JP3913594B2 - メルカプトアルコールカルボン酸エステル類、その香料組成物及び該エステル類の製造方法 - Google Patents

メルカプトアルコールカルボン酸エステル類、その香料組成物及び該エステル類の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は新規なメルカプトアルコールカルボン酸エステル類、その香料組成物及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、果物様、ミート様、特にグレープ様の香気に優れたメルカプトアルコールカルボン酸エステル類、それを有効成分として含有する香料組成物及び該エステル類の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特公昭57−51831号公報は、メルカプトアルコールギ酸エステルは、果物調、グリーン調、焦臭、焼肉臭、トースト臭燻肉様及びミート様ならびに野菜様の香気及びフレーバーを出すことができるか又はかかる香調を強めることができるものとしてで開示されている。このものは香料組成物、あるいは洗剤、化粧品、ワックス、歯磨のような賦香製品に使用することができること、あるいは食品製造の際のフレーバー用化合物として有用であることを開示している。中でもギ酸3−メルカプト−3−メチルブチル、ギ酸4−メルカプト−4−メチルペント−2−イルが好ましいものとして開示されている。
【0003】
また特公昭56−41630号公報は、メルカプトアルコール酢酸エステルは、果物調、グリーン調、焦臭、焼肉臭、トースト臭燻肉様及びミート様ならびに野菜様の香気及びフレーバーを出すことができるか又はかかる香調を強めることができるものとしてで開示されている。このものは香料組成物、あるいは洗剤、化粧品、ワックス、歯磨のような賦香製品に使用することができること、あるいは食品製造の際のフレーバー用化合物として有用であることを開示している。中でも酢酸3−メルカプト−3−メチルブチル、酢酸4−メルカプト−4−メチルペント−2−イルが好ましいものとして開示されている。
【0004】
本発明者らは、下記式(2)
【0005】
【化2】
Figure 0003913594
【0006】
(式中、Rは水素原子等を示し、RはOR10等を示し、R10はメチル基又はエチル基を示す。)
の化合物が、緑茶飲料用添加剤として有用なことを見出し、特願2001−210104として出願した。しかしながら、上記のメルカプトアルコールギ酸エステル、メルカプトアルコール酢酸エステル等の化合物は、果物様、ミート様、特にグレープ様香気特性を有する物質としては満足できるものではなかった。
本発明者らは、上記化合物等について種々の検討を重ねた結果、意外にも本発明の化合物が、独特の香調を有し、香料組成物の有効成分としても有用なことを見出した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、果物様、ミート様、特にグレープ様、シトラス様香気特性を満足する新規化合物、該化合物を有効成分として含有する香料組成物及び該化合物の製造方法の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、下記一般式(1)
【0009】
【化3】
Figure 0003913594
【0010】
(式中、Rは炭素原子数2から5の直鎖又は分岐アルキル基を示す)
で表わされるメルカプトアルコールカルボン酸エステル類を提供する。
【0011】
さらに本発明は上記メルカプトアルコールカルボン酸エステル類を有効成分として含有する香料組成物を提供する。
【0012】
本発明はさらに3−メチル−2−ブテナールを原料とし、これにに不活性溶媒中で硫化水素を付加した後、アルデヒド部分を還元してメルカプトアルコールを得、ついで炭素数2〜5の直鎖または分岐のアルキル基を有するカルボン酸、該カルボン酸の無水物または該カルボン酸のハライドにより上記メルカプトアルコールをエステル化することを特徴とする上記メルカプトアルコールカルボン酸エステル類の製造方法を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一般式(1)で示されるメルカプトアルコールカルボン酸エステル類は、新規な化合物であり、果物様、ミート様、特にグレープ様、シトラス様香気特性を有し、香味の持続性、嗜好性の増加についての効果が顕著であった。本発明により得られる化合物は、そのままで、あるいは他のフレーバー用化合物と一緒に果物、野菜、食肉、穀類のような食品の香気及びその他の食品の香気を改善し、あるいは強めたりするのに用いることができる。なお本発明において、食品とはチョコレート、コーヒー及び緑茶のような製品を含む意味で使用されている。
【0014】
本発明の化合物としては、例えばプロピオン酸3−メルカプト−3−メチルブチル、酪酸3−メルカプト−3−メチルブチル、イソ酪酸3−メルカプト−3−メチルブチル、イソ吉草酸3−メルカプト−3−メチルブチル、カプロン酸3−メルカプト−3−メチルブチル等が例示される。
【0015】
これらの化合物の香料組成物への添加濃度は特に制限されないが、香料組成物の全体量を基準として0.001ppm〜1000ppm、好ましくは0.01ppm〜100ppmの範囲で添加することにより、グレープ様、シトラス様の香調を付与することができ好適である。式(1)に示す化合物の香料組成物への添加濃度が上記の下限未満であるとグレープ様、シトラス様の香気を付与することができず、上限を超えるとイオウ様の香気が強調されて好ましくない。またこれらの化合物の適当量を配合した本発明の香料組成物を飲食品へ配合する際の配合量は、0.001〜1重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%の範囲内を例示することができる。
【0016】
式(1)に示す化合物は、例えば次のようにして製造することができる。
【0017】
まず式(5)
【0018】
【化4】
Figure 0003913594
【0019】
の3−メチル−2−ブテナ−ル(セネシオンアルデヒド)に硫化水素を付加し、ついでアルデヒド部分を還元すると式(4)
【0020】
【化5】
Figure 0003913594
【0021】
のメルカプトアルコールが生成する。
【0022】
式(5)の3−メチル−2−ブテナールへの硫化水素の付加は、例えば、常法に従って、テトラヒドロフラン(THF)やエーテルなどの硫化水素ガスを溶解しうる不活性溶媒中で、触媒量のアミン存在下に行うことができる。反応液中にヒドロキノンなどの重合防止剤を共存させると収率が向上するので好ましい。ヒドロキノンの使用量は、式(5)の3−メチル−2−ブテナールに対して0.1から5重量%が好ましい。硫化水素ガスは、反応前に溶媒に飽和させてから反応させてもよく、また反応系にバブリング導入しながら反応させてもよい。アミンとしては、付加反応速度を向上させるものであれば特に限定されないが、トリエチルアミンを好ましく例示できる。アミンの使用量は、式(5)の3−メチル−2−ブテナールに対して1〜10重量%が好ましい。反応温度としては−10〜50℃、好ましいものとして0〜30℃の範囲を例示できる。
【0023】
引き続くアルデヒド部分の還元は、3−メルカプトアルデヒド類が一般的に不安定なため、単離せずに行うのが好ましい。還元剤としては、アルデヒドが還元される還元剤であれば特に限定されないが、水素化ホウ素ナトリウムを好ましいものとして例示できる。常法に従い、水素化ホウ素ナトリウムを水あるいはエタノール、イソプロピルアルコールなどに懸濁させ、上記で得られた3−メルカプトアルデヒド体の反応液を加えることにより、還元反応が達成される。反応後、通常の後処理を行い、式(4)のメルカプトアルコールを得ることができる。
【0024】
これを炭素数2から5の直鎖または分岐のアルキル基を有するカルボン酸によりエステル化すると、例えばイソ酪酸でエステル化すると式(3)
【0025】
【化6】
Figure 0003913594
【0026】
の、式(1)に含まれるイソ酪酸3−メルカプト−3−メチルブチルが生成する。このエステル化は常法に従って、上記カルボン酸と式(4)のメルカプトアルコールを酸性触媒の存在下に適宜な溶媒中で、Dean-Starkの水分離装置などを用いて、還流条件下に系外に生成する水を除去しながら行うことができる。1当量のカルボン酸を用いた場合、好都合なことにS−アシル化体の生成はほとんど観察されなかった。溶媒としては、例えばシクロヘキサン、ベンゼン、トルエンなどを例示される。その使用量は式(4)のメルカプトアルコールに対して50〜1000重量%が例示される。酸性触媒としては、例えば、メタンスルホン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸などのスルホン酸類;硫酸、リン酸などの鉱酸などが例示される。その使用量は、式(4)のメルカプトアルコールに対し0.01〜10重量%の範囲内が適当である。
【0027】
また、もう一つのエステル化方法としては、式(4)のメルカプトアルコールに上記したカルボン酸の無水物またはハロゲン化物を用いることもできる。常法に従い、ピリジン、トリエチルアミンなどの塩基の存在下、式(4)のメルカプトアルコールに対してカルボン酸無水物またはカルボン酸ハライドを1当量させると、式(1)のメルカプトアルコールカルボン酸エステル類を効率よく得ることができる。
【0028】
上述したカルボン酸、カルボン酸無水物またはカルボン酸ハライドを用いた式(4)のメルカプトアルコールのO−アシル化は、チオールとアルコールの反応性の相違を考慮すると、一旦S−アシル化体が生成し、その後にO−アシル化体に転位している経路が考えられる。本発明者らはこの経路を裏付けるため、式(4)の化合物にチオ酢酸を付加させて得た3−アセチルチオ−3−メチルブテナールのアルデヒド部分を還元したところ、予想していた3−アセチルチオ−3−メチルブタノールではなく、アセチル基が転位した酢酸3−メルカプト−3−メチルブチルが得られた。従って、S−アシル化体はO−アシル化体へ転位しやすいという性質が確認され、本発明の式(4)の化合物のエステル化においても、S−アシル化体が中間体となっている可能性が予測された。
【0029】
【実施例】
容積300mlの四つ口フラスコに3−メチル−2−ブテナール42g(0.5mol)、テトラヒドロフラン(THF)100g、ヒドロキノン1g(0.009mol)、トリエチルアミン3g(0.03mol)、を仕込み氷水冷を行う。3℃〜5℃で硫化水素ガスをバブリングする。7時間たったところ、未反応率29%だった。ここでバブリングを止め、一夜放置したところ原料は消失した。容積500mlの四つ口フラスコにNaBH4を8g(0.21mol)、水40gを仕込み氷水冷下、〜30℃/1時間で上記反応液を滴下した。氷水冷下、〜30℃/2時間撹拌後、有機層を5%H2SO4aq.(250g×1)、10%NaClaq.(250g×1)で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。エバポレーターにて溶媒を回収し、粗製63.2gを得た。このものを減圧蒸留し3−メルカプト−3−メチルブタノール39.2g(純度92.4%、収率66.4%)を得た。
【0030】
得られた3−メルカプト−3−メチルブタノールを6.5g(55.7mol)、イソ酪酸5.5、トルエン50ml、p−トルエンスルホン酸0.1gを3時間アゼオ条件下に加熱還流した。冷却後、飽和重曹水に注ぎ、エーテル抽出した。有機層から溶媒回収後、残渣を減圧蒸留しイソ酪酸3−メルカプト−3−メチルブチル7.3g(GC純度7.8%、収率68.9%)を得た。GC−MSにより構造を確認した。マスフラグネンテーションイオン:190(M+)、102、75、71、69(bp)、43からS−アシル化体ではなく、O−アシル化体であることが確認された。
【0031】
実施例2〜5
実施例1において、イソ酪酸の代りにプロピオン酸(実施例2)、酪酸(実施例3)、イソ吉草酸(実施例4)およびカプロン酸(実施例5)を使用して同様な方法で、プロピオン酸−3−メルカプト−3−メチルブチル(実施例2)、酪酸3−メルカプト−3−メチルブチル(実施例3)、イソ吉草酸3−メルカプト−3−メチルブチル(実施例4)およびカプロン酸3−メルカプト−3−メチルブチル(実施例5)を得た。
【0032】
実施例1〜5で得られたメルカプトアルコールカルボン酸エステル類の物性および香気評価を表1に示した。
【0033】
【表1】
Figure 0003913594
【0034】
実施例6
グレープ様香料組成物として下記の各成分(重量)を混合した。
(香料組成物の処方)
アミルイソバレレート 8
シンナミルアルコール 5
シンナミルイソバレレート 3
シンナミルプロピオネート 3
シトラール 1
エチルアセテート 62
エチルベンゾエート 3
エチルブチレート 16
エチルカプロエート 3
エチルエナントエート 8
ヒドロキシシトロネラール 1
メチルアンスラレート 132
メチルサリシレート 12
ターピニルアセテート 10
エタノール 732
合計 999
上記香料組成物99.5に実施例1のイソ酪酸3−メルカプト−3−メチルブチル0.1%エタノール溶液0.5gを加えて、甘いグレープ感を有し、かつ持続性のある新規なグレープ用香料組成物を得た。
【0035】
専門パネラー10人により本発明品を加えた香料組成物と、加えていない香料組成物を比較評価したところ、専門パネラー10人全員がいずれも本発明品を加えた香料組成物がグレープ感が強く、持続性においても格段に優れていると評価した。
【0036】
またイソ酪酸3−メルカプト−3−メチルブチルに代えて実施例2〜5で得られた化合物を加えた場合も、多少のニュアンスは異なるが同様の結果であった。
【0037】
【発明の効果】
本発明によれば、果物様、ミート様、特にグレープ様、シトラス様香気特性を満足する化合物、該化合物を有効量含有する香料組成物、及び該化合物の製造方法が提供される。

Claims (5)

  1. 下記一般式(1)
    Figure 0003913594
    (式中、Rは炭素原子数2から5の直鎖又は分岐アルキル基を示す)
    で表わされるメルカプトアルコールカルボン酸エステル類。
  2. 請求項1記載のメルカプトアルコールカルボン酸エステル類を有効成分として含有する香料組成物。
  3. 3−メチル−2−ブテナールに不活性溶媒中で硫化水素を付加した後、アルデヒド部分を還元してメルカプトアルコールを得、ついで炭素数2〜5の直鎖または分岐のアルキル基を有するカルボン酸、該カルボン酸の無水物または該カルボン酸のハライドにより上記メルカプトアルコールをエステル化することを特徴とする請求項1記載のメルカプトアルコールカルボン酸エステル類の製造方法。
  4. 硫化水素付加を重合防止剤の存在下に行うことを特徴とする請求項3記載のメルカプトアルコールカルボン酸エステル類の製造方法。
  5. 硫化水素付加を触媒量のアミン存在下に行うことを特徴とする請求項3記載のメルカプトアルコールカルボン酸エステル類の製造方法。
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