JP3906317B2 - 電動式打球発射装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機に用いられる打球発射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からパチンコ遊技機の打球発射装置は、駆動アクチュエータとしてロータリーソレノイド、直動ソレノイド、ステッピングモータ、シンクロナスモータ、同期モータ等を用いたものが主流であり、直接的又は間接的に打球杆を所定の規制範囲内で回動又は直動させて打球を発射する構造が公知である。
【0003】
そして、打球杆4の回動範囲規制のために図2に示すように、打球時における回動規制のための弾性体(通常ゴム製)よりなる回動規制ストッパ5を設けたホルダ9と、非打球時における位置決めのための弾性体(通常ゴム製)よりなる位置決めストッパ6を設けたホルダ9をそれぞれ取付け板(図示せず)に設け、上記回動規制ストッパ5により打球時における打球杆4の回動規制を行い、また、位置決めストッパ6により非打球時における打球杆4の位置決めを行うようにしたものが一般的である。図2において1は発射部、2は打球、3は打球杆4の先端部に設けた打球部を示している。
【0004】
また、近年、パチンコ遊技機の機種増加に伴って権利発生後の右打ち機(いわゆる一発台)の登場により打球発射装置の駆動パワー(出力パワー)の大きいものが要望されるようになってきた。
【0005】
しかしながら、駆動パワーが大きくなるとそれを回動規制した時の振動(音)も大きくなり、パチンコ遊技機の操作ハンドルを介して遊戯者の手に伝わってくる。この結果、長時間パチンコ遊戯をすると手がしびれてきたり、あるいは玉とび強弱の微調整等のハンドル操作がしにくくなって、パチンコ遊戯者に不快感を与えるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、パチンコ遊戯者の手に振動が伝わりにくく長時間遊戯しても疲れず、不快感を与えない電動式打球発射装置を提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る電動式打球発射装置は、発射部1に供給された打球2を駆動発射させる打球部3が設けられた打球杆4の回転中心8から、前記打球部3とは反対側に弾性体支持突部10を突設し、該弾性体支持突部10にキャップ状の弾性体7を圧入し、前記弾性体支持突部10が挿入されるホルダ9に、打球時及び非打球時において前記弾性体支持突部10の回動範囲を規制するための弾性体よりなる回動規制ストッ パ5と弾性体よりなる位置決めストッパ6とを設け、打球時に前記キャップ状の弾性体7が前記回動規制ストッパ5に当接して回動規制され且つ非打球時に前記キャップ状の弾性体7が前記位置決めストッパ6に当接して位置決めされるように構成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、打球時に打球杆4が回動規制ストッパ5に当って回動規制される際に、回動規制ストッパ5に打球杆4の弾性体支持突部10に圧入した弾性体7が当接することになって、回動規制した時の衝突の振動(音)を打球杆4側においても吸収、緩和し、また、非打球時に打球杆4が位置決めストッパ6に当って位置決めされる際に、位置決めストッパ6に打球杆4の弾性体支持突部10に圧入した弾性体7が当接することになって、位置決めした時の衝突の振動(音)を打球杆4側においても吸収、緩和するものであり、このように打球杆4に突設した弾性体支持突部10に圧入したキャップ状の弾性体7が打球時及び非打球時にそれぞれ弾性体支持突部10が挿入されるホルダ9に設けた回動規制ストッパ5、位置決めストッパ6に当接して打球杆4側において衝撃力を吸収、緩和するものであり、これにより打球杆2、操作ハンドルを介して衝突の振動がパチンコ遊戯者の手に伝わるのを抑制できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0009】
図1には本発明の一実施形態が示してある。打球杆4は従来から公知の駆動アクチュエータにより回転中心8を中心にして所定の規制範囲内で回動するように構成してある。この打球杆4の回動規制をするために取付け板(図示せず)にホルダ9を取付けてある。
【0010】
打球杆4の先端部には槌先と称する打球部3が設けてあり、打球時に発射部1を構成する発射レール1aの端部に供給された打球2を打撃するようになっている。
【0011】
打球杆4の回転中心8から反対側に弾性体支持突部10を突設し、この弾性体支持突部10にキャップ状の弾性体7(例えばゴム製)を圧入して設けてある。打球杆4に突設した上記弾性体支持突部10の回動範囲を規制するための弾性体(通常ゴム製)よりなる回動規制ストッパ5と位置決めストッパ6とを上記ホルダ9に設けてある。
【0012】
打撃時には図1の想像線に示すように打球杆4に設けた弾性体支持突部10に圧入したキャップ状の弾性体7がホルダ9に設けた回動規制ストッパ5に衝突して回動が規制され、また、非打球時には打球杆4が逆方向に回動して上記キャップ状の弾性体7がホルダ9に設けた位置決めストッパ6に衝突して図1の実線のように位置決めされるように構成してある。
【0013】
しかして、パチンコ遊戯者が操作ハンドル(図示せず)を握ると、操作ハンドル内のタッチセンサ(図示せず)がオンし、駆動アクチュエータが所定回転数(100回転未満/1分間)又は所定パルス(100パルス未満/1分間)で動作し始める。この運動をカム〜ローラピン等の中間アクチュエータ(図示せず)を介し、あるいは駆動アクチュエータから直接打球杆4に伝え、打球杆4を反復動作させることで打球2を駆動発射させる(制御回路からの打球杆4の詳細動作は省略する)。
【0014】
この時、打球杆4の弾性体支持突部10に圧入したキャップ状の弾性体7が打球時及び非打球時にそれぞれホルダ9に設けた回動規制ストッパ5、位置決めストッパ6に当接して打球杆4側において衝撃力を吸収、緩和する。このため、打球杆4、操作ハンドルを介して衝突の振動がパチンコ遊戯者の手に伝わるのを抑制できることになる。
【0015】
【発明の効果】
上記のように本発明にあっては、打球杆の回転中心から、打球部とは反対側に弾性体支 持突部を突設し、弾性体支持突部にキャップ状の弾性体を圧入し、弾性体支持突部が挿入されるホルダに、打球時及び非打球時において弾性体支持突部の回動範囲を規制するための弾性体よりなる回動規制ストッパと弾性体よりなる位置決めストッパとを設け、打球時に前記キャップ状の弾性体が前記回動規制ストッパに当接して回動規制され且つ非打球時に前記キャップ状の弾性体が前記位置決めストッパに当接して位置決めされるように構成してあるので、打球杆の回動規制ストッパ及び位置決めストッパとの衝突振動を、ホルダに設けた弾性体よりなる回動規制ストッパ、位置決めストッパによりホルダ側で吸収、緩和するだけでなく、打球杆側において打球杆の弾性体支持突部に圧入したキャップ状の弾性体により吸収、緩和でき、この結果、打球杆、操作ハンドルを介してパチンコ遊戯者に上記衝突振動が伝わるのを抑制できて不快感を与えることがなく、快適に遊戯できるものであり、また、振動を吸収、緩和することで駆動アクチュエータ又は中間アクチュエータに使用しているボールベアリングの耐久寿命も長くなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の打球杆の回動規制の構造を示す概略説明図である。
【図2】 従来例における打球杆の回動規制の構造を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1 発射部
2 打球
3 打球部
4 打球杆
5 回動規制ストッパ
6 位置決めストッパ
7 弾性体
Claims (1)
- 発射部に供給された打球を駆動発射させる打球部が設けられた打球杆の回転中心から、前記打球部とは反対側に弾性体支持突部を突設し、該弾性体支持突部にキャップ状の弾性体を圧入し、前記弾性体支持突部が挿入されるホルダに、打球時及び非打球時において前記弾性体支持突部の回動範囲を規制するための弾性体よりなる回動規制ストッパと弾性体よりなる位置決めストッパとを設け、打球時に前記キャップ状の弾性体が前記回動規制ストッパに当接して回動規制され且つ非打球時に前記キャップ状の弾性体が前記位置決めストッパに当接して位置決めされるように構成して成ることを特徴とする電動式打球発射装置。
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