JP3908618B2 - マルチモードラッチタイミング回路、ロジック回路、ロジック回路を動作させる方法、および、ロジック回路により必要とされるクロック電力を低減する方法 - Google Patents

マルチモードラッチタイミング回路、ロジック回路、ロジック回路を動作させる方法、および、ロジック回路により必要とされるクロック電力を低減する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広く集積回路のラッチタイミング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路において、各ロジックパスにおけるロジックデータ信号の流れを調整するようにトランスペアレント(transparent)ラッチタイミング回路が一般的に使用される。図1を参照して、一般的なラッチタイミングの設計は、2相非重複(two-phase non-overlapping)ラッチタイミング回路100である。クロックサイクルの第1部分の間において、L1ラッチはトランスペアレントであることから、該ラッチにデータ入力が入り、ロジックユニット130などへ入るのが許容される。第1クロック位相の間において、L2ラッチは閉じている。クロックサイクルの第2部分の間、L1ラッチは閉じてL2ラッチはトランスペアレントとなる。非重複であるクロック位相のシーケンスは幾つかの利点を有する。ひとつの利点は、第2ロジックパス150を通して帰還される出力の競合状態が生じるのが防止されることである。これにより、2相非重複ラッチタイミング回路は設計の欠点に対して堅牢となり、集積回路におけるロジック信号のタイミングに影響する製造要因に左右されなくなる。さらに、2相非重複ラッチタイミング回路によれば、スキャンチェーン(scan chain)および/または他の評価技術を用いた試験およびデバッグが容易とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
伝統的な2相非重複ラッチタイミング回路100の欠点は、その回路が必要とするよりも多いクロック電力を消費することである。いくつかの研究によれば、高性能マイクロプロセッサにおけるクロック電力はそのチップの全体電力消費量の70%にもなり得ることが示されたが、伝統的な2相ラッチタイミングアーキテクチャを利用するマイクロプロセッサでは30%〜40%が典型的な範囲である。
【0004】
そこで、2相ラッチタイミング回路の望ましい利点を有しながらもクロック電力消費量を低減させ得るラッチタイミング回路が要望されている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
少なくとも2つの動作モードを有するマルチモードラッチタイミング回路が開示される。ラッチタイミング回路は、ロジックパスにおけるデータの流れを制御する2つの群のタイミングラッチを有する。一方の動作モードにおいて、ラッチタイミング回路は2相トランスペアレントラッチタイミング回路として動作し、第1ラッチ群は第1位相クロック信号により駆動され、そして、第2ラッチ群は第2位相クロック信号により駆動される。クロック電力低減動作モードにおいて、第1ラッチ群は、一定バイアス電圧によりトランスペアレント状態に保持されてクロック電力消費量を半分まで低減し得る。ロングパスにおいて、第1ラッチ群はトランスペアレント状態に保持されると共に、第2ラッチ群は第2位相クロック信号により駆動され得る。ショートパスにおいて、第1ラッチ群はトランスペアレント状態に保持されると共に、第2ラッチ群は、競合状態を防止するように選択されたパルス幅のショートデューティサイクルパルスを備える第2位相クロック信号により駆動され得る。第1動作モードは、ラッチタイミング回路を使用した集積回路の試験および立ち上げの間に使用され得る。もし、集積回路のタイミング遅延がクロック電力低減動作モードでの動作を許容するならば、集積回路は、1つ以上のロジックパスにおいてクロック電力低減モードで作動するようにプログラムされ得る。
【0006】
一実施例において、第1ラッチ群は第1クロックドライバに結合され、且つ、第2ラッチ群は第2クロックドライバに結合される。一実施例において、各クロックドライバは、マスタークロック信号および少なくとも1つの制御信号を受け取るロジック回路の出力に応じて動作するバッファ回路を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、広くマルチモードラッチタイミング回路、および、少なくとも2つの異なる動作モードにおいて単一ラッチタイミング回路の使用を許容する方法を備える。図2〜図4は、本発明の一実施例に係るラッチタイミング回路を示すブロック図である。図5は、例示的動作モードを示すフローチャートである。ひとつの動作モード292は、第1および第2ラッチ群の2つの非重複ラッチ状態を有する伝統的な2相ラッチタイミング回路と同様である。別の動作モード294は、第1ラッチ群をトランスペアレント状態に保持することでクロック電力消費量を低減する。さらに、一実施例における第3動作モード296において、2相クロック信号は、伝統的な重複モードから、競合状態のデバッグに有用なアンダーラップモード(underlap mode)へと変更され得る。
【0008】
図2を参照して、第1ラッチ群205(例えば、少なくとも1つの“L1”ラッチ)は、第2ラッチ群255(例えば、少なくとも1つの“L2”ラッチ)のデータパスの一部である。第1ラッチ群205は、ラッチ205のラッチ入力制御207に対して電圧を供給する第1ローカルクロックドライバ210(“ph1”または“Φ1”クロックドライバとしても知られる第1位相ドライバ)の出力に連結される。第2ラッチ群255は、該ラッチ255のラッチ入力制御257に対して電圧を供給する第2ローカルクロックドライバ260(“ph2”または“Φ2”クロックドライバとしても知られる第2位相ドライバ)の出力に連結される。
【0009】
本発明のラッチタイミング回路は、ロジックユニットに対するデータの流れを制御する種々のロジックパスの設計であって、ロングパス(long path)、ショートパス(short path)およびその組合せであるロジックパスの設計に適用され得る。図2に示されるように、各ラッチは、ロングパスの一部として、すなわち、クロック周期の少なくとも半分のサイクル時間を有するロジックデータパスの一部として配置され得る。第2ラッチ群と第1ラッチ群との間には、ロジックユニット282が連結され得る。また、図3に示されるように、各ラッチは、ショートパスの一部、すなわち、クロック周期の半分よりも短いサイクル時間を有するロジックデータユニットに対するロジックデータパスの一部として配置され得る。第1ラッチ群と第2ラッチ群との間には、ロジックユニット286が連結され得る。さらに、図4に示されるように、各ラッチは、ロングパスおよびショートパスの一部として配置され得る。例えば、第2ラッチ群および第1ラッチ群の間には、第1ロジックユニット287が連結され得ると共に、第2ラッチ群および第1ラッチ群の間には、第2ロジックユニット289が連結され得る。
【0010】
本発明によれば、各ローカルクロックドライバ210および260は、クロック入力202からマスタークロック信号(CLK)を受け取る。一実施例において、ローカルクロックドライバ210および260は、少なくとも2種類の異なる動作モードを許容するように構成される。以下に、さらに詳細に記述されるように、1つの動作モードは伝統的な2相非重複ラッチタイミング回路であり、そのモードにおいて、第1クロックドライバはph1クロック信号を生成し、且つ、第2クロックドライバはph2クロック信号を生成する。さらに、一実施例において、一本以上のロジックパスのローカルクロックドライバ210は、第2動作モードにおいて、コールドクロックモード(cold clocking mode)に入る。このコールドクロック動作モードにおいて、L1ラッチはトランスペアレントであることから、第1クロックドライバ210がコールドクロック化されるという全てのロジックパスにおけるクロック電力消費量を低減する。
【0011】
図2〜図4を再び参照すると、第1動作モードにおいて、第1クロックドライバ210は第1クロック位相(ph1)を有するクロック信号を生成すると共に、第2クロックドライバ260は第2クロック位相(ph2)を有するクロック信号を生成し、第1および第2クロック位相は非重複クロック位相として、すなわち、各クロックサイクルにおいて非重複シーケンスでL1ラッチ205およびL2ラッチ255を開閉するクロック位相として選択される。
【0012】
図6は、非重複2相ラッチタイミング回路として動作する15個のFO4ステージ/サイクルロジックパス(FO4 stage/cycle logic path)に対するロングパスおよびショートパスの両方に関する第1動作モードにおける代表的な波形を示している。例示的な各ステージ305が示される。マスタークロック信号310は、第1クロックドライバ210および第2クロックドライバ260により受信される。図6に示されるように、第1動作モードの間において、第1クロックドライバ210はph1クロック信号318を生成し、且つ、第2クロックドライバはph2クロック信号315を生成する。一実施例において、ph1およびph2クロック信号は、Vddを最大クロック電圧としてVdd/2の電圧で交差する相補的クロック位相を有する。
【0013】
一方、第2動作モードにおいて、第1クロックドライバ210は、第1ラッチ群をトランスペアレント状態に維持するのに十分なバイアス電圧312を生成する。このコールドクロック動作モードにおいて、第2ラッチ群は、エッジによりクロック入力される単一群のラッチと同様の特性を有することから、クロック電力消費量が低減される。一実施例において、第1クロックドライバ210は、該第1クロックドライバ210の動作モードを変更するように制御信号(CNTRL)を入力する少なくとも1つの制御入力ポート201を含む。さらに、一実施例において、第2クロックドライバ260は、第2動作モードにおいて該第2クロックドライバ260により生成されるクロックパルスの幅を調整するように制御信号(CNTRL)を入力する少なくとも1つの制御入力ポート201を含む。
【0014】
図7は、ロングパスに対する第2(コールドクロック)モードにおけるロングパスに対する代表的な波形を示している。第1クロックドライバ210は、その対応する第1ラッチ群をトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧312を生成する。ロングパスにおけるラッチに対して、第2クロックドライバ250は約50%のデューティサイクルを有する伝統的なph2クロック信号を生成し続けても良い。
【0015】
また、ショートパスにおける第1ラッチ群は、ph2クロック信号のパルス幅がファーストパスを回避するように減少されるならば、コールドクロック化され得る。図8は、第2動作モードにおけるショートパスに対する代表的な波形を示している。第2動作モードにおいて、第1クロックドライバ210は、その対応する各ラッチをトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧312を生成する。ただし、ショートパスに対して第2クロックドライバ250は、マスタークロックの適切な位相(例えば、マスタークロックの立ち下がりエッジ)でトリガされるパルス330であって、十分に減少された幅(例えば、クロック周期の約20%)を有することでショートパスにおける競合状態を防止するパルス330を生成する。
【0016】
一実施例において、第1動作モードでショートパスの場合、各クロックドライバはph1およびph2クロック信号を重ね合わせ、ph1およびph2のエッジはVdd/2で交差する。任意の瞬間における重複の度合いは、ローカルクロックスキューの量により決定される。スキューされたステージを用いることにより、わずかな永続的クロックアンダーラップが実施され得る。これにより、ファーストパスの競合状態の発生が低減される。ただし、かなりのローカルクロックスキューが存在するならば、ショートパスにおいて競合状態が無くなるのを保証するには不十分なこともある。第2動作モードにおいて、ph2クロック信号は、競合状態を防止するようにショートパルス幅を有するパルス330を備える。
【0017】
第2(コールドクロック)動作モードは選択的であると共に、その第2動作モードは、ロジック回路が事前選択許容誤差内のタイミング遅延を有するように設計かつ作製されるか否かに依存し得ることは理解されるであろう。適切に設計されて製造されたマシンにおいては、タイミング遅延がロングパスにおけるコールドクロックを許容する。それは、1)ロングパスph1ラッチは、評価波(evaluate wave)が到達する前にトランスペアレントであるように設計され得ると共に、2)ロングパスph1ラッチは、(ロジックおよび配線を通る新たなマシン状態の伝搬に対応する)評価波が通過した後で閉じるべく設計され得るものであり、且つ、3)ロングパスは1/2サイクル以上であることから、第2ラッチ群のph2状態はph2ラッチが依然としてトランスペアレントである間はph2ロジックには戻り競合し得ない、からである。前述したように、第2ラッチ群におけるエッジトリガパルスのパルス幅が競合状態を防止するようにマスタークロック位相の適切な部分で且つ十分に短いパルス幅(アンダーラップ)でトリガされるならば、ショートパスにおいてコールドクロックが可能とされ得る。ただし、設計誤差または製造変動は、ロングパスおよび/またはショートパスにおけるコールドクロックの使用を妨げるタイミング誤差に繋がることもある。
【0018】
従って、一実施例において、ロングパスおよびショートパスのロジック回路は、伝統的な2相非重複の第1動作モードで試験される。そのロジック回路は、コールドクロックモードにおいて再び試験される。一実施例において、そのロジック回路がコールドクロックモードにおいて適切に機能するならば、ローカルクロックドライバをプログラムしてコールドクロックモードに留まらせるべくプログラム可能素子が使用される。そのプログラム可能素子は、例えば、プログラム可能ヒューズとされ得る。
【0019】
ほとんどのラッチは、ロングコーン(long cone)またはショートコーン(short cone)を有するように装置を構成することが可能である。この場合には、常にコールドクロックが使用され得る。クロック電力の50%まで、または、マシン電力全体の20%までが減少され得る。コールドクロックおよび非重複クロックの設計の使用は、ラッチがはめ込まれたパスに依存する。図9には、適用例が示される。Φ1およびΦ2ラッチの例示的シーケンスに対して、標準クロック1、コールドクロック2またはアンダーラップクロック3により動作するラッチを備えたファーストパスのケースが示される。ラッチは、単にそのロジックコーン(logic cone)がショートおよびロングパスであるために、ショートおよびロングパスの両方において存在し得る。
【0020】
ロジック回路のタイミングマージンは、好ましくはコールドクロック化を促進するように選択されることが理解されるであろう。最適な性能および速度の設計に対して、ラッチは、好ましくはクロックエッジから離間された時間領域に配置される。この設計方法によれば、そのラッチがデータを通過させることが企図された時点と、該ラッチがデータを通過させるべき時点との間にタイミングマージンが残される。マージンのチェックは、好ましくはタイミング分析ツールにより実施される。典型的には、最小のマージンが最大の関心事である。タイミングツールによれば、ユーザは、好適に一定信号に対するマージン要件を特定し得る。マージン要件に対する違背は、タイミング誤差として報告されるものとする。タイミングマージンは、余分なものではない。それは、企図された設計と実際に生じるものとの間の緩衝材である。マージンの設計は、好ましくは設計が進展してもロジックラッチの位置変更がほとんど必要とされないものである。例えば、FETおよび配線には、遅延を変化させる非欠陥製造偏差(non-defect manufacturing variations)が存在する。マージン設計によれば、複数のステージおよびラッチ境界にわたり、これらの偏差が自動的に相殺される。すなわち、適時に時間を削減すれば経路(パス)の何処ででもプロセス速度利得が許容され、経路全体が支援されるのである。
【0021】
ロジックコーン幅およびSRAMアクセス時間は、マージン設計の理想に対する妥協策を必要とすることもある。ただし、その妥協策は入念に計画され得ると共に、残りの許容誤差はタイミングによりモニタされ得る。図10に示されるように、非重複ローカルクロックドライバ(LCD)により、ファーストパスの詰まり(padding)に対する電力および領域が減少され得る。ただし、このようなLCDは、フリップフロップの設計をさらに不都合なものとする。それは、‘効率的’なフリップフロップの設計に対しては重複クロックが好適だからである。設計にフリップフロップが現れる場合、それらとラッチとの間のロジック遅延は、図10のように割り当てられなければならない。フリップフロップは、時間領域において、クロック遷移の瞬間へと固定される。一実施例においては、タイミング設計マージンを維持するように、フリップフロップとラッチとの間に名目的に3/4サイクルのロジックが存在する。
【0022】
図6〜図8は、クロック電力を低減するようにコールドクロックおよびアンダーラップを用いる方法を示しているが、これらの技術は他の目的にも適合され得る。一実施例において、第1および第2クロックドライバは、両方とも両クロックドライバに対するアンダーラップ信号に応じてアンダーラップパルスを生成するように構成される。第1クロックドライバは、例えば、クロック信号の立ち上がりエッジに応じてパルスを生成し得る一方、第2クロックドライバは、立ち下がりクロック信号に応じてパルスを生成し得る。アンダーラップ化は、例えば、その他の場合には競合状態に帰着するであろう設計または製造の誤差を補償するように使用され得る。この第3動作モードは、例えば、競合状態をデバッグするのに有用である。
【0023】
さらに、一定の用途においては、試験の間において第1および第2クロックドライバの両方をコールドクロック化する機能を備えるのが望ましい。従って、一実施例においては、第1および第2クロックドライバの両方がそれらの夫々のラッチをトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成するという動作モードを有する。
【0024】
第1および第2クロックドライバは、バッファへの入力を制御するロジック回路を用いて実施され得る。一実施例において、第1クロックドライバは、バッファ回路(例えば、単一のインバータまたは一連のインバータ)の入力に連結されたロジック回路を備える。一実施例において、ロジック回路は、コールドクロック信号(COLD)が高レベル(H:High)ならばバッファの入力はバッファの出力を高レベルに駆動するバイアス電圧であり、且つ、コールドクロック信号が低レベル(L:low)ならばバッファの入力は適切な位相遅延を有する時間変化クロック信号であるように構成される。
【0025】
他の実施例において、ロジック回路は、パルス生成モードにおいてマスタークロックに関して短いパルス幅を有するようにクロックトリガされたパルスをバッファの入力が受け取るように構成されたパルス生成器を含む。
【0026】
図11〜図13は、第1クロックドライバに対する代表的なコールドクロック回路を示している。図11に示されるように、一実施例においては、マスタークロック信号(CLK)である第1入力とCOLD信号である第2信号とを有するNORゲートの出力に対してインバータが結合される。図12に示されるように、図11の回路の論理的等価回路はORゲートである。結果として、上記回路の出力は、COLD信号が高レベルならばロジックハイ(高レベル)の信号である。もしCOLD信号が低レベルならば、上記回路の出力はクロック信号である。図13は、トランジスタレベルの実施方式を示している。
【0027】
一実施例において、第2クロックドライバは、試験の間においてコールドクロック化され得る。図14に示されるように、一実施例において、NANDゲートがバッファを駆動する。NANDゲートの1つの入力は、クロック信号である。また、NANDゲートの他の入力は、COLD信号の相補(complement)である。この回路の論理的等価回路は、図15に示される。図16は、トランジスタレベルの実施方式を示している。もし、COLD信号がロジックハイならば、その回路の出力は高レベルである。もし、COLD信号が低レベルならば、上記出力はクロック信号の相補である。
【0028】
図17〜図21は、伝統的なモードすなわちアンダーラップクロックモード、および、コールドクロックモードを有する第1クロックドライバの実施例を示している。図17に示されるように、NANDゲートの出力は、インバータに結合される。NANDゲートに対する一方の入力はORゲートであり、ORゲートは一方の入力としてのCOLD信号と他の入力としてのクロック信号とを有する。NANDゲートに対する他方の入力は第2NANDゲートであり、第2NANDゲートは一方の入力としてのクロック信号と他方の入力としてのアンダーラップ制御信号(UNLP2)を有する。図18は、図17の回路の論理的等価回路を示している。アンダーラップ制御信号がゼロの値を有するときに第2NANDゲートは1の出力を有することから、その回路は、第1入力としてクロック信号を有するORゲートであって第2入力としてコールド信号を有するORゲートに等しい。従って、もし、アンダーラップ制御信号が低レベルであり且つコールド信号が低レベルであれば、出力はクロック信号である。ただし、もし、アンダーラップ信号が低レベルであり且つコールド信号が高レベルならば、出力は依然として高レベルのままである。図19はアンダーラップ信号が高レベルのときの等価ロジック回路を示し、また、図20はアンダーラップ信号が高レベルであり且つコールド信号が低レベルに対する等価回路を示している。この場合。その回路は、パルスの立ち上がりエッジでパルスを生成するパルス生成器として機能する。図21は、トランジスタレベルの実施方式を示す回路図である。
【0029】
図22は、クロック、コールドおよびアンダーラップ制御信号(UNLP−n)を有する第2パルス生成器に対するロジック回路を示している。図23は、パルスモードにおける論理的等価回路を示している。
【0030】
図24および図25は、種々のクロック禁止信号である制御信号le1、ce1およびreを受け取るように配置された付加的制御ゲートを備えた第1および第2クロックドライバのさらなる実施例を示している。全ての‘unlp’信号が非アクティブであるとき、ph1およびph2は通常形式で重なり合う。‘unlp’がアクティブのとき、所定クロックドライバは、その位相の開始時に起動するパルス生成器となる。既存のイネーブルロジックチェーン(enable logic chain)の本来的な遅延により、パルス幅は約3つのFO4に設定される。このパルス幅は狭幅であると共に、トランスペアレントラッチ式の設計はサイクルスチーリング(cycle stealing)を許容することから、非重複モードの間に全てのデータが確実に利用され得るべくクロック速度は半分の速度まで低速化されなければならない。
【0031】
第1および第2ラッチ群は、スキャンチェーンビットを備えたラッチなどの種々の異なるラッチの設計から構成され得ることは理解されるであろう。図26は、代表的なラッチおよびそのスキャンビットの回路結線図1400を示している。図27は、代表的な第2ラッチ群の設計1500を示している。
【0032】
本発明の特定の実施例および用途が図示されて記述されたが、本発明は、本明細書中に開示された通りの構造および構成要素に限定されるものではなく、また、添付の各請求項で定義された発明の精神および範囲から逸脱することなく、本明細書中に開示された本発明の方法および装置の配置、作用および詳細において当業者にとって自明な様々な改造、変更および変形がなされ得ることは理解されるべきである。
【0033】
(付 記)
(付記1) 全てのクロックサイクルに対するクロックパルスを備えたマスタークロック信号を有する集積回路のロジック回路用マルチモードラッチタイミング回路であって、
ロジックパスの第1部分におけるデータの流れを制御すると共に、第1ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第1タイミングラッチ群と、
前記ロジックパスの第2部分におけるデータの流れを制御すると共に、第2ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第2タイミングラッチ群と、
前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第1ラッチ制御入力に結合された第1出力信号を出力し、第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第1クロック位相を有する第1クロック信号を生成すると共に、第2動作モードにおいては前記第1ラッチ群をトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成するように構成された第1ドライバと、
前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第2ラッチ制御入力に結合された第2出力信号を出力し、前記第1および第2動作モードにおいて前記マスタークロック信号に関して第2クロック位相を有する第2クロック信号を生成するように構成された第2ドライバとを備え、
前記第1モードにおける前記第1および第2クロック信号の位相は、前記第1および第2ラッチ群が前記クロックサイクルの異なる部分でトランスペアレントであるように選択されることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0034】
(付記2) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記ロジックパスは、前記第1および第2ラッチ群の間において該ロジックパスに配設されたロジックユニットを備えるロングパスであることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0035】
(付記3) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記ロジックパスは、前記第2および第1ラッチ群の間において該ロジックパスに配設されたロジックユニットを備えるロングパスであることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0036】
(付記4) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記ロジックパスは、前記第1および第2ラッチ群の間において該ロジックパスに第1ロジックユニットが配設されると共に、前記第2および第1ラッチ群の間において該ロジックパスに第2ロジックユニットが配設されるロングパスであることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0037】
(付記5) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記ロジックパスはショートパスであり、且つ、
前記第2動作モードにおける前記第2出力信号は、前記マスタークロックのパルス幅より短いクロックパルス幅のアンダーラップクロックパルスを有することを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0038】
(付記6) 付記5に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記アンダーラップクロックパルスは、前記第2動作モードにおける競合状態を防止するように選択されることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0039】
(付記7) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1ドライバは、
バッファ入力を有すると共に、該バッファ入力で受信した信号に応じて出力を生成するバッファと、
前記マスタークロック信号を受け取るクロック入力と、
前記クロック入力および前記バッファ入力に結合され、前記第1モードにおいては前記クロック入力を前記バッファ入力に結合すると共に、前記第2モードにおいては前記バッファ入力に対して一定バイアスを印加するロジック回路と、を備えることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0040】
(付記8) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第2ドライバは、
バッファ入力を有すると共に、該バッファ入力で受信した信号に応じて出力を生成するバッファと、
前記マスタークロック信号を受け取るクロック入力と、
前記クロック入力に結合され、前記クロック信号より短いパルス幅のパルスを生成するパルス生成器を有し、前記バッファ入力に対して前記第1モードにおいては第2位相のクロックパルスを結合すると共に前記第2モードにおいては前記マスタークロックよりも短いパルス幅のアンダーラップパルスを結合するロジック回路と、を備えることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0041】
(付記9) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第2ドライバは、アンダーラップ制御信号に応じて前記第2モードにおいて短いパルス幅を有するクロック信号を生成するように構成されることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0042】
(付記10) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1ドライバは、コールドクロック制御信号に応じて前記第2モードに入ることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0043】
(付記11) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1モードは試験モードであり、且つ、前記第2モードはパルスラッチモードであることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0044】
(付記12) 付記1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1モードは2相トランスペアレントラッチモードであり、且つ、前記第2モードはパルスラッチモードであることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0045】
(付記13) 全てのクロック周期に対するクロックパルスを備えたマスタークロック信号を有する集積回路のロジック回路用マルチモードラッチタイミング回路であって、
ロジックパスに入るデータの流れを制御する第1ラッチ手段と、
前記ロジックパスを去るデータの流れを制御する第2ラッチ手段と、
前記第1ラッチ手段の第1ラッチ制御入力に結合され、第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第1クロック位相を有する第1クロック信号を生成すると共に、第2動作モードにおいてはトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成する第1ドライバ手段と、
前記第2ラッチ手段の第2ラッチ制御入力に結合され、前記第1および第2動作モードにおいて前記マスタークロック信号に関して第2クロック位相を有する第2クロック信号を生成する第2ドライバ手段と、を備え、
前記第1モードにおける前記第1および第2クロック信号の位相は、前記第1および第2ラッチ群が前記クロックサイクルの異なる部分でトランスペアレントであるように選択されることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0046】
(付記14) 付記13に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、さらに、競合状態を十分に防止するように前記第2動作モードにおいて前記第2クロック信号の各パルスの幅を減少する手段を備えることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0047】
(付記15) 付記13に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1および第2ラッチ手段はロングパスを規定することを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0048】
(付記16) 付記14に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1および第2ラッチ手段はショートパスを規定することを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
【0049】
(付記17) 全てのクロックサイクルに対して約50%のデューティサイクルを有するクロックパルスを備えるマスタークロック信号により調整されるロジック回路であって、
データの流れを制御し、第1ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第1タイミングラッチ群と、
前記流れを制御し、第2ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第2タイミングラッチ群と、
前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第1ラッチ制御入力に結合された第1出力信号を出力し、第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第1クロック位相を有する第1クロック信号を生成すると共に、第2動作モードにおいては前記第1ラッチ群をトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成するように構成された第1ドライバと、
前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第2ラッチ制御入力に結合された第2出力信号を出力し、前記第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第2クロック位相を有する第2クロック信号を生成し、該第2クロック信号は前記第2動作モードにおいては減少されたクロックパルス幅を有する第2ドライバと、
前記第1および第2ラッチ群の間に結合され、完全な1つのクロックサイクルを必要とするロングパスであるロジックパスを規定するロジックユニットと、
前記第1および第2ラッチ群の間で半クロックサイクルを必要とするショートパスであるロジックパスを規定するロジック結合と、を備え、
前記第1モードにおいて前記第1および第2クロック信号の各位相は前記第1および第2ラッチ群が前記クロックサイクルの異なる部分でトランスペアレントであるように選択され、且つ、前記第2クロックモードのパルス幅は該第2モードに対して競合状態を防止するように選択されることを特徴とするロジック回路。
【0050】
(付記18) 付記17に記載のロジック回路において、前記第1ドライバは、
バッファ入力を有すると共に、該バッファ入力で受信した信号に応じて出力を生成するバッファと、
マスタークロック信号を受け取るクロック入力と、
前記クロック入力および前記バッファ入力に結合され、前記第1モードにおいては前記クロック入力を前記バッファ入力に結合すると共に、前記第2モードにおいては前記バッファ入力に対して一定バイアスを印加する論理回路と、を備えることを特徴とするロジック回路。
【0051】
(付記19) 付記17に記載のロジック回路において、前記第2ドライバは、
バッファ入力を有すると共に、該バッファ入力で受信した信号に応じて出力を生成するバッファと、
前記マスタークロック信号を受け取るクロック入力と、
前記クロック入力に結合され、前記クロック信号より短いパルス幅のパルスを生成するパルス生成器を有し、前記バッファ入力に対して前記第1モードにおいては第2位相のクロックパルスを結合すると共に、前記第2モードにおいては前記マスタークロックよりも短いパルス幅のアンダーラップパルスを結合する論理回路と、を備えることを特徴とするロジック回路。
【0052】
(付記20) 付記19に記載のロジック回路において、前記第2ドライバは、アンダーラップ制御信号に応じて前記第2モードにおいて短いパルス幅を有するクロック信号を生成するように構成されることを特徴とするロジック回路。
【0053】
(付記21) 付記17に記載のロジック回路において、前記第1ドライバは、コールドクロック制御信号に応じて前記第2モードに入ることを特徴とするロジック回路。
【0054】
(付記22) 付記17に記載のロジック回路において、前記第1モードは試験モードであり、且つ、前記第2モードはパルスラッチモードであることを特徴とするロジック回路。
【0055】
(付記23) 付記17に記載のロジック回路において、前記第1モードは2相トランスペアレントラッチモードであり、且つ、前記第2モードはパルスラッチモードであることを特徴とするロジック回路。
【0056】
(付記24) 集積回路のロジックパスにおける第1および第2ラッチ群を有するロジック回路を動作させる方法であって、
2相トランスペアレントラッチモードにおいては、第1位相を有する第1クロック信号により前記第1ラッチ群を駆動し且つ第2位相を有する第2クロック信号により前記第2ラッチ群を駆動し、前記第1および第2位相は前記第1および第2ラッチ群が重複しないように選択され、
単一位相パルスラッチモードにおいては、前記第1ラッチ群をトランスペアレントとし、且つ、前記第2群のラッチを前記第2クロック信号により駆動することを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0057】
(付記25) 付記24に記載のロジック回路を動作させる方法において、さらに、
前記単一位相ラッチモードにおいて、前記第2クロック信号の各パルスのパルス幅を減少することにより、少なくとも1つのショートパスにおける競合状態を防止することを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0058】
(付記26) 付記24に記載のロジック回路を動作させる方法において、さらに、
試験モードにおいて、前記2相トランスペアレントラッチモードにおける前記ロジック回路の動作を評価することを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0059】
(付記27) 付記24に記載のロジック回路を動作させる方法において、さらに、
試験モードにおいて、前記2相トランスペアレントラッチモードにおける前記ロジック回路の動作を評価し、
通常動作モードにおいて、前記単一位相ラッチモードで動作するように前記ロジック回路をプログラムすることを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0060】
(付記28) 付記24に記載のロジック回路を動作させる方法において、さらに、
試験モードにおいて、前記2相トランスペアレントラッチモードにおける前記ロジック回路の動作を評価し、
通常動作モードにおいて、前記単一位相ラッチモードで動作するように前記ロジック回路をプログラムすることを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0061】
(付記29) 付記24に記載のロジック回路を動作させる方法において、さらに、
試験モードにおいて、前記2相トランスペアレントラッチモードおよび前記単一位相ラッチモードにおける前記ロジック回路の動作を評価し、
前記単一位相ラッチモードにおいて、十分に動作している前記ロジック回路に応じて通常動作モードにおいては前記単一位相ラッチモードで動作するように前記ロジック回路をプログラムし、
前記単一位相ラッチモードにおいて、不十分に動作している前記ロジック回路に応じて通常動作モードにおいては前記2相トランスペアレントラッチモードで動作するように前記ロジック回路をプログラムすることを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0062】
(付記30) 付記29に記載のロジック回路を動作させる方法において、さらに、
ショートパスにおける競合状態を防止するように前記単一位相ラッチモードにおけるパルス幅を選択することを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
【0063】
(付記31) 集積回路のロジックパスにおける第1および第2ラッチ群を有するロジック回路により必要とされるクロック電力を低減する方法であって、
前記ロジックパスの2相非重複ラッチ動作を必要とする試験モードにおいて、第1位相を有する第1クロック信号により前記第1ラッチ群を駆動し、且つ、第2位相を有する第2クロック信号により前記第2ラッチ群を駆動し、
前記第2ラッチ群のみの循環を必要とする動作モードにおいて、前記第1ラッチ群をトランスペアレントとするように選択されたバイアス電圧により前記第1ラッチ群を駆動し、且つ、前記第2クロック信号により前記第2ラッチ群を駆動することを特徴とするクロック電力を低減する方法。
【0064】
(付記32) 付記30に記載の方法において、さらに、
前記動作モードにおいて、前記第2クロック信号のクロックパルス幅を減少してショートパスにおける競合状態を防止することを特徴とする方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の2相ラッチタイミング回路のブロック図である。
【図2】本発明に係るラッチタイミング回路のブロック図である。
【図3】本発明に係るラッチタイミング回路のブロック図である。
【図4】本発明に係るラッチタイミング回路のブロック図である。
【図5】図2〜図4の回路に対する異なる動作モードを示すフローチャートである。
【図6】第1動作モードにおける第1および第2クロックドライバの例示的信号を示す図である。
【図7】コールドクロック動作モードに対するロングパスにおける第1および第2クロックドライバの例示的信号を示す図である。
【図8】コールドクロック動作モードに対するショートパスにおける第1および第2クロックドライバの例示的信号を示す図である。
【図9】ファーストパスの場合に対するラッチパスを示す図である。
【図10】フリップフロップを用いたロジックパスの設計の一実施例を示す図である。
【図11】第1クロックドライバの一実施例の回路図である。
【図12】第1クロックドライバの一実施例の回路図である。
【図13】第1クロックドライバの一実施例の回路図である。
【図14】第2クロックドライバの一実施例の回路図である。
【図15】第2クロックドライバの一実施例の回路図である。
【図16】第2クロックドライバの一実施例の回路図である。
【図17】第1クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図18】第1クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図19】第1クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図20】第1クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図21】第1クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図22】第2クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図23】第2クロックドライバの第2実施例の回路図である。
【図24】第1および第2クロックドライバの幾つかの実施例の詳細回路図である。
【図25】第1および第2クロックドライバの幾つかの実施例の詳細回路図である。
【図26】図2〜図4のラッチタイミング回路と共に用いられる例示的ラッチの回路図である。
【図27】図2〜図4のラッチタイミング回路と共に用いられる例示的ラッチの回路図である。

Claims (10)

  1. 全てのクロックサイクルに対するクロックパルスを備えたマスタークロック信号を有する集積回路のロジック回路用マルチモードラッチタイミング回路であって、
    ロジックパスの第1部分におけるデータの流れを制御すると共に、第1ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第1タイミングラッチ群と、
    前記ロジックパスの第2部分におけるデータの流れを制御すると共に、第2ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第2タイミングラッチ群と、
    前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第1ラッチ制御入力に結合された第1出力信号を出力し、第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第1クロック位相を有する第1クロック信号を生成すると共に、第2動作モードにおいては前記第1ラッチ群をトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成するように構成された第1ドライバと、
    前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第2ラッチ制御入力に結合された第2出力信号を出力し、前記第1および第2動作モードにおいて前記マスタークロック信号に関して第2クロック位相を有する第2クロック信号を生成するように構成された第2ドライバとを備え、
    前記第1モードにおける前記第1および第2クロック信号の位相は、前記第1および第2ラッチ群が前記クロックサイクルの異なる部分でトランスペアレントであるように選択されることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  2. 請求項1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記ロジックパスは、前記第1および第2ラッチ群の間において該ロジックパスに第1ロジックユニットが配設されると共に、前記第2および第1ラッチ群の間において該ロジックパスに第2ロジックユニットが配設されるロングパスであることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  3. 請求項1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記ロジックパスはショートパスであり、且つ、
    前記第2動作モードにおける前記第2出力信号は、前記マスタークロックのパルス幅より短いクロックパルス幅のアンダーラップクロックパルスを有することを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  4. 請求項1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第1ドライバは、
    バッファ入力を有すると共に、該バッファ入力で受信した信号に応じて出力を生成するバッファと、
    前記マスタークロック信号を受け取るクロック入力と、
    前記クロック入力および前記バッファ入力に結合され、前記第1モードにおいては前記クロック入力を前記バッファ入力に結合すると共に、前記第2モードにおいては前記バッファ入力に対して一定バイアスを印加するロジック回路と、を備えることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  5. 請求項1に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、前記第2ドライバは、
    バッファ入力を有すると共に、該バッファ入力で受信した信号に応じて出力を生成するバッファと、
    前記マスタークロック信号を受け取るクロック入力と、
    前記クロック入力に結合され、前記クロック信号より短いパルス幅のパルスを生成するパルス生成器を有し、前記バッファ入力に対して前記第1モードにおいては第2位相のクロックパルスを結合すると共に前記第2モードにおいては前記マスタークロックよりも短いパルス幅のアンダーラップパルスを結合するロジック回路と、を備えることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  6. 全てのクロック周期に対するクロックパルスを備えたマスタークロック信号を有する集積回路のロジック回路用マルチモードラッチタイミング回路であって、
    ロジックパスに入るデータの流れを制御する第1ラッチ手段と、
    前記ロジックパスを去るデータの流れを制御する第2ラッチ手段と、
    前記第1ラッチ手段の第1ラッチ制御入力に結合され、第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第1クロック位相を有する第1クロック信号を生成すると共に、第2動作モードにおいてはトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成する第1ドライバ手段と、
    前記第2ラッチ手段の第2ラッチ制御入力に結合され、前記第1および第2動作モードにおいて前記マスタークロック信号に関して第2クロック位相を有する第2クロック信号を生成する第2ドライバ手段と、を備え、
    前記第1モードにおける前記第1および第2クロック信号の位相は、前記第1および第2ラッチ群が前記クロックサイクルの異なる部分でトランスペアレントであるように選択されることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  7. 請求項6に記載のマルチモードラッチタイミング回路において、さらに、競合状態を十分に防止するように前記第2動作モードにおいて前記第2クロック信号の各パルスの幅を減少する手段を備えることを特徴とするマルチモードラッチタイミング回路。
  8. 全てのクロックサイクルに対して約50%のデューティサイクルを有するクロックパルスを備えるマスタークロック信号により調整されるロジック回路であって、
    データの流れを制御し、第1ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第1タイミングラッチ群と、
    前記流れを制御し、第2ラッチ制御入力に印加される電圧に応じてトランスペアレントとなる第2タイミングラッチ群と、
    前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第1ラッチ制御入力に結合された第1出力信号を出力し、第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第1クロック位相を有する第1クロック信号を生成すると共に、第2動作モードにおいては前記第1ラッチ群をトランスペアレントとするのに十分なバイアス電圧を生成するように構成された第1ドライバと、
    前記マスタークロック信号を受信し且つ前記第2ラッチ制御入力に結合された第2出力信号を出力し、前記第1動作モードにおいては前記マスタークロック信号に関して第2クロック位相を有する第2クロック信号を生成し、該第2クロック信号は前記第2動作モードにおいては減少されたクロックパルス幅を有する第2ドライバと、
    前記第1および第2ラッチ群の間に結合され、完全な1つのクロックサイクルを必要とするロングパスであるロジックパスを規定するロジックユニットと、
    前記第1および第2ラッチ群の間で半クロックサイクルを必要とするショートパスであるロジックパスを規定するロジック結合と、を備え、
    前記第1モードにおいて前記第1および第2クロック信号の各位相は前記第1および第2ラッチ群が前記クロックサイクルの異なる部分でトランスペアレントであるように選択され、且つ、前記第2クロックモードのパルス幅は該第2モードに対して競合状態を防止するように選択されることを特徴とするロジック回路。
  9. 集積回路のロジックパスにおける第1および第2ラッチ群を有するロジック回路を動作させる方法であって、
    2相トランスペアレントラッチモードにおいては、第1位相を有する第1クロック信号により前記第1ラッチ群を駆動し且つ第2位相を有する第2クロック信号により前記第2ラッチ群を駆動し、前記第1および第2位相は前記第1および第2ラッチ群が重複しないように選択され、
    単一位相ラッチモードにおいては、前記第1ラッチ群をトランスペアレントとし、且つ、前記第2群のラッチを前記第2クロック信号により駆動し、
    試験モードにおいては、前記単一位相ラッチモードにおける前記ロジック回路の動作を 評価し、
    前記単一位相ラッチモードにおいて十分に動作している前記ロジック回路に応じて、通常動作モードにおいては前記単一位相ラッチモードで動作するように前記ロジック回路をプログラムし、そして、
    前記単一位相ラッチモードにおいて不十分に動作している前記ロジック回路に応じて、通常動作モードにおいては前記2相トランスペアレントラッチモードで動作するように前記ロジック回路をプログラムすることを特徴とするロジック回路を動作させる方法。
  10. 集積回路のロジックパスにおける第1および第2ラッチ群を有するロジック回路により必要とされるクロック電力を低減する方法であって、
    前記ロジックパスの2相非重複ラッチ動作を必要とする試験モードにおいて、第1位相を有する第1クロック信号により前記第1ラッチ群を駆動し、且つ、第2位相を有する第2クロック信号により前記第2ラッチ群を駆動し、
    前記第2ラッチ群のみの循環を必要とする動作モードにおいて、前記第1ラッチ群をトランスペアレントとするように選択されたバイアス電圧により前記第1ラッチ群を駆動し、且つ、前記第2クロック信号により前記第2ラッチ群を駆動することを特徴とするクロック電力を低減する方法。
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