JP2000013685A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

Info

Publication number
JP2000013685A
JP2000013685A JP10171243A JP17124398A JP2000013685A JP 2000013685 A JP2000013685 A JP 2000013685A JP 10171243 A JP10171243 A JP 10171243A JP 17124398 A JP17124398 A JP 17124398A JP 2000013685 A JP2000013685 A JP 2000013685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
luminance
signal
mode
image pickup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10171243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4094123B2 (ja
Inventor
Takayuki Kijima
貴行 木島
Masataka Ide
昌孝 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP17124398A priority Critical patent/JP4094123B2/ja
Publication of JP2000013685A publication Critical patent/JP2000013685A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4094123B2 publication Critical patent/JP4094123B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Devices (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レリーズタイムラグを十分減少でき、操作性
を向上できる撮像装置を提供する。 【解決手段】 画素信号を読み出し可能な撮像素子1を
有する撮像装置において、撮像素子1の有効領域に蓄積
された信号電荷を実効的水平走査期間内に相対的に粗な
頻度で転送するようなタイミングで垂直転送して読み出
す読み出しモードと、撮像素子1の不要領域に蓄積され
た信号電荷を実効的水平走査期間内に相対的に密な頻度
で転送するようなタイミングで垂直転送して掃き出す掃
き出しモードとを制御する読み出し制御手段(6,8) と、
前記有効領域および不要領域の範囲を設定する領域設定
手段8とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像素子から画
素信号を取り出して静止画を記録したり、動画処理を行
う撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の撮像装置に用いられる撮像素子
は、従来種々のものが提案されており、例えば、図14
に模式的に示すように、縦型オーバーフロードレイン構
造をもつインターライン形CCDの固体撮像素子が知ら
れている。このCCDは、水平方向および垂直方向に二
次元的に配列され、光の入射により電荷の蓄積を行うフ
ォトダイオード21と、このフォトダイオード21に蓄
積された電荷をトランスファーゲート22を介して受け
取った後に、垂直方向に順次転送する垂直シフトレジス
タ23と、この垂直シフトレジスタ23により転送され
る電荷を水平方向に順次転送する水平シフトレジスタ2
4と、この水平シフトレジスタ24の出力信号を増幅し
て出力する信号検出器25とを有している。
【0003】このようなCCDは、近年の微細加工技術
の進歩に伴って高画素化が進んでいることから、最近で
は高画素数のCCDを内蔵する種々の撮像装置が提案さ
れている。しかしながら、例えば、電子スチールカメラ
のような携帯用の撮像装置においては、高画素数のCC
Dを用いても、消費電力やコスト等の観点から、CCD
の駆動周波数をあまり高くできず、一般には20MHz
以下で駆動するようにしている。したがって、例えば、
100万画素相当のCCDを用いた場合には、毎秒10
〜15フレーム程度のコマ数しか得られないことにな
る。
【0004】しかし、この程度のコマ数では、例えば、
撮像装置にCCDで撮像した動画像を表示する液晶表示
装置を設ける場合や、CCDからの動画データを用いて
オートフォーカス制御(AF)、自動露出制御(A
E)、オートホワイトバランス制御(AWB)等の処理
を行う場合には、不都合が生じることになる。
【0005】すなわち、液晶表示装置に動画像を表示す
る場合には、毎秒60コマ程度の画像データを供給しな
いと良好な動画像を表示することができない。そこで、
従来は、CCDからの画像データを記憶するメモリを設
け、このメモリに記憶された同一フレームのデータを、
例えば1/60秒のフレーム周期で複数回繰り返し読み
出して液晶表示装置に供給して表示するようにしてい
る。したがって、この場合には、CCDから毎秒10コ
マの割合で画像データが得られるとすると、同一コマの
画像が6回繰り返し表示されることになる。しかし、こ
のように表示用にコマ数を調整するためだけに、高価な
メモリを設けるのは、コスト的に不利となる。
【0006】また、電子スチールカメラのように静止画
の撮影を行う場合には、シャッタチャンス等を逃さない
ことが重要であるが、そのためには上記のAF、AE、
AWB等の処理を高速で行う必要がある。しかし、毎秒
10コマ程度の画像データしか得られないと、例えば、
AFにおいては、1コマ分の画像データを用いて必ず合
焦させることができるとは限らず、複数コマを用いてA
F動作を行うことになるため、AF、AE、AWB等の
処理を順次に行ったのでは、処理に長時間を要し、制御
が間に合わなくなる場合がある。そこで、従来は、これ
らの処理を同時に平行して行うか、あるいは上述したよ
うなメモリを設けて画像データを記憶することにより、
これらの処理を順次行うようにしている。しかし、前者
のようにAF、AE、AWB等の処理を同時に平行して
行う場合には、回路規模が大きくなると共に、コスト的
に不利となり、また後者のように処理用のためにメモリ
を設けることもコスト的に不利となる。
【0007】このような不具合を解決する方法として、
上記のように液晶表示装置に動画像を表示したり、A
F、AE、AWB等の処理を行う動画処理モードでは、
CCDの水平画素ラインを間引きして読み出しすること
が提案されている。しかし、全画素を読み出してカラー
画像信号を得るCCDの場合には、一般に、図15に示
すように、奇数ラインが、例えば赤(R)と緑(G)と
の繰り返しパターン、偶数ラインが、例えばGと青
(B)との繰り返しパターンからなるベイヤー配列の色
差線順次形式の色フィルタが用いられるため、間引き読
み出しによって、例えば奇数ラインのみを読み出すとB
の色信号が欠落し、また偶数ラインのみを読み出すとR
の色信号が欠落することになる。このため、特に、液晶
表示装置に表示する場合に、正確なカラー画像を表示で
きなくなるという問題が生じることになる。
【0008】そこで、本出願人は、上述した種々の問題
点を解決し、高い駆動周波数を用いることなく、動画処
理モードにおいて固体撮像素子から単位時間当たりに多
くのコマ数の画像信号が得られる撮像装置を既に提案し
ている(特願平9−7831号)。この撮像装置では、
動画処理モードでの固体撮像素子の画面を、例えば図1
6に示すように、画面中央部の垂直方向に一部連続する
第j+1ラインから第j+kラインまでのkライン(例
えば、全ライン数のほぼ40%)を有効出力エリア、そ
の前後の第1ラインから第jラインまでを掃き出しエリ
アA、第j+k+1ラインから最終Lラインまでを掃き
出しエリアBと予め定め、図17に示すように、各フレ
ームについて、有効出力エリア(有効領域)では、該有
効領域に蓄積された信号電荷を、実効的水平走査期間内
に掃き出しエリアAおよびB(不要領域)におけるより
も粗な頻度で転送するようなタイミングで垂直転送して
読み出し、不要領域では、該不要領域に蓄積された信号
電荷を、実効的水平走査期間内に有効領域におけるより
も密な頻度で転送するようなタイミングで高速に垂直転
送して掃き出すことにより、所望のフレーム周期T′、
例えば1/60秒周期で、有効出力エリアの動画データ
を得るようにしている。したがって、この場合、掃き出
しエリアAおよびBのそれぞれのライン数を例えば同じ
として、その不要電荷の掃き出し時間をtH ′、有効出
力エリアの読み出し時間をtR ′とすると、T′=2・
H ′+tR ′となる。
【0009】図18は、この動画処理モードにおける固
体撮像素子の電荷の読み出しおよび掃き出し動作を示す
タイミングチャートである。ここでは、固体撮像素子と
して、図14に示した縦型オーバーフロードレイン構造
をもつインターライン形CCDを用いている。なお、図
18において、垂直同期信号VDは、一つの画像を表す
信号(ここでは1フレーム)を得るための所定の単位期
間T、例えば1/60秒を規定するパルス列である。ト
ランスファーゲートパルスTGPは、フォトダイオード
21に蓄積された電荷を垂直シフトレジスタ23に転送
するタイミングを決めるパルスで、垂直同期信号VDに
同期してトランスファーゲート22に印加される。
【0010】また、サブパルスSUBは、フォトダイオ
ード21に発生した電荷を基板縦方向に排出するための
パルスであり、このサブパルスSUBが出力されている
間は電荷の排出が行われるようになっている。したがっ
て、フォトダイオード21に電荷が蓄積されるのは、こ
のサブパルスSUBが停止している期間tsで、この蓄
積時間tsを制御することにより、実効的露出時間を制
御するいわゆる素子シャッタを実現している。なお、こ
の蓄積時間tsは、動画データを用いるAE制御によっ
て決定され、その時間はサブパルスSUBを計数するこ
とによって計測される。
【0011】垂直シフトレジスタ転送パルスVTは、垂
直シフトレジスタ23内の電荷を水平シフトレジスタ2
4側へ順次転送させるためのパルスである。本出願人が
先に提案した撮像装置では、この垂直シフトレジスタ転
送パルスVTを、図16および図17に示す掃き出しエ
リアAおよびBの電荷の掃き出しにおいては、有効出力
エリアの電荷の転送における場合とは異なった形態で印
加するようにしている。すなわち、有効エリアに対応す
る期間中は、所定パルス幅の転送パルスを所定の繰り返
し周波数で一定期間印加した後、所定期間転送パルスの
印加を休止するように、転送パルスの印加期間と休止期
間とを交互に繰り返す形態で信号電荷の転送を行い、掃
き出しエリアAおよびBに対応する期間中は、同じパル
ス幅および繰り返し周波数の転送パルスを上記の休止期
間を俟つことなく定常的に印加することによって、不要
電荷を高速で掃き出して廃棄する。なお、この垂直シフ
トレジスタ転送パルスVTは、有効出力エリアの電荷の
転送においては、水平シフトレジスタ24における図示
しない水平ブランキング期間に同期させる必要がある
が、掃き出しエリアAおよびBの電荷の掃き出しにおい
ては、その電荷は情報として使用しない不要な電荷であ
るので、必ずしも水平ブランキング期間に同期させる必
要はない。
【0012】このようにして、動画処理モードでは、掃
き出しエリアAおよびBの不要電荷を高速で掃き出して
廃棄することにより、所望のフレーム周期T′で有効出
力エリアの動画データ(図18のCCD信号)を得るよ
うにしている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、本出
願人の先の提案に係る撮像装置によれば、動画処理モー
ドでは、CCDの全ラインを所定の読み出し周波数で順
次走査して画像信号を読み出す場合に比べて、フレーム
レートを(全ライン数)/k倍に向上することができる
ので、高い駆動周波数を用いることなく、CCDから単
位時間当たりに多くのコマ数の画像信号を得ることがで
きる。したがって、従来のように表示用として高価なメ
モリを用いることなく、液晶表示装置に良好な動画を表
示することができるので、コスト的に有利となる。ま
た、動画データを用いてAF,AE,AWB等の処理を
行う場合でも、それらの処理をメモリを用いることなく
順次行うことが可能となるので、回路規模の面でも、コ
スト面でも有利となる。
【0014】しかしながら、本発明者らによる種々の検
討によれば、上述した本出願人の先の提案に係る撮像装
置には、以下に説明するような改良すべき点があること
が判明した。すなわち、上述した撮像装置では、動画処
理モードにおけるCCDの有効領域(有効出力エリア)
および不要領域(掃き出し領域AおよびB)を予め設定
して、不要領域の電荷を高速掃き出しすることによりフ
レームレートの向上を図っている。このため、例えば、
被写体が高輝度で、図18に示すように、CCDへの電
荷蓄積開始からその蓄積電荷(CCD蓄積レベル)が適
正レベルVtに達するまでの適正蓄積時間tsが短時間
の場合(高速シャッタ時)でも、有効領域の読み出し時
間tR ′でフレーム周期T′がほぼ決定されることにな
るため、それ以上フレームレートを向上させることがで
きないことになる。これは、CCDの画素数の増大に伴
って、より顕著となる。また、被写体が低輝度の場合に
は、図19に示すように、CCD蓄積レベルが適正レベ
ルVtに達するまでの適正蓄積時間ts″が長くなり、
その蓄積時間ts″でフレーム周期T″がほぼ決定され
るため、そのフレーム周期T″が所望のフレーム周期
T′よりも長くなってしまい、フレームレートが低下す
ることになる。
【0015】このようなことから、特に、被写体の静止
画像を連続的に撮影する連写モードや、被写体像をCC
D受光面上に連続的にオートフォーカスさせるコンティ
ニュアンスAFモードや、被写体が動体の場合におい
て、フレームレートを更に向上させて、レリーズ動作か
らのタイムラグ(レリーズタイムラグ)を減少させよう
としても、十分対処することができず、満足な操作性を
得ることができないことになる。
【0016】この発明は、このような点に鑑みてなされ
たもので、レリーズタイムラグを十分減少でき、操作性
を向上できるよう適切に構成した撮像装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、画素信号を読み出し可能な
撮像素子を有する撮像装置において、前記撮像素子の有
効領域に蓄積された信号電荷を実効的水平走査期間内に
相対的に粗な頻度で転送するようなタイミングで垂直転
送して読み出す読み出しモードと、前記撮像素子の不要
領域に蓄積された信号電荷を実効的水平走査期間内に相
対的に密な頻度で転送するようなタイミングで垂直転送
して掃き出す掃き出しモードとを制御する読み出し制御
手段と、前記有効領域および不要領域の範囲を設定する
領域設定手段とを有することを特徴とするものである。
【0018】この発明の一実施形態においては、請求項
1記載の撮像装置において、さらに被写体輝度を判定す
る輝度判定手段を有し、この輝度判定手段の出力に基づ
いて、前記領域設定手段により前記有効領域および不要
領域の範囲を設定するよう構成する。
【0019】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項2記載の撮像装置において、前記領域設定手
段は、前記輝度判定手段が高輝度と判定したときは、前
記有効領域の範囲を縮小し、前記不要領域の範囲を拡大
してフレーム周期を縮小するよう構成する。
【0020】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項1記載の撮像装置において、さらにフレーム
周期を設定するフレーム周期設定手段を有し、このフレ
ーム周期設定手段の出力に基づいて、前記領域設定手段
により前記有効領域および不要領域の範囲を設定するよ
う構成する。
【0021】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項4記載の撮像装置において、さらに、被写体
輝度を判定する輝度判定手段と、この輝度判定手段の出
力に基づいて、前記有効領域の画素信号を加算する信号
加算手段とを設ける。
【0022】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項5記載の撮像装置において、前記輝度判定手
段は、前記撮像素子に蓄積される信号電荷の蓄積量が適
正になる蓄積時間と、所定の判定値とを比較するよう構
成する。
【0023】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項5または6記載の撮像装置において、さら
に、前記輝度判定手段の出力に基づいて、前記信号加算
手段において加算する画素信号の個数を決定する加算数
決定手段を設ける。
【0024】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項4記載の撮像装置において、さらに、被写体
輝度を判定する輝度判定手段と、この輝度判定手段の出
力に基づいて、前記有効領域の信号を増幅する信号増幅
手段とを設ける。
【0025】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項8記載の撮像装置において、さらに、前記撮
像素子に蓄積される信号電荷の蓄積量を判定する蓄積量
判定手段を有し、この蓄積量判定手段の出力に基づい
て、前記信号増幅手段により前記有効領域の信号を増幅
するよう構成する。
【0026】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項8または9記載の撮像装置において、さら
に、前記輝度判定手段の出力に基づいて、前記信号増幅
手段の増幅率を決定する増幅率決定手段を設ける。
【0027】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項5〜10のいずれか一項に記載の撮像装置に
おいて、前記輝度判定手段が高輝度と判定したときは、
前記フレーム周期設定手段はフレーム周期を縮小するよ
うに設定し、そのフレーム周期に応じて前記領域設定手
段は前記有効領域の範囲を縮小して、前記不要領域の範
囲を拡大するよう構成する。
【0028】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項1記載の撮像装置において、被写体の静止画
像を連続的に撮影する連写モードを有し、この連写モー
ドが設定されているときは、前記領域設定手段により前
記有効領域の範囲を縮小し、前記不要領域の範囲を拡大
してフレーム周期を縮小するよう構成する。
【0029】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項1記載の撮像装置において、被写体像を前記
撮像素子に連続的に自動合焦させるコンティニュアンス
AFモードを有し、このコンティニュアンスAFモード
が設定されているときは、前記領域設定手段により前記
有効領域の範囲を縮小し、前記不要領域の範囲を拡大し
てフレーム周期を縮小するよう構成する。
【0030】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項1記載の撮像装置において、被写体が移動し
ているか否かを判定する動体判定手段を有し、この動体
判定手段により被写体が動体と判定されたときは、前記
領域設定手段により前記有効領域の範囲を縮小し、前記
不要領域の範囲を拡大してフレーム周期を縮小するよう
構成する。
【0031】さらに、この発明の一実施形態において
は、請求項1〜13のいずれか一項に記載の撮像装置に
おいて、前記撮像素子は、光を受けて電気信号に変換す
る画素を二次元的に配列してなり、この撮像素子の垂直
方向に一部連続するラインを前記有効領域とし、それ以
外のラインを前記不要領域とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は、この発明に係る
撮像装置の第1実施形態の構成を示すブロック図であ
る。この撮像装置は、基本的には静止画を撮像して記録
することを主目的としたもので、レンズおよび絞り17
を介して入射した被写体像を電気信号に変換する二次元
配列の固体撮像素子たるCCD1と、このCCD1の出
力からリセット雑音等を除去するための相関二重サンプ
リング回路(CDS)2と、このCDS2の出力のゲイ
ンを調節するゲインコントロールアンプ(AMP)3
と、このAMP3の出力信号をデジタル信号に変換する
アナログデジタル変換器(A/D)4と、デジタル信号
に変換された画像信号に各種の処理を施すプロセス処理
回路5と、CCD1を駆動するための各種の転送パルス
等の駆動信号を出力すると共に、CDSでのサンプルホ
ールド用のパルスを出力し、さらにA/D4でA/D変
換を行うためのタイミングパルスを出力するタイミング
ジェネレータ(TG)6と、このTG6と後述するCP
U8との同期をとるための信号を発生するシグナルジェ
ネレータ(SG)7と、CCD1の読み出し制御手段を
構成すると共に、撮像装置全体についてタイミング等を
含む各種の制御を行う例えばマイクロコンピュータから
なるCPU8と、プロセス処理回路5から出力されるC
CD1の画素データや、後述する記録媒体16から圧縮
伸長回路15を経て供給される画像データを蓄積するメ
モリを構成するDRAM9と、レンズおよび絞り17に
よるオートフォーカスを制御するためのオートフォーカ
ス回路(AF)10と、CCD1に結像される被写体像
の測光を行うための自動露出制御回路(AE)11と、
ホワイトバランス自動的に制御するためのオートホワイ
トバランス回路(AWB)12と、この撮像装置に内蔵
されているモニタである液晶表示装置13と、外部のモ
ニタ等の表示装置に画像信号等を出力するための外部表
示用端子14と、DRAM9に蓄積された一フレーム分
の画像データを後述する記録媒体16にデータ量を減ら
して記録するために圧縮し、また該記録媒体16から読
み出した圧縮された画像データを伸長する圧縮伸長回路
15と、静止画データを記録する記録媒体16とを有す
る。
【0033】また、CPU8には、レリーズボタン(図
示せず)を1段目まで押し込むことによりオンするファ
ーストレリーズスイッチ(1RSW)18a、2段目ま
で押し込むことによりオンするセカンドレリーズスイッ
チ(2RSW)18bの他、2RSW18bがオン中は
連続撮影を行う連写モードを設定する連写モード設定ス
イッチ19a、被写体に対してオートフォーカスを連続
的に行うコンティニュアンスAFモードを設定するコン
ティニュアンスAFモード設定スイッチ19b、被写体
に対して一度フォーカスするとその状態をロックするシ
ングルAFモードを設定するシングルAFモードスイッ
チ19cを含む各種のモード設定スイッチが接続されて
いる。
【0034】かかる電子的撮像装置において、記録媒体
16に画像を記録する際には、CCD1から、CDS
2、AMP3、A/D4およびプロセス処理回路5を介
して出力される画像データが、例えば液晶表示装置13
に供給されて表示される。これにより、撮影者は、液晶
表示装置13を見ながら被写体の構図等を決定すること
ができる。この状態で、レリーズボタンが押されると、
プロセス処理回路5からDRAM9を介して圧縮伸長回
路15に供給されている画像データが圧縮されて記録媒
体16に記録される。
【0035】また、記録媒体16に記録されている画像
データを再生する際には、記録媒体16から読み出され
た圧縮データが圧縮伸長回路15で伸長処理されてDR
AM9に書き込まれ、このDRAM9に書き込まれた画
像データがプロセス処理回路5を介して液晶表示装置1
3や、外部表示用端子14を経て外部表示装置に供給さ
れて静止画として再生される。
【0036】次に、CCD1を駆動して画像データを得
るための読み出し動作について、図2を参照して説明す
る。なお、図2では、CCD1を構成する二次元配列の
水平方向の画素の並びをラインとし、このラインが第1
ラインから第Lラインまで垂直方向に並んでいるものと
する。図2(A)は、CCD1を最初の第1ラインから
最終の第Lラインまで順次走査することにより、全画素
に係る画素信号を所定の読み出し周波数で順次読み出し
て、静止画を記録するモードを示している。この静止画
記録モードにおける読み出しは、いわゆるプログレッシ
ブスキャニングと呼ばれるもので、図16において外側
の大きな矩形枠で示すようなフル画面エリアについて、
順次走査を行って全画素に係る情報を出力するので、静
止画として高解像度の画像を得ることができる。
【0037】図2(B)は、動画処理モードを示すもの
である。この動画処理モードでは、垂直方向の一部連続
するk(kは正の整数)ライン、つまり第j+1ライン
から第j+kライン(jは0以上の整数)の画素信号を
読み出して動画処理を行う。このように、連続するkラ
インの有効出力エリアのみの画像データを読み出すこと
により、全Lラインを読み出す場合に比べてフレームレ
ートをL/k倍向上することができ、速いフレームレー
トの動画データを得ることができる。ここで、連続する
kラインの有効出力エリアは、好ましくは、CCD1の
フル画面エリアの中央部分とする。すなわち、このモー
ドで読み出した有効出力エリアの画像データは、液晶表
示装置13に表示される他、後述するように、例えばA
F10、AE11、AWB12におけるそれぞれの処理
で用いられるが、これらの処理ではフル画像エリアの中
央部分の画像データを用いる中央重点処理が行われるこ
とが多いので、有効出力エリアをフル画面エリアの中央
部分とすることにより、所要の処理を容易に行うことが
可能となる。なお、このモードで読み出した有効出力エ
リアの画像データは、静止画として記録することも可能
である。
【0038】次に、図2(A)に示したような静止画記
録モードと、図2(B)に示したような動画処理モード
とがどのように実行されるかを、図3に示すCCD1の
読み出しモードを示すタイミングチャート、および図4
に示す読み出しモードと制御用データとを示すタイムチ
ャートを参照しながら説明する。CCD1からの画像デ
ータの読み出しは、例えば1/60秒周期の垂直同期信
号VDに同期して行われるが、静止画用の高画質の画像
を取り込む以外のときは、例えば、1RSW18aのオ
ンにより動画処理モードが実行され、この動画処理モー
ドにより、例えば図16に示した順次のフレームにおけ
る中央部の有効出力エリアの画像データが垂直同期信号
VDに同期して読み出される。この動画処理モードで読
み出される画像データは、CDS2、AMP3、A/D
4およびプロセス処理回路5を介して液晶表示装置13
に供給されて動画表示に用いられると共に、図4に示す
ように、AE,AF,AWB等の制御用データを算出す
る処理に、例えば1フレームずつ順に繰り返し用いられ
る。なお、このようにフレーム毎に異なる処理を繰り返
し行う場合には、例えば、制御用データを蓄積すること
が考えられるが、この場合には、蓄積するデータを各々
の処理内容に合わせて、同一の蓄積系により蓄積して処
理することも可能となる。
【0039】上記の動画処理を行っている最中に、2R
SW18bがオンになってトリガが発生すると、それま
での1RSW18aのオンによる動画処理モードによ
り、露光やピントが適切に合った状態に既に制御されて
いるので、トリガが入力された時点のフレームの次から
直ちに静止画記録モードに移行する。
【0040】この静止画記録モードでは、図2(A)で
説明したように、CCD1の第1ラインから第Lライン
までの全画素に係る静止画の画素信号が所定の読み出し
周波数で順次読み出されて、CDS2、AMP3、A/
D4、プロセス処理回路5、DRAM9を経て圧縮伸長
回路15に供給され、ここで圧縮されて記録媒体16に
記録される。ここで、CCD1の全ラインの走査に、例
えば1/10秒を要するとすれば、静止画の全データを
出力するのに6コマ分の時間を要することになるが、こ
の時間は、例えば垂直同期信号VDをカウントすること
により制御される。
【0041】この静止画記録モードによる静止画データ
の出力が終了すると、1RSW18aがオンの間、撮像
装置は再び動画処理モードに移行して、順次のフレーム
における中央部の有効出力エリアの画像データが垂直同
期信号VDに同期して読み出され、これにより液晶表示
装置13への動画表示、およびAE,AF,AWB等の
制御用データの算出処理が行われて、次の撮影に備え
る。
【0042】この発明の第1実施形態では、上記の動画
処理モードで読み出すCCD1の中央部の有効出力エリ
アのライン数kを、図5(A)および(B)に示すよう
に予め二種類設定し、そのいずれか一方を被写体の輝度
に応じて選択すると共に、図5(B)に示す狭い有効出
力エリアの場合は、そのフレーム周期を所定の値Tに設
定しておく。ここで、有効出力エリアのライン数kは、
図5(A)の場合は、図16の場合と同様に、全ライン
数のほぼ40%とし、図5(B)の場合は、全ライン数
のほぼ15%とする。このため、CPU8による動画処
理モードの制御にあたっては、被写体輝度に応じてフレ
ーム周期を設定するためのフラグKを設定し、K=1の
ときはフレーム周期Tを設定して、図5(B)に示す狭
い有効出力エリアを選択し、K=0のときは図5(A)
に示す広い有効出力エリアを選択するようにする。
【0043】図6は、この第1実施形態におけるCPU
8での動作を示すフローチャートである。先ず、フラグ
Kを「0」にクリア(ステップS1)して1RSW18
aがオンか否かをチェックする(ステップS2)。ここ
で、1RSW18aがオンになったのが検知されたら、
CCD1の適正蓄積時間tsと所定値tth(例えば、図
5(B)の場合のフレーム周期T)とを比較し(ステッ
プS3)、ts<tthのときはフラグKを「1」に設定
し(ステップS4)、ts≧tthのときはフラグKを
「0」に設定する(ステップS5)。したがって、被写
体が高輝度の場合には、フレーム周期Tが設定されて、
図5(B)に示す有効出力エリアが選択され、低輝度の
場合には、図5(A)に示す有効出力エリアが選択され
ることになる。
【0044】その後、フラグKに応じた読み出しモード
の設定データをTG6へ送信して、TG6においてその
設定データに基づいて選択された有効出力エリアの読み
出しを行い(ステップS6)、その読み出された動画デ
ータに基づいてAF,AE,AWB等の処理を行う(ス
テップS7)。このステップS7での動画処理の実行
中、2RSW18bがオンか否かをチェックし(ステッ
プS8)、オンになったのが検知されたら、CCD1の
全ラインを読み出して制止画像を記録媒体16に記録す
る処理を実行する(ステップS9)。
【0045】図7は、第1実施形態におけるCCD1の
蓄積動作および読み出し動作を示すタイミングチャート
で、図6のステップS4でフラグKを「1」とすること
によりフレーム周期Tを設定した場合、すなわち被写体
が高輝度で、図5(B)に示す有効出力エリアが選択さ
れた場合のタイミングチャートを示している。図18と
の比較から明らかなよう、図18の場合には、有効読み
出しエリアが例えば40%のライン数と固定されている
ため、被写体が高輝度で蓄積時間tsが小さくても、読
み出し時間tR ′によってフレームレート(1/T′)
がほぼ決定されてしまうことになるが、この実施形態に
おいては、CCD蓄積レベルが適正レベルVtに達する
蓄積時間tsが短い高輝度の場合には、図5(B)に示
すように掃き出しエリアを拡大することにより有効出力
エリアをほぼ15%のライン数に縮小して読み出すよう
にしたので、その読み出し時間tR を図18の場合の読
み出し時間tR ′よりも短くでき、フレームレートを1
/T′から1/Tに向上することができる。
【0046】なお、図7では、蓄積時間tsを図5
(B)の場合のフレーム周期Tと同一にしているが、こ
の蓄積時間tsはフレーム周期T以下であれば何ら問題
はない。すなわち、最大蓄積時間はフレーム周期Tで制
限されるが、フレーム周期T以下の蓄積時間は、サブパ
ルスSUBによる通常のオーバーフロードレインへの電
荷排出による電子シャッタで任意に実現できるからであ
る。これは、後述する実施形態においても同様である。
【0047】以上のように、第1実施形態によれば、被
写体の輝度に応じて、適正蓄積時間が短い高輝度の場合
には、掃き出しエリアを拡大し、有効出力エリアを縮小
するようにしたので、フレームレートを有効に向上でき
る。したがって、レリーズタイムラグを有効に低減でき
るので、操作性を向上することができる。
【0048】この発明の第2実施形態においては、第1
実施形態において、フレーム周期Tの設定を、連写モー
ド、コンティニュアンスAFモードまたは被写体が動体
かの条件と、被写体輝度とに基づいて行って、図5
(B)に示す狭い有効出力エリアを選択する。
【0049】図8は、この第2実施形態におけるCPU
8での動作を示すフローチャートである。先ず、フラグ
Kを「0」にクリア(ステップS11)して1RSW1
8aがオンか否かをチェックする(ステップS12)。
ここで、1RSW18aがオンになったのが検知された
ら、連写モードか否か(ステップS13)、コンティニ
ュアンスAFモードか否か(ステップS14)、被写体
が動体か否か(ステップS15)をそれぞれチェックす
る。なお、連写モードは連写モード設定スイッチ19a
の状態を、コンティニュアンスAFモードはコンティニ
ュアンスAFモード設定スイッチ19bの状態をそれぞ
れ検知してチェックする。また、被写体が動体か否か
は、複数回のAFデータに基づいて、例えば特開平5−
308557号公報記載の技術を適用してチェックす
る。
【0050】上記のステップS13〜ステップS15の
うち、少なくとも一つのステップでのチェック結果が
「Y」の場合、すなわち連写モード、コンティニュアン
スAFモードおよび被写体が動体の少なくとも一つを満
足する場合には、CCD1の適正蓄積時間tsと所定値
th(例えば、フレーム周期T)とを比較し(ステップ
S16)、ts<tthのときはフラグKを「1」に設定
し(ステップS17)、ts≧tthのときはフラグKを
「0」に設定する(ステップS18)。したがって、ス
テップS16での比較結果に応じて、被写体が高輝度の
場合には、フレーム周期Tが設定されて、図5(B)に
示すほぼ15%のライン数からなる有効出力エリアが選
択され、低輝度の場合には、図5(A)に示すほぼ40
%のライン数からなる有効出力エリアが選択されること
になる。これに対し、ステップS13〜ステップS15
での各チェック結果が、いずれも「N」の場合には、ス
テップS18でフラグKを「0」に設定する。
【0051】その後、第1実施形態の場合と同様に、フ
ラグKに応じた読み出しモードの設定データをTG6へ
送信して、TG6においてその設定データに基づいて選
択された有効出力エリアの読み出しを行い(ステップS
19)、その読み出された動画データに基づいてAF,
AE,AWB等の処理を行う(ステップS20)。この
ステップS20での動画処理の実行中、2RSW18b
がオンか否かをチェックし(ステップS21)、オンに
なったのが検知されたら、CCD1の全ラインを読み出
して制止画像を記録媒体16に記録する処理を実行する
(ステップS22)。
【0052】このように、第2実施形態においては、連
写モード、コンティニュアンスAFモードおよび被写体
が動体の少なくとも一つを満足する場合にのみ、ts<
thを判定して、ts<tthのときは、フレーム周期T
を設定して、図5(B)のように掃き出しエリアを拡大
し、有効出力エリアを縮小して、フレームレートを向上
させるようにしたので、連写モードの場合には単位時間
当たりの撮影コマ数を多くでき、コンティニュアンスA
Fモードまたは被写体が動体の場合には、移動する被写
体に対してAFの追従性を向上することができる。ま
た、上記以外の場合には、図5(A)に示す有効エリア
が選択され、AF,AE,AWB等に利用できる領域が
広くなるので、それらの動画処理機能を向上することが
できる。
【0053】上述した第2実施形態では、連写モード、
コンティニュアンスAFモードおよび被写体が動体の少
なくとも一つを満足する場合で、ts≧tthのとき、す
なわち被写体が低輝度のときは、図5(A)に示す広い
有効出力エリアを選択するようにしたが、この発明の第
3実施形態では、ts≧tthの場合でも、フレーム周期
Tを設定して、図5(B)に示す狭い有効出力エリアを
選択してフレームレートを向上させるようにし、その際
のCCD蓄積レベルの不足分を、CCD1から読み出し
た信号を加算することによって補うようにする。このた
め、第3実施形態では、フレーム周期を設定するための
フラグKの他に、ts≧tthで、フレーム周期Tを設定
した場合に、CCD1からの読み出し信号を加算するた
めのフラグGを設定する。ここで、フラグGは、G=1
で加算を行い、G=0で加算を行わないものとする。
【0054】図9は、この第3実施形態におけるCPU
8での動作を示すフローチャートである。先ず、フラグ
KおよびフラグGをそれぞれ「0」にクリア(ステップ
S31)して1RSW18aがオンか否かをチェックす
る(ステップS32)。ここで、1RSW18aがオン
になったのが検知されたら、第2実施形態と同様にし
て、連写モードか否か(ステップS33)、コンティニ
ュアンスAFモードか否か(ステップS34)、被写体
が動体か否か(ステップS35)をそれぞれチェックす
る。
【0055】上記のステップS33〜ステップS35の
うち、少なくとも一つのステップでのチェック結果が
「Y」の場合には、蓄積時間tsと所定値tthとを比較
し(ステップS36)、ts<tthのときはフラグKを
「1」に、フラグGを「0」にそれぞれ設定し(ステッ
プS37)、ts≧tthのときはフラグKおよびフラグ
Gをそれぞれ「1」に設定する(ステップS38)。し
たがって、連写モード、コンティニュアンスAFモード
および被写体が動体の少なくとも一つを満足する場合に
は、フレーム周期Tが設定されて、図5(B)に示す狭
い有効出力エリアが選択され、さらにその場合において
被写体が低輝度の場合には、CCD1から読み出した信
号を加算処理することが選択されることになる。これに
対して、ステップS33〜ステップS35での各チェッ
ク結果が、いずれも「N」の場合には、ステップS39
でフラグKおよびフラグGをそれぞれ「0」に設定す
る。したがって、この場合には、図5(A)に示す広い
有効出力エリアが選択され、CCD1から読み出した信
号の加算処理も行われないことになる。
【0056】その後、フラグKに応じた読み出しモード
の設定データをTG6へ送信して、TG6においてその
設定データに基づいて選択された有効出力エリアの読み
出しを行い(ステップS40)、その読み出された動画
データに対して、フラグGの内容に応じて選択的に加算
処理を行ってAF,AE,AWB等の処理を行う(ステ
ップS41)。
【0057】ここで、CCD1から読み出した信号の加
算処理は、例えばCCD1が図15に示したようなベイ
ヤー配列の色差線順次形式の色フィルタを有する場合に
は、例えば図10に示すように、それぞれ一ライン隔て
た二ライン間で同色の2画素の信号を加算する。なお、
図10において、(CR)は、図15においてRおよび
Gの繰り返しパターンのラインを、同様に(CB)は、
GおよびBの繰り返しパターンのラインをそれぞれ示し
ている。
【0058】図9において、ステップS41での動画処
理の実行中、2RSW18bがオンか否かをチェックし
(ステップS42)、オンになったのが検知されたら、
CCD1の全ラインを読み出して制止画像を記録媒体1
6に記録する処理を実行する(ステップS43)。勿
論、この静止画の記録処理では、CCD1からの読み出
し信号の加算処理は行わない。
【0059】図11は、この第3実施形態におけるCC
D1の蓄積動作および読み出し動作を示すタイミングチ
ャートで、図9においてステップS38でフラグKおよ
びフラグGがそれぞれ「1」に設定された場合、すなわ
ちフレーム周期Tの設定により、図5(B)に示す有効
出力エリアが選択され、かつ被写体が低輝度の場合のタ
イミングチャートを示している。図11から明らかなよ
うに、例えば所定値t thをフレーム周期Tとすると、C
CD蓄積レベルが適正レベルVtとなる適正蓄積時間t
sは、ts>Tとなるため、実際の蓄積時間ts′をt
s′=Tとすると、蓄積量が不足することになる。この
蓄積量の不足分は、図10に示したように、CCD1か
ら読み出した信号を加算することで補われる。
【0060】このように、第3実施形態では、被写体が
低輝度の場合でも、フレーム周期Tを設定して、図5
(B)に示す狭い有効出力エリアを選択することで、フ
レームレートの向上を優先させ、その場合のCCD蓄積
レベルの不足分を、CCD1から読み出した信号を加算
することで補うようにしたので、フレームレートを低下
させずに、AF,AE,AWB等の処理を適切に行うこ
とができる。なお、CCD1から読み出した信号の加算
処理は、図10に示したように、同色の2画素の信号の
加算に限らず、同色の3画素以上の信号を加算するよう
にすることもできるし、tsとtthとの差に基づいて、
その加算する同色の画素数を制御することもできる。
【0061】この発明の第4実施形態では、第3実施形
態において、ts≧tthの場合に、フレーム周期Tを設
定して、図5(B)に示す狭い有効出力エリアを選択し
たときのCCD蓄積レベルの不足分を、AMP3(図1
参照)のゲインを選択的に高くすることによって補うよ
うにする。このため、第4実施形態では、フレーム周期
Tを設定するフラグKの他に、ts≧tthで、フレーム
周期Tを設定場合に、AMP3のゲインを選択的に高く
するためのフラグAを設定する。ここで、フラグAは、
A=1でゲインを2倍に、A=0でゲインを1倍にする
ものとする。
【0062】図12は、この第4実施形態におけるCP
U8での動作を示すフローチャートである。先ず、フラ
グKおよびフラグAをそれぞれ「0」にクリア(ステッ
プS51)して1RSW18aがオンか否かをチェック
する(ステップS52)。ここで、1RSW18aがオ
ンになったのが検知されたら、第3実施形態と同様にし
て、連写モードか否か(ステップS53)、コンティニ
ュアンスAFモードか否か(ステップS54)、被写体
が動体か否か(ステップS55)をそれぞれチェックす
る。
【0063】上記のステップS53〜ステップS55の
うち、少なくとも一つのステップでのチェック結果が
「Y」の場合には、蓄積時間tsと所定値tthとを比較
し(ステップS56)、ts<tthのときは、フラグK
を「1」に、フラグAを「0」にそれぞれ設定し(ステ
ップS57)、ts≧tthのときは、さらにその蓄積時
間tsでのCCD蓄積レベルVsが、適正レベルVtに
対して1/2未満か否かをチェックする(ステップS5
8)。ここで、Vs≧Vt/2のときは、ステップS5
7でフラグKを「1」に、フラグAを「0」にそれぞれ
設定し、Vs<Vt/2のときは、ステップS59でフ
ラグKおよびフラグAをそれぞれ「1」に設定する。し
たがって、連写モード、コンティニュアンスAFモード
および被写体が動体の少なくとも一つを満足する場合に
は、フレーム周期Tが設定されて、図5(B)に示す狭
い有効出力エリアが選択され、さらにその場合において
被写体が低輝度で、Vs<Vt/2のときは、AMP3
のゲインが2倍に設定されることになる。これに対し
て、ステップS53〜ステップS55での各チェック結
果が、いずれも「N」の場合には、ステップS60でフ
ラグKおよびフラグAをそれぞれ「0」に設定する。し
たがって、この場合には、図5(A)に示す広い有効出
力エリアが選択され、AMP3のゲインも1倍に設定さ
れる。
【0064】その後、フラグKに応じた読み出しモード
の設定データをTG6へ送信して、TG6においてその
設定データに基づいて選択された有効出力エリアの読み
出しを行って(ステップS61)、その読み出された動
画データに対して、フラグAの内容に応じてAMP3で
増幅処理を行ってAF,AE,AWB等の処理を行う
(ステップS62)。この動画処理の実行中は、2RS
W18bがオンか否かをチェックし(ステップS6
3)、オンになったのが検知されたら、CCD1の全ラ
インを読み出し、AMP3のゲインを1倍として制止画
像を記録媒体16に記録する処理を実行する(ステップ
S64)。
【0065】図13は、第4実施形態における図1のA
MP3の要部の一例の構成を示すものである。このAM
P3は、CDS2(図1参照)からの信号を増幅するゲ
イン切り替え可能な反転増幅回路31と、CCD1の暗
電流によるノイズ成分を除去するために、CDS2から
の信号のうち、CCD1内の遮光画素からの出力をサン
プルホールドするサンプルホールド回路32とを有す
る。反転増幅回路31には、OPアンプ33を設け、そ
の反転入力端子に抵抗R1を経てCDS2からの信号を
供給する。OPアンプ33の反転入力端子は、抵抗R
2,R3を経て出力端子に接続して帰還回路を構成し、
非反転入力端子は、抵抗R4およびR5を経て基準電源
(図示せず)に接続する。また、抵抗R3および抵抗R
5には、ゲインを切り替えるためにそれぞれアナログス
イッチ35および36を並列に接続する。
【0066】サンプルホールド回路32には、OPアン
プ37を設け、その非反転入力端子にホールドコンデン
サCを接続し、このホールドコンデンサCにアナログス
イッチ38を経てCDS2からの信号を供給するように
して、OPアンプ37の出力を抵抗R6を経てOPアン
プ33の非反転入力端子に供給する。なお、抵抗R1〜
R6の各抵抗値は、それぞれ等しくする。
【0067】このようにして、CPU8の制御のもと
に、サンプルホールド回路32で、CCD1内の遮光画
素の出力のタイミングでアナログスイッチ38をオンに
して、その遮光画素出力をホールドコンデンサCにホー
ルドし、その出力をOPアンプ37および抵抗R6を経
て反転増幅回路31を構成するOPアンプ33の非反転
入力端子に供給する。また、反転増幅回路31では、C
PU8の制御のもとに、図12で説明したフラグAが
「0」のときは、アナログスイッチ35,36をオンと
して、そのゲインを1倍とし、フラグAが「1」のとき
は、アナログスイッチ35,36をオフとして、そのゲ
インを2倍にして、CDS2からの信号を暗電流による
ノイズを除去して増幅する。
【0068】以上のように、第4実施形態では、被写体
が低輝度の場合でも、図5(B)に示す狭い有効出力エ
リアが選択されるフレーム周期Tを設定することでフレ
ームレートを向上させ、その場合のCCD蓄積レベルの
不足分を、AMP3のゲインを切り替えることで補うよ
うにしたので、フレームレートを低下させずに、AF,
AE,AWB等の処理を高精度で行うことができる。な
お、AMP3でのゲインの切り替えは、1倍および2倍
の切り替えに限らず、CCD蓄積レベルに応じて任意に
設定するよう構成することもできる。
【0069】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可
能である。例えば、上述した実施形態では、CCD1の
有効出力エリアを、全ライン数のほぼ40%とほぼ15
%の二種類設定して、フレーム周期Tが設定されたとき
は、ほぼ15%の有効出力エリアを選択するようにした
が、さらに多くのフレーム周期を、被写体輝度に応じ
て、あるいは任意に設定できるようにして、その設定さ
れたフレーム周期に応じて有効出力エリアを適宜設定す
るようにすることもできる。また、有効出力エリアは、
画面中央部に限らず任意の領域に設定することができ
る。さらに、フレーム周期を設定することなく、被写体
輝度に応じて、有効出力エリアを、例えば高輝度の場合
には、フレーム周期が短くなるように狭く設定するよう
にすることもできる。また、撮像素子は、上述した縦型
オーバーフロードレイン構造をもつインターライン形C
CDに限らず、他のCCDやMOS形撮像デバイス等の
種々の固体撮像素子を用いる場合でも、この発明を有効
に適用することができる。
【0070】
【発明の効果】この発明によれば、撮像素子に蓄積され
た信号電荷を、実効的水平走査期間内に相対的に粗な頻
度で転送するようなタイミングで垂直転送して読み出す
有効領域と、相対的に密な頻度で転送するようなタイミ
ングで垂直転送して掃き出す不要領域との範囲を設定で
きるようにしたので、被写体輝度、連写モード、コンテ
ィニュアンスAFモード、被写体が動体等に応じて、有
効領域および不要領域を適宜設定してフレームレートを
有効に向上することができる。したがって、動画データ
を用いるAF,AE,AWB等の処理を迅速に行うこと
ができるので、レリーズタイムラグを十分減少でき、満
足な操作性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る撮像装置の第1実施形態の構成
を示すブロック図である。
【図2】第1実施形態によるCCDの読み出し動作を説
明するための図である。
【図3】同じく、CCDの読み出しモードを示すタイミ
ングチャートである。
【図4】同じく、CCDの読み出しモードと制御用デー
タとを示すタイミングチャートである。
【図5】同じく、動画処理モードで選択的に読み出すC
CDの有効出力エリアの二つの例を示す図である。
【図6】第1実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】同じく、CCDの蓄積動作および読み出し動作
を示すタイミングチャートである。
【図8】この発明の第2実施形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【図9】同じく、第3実施形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】第3実施形態における信号の加算処理を説明
するための図である。
【図11】同じく、第3実施形態におけるCCDの蓄積
動作および読み出し動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図12】この発明の第4実施形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図13】同じく、第4実施形態におけるAMPの要部
の一例の構成を示す図である。
【図14】この発明に係る撮像装置に使用可能な撮像素
子としてのCCDの一例の構成を示す図である。
【図15】図14に示すCCDに用いられる色フィルタ
の一例を示す図である。
【図16】本出願人の先の提案に係る撮像装置による動
画処理モードでのCCD画面の有効出力エリアおよび掃
き出しエリアを示す図である。
【図17】同じく、本出願人の先の提案に係る撮像装置
による動画処理モードでのCCDの電荷読み出しおよび
掃き出し動作を示す模式図である。
【図18】同じく、動画処理モードでの高輝度の場合の
CCDの電荷の読み出しおよび掃き出し動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図19】同じく、動画処理モードでの低輝度の場合の
CCDの電荷の読み出しおよび掃き出し動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1 CCD 2 相関二重サンプリング回路(CDS) 3 ゲインコントロールアンプ(AMP) 4 アナログデジタル変換器(A/D) 5 プロセス処理回路 6 タイミングジェネレータ(TG) 7 シグナルジェネレータ(SG) 8 CPU 9 DRAM 10 オートフォーカス回路(AF) 11 自動露出制御回路(AE) 12 オートホワイトバランス回路(AWB) 13 液晶表示装置 14 外部表示用端子 15 圧縮伸長回路 16 記録媒体 17 レンズおよび絞り 18a ファーストレリーズスイッチ(1RSW) 18b セカンドレリーズスイッチ(2RSW) 19a 連写モード設定スイッチ 19b コンティニュアンスAFモード設定スイッチ 19c シングルAFモードスイッチ 21 フォトダイオード 22 トランスファーゲート 23 垂直シフトレジスタ 24 水平シフトレジスタ 25 信号検出器 31 反転増幅回路 32 サンプルホールド回路 33,37 OPアンプ 35,36,38 アナログスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C024 AA01 BA01 CA16 CA24 DA05 FA01 FA11 GA11 GA45 GA48 HA07 HA14 JA10 JA21 JA32 JA35

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素信号を読み出し可能な撮像素子を有
    する撮像装置において、 前記撮像素子の有効領域に蓄積された信号電荷を実効的
    水平走査期間内に相対的に粗な頻度で転送するようなタ
    イミングで垂直転送して読み出す読み出しモードと、前
    記撮像素子の不要領域に蓄積された信号電荷を実効的水
    平走査期間内に相対的に密な頻度で転送するようなタイ
    ミングで垂直転送して掃き出す掃き出しモードとを制御
    する読み出し制御手段と、 前記有効領域および不要領域の範囲を設定する領域設定
    手段とを有することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の撮像装置において、 被写体輝度を判定する輝度判定手段を有し、 この輝度判定手段の出力に基づいて、前記領域設定手段
    により前記有効領域および不要領域の範囲を設定するよ
    う構成したことを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の撮像装置において、 前記領域設定手段は、前記輝度判定手段が高輝度と判定
    したときは、前記有効領域の範囲を縮小し、前記不要領
    域の範囲を拡大してフレーム周期を縮小するよう構成し
    たことを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の撮像装置において、 フレーム周期を設定するフレーム周期設定手段を有し、 このフレーム周期設定手段の出力に基づいて、前記領域
    設定手段により前記有効領域および不要領域の範囲を設
    定するよう構成したことを特徴とする撮像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の撮像装置において、 被写体輝度を判定する輝度判定手段と、 この輝度判定手段の出力に基づいて、前記有効領域の画
    素信号を加算する信号加算手段とを有することを特徴と
    する撮像装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の撮像装置において、 前記輝度判定手段は、前記撮像素子に蓄積される信号電
    荷の蓄積量が適正になる蓄積時間と、所定の判定値とを
    比較するよう構成したことを特徴とする撮像装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の撮像装置におい
    て、 前記輝度判定手段の出力に基づいて、前記信号加算手段
    において加算する画素信号の個数を決定する加算数決定
    手段を有することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の撮像装置において、 被写体輝度を判定する輝度判定手段と、 この輝度判定手段の出力に基づいて、前記有効領域の信
    号を増幅する信号増幅手段とを有することを特徴とする
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の撮像装置において、 前記撮像素子に蓄積される信号電荷の蓄積量を判定する
    蓄積量判定手段を有し、 この蓄積量判定手段の出力に基づいて、前記信号増幅手
    段により前記有効領域の信号を増幅するよう構成したこ
    とを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の撮像装置にお
    いて、 前記輝度判定手段の出力に基づいて、前記信号増幅手段
    の増幅率を決定する増幅率決定手段を有することを特徴
    とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 請求項5〜10のいずれか一項に記載
    の撮像装置において、 前記輝度判定手段が高輝度と判定したときは、前記フレ
    ーム周期設定手段はフレーム周期を縮小するように設定
    し、そのフレーム周期に応じて前記領域設定手段は前記
    有効領域の範囲を縮小して、前記不要領域の範囲を拡大
    するよう構成したことを特徴とする撮像装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の撮像装置において、 被写体の静止画像を連続的に撮影する連写モードを有
    し、 この連写モードが設定されているときは、前記領域設定
    手段により前記有効領域の範囲を縮小し、前記不要領域
    の範囲を拡大してフレーム周期を縮小するよう構成した
    ことを特徴とする撮像装置。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の撮像装置において、 被写体像を前記撮像素子に連続的に自動合焦させるコン
    ティニュアンスAFモードを有し、 このコンティニュアンスAFモードが設定されていると
    きは、前記領域設定手段により前記有効領域の範囲を縮
    小し、前記不要領域の範囲を拡大してフレーム周期を縮
    小するよう構成したことを特徴とする撮像装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の撮像装置において、 被写体が移動しているか否かを判定する動体判定手段を
    有し、 この動体判定手段により被写体が動体と判定されたとき
    は、前記領域設定手段により前記有効領域の範囲を縮小
    し、前記不要領域の範囲を拡大してフレーム周期を縮小
    するよう構成したことを特徴とする撮像装置。
  15. 【請求項15】 請求項1〜13のいずれか一項に記載
    の撮像装置において、 前記撮像素子は、光を受けて電気信号に変換する画素を
    二次元的に配列してなり、この撮像素子の垂直方向に一
    部連続するラインを前記有効領域とし、それ以外のライ
    ンを前記不要領域とすることを特徴とする撮像装置。
JP17124398A 1998-06-18 1998-06-18 撮像装置 Expired - Fee Related JP4094123B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17124398A JP4094123B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17124398A JP4094123B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000013685A true JP2000013685A (ja) 2000-01-14
JP4094123B2 JP4094123B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=15919706

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17124398A Expired - Fee Related JP4094123B2 (ja) 1998-06-18 1998-06-18 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4094123B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110639A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Fujifilm Corp 固体撮像素子、その駆動方法および撮像装置
JP2008187614A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 撮影装置
JP2009141709A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Keyence Corp 動画像撮像装置、動画像撮像装置の設定支援装置、動画像撮像装置の設定方法、動画像撮像装置の設定プログラム及びコンピュータで読取可能な記録媒体
JP2010276768A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Canon Inc 自動合焦装置を有する撮像装置
JP2011147076A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Nikon Corp 画像処理装置、撮像装置およびプログラム
WO2012157883A2 (en) * 2011-05-17 2012-11-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital photographing apparatus and method of controlling the same to increase continuous shooting speed for capturing panoramic photographs
JP2019030014A (ja) * 2018-09-12 2019-02-21 株式会社ニコン 撮像装置
JP2021145175A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 株式会社リコー センサ制御装置、プログラムおよびセンサ制御方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007110639A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Fujifilm Corp 固体撮像素子、その駆動方法および撮像装置
JP2008187614A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Sanyo Electric Co Ltd 撮影装置
JP2009141709A (ja) * 2007-12-06 2009-06-25 Keyence Corp 動画像撮像装置、動画像撮像装置の設定支援装置、動画像撮像装置の設定方法、動画像撮像装置の設定プログラム及びコンピュータで読取可能な記録媒体
JP2010276768A (ja) * 2009-05-27 2010-12-09 Canon Inc 自動合焦装置を有する撮像装置
JP2011147076A (ja) * 2010-01-18 2011-07-28 Nikon Corp 画像処理装置、撮像装置およびプログラム
WO2012157883A2 (en) * 2011-05-17 2012-11-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital photographing apparatus and method of controlling the same to increase continuous shooting speed for capturing panoramic photographs
WO2012157883A3 (en) * 2011-05-17 2013-01-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital photographing apparatus and method of controlling the same to increase continuous shooting speed for capturing panoramic photographs
US9215370B2 (en) 2011-05-17 2015-12-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital photographing apparatus and method of controlling the same to increase continuous shooting speed for capturing panoramic photographs
JP2019030014A (ja) * 2018-09-12 2019-02-21 株式会社ニコン 撮像装置
JP2021145175A (ja) * 2020-03-10 2021-09-24 株式会社リコー センサ制御装置、プログラムおよびセンサ制御方法
JP7367569B2 (ja) 2020-03-10 2023-10-24 株式会社リコー センサ制御装置、プログラムおよびセンサ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4094123B2 (ja) 2008-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI422219B (zh) 攝影裝置及攝影方法以及電腦可讀取的記錄媒體
US7652691B2 (en) Imaging apparatus, control method thereof, and imaging system for performing appropriate image capturing when a driving method is changed
TW582172B (en) Image pickup device and image quality correction method
JP2005130045A (ja) 撮像装置及びこれに用いる撮像素子
JPH10210367A (ja) 電子的撮像装置
US11290648B2 (en) Image capture apparatus and control method thereof
JP2007027845A (ja) 撮像装置
JP4616429B2 (ja) 画像処理装置
US20100321516A1 (en) Digital camera apparatus and recording medium for recording computer program for such apparatus
JP2006261929A (ja) 撮像装置
JP2001275028A (ja) デジタルカメラ
JP2011055327A (ja) 撮影装置及びその制御方法
JP2001245213A (ja) 撮像装置
JP4094123B2 (ja) 撮像装置
JP5452269B2 (ja) 撮像装置
JP4311776B2 (ja) 撮像装置
JP4464006B2 (ja) 撮像装置および露光方法
JP4282262B2 (ja) 撮像装置
JP2001057645A (ja) 電子カメラ
JP4199381B2 (ja) 固体撮像装置および固体撮像素子駆動方法
JP3738654B2 (ja) デジタルカメラ
JPH0698227A (ja) システムクロック可変形ディジタル電子スチルカメラ
JP4365460B2 (ja) 撮像装置
JP2000013686A (ja) 撮像装置
JP4158767B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050309

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060718

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees