JP3904700B2 - 引戸用制動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば引戸に下框に取りつけられる戸車の車輪を減速させる、引戸用制動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、住宅等でにおいて、引戸に装着される戸車の車輪も低摩擦で非常に円滑に回転できるようになっている。このため、引戸を開閉する操作力としては、300〜500g程度と非常に軽くなっている。
この引戸を閉める時、勢い良く閉めると柱等に当たった際に大きな衝撃音がしたり、手などが挟まれたりするおそれがあった。また、引戸が強く柱に当たった衝撃で、引戸が開いてしまうことがあり、暖房や冷房効果が悪くなるおそれもあった。
【0003】
さらに、建て付けが悪いために、上記引戸を案内する敷居が、上記引戸を開閉させる方向に傾斜している場合があるが、例えば敷居が1°傾斜している場合、40kgの重さを持つ引戸であっても、閉じ状態に停止していることができず、自然に開いてしまうおそれもある。
そこで、引戸の上部側にエアーダンパーを取り付けて、柱への衝撃を緩和させる構成の引戸開閉装置が提供されている(例えば実開平1−114776号公報参照)。この開閉装置では、引戸がシリンダーロッドに連結されており、引戸を閉める時、エアーダンパーによる抵抗力を引戸に付与して移動速度を低下させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この開閉装置では、シリンダーを有するエアーダンパーを具備しているので、衝撃装置が大がかりになると共に、減衰力の調整が不可能で、ブレーキが効き過ぎたり、ブレーキ力が不足したりすることがあった。
なお、エアーダンパーの空気流通量が調整可能な構造のものが開示されているが、エアーの流通量を調整するための構造は、弁などを用いなければならず、構造が複雑になるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、簡単な構造でありながら引戸を閉鎖する際の移動速度を低下させることができ、さらには、引戸を開ける際には、従来同様に軽く開けることができる引戸の制動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための課題解決手段として、請求項1記載の発明の態様は、車輪、この車輪を回動自在に支持する支持部材、および上記支持部材によって車輪の回りに所定の角度範囲内で連れ回り可能に支持された連れ回り部材を含み、引戸に装着される戸車と、連れ回り部材の走行方向側の端部と摺接して連れ回り部材に摩擦力による制動力を与えるための摩擦部材を有し、その摩擦部材によってレール部材に摩擦領域を設定する摩擦領域設定部材とを備えることを特徴とするものである。
【0007】
この態様では、引戸を閉める際に、車輪との間の僅かな摩擦力を介して連れ回り部材が車輪に連れ回りし、走行方向側の端部を下降させる。下降した連れ回り部材の走行方向側の端部が、摩擦領域設定部材の摩擦部材によってレール部材に設定された摩擦領域に摺接し、連れ回り部材に摩擦力による制動力が付与される。引戸を開ける際には、車輪が僅かに回転するだけで連れ回り部材の端部が摩擦領域から上方へ離れるので、従来と同様に軽く開けることができる。したがって、引戸を閉める際には十分な長さの制動距離を確保でき、しかも、引戸を開ける際にはほんの少し引戸を移動させるだけで直ぐに引戸が軽く動くようになる。
【0008】
また、請求項2記載の発明の態様は、請求項1において、上記摩擦領域設定部材は、連れ回り部材の走行方向側の端部を両側から挟み込む一対の摩擦部材と、一対の摩擦部材間の間隔を調整する調整機構を含むことを特徴とするものである。
この態様では、一対の摩擦部材によって連れ回り部材の端部を両側から挟み込むので、大きな制動力を車輪に付与することができる。また、一対の摩擦部材間の間隔を調整することにより、車輪に付与する制動力の大きさを容易に調整することができる。
【0009】
また、請求項3記載の発明の態様は、請求項2において、上記調整機構は、一対の摩擦部材を保持する保持具をレール部材に固定するためのねじの締め込み量に応じて湾曲度合を変更する弾性湾曲部を含むことを特徴とするものである。
この態様では、ねじの操作によって、弾性湾曲部の湾曲度合を調整することを通じて、一対の摩擦部材間の間隔を容易に調整することができるので、容易に制動力を調整することができる。
【0010】
請求項4記載の発明の態様は、車輪、この車輪を回動自在に保持する支持部材、この支持部材によって支持され、車輪の回りに所定の角度範囲内で連れ回り可能な連れ回り部材、およびこの連れ回り部材の内周面に保持された摩擦部材を含み、引戸に装着される戸車と、上記連れ回り部材の走行方向側の端部を介して摩擦部材を車輪に押圧するように相対的に高さを高くしたブレーキ領域をレール部材に設定するブレーキ領域設定部材とを備えることを特徴とするものである。
【0011】
この態様では、引戸を閉める際に、摩擦部材による僅かな摩擦力を介して連れ回り部材が車輪に連れ回りし、走行方向側の端部を下降させる。下降した連れ回り部材の走行方向側の端部が、相対的に高さの高いブレーキ領域に到達すると、上記連れ回り部材の走行方向側の端部を介して、摩擦部材が車輪に押圧されることにより、車輪に制動力が付与される。引戸を開ける際には、車輪が僅かに回転するだけで連れ回り部材の端部がブレーキ領域から離れるので、従来と同様に軽く開けることができる。
【0012】
なお、ブレーキ領域により押圧される連れ回り部材の端部は、車輪の径方向への変位を自在とした自由端部であることが必要である。また、ブレーキ領域により押圧される連れ回り部材の端部が、自由状態において摩擦部材の車輪への押圧を略解除できる姿勢に復帰できるだけの弾性を、連れ回り部材が持っていることが必要である。
【0013】
また、請求項5記載の発明の態様は、請求項4において、上記連れ回り部材はヒンジ軸を介して互いに連結された一対の部材を組み合わせてなり、これら一対の部材は互いに連動して摩擦部材を車輪に押圧し、また押圧を解除することを特徴とするものである。
この態様では、引戸を閉める際に、連れ回り部材を構成する一対の部材がそれぞれ摩擦部材を車輪に押圧するので、大きなブレーキ力を達成することができる一方、引戸を開ける際には、一対の部材がともに摩擦部材の車輪への押圧を解除するので、引戸を軽く開けることができる。
【0014】
また、請求項6記載の発明の態様は、車輪、この車輪を回動自在に保持する支持部材、ヒンジ軸を介して互いに相対回動自在に連結されると共にそれぞれ上記支持部材によって対応する支軸の回りに揺動自在に支持された一対の操作部材、この操作部材の内周面に保持された摩擦部材を含み、引戸に装着される戸車と、上記操作部材の走行方向側の端部を介して摩擦部材を車輪に押圧するように相対的に高さを高くしたブレーキ領域をレール部材に設定するブレーキ領域設定部材とを備え、上記一対の操作部材は互いに連動して摩擦部材を車輪に押圧し、また押圧を解除することを特徴とするものである。
【0015】
この態様では、引戸を閉める際に、走行方向側の操作部材の走行方向側の端部が、相対的に高さの高いブレーキ領域に到達すると、上記走行方向側の操作部材の走行方向側の端部を介して、摩擦部材が車輪に押圧されることにより、車輪に制動力が付与される。このとき、反走行方向側の操作部材も連動して摩擦部材を車輪に押圧するので、高い制動力を働かせることができる。一方、引戸を開ける際には、反走行方向側の操作部材の反走行方向側の端部がブレーキ領域設定部材との摩擦によって、車輪から離れぎみとなるので、両操作部材とも摩擦部材の車輪への押圧を解除する結果、従来と同様に軽く開けることができる。なお、各操作部材の支軸から離れた側の端部は自由端部であることが必要である。
【0016】
また、請求項7記載の発明の態様は、請求項4,5又は6において、上記ブレーキ領域設定部材は、レール部材に調整ねじによって上下変位調整可能に固定された上下動部材を含むことを特徴とするものである。
この態様では、調整ねじを操作するだけで、ブレーキ領域を設定する上下動部材の高さを変更して、車輪に付与するブレーキ力を容易に調整することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1実施形態としての引戸用制動装置の戸車の概略断面図であり、図2は戸車の分解斜視図である。図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
【0018】
これらの図を参照して、戸車1は、引戸Aの下框A1の下方に開放する取付凹部A2にねじ2により取り付けられる取付枠体3と、車輪4を支軸5を介して回動自在に支持すると共に上記取付枠体3に前後方向(図1において紙面に直交する方向)および左右方向(図においてX方向およびY方向))に移動自在な状態で収容される支持部材6とを備えている。
【0019】
支持部材6には、取付枠体3からの車輪4の下方への突出量を調整する上下調整機構7と、車輪4の前後位置(車輪の走行方向と直交する方向の位置)を調整する前後調整機構8とが連結されている。
取付枠体3は下部が開放された箱状をしており、取付枠体3の一方の端部には、連結部9を介してT字状に連結された一対の拡開部10,10が設けられている。ねじ2は連結部9を上下に貫通するねじ孔11を挿通して、取付凹部A1の底部にねじ込まれる。このとき、一対の拡開部10,10が連結部9を支点とし曲げられ、取付枠体3の左右方向の全長が拡大されることにより、取付枠体3が取付凹部A1内に固定されるようになっている。
【0020】
また、取付枠体3の他方の端部には、上下調整機構7の調整部12a付きのねじ軸12を挿通させるための挿通孔13と、前後調整機構8の調整部14a付きの軸体14を挿通させるための挿通孔15が左右方向に延びるように形成されている。
また、取付枠体3の前板3aおよび後板3bの右下部には、前後調整機構8のねじ軸16の両端を挿通させてこれを支持する支持孔17がそれぞれ貫通形成されている。前,後板3a,3bの左上部には、上下調整機構7のねじ軸12の先端部を空回り可能に保持するための、例えば双脚状の保持部材18の一対の脚部を係合させる一対の係合孔19,19がそれぞれ形成されている(図2では、取付枠体3の前板の一対の係合孔19,19のみ示す。)。
【0021】
支持部材6は、略矩形状の一対の板状体20,20が対向配置され短片側の一部が接続されて平面視で略コ字状に形成されているもので、各板状体20の図においての右下部にはねじ孔21がそれぞれ形成され、各ねじ孔21に前後調整機構8のねじ軸16が挿通されねじ結合されている。ねじ孔21は例えば各板状体20の内面に溶接されたナットにより構成しても良い。
【0022】
また、各板状体20の左下部には、車輪4の支軸5を回動自在に支持する支持孔22がそれぞれ形成されている。各板状体20の略中央部には、それぞれ支持孔23が形成され、各支持孔23は、後述する連れ回り部材24の円弧状孔25に挿通されて連れ回り部材24が車輪4に連れ回りできる角度範囲を所定角度幅θに規制するピン26の両端を支持する。各板状体20の右上部には、上下調整機構7の可動筒軸27を挿通させるように、上下に延びて上方に開放する切欠溝28がそれぞれ形成されている。両板状体20,20をを連結する部分の上部には、上下調整機構7のねじ軸12を挿通させる挿通孔29が形成されている。
【0023】
上下調整機構7は、調整部12aを有し左右方向(車輪4の走行方向)に延びる上記ねじ軸12と、前後に延び、上記ねじ軸12を径方向に挿通させてこれにねじ結合すると共に、支持部材6に形成された上下に延びる切欠溝28に嵌め入れられた上記可動筒軸27とを備えている。可動筒軸27は、軸方向に沿うすり割りを有するものからなり、径方向に貫通するねじ孔30を形成している。
【0024】
上下調整機構7の調整部12aはねじ軸12の頭部に設けられた十字溝等からなり、引戸aの下框A1の操作用孔A3を通して挿通されるドライバ等により、回動操作されるようになっている。また、ねじ軸12の先端部の周溝12bに、取付枠体3に固定された上記保持部材18が嵌め入れられることによって、ねじ軸12は軸方向(左右方向)への移動を止められた状態で空回り可能に保持されている。調整部12aを回動操作すると、ねじ軸12の回転に伴って可動筒軸29が左右方向に移動し、支持部材6が前後調整機構8のねじ軸16を中心として揺動変位し、車輪4の上下位置が調整される。
【0025】
前後調整機構8は、一端に調整部14aを有し他端に第1ギア31を有して左右方向に延びる上記軸体14と、第1ギア31に噛み合う第2ギア32を一体回転可能に有し前後方向に延びる上記ねじ軸16とを備えている。このねじ軸16は、取付枠体3に前後動不能で且つ回動自在に支持されると共に、支持部材6に形成されたねじ孔21にねじ結合されている。調整部14aは軸体14の端面に設けられた例えば十字溝等からなり、引戸aの下框A1の操作用孔A4を通して挿通されるドライバ等により、回動操作されるようになっている。調整部14aを回動操作すると、第1ギア31、第2ギア32を介してねじ軸16が回転駆動され、該ねじ軸16に螺合した支持部材6が前後方向に移動され、車輪4の前後位置調整が達成される。
【0026】
上記連れ回り部材24は、車輪4の周囲を3/4程度覆う円弧状の部材からなる。この連れ回り部材24は、後述する摩擦領域に干渉するための第1の端部33と、他方となる第2の端部33とを有しており、両端部33,34間の中央よりもやや第1の端部33よりの部分は径方向に厚肉に形成されて、車輪4と同心の上記円弧状孔25が設けられている。この円弧状孔25には、支持部材6に固定された上記ピン26が嵌め入れられ、連れ回り部材24が車輪4に連れ回りする角度範囲を所定角度幅θに規制している。連れ回り部材24の第1の端部33は、先端側にいくにしたがって幅が狭くなるように断面台形状にされている。連れ回り部材24の両端部33,34および中央部の内周部には、車輪4の周面の環状突起4aを嵌め入れる溝形の保持部35が形成されている。保持部35は連れ回り部材24に外力が働いていないときには、連れ回り部材24を車輪4に連れ回りさせる得る比較的小さい摩擦力を発生できる程度に、車輪4の環状突起4aに弾性的に係合している。
【0027】
次いで、図4,図5および図6を参照して、車輪4を転動させるレール部材36について説明する。レール部材36は敷居溝に落とし込まれ、敷居溝の底にねじ込まれる固定ねじ37によって固定される。レール部材36は底壁部38の両側に一対の側壁39,39を有する溝形形状をしており、各側壁39の上端には、フランジ部40,40が形成され、各フランジ部40の上面が、車輪4を載せて転動させる軌道面41となっている。また、一対のフランジ部40,40間の間隙に車輪4の環状突起4aが嵌まり込んで案内されるようになっている。
【0028】
レール部材36の終端部には、引戸Aが閉められる際に、戸車1の連れ回り部材24の走行方向側端部となる第1の端部33に摺接して制動力を与えるための摩擦領域Bが設定されている。この摩擦領域Bは、レール部材36に取り付けられた摩擦領域設定部材42により設定されている。
摩擦領域設定部材42は、底壁部43および一対の側壁部44,44を有する溝形形状の保持具45と、上記一対の側壁部44,44の上部にそれぞれ保持された一対の摩擦部材46と、保持具45をレール部材36の底壁部38に固定するための押さえ部材47および調整ねじ48とを備えている。
【0029】
上記一対の摩擦部材46は、連れ回り部材24の走行方向側となった第1の端部33を両側から挟み込んで摺接し摩擦力による制動力を与えるものである。
保持具45は例えば板金部材等の弾性部材からなり、保持具45の各側壁部44,44と底壁部43との間には略直角の弾性湾曲部53が形成されている。また、保持具45の両側壁部44,44の下半部は、下方にいくほど互いの間隔が狭くなる傾斜面49,49を形成しており、同様に、押さえ部材47は上記傾斜面49,49にそれぞれ合致する一対の傾斜面50,50を有する断面台形形状をしている。押さえ部材47および保持具45の底壁部43を貫通する調整ねじ48を、レール部材36の底壁部38のねじ孔51にねじ込むと、押さえ部材47が保持具45の両側壁44,44間にくさび状に入り込み、押さえ部材47を介して保持具45がレール部材36に固定される。
【0030】
そして、調整ねじ48の締め込み量に応じて、押さえ部材47が上下動して保持具4の各弾性湾曲部53の湾曲度合(各側壁部44と底壁部43とのなす屈曲角度に相当)が変更されることから、両摩擦部材46,46間の間隔Dが調整され、これにより、制動力が調整されるようになっている。保持具45の一対の傾斜面50、押さえ部材47および調整ねじ48によって、一対の摩擦部材46,46間の間隔を調整する調整機構52が構成されている。
【0031】
図4を参照して、引戸Aが閉められる際には、図1に示すように連れ回り部材24が時計回り側に変位した状態で、連れ回り部材24の走行方向側となる第1の端部33が、図4に示す摩擦領域Bの左端部から右端部までの間(例えば140〜150mmの区間)で制動力を受けることになる。
一方、引戸Aが開けられる際には、引戸Aが僅かの距離(図4でB1で示す区間)を右方X2へ移動して車輪4が僅かに反時計回りに回転するだけで連れ回り部材24の第1の端部(このときは反走行方向側となっている)が連れ回りして、図7に示す状態となり、摩擦領域Bの摩擦部材46から上方へ離れるので、従来と同様に軽く開けることができる。したがって、引戸Aを閉める際には十分な長さの制動距離を確保でき、また、引戸Aを開ける際にはほんの少し引戸Aを移動させるだけで直ぐに引戸Aが軽く動くようになるわけである。しかも、これを戸車1側に連れ回り部材24を設け、レール部材36側に摩擦部材46による摩擦領域Bを設定するという簡単な構造にて実現することができる。
【0032】
また、本第1実施形態では、一対の摩擦部材46,46によって連れ回り部材24の第1の端部33を両側から挟み込むので、大きな制動力を車輪に付与することができる。また、調整ねじ48の操作で一対の摩擦部材46,46間の間隔Dを調整することにより、車輪4に付与する制動力の大きさを容易に調整することができる。特に、弾性湾曲部48の湾曲度合を調整することを通じて調整するので、調整機構52を簡単に構造にすることができる。
【0033】
なお、連れ回り部材24が連れ回りの角度範囲θの終端にある状態では、連れ回り部材24と車輪4とが相対回動することになるが、両者24,4間の摩擦は僅かであるので、引戸を閉める際において摩擦領域Bを除くレール部分を通過するときや、引戸を開ける際には、引戸の移動に抗する抵抗が大きくなるようなことがない。
【0034】
図8は、本発明の第2実施形態を示している。同図を参照して、本第2実施形態が図5の実施形態と異なるのは、摩擦領域設定部材42において、押さえ部材を廃止し、保持具45の底壁部54を調整ねじ55の頭部で直接押さえ込むようにした調整機構56を設けたことである。また、底壁部54は、上に凸の弾性湾曲部を構成しており、調整ねじ55のねじ込み量に応じて弾性湾曲部としての底壁部54の湾曲度合(底壁部54の曲率に相当)が変更され、これにより、保持具45の両側壁部44,44間の間隔調整を通じて両摩擦部材46,46間の間隔が調整される。本第2実施形態では、第1実施形態と同様の作用効果を奏することに加えて、弾性湾曲部を保持具45に一体に形成したので、構造を非常に簡素化することができる。
【0035】
次いで、図9は本発明の第3実施形態を示している。本第3の実施形態が図1の実施形態と主に異なるのは、連れ回り部材57を互いに連結される第1および第2の部材58,59により構成して、各部材58,59の内周部に車輪4の周面に摺接可能な円弧状の摩擦部材60をそれぞれ固定した点と、レール部材36に設定したブレーキ領域Eで、連れ回り部材57の走行方向側の端部を介して摩擦部材60を車輪4に押し付け、制動力を働かせるようにした点である。
【0036】
第1および第2の部材58,59の隣接する端部同士は、図10に示すように櫛状に嵌め合わされて互いに連結されている。この嵌め合わせ部分には、車輪4と同心の円弧状孔25が形成され、この円弧状孔25には、支持部材6に固定されたピン26が嵌め入れられている。また、上記嵌め合わせ部分と反対側に位置する第1の部材58の端部61は、自由端となっている。一方、上記嵌め合わせ部分と反対側に位置する第2の部材58の端部には、車輪と同心の円弧状孔62が形成され、この円弧状孔62には、支持部材6に固定されたピン63が嵌め入れられている。各ピン26,63が対応する円弧状孔25,62に嵌め入れられることによって、連れ回り部材57は車輪4に対して所定角度範囲θ内で連れ回り可能となっている。
【0037】
一方、レール部材36にブレーキ領域Eを設定する構成としては、連れ回り部材57の走行方向側の端部61の通行域と干渉するように高さが高くなった部分を設けて、連れ回り部材57の走行方向側の端部61を車輪4側へ押圧するようにしている。
図11を参照して、レール部材36にブレーキ領域Eを設定するブレーキ領域設定部材64は、板状の下部材65と上部材66とからなる。上部材66が上下動部材を構成している。両部材65,66の図においての右端部は、レール部材36の底壁部38を貫通して敷居溝の底部にねじ込まれる固定ねじ67によって、一括して固定されている。
【0038】
また、上部材66は右肩上がりに傾斜する導入部68と、ブレーキ領域Eとなる主体部69と、上記固定ねじ67により固定される固定端部70とを有している。一方、下部材65は上部材66を下方から弾性的に支える弾性支持手段である。下部材65は、全体が波板状に形成され、上部材66の導入部68の終端付近を下方から弾性的に支える屈曲端部からなる第1のばね部71と、上部材66の主体部69を所定間隔毎に下方から弾性的に支える複数の第2のばね部72とを含んでいる。73は上部材66の傾斜部68およびレール部材36の底壁部38を貫通して敷居溝の底部にねじ込まれる調整ねじである。この調整ねじ73の締め込み量を調整することにより、両ばね部材71,72によって弾性的に支持されている上部材66の主体部69の高さを容易に調整することができる。
【0039】
本実施形態では、引戸を閉める際には、連れ回り部材57の走行方向側の端部61が走行方向側(図11において右側)の摩擦部材60を車輪4に押圧することにより、簡単な機械的構造にて車輪4に制動力を付与することができる。このとき、制動力に寄与するのは、第1の部材58に固定されている摩擦部材60である。
【0040】
一方、引戸Aを開ける際には、車輪4が僅かに反時計回りに回転するだけで連れ回り部材57の端部61がブレーキ領域Eの上部材66から離れるので、従来と同様に軽く開けることができる。このとき、連れ回り部材57の第2の部材59に固定されている摩擦部材60も連れ回り部材57全体を反時計回りに連れ回りすることに寄与するので、連れ回り部材57の端部61をより確実にブレーキ領域Eの上方へ離れさせることができる。
【0041】
また、上部材66の主体部69の終端部に、他の部分よりも少し高い乗り越え部74と少し低い緩和部75を設けておくことにより、引戸Aを開ける際の操作力をより軽くすることができる。というのは、引戸Aを閉めた状態で連れ回り部材57の端部61が高さの低い緩和部75に位置するようにしておくと、この状態では、連れ回り部材57の端部61が車輪4側へ押される力が比較的に弱くなっているので、引戸Aを開ける際に、連れ回り部材57を容易に連れ回りさせて主体部69の上方へ離れさせることができるからである。
【0042】
図12は本発明の第4実施形態を示している。本第4実施形態が第3実施形態と主に異なるのは、連れ回り部材76をヒンジ軸77の回りに相対回動自在に連結される第1の部材78および第2の部材79により構成し、引戸Aを閉める際に、第1の部材78の端部が車輪4側へ押される力を、第2の部材79の端部が車輪4側へ押される力に変換し、両部材78,79によって一対の摩擦部材60を車輪4側へ押圧して、高い制動力を得るようにした点である。
【0043】
第1の部材78および第2の部材79は、ヒンジ軸77の近傍位置に車輪4と同心の円弧状孔80,81を有し、各円弧状孔80,81には支持部材6に挿通固定されたピン82,83がそれぞれ挿通されている。これにより、連れ回り部材77は車輪4の回りに所定角度幅θの範囲で連れ回りできるようになっている。
【0044】
本第4実施形態では、引戸を閉める際において、第1の部材78の走行方向側の端部84(自由端部)と第2の部材79の反走行方向側の端部85(自由端部)が連動してともに、対応する摩擦部材60を車輪4側へ押圧するので、高い制動力を得ることができる。
また、引戸を開ける際には、第1の部材78の自由側の端部84がブレーキ領域Eの上方へ離脱することによって、両部材78,79とも車輪4を挟み込む力を解除して制動力を解除する。
【0045】
図13は本発明の第5実施形態を示している。同図を参照して、本第5実施形態が第4実施形態と異なるのは、第4実施形態の連れ回り部材76において、各部材78,79の円弧状孔80,81に代えて円孔86,87とし、連れ回り不能な一対の操作部材88,89を構成した点にある。
本第5実施形態では、引戸を閉める際に、走行方向側の操作部材88の走行方向側の端部90が、相対的に高さの高いブレーキ領域Eに到達すると、上記走行方向側の操作部材88の走行方向側の端部90を介して、摩擦部材60が車輪4に押圧されることにより、車輪4に制動力が付与される。このとき、ヒンジ軸77により連結された反走行方向側の操作部材89も連動して摩擦部材60を車輪4に押圧するので、高い制動力を働かせることができる。
【0046】
一方、引戸を開ける際には、反走行方向側の操作部材88の反走行方向側の端部90がブレーキ領域設定部材64との摩擦によって、車輪4から離れぎみとなるので、両操作部材88,89とも摩擦部材60の車輪4への押圧を解除する結果、従来と同様に軽く開けることができる。なお、本第5実施形態において、操作部材89を廃止することも可能である。
【0047】
図14(a),(b)は、本発明の第6実施形態を示している。本第6実施形態は第3,第4および第5の各実施形態において、ブレーキ領域設定部材を変更した例である。図14(a),(b)を参照して、本第6実施形態のブレーキ領域設定部材92が図11のものと異なるのは、波板状の下部材93と、下方へ突出する複数の湾曲凸部96によって同じく波板状に起伏する上下動部材としての上部材94とを備え、両部材93,94同士を長手方向にずらすことによって、下部材93の波形の上向きの頂部と上部材94の波形の下向きの頂部の当接状態を変更し、これにより、上部材94の高さを調整するようにした点である。上部材94を長手方向にずらすために、固定ねじ67が下部材93を貫通する部分を長孔95としてある。また下部材93に切り起こされた係合突起97が上部材94の長孔98に係合するようにしてある。
【0048】
本実施形態においても、上部材94の高さを調整してブレーキ力を容易に調整することができる。また、波形を組み合わせてあるので、上部材94を下部材93によって均一に押し上げて高さを調整することができる。
本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、図11の実施形態の下部材65や、図14の実施形態の下部材93において、上部材を弾性的に支える機能を板ばねでなく、圧縮コイルばねによって果たさせることもできる。その他、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、引戸を閉める際に、連れ回り部材の走行方向側の端部が摩擦領域に摺接することにより、簡単な機械的構造にて連れ回り部材に制動力が付与される。引戸を開ける際には、車輪が僅かに回転するだけで連れ回り部材が摩擦領域から離れるので、従来と同様に軽く開けることができる。
【0050】
請求項2記載の発明では、一対の摩擦部材によって連れ回り部材の端部を両側から挟み込むので、大きな制動力を車輪に付与することができる。また、一対の摩擦部材間の間隔を調整することにより、車輪に付与する制動力の大きさを容易に調整することができる。
請求項3記載の発明では、ねじの操作によって、弾性湾曲部の湾曲度合を調整することを通じて、一対の摩擦部材間の間隔を容易に調整することができるので、容易に制動力を調整することができる。
【0051】
請求項4記載の発明では、引戸を閉める際に、ブレーキ領域に到達した連れ回り部材の走行方向側の端部が摩擦部材を車輪に押圧することにより、簡単な機械的構造にて車輪に制動力を付与することができる。引戸を開ける際には、車輪が僅かに回転するだけで連れ回り部材の端部がブレーキ領域から離れるので、従来と同様に軽く開けることができる。
【0052】
請求項5記載の発明では、引戸を閉める際に、連れ回り部材を構成する一対の部材がそれぞれ摩擦部材を車輪に押圧するので、大きなブレーキ力を達成することができる一方、引戸を開ける際には、一対の部材がともに摩擦部材の車輪への押圧を解除するので、引戸を軽く開けることができる。
請求項6記載の発明では、引戸を閉める際に、ブレーキ領域に到達すると、両操作部材が連動して対応する摩擦部材を車輪に押圧するので、簡単な機械的構造にて車輪に高い制動力を付与することができる。引戸を開ける際には、一対の操作部材がともに摩擦部材の車輪への押圧を解除するので、引戸を軽く開けることができる。
【0053】
請求項7記載の発明では、請求項4,5,又は6において、調整ねじを操作するだけで、上下動部材の高さを変更して、車輪に付与するブレーキ力を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の戸車が装着された引戸の下部の断面図であり、引戸を閉めるときの状態に対応している。
【図2】戸車の分解斜視図である。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】摩擦領域設定部材を含むレール部材の長手方向に沿う断面図である。
【図5】摩擦領域設定部材を含むレール部材の断面図である。
【図6】摩擦領域設定部材を含むレール部材の断面図であり、車輪と摺接する状態を示している。
【図7】引戸を開けるときに対応する戸車の断面図である。
【図8】本発明の第2実施形態の摩擦領域設定部材を含むレール部材の断面図である。
【図9】本発明の第3実施形態の戸車の断面図であり、引戸を閉めるときの状態に対応している。
【図10】図9の戸車の連れ回り部材の要部の概略図である。
【図11】図9の実施形態において、ブレーキ領域設定部材を含むレール部材とこれに転動する車輪および連れ回り部材の説明図である。
【図12】本発明の第4実施形態の戸車の断面図であり、引戸を閉めるときの状態に対応している。
【図13】本発明の第5実施形態の戸車の断面図であり、引戸を閉めるときの状態に対応している。
【図14】(a)は本発明の第6実施形態のブレーキ領域設定部材を含むレール部材の平面図であり、(b)は断面図である。
【符号の説明】
1 戸車
3 取付枠体
4 車輪
6 支持部材
24 連れ回り部材
25 円弧状孔
26 ピン(支軸)
42 摩擦領域設定部材
43 底壁部
44 側壁部
45 保持具
46 摩擦部材
47 押さえ部材
48 調整ねじ
49,50 傾斜面
52 調整機構
53 弾性湾曲部
54 底壁部(弾性湾曲部)
55 調整ねじ
56 調整機構
57 連れ回り部材
58 第1の部材
59 第2の部材
60 摩擦部材
61 端部
62 円弧状孔
63 ピン(支軸)
64 ブレーキ領域設定部材
65 下部材
66 上部材(上下動部材)
71 第1のばね部
72 第2のばね部
73 調整ねじ
76 連れ回り部材
77 ヒンジ軸
78 第1の部材
79 第2の部材
80,81 円弧状孔
82,83 ピン(支軸)
84,85 端部
86,87 円孔
88,89 操作部材
90,91 端部
92 ブレーキ領域設定部材
93 下部材
94 上部材(上下動部材)

Claims (7)

  1. 車輪、この車輪を回動自在に支持する支持部材、および上記支持部材によって車輪の回りに所定の角度範囲内で連れ回り可能に支持された連れ回り部材を含み、引戸に装着される戸車と、
    連れ回り部材の走行方向側の端部と摺接して連れ回り部材に摩擦力による制動力を与えるための摩擦部材を有し、その摩擦部材によってレール部材に摩擦領域を設定する摩擦領域設定部材とを備えることを特徴とする引戸用制動装置。
  2. 上記摩擦領域設定部材は、連れ回り部材の走行方向側の端部を両側から挟み込む一対の摩擦部材と、一対の摩擦部材間の間隔を調整する調整機構を含むことを特徴とする請求項1記載の引戸用制動装置。
  3. 上記調整機構は、一対の摩擦部材を保持する保持具をレール部材に固定するためのねじの締め込み量に応じて湾曲度合を変更する弾性湾曲部を含むことを特徴とする請求項2記載の引戸用制動装置。
  4. 車輪、この車輪を回動自在に保持する支持部材、この支持部材によって支持され、車輪の回りに所定の角度範囲内で連れ回り可能な連れ回り部材、およびこの連れ回り部材の内周面に保持された摩擦部材を含み、引戸に装着される戸車と、上記連れ回り部材の走行方向側の端部を介して摩擦部材を車輪に押圧するように相対的に高さを高くしたブレーキ領域をレール部材に設定するブレーキ領域設定部材とを備えることを特徴とする引戸用制動装置。
  5. 上記連れ回り部材はヒンジ軸を介して互いに連結された一対の部材を組み合わせてなり、これら一対の部材は互いに連動して摩擦部材を車輪に押圧し、また押圧を解除することを特徴とする請求項4記載の引戸用制動装置。
  6. 車輪、この車輪を回動自在に保持する支持部材、ヒンジ軸を介して互いに相対回動自在に連結されると共にそれぞれ上記支持部材によって対応する支軸の回りに揺動自在に支持された一対の操作部材、この操作部材の内周面に保持された摩擦部材を含み、引戸に装着される戸車と、上記操作部材の走行方向側の端部を介して摩擦部材を車輪に押圧するように相対的に高さを高くしたブレーキ領域をレール部材に設定するブレーキ領域設定部材とを備え、上記一対の操作部材は互いに連動して摩擦部材を車輪に押圧し、また押圧を解除することを特徴とする引戸用制動装置。
  7. 上記ブレーキ領域設定部材は、レール部材に調整ねじによって上下変位調整可能に固定された上下動部材を含むことを特徴とする請求項4,5又は6記載の引戸用制動装置。
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