JP3907343B2 - 撮像装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子スチルカメラ等の撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図11に従来の撮像装置に用いられていたインターライン型固体撮像素子の概略図を示す。同図において、41が画素、42が垂直電荷転送素子、43が水平電荷転送素子、44が出力部、45が信号出力端子となっている。画素41で光電変換された信号電荷は、垂直電荷転送素子42に送られ、4相駆動パルスφV1、φV2、φV3およびφV4により水平電荷転送素子43の方向へ順に転送される。水平電荷転送素子43は、垂直電荷転送素子42から転送されて来た水平一列分の信号電荷を2相駆動パルスφH1およびφH2により出力部44に転送し、出力部44で、電圧に変換され画像信号出力端子45より出力される。
【0003】
図12に従来の露光制御機能を備えた撮像装置のブロック図を示す。同図において、51が撮影レンズ、63が撮影レンズ51の焦点調節駆動を行うためのレンズ駆動回路、52が被写体の光量を制御するための絞り、53が絞り52を駆動するための絞り駆動回路、54が被写体像を電気信号に変換するための固体撮像素子、例えば、CCD、55がCCD13を駆動するためのCCD駆動回路、56がCCD54から出力された映像信号のレベルを制御するための利得制御回路、57がCCDから出力された信号に所定の処理を施すための撮像信号処理回路、58が画像メモリ、59が画像メモリ17から出力された信号を後述の画像表示装置60に表示可能な所定の信号にするための表示信号処理回路、60が画像表示装置、例えば、液晶表示装置(LCD)、61がLCD60を駆動するためのLCD駆動回路、62が撮像装置全体のシステムを制御するシステム制御回路である。
【0004】
図11、12を用いて従来の撮像装置の動作を説明する。CCD54から出力された映像信号は利得制御回路56で所定のレベルに変換され、撮像信号処理回路57で所定の処理を施され、画像メモリ58に入力される。画像メモリ58では入力された映像信号をLCD60に表示可能となるように水平方向の画素数や垂直方向のライン数を変換して表示信号処理回路59に供給し、表示信号処理回路59ではLCD60に表示可能な所定の形式の信号に変換し、LCD60に供給することにより、CCD54で撮影された映像信号が、LCD60に表示される。
【0005】
この際、システム制御回路62は撮像信号処理回路57から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行い、LCD60に表示される画像が適正な明るさになるようにする。露出制御の具体的な方法としては、絞り駆動回路53により絞り52を駆動して入射する光量の制御と、CCD駆動回路55によりCCD54の露光時間の制御を組み合わせて行い、これだけで制御できない場合には利得制御回路56でCCD54から出力された映像信号レベルが適正となるように利得の制御を行なう。また同時に映像信号の高周波成分を検出し、高周波成分が最大レベルとなる位置に撮影レンズを駆動する合焦制御を行う。合焦制御の具体的な方法としては、レンズ駆動回路63によりレンズ駆動を行いながら高周波成分を逐次検出し最大値となったところで停止するか、レンズ駆動できる全範囲の高周波成分を検出し最大値であったところまで撮影レンズを駆動するなどの制御方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例の撮像装置では、被写体の輝度が極端に高い場合や反対に低い場合に映像信号から高周波成分を精度良く検出することが難しくなり、適正な合焦制御が出来ないという問題があった。
【0007】
例えば、ストロボ等の補助光が必要となるほど被写体が暗い場合、絞り52を開いても、絞り52は開放の状態で制限されてしまうので十分な明るさを確保できない。そこで、利得制御回路56を制御して利得を増大させると、固体撮像素子の出力部で発生するノイズまで一緒に増大させてしまうので、そのノイズの影響のため高周波成分を精度良く検出することが難しくなる。反対に被写体の輝度が極端に高い場合にも、絞り52、利得制御回路56の制御には限界があるので、映像信号が飽和してしまい、暗い時と同様に、高周波成分を精度良く検出できず合焦精度を確保できないといった問題があった。
【0008】
本発明の目的は、被写体の輝度が極端に高い場合あるいは低い場合にも適正な焦点検出を行うことのできる撮像装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、光電変換を行う複数の画素を有する撮像手段と、前記撮像手段の出力を用いて焦点検出を行う焦点検出手段と、被写体の測光を行う測光手段と、加算する前記画素の数の異なる読み出しパルスモードを有し、Vレートを変更して前記焦点検出手段による焦点検出を行う際、測光結果と当該Vレートの変更に応じて、読み出しパルスモードを変えずにVレートを変更するか、または読み出しパルモードを変えるとともにVレートを変更するかを切り替える制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】
(第1の実施の形態)
図1〜図7を用いて、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置を説明する。
【0012】
図1は、本実施の形態におけるインターライン型固体撮像素子の概略図である。同図において、1が画素、2が垂直電荷転送素子、3が水平電荷転送素子、4が出力部、5が信号出力端子である。画素1で光電変換された信号電荷は、読み出しパルスにより垂直電荷転送素子2に送られ、8相駆動パルスφV1、φV2、φV3、φV4、φV5、φV6、φV7及びφV8により水平電荷転送素子3の方向へ順に転送される。水平電荷転送素子3は、垂直電荷転送素子2から転送されて来た水平一列分の信号電荷を2相駆動パルスφH1およびφH2により出力部4に転送し、出力部4で電圧に変換され、信号出力端子5より出力される。本実施の形態では、垂直電荷転送素子2の構成として、1画素2電極つまり4画素8電極の8相駆動としている。さらに、画素1で光電変換された信号電荷を垂直電荷転送素子2に読み出すための電荷読み出しパルスは、8相駆動パルスのうち垂直電荷転送電極と読み出し電極を兼ねたφV1、φV3、φV5およびφV7に印加している。
【0013】
図2は、本発明の第1の実施の形態における撮像装置のブロック図である。同図において、10が撮影レンズ、22が撮影レンズ10の焦点調節駆動を行うためのレンズ駆動回路、11が被写体の光量を制御するための絞り、12が絞り11を駆動するための絞り駆動回路、13が被写体像を電気信号に変換するための固体撮像素子、例えば、CCDであり前記図1に示したものである。14がCCD13を駆動するためのCCD駆動回路、15がCCDから出力された映像(画像)信号のレベルを制御するための利得制御回路、16がCCDから出力された信号に所定の処理を施すための撮像信号処理回路、17が画像メモリ、18が画像メモリ17から出力された信号を後述する画像表示装置19に表示可能な所定の信号にするための表示信号処理回路、19が画像表示装置、例えば、液晶表示装置(LCD)、20がLCD19を駆動するためのLCD駆動回路、21が撮像装置全体のシステムを制御するマイクロコンピュータ等で構成されるシステム制御回路、23は、被写体が暗い場合での合焦制御時に補助光を被写体に照射するための補助光照射部である。
【0014】
図3は、CCD13がCCD駆動回路14によって駆動されるタイミングチャートであって、特にCCD13の垂直方向に連続する4画素の信号電荷を加算して読み出す場合のタイミングを示すものである。VDが垂直同期信号、HDが水平同期信号、φV1、φV3、φV5およびφV7が垂直電荷転送素子2の8相駆動パルスを代表して示し、φH1が水平電荷転送素子3の2相駆動パルスを代表して示す。VSUBは、画素に蓄積する電荷を基板に掃き出すための電荷掃き出し信号を示している。31が垂直方向に連続する4画素で構成する組の水平画素列のうち第1水平画素列の信号電荷を垂直電荷転送素子2に読み出す第1の電荷読み出しパルスを示しており、以下32、33、34は同様に第2、第3、第4の水平画素列の電荷読み出しパルスである。T1は、CCD13の駆動における1垂直走査期間である。また、電荷掃き出し信号VSUBが終了する時刻t0から電荷読み出しパルス31から34が出る時刻t1までの期間T2が画素1に電荷が蓄積される露光時間を示している。さらに時刻t1の後のt2から再び電荷掃き出しパルスVSUBが出力される。同図のようなタイミングでCCD13を駆動することにより、垂直方向に連続する4画素の電荷が、垂直電荷転送素子2で加算され信号出力端子5から出力される。従って、CCD13から出力される映像信号は、CCD13の垂直方向の画素数の1/4のライン数となる。
【0015】
図4は、CCD13がCCD駆動回路14によって駆動されるタイミングチャートであって、特にCCD13の垂直方向に連続する4画素の内の連続する2画素の信号電荷を加算して読み出し、さらに残りの連続する2画素の信号電荷は読み飛ばす場合のタイミングを示すものである。同図に示されている信号のうち図3に示されている信号と同一の信号名のものは同一の機能の信号を示すものである。同図においては時刻t1での電荷読み出しパルスは、31、32のみ出力されており、このようにすることによって、垂直方向に連続する4画素の内の連続する2画素、即ち第1水平画素列と第2水平画素列の電荷を、垂直電荷転送素子2で加算して読み出し、さらに残りの連続する2画素、即ち第3水平画素列と第4水平画素列の電荷は時刻t2の電荷掃き出しパルスVSUBによって基板に掃き捨てる。即ち連続する4画素から連続する2画素ごとに加算と掃き捨てを繰り返し、その結果画素を間引きながら信号を読み出すことになるので、CCD13から出力される映像信号は、図3の場合と同様にCCD13の垂直方向の画素数1/4のライン数が出力されることになる。
【0016】
図5は、CCD13がCCD駆動回路14によって駆動されるタイミングチャートであって、特にCCD13の垂直方向に連続する4画素の内の1画素の信号電荷のみを読み出し、さらに残りの連続する3画素の信号電荷は読み飛ばす場合のタイミングを示すものである。同図に示されている信号のうち図3に示されている信号と同一の信号名のものは同一の機能の信号を示すものである。同図においては時刻t1での電荷読み出しパルスは、31のみ出力されており、このようにすることによって、垂直方向に連続する4画素の内の1画素、即ち第1水平画素列の電荷を読み出し、さらに残りの連続する3画素、即ち第2水平画素列、第3水平画素列及び第4水平画素列の電荷は時刻t2の電荷掃き出しパルスVSUBによって基板に掃き捨てる。即ち連続する4画素から1画素読み出し、残りの掃き捨てを繰り返し、その結果、画素を間引きながら信号を読み出すことになるので、前記CCD13から出力される映像信号は、図3、4の場合と同様に前記CCD13の垂直方向の画素数1/4のライン数が出力されることになる。
【0017】
図6は、利得制御回路15の制御値に対する利得の関係の一例を示す図、図7は、システム制御回路21のフローチャートである。図1〜図7を用いて本実施の形態の撮像装置の動作について説明する。
【0018】
まず、メインの電源がONされるとシステム全体に電源を供給し(S101)、絞り11の絞り値、CCD13の露光時間及び利得制御回路15の利得を、それぞれ絞り駆動回路12、CCD駆動回路14及び利得制御回路15により所定の値に設定し(S102)、さらにLCD19の駆動を開始する(S103)。撮影レンズ10、絞り11を介して入射した被写体光はCCD13で電気信号に変換される。CCD13はCCD駆動回路14から供給される駆動パルスで駆動されるが、通常撮影時にはCCD駆動回路14は図4で示した駆動パルスを供給するものとする。即ちCCD13の垂直方向に連続する4画素の内の連続する2画素の信号電荷を加算して読み出し、さらに残りの連続する2画素の信号電荷は読み飛ばし、映像信号として出力する。出力された映像信号は利得制御回路15で所定のレベルに変換され、さらに撮像信号処理回路16で所定の処理、例えばγ補正、ホワイトバランス等の処理を施され、画像メモリ17に供給される。画像メモリ17では入力された映像信号をLCD19に表示可能となるように水平方向の画素数や垂直方向のライン数を変換し表示信号処理回路18に供給する。CCD13の垂直方向の画素数がLCD19の垂直方向の画素数の4倍である場合には、ライン数の変換を必要としないことは明らかである。表示信号処理回路18ではLCD19に表示可能な所定の所定の形式の信号に変換してLCD19に供給することにより、CCD13で撮影された映像信号が、LCD19に表示される。
【0019】
次に、システム制御回路21は、撮像信号処理回路16から出力される映像信号のレベルを測光し(S104)、その映像信号のレベルを所定値と比較する(S105)。測光結果Evが所定値a、bに対して a< Ev < b(a<b)の場合は、システム制御回路21は、CCD駆動回路14から供給されるCCD13を駆動するパルスの変更を行わずに図4で示した駆動パルスを供給し続け、撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行う(S106)。露出制御の方法としては、絞り駆動回路12により絞り11を制御することにより入射する光量を制御したり、利得制御回路15で信号レベルが適正となるように利得の制御を行ったり、あるいはCCD駆動回路14によりCCD13の露光時間の制御を行う等があり、上記いずれかひとつ、あるいは複数の方法の組み合わせで露出の制御を行う。
【0020】
S105での比較結果が所定値aよりも小さい場合は、被写体が暗いと判断しCCD13の読み出しを図3で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14を制御する(S107)。また反対に、S105での比較結果が所定値bよりも大きい場合は、被写体が明るいと判断しCCD13の読み出しを図5で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14を制御する(S107)。その後、システム制御回路21は、撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行う(S106)。
【0021】
次に、システム制御回路21は、合焦動作途中の乱れた画像がLCD19に表示されないように、画像メモリ17の情報の更新を停止し(S108)、LCD19の表示が変化しないようにする。その後、レンズ駆動回路22により撮影レンズ10をレンズ駆動範囲内の全域で駆動させ、同時に撮像信号処理回路16から出力された映像信号の高周波成分を検出して焦点検出を行う。この際、前記測光結果Evが所定値c(c < a )よりも小さい時は、更に被写体が暗い状態であると判断し補助光発光部23により補助光を照射しながら高周波成分の検出を行う。その後、高周波成分の検出レベルが最大である位置(合焦位置)まで撮影レンズを駆動し停止する(S109)。撮影レンズを合焦位置に停止させた後、画像メモリ17の情報更新の停止を解除すると(S110)、LCD19には合焦精度の良好な画像が表示される。
【0022】
前述したように図4の駆動パルスでCCD13が駆動された場合は、2画素の電荷が加算され、図3の駆動パルスで駆動された場合は、4画素の電荷が加算された映像信号が出力されることになるので、図4の場合に対して図3の駆動パルスで駆動すると、CCD13からは2倍のレベルの映像信号が出力される。従って、絞り12の絞り値とCCD13の露光時間が同じであれば、図3の駆動パルスで駆動する場合は利得制御回路15の利得が図4の場合の1/2で済む事になる。つまり、レベルが同じである映像信号であってもノイズの少ない信号が得られる事になる。これは、LCD上にノイズの少ない良好な画像を表示できる点、及び合焦制御時において映像信号から高周波成分を精度良く検出し、合焦精度の良好な画像を得ることにおいて大いに有効である。また被写体の明るさに関しては、図4の場合の1/2倍の明るさまで合焦制御が行う事が可能となる。図6を用いて説明すると、図4の駆動パルスでCCD13を駆動する場合の利得制御回路15の利得をc1(6dB)とすると、利得の変化量は最大値c2(12dB)までの+6dBである。図3の駆動パルスでCCD13を駆動する場合は、図4の場合と同じレベルの映像信号を得るためにはc0(0db)であるので、利得の変化量は最大値c2(12dB)までの+12dBとなる。つまり、合焦制御の連動範囲が暗い側に1段広くなる効果が得られる。
【0023】
逆に図4の場合に対して図5の駆動パルスで駆動すると、図4では2画素の電荷が加算され、図5では1画素の電荷のみが読み出された映像信号が出力されることになるので、CCD13からは1/2のレベルの映像信号が出力される。従って、絞り12の絞り値とCCD13の露光時間が同じであれば、図4の駆動パルスで駆動した場合の2倍の明るさまで飽和していない映像信号での精度の良い合焦制御が可能となる。これも図6を用いて説明すると、図4の駆動パルスでCCD13を駆動する場合の利得制御回路15の利得をc1(6dB)とすると、利得の変化量は最小値c0(0dB)までの−6dBである。図3の駆動パルスでCCD13を駆動する場合は、図4の場合と同じレベルの映像信号を得るためにはc2(12db)であるので、利得の変化量は最大値c0(0dB)までの−12dBとなる。つまり合焦制御の連動範囲が明るい側に1段広くなる効果が得られる。
【0024】
本実施の形態の説明ではCCD13の垂直電荷転送素子2の構成として、1画素2電極つまり4画素8電極の8相駆動とし、加算する画素数を1画素、2画素、4画素の場合で説明したが、本発明は前記構成に限定されるものではなく、垂直電荷転送素子の構成を変えることにより、CCDで加算する画素数を前記画素数以外の組み合わせにすることが出来ることは言うまでもない。さらに、本実施の形態においては、画素の加算を垂直電荷転送素子2内で行う場合について説明したが、水平電荷転送素子3内で行うこともできる。
【0025】
以上述べてきたように、撮影する被写体が暗い場合でもノイズの少ない信号が得られ更に1段暗いところまで合焦制御可能となり、逆に被写体が明るい場合も飽和していない映像信号が得られ、更に1段明るいところまで合焦制御可能となるので、ノイズが少なく合焦精度の良い焦点調節が可能となる。更に、合焦制御時に照射する補助光もより暗い時にだけ照射すれば良くなるので、節電効果もある。
【0026】
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態において、撮像装置のブロック図は、第1の実施の形態と同様であるので、図2を援用するものとする。図8は本実施の形態の撮像装置におけるシステム制御回路のフローチャートであり、同図において図7のフローチャートと同一の動作を行うステップについては同一の番号を付してある。
【0027】
図8のフローチャートを用いて本実施の形態の撮像装置の動作について説明する。但し、S106までの動作は第1の実施の形態と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0028】
システム制御回路21は合焦制御に先立ち、画像メモリ17の情報の更新を停止し(S108)、LCD19の表示が変化しないようにする。そして、S201で、S104の測光結果Evを今度は前記所定値a、bとは異なる値の合焦制御用所定値α、βと比較する。測光結果Evが所定値α、βに対して α< Ev< β(α<β)であれば、システム制御回路21は、CCD駆動回路14から供給されるCCD13を駆動するパルスの変更を行わずに図4で示した駆動パルスを供給し続け、撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行う(S202)。また、S201での測光結果が所定値αよりも小さい場合は被写体が暗いと判断し、システム制御回路21はCCD駆動回路14から供給されるCCD13の読み出しを図3で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14を制御する(S203)。また反対に、S201での測光結果が所定値βよりも大きい場合は被写体が明るいと判断し、システム制御回路21はCCD駆動回路14から供給されるCCD13の読み出しを図5で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14を制御する(S203)。その後、システム制御回路21は撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行う(S202)。
【0029】
次に、システム制御回路21は、レンズ駆動回路22により撮影レンズ11をレンズ駆動範囲内の全域で駆動させ、同時に撮像信号処理回路16から出力される映像信号の高周波成分を検出する。この際、測光結果Evが所定値γ(γ < α )よりも小さい時は、更に被写体が暗い状態であると判断し補助光発光部22の補助光を照射しながら高周波成分の検出を行う。その後、検出レベルが最大である位置までレンズを駆動し停止する(S109)。
【0030】
そして、合焦制御のためCCD13の読み出しモードが露出制御の結果による読み出しモードと異なっていた場合(S204)、システム制御回路21は露出制御の結果による読み出しモードに戻す(S206)。その後、システム制御回路21は撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行い(S205)、画像メモリ17の情報更新の停止を解除する(S110)。よってLCD19には合焦精度の良好な画像が表示される。
【0031】
本実施例において、図4の場合に対して図3の駆動パルスで駆動した場合、合焦制御時において映像信号から高周波成分を精度良く検出し、ノイズが少なく合焦精度の良好な画像を得ることにおいて大いに有効であり、合焦制御の連動範囲が暗い側に1段広くなる効果が得られる点は第1の実施の形態と同様である。逆に図4の場合に対して図5の駆動パルスで駆動する場合は、2倍の明るさまで飽和していない映像信号を得ることができ合焦制御の連動範囲が明るい側に1段広くなる効果が得られる点も第1の実施の形態と同様である。また、合焦制御時に照射する補助光もより暗い時にだけ照射すれば良くなるので、節電効果もある点も第1の実施の形態と同様である。
【0032】
更に本実施の形態では、合焦制御時には露出制御時とは異なった所定値と比較した結果からCCD13の駆動モードを決定するので、より合焦制御に適した条件で高周波成分の検出を行うことができる。従って、撮影する被写体が暗い場合でも逆に被写体が明るい場合でも、より合焦精度の良好な焦点調節が可能となる。
【0033】
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を説明する。本実施の形態において、撮像装置のブロック図は、第1の実施の形態と同様であるので、図2を援用するものとする。図9はCCD13の駆動パルスのタイミングチャートを示す。図10は本実施の形態の撮像装置におけるシステム制御回路のフローチャートである。
【0034】
図10のフローチャートを用いて本発明の第3の実施の形態の撮像装置の動作について説明する。但し、図7、図8のフローチャートと同一の動作を行うステップについては同じ番号を付加し、S106までの動作は第1の実施の形態と同様であるのでここでは説明を省略する。
【0035】
システム制御回路21は合焦制御に先立ち、画像メモリ17の情報の更新を停止し(S108)、LCD19の表示が変化しないようにする。そして、S201で、S104の測光結果EvをS301のVレートを変換を考慮した合焦制御用所定値α´、β´と比較する。測光結果Evが所定値α´、β´に対して α´< Ev < β´(α´<β´)であれば、システム制御回路21はCCD駆動回路14から供給するCCD13の読み出しパルスのモードは変更せずにVレートのみを変換し(S301)、撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行う(S202)。
【0036】
また、S201での測光結果が所定値α´よりも小さい場合は被写体が暗いと判断し、システム制御回路21はCCD駆動回路14から供給されるCCD13の読み出しを図3で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14を制御する(S203)。また反対に、S201での測光結果が所定値β´よりも大きい場合は被写体が明るいと判断し、システム制御回路21はCCD駆動回路14から供給されるCCD13の読み出しを図5で示す駆動パルスで駆動するようにCCD駆動回路14を制御する(S203)。更に、システム制御回路21はVレートを変換し(S301)、撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行う(S202)。
【0037】
ここで図9を用いてS203,S301の動作を説明する。図90ではS105でa<Ev<b、S201でEv<α´と判断した場合を示してある。
【0038】
図9においてT1Aの期間は時刻t1Aの電荷読み出しパルスが31、32の2つになっているので前記図4のタイミングチャートと同様になっており、またT1Bの期間は時刻t1Bの電荷読み出しパルスが31、32、33、34の4つになっているので前記図3のタイミングチャートと同様になっている。即ちT1Aの期間は露出制御を行っていた期間で2画素加算による読み出しモードでCCD13は駆動され、T1Bの期間は合焦制御に移ってからの期間でS203で4画素加算による読み出しモードに制御され、S301でVレートを変換しT1B<T1Aとしている。期間T1Bは可変であり、また、t3からt4の期間も可変であり、この期間ではφV1〜φV8を高速駆動し信号電荷を読み飛ばすことができる。更に、t4からt5の信号電荷を読み出す期間も可変可能である。つまり、合焦制御に使用する映像信号を任意のところから任意の期間だけ切り出すことができる。従って、映像信号の中央部分だけを検出して高速に合焦制御を行うことも可能となる。一方、期間T1Bは期間T1AよりもVレートを短くしているため、被写体が暗い時などに露光時間を長くしたい場合など露光時間の条件では不利であるが、読み出しモードを4画素加算とすることにより信号レベルは2画素加算モード時の2倍となり暗い被写体においても有利となる。更に暗い時は補助光照射部24の補助光を照射することができる。
【0039】
次に、システム制御回路21は、レンズ駆動回路22により撮影レンズ11をレンズ駆動範囲内の全域で駆動させ、同時に撮像信号処理回路16から出力される映像信号の高周波成分を検出する。この際、測光結果Evが所定値γ´(γ´< α´ )よりも小さい時は、更に被写体が暗い状態であると判断し補助光発光部22の補助光を照射しながら高周波成分の検出行う。その後、検出レベルが最大である位置までレンズを駆動し停止する(S109)。
【0040】
合焦制御のためCCD13の読み出しモードが露出制御の結果による読み出しモードと異なっていた場合(S204)、システム制御回路21はS107の露出制御の結果による読み出しモードに戻し(S206)、さらにVレートも元に戻す。その後、システム制御回路21は撮像信号処理回路16から出力された映像信号のレベルが所定のレベルになるように露出の制御を行い(S205)、画像メモリ17の情報更新の停止を解除する(S110)。その後LCD19には合焦精度の良好な画像が表示される。
【0041】
以上の様に、合焦制御時にはより適した読み出し条件で高周波成分の検出を精度良く行うことができる上に、CCD13の読み出しのVレートを短くすることにより、高速な合焦制御が行うことが可能となる。その結果合焦精度の良好な画像が得られる。
【0042】
(発明と実施の形態の対応)
以上の実施の形態において、CCD13が本発明の撮像手段に、システム制御回路21が本発明の焦点検出手段に、CCD駆動回路14、システム制御回路21が本発明の制御手段に、LCD19が本発明の表示手段に、システム制御回路21が本発明の測光手段に、それぞれ相当する。
【0043】
以上が実施の形態の各構成と本発明の各構成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるものではなく、請求項で示した機能、または、実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用できるものである。
【0044】
例えば、以上の実施の形態においては、加算する画素の数を測光結果に応じて変更するようにしているが、これは、例えば、Vレートの変更のみに応じて行うようにしたり、焦点検出がうまく行えなかったことなどに応じて変更するなどの他の条件で変更するようにしてもよく、更には、使用者が任意に変更できるようにしてもよい。
【0045】
また、本発明は、以上の実施の形態に記載の撮像素子以外の撮像手段であっても適用できるものである。
【0046】
また、以上の実施の形態のソフト構成とハード構成は、適宜置き換えることができるものである。
【0047】
また、本発明は、以上の各実施の形態または、それら技術要素を必要に応じて組み合わせるようにしてもよい。
【0048】
また、本発明は、クレーム、または、実施の形態の構成の全体若しくは一部が、1つの装置を形成するものであっても、他の装置と結合するようなものであっても、装置を構成する要素となるようなものであってもよい。
【0049】
また、本発明は、ビデオムービーカメラ、ビデオスチルカメラ、銀塩フィルムを使用するカメラ、一眼レフカメラ、レンズシャッタカメラ、監視カメラ等、種々の形態のカメラ、更には、カメラ以外の撮像装置や、光学装置、その他の装置、更には、それらカメラ、撮像装置、光学装置、その他の装置に適用される装置、そして、これら装置を構成する要素に対しても適用できるものである。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にによれば、被写体の輝度が極端に高い場合あるいは低い場合にも焦点検出を適正に行うことができる撮像装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る撮像装置で用いられるインターライン型固体撮像素子の概略図。
【図2】本発明の実施の形態に係る撮像装置のブロック図。
【図3】図1の固体撮像素子を4画素加算で読み出す際のタイミング図。
【図4】図1の固体撮像素子を2画素加算で読み出す際のタイミング図。
【図5】図1の固体撮像素子を1画素読み出しする際のタイミング図。
【図6】図2の撮像装置の利得制御回路の特性図。
【図7】図2の撮像装置のシステム制御回路の第1の実施の形態に係るフローチャート。
【図8】図2の撮像装置のシステム制御回路の第2の実施の形態に係るフローチャート。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係る固体撮像素子を読み出す際のタイミング図。
【図10】図2の撮像装置のシステム制御回路の第3の実施の形態に係るフローチャート。
【図11】従来の撮像装置で用いられるインターライン型固体撮像素子の概略図。
【図12】従来の撮像装置のブロック図。
【符号の説明】
1、41 画素
2、42 垂直電荷転送素子
3、43 水平電荷転送素子
4、44 出力部
5、45 信号出力端子
10 撮影レンズ
11 絞り
12 絞り駆動回路
13 CCD
14 CCD駆動回路
15 利得制御回路
16 撮像信号処理回路
17 画像メモリ
18 表示信号処理回路
19 LCD
20 LCD駆動回路
21 システム制御回路
22 レンズ駆動回路
23 補助光照射部
31、32、33、34 電荷読み出しパルス

Claims (5)

  1. 光電変換を行う複数の画素を有する撮像手段と、
    前記撮像手段の出力を用いて焦点検出を行う焦点検出手段と、
    被写体の測光を行う測光手段と、
    加算する前記画素の数の異なる読み出しパルスモードを有し、Vレートを変更して前記焦点検出手段による焦点検出を行う際、測光結果と当該Vレートの変更に応じて、読み出しパルスモードを変えずにVレートを変更するか、または読み出しパルモードを変えるとともにVレートを変更するかを切り替える制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像手段より出力される画像信号を表示する表示手段を有し、前記制御手段は、前記表示手段が用いる前記撮像手段の出力を該撮像手段の複数の画素の出力を加算して形成すると共に前記加算する画素の数を変更することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記測光手段の測光結果に応じて前記加算する画素の数を変更することを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記測光手段は、前記撮像手段より出力される画像信号のレベルを判定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段が加算する前記画素の数は、1を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
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