JP3908906B2 - 自走式剥離洗浄作業機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自走式剥離洗浄作業機に関し、詳しくは、大型石油タンクやガスタンク等の構造物の底面を被洗浄面として、その表面のコーティング層や塗装層などの表面層を剥離し、その残渣物を洗浄する自走式剥離洗浄作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7及び図8は従来のこの種、自走式剥離洗浄作業機を示す。
図7,図8に示されるように、この自走式剥離洗浄作業機50は、自走台車51に装備されたノズルユニット52の複数の回転ノズル53,53,…を垂直軸廻りに回転させ且つ、各回転ノズル53から高圧水流を噴射させながら自走台車51を走行させることにより、被洗浄面FLの表面のコーティング層などを所定幅に亙って剥離し、その残渣物を洗浄するように構成されている。前記自走式剥離洗浄作業機50においては、被洗浄面FLを接合している溶接部W1に向けて集中的に高圧水流を噴射できるようにするため、回転中心付近に回転ノズル53が配置され、さらに、各回転ノズル53から噴射される高圧水流の飛散を防止するために前記ノズルユニット52に各回転ノズル53の周囲を覆うようにスプラッシュカバー54が取付けられ、その縁部に被洗浄面WLに摺接するブラシ55が取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示されるように、前記自走式剥離洗浄作業機50で被洗浄面FLを洗浄すると複数の高圧流体の回転軌跡に対応した剥離洗浄がなされるが、表面層の厚さによっては短時間で作業を完了したい場合がある。然るときは、自走台車51の走行速度を増し、ノズルユニット52の回転速度を増加させるが、高速回転により回転ノズル53の周速が相対的に増加し、高圧流体(ジェット)の通過が早くなるため、走行速度に対する処理(剥離)能力が低下して処理できない部分が生じ、被洗浄面FLにムラが生じることがある。
【0004】
そこで、回転ノズルの高速回転により被洗浄面を剥離洗浄する際の被洗浄面の剥離ムラをなくすために解決すべき技術的課題が生じるものであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、上記目的を達成すべく提案されたものであり、高圧流体を噴射して被洗浄面を剥離洗浄する複数の第1回転ノズルと、溶接線に沿わせて溶接部に高圧流体を噴射して剥離洗浄する第2回転ノズルとを自走台車に設け、複数の第1回転ノズルを前記第2回転ノズルの両側に且つ、前記溶接線を挟んで溶接部を含むその近傍に高圧流体を噴射すべく配設し、前記第1回転ノズルの高圧流体を噴射するための複数の噴口をこの第1回転ノズルの回転中心から径方向及び周方向に間隔を隔てて配置し、前記第1回転ノズルの回転中心から各噴口までの半径を、該第1回転ノズルの周速度に基づいて決定し、前記第2回転ノズルが、前記溶接部のビード幅方向に沿って、前記溶接部を中心として傾動自在に設けられた自走式剥離洗浄作業機を提供するものである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の自走式剥離洗浄作業機において、前記第2回転ノズルの高圧流体を噴出する噴口がこの回転ノズルの軸芯部に1個設けられるとともに、この回転ノズルの回転中心から径方向及び周方向に間隔を隔てて複数個設けられた自走式剥離洗浄作業機を提供するものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の自走式剥離洗浄作業機において、前記第2回転ノズルが、前記溶接部に対し高圧流体を鉛直に近い状態に噴射可能に配設された自走式剥離洗浄作業機を提供するものである。
【0006】
すなわち、複数の第1回転ノズル及び第2回転ノズルを回転させながら走行台車を溶接部に沿わせて走行させ、溶接部とその周辺に複数の高圧流体を噴射すると、第2回転ノズルが複数の第1回転ノズルの走行方向前方又は後方に配置されているため、溶接部を含むその周辺の表面層は、最初に、第2回転ノズル又は第1回転ノズルから噴出された高圧流体によって、剥離洗浄され、続いて、第1回転ノズル又は第2回転ノズルから噴出された高圧流体によって剥離洗浄を受けることになる。従って、溶接部及びその周辺の表面層は2度に亙る剥離洗浄によって清浄化されることになるため、第1回転ノズルの周速度を高速とした場合でも、従来と比較して洗浄ムラは大幅に低減されるが、この請求項1記載の発明では、さらに、第1回転ノズルの各噴口の回転中心から各噴口の中心までの半径を、第1回転ノズルの周速度に基づいて剥離ムラが生じないように決定している。このため、洗浄剥離の品質を格段に向上する結果となる。そして、この場合に、前記第2回転ノズルを前記溶接部のビード幅方向に沿って、溶接部を中心として傾動させて剥離洗浄に良好な角度に設定すると( 請求項1 )、剥離洗浄の品質が一層向上し、また、前記第2回転ノズルの高圧流体を噴出する噴口をこの第2回転ノズルの軸芯部に1個設け、さらに、この第2回転ノズルの回転中心から径方向及び周方向に間隔を隔てて複数個設けると、波打ち状態の溶接部の表面層が良好に剥離洗浄され( 請求項2 )、前記第2回転ノズルを前記溶接部に対して高圧流体を鉛直に近い状態に噴射可能に配設すると、高圧流体の圧力が全て剥離洗浄力として活用される( 請求項3 )。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1乃至図6を参照して詳述する。
図1は自走式剥離洗浄作業機の側面図、図2は自走式剥離洗浄作業機の平面図、図3は図1のA矢視図である。
【0008】
図1乃至図3に示されるように、自走式剥離洗浄作業機1は、被洗浄面FL上を重ね合わせ溶接部Wに沿って自走する自走台車2の下面に、重ね合わせ溶接部Wを挟んで重ね合わせ溶接部Wを含む両外側の被洗浄面FLの表面層を剥離洗浄する一対の第1回転ノズル3,3と、重ね合わせ溶接部Wの表面層を剥離洗浄する第2回転ノズル4とが取り付けられる。
【0009】
前記自走台車2の牽引部5は、左右一対の駆動輪5A,5Aの車軸5Bを回転自在に支持するメインベースプレート5Cを本体としており、このメインベースプレート5Cに、前記駆動輪5A,5Aを駆動するための走行用油圧モータ5D、無断変速機5E等を搭載している。
前記走行用油圧モータ5Dは減速ギヤ機構5Fを介して無断変速機5Eに連結され、無断変速機5Eはタイミングベルト等を使用した伝動機構5Gを介して前記車軸5Bに連結される。なお、前記無断変速機5Eには、変速比を調整する操作レバー5Hが付設される。
前記メインベースプレート5Cの後部には、自走台車2の従動部6が連結ピン7を介して鉛直軸周りに傾動自在に連結され、この従動部6の本体としてのベースプレート6Pに、操作レバー6A,6Bを有する油圧バルブ装置6D,6Eが搭載される。油圧バルブ装置6Dは、操作レバー6Aの操作に応じて前記走行用油圧モータ5Dへの作動油の流量を制御し、油圧バルブ装置6Eは、同じく、操作レバー6Bの操作に応じて前記第1回転ノズル3,3、及び第2回転ノズル4をそれぞれ回転駆動するためのノズル回転駆動用油圧モータ6F,6Gへの作動油の流量を制御する。前記従動部6の各従動輪6H,6Hを回転自在に支持しているベースプレ−ト6Pに前記一対の第1回転ノズル3,3を回転駆動するためのギヤボックス8が設置される。
【0010】
図4はこのギヤボックス8の構造を示している。ギヤボックス8は、ノズル回転駆動用油圧モータ6Fのモータ軸MSによって駆動される。ギヤボックス8には一対の第1従動軸8A,8Bが軸受8C,8D,8Eによって回転自在に軸支されており、互いに従動歯車8F,8Gを介して噛合される。前記ギヤボックス8の一側部に前記ノズル回転駆動用油圧モータ6Fのモータ軸MSが挿入されて軸受8Hに支持され、このモータ軸MSと一体となって回転する出力歯車8Iに一方の第1従動軸8Aの従動歯車8Fを噛合させて、一対の第1従動軸8A,8Bが互いに逆方向に回転駆動される。
前記一対の従動軸8A,8B及び前記モータ軸MSは、鉛直軸に対して並行に軸支されており、それぞれ両端に開口する第1流路8J,8Kの上端同士が内部ポート8Lを有する連結ブロック8Mによって連結され、この連結ブロック8Mの内部ポート8Lの上流端に、高圧流体を供給する高圧ホース8Nが接続される。そして、前記第1従動軸8A,8Bの下端に前記第1回転ノズル3,3が接続され、各第1回転ノズル3,3の下端部に、図3にも示されるように、径方向に延びたノズル部8Pが周方向に間隔を隔てて複数、本実施の形態にあっては6本設けられていて、各ノズル部8P,8P,…の先端部に高圧流体を噴出させるための噴口8Qが設けられ、各噴口8Q,8Q,…が、各ノズル部8P内を通って前記第1流路8J,8Kに連通される。
【0011】
前記ノズル回転駆動用油圧モータ6Gは、前記ベースプレート6Pに対して走行方向に左右傾動自在に支持された移動ブロック、すなわち、図5に示す移動ブロック8Rに取り付けられる。移動ブロック8Rには、第2従動軸8Sが回転自在に支持されており、この第2従動軸8Sに一体の第2従動歯車(図示せず)と、他方のノズル回転駆動用油圧モータ6Gの出力歯車(図示せず)とが噛合される。このためノズル回転駆動用油圧モータ6Gが回転され第2従動軸8Sが回転駆動されたとき従動軸8Sと一体の第2回転ノズル4が回転する。
図5に示すように、第2回転ノズル4内及び前記第2従動軸8Sには、これらの軸内を通ってその上端と噴口4Aとに開口する流路8Uが設けられ、前記移動ブロック8Rに前記流路8Uを接続するための接続ポート8Yが設けられていて、接続ポート8Yに高圧流体を供給するための高圧ホース8Xが接続される。
【0012】
図6に示されるように、複数の第1回転ノズル3,3は第2回転ノズル4の両側方に且つ、前記溶接線を挟んで溶接線を含むその近傍に高圧流体を噴射すべく配設され、前記第2回転ノズル4は溶接部Wに高圧流体を噴射して剥離洗浄するように配設される。
第2回転ノズル4は自走台車2の走行方向前方側に配置され、第2回転ノズル4は、第1回転ノズル3,3よりも走行方向前方に配置されていて、例えば、軸心部に1個、軸心部の外側に径方向及び周方向に間隔を隔てて6個の合計7個の噴口4Aが設けられる。
前記第1回転ノズル3,3の回転中心から各噴口8Qの中心までの半径Rは、被洗浄面WL(重ね合わせ溶接部Wを含む)に対する処理ムラ、すなわち、剥離ムラの発生がないように第1回転ノズル3,3の周速度に基づいて決定されるとともに、各噴口8Qから噴射された高圧流体の回転軌跡が、前記重ね合わせ溶接部Wの中心線と接点を持つように決定されており、前記第2回転ノズル4は、中心の噴口4Aが重ね合わせ溶接部Wの中心線上に位置されたとき、他の噴口4Aが合わせ溶接部W含むその近傍に高圧流体を噴射するように定められる。
【0013】
また、前記ベースプレート6Pには、前記の各第1回転ノズル3,3及び第2回転ノズル4から噴射される高圧水流の飛散を防止するため、第1回転ノズル3,3及び第2回転ノズル4を径方向外側から囲繞するようスプラッシュカバー10が設けられるとともに、その下縁部に被洗浄面WLに接するようにブラシ11が設けられる。また、スプラッシュカバー10内の高圧水流の噴霧および高圧水流によって剥離されたコーティング層の残渣物を吸引排除するため、図示省略した真空吸引装置も適宜位置に設けられる。
【0014】
次に、前記自走式剥離洗浄作業機1による被洗浄面WLの剥離洗浄作業について説明する。大型石油タンクやガスタンク等の構造物の底面を被洗浄面WLとして、その表面のコーティング層や塗装層などの表面層を剥離し、その残渣物を洗浄するときは、まず、図5に示すように、第2回転ノズル4を支持する支持ブロック8Rを台車走行方向に対して右又は左側に傾け、重ね合わせ溶接部Wに第2回転ノズル4の各噴口4A,4A,…を臨ませる。このとき、各噴口4A,4A,…の角度は、好ましくは、重ね合わせ溶接部Wに対して45゜又は45゜付近の角度に設定する。
自走台車2の走行方向を重ね合わせ溶接部Wの溶接線方向に設定し、次に、洗浄剥離の作業所要時間に対応して自走台車2の走行速度を決定し、第1回転ノズル3,3及び第2回転ノズル4の回転速度を決定する。次に、一対の第1回転ノズル3,3及び第2回転ノズル4に対して高圧流体の供給源より高圧流体を供給し、一対の第1回転ノズル3,3及び第2回転ノズル4を回転駆動しながら、走行台車2を走行させて、重ね合わせ溶接部Wと、その周辺に複数の高圧流体を噴射する。前記したように、第2回転ノズル4は第1回転ノズル3,3の走行方向前方に配置されているため、最初は、第2回転ノズル4の複数の噴口4A,4A,…から噴出された高圧流体によって、重ね合わせ溶接部Wを含むその周辺の表面層が剥離洗浄され、続いて、第2回転ノズル4の複数の噴口8Q,8Q,…から噴出された高圧流体によって、重ね合わせ溶接部Wを含む周辺の表面層が剥離洗浄を受けることになる。このため、重ね合わせ溶接部W及びその周辺の表面層は2度にわたる剥離洗浄によって清浄化されるため、第2回転ノズル4の周速度を高速とした場合でも、従来と比較して洗浄ムラは大幅に低減されることになるが、この実施の形態では、さらに、第1回転ノズル3,3の回転中心から各噴口8Qの中心までの半径Rを、第1回転ノズル3,3の周速度と被洗浄面WL(重ね合わせ溶接部Wを含む)に対する処理ムラとに基づいて決定するとともに、噴射する高圧流体の回転軌跡が重ね合わせ溶接部Wの中心線と接点を持つよう決定しているため、その洗浄化の程度は格段に向上し、剥離ムラの発生は防止される。
因みに、前記した第1回転ノズル3,3の回転中心から各噴口8Qの中心までの半径Rを100〜150mm、自走台車2の速度を最大の1.3〜2m/min、第1回転ノズル3,3の回転速度を400〜1000min-1とし、大型石油タンク等の内底面のガラスフレークやFRP等からなる厚さ500〜600μm程度のコーティング層を洗浄剥離するテストを実行して両者を比較すると、従来の剥離洗浄作業機では、剥離ムラが発生したが、本発明の実施の形態では、剥離ムラは視認できないという良好な結果を得た。
なお、本発明の一実施の形態において、第1回転ノズル3,3を一対とする説明をしたが、2以上とすることによって、剥離洗浄力を増してもよい。また、第1回転ノズル3,3は、図6に示すように、重ね合わせ溶接部Wを中心として左右対称に配設してもよいが、第2回転ノズル4の後方側で前後にずらして対角線上に配置してもよいし、第2回転ノズル4を挟んで対角線上に配置してもよい。いずれの場合でも、重ね合わせ溶接部Wは、少なくとも第1回転ノズル3,3と第2回転ノズル4とから噴出された高圧流体によって、少なくとも2度以上、剥離洗浄を受けることになるため、剥離ムラのない良好な仕上がり状態となる。
このように、本発明はその技術的思想の範囲内で種々の改変が可能であり、本発明はこの改変された発明に及ぶことは当然である。
【0015】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、上記一実施の形態に詳述したように、第1回転ノズルの複数の噴口の周速が、従来の回転ノズルより小さくなるので、第1回転ノズルの周速に起因する剥離ムラの発生を抑制できる。また、溶接部を集中的に剥離洗浄する第2回転ノズルを設けたので、全体の剥離洗浄時間が大幅に短縮し、作業効率が飛躍的に向上するという、正に、著大なる効果を奏する発明である。また、前記第2回転ノズルが、溶接線のビード幅方向に沿って、溶接部を中心として傾動自在に設けられているから、溶接部が重ね合わせ溶接部となっていても良好に剥離洗浄をすることができる。
【0017】
さらに、請求項2記載の発明は、前記第2回転ノズルの高圧流体を噴出する噴口をこの第2回転ノズルの軸芯部に1個設け、さらに、この第2回転ノズルの回転中心から径方向及び周方向に間隔を隔てて複数個設けるから、波打ち状態の溶接部の表面層が良好に剥離洗浄される。
【0018】
そして、請求項3記載の発明は、第2回転ノズルを前記溶接部に対して高圧流体を鉛直に近い状態に噴射可能に配設するから、高圧流体の圧力を全て剥離洗浄力として活用でき、剥離洗浄力を実質的に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、自走式剥離洗浄作業機の側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、自走式剥離洗浄作業機の平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示し、図1のA矢視図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示し、図1の要部詳細一部切欠図ある。
【図5】本発明の一実施の形態を示し、第2回転ノズルの取り付け構造を示す側面一部破断図である。
【図6】本発明の一実施の形態を示し、第1回転ノズル及び第2回転ノズルより噴射された高圧流体の回転軌跡を示す解説図である。
【図7】従来例を示し、自走式剥離洗浄作業機の側面図である。
【図8】従来例を示し、回転ノズルより噴射された高圧流体の回転軌跡を示す解説図である。
【符号の説明】
3 第1回転ノズル
4 第2回転ノズル
8Q 噴口
Claims (3)
- 高圧流体を噴射して被洗浄面を剥離洗浄する複数の第1回転ノズルと、溶接線に沿わせて溶接部に高圧流体を噴射して剥離洗浄する第2回転ノズルとを自走台車に設け、複数の第1回転ノズルを前記第2回転ノズルの両側に且つ、前記溶接線を挟んで溶接部を含むその近傍に高圧流体を噴射すべく配設し、前記第1回転ノズルの高圧流体を噴射するための複数の噴口をこの第1回転ノズルの回転中心から径方向及び周方向に間隔を隔てて配置し、前記第1回転ノズルの回転中心から各噴口までの半径を、該第1回転ノズルの周速度に基づいて決定し、前記第2回転ノズルが、前記溶接部のビード幅方向に沿って、前記溶接部を中心として傾動自在に設けられたことを特徴とする自走式剥離洗浄作業機。
- 前記第2回転ノズルの高圧流体を噴出する噴口がこの回転ノズルの軸芯部に1個設けられるとともに、この回転ノズルの回転中心から径方向及び周方向に間隔を隔てて複数個設けられた請求項1記載の自走式剥離洗浄作業機。
- 前記第2回転ノズルが、前記溶接部に対し高圧流体を鉛直に近い状態に噴射可能に配設された請求項1又は請求項2記載の自走式剥離洗浄作業機。
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