JP3913195B2 - 洗面化粧台 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面化粧台に関し、特に、センターミラーの背面に収納棚等の収納部が備えられる洗面化粧台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗面化粧台として、洗面ミラーの幅方向端部に蝶番を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
かかる構成により洗面ミラーの幅方向端部の上記蝶番にて上記洗面ミラーを回動開きさせることにより、収納棚を前面側に開放させることが可能となっている。
【特許文献1】
特開2002−320521号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した洗面化粧台においては、上記洗面ミラーを回動開きさせる際の自由端が使用者の前方を通過することとなるため、使用者が立つ位置などとの関係から回動開きさせるミラーの大型化が困難であり、センターミラーの様な比較的大型のミラーに回動開きの構成を適用することは難しかった。
さらに、回動開きさせる際には蝶番によって片持ち支持する構造となるため、重量となる大型のセンターミラーには適用し難いという課題もあった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、大型のセンターミラーを適用しても無理なく開閉することができる洗面化粧台の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は略鉛直に立設されるミラーキャビネットと、上記ミラーキャビネットの前面側において幅方向に隣接させて配設される略矩形板状のセンターミラーと右サイドミラーおよび左サイドミラーと、上記ミラーキャビネットにおいて前面側が開放するとともに、上記センターミラーに前面側から覆い隠され閉状態となる収納部とを具備する洗面化粧台において、上記センターミラーは、上記センターミラーの背面に備えられるランナーと、上記ミラーキャビネットに備えられ上記ランナーが走査可能に係合するレールとを具備するスライド機構により幅方向にスライド可能に上記ミラーキャビネットに支持され、上記レールは、上記ランナーの走査方向が上記センターミラーの幅方向となるスライド部と、前方端部にて上記スライド部と接続しつつ、後方側に上記ランナーの走査方向が屈曲する屈曲部を配する略V字状部とを具備するとともに、上記略V字状部の上記屈曲部に上記ランナーが位置するとき、上記センターミラーが停止位置に停止し上記収納部を閉状態とする構成としてある。
【0005】
上記のように構成した請求項1の発明において、略鉛直に立設された上記ミラーキャビネットの前面側には、略矩形板状のセンターミラーと右サイドミラーおよび左サイドミラーが幅方向に隣接させて配設され、同ミラーキャビネットの同センターミラーの背面側には前面側が開放する収納棚等の収納部が形成される。すなわち、上記収納部は前面側が開放するものの、上記センターミラーの背面側に位置するため前面側が上記センターミラーにより覆われて閉状態となる。
【0006】
上記センターミラーは、上記スライド機構により幅方向にスライド可能に上記ミラーキャビネットに支持される。従って、上記センターミラーが幅方向にスライドすると、同センターミラーの背面にあった上記収納部が前方側に露出する。このとき、上記収納部は前方側が開放するため収納物の出し入れが可能となる。
【0008】
上記センターミラーは上記スライド機構により上記ミラーキャビネットと連結される。上記センターミラーの背面側にて上記ランナーを取り付け、同ランナーが走査可能に係合する上記レールを上記ミラーキャビネットに取り付けることにより、上記ミラーキャビネットに対して上記センターミラーがスライド可能となる。
【0010】
さらに、上記レールの上記スライド部にて上記ランナーが走査するとき、上記センターミラーは幅方向にスライドすることができる。上記ランナーが上記停止位置にて停止して、上記センターミラーが上記右サイドミラーと上記左サイドミラーに隣接するとき、上記収納部は上記センターミラーにより前面側から覆われて閉状態となる。同停止位置にて上記センターミラーを位置決め停止させるために、上記レールに略V字状部が設けられる。上記略V字状部は、前方端部にて上記スライド部と接続しつつ後方側に屈曲部を配するため、前方端部と屈曲部との間においては上記ランナー上記センターミラーの幅方向に対して勾配のある方向に進行する。従って、上記略V字状部を上記ランナーが走査するとき、上記センターミラーの幅方向とは異なる方向に上記センターミラーが進行するため、使用者は上記ランナーが上記停止位置に近いことを認知しやすい。
【0011】
また、上記停止位置から上記ランナーを上記スライド部に走査させるにあたり、上記ランナーは上記略V字状部分の前方端部に向かって斜め前方に進行する。このとき、上記ランナーは斜め前方に進行して上記センターミラーも斜め前方に進行することとなる。従って、上記センターミラーは、前方に進行して隣接する上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーと前後にずれつつ幅方向に進行するため隣接する上記右サイドミラーおよび上記左サイドミラーに干渉し難い。
【0012】
すなわち、上記停止位置において上記センターミラーと上記右サイドミラーと上記左サイドミラーとの幅方向の間隔が狭くても、上記ランナーが上記停止部を走査する間は上記センターミラーが上記右サイドミラーと上記左サイドミラーに干渉することを防止できる。従って、上記収納部の閉状態において、各ミラー同士の間に生じる幅方向の隙間を小さくすることができて見栄えをよくすることができる。
【0013】
また、請求項2にかかる発明は、上記屈曲部の内側には、ローラーベアリングが設けられている構成としてある。
【0014】
上記のように構成した請求項2の発明は、上記屈曲部の内側にローラーベアリングが設けることにより、閉状態からランナーが略V字状部の右辺部または左辺部に移行するにあたり、スムーズにいずれかの方向に分岐させることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1によれば、大型のセンターミラーであっても開放させる際に、同センターミラーの軌道が前方にならず、使用者の邪魔とならない洗面化粧台を提供することができ、収納部が閉状態となる位置にセンターミラーを簡単に停止させることができる。
請求項2にかかる発明によれば、ランナーの進行方向をスムーズに分岐させることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
(1)センターミラーの動作:
(2)センターミラーの取り付け構造:
(3)まとめ:
【0021】
(1)センターミラーの動作:
図1は、本発明にかかる洗面化粧台を斜めから見て示している。同図において、洗面化粧台10は大きくベースキャビネット11とミラーキャビネット30とにより構成されている。ベースキャビネット11は底面にて接地し、上面のカウンターには、左右一対の洗面ボウル12a,12bが設けられている。ベースキャビネット11の前面側には、引き出し11a,11b,11c,11d,11eが備えられ、それぞれに備えられた取っ手を掴んで手前に引くことにより前方にスライドし収納物の出し入れが可能となっている。ベースキャビネット11の上面のカウンターであって洗面ボウル12a,12bの奥方には、水栓13a,13bが備えられ、水や湯を供給している。
【0022】
さらに、水栓13a,13bの奥にはミラーキャビネット30が鉛直に立設されている。ミラーキャビネット30の前面には、左から順に左サイドミラー60とセンターミラー70と右サイドミラー80とが鉛直に正立させて保持されている。左サイドミラー60とセンターミラー70と右サイドミラー80は矩形板状に形成されており、それぞれ上端面と下端面が水平に配向しつつ、左右の端面は鉛直に配向している。左サイドミラー60、センターミラー70および右サイドミラー80は、幅方向に隣接して保持されており、前面側の奥行き方向の位置は全て一致させられているため、全体として一面の鏡面を形成している。ミラーキャビネット30の左サイドミラー60とセンターミラー70と右サイドミラー80より下の部分は厚みが薄く形成された中間棚90が備えられており、同中間棚90は、前方に備えられる四枚の引き戸90a,90b,90c,90dにより開閉させられる。左サイドミラー60、センターミラー70、右サイドミラー80の上端面はミラーキャビネット30の天板とほぼ同じ高さとされ、下端面は中間棚90の上端とほぼ同じ高さとなっている。ミラーキャビネット30の上方には照明ユニット14および上方棚15がそれぞれ備えられている。
【0023】
図2は、左サイドミラー60、センターミラー70、右サイドミラー80を取り外した状態のミラーキャビネット30を斜めから見て示している。同図において、ミラーキャビネット30は所定の厚みを有しており、左サイドミラー60、センターミラー70、右サイドミラー80それぞれの背面側には、収納部としての左収納棚65、センター収納棚75、右収納棚85が形成されている。左収納棚65、センター収納棚75、右収納棚85は、ミラーキャビネット30の天板30aを共通の天板としており、ミラーキャビネット30の水平面30bを共通の底板としている。また、天板30aと水平面30bは、幅方向、奥行き方向が同じ長さに形成され、左収納棚65、センター収納棚75、右収納棚85の前方側の端面は全て鉛直方向に配向されている。
【0024】
左収納棚65の右端部には上下一対の蝶番65a,65bの固定片が軸を鉛直方向にして取り付けられている。そして、蝶番65a,65bの回転片を左サイドミラー60の右端部に接合することにより、左サイドミラー60を内側に回動させて開閉させることが可能となっている。同様に、右サイドミラー80も上下一対の蝶番85a,85bにより、内側に回動可能にミラーキャビネット30に連結されている。従って、左サイドミラー60、右サイドミラー80をともに内側に開放させれば、左サイドミラー60、センターミラー70、右サイドミラー80が内側に対向するため、三面鏡としての使用が可能となっている。センターミラー70の幅は、左サイドミラー60および右サイドミラー80の幅の略二倍に形成されており。同様に、センター収納棚75の幅は、左収納棚65および右収納棚85の幅の略二倍に形成されている。
【0025】
図3は、センターミラー70を右方向にスライドさせた状態を斜めから見て示している。同図において、センターミラー70は、右方向にスライドして同センターミラー70の右側端面を、右サイドミラー80の右側端面と概略一致させている。このとき、センターミラー70の左側端面は、センター収納棚75の幅方向略中央に位置している。従って、センター収納棚75の幅方向左側が前方に開放した開状態となっている。また、センターミラー70は、センターミラー70および右サイドミラーの厚みより大きく前方に引き出されつつ右方向にスライドするため、センターミラー70は右サイドミラーより前面側に位置し、互いに干渉していない。
【0026】
図4は、センターミラー70を左方向にスライドさせた状態を斜めから見て示している。同図において、センターミラー70は、左方向にスライドして同センターミラー70の左側端面を、左サイドミラー60の左側端面と概略一致させている。従って、同様にセンター収納棚75の幅方向右側が前方に開放した開状態となっている。また、センターミラー70は、センターミラー70および左サイドミラーの厚みより大きく前方に引き出されつつ左方向にスライドするため、センターミラー70は左サイドミラーより前面側に位置し、互いに干渉していない。
【0027】
かかる構成により、センター収納棚75の全体にわたって収納物の出し入れが可能となる。すなわち、センターミラー70を右方向にスライドさせたときセンター収納棚75の左側半分を開放することができるとともに、センターミラー70を左方向にスライドさせたときセンター収納棚75の右側半分を開放することができるため、センター収納棚75の全体にわたって開放することが可能となる。
【0028】
(2)センターミラーの取り付け構造:
図2において、ミラーキャビネット30の天板30a上には上レール40が配設されており、左収納棚65、センター収納棚75、右収納棚85の底面に相当するミラーキャビネット30の水平面30bの下方には下レール41が配設されている。上レール40は、一直線状に形成されたスライド部40aが設けられ、センターミラー70の幅方向に配向している。また、スライド部40aの前方の側面は、天板30aの前方端面よりわずかに後方に位置している。上レール40は、底面および二側面により構成され、底面を天板30aに接合させることにより上方に開口する樋状となっている。上レール40の左右両端部においては、左右外側にもそれぞれ開口することとなるが、同端部の外側から略箱状のストッパー40g,40hをそれぞれ隣接させて取り付けることにより、左右外側への開口を塞いでいる。
【0029】
天板30a上の幅方向におけるセンター収納棚75の両端より所定量内側には、互いに同一の略V字状をした停止部40b,40cが配設されている。停止部40b,40cは、同停止部40b,40cの前方の端部にてスライド部40aとそれぞれ接続している。図5は、停止部40bを上方から見て示している。同図において、略V字状部40b1の屈曲角は60度に形成されており、この屈曲部の内側には、ローラーベアリング40b3が設けられている。同ローラーベアリング40b3は、鉛直軸により水平方向に回転可能となっている。
【0030】
また、同図において上レール40の断面を示している。同断面図において、上レール40は、底面および二側面により構成され、略コの字状の断面となる樋状となっている。また、上レール40は、底面を天板30aに接合させることにより、上方に開口している。上レール40の底面から所定の高さにて側面を内側に向けて延出させることにより一対の凸部40d1,40d2が形成されており、この凸部40d1,40d2が対向する部分のみ、他の部分より樋幅が細い細幅部40d3が形成されている。また、ローラーベアリング40b3にも、凸部40d1,40d2に相当する広径部が形成されている。また、凸部40d1,40d2の内側方向先端は、下方向に幅広に形成されている。停止部40bには樋部の底面を外側に延設して取り付け面40b4が平面状に形成されており、同取り付け面40b4がボルト42a,42bによりミラーキャビネット30に固定されている。一方、スライド部40aは樋部の底面にてネジ43a,43bによりネジ止め固定されている。
【0031】
一方、図2において下レール41は、スライド部41aと停止部41b,41cとで構成されており、同下レール41は上レール40と同一形状となっている。また、スライド部41a、停止部41b,41c、ストッパー41g,41hの水平面30bの下面における取り付け位置も、上レール40のスライド部40aと停止部40b,40cに対応したそれぞれの鉛直下方となっている。ただし、配設方向が上下逆となっているため、下側に開口する樋状となっている。天板30aと水平面30bはともに水平にとされているため、下レール41のスライド部41aと上レール40のスライド部40aは互いに平行となっている。
【0032】
図6は、センターミラー70を背面から見て示している。同図においてセンターミラー70の背面側には所定の厚みを有する矩形板状のセンター支持板71が備えられており、同センター支持板71は前方側にてセンターミラー70を保持しつつ、背面側にて二個の上ランナー50a,50bおよび二個の下ランナー55a,55bと接合している。上ランナー50a,50bはセンター支持板71の上端面の左右両端から所定量内側の位置に配設され、上方部分が同上端面から上方に突出している。一方、下ランナー55a,55bは、センター支持板71の下端面の左右両端から所定量内側の位置に配設され、下方部分が同上端面から下方に突出している。
【0033】
ここで、停止部40b,40c,41b,41cの配設位置は、上ランナー50a,50bおよび下ランナー55a,55bの配設位置に対応している。すなわち、本発明にいうセンター収納棚75の閉状態において、停止部40b,40c,41b,41cのそれぞれの直線部の最後方位置に、後に詳述する上ランナー50a,50b,55a,55bの走行軸が係合する位置となっている。なお、センター収納棚75の閉状態においては、センターミラー70が右サイドミラー80および左サイドミラー60と幅方向に隣接し、前面側の奥行き位置が一致する。
【0034】
図7は、上ランナー50を側方から見て示している。なお、上ランナー50a,50bとして左右同じものを使用している。同図において、上ランナー50aは側面視略コの字状に形成されており、開口を鉛直下方に配向させている。すなわち、上ランナー50aは、走行軸51と取り付け部52とが所定の間隔をもって互いに平行に対向しており、アーム部53がこれらと直交しつつ接合している。取り付け部52は平面板状となっており、センター支持板71に面接しつつネジ止め穴52a1〜52a3によりネジ止め固定される。従って、アーム部53は、センター支持板71に対して垂直となり、走行軸51はセンター支持板71に対して略平行となる。略円柱状の走行軸51の軸方向の一端には上レール40と係合するための係合部51aが設けられており、係合部51aとは反対側の一端がアーム部53に設けられた貫通穴53a1を外側に向けて貫通しつつ、外側からナット54により固定されている。
【0035】
また、走行軸51は軸方向が鉛直となっており、係合部51aが下向きに配向されている。係合部51aにおける軸方向先端部は、軸方向に所定の高さを有する円柱状の先端部51a1が形成されている。さらに、同先端部51a1の軸方向内側に隣接して環状ベアリング51a2が設けられており、同環状ベアリング51a2は内径を係合部51aの軸部によって遊挿されることで、走行軸51に垂直かつ水平方向に回転可能となるように保持されている。
【0036】
図8は、下ランナー55を側方から見て示している。なお、下ランナー55a,55bとして左右同じものを使用している。同図において、下ランナー55は上ランナー50a,50bを上下反転させた側面視略コの字状に形成されており、開口を鉛直上方に配向させている。下ランナー55の走行軸56の係合部56aは上方に配向している。また、走行軸56は、下方からナット59を締め付けることによりアーム部58と接合固定されている。
【0037】
図9は、センター収納棚75が閉状態となるときのミラーキャビネット30の断面を左側から見て示している。同図において、上ランナー50aの係合部51aは上レール40の停止部40bの最後方位置となる屈曲部にて上レール40に係合している。そして、スライド部40aの奥方にはストッパー40gが見えている。アーム部53の奥行き方向の長さは停止部40bの奥行き方向の長さとほぼ同等に形成されているため、このとき取り付け部52はミラーキャビネット30の前面に近接する。上ランナー50aは、上部がセンターミラー70の上端面から上方に突設されるため、アーム部53は、センターミラー70の上端面より高い位置となっている。
【0038】
一方、下ランナー55aは、下レール41の停止部41bの最後方位置となる屈曲部にて下レール41に係合している。下ランナー55aは、下部がセンターミラー30の下端面から下方に突設されるため、アーム部58は、センターミラー70の下端面より低い位置となっている。なお、本図の状態において、センター支持板71の前面と右支持板81の前面および左支持板の前面の位置が奥行き方向に一致している。また、図示されないが同様に上ランナー50bは停止部40cに係合し、下ランナー55bも停止部41cに係合している。
【0039】
図10は、センター収納棚75が開放されるときのミラーキャビネット30の断面を左側から見て示している。同図においては、上ランナー50aは、上レール40のスライド部40aを走査しており、下ランナー55aは、下レール41のスライド部41aを走査している。同様に図示されない上ランナー50bは、上レール40のスライド部40aを走査しており、下ランナー55bは、下レール41のスライド部41aを走査している。このとき、図9において示した閉状態より、上ランナー50a,50b、下ランナー55a,55b、センター支持板71およびセンターミラー70は前方に位置している。すなわち、停止部40b,40c,41b,41cの奥行き方向の長さ分だけ前方に移動している。
【0040】
本状態における上レール40の断面を見ると、先端を鉛直下方に配向させた係合部51aは、上方に開口する上レール40の凸部40d1,40d2の上面に環状ベアリング51a2を当接させるまで進入している。先端部51a1は細幅部40d3より奥部に進入するものの、先端部51a1の先端は底面まで到達せず隙間が形成されている。そして、この隙間において、上レール40をミラーキャビネット30の天板30aに固定するためのネジ43aの頭部が先端部51a1と干渉することなく上方に突出している。
【0041】
すなわち、上レール40の凸部40d1,40d2は、係合部51aの先端部51a1の高さより底面から高い位置に形成されている。一方、細幅部40d3の幅は、先端部51a1の径より大きく、環状ベアリング51a2の外径より小さいとともに、細幅部40d3以外の樋幅は環状ベアリング51a2の外径より大きく形成されている。同様に他のランナー50b,55a,55bも他の停止部40b,41bにそれぞれの係合部を係合させている。ただし、下レール41は樋部を下方に開口させているため、下ランナー55aの係合部56aは下方から上方に向かって係合している。同様に図示されない下ランナー55bの係合部も下方から上方に向かって係合している。
【0042】
かかる構成により、センター支持板71およびセンターミラー70をミラーキャビネット30に上吊り状態で支持することが可能となる。センター支持板71には、センター支持板71およびセンターミラー70の自重により下方に荷重がかかることとなるが、凸部40d1,40d2が当接して環状ベアリング51a2を上向きに支持するため、この荷重に対抗することができる。さらに、環状ベアリング51a2は回転可能であるため摩擦抵抗が軽減されて走行軸51はスムーズに上レール40内を移動することができる。また、先端部51a1が接触して摩擦抵抗を発生させることもない。
【0043】
一方、下ランナー55aは、下レール41に対して係合部56aを下方から進入させて係合している。この下ランナー55aと下レール41の係合部位においては、センター支持板71およびセンターミラー70の自重による荷重に対抗することはないが、走行軸56の軌道を下レール41の樋内部に規制することができるため、センターミラー70の姿勢が安定する。すなわち、センターミラー70を鉛直に正立させたままスライド移動させることができる。センター支持板71がミラーキャビネット30を上下から挟み込む態様となるため、センター支持板71が前方に離脱してしまうこともない。むろん、下ランナー55aと下レール41との摩擦抵抗も環状ベアリング56a2の作用により軽減されている。
【0044】
また、下ランナー55の走行軸は下側から螺合するナット59により着脱可能にアーム部58と接合する。従って、センター支持板71のミラーキャビネット30に対する着脱が容易となる。すなわち、下ランナー55の走行軸をアーム部から取り外しておいて、上ランナー50a,50bを上レール40に係合させ上吊り状態にしてから、下ランナー55の走行軸をアーム部56取り付ければよい。このとき、ナット59は、下ランナー55の外側、すなわち下方側にあるため、工具等が到達できて締め付け作業が容易である。一方、センター支持板71を取り外す際には、以上の作業と逆の作業をすればよい。
【0045】
上レール40および下レール41をミラーキャビネット30に接合するにあたっては、レール内部にてネジ43等により直接ネジ止め固定をすることができる。すなわち、上述したようなレールと係合部の形状とすることで、レール内部にてネジ止め固定を行っても、ネジの頭部が係合部の走行の妨げとならない。レール40,41内部にてネジ止め固定することが可能であれば、レール40,41の底面に貫通穴を形成すればよく、レール40,41を側方に延設等して取り付け部等を設ける必要がない。また、荷重が及ぼされる凸部40d1,40d2に直近の位置にて固定できるため、レールが撓んで走行軌道が不安定となる可能性も低い。
【0046】
ここで、図9の閉状態から図10の開状態となるまでの課程を図11において上面図により模式的に示す。なお、同図においてはセンター支持板71を右前方に引っ張る外力を与えているものとし、走行軸51およびセンター支持板71の端部の軌道を矢印を用いて示している。同図において実線で示す図9の状態においては、センター支持板71の背面はミラーキャビネット30に近接するとともに、センターミラー70の前面は右サイドミラー80と奥行き方向の位置を一致させている。また、センター支持板71の右側端部は前方に向かって幅広となる60度のテーパーが設けられており、所定の隙間をもって右サイドミラー80の右支持板81と幅方向に隣接している。
【0047】
この状態から、走行軸51はローラーベアリング40b3に当接しつつ、同ローラーベアリング40b3が時計回りに回転することにより略V字状部40b1の右辺部に進入する。すると、走行軸51およびセンター支持板71の端部は斜め60度前方に進行する。さらに、略V字状部40b1の右辺部の前方端部まで進行すると、同前方端部にて接続されたスライド部40aを進行し、走行軸51およびセンター支持板71の軌道はセンターミラー70の幅方向となる。センター支持板71も走行軸51の移動に伴って、斜め60度前方に進行した後に幅方向に進行することとなる。
【0048】
以上の動作において、センター支持板71が、センター支持板71および右支持板81の厚みより前方に移動したため、初期においては奥行き方向の位置が同じであったセンター支持板71と右支持板81とが、前後にずれた位置関係となる。このように、センター支持板71と右支持板81とが前後にずれると、センター支持板71が幅方向にスライドしても右支持板81に干渉することがない。従って、センター支持板71は幅方向にスライドすることが可能となる。すなわち、略V字状部40b1の奥行き方向の長さをセンター支持板71、右支持板81および左支持板より大きく形成することで、センター支持板71は右支持板81および左支持板と干渉することなく幅方向にスライドすることが可能となる。
【0049】
一方、走行軸51が右支持板81の背後までスライド部40aを走行すると上ランナー50aが右支持板81と重なる位置関係となるが、図10に示すように、上ランナー50aのアーム部53は、右支持板81の十分上方を通過するため、これらが干渉することはない。なお、同図の状態において、図9の閉状態からセンター支持板71が右方向に移動するため、センター収納棚75の左側が前面側に開放する。
【0050】
さらに、走行軸51を右方向に移動させていくと、ついには走行軸51がストッパー40gの側面に干渉し停止する。このとき、センター支持板71の右端部は、右サイドミラー80の右端部と概略一致する。すなわち、この位置からセンター支持板71が右方向にスライドすることが防止されるため、センター支持板71およびセンターミラー70が右サイドミラー80およびミラーキャビネット30より外側に突出することはない。従って、本発明にかかる洗面化粧台を設置する際には、この突出量を考慮して左右にスペースを確保しておく必要はない。
【0051】
走行軸51が略V字状部40b1を走行する際、センター支持板71の右端部は、右支持板81と所定の隙間をもって隣接する閉状態から、略V字状部40b1の右辺部を斜め60度前方に進行する。このとき、センター支持板71の右端部は前方に進行しつつも幅方向右側にも進行するため右支持板81の端部に幅方向に接近することとなるが、センター支持板71の端部のテーパー角が60度であるため、センター支持板71の端面と右支持板81の端部との間隔が狭められることはない。従って、以上の動作において、センター支持板71の端面と右支持板81の端部を干渉させることなくセンター支持板71を移動させることができる。また、閉状態から走行軸51が略V字状部40b1の右辺部または左辺部に移行するにあたっては、ローラーベアリング40b3が回動するためスムーズにいずれかの方向に分岐させることができる。
【0052】
一方、走行軸51をスライド部40aから略V字状部40b1を通過して直線部40b2に移行させるにあたり、すなわちセンター収納棚75の左側が前面側に開放する開状態からセンター収納棚75を閉状態とするにあたり、センター支持板71を左方向にスライドさせていけば、環状ベアリング51a2の作用により自然に進行方向が斜め後方に変更される。また、同時に進行方向に変化があったことを認識できるため、使用者は停止位置が近いことを認識することができる。従って、スライド速度を緩めつつ、最終的に後方に向かってセンター支持板71を押し込むことができる。
【0053】
以上、センター支持板71を右側に移動させる動作を例示して説明したが、左側に移動させるときの動作については、上述の動作と左右対称の動作となる。また、上レール40の停止部40bと上ランナー50aの動作を例示して説明したが、他の上ランナー50bと停止部40cの動作、および下ランナー55a,55bと停止部41b,41cの動作も全く同様である。
【0054】
(3)まとめ:
以上説明したように、本発明にかかる洗面化粧台においては、略V字状の停止部を設けて、同停止部の奥行き分だけセンターミラーを前方に移動させておくことにより、スライド部においてセンターミラーとサイドミラーとが干渉することなく、センターミラーが幅方向に移動することが可能となる。一方、ランナーの形状を側面視略コの字状に形成し、センターミラーの上下端面から上下に所定量突出させて配設することにより、ランナーとサイドミラーとが干渉することなくスライドさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる洗面化粧台の斜視図
【図2】本発明にかかるミラーキャビネットの斜視図
【図3】本発明にかかる洗面化粧台の斜視図
【図4】本発明にかかる洗面化粧台の斜視図
【図5】本発明にかかる上レールの上面図
【図6】本発明にかかるセンターミラーの背面図
【図7】本発明にかかる上ランナーの側面図
【図8】本発明にかかる下ランナーの側面図
【図9】本発明にかかる洗面化粧台を左側方から見た断面図
【図10】本発明にかかる洗面化粧台を左側方から見た断面図
【図11】本発明にかかるランナーおよびセンターミラーの動作を示す模式図
【符号の説明】
10…洗面化粧台
11…ベースキャビネット
30…ミラーキャビネット
40…上レール
41…下レール
43…ネジ
50…上ランナー
52…取り付け部
53…アーム部
54,59…ナット
55…下ランナー
56…走行軸
60…左サイドミラー
65…左収納棚
70…センターミラー
71…センター支持板
75…センター収納棚
80…右サイドミラー
81…右支持板
85…右収納棚
90…中間棚

Claims (2)

  1. 略鉛直に立設されるミラーキャビネットと、上記ミラーキャビネットの前面側において幅方向に隣接させて配設される略矩形板状のセンターミラーと右サイドミラーおよび左サイドミラーと、上記ミラーキャビネットにおいて前面側が開放するとともに、上記センターミラーに前面側から覆い隠され閉状態となる収納部とを具備する洗面化粧台において、
    上記センターミラーは、
    上記センターミラーの背面に備えられるランナーと、上記ミラーキャビネットに備えられ上記ランナーが走査可能に係合するレールとを具備するスライド機構により幅方向にスライド可能に上記ミラーキャビネットに支持され、
    上記レールは、
    上記ランナーの走査方向が上記センターミラーの幅方向となるスライド部と、
    前方端部にて上記スライド部と接続しつつ、後方側に上記ランナーの走査方向が屈曲する屈曲部を配する略V字状部とを具備するとともに、
    上記略V字状部の上記屈曲部に上記ランナーが位置するとき、上記センターミラーが停止位置に停止し上記収納部を閉状態とすることを特徴とする洗面化粧台。
  2. 上記屈曲部の内側には、ローラーベアリングが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の洗面化粧台。
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