JP3912973B2 - ロボットのプログラム制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ロボットおよび周辺装置の動作がロボット言語によってプログラムされるロボットのプログラム制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のロボット制御装置において、ロボットに何らかの作業を実行させる場合に、その作業をどのように行うかを具体的に指令するために、使用者は、ロボット言語によって動作の命令を記述する。たとえば、ロボットをある教示点から次の教示点へ移動させるとき、移動命令を入力するが、ロボットの作業内容に応じて、いくつかの条件もあわせて入力する必要がある。ここで、望ましい作業性能を得るために、最適とする条件をトライアンドエラー方式で求めて入力する必要があるが、ロボットの作業が多数の移動命令で構成される場合、使用者がすべての移動命令に対して修正を行うのは多大な労力を要する。
【0003】
そこで、この問題を解決する方法の一つとして、ロボットの動作条件を変更したい区間の始点と終点をそれぞれ指定し、前記区間に対して一貫して動作条件を与えることで、区間内にある各命令について動作条件を修正することなく、プログラムの作業性能を管理することを容易にする命令が、ロボット言語のセットに含まれている。なお、前記命令が使われるケースとしては、ロボットの動作経路上の溶接区間に対して溶接条件(電流、電圧、溶接速度など)を与える場合があげられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、ロボットのプログラムに対して、ある区間について条件を与える命令を加えるとき、前記区間において、前記条件に作用する別の命令が存在する場合に、条件が競合するといった矛盾が発生する。
【0005】
従来は、競合の問題を解決するために、使用者が、条件の競合する箇所を手作業で修正したり、あるいは、あらかじめ決めた命令の優先度にしたがって優先度の高い命令で指定する条件をつかってプログラム実行するといった方法がとられていたが、使用者にとって、プログラムを修正する負担が増したり、あるいは、どの動作条件をつかってプログラムが実行されるかがわかりにくくなり、結果、プログラムの読みやすさを損なうといった課題があった。
【0006】
したがって、この発明の目的は、命令どうしが与える条件が競合することを回避し、プログラムを読みやすくするとともに、使用者がプログラムを作成する作業を容易にするための、ロボットのプログラム制御方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項記載のロボットのプログラム制御方法は、ロボットの制御プログラムを表示するステップと、ロボットが動作するときの区間指定の区間開始命令や区間終了命令の有無を判別するステップと、入力装置により前記区間の開始を指示する区間開始命令を追加した際にこれと対となる区間終了命令があるとき、または、前記入力装置により前記区間の終了を指示する区間終了命令を追加した際にこれと対となる区間開始命令があるときに区間内に前記区間開始命令に含まれる動作速度条件とは別の動作速度条件が存在する場合に前記別の動作速度条件が存在することを示す表示を前記別の動作速度条件の位置に行い前記別の動作速度条件を無効にするステップとを含み、前記区間の開始を指示する区間開始命令と対となる区間終了命令が無いときに区間開始命令以降の表示状況を変更し、前記区間の終了を指示する区間終了命令と対となる区間開始命令が無いときには表示状況を変更しない。
【0012】
このように、区間の開始を指示する区間開始命令を選択した際にこれと対となる区間終了命令があるとき、または、区間の終了を指示する区間終了命令を選択した際にこれと対となる区間開始命令があるときに区間内の競合する条件に指定表記を表示するステップとを含み、区間の開始を指示する区間開始命令と対となる区間終了命令が無いときに区間開始命令以降の表示状況を変更するので、ロボットの動作条件を変更したい区間を指定する命令を加えるとき、例えば前記区間にある命令文の表示を変更したり、プログラム上で競合する条件すべてについて指定表記を表示することで、条件の競合を自動的に回避するとともに、プログラムを読みやすくするという作用を有する。
【0028】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。図1はこの発明の第1の実施の形態における装置のブロック図であり、ロボット101と、前記ロボット101を制御するロボット制御装置102と、前記ロボット制御装置102と通信を行う教示装置110とを備えた構成とする。
【0029】
教示装置110は、ロボット制御装置102と通信を行う通信装置111と、前記通信装置111と伝号を入出力する中央処理装置112と、前記中央処理装置112と接続された記憶装置113と、前記中央処理装置112に信号を入力する入力装置114と、前記中央処理装置112から出力される信号に基づいて表示を行う表示装置115を備えている。なお、中央処理装置112は、記憶装置113にあらかじめ設定されているプログラムを読み出して動作することにより、通信装置111を介して、ロボットを動作させるための動作指令や使用者が作成したプログラムをロボット制御装置102へ送ったり、逆にロボット制御装置102からプログラムを読み出すことができる。また、プログラムを実行するときのロボットの動作状況を示すデータは、ロボット制御装置102と接続する記憶部103に格納できる。
【0030】
ロボット制御装置102が対応するロボット言語のセットには、作業内容に沿った動作を指令する動作命令や、与えた条件に従って動作することを指令する設定命令を設ける。前記設定命令には、動作条件を宜言する「宣言型の設定命令」(例えば、「SPEED」)と、条件を変更したい区間を指定する「区間指定型の設定命令」(例えば、「STARTARC」と「ENDARC」)とを設ける。なお、溶接区間の指定を開始する命令「STARTARC」は、溶接の品質に関わる溶接条件の、電流、電圧、および溶接速度の3つの条件を与える機能を有する。さらに、動作命令と設定命令の両方の機能をもつ複合移動命令(例えば、移動先の教示点と動作速度を指定する「MOVE」)も、前記ロボット言語のセットに含める。
【0031】
図2はこの発明の第1の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図、図3はこの発明の第1の実施の形態におけるロボット先端の動作経路の一例を示す概要図である。たとえば、図3のような溶接作業をロボットに行わせるためには、図2に示すプログラム例のように、連続する複合移動命令「MOVE」をつかってロボットの動作経路を構成し、さらに前記動作系路上の溶接区間の始点と終点のそれぞれに設定命令「STARTARC」および「ENDARC」を入力した場合、黒枠で囲んだ動作速度の条件が競合している。そこで、プログラム上で動作速度の条件が競合するのを回避する方法について以下で説明する。
【0032】
図4は、使用者が入力装置114を操作して、命令を登録しようとするときに表示される命令入力画面の一例を示す概要図である。
【0033】
命令入力画面400は、動作速度を入力するための設定項目410と、移動先の教示点名を入力するための設定項目420と、該項目に入力した内容をもとに命令を登録することを決定するためのOKボタン450と、命令の登録自体を中止するキャンセルボタン460を設ける。使用者が入力装置104を操作して、各設定項目を選択し値を入力する。なお、前記OKボタン450を選択するとき、設定項目410および420に値が入力されていないか、もしくは設定項目ごとにあらかじめ決められたルールと一致しない値が入力されている場合はエラーとし、命令を登録できないようにする。
【0034】
図5はこの発明の第1の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャート、図6はこの発明の第1の実施の形態における命令の入力画面の一例を示す概要図である。図5に示すフローチャートは、図1に示すロボットの構成において、命令を登録するときに、図6に示すように条件が競合することを入力画面に表示するための、中央処理装置112がおこなう処理の流れを示したものである。
【0035】
使用者が入力装置114を操作して命令を登録するとき、ステップ500から処理を開始し、ステップ501に移り、プログラム全体をとおして、区間指定の状況を調べる。つぎにステップ510で、命令を登録しようとする場所が、該区間内にあるかどうかを判別する。具体的には、命令を登録しようとする場所が、対となる命令で挟まれているか、もしくは、現在の場所より以前に区間指定の開始命令があって対となる区間指定の終了命令が存在しない場合に、該区間内にあると判別する。ステップ510で現在の場所が区間外にあると判断されるときステップ530に移り、命令の入力画面400を表示する。また、ステップ510において、現在の場所が区間の中にあると判別されるときステップ520に移り、登録しようとする命令に含まれる条件が、記憶されたプログラム中に記述され、区間内で保持する条件と競合するかどうかを判別する。条件が競合しないと判断されるときステップ530に移り、命令の入力画面400を表示する。
【0036】
また、ステップ520において、条件が競合すると判断されるときステップ540に移り、図6に示すような命令の入力画面600を表示する。入力画面600では、条件が競合することをわかりやすくするために該条件の設定項目に対して指定表記「*」を表示し、該設定項目の背景を斜線で表示する。
【0037】
ステップ550において、入力画面400または600の各設定項目に値を入力し、OKボタン450を選択するとき、ステップ560でOKボタン450が押されたと判断された結果、ステップ561に移り、入力した各値をもとに命令を登録して、ステップ570に移り処理を終了する。なお、前記入力画面400または600においてキャンセルボタン460を選択するとき、ステップ560でキャンセルボタン460が押されたと判断された結果、命令の登録を行わずに、ステップ570に移り処理を終了する。
【0038】
以上のようにこの実施の形態によれば、図4に示すように、ロボットの動作条件を変更した区間において、あらたに命令を入力するとき、命令どうしで条件が競合する場合に、命令の入力画面に設けた条件の設定項目の表示を変更することで、入力しようとする条件が競合することを容易に確認できる。
【0039】
この発明の第2の実施の形態を説明する。第1の実施の形態において、ロボットの動作条件を変更した区間において、あらたに命令を入力するとき、命令どおしで条件が競合する場合に、条件が競合することを自動的に回避するために、実施の形態1に記載の処理の流れにおいて、ステップ540で、命令の入力画面600を表示する際に、条件が競合することをわかりやすくするために該条件の設定項目に対して指定表記「*」を表示し、該設定項目の背景を斜線で表示するとともに、該設定項目への入力を制限する。
【0040】
以上のようにこの実施の形態によれば、図4に示すように、ロボットの動作条件を変更した区間において、あらたに命令を入力するとき、命令どうしで条件が競合する場合に、命令の入力画面に設けた条件の設定項目の表示を変更し、前記設定項目への入力を制限することで、入力しようとする条件が競合することを自動的に回避できる。
【0041】
この発明の第3の実施の形態を図7および図8に基づいて説明する。図7はこの発明の第3の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャート、図8はこの発明の第3の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。図7に示すフローチャートは、図8に示すように条件が競合することをプログラム上で表示するための、中央処理装置112がおこなう処理の流れを示したものである。
【0042】
第1の実施の形態において、使用者が入力装置114を操作して、たとえば、溶接区間を指定する「STARTARC」、「ENDARC」のいずれかの設定命令を登録したとき、ステップ700から処理を開始し、ステップ701に移り、プログラム全体をとおして、区間指定の状況を調べる。
【0043】
つぎにステップ710において、使用者が「STARTARC」命令を選択したと判断されるとき、ステップ720に移り、対となる「ENDARC」命令が存在するかどうかを判別する。「ENDARC」命令が存在しないと判断されるとき、ステップ721に移り、図8(a)に示すように、「STARTARC」命令以降の命令文の表示を淡い色に変更し、競合する条件の値を反転表示としたのち、ステップ750に移り処理を終了する。また、ステップ720において、「ENDARC」命令が存在すると判断されるとき、ステップ740に移る。
【0044】
また、ステップ710において、使用者が「ENDARC」命令を選択したと判断されるとき、ステップ730に移り、対となる「STARTARC」命令が存在するかどうかを判別する。「STARTARC」命令が存在しないと判断されるとき、ステップ750に移り処理を終了する。また、ステップ730において、「STARTARC」命令が存在すると判断されるとき、ステップ740に移る。
【0045】
ステップ740において、プログラム上で「STARTARC」および「ENDARC」命令で挟むことで溶接区間が指定されたとき、図8(b)に示すように、競合する条件に対して、競合を回避するために指定表記「*」を表示する。このとき、もともと命令文で指定していた条件は、内部パラメータとして保持された状態にある。最後に、ステップ740からステップ750に移り処理を終了する。なお、ステップ740において、指定表記「*」の代わりに、該区間の指定を開始する「STARTARC」命令で保持される条件を表示してもよい。
【0046】
以上のようにこの実施の形態によれば、図8のプログラム例で示すように、ロボットの動作条件を変更したい区間を指定する命令を加えるとき、前記区間にある命令文の表示を変更したり、プログラム上で競合する条件すべてについて指定表記を表示することで、条件の競合を自動的に回避するとともに、プログラムを読みやすくすることができる。
【0047】
この発明の第4の実施の形態を図9に基づいて説明する。図9はこの発明の第4の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【0048】
第1の実施の形態において、ロボット制御装置102が対応するロボット言語の命令に、区間内で保持される条件に関係なく命令文で指定した条件をつかってプログラムを実行する形式を、有効と無効とで切り替えるための内部パラメータ(強制実行のパラメータ)を設ける。
【0049】
図9に示すフローチャートは、図6に示すような命令の入力画面に表示される条件の設定項目に値を直接入力することで、前記実行形式を指定できるようにするために、中央処理装置112が行う処理の流れを示したものである。
【0050】
使用者が入力装置114を操作して命令を登録するとき、ステップ800から処理を開始し、ステップ801に移り、プログラム全体をとおして、区間指定の状況を調べる。つぎにステップ810で、命令を登録しようとする場所が、該区間内にあるかどうかを判別する。ステップ810で現在の場所が区間外にあると判断されるときステップ830に移り、命令の入力画面400を表示する。また、ステップ810において、現在の場所が該区間の中にあると判別されるときステツプ820に移り、登録しようとする命令に含まれる条件が、該区間内で保持する条件と競合するかどうかを判別する。条件が競合しないと判断されるときステップ830に移り、命令の入力画面400を表示する。
【0051】
また、ステップ820において、条件が競合すると判断されるときステップ840に移り、図6に示すような命令の入力画面600を表示する。入力画面600では、競合する条件の設定項目に対して、入力画面600で与える条件が競合することを示す指定表記「*」を表示する。
【0052】
ステップ850において、入力画面400または600の各設定項目に値を入力し、OKボタン450を選択するとき、ステップ860でOKボタン450が押されたと判断された結果、ステップ861に移る。つぎにステップ861で、入力画面600に表示された競合する条件の設定項目に、指定表記「*」の値が入力されているかどうかを判別する。指定表記「*」が入力されていると判断されるときステップ861に移り、強制実行のパラメータを無効にした状態で指定表記を用いて命令を登録したのち、ステップ870に移り処理を終了する。また、ステップ861で、指定表記「*」以外の値が入力されていると判断されるときステップ863に移り、強制実行のパラメータを有効にした状態で前記値を用いて命令を登録したのち、ステップ870に移り処理を終了する。なお、前記入力画面400または600においてキャンセルボタン460を選択するとき、ステップ860でキャンセルボタン460が押されたと判断された結果、命令の登録を行わずに、ステップ870に移り処理を終了する。
【0053】
以上のようにこの実施の形態によれば、ロボットの動作条件を変更した区間において、あらたに命令を入力するとき、区間内で保持される条件に関係なく命令文で指定した条件をつかってプログラムを実行する形式を指示したい場合に、図6に示すような入力画面にある、競合する条件を設定項目に値を入力するだけで、前記実行形式を指示できるようにして、プログラムを作成する作業を容易にすることができる。
【0054】
この発明の第5の実施の形態を図10に基づいて説明する。図10はこの発明の第5の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。
【0055】
強制実行のパラメータが有効または無効の状態を、プログラムをみて容易に判断できるように、実施の形態2に記載の処理の流れにおいて、前記プログラムを表示する際に、各命令に付与された内部パラメータを読み出して、前記内部パラメータの中に含まれる強制実行のパラメータが有効である場合、図10(a)または(b)に示すように該命令を目立つ色(太字部分)で表示するとともに、競合する条件を反転表示する。また、前記強制実行のパラメータが無効である場合は、図7に示す処理の流れに従う。
【0056】
以上のようにこの実施の形態によれば、図10のプログラム例で示すように、区間内で保持される条件に関係なく指定した条件をつかってプログラムを実行する命令を登録した場合に、プログラム上で前記命令の表示を変更し、この命令と他の命令との値との違いを明らかにすることで、プログラムを読みやすくすることができる。
【0057】
この発明の第6の実施の形態を図11および図12に基づいて説明する。図11はこの発明の第6の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャート、図12はこの発明の第6の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。図11に示すフローチャートは、図6に示すような命令の入力画面に表示される条件の設定項目に値を直接入力することで、図12で示すプログラム例のように、前記区間の指定を一旦終了して、指定した条件をつかってプログラム実行する命令を加え、区間の指定を再開する場合の、中央処理装置112が行う処理の流れを示したものである。
【0058】
第1の実施の形態において、使用者が入力装置114を操作して命令を登録するとき、ステップ1100から処理を開始し、ステップ1101に移り、プログラム全体をとおして、区間指定の状況を調べる。つぎにステップ1110で、命令を登録しようとする場所が、該区間内にあるかどうかを判別する。ステップ1110で現在の場所が区間外にあると判断されるときステップ1130に移り、命令の入力画面400を表示する。また、ステップ1110において、現在の場所が該区間の中にあると判別されるときステップ1120に移り、登録しようとする命令に含まれる条件が、該区間内で保持する条件と競合するかどうかを判別する。
【0059】
条件が競合しないと判断されるときステップ1130に移り、命令の入力画面1100を表示する。また、ステップ1120において、条件が競合すると判断されるときステップ1140に移り、図6に示すような命令の入力画面600を表示する。入力画面600では、競合する条件の設定項目に対して、入力画面600で与える条件が競合することを示す指定表記「*」を表示する。
【0060】
ステップ1150において、入力画面400または600の各設定項目に値を入力し、OKボタン450を選択するとき、ステップ1160でOKボタン450が押されたと判断された結果、ステップ1161に移る。つぎにステップ1161で、入力画面600に表示された競合する条件の設定項目に、指定表記「*」の値が入力されているかどうかを判別する。指定表記「*」が入力されていると判断されるときステップ1161に移り、指定表記を用いて該命令を登録したのち、ステップ1170に移り処理を終了する。また、ステップ1161で、指定表記「*」以外の値が入力されていると判断されるときステップ1163に移り、図12(b)に示すように、入力した値にもとづいて命令を登録するとともに、該命令の前に区間の終了命令を登録し、さらに該命令の後に、該区間で保持する条件をつかって区間の開始命令を登録したのち。ステップ1170に移り処理を終了する。なお、前記入力画面400または600においてキャンセルボタン460を選択するとき、ステップ1160でキャンセルボタン460が押されたと判断された結果、命令の登録を行わずに、ステップ1170に移り処理を終了する。
【0061】
以上のようにこの実施の形態によれば、図12のプログラム例で示すように、ロボットの動作条件を変更した区間において、あらたに命令を入力するとき、前記区間の指定を一旦終了して、指定した条件をつかってプログラム実行する命令を加え、区間の指定を再開するような、区間がより細かく区分される場合に、入力画面にある競合する条件の設定項目に値を入力するだけで、前記区間を区分する区間終了命令と区間開始命令を自動的に加えるようにして、プログラムを作成する作業を容易にすることができる。
【0062】
この発明の第7の実施の形態を図13に基づいて説明する。図13はこの発明の第7の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、ロボットの動作条件を変更した区間において、条件の競合を回避するために、ロボット制御装置102がおこなう処理の流れを示したものである。
【0063】
第1の実施の形態と同様に、ロボットの制御プログラムを構成する命令を登録する際に、登録しようとする命令が、記憶されたプログラム中に記述された条件と競合するときには競合することを指定表記で表示し、この指定表記を用いて登録するロボットのプログラム制御方法において、ステップ1300から処理を開始し、ステップ1301でプログラムに記述された命令を読み込む。次にステップ1310に移り、命令文の条件に指定表記「*」が含まれているかどうかを判別する。命令文に指定表記「*」が含まれないと判断されるとき、ステップ1311に移り、命令文の中で与えられた値をもちいて命令を実行し、次にステップ1312に移り、指定した値を記憶部103に格納したのち、ステップ1320に移る。
【0064】
また、ステップ1310において、命令中に指定表記「*」が含まれると判断されるとき、ステップ1315に移り、記憶部103に格納された値をもちいて命令を実行し、ステップ1320に移る。なお、プログラムを実行する前の初期状態においては、記憶部103には、条件の初期値としてあらかじめ指定した値が格納されている。
【0065】
ステップ1320において、次の命令の処理に移り、ステップ1330でプログラム終了するかどうかを判別する。次の命令が存在せずプログラム終了と判断されるとき、ステップ1340に移り、処理を終了する。次の命令が存在しプログラム継続と判断されるとき、ステップ1301に戻って、次の命令の処理を行う。
【0066】
この発明の第8の実施の形態を図14に基づいて説明する。図14はこの発明の第8の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。ロボット言語のセットに、プログラムから別のプログラムを呼び出すための「CALL」命令を設ける。ロボット制御装置102は、前記「CALL」命令を実行するとき、呼出元のプログラムを一時停止したのち、呼出先のプログラムの処理に移るようにする。図14に示すフローチャートは、ロボットの動作条件を入力する作要を容易にするための、ロボット制御装置102がおこなう処理の流れを示したものである。
【0067】
第1の実施の形態と同様に、ロボットの制御プログラムを構成する命令を登録する際に、登録しようとする命令が、記憶されたプログラム中に記述された条件と競合するときには競合することを指定表記で表示し、この指定表記を用いて登録するロボットのプログラム制御方法において、ステップ1400から処理を開始し、ステップ1401でプログラムに記述された命令を読み込む。次にステップ1402に移り、命令文が「CALL」命令かどうかを判別する。「CALL」命令と判断されるとき、ステップ1405に移り、現在のプログラムから別のプログラムを呼び出すことを、履歴データとして記憶部103に格納し、つぎにステップ1406で呼出先のプログラムにある命令の処理を行う。なお、前記履歴データには、呼出元と呼出先のプログラム名が対になって格納されている。また、ステップ1402において、命令文が「CALL」命令でないと判断されるとき、ステップ1410に移り、命令文の条件に指定表記「*」が含まれているかどうかを判別する。指定表記「*」が含まれないと判断されるとき、ステップ1411に移り、命令文の中で与えられた値をもちいて命令を実行し、次にステップ1412に移り、指定した値を現在のプログラム名を付与して記憶部103に格納したのち、ステップ1420に移る。
【0068】
また、ステップ1410において、指定表記「*」が含まれると判断されるとき、ステップ1415に移り、記憶部103に格納した前記履歴データをもとに、現在のプログラムが別のプログラムから呼び出されたサブプログラムかどうかを判断する。サブプログラムでないと判断されるとき、ステップ1416に移り、記憶部103に格納された現在のプログラムが指定した値をもちいて命令を実行し、ステップ1420に移る。
【0069】
また、ステップ1415において、サブプログラムだと判断されるとき、ステップ1417に移り、記憶部103に格納された呼出元のプログラムが指定した値をもちいて命令を実行し、ステップ1420に移る。
【0070】
ステップ1420において次の命令の処理に移り、ステップ1430でプログラム終了するかどうかを判別する。次の命令が存在せずプログラム終了と判断されるとき、ステップ1440に移り、処理を終了する。次の命令が存在しプログラム継続と判断されるとき、ステップ1401に戻って、次の命令の処理を行う。
【0071】
この発明の第9の実施の形態を図15および図16に基づいて説明する。図15はこの発明の第9の実施の形態におけるロボットの動作条件と対応する標準値の関係をテーブル形式で示した概要図である。テーブル形式のデータは記憶部103に格納されている。なお、前記標準値は、ロボットがプログラムを実行しているあいだに、入力装置114の操作で調整できるようにしてもよい。
【0072】
図16はこの発明の第9の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、ロボットの動作条件を入力する作業を容易にするための、ロボット制御装置102がおこなう処理の流れを示したものである。
【0073】
第1の実施の形態と同様に、ロボットの制御プログラムを構成する命令を登録する際に、登録しようとする命令が、記憶されたプログラム中に記述された条件と競合するときには競合することを指定表記で表示し、この指定表記を用いて登録するロボットのプログラム制御方法において、ステップ1500から処理を開始し、ステップ1501でプログラムに記述された命令を読み込む。次にステップ1510に移り、命令文の条件に指定表記「*」が含まれているかどうかを判別する。命令文に指定表記「*」が含まれないと判断されるとき、ステップ1511に移り、命令文の中で与えられた値をもちいて命令を実行し、ステップ1520に移る。
【0074】
また、ステップ1510において、命令中に指定表記「*」が含まれると判断されるとき、ステップ1515に移り、記憶部103に格納されたテーブルで指定された条件の標準値をもちいて命令を実行し、ステップ1520に移る。ステップ1520において次の命令の処理に移り、ステップ1530でプログラム終了するかどうかを判別する。次の命令が存在せずプログラム終了と判断されるとき、ステップ1540に移り、処理を終了する。次の命令が存在しプログラム継続と判断されるとき、ステップ1501に戻って、次の命令の処理を行う。
【0075】
この発明の第10の実施の形態を図17および図18に基づいて説明する。図17はこの発明の第10の実施の形態におけるロボットの溶接作業において、溶接速度に対して、望ましい作業結果が得られるような溶接電流・溶接電圧の条件を換算表形式で示した概要図である。前記換算表形式のデータは記憶部103に格納されている。なお、前記換算表は、ロボットがプログラムを実行しているあいだに、入力装置114の操作で調整できるようにしてもよい。
【0076】
図18はこの発明の第10の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、ロボットの動作条件を入力する作業を容易にするための、ロボット制御装置102がおこなう処理の流れを示したものである。
【0077】
第1の実施の形態において、ステップ1700から処理を開始し、ステップ1701でプログラムに記述された命令を読み込む。次にステップ1710に移り、命令文の条件に指定表記「*」が含まれているかどうかを判別する。命令文に指定表記「*」が含まれないと判断されるとき、ステップ1711に移り、命令文の中で与えられた値をもちいて命令を実行し、ステップ1720に移る。
【0078】
また、ステップ1710において、命令中に指定表記「*」が含まれると判断されるとき、ステップ1717に移り、命令中に記述された条件をもとに、記憶部103に格納された換算表を用いて、指定表記「*」に対応する条件を求め、該値をつかってプログラムを実行し、ステップ1720に移る。
【0079】
ステップ1720において次の命令の処理に移り、ステップ1730でプログラム終了するかどうかを判別する。次の命令が存在せずプログラム終了と判断されるとき、ステップ1740に移り、処理を終了する。次の命令が存在しプログラム継続と判断されるとき、ステップ1701に戻って、次の命令の処理を行う。
【0080】
この発明の第11の実施の形態を図19および図20に基づいて説明する。図19はこの発明の第11の実施の形態におけるロボットの構成を示すブロック図で、センサからの入力信号を利用してロボット制御を行うときの概念を示す。図19に示すように、センサ1901とロボット制御盤102を通信線で接続した状態で、前記入力信号はロボット制御装置102に与えられ前記入力信号に対して望ましい作業結果が得られるような条件を求めるための関係式が、記憶部103に格納された状態とする。たとえば、溶接作業において、溶接の溶け込みなどの状態を検出するセンサ1901から得られた入力をもとに、溶接条件に含まれる電流・電圧・溶接速度のうちいずれかを、関係式より求めるケースなどを想定する。なお、第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付す。
【0081】
図20はこの発明の第11の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。このフローチャートは、センサから入力信号をもとに制御を行うときのプログラムに対して、ロボットの動作条件を入力する作業を容易にするための、ロボット制御装置102がおこなう処理の流れを示したものである。
【0082】
ステップ2000から処理を開始し、ステップ2001でプログラムに記述された命令を読み込む。次にステップ2010に移り。命令文の条件に指定表記「*」が含まれているかどうかを判別する。指定表記「*」が含まれないと判断されるとき、ステップ2011に移り、命令文の中で与えられた値をもちいて命令を実行し、次にステップ2012に移り、指定した値を記憶部103に格納したのち、ステップ2020に移る。
【0083】
また、ステップ2010において、命令中に指定表記「*」が含まれると判断されるとき、ステップ2017に移り、センサから得られた入力をもとに、記憶部103に格納された前記関係式を用いて、指定表記「*」に対応する条件を求め、該値をつかってプログラムを実行し、ステップ2020に移る。
【0084】
ステップ2020において次の命令の処理に移り、ステップ2030でプログラム終了するかどうかを判別する。次の命令が存在せずプログラム終了と判断されるとき、ステップ2040に移り、処理を終了する。次の命令が存在しプログラム継続と判断されるとき、ステップ2001に戻って、次の命令の処理を行う。
【0087】
【発明の効果】
この発明の請求項記載のロボットのプログラム制御方法によれば、入力装置により区間の開始を指示する区間開始命令を追加した際にこれと対となる区間終了命令があるとき、または、入力装置により区間の終了を指示する区間終了命令を追加した際にこれと対となる区間開始命令があるときに区間内に区間開始命令に含まれる動作速度条件とは別の動作速度条件が存在する場合に別の動作速度条件が存在することを示す表示を別の動作速度条件の位置に行い別の動作速度条件を無効にするステップとを含み、区間の開始を指示する区間開始命令と対となる区間終了命令が無いときに区間開始命令以降の表示状況を変更し、区間の終了を指示する区間終了命令と対となる区間開始命令が無いときには表示状況を変更しないので、ロボットの動作条件を変更したい区間を指定する命令を加えるとき、例えば前記区間にある命令文の表示を変更したり、プログラム上で競合する条件すべてについて指定表記を表示することで、条件の競合を自動的に回避するとともに、プログラムを読みやすくするという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態における装置のブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。
【図3】この発明の第1の実施の形態におけるロボット先端の動作経路の一例を示す概要図である。
【図4】第1の実施の形態における命令入力画面の一例を示す概要図である。
【図5】この発明の第1の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】この発明の第1の実施の形態における命令の入力画面の一例を示す概要図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】この発明の第3の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。
【図9】この発明の第4の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】この発明の第5の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。
【図11】この発明の第6の実施の形態における中央処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図12】この発明の第6の実施の形態におけるプログラムの一例を示す概要図である。
【図13】この発明の第7の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】この発明の第8の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】この発明の第9の実施の形態におけるロボットの動作条件と対応する標準値の関係をテーブル形式で示した概要図である。
【図16】この発明の第9の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】この発明の第10の実施の形態における動作条件の関係を換算表形式で示した概要図である。
【図18】この発明の第10の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【図19】この発明の第11の実施の形態におけるロボットの構成を示すブロック図である。
【図20】この発明の第11の実施の形態におけるロボット制御装置の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 ロボット
102 ロボット制御装置
103 記憶部
110 教示装置
111 通信装置
112 中央処理装置
113 記憶装置
114 入力装置
115 表示装置
400 命令の入力画面
410 動作速度の設定項目
420 教示点名の設定項目
450 OKボタン
460 キャンセルボタン
500 ステップ(a1)
501 ステップ(a2)
510 ステップ(a3)
520 ステップ(a4)
530 ステップ(a5)
540 ステップ(a6)
550 ステップ(a7)
560 ステップ(a8)
561 ステップ(a9)
570 ステップ(a10)
600 命令の入力画面
610 動作速度の設定項目
700 ステップ(b1)
701 ステップ(b2)
710 ステップ(b3)
720 ステップ(b4)
721 ステップ(b5)
730 ステップ(b6)
740 ステップ(b7)
750 ステップ(b8)
800 ステップ(c1)
801 ステップ(c2)
810 ステップ(c3)
820 ステップ(c4)
830 ステップ(c5)
840 ステップ(c6)
850 ステップ(c7)
860 ステップ(c8)
861 ステップ(c9)
862 ステップ(c10)
863 ステップ(c11)
870 ステップ(c12)
1100 ステップ(d1)
1101 ステップ(d2)
1110 ステップ(d3)
1120 ステップ(d4)
1130 ステップ(d5)
1140 ステップ(d6)
1150 ステップ(d7)
1160 ステップ(d8)
1161 ステップ(d9)
1162 ステップ(d10)
1163 ステップ(d11)
1170 ステップ(d12)
1300 ステップ(e1)
1301 ステップ(e2)
1310 ステップ(e3)
1311 ステップ(e4)
1312 ステップ(e5)
1315 ステップ(e6)
1320 ステップ(e7)
1330 ステップ(e8)
1340 ステップ(e9)
1400 ステップ(f1)
1401 ステップ(f2)
1402 ステップ(f3)
1405 ステップ(f4)
1406 ステップ(f5)
1410 ステップ(f6)
1411 ステップ(f7)
1412 ステップ(f8)
1415 ステップ(f9)
1416 ステップ(f10)
1417 ステップ(f11)
1420 ステップ(f12)
1430 ステップ(f13)
1440 ステップ(f14)
1500 ステップ(f1)
1501 ステップ(f2)
1510 ステップ(f3)
1511 ステップ(f4)
1515 ステップ(f5)
1520 ステップ(f6)
1530 ステップ(f7)
1540 ステップ(f8)
1700 ステップ(g1)
1701 ステップ(g2)
1710 ステップ(g3)
1711 ステップ(g4)
1717 ステップ(g5)
1720 ステップ(g6)
1730 ステップ(g7)
1740 ステップ(g8)
1901 センサ
2000 ステップ(h1)
2001 ステップ(h2)
2010 ステップ(h3)
2015 ステップ(h4)
2016 ステップ(h5)
2017 ステップ(h6)
2011 ステップ(h7)
2012 ステップ(h8)
2020 ステップ(h9)
2030 ステップ(h10)
2040 ステップ(h11)

Claims (1)

  1. ロボットの制御プログラムを表示するステップと、ロボットが動作するときの区間指定の区間開始命令や区間終了命令の有無を判別するステップと、入力装置により前記区間の開始を指示する区間開始命令を追加した際にこれと対となる区間終了命令があるとき、または、前記入力装置により前記区間の終了を指示する区間終了命令を追加した際にこれと対となる区間開始命令があるときに区間内に前記区間開始命令に含まれる動作速度条件とは別の動作速度条件が存在する場合に前記別の動作速度条件が存在することを示す表示を前記別の動作速度条件の位置に行い前記別の動作速度条件を無効にするステップとを含み、前記区間の開始を指示する区間開始命令と対となる区間終了命令が無いときに区間開始命令以降の表示状況を変更し、前記区間の終了を指示する区間終了命令と対となる区間開始命令が無いときには表示状況を変更しないことを特徴とするロボットのプログラム制御方法。
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