JP3914879B2 - 電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置および電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法 - Google Patents

電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置および電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、TAB(Tape Automated Bonding)テープ、T-BGA(Tape Ball Grid Array)テープ、CSP(Chip Size Package)テープ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)テープ、BGA(Ball Grid Array)、CSP(Chip Size Package)など(以下、単に「電子部品実装用フィルムキャリアテープ」と言う。)の配線パターンなどの不良を検知するための電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置および電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エレクトロニクス産業の発達に伴い、IC(集積回路)、LSI(大規模集積回路)などの電子部品を実装するプリント配線板の需要が急激に増加しているが、電子機器の小型化、軽量化、高機能化が要望され、これら電子部品の実装方法として、最近ではTABテープ、T-BGAテープ、ASICテープ、BGA、CSPなどの電子部品実装用フィルムキャリアテープを用いた実装方式が採用されている。特に、パーソナルコンピュータなどのように高精細化、薄型化、液晶画面の額縁面積の狭小化が要望されている液晶表示素子(LCD)を使用する電子産業においてその重要性が高まっている。
【0003】
このような電子部品実装用フィルムキャリアテープにおいて、外観検査、出荷検査などにおいて、電子部品実装用フィルムキャリアテープの品質を検査することが実施されているが、電子部品実装用フィルムキャリアテープの不良である断線、短絡、欠け、突起、ソルダーレジスト不良、変色などの検査を、実体顕微鏡で、反射光または透過光を利用して、人の目視にて実施している。
【0004】
ところで、従来より、このような電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査を行う検査では、図6(A)(B)に示したように、電子部品実装用フィルムキャリアテープ100の検査の際に、例えば、電子部品実装部102a〜102eをそれぞれ、検査員が検査装置の近傍に付設した搬送制御スイッチを押すことによって、検査位置に連続して搬送し、停止する。
【0005】
そして、停止状態において、それぞれの電子部品実装部102a〜102eに対して、実体顕微鏡などの検査装置によって、例えば、断線、短絡、欠け、突起、ソルダーレジスト不良、変色などの検査項目について、目視検査を行っている。
この場合、図6(B)に示したように、それぞれの電子部品実装部102a〜102eを良品、不良品が判断され、検査員が検査装置の近傍に付設した搬送制御スイッチ(良品スイッチ、不良品スイッチ)を押すことによって、それぞれの電子部品実装部102a〜102eを順次搬送させていく。
【0006】
このようなサイクルが繰り返し行われ、例えば、被検査対象である電子部品実装用フィルムキャリアテープが巻装されたリール当たりの不良率が算出されるようになっている。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−193717号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の検査では、検査員が搬送制御スイッチを押すことによって、電子部品実装部102a〜102eの搬送、停止が行われるので、搬送、停止時間にバラツキが生じて、検査歩留まりが低下し、生産性が低下することになっている。
【0009】
しかも、検査員が搬送制御スイッチを、個々の電子部品実装部102a〜102eに対して操作しなければならないので、その分、煩雑な作業が必要となるとともに、検査に要する時間長くなってしまうことになる。
本発明は、このような現状を考慮して、電子部品実装用フィルムキャリアテープにおいて、各電子部品実装部のリードの電気的な断線、短絡、欠け、突起などパターン不良などの品質検査を実施する際に、煩雑な作業が不要で、生産性が向上するとともに、正確で精度の良い抜取り検査を実施することが可能な電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置およびそのための電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置は、電子部品実装部が長手方向に連続して配列された電子部品実装用フィルムキャリアテープの不良を検知する検査装置であって、
前記電子部品実装用フィルムキャリアテープをその長手方向に搬送する搬送駆動装置と、前記搬送駆動装置の搬送を停止することによって、電子部品実装用フィルムキャリアテープを所定の位置に位置決めして、所定の検査位置に入ってきた電子部品実装用フィルムキャリアテープ上の電子部品実装部が不良であるか否かの検査を行う検査装置と、
前記搬送駆動装置の搬送を制御する搬送制御装置とを備え、
前記搬送制御装置が、
前記検査装置による検査の際に、電子部品実装部をそれぞれ、前記検査位置に連続して、所定の速度で搬送しつつ、所定時間停止して、前記検査装置において不良であるか否かの検査を行うように制御するように構成されているとともに、
前記検査装置における検査の結果、不良品が検出された場合に、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、前記検査位置で搬送をいったん停止して、前記検査位置で、検査装置において、再検査するように制御し、
前記再検査が終了した後、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、再び電子部品実装部をそれぞれ、検査位置に連続して搬送しつつ、所定時間停止するように、搬送駆動装置の動作を制御するように構成されていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法は、電子部品実装部が長手方向に連続して配列された電子部品実装用フィルムキャリアテープの不良を検知する検査方法であって、
搬送駆動装置によって、電子部品実装用フィルムキャリアテープをその長手方向に搬送し、
前記搬送駆動装置の搬送を停止することによって、電子部品実装用フィルムキャリアテープを所定の位置に位置決めして、所定の検査位置に入ってきた電子部品実装用フィルムキャリアテープ上の電子部品実装部が不良であるか否かの検査を行い、
前記検査装置による検査の際に、電子部品実装部をそれぞれ、前記検査位置に連続して、所定の速度で搬送しつつ、所定時間停止して、前記検査装置において不良であるか否かの検査を行い、
前記検査装置における検査の結果、不良品が検出された場合に、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、前記検査位置で搬送をいったん停止して、前記検査位置で、検査装置
において、再検査し、
前記再検査が終了した後、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、再び電子部品実装部をそれぞれ、検査位置に連続して搬送しつつ、所定時間停止することを特徴とする。
【0012】
このように構成することによって、搬送制御が自動的に搬送制御装置によって、所定の速度で搬送しつつ、所定時間停止するように行われるので、各電子部品実装部のリードの電気的な断線、短絡、欠け、突起などパターン不良などの品質検査を実施する際に、煩雑な作業が不要で、連続的に検査を実施することができる。
【0013】
しかも、検査の結果、不良品が検出された場合に、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、検査位置で搬送をいったん停止して再検査することができるので、検査精度の向上が図れる。
従って、生産性が向上するとともに、正確で精度の良い抜取り検査を実施することが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態(実施例)について説明する。
図1は、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置の正面図である。
図1に示したように、10は全体で本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置を示している。
【0015】
電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置10(以下、単に「検査装置10」と言う)は、図1に示したように、送り出し装置20と、検査部30と、巻き取り装置50とを備えている。
送り出し装置20には、電子部品実装用フィルムキャリアテープ(以下、単に「フィルムキャリアテープ」と言う)であって、その製造工程が終了したフィルムキャリアテープTが、スペーサSを介して巻装されたリールRが、送り出し駆動軸22に装着されている。そして、図示しない駆動モータの駆動により、送り出し駆動軸22が回転して、フィルムキャリアテープTがリールRからスペーサSとともに繰り出されて、案内ローラ21を介して、検査部30へと供給されるようになっている。
【0016】
この検査部30に供給されたフィルムキャリアテープTは、バックテンションギア32とドライブギア34の間を通過する際に、ドライブギア34の駆動が一時停止されて、フィルムキャリアテープTの送給が停止されるとともに、フィルムキャリアテープTのスプロケット孔に係合するバックテンションギア32の逆転によって、フィルムキャリアテープTが正確に所定の位置に、位置決めされるようになっている(ピッチ送りされる)。すなわち、ドライブギア34の駆動が一時停止されて、フィルムキャリアテープTの送給が停止されるようになっている。
【0017】
なお、この場合の制御は、ドライブギア34の回転を、ドライブギア34を駆動する駆動機構であるパルスモータの回転による内部パルスを制御することにより行うようになっている。図中、31、33は、これらのギアとの間でフィルムキャリアテープTを押さえるための押さえローラである。
そして、検査部30には、図1に示したように、例えば、断線、短絡、欠け、突起などの、出荷検査、外観検査などの品質検査を、反射光または透過光を利用して、人の目視にて実施するための顕微鏡36が配置されている。
【0018】
このように、検査部30によって、フィルムキャリアテープTの不良が検知されたフィルムキャリアテープTは、案内ローラ42を通過して、次の巻き取り装置50に供給される。
図1に示したように、巻き取り装置50に供給されたフィルムキャリアテープTは、巻き取り駆動軸52に装着されたリールRに、案内ローラ42を介して、図示しない駆動モータの駆動により巻き取り駆動軸52が回転することにより、フィルムキャリアテープTが巻き取られる。
【0019】
この際、送り出し装置20のリールRから繰り出されたスペーサSが、案内ローラ56、57を介して、巻き取り装置50のリールRに供給されフィルムキャリアテープの間に介装され、フィルムキャリアテープ同士が接触して、フィルムキャリアテープが損傷しないように保護するようになっている。
また、検査装置10では、リールRに巻装されたフィルムキャリアテープTが、送り出し装置20から送給された後、検査部30へと案内ローラ21を介して供給される。
【0020】
また、同様に、検査部30にて検査が終了したフィルムキャリアテープTは、案内ローラ42を介して案内された後、案内ローラ42と巻き取り装置50のリールRとの間で、フィルムキャリアテープTがその自重によって、一定の長さ分だけ垂下され、この自重によってフィルムキャリアテープTにテンション(張力)が付加され、巻き取り装置50のリールRに巻き取られるようになっている。
【0021】
図2は、本発明の検査装置10の制御機構を示す概略ブロック図である。
図2に示したように、制御装置70には、入出力制御部72を介してそれぞれ、入力装置74、表示装置76、検査部30、駆動部78が、CPU(中央演算処理装置)80に接続されている。また、CPU80には、記憶部82が接続されている。
【0022】
入力装置74は、キーボードなどの入力装置であり、フィルムキャリアテープTの種類、ロット番号、所定の搬送速度、所定の停止時間などの固有情報を制御装置70に入力するためのものである。
また、駆動部78は、これらの値に基づいて、搬送がCPU80で演算処理されたデータに基づいて制御される、ドライブギア34を駆動する駆動機構であるパルスモータなどである。記憶部82は、これらの情報を一時記憶しておく、RAMなどの記憶装置である。
【0023】
このように構成される本発明の検査装置10では、図3のフローチャートのように作動されるようになっている。
すなわち、ステップS1において、入力装置74によって、所定の搬送速度、所定の停止時間が入力される。
そして、ステップS2において、制御装置70によって駆動部78が制御されて、フィルムキャリアテープTが、所定の速度で搬送され、所定の時間停止されるようになっている。
【0024】
すなわち、図4(A)(B)に示したように、フィルムキャリアテープTの検査の際に、例えば、電子部品実装部2a〜2eがそれぞれ、制御装置70によって駆動部78が制御されて、自動的に検査位置に連続して所定の速度で搬送され、検査位置で所定の時間停止されるようになっている。
そして、ステップS3において、この検査位置での所定の時間の停止の間に、フィルムキャリアテープの検査部30において、それぞれの電子部品実装部2a〜2eに対して、例えば、実体顕微鏡などの検査装置によって、例えば、断線、短絡、欠け、突起、ソルダーレジスト不良、変色などの検査項目について検査が実施される。
【0025】
次に、ステップS4において、フィルムキャリアテープの検査部30において、不良品か、良品であるか判断される。
そして、この検査部30における検査の結果、良品である場合には、ステップS5において、予め設定した停止時間の経過によって、ステップS2に戻り、この検査位置への連続搬送、停止が継続されるようになっている。すなわち、例えば、予め設定した停止時間が5秒である場合に、3秒で検査が終了して良品と判断した場合には、フィルムキャリアテープの搬送が5秒停止した後、ステップS2に戻り、この検査位置への連続搬送、停止が継続されるようになっている。
【0026】
なお、この良品の数は、自動的にカウントされ、記憶部82に記憶される。
そして、この検査部30における検査の結果、不良品である場合、ステップS6において、例えば、図5(A)に示したように、電子部品実装部2eが不良と判断した場合には、検査員が検査装置の近傍に付設した不良品スイッチである搬送制御スイッチ(図示せず)を押すことによって、この不良位置2eにおいて、フィルムキャリアテープTの搬送が停止するように制御されるようになっている。
【0027】
そして、ステップS7において、フィルムキャリアテープの検査部30において、再び、この検査位置にある電子部品実装部2eに対して、例えば、実体顕微鏡などの検査装置によって、例えば、断線、短絡、欠け、突起、ソルダーレジスト不良、変色などの検査項目について再検査が実施される。
そして、ステップS8において、フィルムキャリアテープの検査部30において、不良品か、良品であるか判断される。
【0028】
そして、図5(B)に示したように、再検査によって、この検査位置にある電子部品実装部2eを良品と判断した場合には、ステップS9において、検査員が搬送制御スイッチの良品スイッチ(図示せず)を押すことによって、再び、ステップS2に戻り、制御装置70によって駆動部78が制御されて、自動的に検査位置に連続して所定の速度で搬送され、検査位置で所定の時間停止されるようになっている。
【0029】
なお、この場合、良品スイッチである搬送制御スイッチを含んだ入力装置74からの入力によって、ステップS6において記憶部82において不良品と判断された電子部品実装部2eの不良品の数はキャンセルされ、この良品の数がCPU80で演算処理された後、
自動的にカウントされ、記憶部82に記憶される。
一方、図5(C)に示したように、再検査によって、この検査位置にある電子部品実装部2eを不良品と判断した場合には、ステップS10において、検査員が搬送制御スイッチの不良品スイッチ(図示せず)を押すことによって、不良が確定するとともに、再び、ステップS2に戻り、制御装置70によって駆動部78が制御されて、自動的に検査位置に連続して所定の速度で搬送され、検査位置で所定の時間停止されるようになっている。なお、この不良品の数は、不良品スイッチである搬送制御スイッチを含んだ入力装置74からの入力によって、CPU80で演算処理された後、自動的にカウントされ、記憶部82に記憶される。
【0030】
なお、記憶された情報をもとに、図示しない不良マーキング装置により、不良の実装部にパンチ孔などのマークを付けるようにしてもよい。
このようなサイクルが繰り返し行われ、例えば、被検査対象である電子部品実装用フィルムキャリアテープが巻装されたリール当たりの不良率が算出され、例えば、表示装置76、図示しないプリント装置などに表示されるようになっている。
【0031】
なお、この実施例では、被検査対象である電子部品実装用フィルムキャリアテープが巻装されたリール当たりの不良率を算出するだけであるが、不良位置、不良の種類などを、制御装置70に入力して表示するようにすることも可能である。
また、上記の所定の搬送速度、停止時間は、特に限定されるものではなく、適宜決定すればよい。
【0032】
さらに、この実施例では、一条の電子部品実装部が連続して配列された電子部品実装用フィルムキャリアテープについて説明したが、フィルムキャリアテープの幅方向にも電子部品実装部が配列されたいわゆる多数個取りと呼ばれる多条の電子部品実装用フィルムキャリアテープにも適用することが可能である。
以上、本発明の好ましい実施の態様を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記実施例では、検査部30での検査を人の目視にて実施するための顕微鏡36としたが、CCDカメラ、ラインセンサなどによる自動認識による自動検査を行う際にも適用できるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、搬送制御が自動的に搬送制御装置によって、所定の速度で搬送しつつ、所定時間停止するように行われるので、各電子部品実装部のリードの電気的な断線、短絡、欠け、突起などパターン不良などの品質検査を実施する際に、煩雑な作業が不要で、連続的に検査を実施することができる。
【0034】
しかも、検査の結果、不良品が検出された場合に、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、検査位置で搬送をいったん停止して再検査することができるので、検査精度の向上が図れる。
従って、生産性が向上するとともに、正確で精度の良い抜取り検査を実施することが可能であるなどの幾多の作用効果を奏する極めて優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置の正面図である。
【図2】図2は、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置の制御機構を示す概略ブロック図である。
【図3】図3は、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置の作動を説明するフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置の作動を説明する概略図である。
【図5】図5は、本発明の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置の作動を説明する概略図である。
【図6】図6は、従来の電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法を説明する概略図である。
【符号の説明】
2a〜2e 電子部品実装部
10 検査装置
20 送り出し装置
21 案内ローラ
22 駆動軸
30 検査部
32 バックテンションギア
34 ドライブギア
36 顕微鏡
42 案内ローラ
50 巻き取り装置装置
52 駆動軸
56 案内ローラ
70 制御装置
72 入出力制御部
74 入力装置
76 表示装置
78 駆動部
82 記憶部
100 電子部品実装用フィルムキャリアテープ
102a〜102e 電子部品実装部
R リール
S スペーサ
T フィルムキャリアテープ

Claims (2)

  1. 電子部品実装部が長手方向に連続して配列された電子部品実装用フィルムキャリアテープの不良を検知する検査装置であって、
    前記電子部品実装用フィルムキャリアテープをその長手方向に搬送する搬送駆動装置と、
    前記搬送駆動装置の搬送を停止することによって、電子部品実装用フィルムキャリアテープを所定の位置に位置決めして、所定の検査位置に入ってきた電子部品実装用フィルムキャリアテープ上の電子部品実装部が不良であるか否かの検査を行う検査装置と、
    前記搬送駆動装置の搬送を制御する搬送制御装置とを備え、
    前記搬送制御装置が、
    前記検査装置による検査の際に、電子部品実装部をそれぞれ、前記検査位置に連続して、所定の速度で搬送しつつ、所定時間停止して、前記検査装置において不良であるか否かの検査を行うように制御するように構成されているとともに、
    前記検査装置における検査の結果、不良品が検出された場合に、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、前記検査位置で停止した状態を維持して、前記検査位置で、検査装置において、再検査するように制御し、
    前記再検査が終了した後、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、再び電子部品実装部をそれぞれ、検査位置に連続して搬送しつつ、所定時間停止するように、搬送駆動装置の動作を制御するように構成されていることを特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査装置。
  2. 電子部品実装部が長手方向に連続して配列された電子部品実装用フィルムキャリアテープの不良を検知する検査方法であって、
    搬送駆動装置によって、電子部品実装用フィルムキャリアテープをその長手方向に搬送し、
    前記搬送駆動装置の搬送を停止することによって、電子部品実装用フィルムキャリアテープを所定の位置に位置決めして、所定の検査位置に入ってきた電子部品実装用フィルムキャリアテープ上の電子部品実装部が不良であるか否かの検査を行い、
    前記検査装置による検査の際に、電子部品実装部をそれぞれ、前記検査位置に連続して、所定の速度で搬送しつつ、所定時間停止して、前記検査装置において不良であるか否かの検査を行い、
    前記検査装置における検査の結果、不良品が検出された場合に、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、前記検査位置で停止した状態を維持して、前記検査位置で、検査装置において、再検査し、
    前記再検査が終了した後、搬送制御スイッチからの入力に基づいて、再び電子部品実装部をそれぞれ、検査位置に連続して搬送しつつ、所定時間停止することを特徴とする電子部品実装用フィルムキャリアテープの検査方法。
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