JPH09186939A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH09186939A
JPH09186939A JP7341818A JP34181895A JPH09186939A JP H09186939 A JPH09186939 A JP H09186939A JP 7341818 A JP7341818 A JP 7341818A JP 34181895 A JP34181895 A JP 34181895A JP H09186939 A JPH09186939 A JP H09186939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低照度下においても撮像素子からファインダ
表示用及びAF調整用の画像信号を得ることができるよ
うにする。 【解決手段】 撮像素子4から垂直方向に隣接する2画
素の情報を加算して読み出すフィールドモードと上記2
画素を加算することなく全画素を独立して読み出すフレ
ームモードとを選択的に行うことにより、静止画を撮像
するように成された撮像装置において、静止画撮像の前
に行われるファインダ表示及びAF調整時には必らずフ
ィールドモードでの読み出しを行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は垂直方向の全ての画
素を独立に読み出すフレームモードと垂直方向の隣接2
画素を混合して読み出すフィールドモードとの両モード
に対応可能なインターライン型CCD等の撮像素子を用
いた撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子スチルカメラのような静止画撮像装
置においては、インターライン型CCD等を用いて垂直
方向の全ての画素を独立に読み出すフレームモードと垂
直方向の隣接2画素を混合して読み出すフィールドモー
ドとの両モードを行うことができる。この両モードの内
特にフレームモードは垂直の解像度が高く、高画質を望
む使用者のニーズに対応しているため、静止画撮像装置
においては必須のモードとなっている。
【0003】一方、このような静止画撮像装置におい
て、そのファインダとして光学部材を用いた光学ファイ
ンダが従来より多く用いられていたが、近年液晶表示装
置などを用いたEVFの性能が向上し、静止画撮像装置
のファインダとしても使われるようになってきた。
【0004】また上記静止画撮像装置において使用する
撮像素子の画素数が増大するに従い、そのオートフォー
カス(AF)性能もより高度なレベルを要求され、フォ
ーカスレンズの調整変動単位がより微小になっている。
そのため合焦判定用の信号として撮像素子自体の出力信
号を用いることが必須となってきている。
【0005】以上のことから静止画撮像装置において
も、静止画像を生成する前に撮像素子を読み出して、そ
の読み出し出力をEVF用及びAF用に利用する必要性
が非常に高くなってきた。このような状況からフレーム
及びフィールドモードによる撮像が可能でかつ撮像出力
を用いたEVF及びAFに対応可能な撮像装置の従来例
を以下に説明する。図17は従来のデジタル電子カメラ
のブロック図である。図17において、1は撮像素子に
光学像を結ぶための光学レンズで、不図示の焦点調整用
フォーカスレンズを含む。2は絞り機能とシャッター機
能を兼ねる絞り兼用メカシャッター、3は光学レンズ1
と絞り兼用メカシャッター2のメカ系各部の駆動回路で
ある。4は光学レンズにより結像された被写体像を電気
信号に変換するCDD等の撮像素子、5は撮像素子4を
動作させるために必要なタイミング信号を発生するタイ
ミング信号発生回路(以降TGと言う)、6はTG5か
らの信号を撮像素子駆動可能なレベルに増幅する撮像素
子駆動回路、7は撮像素子4の出力ノイズ除去のための
CDS回路や増幅回路を備えた前置処理回路、8はA/
D変換器、9は撮像信号処理回路、10は記録媒体で例
えばPCMCIA規格のメモリーカードやハードディス
クなどである。11は記録媒体10に信号を記録するた
めのインターフェース回路である。12はメカ及び操作
部、撮像信号処理部等を制御するCPUを用いたシステ
ムコントローラ(シスコン)、13はカメラを外部から
制御するための操作部、14はファインダとして用いる
表示装置である。
【0006】図18は動作を説明するためのタイミング
図、図19は撮像素子4の色フィルター配列を示す図で
ある。この色フィルタはR、G、Bの各フィルタが図示
のように配列されている。以下従来例について図17〜
19を用いて説明する。
【0007】撮影者が操作部13を操作することにより
撮影動作を開始すると、シスコン12の制御によりメカ
系駆動回路3を駆動して各回路に電源を供給する。次に
絞り兼用メカシャッター2を不図示の測光手段により設
定された絞り径(図18ではF5.6)に開いて撮像素
子4の露光を開始する。そして上記測光手段により設定
された露光時間分だけ光電荷が蓄積されるように、図1
8の電子シャッター用パルス(3)と読み出しパルス
(4)とをTG5から撮像素子駆動回路6を介して撮像
素子4に供給する。これにより、撮像素子4から図18
(6)のようにODDフィールド出力とEVENフィー
ルド出力とが交互に出力される。この場合、図19に示
すように、両フィールドから同じ色信号成分が出力され
る。このようにして読み出された図18のfield2
〜4の信号は、前置処理回路7、A/D変換器8を介し
て撮像信号処理回路9に加えられることにより、ファイ
ンダ出力用の信号及びAF制御用の信号に変換され、各
々表示装置14及びシステムコントローラ12に送られ
る。表示装置14では撮影中の被写体を表示し、またシ
ステムコントローラ12では上記AF用の信号をもとに
光学レンズ1の合焦点位置を検出する。合焦点位置の検
出方法については従来より種々の手段が公知であるため
ここでは説明を省略する。
【0008】図18に示すfield4のタイミングで
は、電子シャッター用パルス(3)と読み出しパルス
(4)によりメカシャッター2による露光時間が決定さ
れ、field4の後メカシャッターは閉状態となる。
このように電子シャッターとメカシャッター2を併用し
た後、field4で露光された信号をfield5、
6で読み出すことにより、同時刻に全画素を露光した時
間ずれのない2フィールドの信号をフレーム信号として
読み出すことができる。このようにして撮像素子4から
読み出された信号は前置処理回路7、A/D変換器8を
介して撮像信号処理回路9に加えられることにより、所
定の信号フォーマットに変換され、記録媒体I/F11
を介して記録媒体10に記録される。
【0009】上述した上記従来例では、静止画記録に際
して垂直解像度が高くなるフレーム読み出しを行なって
いるが、この場合にファインダ出力及びAFのための撮
像出力読み出しにおいてもフレーム読み出しを行なうよ
うにしている。このようにすることにより、静止画記録
時とファインダ出力時及びAF時とでは撮像素子4の感
度を同一とし、必要な露出量を同じレベルにすることが
できるため、両モードの切換時に露出制御をやり直した
り、絞りの経を変える必要がなく、その変更に要する時
間のロスをなくすことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例で示すようにファインダ出力時あるいはAF時にフレ
ームモードで読み出す場合、次のような問題点が生じ
る。 (1)フレームモードではフィールドモードに比べて感
度が半減する。感度が低い場合は、その分だけファイン
ダ及びAFが必要とする照度は高くなり、ストロボを用
いなくてはならないような低照度下ではファインダやA
Fが正常に動作しない。 (2)従来例に示す動作では、ファインダ出力時及びA
F時に1フィールドごとに得られる信号は図19に示す
ように1ラインづつ垂直方向にずれてしまうため、垂直
ライン数が1フィールド分しかないファインダに出力す
る際には、補間処理などを行なわないと映像が1フィー
ルドごとに垂直にずれてしまい、観察者に不快感を与え
る見ずらい画像となってしまう。
【0011】そこで本発明の第1の目的は、低照度下に
おいても被写体を観察したりあるいは焦点調整を正しく
行うことのできる撮像装置を得ることにある。本発明の
第2の目的は、フィールド毎にずれのない画像を表示で
きるようにした撮像装置を得ることにある。本発明の第
3の目的は、レリーズタイムラグを短くすることのでき
る撮像装置を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、静止画
撮像モードがフレームモード/フィールドモードのどち
らであるかにかかわらず、ファインダ出力中やAF動作
期間中は必ずフィールドモードで読み出しを行なうよう
にしている。
【0013】また第2の発明では、ファインダ出力中や
AF動作期間中のフィールドモードでは、撮像素子から
の読み出しはノンインタレースとする。即ちフィールド
ごとに垂直隣接画像の加算の組み合わせを変えずに、常
時同じ画像どうしを加算して撮像素子から出力する。
【0014】さらに第3の発明によれば、AF調整時、
AFロック後、及び静止画撮像時の本露光の3つの状態
においてそれぞれの露光制御を決定するプログラム線図
を上記3つの状態に応じて変えるようにしている。具体
的には、本露光時のプログラム線図はメカシャッターの
最高速シャッタースピードと絞り径により決める。また
AFロック後はフィールド読み出しを行なうと同時に、
本露光時のプログラム線図に対して各絞りでのシャッタ
ー速度がちょうど2倍となるようにプログラム線図を設
定する。さらにAF調整時は、上記AFロック後のプロ
グラム線図に対して同じ露光量で絞り径がより小さくな
ることのないようにプログラム線図を設定する。
【0015】
【作用】第1の発明により、フレーム静止画の撮像にお
いて、ファインダへ出力する際あるいはAF動作中には
フィールド読み出しを行うことにより、感度を略2倍に
することができ、より暗い照度下で被写体をファインダ
で観察することあるいは焦点調整を行なうことができ
る。
【0016】また第2の発明により、ファインダ表示部
の垂直ライン数が1フィールド分しかない場合でも、常
に撮像素子から同じ垂直位相のラインの信号がフィール
ド毎に出力されるため、フィールド毎に画像がずれるこ
となく良好な表示が可能となる。そしてAF動作中にも
垂直方向にずれのない画像がフィールド毎に生成される
ため、合焦点位置検出用の信号がフィールド毎に微妙に
変わることがなくなり、高速に精度の高い焦点調整が可
能となる。
【0017】さらに第3の発明により、本露光を行なう
際とそれ以前のAFロック後の露光状態で絞り径が変わ
る頻度が非常に少なくなるため、絞りの設定に時間がか
かるような場合でも、その経過を待つ必要がなくなり、
本露光指令を出してからのレリーズタイムラグを短くす
ることができる。またAF調整時からAFロック後にか
けて絞りが開く方向に変わるこのないようにプログラム
線図を設定することにより、本露光時にAF調整時より
被写界深度が浅くなることのないようにして、AF調整
時の合焦調整完了の状態のまま静止画像を達成できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1は本実施の形態の動作シーケ
ンスを説明するためのタイミングチャート、図2はフレ
ーム読み出しする際に、図3はフィールド読み出しする
際に撮像素子4を駆動するための各垂直転送パルスの波
形図である。また、図4はファインダ出力時及びAFの
露出制御における絞り径とシャッタースピードとを決定
するためのプログラム線図、図5はAFロック後の露出
制御における絞り径とシャッタースピードとを決定する
ためのプログラム線図、図6は本露光の露出制御におけ
る絞り径とシャッタースピードとを決定するためのプロ
グラム線図である。さらに図7〜10は本実施の形態に
おける一部の動作シーケンスを説明するためのフローチ
ャートである。また図11は撮像素子4の色フィルタ配
列の1例を示すイメージ図で、読み出し時の加算画素の
説明図でもある。尚、この例では補色フィルタを用いた
場合を示している。電子カメラの構成は図17と同一の
ものが用いられる。
【0019】以下、本実施の形態を図1〜11を用いて
説明する。図1のT1 に示すように、まず絞り兼用メカ
シャッター2を閉じた状態のまま撮像素子4(本実施の
形態ではインタライン型CCD)の出力を読み出し、そ
の出力レベルを基準の黒レベルとする。この黒レベルは
撮像素子4の暗電流むらの除去のための基準信号とした
り、露光制御用検出信号を演算する際に撮像出力から差
し引いて黒レベルの変動を吸収して、より精度良く露光
量の検出を行なうために用いる。この場合黒レベルを利
用する目的としての補正項目が撮像素子4の光電変換部
に依存するのであれば、読み出しパルスを出力して光電
変換部の暗電流分の電荷も読み出し、垂直転送部に依存
するのみであれば読み出パルスを出力しないようにす
る。
【0020】次に図1のT2 に示すように、図4のAF
プログラム線図に依存して露出制御を行なう。基本的に
は絞りを開放寄りにしてAFを行なうのが理想のため、
先ず開放絞りのF2.5(AV2.6)で高速シャッタ
ーにより露光を行ない、そのときの撮像素子4の出力レ
ベルと理想的な輝度レベルとを比較し、そのレベル比に
応じて露光量を変えていくようにする。
【0021】この動作を図7、図8のフローチャートを
参照して以下に説明する。先ず、図7のステップS1、
S2により、EV値13.1(絞り開放F2.5、シャ
ッタースピード1/1400)で露光を行ない、撮像素
子4を読み出す。この読み出しは図3に示す垂直転送パ
ルスV1 〜V4 により行なわれる。つまり図11に示す
ように、垂直方向の隣接2画素が混合されて読み出され
るフィールド読み出しが行われ、かつODDフィールド
とEVENフィールドとで同じ画素同士が混合されるよ
うにまったく同一の垂直転送パルスV1 〜V4 がTG5
より供給される。
【0022】このようなノンインタレースのフィールド
モードによる読み出しを行なうことにより次の効果があ
る。 フレームモードに比べ感度を良くすることができ
る。 図11のような補色フィルタ配列でも図19のよう
な原色フィルタ配列でも、一回の読み出し信号によりカ
ラー映像信号が生成できる。このため特に高価なメモリ
を用いなくともリアルタイムで動画像を得ることができ
る。
【0023】 垂直ライン数の少ない液晶ディスプレ
イに表示した時の画質妨害が少ない。 AF用の信号として用いる場合、各フィールド画像
に位相ずれがないため精度の良い高速AFが可能とな
る。またシャッタースピードは図1のaに示すように、
電子シャッタ用のパルスVsubを用いて光電変換部の
電荷をサブストレートから捨ててクリアすることにより
露光を開始し、光電変換部から垂直蓄積部への読み出し
をもって露光終了と決めている。
【0024】上記露光量に対応した信号が撮像素子4か
ら出力され前置処理回路7、A/D変換器8等を介して
デジタル化された後、撮像信号処理回路9に加えられ
る。ここでは、画面上の所定領域における輝度信号積分
値が求められ、これをシステムコントローラ12で演算
し、その結果によりメカ系駆動回路3を介して絞り兼用
メカシャッター2の絞り径及びタイミング発生回路から
の電子シャッター用バルスのタイミングを制御する。そ
してステップS3で輝度レベルと基準信号xとを比較
し、輝度レベルが基準信号xよりも小さければ絞り開放
のままとし、大きければ、ステップS4で絞りをF5.
6、シャッタースピード1/1400として再度露光を
行なう。なお、絞り兼用のメカシャッター部材はその切
換えを行なった後絞りが安定するまでに数10msに待
たなくてはならない。このため各絞り換え後は安定まで
の待機時間を設ける。
【0025】次に再度露光した結果の撮像出力輝度信号
と基準レベルxとをステップS5で比較して、輝度信号
のレベルが小さければそのままの絞り径で図8のステッ
プS7に移行し、x<輝度レベルであればステップS6
で絞りをF16とした後、図8のステップ7に移行す
る。ステップS7では前回の露光時の輝度信号レベルを
もとに露光時間を決定して再露光を行なう。次にステッ
プS8により、ステップS7での露光時の出力信号をも
とに |X−輝度レベル|<Y の演算を行ない、YESであれば適正露光になっている
と判断して図のステップS13に移行し、AF動作をス
タートさせる。また、NOであれば、ステップS9によ
り、 新露光時間=(旧露光時間×(X÷輝度レベル)) の演算を行なって、輝度レベルと基準レベルとを一致さ
せるようにシャッタースピードをコントロールして露出
制御を行なう。
【0026】次にステップS10によりステップS9で
導出された露光時間が図4に示すプログラム線図内にあ
るか否かを確認し、範囲内にあればステップS11によ
り新露光時間で再露光を行い、再度レベルの比較を行な
う。またプログラム線図範囲外であればステップS12
により絞りを変更して露光時間を再演算してから再露光
を行なう。
【0027】なお、図4に示すようにプログラム線図は
ヒステリシスを有し、例えば絞りF5.6では露出量と
してEV12.6までシャッタースピードで制御した
後、それでもまだ暗ければ絞りをF2.5に変えるが、
F2.5ではEV12.6以上となっても絞り値を大き
くすることなく、EV13.6以上となって初めて絞り
径を変えることとする。このようにすることにより頻繁
に絞りの設定が変わることなく露光量の調整が完了す
る。特に本実施の形態のように絞り兼用のシャッター部
材の制御においてはその絞り値が安定するまでに時間が
かかるため、上記のように絞りの変化が頻繁に起こらな
いような設定を行なうことは重要である。
【0028】また上記実施の形態では、一画面分の撮像
出力から生成した輝度信号をもとに演算を行なっている
が、これを数回分の撮像出力の輝度信号の平均レベルと
しても良い。このようにすることにより、画面内に突然
目的の被写体以外のものが飛び込んできた時にもその影
響を最小限にして、露出調整及びAF調整を適正に行う
ことが可能となる。なお、図1のT1 の次のT2 の期間
は図4のAFプログラム線図に依存して露光量を決定す
る。
【0029】さて上記動作によりAF動作可能な露光レ
ベルが得られので次に合焦点検出のためのAF動作を開
始する。まず図9のステップS13でAF制御を開始す
る。その制御方法については従来より種々の方法が公知
であるためここでは説明を省略する。ステップS14で
AF制御中に所定の周期で合焦(つまりAF制御終了)
かを確認し、非合焦であればステップS15で輝度レベ
ルと基準レベルとの比較を行なう。この際両レベルの差
が所定値よりも小さければAF可能ということでステッ
プS13に戻って引き続きAF動作を継続し、大きけれ
ばAF不可能と判断してステップS16〜ステップS2
0により適正露光に設定し直した後、AF制御を再スタ
ートさせる。ただし、ステップS15で用いられる所定
値Zは前記所定値Yに比べて十分大きな値とする。
【0030】これは、AF動作可能となってからは、途
中で露光量が変わることが合焦点ポイント検出のために
は弊害となることから、焦点レンズのスキャンが始まっ
たらスキャンが一通り終了するまで露光レベルを固定と
したほうが良い結果が得られるためである。固定してし
まうことで、撮像範囲の変化等により輝度レベルが変動
してもAF用合焦点検出値に影響がない場合には素早く
正確なAF制御が可能となる。
【0031】またステップS20で用いられる所定値Y
はステップS8の所定値Yと同じ値として、調整の開始
/終了の対応レベルにヒステリシスを与えるようにす
る。このようにすることで、露光量調整再始動は大きく
光源光量が変わってまったくAF不能なレベルになった
場合にのみ実施され、一度露光量再調整が始まったら精
度良く適正露光量とすることが可能となる。
【0032】続いて図1のT3 のタイミングにおける動
作について説明する。T2 の終了時点でAFロックとな
った後T3 では図5の絞り込み後プログラム線図に依存
して露出制御を行なう。なお、この場合にも読み出しは
ノンインターレースフィールドモードで行なうことで、
前記効果の内、〜の効果を得ることができる。以下
10図を用いてT3 の期間の動作を説明する。先ずステ
ップS21により直前の露光量及びその際の輝度レベル
をもとに、図5の絞り込みプログラム線図を踏まえて絞
り及び露光時間の設定を行なう。
【0033】次にステップS22でその設定により露光
された撮像素子4の出力の輝度レベルと基準値Xとの差
を導出し、そのレベルを所定値Yと比較する。差がY以
上であれば適正露光となっていないと判断され、再度そ
の値をもとに露出制御を変えるためにステップS21に
戻る。差がY未満であれば適正露光として判断してステ
ップS23に進み、操作部にある不図示のレリーズボタ
ンの第2レリーズのスイッチSW2の押圧を確認する。
第2レリーズが押されていなければ再度露出確認を行な
うためにステップS21に戻り、押されていたならばス
テップS24の本露光へと移行する。このように本発明
例では、第2レリーズボタンの押圧時期に依らず、本露
光の前には上記の絞りこみの後適正レベル確認を最低一
回は行なうようにする。
【0034】上記のようにして図1のT4 〜T5 の本露
光タイミングに移行していく。本露光では図1に示すよ
うに、電子シャッターとメカシャッターとできまる時間
cの間に露光され、T5 の期間にメカシャッターが完全
に閉じ切った後、読み出し信号1と読み出し信号2とで
順に画素信号をフレーム読み出していく。この際の撮像
素子4を駆動する垂直転送パルスV1 〜V4 は例えば図
2に示すような波形となる。もちろん図3に示すように
ODDフィールドとEVENフィールドとで同一の波形
により駆動するようにしてもかまわない。上記のように
第2レリーズの押圧後直ちに本露光撮影を行なう(すな
わち押圧後に露光調整を行わない)ことで押圧後本露光
に至るまでの時間を極力短くすることができ、第2レリ
ーズからのタイムレリーズラグを非常に少なくすること
ができる。
【0035】本露光の際の露出制御は図6のプログラム
線図によって決定するが、図6は本露光対応なのでフレ
ーム読み出しとなるため、、感度がフィールドモードの
1/2という設定になっている。そのため露出量はフィ
ールドモードの場合の2倍で適正露光となる。
【0036】さて上記露出制御にあたって使用した図4
〜6の各プログラム線図及びその適用ルールには次のよ
うな特徴がある。 (1)図4のプログラム線図は、図6の本露光プログラ
ム線図や図5の絞り込みプログラム線図に比べ、開放絞
りで撮影可能となる明るさの範囲が広い。 (2)図4のプログラム線図は、絞りの切り換え設定数
を図6、図5のプログラム線図に比べ少なくしている。
つまり図4では絞り設定は3系統だが、図6、図5では
5系統になっている。
【0037】(3)図4では各絞り間で明るさをオーバ
ーラップしてカバーしている範囲が図5に比べ多い。 (4)図4の各絞り毎の最低TV値は図5の同一絞りの
最低TV値よりも所定量大きいことを特徴としている。
【0038】(5)図4のプログラム線図による露光か
ら図5のプログラム線図による露光に移る際、図4で得
られた露出量を実現できる絞りが2種類あった場合に
は、絞り径の小さい絞りからスタートする。 (6)図6の本露光用のプログラム線図は、図5の絞り
こみ後プログラム線図に対してちょうどフィールド読み
出しとフレーム読み出しの感度分だけシャッタースピー
ドをシフトしたものとする。つまり、同じ絞りではEV
1段分だけ図6の方が最大露出量ともに小さくなる。
(図5でF2.5の場合シャッタースピードは1/30
〜1/500だが、図6ではF2.5だと1/15〜1
/250である。)本実施の形態では、フレームとフィ
ールドとの感度比を1:2としているためこのような設
定となる。感度比が異なる場合には、その比に応じて本
露光プログラム線図を変える。
【0039】上記のようにプログラム線図を構成するこ
とにより次の効果が得られる。先ず基本的なこととして
プログラム線図をもとにして露出制御を行なうことによ
り、絶対露光量が容易に検出できるため、適正露出制御
の絞りとシャッタースピードが計算値により即時に求ま
り、高速に最適露光とすることが可能となる。これはカ
ムコーダのアイリス方式に比べ静止画撮影の場合または
ストロボ等別光源を用いた撮影の場合に特に有効であ
る。
【0040】さらに上記(1)〜(6)の各項目毎に対
応する効果を次に示す。 (1)AF動作中に開放絞りで露光する頻度が多くな
り、深度の浅い状態で露光されるためより精度良くAF
動作を行なうことができる。 (2)、(3)AF動作中に絞りが切り換わる頻度が少
なくなり、切換えの待ち時間が少なくなるためトータル
での時間節約となる。 (4)、(5)AF調整中の絞り設定に対し、AFロッ
ク後の絞り設定がより開放側に行かないようにすること
ができる。その結果、フォーカス調整時の位置から絞り
をより開くことがないため、合焦点状態を劣化させずに
絞りこみ撮影及び静止画撮影を行うことができる。 (6)絞り込み後の露光における絞り設定と本露光時の
絞り設定とを同一とすることができるため、第2レリー
ズ押圧後に絞り設定を変える必要がなく、時間節約がで
きるとともに絞り切り換えによる誤差が生じることが無
いため、精度のより正確な露出制御を行うことができ
る。
【0041】(第2の実施の形態)上記第1の実施の形
態においては絞り設定切換中には出力画像の画質が劣化
してしまう。この問題点を解決するために本実施の形態
においては、図12に示すように、メモリ15を備えて
絞り設定切換前の画像データをこのメモリ15に蓄積す
るようにしている。そして絞り切換中はメモリ15に蓄
積された画像データを表示装置14に出力する。上記メ
モリ15の出力期間は、絞り設定の終了予定時間を見込
んで設定しても良いし、または撮像素子4の出力信号の
輝度レベルが適正レベルになったことを確認した後、メ
モリ15の出力を終了しても良い。また本実施の形態の
制御負荷が相対的に大きく、シスコン12内の制御用の
CPUにとって過負荷であれば、図1のT2 の終わり、
すなわちAFロック後からメモリ15から出力しても良
い。これはAF調整中は絞り切換の影響の他に、焦点未
調整のための画質劣化も重なっているため、いずれにし
ても画質の品位が十分で無いためである。
【0042】(第3の実施の形態)上記第1、第2の実
施の形態ではシャッター兼用絞りを用いていたがこれは
もろん別体の専用絞り、専用シャッターを用いても良
い。本実施の形態によれば、より幕速の速い高速シャッ
ターと精度の高い絞りを用いることが可能となる。
【0043】(第4の実施の形態)また第1の実施の形
態においては、図4のプログラム線図の各絞り毎の最低
TV値を図5の同一絞りの最低TV値よりも所定量大き
くする構成としたが、絞り径の小さい例えば図4のF1
6の絞りでの最長シャッタースピードをより大きくした
プログラム線図を用いても良い。これは、絞り径の十分
小さいF16〜F8では、被写界深度が十分深いため、
F16でフォーカス調整してF8で撮影しても画質の劣
化は目立たないためである。本実施の形態によれば、図
13に示すように絞りF16での最低露出量をEV1
4.8とすることができ、ヒステリシスのマージンを十
分にとることができるため、絞りの設定が変わる頻度を
より少なくすることができる。
【0044】(第5の実施の形態)上記各実施の形態に
おいて、露出レベル調整中及びAF調整中に輝度信号の
大きな変化があった場合、その輝度信号の変化が短期間
でもとのレベルに戻るような場合は、この急激変化が起
きた期間の出力信号は無視して露出調整及びAF調整を
行うようにしても良い。図14〜16は本実施の形態を
実現するためのフローチャートの一例である。図14の
ステップS7〜S10、S12は図8のステップS7〜
S11と実質的に同じである。図14ではステップS8
で基準値Xと出力信号輝度レベルとの差の絶対値が所定
値Yよりも大きい場合には、まずステップS25で変数
Nに1を加算する。なおNにはあらかじめ初期値0が設
定されている。
【0045】続いてステップS26でNと定数Aとの大
小を比較し、Nが小さければ、短期間の異常値というこ
とで前回と露出量を変えずにステップS7で再露光を行
なう。一方Nが大きければ実際の被写体条件が変わった
と認識してステップS9で露光時間を計算し直し、N=
0とした後、第1の実施の形態と同様にステップS9、
S10を経てステップS7に戻る。またステップS8で
輝度レベルが所定範囲内に入っていればステップS27
でN=0とした後、次ぎのシーケンス(図10のステッ
プS21)に移行する。以上の動作により、画面内に短
期間非被写体が入り込んできた場合でも、その影響を無
くした露光設定が可能となる。
【0046】また、図15のステップS13〜S20は
図9のステップS13〜S20と同じである。図15で
は、ステップS15で基準値Xと出力信号輝度レベルと
の差の絶対値が所定値Zよりも大きい場合には、まずス
テップS28で変数Nに1を加算する。なおNにはあら
かじめ初期値0が設定されている。続いてステップS2
9でNと定数Aとの大小を比較し、Nが小さければ短期
間の異常値ということで前回と露出量を変えずにステッ
プS30で再露光を行ない、再度ステップS15で輝度
レベルの大小を判定する。一方Nが大きければ実際の被
写体条件が変わったと認識してステップS16で露光時
間を計算し直し、N=0とした後、ステップS13〜S
20を経てステップS13へ戻る。
【0047】この図15の動作によれば、輝度レベルの
異常を検出しAF制御を抜けた場合にも、その以上値が
短期間で終了してもとの値に戻るようであれば、特にそ
の間のデータを無視するのみで露出制御も変えることな
く、引き続きAF動作を行うように構成されているた
め、目的としている被写体以外のものが突然画面内に飛
び込んできてもその影響を受けることなくAF調整を行
うことが可能となる。
【0048】図16のステップS21〜S24は図10
のステップS21〜S24と同じである。ただしステッ
プS21において変数Yに初期値Y0が設定されている
ことをその前のステップS31で明記した。図16では
ステップS22で基準値Xと出力信号輝度レベルとの差
の絶対値が所定値Yよりも小さい場合には露出レベルは
適正になっていると考えられ、ステップS36で変数Y
に対し正の定数aを加算する。このように判定レベルに
ヒステリシスを持たせることで以後のステップS22の
判定でNoとなる頻度が減り、頻繁に露出レベルの変更
を行なって見苦しい画像になることが防止される。
【0049】一方、ステップS22で基準値Xと出力信
号輝度レベルとの差の絶対値が所定値Yよりも大きい場
合には、まずステップS32で変数Nに1を加算する。
なおNにはあらかじめ初期値0が設定されている。続い
てステップS33でNと定数Aとの大小を比較し、Nが
小さければ短期間の異常値ということでステップS34
で前回と露出量を変えずに再露光を行ない、再度ステッ
プS22で輝度レベルの大小を判定する。一方Nが大き
ければ、実際の被写体条件が変わったと認識し、露出制
御を変えるための動作に移行するが、その際、本実施の
形態では、変数Yがそれまでの動作でY=Y0+aとな
っていることがありうるのでステップS35によりY=
Y0に戻しておく。Y0に戻した後、再度ステップS2
1に戻り、露出レベルの再設定を行なう。この図16の
動作によれば、画面内に突然目的の被写体以外のものが
飛び込んできた時にもその影響を受けることなく露出調
整を適正に行うことが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、フレーム静止画の撮像記録においてもファインダへ
出力する際及び/又はAF動作中にはフィールド読み出
しすることで感度を略2倍にすることができ、より暗い
照度下で被写体をファインダで観察することあるいは焦
点調整を行なうことができる。特にゲインアップをせず
に感度アップができるため良好な画質での撮影が可能と
なり、またゲインアップ機能と組み合わせることにより
さらに低照度被写体にも対応することが可能となる。さ
らには、色フィルタの配列についても様々な種類の撮像
素子に対応可能となり、特に安価なカムコーダ用の補色
フィルタにも対応可能となる。
【0051】また第2の発明によれば、ファインダ表示
部の垂直ライン数が1フィールド分しかない場合でも、
常に撮像素子から同じ垂直位相のラインの信号がフィー
ルド毎に出力されるため、フィールド毎に画像がずれる
ことなく良好な表示ができる。またAF動作中にも垂直
方向にずれのない画像がフィールド毎に生成されるた
め、合焦点位置検出用の信号がフィールド毎に微妙に変
わることがなくなり、高速に精度の高い焦点調整ができ
る。また各フィールド毎の信号がより安定しているの
で、各フィールド間の信号の演算を行う必要が無くな
り、AF制御方法自体をより単純化することもできる。
【0052】さらに上記第3の発明によれば、本露光を
行なう際とそれ以前のAFロック後の露光状態で絞り径
が変わる頻度が非常に少なくなるため、絞りの設定に時
間がかかるような場合でもその経過を待つ必要がなくな
り、本露光指令を出してからのレリーズタイムラグを短
くすることが可能となる。また、AF調整時からAFロ
ック後にかけて絞りが開く方向が変わることのないよう
にプログラム線図を設定することにより、本露光時にA
F調整時より被写界深度が浅くなることのないようにし
て、AF調整時の合焦調整完了状態のまま静止画撮像を
達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による動作を示すタ
イミングチャートである。
【図2】本発明の第1の実施の形態による動作を示すタ
イミングチャートである。
【図3】本発明の第1の実施の形態による動作を示すタ
イミングチャートである。
【図4】第1の実施の形態に用いられるプログラム線図
である。
【図5】第1の実施の形態に用いられるプログラム線図
である。
【図6】第1の実施の形態に用いられるプログラム線図
である。
【図7】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図8】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図9】第1の実施の形態の動作を示すフローチャート
である。
【図10】第1の実施の形態の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明で用いられる撮像素子の色フィルタ配
列を示す構成図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図
である。
【図13】本発明の第3の実施の形態で用いられるプロ
グラム線図である。
【図14】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図16】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図17】従来及び本発明の第1の実施の形態による撮
像装置のブロック図である。
【図18】従来の撮像装置の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【図19】従来の撮像装置で用いられる色フィルタ配列
を示す構成図である。
【符号の説明】 1 光学レンズ 2 絞り兼用シャッター 4 撮像素子 9 撮像信号処理回路 12 システムコントローラ 13 操作部 14 表示装置 15 メモリ

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子から垂直方向に隣接する2画素
    の情報を加算して読み出す第1のモードと上記2画素を
    加算せずに全画素の情報をそれぞれ読み出す第2のモー
    ドとを選択的に行うと共に、上記撮像素子からファイン
    ダ用画像を得る第3のモードとレンズの焦点調整を行う
    第4のモードとの少くとも1つのモードを行うように成
    された撮像装置において、 上記第3、第4のモードの少くとも1つのモードを行う
    ときは上記第1のモードで撮像を行うように制御する制
    御手段を設けたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記第3、第4のモードの少くとも1つ
    のモードにおいて行われる上記第1のモードよる上記撮
    像素子からの読み出しが、一画面のフィールド読み出し
    毎にノンインターレースによる読み出しであることを特
    徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 撮像素子による静止画撮像モードとレン
    ズの焦点調整モードとを行うように成された撮像装置に
    おいて、 上記焦点調整モードを行うときは、第1のプログラム線
    図に基づいて露光量制御を行い、上記焦点調整モードの
    終了後は、第2のプログラム線図に基づいて露光量制御
    を少くとも1回行い、次に上記静止画撮像モードを行う
    ときは第3のプログラム線図に基づいて露光量制御を行
    うように制御する露光制御手段を設けたことを特徴とす
    る撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記第1、第2のプログラム線図に基づ
    く撮像時には、上記撮像素子から垂直方向に隣接する2
    画素を加算して読み出すことを特徴とする請求項3記載
    の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記第2のプログラム線図における各絞
    り値での最大、最小のシャッター速度と上記第3のプロ
    グラム線図における各絞り値での最大、最小のシャッタ
    ー速度との比が、上記撮像素子から上記2画素を加算し
    て読み出すときの上記撮像素子の感度と上記2画素を加
    算せずに読み出すときの上記撮像素子の感度との比に対
    応することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のプログラム線図の開放絞りで
    とり得るシャッター速度の範囲が、上記第2、第3のプ
    ログラム線図の開放絞りでとり得るシャッター速度の範
    囲より広いことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記第1のプログラム線図において設定
    され得る絞り値の種類が上記第2、第3のプログラム線
    図において設定され得る絞り値の種類より少ないことを
    特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記第1のプログラム線図の各絞り値で
    とり得る最長シャッター時間が、上記第2、第3のプロ
    グラム線図の各絞り値でとり得る最長シャッター時間よ
    り短いことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 上記第1のプログラム線図の各絞り値間
    でオーバーラップしてカバーしている明るさが、上記第
    2、第3のプログラム線図の各絞り値間でオーバーラッ
    プしてカバーしている明るさにより大きいことを特徴と
    する請求項3記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 上記露光制御手段は、上記第1のプロ
    グラム線図による露光から上記第2のプログラム線図に
    よる露光に移る際に、第1のプログラム線図による露光
    中に得られた情報から決められた露光量を実現する絞り
    値が第2のプログラム線図上で2種類以上ある場合に、
    最も小さい絞り値によって露光量を設定することを特徴
    とする請求項3記載の撮像装置。
  11. 【請求項11】 上記撮像素子としてインターライン型
    CCDを用いたことを特徴とする請求項1又は3記載の
    撮像装置。
  12. 【請求項12】 上記撮像素子から得られる画像信号を
    処理する処理手段と、上記処理された画像信号を表示す
    る表示手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    撮像装置。
  13. 【請求項13】 上記表示手段は、表示可能な垂直ライ
    ン数が1フィールド分であることを特徴とする請求項1
    2記載の撮像装置。
  14. 【請求項14】 上記表示手段が液晶表示装置であるこ
    とを特徴とする請求項12記載の撮像装置。
  15. 【請求項15】 上記撮像素子から画像信号を記録媒体
    に記録する処理を行う記録処理手段を設けたことを特徴
    とする請求項1又は3記載の撮像装置。
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