6c/(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)
から総入口NOx濃度(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)に対する入口NOx濃度6cの比率を求め、入口NOx濃度比40cを出力する演算器39cと、
出口NOx濃度計7cで検出された出口NOx濃度8cと、予め設定された出口NOx濃度設定値17cとの差を求め、出口NOx濃度偏差19cを出力する減算器18cと、
該減算器18cから出力される出口NOx濃度偏差19cを積分処理して信号21cを出力する積分調節器20cと、
該積分調節器20cから出力される信号21cを、予め設定した上下限の範囲内に制限する処理を行い、過剰修正を防止する信号42cとして出力する上下限制限器41cと、
前記演算器39cから出力される入口NOx濃度比40cと、前記上下限制限器41cから出力される信号42cとの和を求め、補正信号44cを出力する加算器43cと、
前記演算器31から出力される必要アンモニア注入量32と、前記加算器43cから出力される補正信号44cとの積を求め、補正アンモニア注入量46cを出力する乗算器45cと、
該乗算器45cから出力される補正アンモニア注入量46cと、アンモニア計11cで検出された実際アンモニア注入量12cとの差を求め、アンモニア注入量偏差25cを出力する減算器24cと、
該減算器24cから出力されるアンモニア注入量偏差25cを比例積分処理して流量調整弁10cへ開度指令14cを出力する比例積分調節器26cと
を備えてなる構成を有している。
【0020】
次に、上記図示例の作動を説明する。
【0021】
流量計3a,3b,3cで検出された排ガス流量4a,4b,4cは、制御器13へ入力され、該制御器13の加算器27において前記排ガス流量4a,4b,4cの和が求められ、総排ガス流量28が演算器31へ出力され、入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cの平均が演算器29において求められ、入口平均NOx濃度30が演算器31へ出力され、演算器31において前記[数2]の式から必要アンモニア注入量32が求められて乗算器45a,45b,45cへ出力される。
【0022】
又、前記入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cに基づき、演算器39aにおいて前記[数3]の式から総入口NOx濃度(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)に対する入口NOx濃度6aの比率が求められ、入口NOx濃度比40aが加算器43aへ出力される一方、出口NOx濃度計7aで検出された出口NOx濃度8aと、予め設定された出口NOx濃度設定値17aとの差が減算器18aにおいて求められ、出口NOx濃度偏差19aが積分調節器20aへ出力され、該積分調節器20aにおいて前記減算器18aから出力される出口NOx濃度偏差19aが積分処理されて信号21aが上下限制限器41aへ出力され、該上下限制限器41aにおいて前記積分調節器20aから出力される信号21aを、予め設定した上下限の範囲内に制限する処理が行われ、過剰修正を防止する信号42aとして加算器43aへ出力され、該加算器43aにおいて前記演算器39aから出力される入口NOx濃度比40aと、前記上下限制限器41aから出力される信号42aとの和が求められ、補正信号44aが乗算器45aへ出力され、該乗算器45aにおいて前記演算器31から出力される必要アンモニア注入量32と、前記加算器43aから出力される補正信号44aとの積が求められ、補正アンモニア注入量46aが減算器24aへ出力され、該減算器24aにおいて前記乗算器45aから出力される補正アンモニア注入量46aと、アンモニア計11aで検出された実際アンモニア注入量12aとの差が求められ、アンモニア注入量偏差25aが比例積分調節器26aへ出力され、該比例積分調節器26aにおいて前記減算器24aから出力されるアンモニア注入量偏差25aが比例積分処理されて流量調整弁10aへ開度指令14aが出力され、該開度指令14aに基づいて流量調整弁10aの開度が調整され、出口NOx濃度8aが出口NOx濃度設定値17a以下となるよう、アンモニア注入管9aからダクト1内へ所要量のアンモニアが注入される。
【0023】
同時に、前記入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cに基づき、演算器39bにおいて前記[数4]の式から総入口NOx濃度(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)に対する入口NOx濃度6bの比率が求められ、入口NOx濃度比40bが加算器43bへ出力される一方、出口NOx濃度計7bで検出された出口NOx濃度8bと、予め設定された出口NOx濃度設定値17bとの差が減算器18bにおいて求められ、出口NOx濃度偏差19bが積分調節器20bへ出力され、該積分調節器20bにおいて前記減算器18bから出力される出口NOx濃度偏差19bが積分処理されて信号21bが上下限制限器41bへ出力され、該上下限制限器41bにおいて前記積分調節器20bから出力される信号21bを、予め設定した上下限の範囲内に制限する処理が行われ、過剰修正を防止する信号42bとして加算器43bへ出力され、該加算器43bにおいて前記演算器39bから出力される入口NOx濃度比40bと、前記上下限制限器41bから出力される信号42bとの和が求められ、補正信号44bが乗算器45bへ出力され、該乗算器45bにおいて前記演算器31から出力される必要アンモニア注入量32と、前記加算器43bから出力される補正信号44bとの積が求められ、補正アンモニア注入量46bが減算器24bへ出力され、該減算器24bにおいて前記乗算器45bから出力される補正アンモニア注入量46bと、アンモニア計11bで検出された実際アンモニア注入量12bとの差が求められ、アンモニア注入量偏差25bが比例積分調節器26bへ出力され、該比例積分調節器26bにおいて前記減算器24bから出力されるアンモニア注入量偏差25bが比例積分処理されて流量調整弁10bへ開度指令14bが出力され、該開度指令14bに基づいて流量調整弁10bの開度が調整され、出口NOx濃度8bが出口NOx濃度設定値17b以下となるよう、アンモニア注入管9bからダクト1内へ所要量のアンモニアが注入される。
【0024】
更に同時に、前記入口NOx濃度計5a,5b,5cで検出された入口NOx濃度6a,6b,6cに基づき、演算器39bにおいて前記[数5]の式から総入口NOx濃度(入口NOx濃度6a+入口NOx濃度6b+入口NOx濃度6c)に対する入口NOx濃度6cの比率が求められ、入口NOx濃度比40cが加算器43cへ出力される一方、出口NOx濃度計7cで検出された出口NOx濃度8cと、予め設定された出口NOx濃度設定値17cとの差が減算器18cにおいて求められ、出口NOx濃度偏差19cが積分調節器20cへ出力され、該積分調節器20cにおいて前記減算器18cから出力される出口NOx濃度偏差19cが積分処理されて信号21cが上下限制限器41cへ出力され、該上下限制限器41cにおいて前記積分調節器20cから出力される信号21cを、予め設定した上下限の範囲内に制限する処理が行われ、過剰修正を防止する信号42cとして加算器43cへ出力され、該加算器43cにおいて前記演算器39cから出力される入口NOx濃度比40cと、前記上下限制限器41cから出力される信号42cとの和が求められ、補正信号44cが乗算器45cへ出力され、該乗算器45cにおいて前記演算器31から出力される必要アンモニア注入量32と、前記加算器43cから出力される補正信号44cとの積が求められ、補正アンモニア注入量46cが減算器24cへ出力され、該減算器24cにおいて前記乗算器45cから出力される補正アンモニア注入量46cと、アンモニア計11cで検出された実際アンモニア注入量12cとの差が求められ、アンモニア注入量偏差25cが比例積分調節器26cへ出力され、該比例積分調節器26cにおいて前記減算器24cから出力されるアンモニア注入量偏差25cが比例積分処理されて流量調整弁10cへ開度指令14cが出力され、該開度指令14cに基づいて流量調整弁10cの開度が調整され、出口NOx濃度8cが出口NOx濃度設定値17c以下となるよう、アンモニア注入管9cからダクト1内へ所要量のアンモニアが注入される。
【0025】
この結果、脱硝装置2へ流入する排ガスの状態が、上流側の廃熱回収ボイラや蒸気ボイラやガスタービン等の機器の負荷状態によって変化したとしても、又、複数の機器からの排ガスを合流させる関係上、脱硝装置2へ流入する排ガスの状態がダクト1内において均等になりにくくなっていても、脱硝装置2の実際の出口NOx濃度8a,8b,8cがダクト1内において均等になり、部分的に出口NOx濃度設定値17a,17b,17cを上回るようなことがなくなる。
【0026】
こうして、脱硝装置2の実際の出口NOx濃度8a,8b,8cをダクト1内において均等化し得、出口NOx濃度設定値17a,17b,17c以下に保持し得る。
【0027】
尚、本発明の脱硝装置のアンモニア注入量制御方法及び装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の脱硝装置のアンモニア注入量制御方法及び装置によれば、脱硝装置の実際の出口NOx濃度をダクト内において均等化し得、出口NOx濃度設定値以下に保持し得るという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施する形態の一例の概要構成図である。
【図2】 本発明を実施する形態の一例における制御器の詳細を表わすブロック図である。
【図3】 従来例の概要構成図である。
【図4】 従来例における制御器の詳細を表わすブロック図である。
【符号の説明】
1 ダクト
1a ダクト
1b ダクト
1c ダクト
2 脱硝装置
3a 流量計
3b 流量計
3c 流量計
4a 排ガス流量
4b 排ガス流量
4c 排ガス流量
5a 入口NOx濃度
5b 入口NOx濃度
5c 入口NOx濃度
6a 入口NOx濃度
6b 入口NOx濃度
6c 入口NOx濃度
7a 出口NOx濃度
7b 出口NOx濃度
7c 出口NOx濃度
8a 出口NOx濃度
8b 出口NOx濃度
8c 出口NOx濃度
9a アンモニア注入管
9b アンモニア注入管
9c アンモニア注入管
10a 流量調整弁
10b 流量調整弁
10c 流量調整弁
11a アンモニア計
11b アンモニア計
11c アンモニア計
12a 実際アンモニア注入量
12b 実際アンモニア注入量
12c 実際アンモニア注入量
13 制御器
14a 開度指令
14b 開度指令
14c 開度指令
17a 出口NOx濃度設定値
17b 出口NOx濃度設定値
17c 出口NOx濃度設定値
19a 出口NOx濃度偏差
19b 出口NOx濃度偏差
19c 出口NOx濃度偏差
25a アンモニア注入量偏差
25b アンモニア注入量偏差
25c アンモニア注入量偏差
32 必要アンモニア注入量
40a 入口NOx濃度
40b 入口NOx濃度
40c 入口NOx濃度
44a 補正信号
44b 補正信号
44c 補正信号
46a 補正アンモニア注入量
46b 補正アンモニア注入量
46c 補正アンモニア注入量

Claims (2)

  1. ダクト内を流れる排ガス流量を検出し、脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる入口NO x 濃度を検出し、脱硝装置の出口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる出口NO x 濃度を検出し、脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置において注入される実際アンモニア注入量を検出し、前記排ガス流量の和である総排ガス流量と前記各入口NO x 濃度の平均である入口平均NO x 濃度とに基づき必要アンモニア注入量を求め、各出口NOx濃度と各出口NOx濃度設定値との出口NOx濃度偏差を求め、該各出口NOx濃度偏差に対して各入口NOx濃度比を考慮して求めた補正信号と前記必要アンモニア注入量とから補正アンモニア注入量を求め、該各補正アンモニア注入量と各実際アンモニア注入量とのアンモニア注入量偏差に応じて前記ダクトの深さ方向複数所要位置におけるアンモニアの注入量を制御することを特徴とする脱硝装置のアンモニア注入量制御方法。
  2. ダクト内を流れる排ガス流量を検出する流量計と、
    脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる入口NO x 濃度を検出する複数の入口NOx濃度計と、
    脱硝装置の出口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置の排ガス中に含まれる出口NO x 濃度を検出する複数の出口NOx濃度計と、
    脱硝装置の入口側におけるダクトの深さ方向複数所要位置においてアンモニアを注入するための複数のアンモニア注入管と、
    各アンモニア注入管途中に設けられた流量調整弁と、
    各アンモニア注入管からダクト内へ注入される実際アンモニア注入量を検出するアンモニア計と、
    前記流量計で検出された排ガス流量の和である総排ガス流量と前記各入口NO x 濃度計で検出された各入口NO x 濃度の平均である入口平均NO x 濃度とに基づき必要アンモニア注入量を求め、前記各出口NO x 濃度計で検出された各出口NO x 濃度と各出口NOx濃度設定値との出口NOx濃度偏差を求め、該各出口NOx濃度偏差に対して各入口NOx濃度比を考慮して求めた補正信号と前記必要アンモニア注入量とから補正アンモニア注入量を求め、該各補正アンモニア注入量と各実際アンモニア注入量とのアンモニア注入量偏差に応じて各流量調整弁へ開度指令を出力する制御器と
    を備えたことを特徴とする脱硝装置のアンモニア注入量制御装置。
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