JP3906411B2 - 住宅情報盤の監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、共同住宅の各住戸内に設置されたGP型3級受信機能を有する住宅情報盤を登録して監視する監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、各住戸内にそれぞれ設置された住宅情報盤の登録は、管理室等に設置された集中監視装置に設けられているテンキーの入力によって行われていた。この集中監視装置では、各住戸に与えられた住戸番号のうち、未入居である住戸の住戸番号をテンキーで入力して未入居登録スイッチを操作することによりその住戸番号がメモリに記憶され登録されていた(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−129874号公報(第2頁−第3頁、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した従来の住宅情報盤の登録では、住戸数の多い共同住宅の場合は1住戸毎にテンキーで入力しなければならず、多くの時間と手間がかかるという問題があった。また、前述の従来の登録は、未入居/既入居に基づく登録であるために、施主への引き渡し前等、例えば防災設備の消防検査時にはまだ全ての住戸は未入居であっても防災設備は全て設置されていて、それらの防災設備の一つであるGP型3級受信機、即ち住宅情報盤を全て登録されていなければならず、登録には大幅な時間と労力を要していた。また、例えば共同住宅の1号棟と2号棟の住宅情報盤全てを1台の集中監視装置で監視するようなシステムにおいては、1号棟が入居済みで、2号棟を後から増設するための工事中である場合には、2号棟の住宅情報盤全てを未入居登録にしなければならず、完成時には2号棟の住宅情報盤全てを未入居登録から削除しなければならなかった。
【0005】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、住宅情報盤の登録を何度も行えるようにすると共に、登録されていない住宅情報盤に対して容易に登録できるようにし、また、登録した住宅情報盤を仮の未登録状態にしたり、その未登録状態の住宅情報盤を再登録したり、さらには仮の未登録状態の住宅情報盤からの警報を無視することのできる監視装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る住宅情報盤の監視装置においては、監視対象の住宅情報盤の登録データを保存するための第1メモリと、住宅情報盤の動作状態の情報を一時的に格納するための第2メモリと、第1メモリに保存された登録データを第2メモリに格納された動作状態の情報と比較照合するために書き込む第3メモリと、第1メモリに保存された登録データの中で監視対象外とする住宅情報盤の登録データを格納するための第4メモリとを有する住宅情報盤の監視装置において、外部操作により監視対象外に設定する住宅情報盤の情報が入力されたとき、その情報の登録データを第4メモリに書き込む監視対象外設定手段と、住宅情報盤にそれぞれアクセスして動作状態を確認し、かつ、その住宅情報盤の動作状態の情報と第3メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが一致するかどうかを判定し、前記情報と登録データが異なるときはその登録データが第4メモリに存在するかどうかを検索し、第4メモリにその登録データが存在するときは、住宅情報盤の異常を無効にし、また、住宅情報盤の動作状態の情報と第4メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが一致したとき、その登録データを第4メモリから消去してその住宅情報盤を監視対象とする機器状態判別手段を備えたものである。
【0007】
また、本発明に係る住宅情報盤の監視装置においては、機器状態判別手段は、住宅情報盤の動作状態の情報と前記第4メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが所定回数又は所定時間一致したとき、その登録データを第4メモリから消去してその住宅情報盤を監視対象とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1を説明するための概略システム図、図2は実施の形態1に係る住宅情報盤の監視装置を備えた住棟受信機の概略構成を示すブロック図である。
図において、1は例えば音声警報装置を有するR型受信機の住棟受信機で、共同住宅の管理室に設けられ、データ伝送路2を介して各住戸内の住宅情報盤3と接続されていると共に、図示していないが共用部分や機械室等に設けられた火災感知器やスピーカと直接又は中継器(図示せず)を介して接続されている。
【0012】
住宅情報盤3は、玄関に設置されたドアホン4との通話機能を有し、火災感知器5、図示せぬガス漏れ検知器や防犯センサ等の作動を感知したときはその旨を住棟受信機1に報知すると共に、ドアホン4を通じて警報を発し、また、後述するが、住棟受信機1からの動作状態確認のための信号が入力されたときは、応答信号に自己のアドレス(例えば住戸番号)を書き込んで送出するようになっている。
【0013】
住棟受信機1は、登録モード設定スイッチ11a、自動/手動切換スイッチ11b、テンキー11c等を有する操作部11と、後述するマイコン12と、監視対象の住宅情報盤3の登録データを保存するための第1メモリ13と、住宅情報盤3の動作状態の情報を一時的に格納するための第2メモリ14と、第1メモリ13に保存された登録データを第2メモリ14に格納された動作状態の情報と比較照合するために書き込む第3メモリ15と、データ伝送路2と接続されたI/F部17と、液晶ディスプレイを備えた表示部18と、表示部8と接続されたI/F部19とを有している。なお、第1メモリ13には、電源が遮断されても登録データが消去しないように不揮発性のメモリが使用されている。
【0014】
前述したマイコン12は、自動状態情報取得部12a、登録データ保存部12b並びに手動状態情報取得部12cの各機能を有している。例えば、電源投入により立ち上がった後に登録モード設定スイッチ11aのオンを検知し、次いで自動/手動切換スイッチ11bの操作による自動を検知したときは、データ伝送路2を介して接続された各住戸の住宅情報盤3に対し、動作しているか否かの動作状態の情報を得るための信号を送出し、この信号の送出により応答信号が入力されたときは第2メモリ14にアクセスして、応答信号上のアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」を書き込む。応答信号がなかった住宅情報盤3に対する記録は「0」のままとする。
【0015】
この動作状態の書き込みが終了したときは、第2メモリ14内の全情報(「0」も含む)を読み出し、監視対象の住宅情報盤3の登録データとして第1メモリ13に保存する。なおこの時、第1メモリ13に保存された登録データに基づいて各住宅情報盤3のアドレスを表示部18の液晶ディスプレイ上に表示する。例えば、登録データが「0」のアドレスについては点滅させて住宅情報盤3が動作していない旨を知らせる。
【0016】
この登録データの設定は、前述したスイッチ11a,11bが操作される毎に繰り返し行えるようになっている。これは、高層の共同住宅によって戸数が多い場合に、配線工事が完了した階毎或いは複数階毎に住宅情報盤3の動作を確認できるようにするためである。これにより、動作していない住宅情報盤3を容易に特定できる。
【0017】
また、このマイコン12は、登録モード設定スイッチ11aのオン、自動/手動切換スイッチ11bの操作による手動を検知した後に、テンキー11cの操作による住宅情報盤3のアドレス(住戸番号)及び状態情報「1」が入力されたときは、第1メモリ13にアクセスしてアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」を書き込む。この手動による登録データの設定は、自動登録の際に、電源未投入や故障等で登録できなかった住宅情報盤3を再び登録させるためである。つまり、それらの原因を処理して動作可能になった住宅情報盤3に対して手動登録する。また、前述した手動登録は、設計変更などにより不必要となった住宅情報盤3の登録を前述の方法を用いて状態情報「0」を入力することによって削除できるようにするためでもある。
【0018】
次に、本実施の形態1の動作を説明する。
住棟受信機1に電源が投入されると、住棟受信機1のマイコン12は、登録モード設定スイッチ11aがオンされたかどうかを判定する。そのスイッチ11aがオフ状態のときは通常の監視動作に入るが、登録モード設定スイッチ11aのオンを検知すると、登録モードが自動か手動かを判定する。ここで、自動/手動切換スイッチ11bの操作から自動を検知したときは、データ伝送路2に接続された各住戸の住宅情報盤3に対し、動作しているか否かの動作状態を得るための信号を送出する。一方、各住宅情報盤3は、前記信号の入力を検知したとき、応答信号に自己のアドレス(住戸番号)を書き込んで返送する。
【0019】
住棟受信機1のマイコン12は、その応答信号の入力を検知したとき第2メモリ14にアクセスして、応答信号上のアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」を書き込む。応答信号がなかった住宅情報盤3に対しては「0」のままとする。全ての書込処理が終了したときは、第2メモリ14内の全情報(「1」と「0」)を読み出し、第1メモリ13に住宅情報盤3の登録データとして保存する。この時、第1メモリ13に保存された登録データに基づいて各住宅情報盤3のアドレス(住戸番号)を表示部18の液晶ディスプレイ上に表示する。なお、前述したように登録データが「0」のアドレスについては点滅させて住宅情報盤3が動作していない旨を知らせる。
【0020】
また、マイコン12は、登録モード設定スイッチ11aのオンを検知し、自動/手動切換スイッチ11bの操作による手動を検知した後に、テンキーの操作による住宅情報盤3のアドレス(住戸番号)を検知したときは、第1メモリ13にアクセスして、そのアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」を登録データとして書き込む。
【0021】
なお、登録モード設定スイッチ11aのオフを検知したときは、第1メモリ13内の登録データを第3メモリ15に書き込んで、通常の監視動作に入る。この場合は、住宅情報盤3に対し、動作しているか否かの動作状態の情報を得るための信号を送出し、この信号の送出により応答信号が入力されたときは第2メモリ14にアクセスして、応答信号上のアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」又は「0」を書き込む。その後は、第2メモリ14と第3メモリ15からアドレス順に状態情報と登録データを読み出して照合する。例えば登録データが「1」で、状態情報が「0」の場合は、住宅情報盤3の異常と判断して警報を発し、管理人に知らせる。前述した動作状態確認のための信号は、所定時間毎に繰り返し送出されている。
【0022】
なお、各住宅情報盤3は、応答信号に自己のアドレスを書き込んで返送するようにしたが、各住宅情報盤3毎或いはグループに分けられた住宅情報盤3毎にそれぞれの動作状態の情報を書き込むスロットが予め設定されていて、そのスロットに「1」を書き込むようにしてもよい。
【0023】
以上のように本実施の形態1によれば、登録モード設定スイッチ11aをオンし、自動/手動切換スイッチ11bで自動を選択した際、住宅情報盤3の登録を自動的に行い、しかも前記スイッチ11a,11bを操作する毎にその登録を繰り返し行えるようにしたので、現場の進行状況に応じて住宅情報盤3を登録できるようになり、また、自動/手動切換スイッチ11bで手動を選択した後にテンキー11cで登録できるようにしたので、何らかの原因で登録漏れの住宅情報盤に対しても登録できるようになり、作業効率が向上するという効果がある。
【0024】
実施の形態2.
本実施の形態2は、登録した住宅情報盤を仮の未登録状態にしたり、その未登録状態の住宅情報盤を再登録したり、さらには仮の未登録状態の住宅情報盤からの警報を無視するようにしたものである。
図3は本発明の実施の形態2に係る住宅情報盤の監視装置を備えた住棟受信機の概略構成を示すブロック図である。なお、図1及び図2で説明した実施の形態1と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
【0025】
本実施の形態2の住棟受信機1には、操作部11に登録データマスク設定スイッチ11dが付加され、マイコン12に本発明に係る監視対象外設定部12d、機器状態判別部12e及び無効信号判別部12fの各機能が加えられ、さらに、監視対象外とする住宅情報盤3の登録データを格納するための第4メモリ16が追加されている。
【0026】
前記のマイコン12は、通常の監視に入っているときに、テンキー11cの操作による住宅情報盤3のアドレス(住戸番号)が入力され、登録データマスク設定スイッチ11dのオンを検知すると、その住宅情報盤3の登録データ「1」をマスクすると判断して、その登録データを第1メモリ13から読み出して第4メモリ16にアドレスと関連づけて書き込むようになっている。この処理は、例えば、住戸の居住者が長期不在のために分電盤のメインブレーカを切った場合に、住棟受信機1がその住宅情報盤3の電源断による警報を発しないようにするためである。
【0027】
なお、登録データマスク設定スイッチ11dのオンを検知したとき、警報を発している住宅情報盤3の全てをマスクする対象として、第4メモリ16に書き込むようにしてもよい。
【0028】
また、このマイコン12は、住宅情報盤3の監視に入ったときは、実施の形態1で述べたように第1メモリ13内の登録データを第3メモリ15に書き込んで、各住戸の住宅情報盤3に対し、動作しているか否かの動作状態の情報を得るための信号を送出する。この信号の送出により応答信号が入力されたときは第2メモリ14にアクセスして、応答信号上のアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」又は「0」を書き込む。その後は、第2メモリ14と第3メモリ15からアドレス順に状態情報と登録データを読み出して照合する。例えば登録データが「1」で、状態情報が「0」の場合は、その登録データが第4メモリ16に書き込まれているかどうかを検索し、第4メモリ16にその登録データが存在するときは住宅情報盤3の異常(電源断等による無応答)を無効にし、第4メモリ16にその登録データが存在しないときは、住宅情報盤3の異常と判断して警報を発する。また、住宅情報盤3の動作状態の情報「1」と第4メモリ16に書き込まれたその住宅情報盤3の登録データ「1」とが所定回数又は所定時間一致したときは、その登録データを第4メモリ16から消去してその住宅情報盤3を監視対象にする。
【0029】
さらに、前記のマイコン12は、住宅情報盤3からの報知信号が入力されたときは、その住宅情報盤3の登録データが第4メモリ16に格納されているかどうかを検索し、その登録データを検知したときは報知信号に対する処理を無効にし、登録データが第4メモリ16に格納されていないときは報知信号に基づいて警報を発するようになっている。
【0030】
次に、本実施の形態2の動作を説明する。
住棟受信機1のマイコン12は、第1メモリ13への登録データの保存を終了した後に、登録モード設定スイッチ11aのオンを検知すると、第1メモリ13内の登録データを第3メモリ15に書き込んで、動作状態確認のための信号を所定時間毎に繰り返し送出する。この信号の送出により応答信号が入力されたときは第2メモリ14にアクセスして、応答信号上のアドレスから書込位置を認識し、動作状態の情報「1」又は「0」を書き込む。その後は、第2メモリ14と第3メモリ15からアドレス順に状態情報と登録データを読み出して照合する。状態情報と登録データとが同一のときはこの動作を繰り返し、状態情報と登録データとが異なるときは第4メモリ16にその登録データが存在するかどうかを検索し、存在しないときは警報を発して前述した動作を繰り返す。
【0031】
また、住宅情報盤3からの報知信号が入力されたときは、その住宅情報盤3の登録データが第4メモリ16に格納されているかどうかを検索し、その登録データを検知したときは報知信号に対する処理を無効にするが、登録データが第4メモリ16に格納されていないときは報知信号に基づいて警報を発する
【0032】
前述した動作を繰り返しているときに、テンキー11cの操作による住宅情報盤3のアドレス(住戸番号)が入力され、登録データマスク設定スイッチ11dのオンを検知すると、その住宅情報盤3の登録データ「1」をマスクすると判断して、その登録データを第1メモリ13から読み出して第4メモリ16にアドレスと関連づけて書き込む。その後、登録モード設定スイッチ11aのオフを検知したときは、通常の監視に入って前述した信号を送出し、住宅情報盤3の動作状態の情報と登録データとの照合に入る。この動作状態の情報と登録データとが異なる場合は、その登録データが第4メモリ16に書き込まれているかどうかを検索し、第4メモリ16にその登録データが存在するときは住宅情報盤3の異常(電源断等による無応答)を無効にする。また、住宅情報盤3の動作状態の情報と第4メモリ16に書き込まれたその住宅情報盤3の登録データとが所定回数又は所定時間一致したときは、その住宅情報盤3に電源が入ったと判断して、その登録データを第4メモリ16から消去して住宅情報盤3を監視対象にする。
【0033】
このように本実施の形態2においては、操作部11からの入力又は登録データマスク設定スイッチ11dをオンしたときに警報を発している住宅情報盤3を監視対象外の住宅情報盤3の登録データを第4メモリ16に書き込めるようにしたので、長期不在で電源が遮断された住宅情報盤3に対しての警報を発するようなことがなくなり、また、監視対象外の住宅情報盤3の登録データと動作状態の情報とが所定回数又は所定時間一致したとき、自動的にその住宅情報盤3を監視対象とするようにしたので、操作の煩わしさがなくなった。第4メモリ16に書き込まれた登録データの住宅情報盤3からの報知信号が入ってきても無効にするようにしたので、消防法とは関係のないガス漏れ検知器や警報センサの作動による警報を抑えることができる。
【0034】
なお、実施の形態2では、監視対象外の住宅情報盤3の登録データと動作状態の情報とが一致したとき、自動的にその住宅情報盤3を監視対象とするようにしたが、操作部11によって登録データを第4メモリ16から削除するようにしてもよい。
【0035】
また、本実施の形態では、第1メモリ13内の登録データを第3メモリ15に書き込んで第2メモリ14と第3メモリ15とのデータを照合するようにしたが、第1メモリ13内に登録されている登録データと照合できればよいので、第2メモリ14と第1メモリ13とでデータを照合するようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、外部操作によって第4メモリに書き込んだ監視対象外の住宅情報盤の登録データと動作状態の情報とが一致したとき、住宅情報盤の異常を無効にするようにしたので、長期不在で電源が遮断された住宅情報盤に対しての警報を発するようなことがなくなる。また、住宅情報盤の動作状態の情報と第4メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが一致したとき、その登録データを第4メモリから消去してその住宅情報盤を監視対象とするようにしたので、操作の煩わしさがなくなるという効果がある。
【0037】
また、本発明によれば、住宅情報盤の動作状態の情報と前記第4メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが所定回数又は所定時間一致したとき、その登録データを第4メモリから消去してその住宅情報盤を監視対象とするようにしたので、操作の煩わしさがなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を説明するための概略システム図である。
【図2】実施の形態1に係る住宅情報盤の監視装置を備えた住棟受信機の概略構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係る住宅情報盤の監視装置を備えた住棟受信機の概略構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 住棟受信機、2 データ伝送路、3 住宅情報盤、11 操作部、
11a 登録モード設定スイッチ、11b 自動/手動切換スイッチ、
11c テンキー、11d 登録データマスク設定スイッチ、12 マイコン、
13 第1メモリ、14 第2メモリ、15 第3メモリ、16 第4メモリ、
18 表示部。
Claims (2)
- 監視対象の住宅情報盤の登録データを保存するための第1メモリと、住宅情報盤の動作状態の情報を一時的に格納するための第2メモリと、前記第1メモリに保存された登録データを前記第2メモリに格納された動作状態の情報と比較照合するために書き込む第3メモリと、前記第1メモリに保存された登録データの中で監視対象外とする住宅情報盤の登録データを格納するための第4メモリとを有する住宅情報盤の監視装置において、
外部操作により監視対象外に設定する住宅情報盤の情報が入力されたとき、その情報の登録データを前記第4メモリに書き込む監視対象外設定手段と、
住宅情報盤にそれぞれアクセスして動作状態を確認し、かつ、その住宅情報盤の動作状態の情報と前記第3メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが一致するかどうかを判定し、前記情報と登録データが異なるときはその登録データが前記第4メモリに存在するかどうかを検索し、前記第4メモリにその登録データが存在するときは、前記住宅情報盤の異常を無効にし、また、住宅情報盤の動作状態の情報と前記第4メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが一致したとき、その登録データを第4メモリから消去してその住宅情報盤を監視対象とする機器状態判別手段と
を備えたことを特徴とする住宅情報盤の監視装置。 - 前記機器状態判別手段は、住宅情報盤の動作状態の情報と前記第4メモリに書き込まれたその住宅情報盤の登録データとが所定回数又は所定時間一致したとき、その登録データを第4メモリから消去してその住宅情報盤を監視対象とすることを特徴とする請求項1記載の住宅情報盤の監視装置。
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