JP3903225B2 - コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 - Google Patents

コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 Download PDF

Info

Publication number
JP3903225B2
JP3903225B2 JP11055496A JP11055496A JP3903225B2 JP 3903225 B2 JP3903225 B2 JP 3903225B2 JP 11055496 A JP11055496 A JP 11055496A JP 11055496 A JP11055496 A JP 11055496A JP 3903225 B2 JP3903225 B2 JP 3903225B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
revetment
front wall
concrete revetment
greening
forming block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11055496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09273132A (ja
Inventor
国隆 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuetsu Corp
Original Assignee
Hokuetsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuetsu Corp filed Critical Hokuetsu Corp
Priority to JP11055496A priority Critical patent/JP3903225B2/ja
Publication of JPH09273132A publication Critical patent/JPH09273132A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3903225B2 publication Critical patent/JP3903225B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工に係り、既設のコンクリート護岸を利用して多自然型護岸工を比較的簡易且つ低コストに形成し、違和感のない水辺風景と植物生育と、魚介類棲息に適した護岸設備を得ようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
河川や湖沼などの護岸目的においてコンクリート護岸工は従来から種々に採用されて来た。即ち一般的には法面の基礎部14上に図1に示すようなリブ部11を交叉状に設け、それらリブ部11間にコンクリート12を打った格子張りの護岸工を形成するもので、これによって水辺岸部の強度を高めて損壊を防止しようとするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したような従来のコンクリート護岸工は水辺部の護岸目的を達し得ることはもとよりであるが岸部全般をコンクリート被覆工で被覆するものであるから自然環境を大きく変化せしめることは明かで、周辺の自然的景観になじまない傾向が著しい。即ちコンクリート構造物が全面的に被覆した状態となるから植物などが全く生育しない設備となるので違和感を与えることは明かで親しみの乏しい構造物とならざるを得ない。
【0004】
従って近時において社会的に要請されている生態系にやさしい設備となし得ず、このようなコンクリート護岸工を多自然型のものに造り変えるようなことが検討され、且つ実施されているが、上記のような全面被覆護岸工の全般を破壊して取除いてから新しい緑化護岸工を構築することとなるので、その工数が大であり、破壊されたコンクリート工の廃棄処理、その後の整地と、新しい護岸工のための基礎施工の如き施工現場における夫々の大きな工数、工費および工期を必要とする不利がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記したような従来技術における課題を解消することについて検討を重ね、特別な護岸用ブロックを採用することにより比較的簡易且つ低コストに、しかも安定且つ的確な緑化護岸工を得ることに成功したものであって、以下の如くである。
【0010】
(1)前面壁と該前面壁面に対して傾斜角を採って設けられた支持部より成り、該支持部によってコンクリート護岸上に定着するようにし、該前面壁の下端部に係合段を形成し、該支持部に該係合段と嵌合係止する係止部を設けると共にコンクリート護岸上に定着する固定手段取付部を設けたことを特徴とするコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
【0011】
(2) 前面壁を木材や石板で形成したり、前面壁を低くして木材や石材を固定したり、前面壁表面に木材状模様若しくは石材状模様、若しくはタイル模様等を形成したことを特徴とする(1)のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
【0012】
(3)(1)又は(2)の何れか1つに記載のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックを既設コンクリート護岸上に配置し、前記護岸用緑化ステップの支持部を既設コンクリート護岸に定着したことを特徴とする緑化護岸工。
【0013】
(4) 格子状リブ部を形成した既設コンクリート護岸上に該格子状リブ上および格子状リブ間における平坦部にコンクリート護岸用緑化ステップの支持部を交互に配置し、それら支持部と既設コンクリート護岸とを定着したことを特徴とする(3)の緑化護岸工。
【0014】
【発明の実施の形態】
前記したような本発明によるものの具体的な実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、前記したような従来技術によるコンクリート護岸工は一般的に図1に示す如くであって、格子枠状のリブ部11を形成し、それらリブ部11、11の間をそれより薄層状としてコンクリート打層12を形成したもので、図示のように岸部の傾斜に即応せしめて傾斜して施工し、その下端部を法留コンクリート13で支持させたものである。
【0015】
本発明においては上記のような従来の護岸工に対し、代表的に図2と図3に示すようなコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックを提案するもので、その構成は前面壁1と該前面壁1の壁面に対して傾斜角を採って設けられた支持部2より成り、該支持部2に定着部3を形成して、前記した図1のようなコンクリート護岸30上に定着するようにされたものであって、この構成のものにおいては前記支持部2の底部に水抜き孔4が設けてある。
【0016】
図4のものは支持部2aが前面壁1の下端部に一体として形成されていることは図1と同じであるが前面壁1の両端部に部分的に突設されたものであり、水抜き孔4も前面壁1の下端部に部分的に配設されている。
【0017】
上記したような図1、図2のものに対し、図5と図6には別体成形された支持部体21を設けたものが示されており、図5に示すように奥部を狭小とした函型の支持部体21を図6に示すような、前面壁1の下端側埋設されたインサート筋の連結具22にボルト等の固定具23で、適宜に座金23aを用い締着したものであり、支持部21は図5においてその下部に併せて示してあるように函型支持部体21の一側を開放した支持部体21aとしてよい。このような支持部体21,21aは合成樹脂や防処理されたあるいは防効果の高い金属部材などによって適宜に製作することができる。また、この前面壁1は別体成形されることから、コンクリート製に換えて後述する図18の如くに丸太を組合せ連結して壁状に形成したり、木の板や石板としたりして直接使用してよいことは言うまでもなく、このことによってより自然にマッチさせることができる。
【0018】
図7と図8には図5と同一の材質で別体成形された支持部体24が前面壁1の製造時に一体化して取付けるようにされた場合が示されており、即ちこの場合の支持部体24には図7において併せて示すようにその上面に異鉄筋等で形成された連結部25が突設されていて、このような突設連結部25により図8に示すように前面壁1に対し安定に連結されている。
【0019】
図9以下には上記したような本発明の緑化ステップ形成ブロック10を用いて構成される緑化護岸工の態様が示されており、即ち図9はその設定状態の斜面図で、形成ブロック10の長さはコンクリート護岸のリブのピッチに合わせてある。図10は施工現場におけるコンクリート護岸のリブにそった断面、図11はリブ間の比較的薄層なコンクリート打層部分における断面図であって、図12、図13は前面壁取付部の仔細を示すものであり、コンクリート護岸の厚いリブ部のコンクリート層に直角方向に形成ブロック10の定着部3の位置に合わせてドリルで孔31を開けて凝結剤32でアンカー筋31aを固結し、形成ブロック10を設置してナット等の接合具31bで連結する。緑化ステップ形成ブロックの前面壁1は図11に示すように薄層状コンクリート打層12と横方向リブ11上に交互に位置せしめられ、前面壁1の端部に形成された支持部2aは図10のように前記図1に示したようなコンクリート護岸工30上にセットされ、何れにしても用土20が受入れられて植生19が植生されることによって好ましい緑化を図ることができる。図11は、一部が水中にある場合での使用例であって、形成ブロック内に玉石等の天然石材や建設廃材から発生する一定大きさのコンクリート塊20aを装填することで、空隙部が小魚や水生昆虫の生息場となると共に、表面に水草や藻類が着生して魚介類の餌場となる。また、石材間の通水によって礫間接触酸化による水の浄化も期待できる。
【0020】
急流域や水衝部等の水流の強い箇所での対処として、図14と図15には上記のようにして設定された各ステップブロック10に関して、その頂端部間に防処理されたメッシュ状の鉄線或いは合成樹脂製の網状の各種連繋材15を取付ける場合が示されている。即ち上述したように段設された各ステップブロック10間には法面の低水位の浸水域においては玉石等の天然石材や建設廃材によるコンクリート塊20aが装填され、水生生物の棲息域となり水の浄化にも寄与する。また大気域において種子、肥料、土が適宜配合された植生土のう35が装入されて植生19を生育させるように成っているが、このようにして配設されたステップブロック10は頂端部に埋設された連結具22に連繋材15を座金23aで挟み込んで固定具23によって相互に連結され適切な構成体とされ、流速の速い箇所や洪水時の増水に適切に対処できる。
【0021】
図16から図20にはデザイン部を形成して好ましい美観性を得しめるようにした本発明のステップ形成ブロックの若干例が示されている。即ち、図16のものは丸太材模様26を採用したものであり、また図17のものは玉石模様27を施したもの、更に図18のものは段差を有する防腐処理を施した丸太材28を横方向にボルト等の連結子29で連結一体に別体成形し、これを取付部体36に取付けるようにしたもので、その取付構造の仔細については別に図19に示すように、形成ブロック10に埋設された連結具22に固定具23で固定するようにしたものである。なお図20のものは丸太同様防腐処理をした板材28aを取付部体36に取付けたもので、板材に換えて石板としてもよく取付部の仔細は図19において示したところと同様となる。
【0022】
図21〜図24には定着固定手段として緑化ステップ形成ブロックに簡易な連結杆を用いた場合が示され、即ち図21と図22はその基本的な関係を示すもので、図23は前面壁1に丸太状木材模様26を形成したものであり、これは前述と同様に板模様や擬石、擬岩模様としてよいが、そのような前面壁1の前述した緑化ステップ形成ブロックと反対方向の下部に傾斜した支持部2bを設けたもので、背面の土砂等の圧力による転倒防止を図るもので、図24の傾斜支持部2cは、図4に示す如く両端にのみ設けたものであるが、傾斜支持部2b,2cの基端部から屈曲突出部37を形成し、該屈曲突出部37を図24に示すようにコンクリート護岸30のリブ11に開けた穿孔31に挿入して凝結剤32により固結させたものである。
【0023】
図25と図26には上記したような図24までのものとは異った支持部5を採用した本発明の緑化ステップ形成ブロック10aが示されている。即ち図24までのものは長短の差があっても支持部2は前面壁1の板面幅方向と平行状態であるのに対し、これら図25、図26のものは前面壁1の板面幅方向と直角方向として形成したもので、定着部3は1例として図26に示されるように前記支持部5の側方に配設されている。なおこの場合においては水抜孔4は前面壁1の下部全長に設けられた通水孔4aと前記支持部5の底部に設けた水抜孔4bと連通していて、法面の降雨は前面壁の背面水抜孔4に集水され、下部の通水孔4aを通って支持部の水抜孔4bで排水される。前述した図2〜図24の水抜孔は上段の降雨が下段に集まるようになっており、下段に行く程土の含水比が高くなり、植物の生育に影響を与え易いが、このステップ形成ブロック10aは各段毎の集水であるためにこのような問題が生じない利点がある。また、前面壁1は底部を厚層として強度および安定性を得しめるようになっている。
【0024】
上記した図25、図26の緑化ステップ形成ブロック10aによる護岸工の形成状態は図27に示す如くで、またこのものにおける定着部3での既設コンクリート護岸30に対する取付状態は図29の如くであり、更にその緑化状態は図28に示されている。即ちコンクリート護岸30については図9に示したところと同様にあることは図27の如くであるが、この図25、図26のものの場合は適宜に前面壁1の長さが2分の1で支持部5がその一端に形成されている補助ブロック38を用いてこの図27のように配設し、リブ11上に前面壁1および支持部5を位置せしめた状態で前記定着部3で固定する。定着部3は固定具23でコンクリート護岸30に定着される。
【0025】
この図27のようにして構成された各ステップ形成ブロック10a内に図10および図11のものと同様に用土20や石材20a等を装填することにより植生19を生育せしめたり水生生物の生息場となし得ることは前述したところと同様であり、図28にはコンクリート護岸30に対し緑化を図れるようにしたもので図10に示したものと同じである。図30のものは石積を模した擬岩模様39を形成したものであるが、この模様は前述したとおり擬石、擬木やタイル等の模様てよいことは言うまでもない。また、上記のような図27〜図29のものと同様に緑化工を形成し得ることは明かである。
【0026】
図31以下には本発明によるもう1つの実施構成が示されている。即ち図31は板状木材または板状木材模様33を形成したコンクリートの前面壁板1a、図32は石板または岩盤状模様34を形成した前面壁板1a、図33は無模様のコンクリート生の前面壁板1aで、その下端部の中央部には水抜き孔4を有していて両側に切欠段部16を対設し、このような切欠段部16に取付けられるのが図34に示すような嵌合板6であり、該嵌合板6には嵌合部7が形成されると共に定着部8が設けられている。
【0027】
即ち、これら図31〜図33の前面壁板1aは代表的に図33のものについて図35に示すように嵌合板6の嵌合部7に対し切欠段部16の奥部を嵌合させることにより図35に示す如く、緑化ステップ形成ブロック10bが形成されている。この嵌合板6は図12と同様の寸法で図36に示す如く取付けることができ、それによってブロック10bの前面壁板1aを立体的としてセットし、既設コンクリート護岸30上に前記した実施構成のものと同様として取付けることができる。
【0028】
緑化のための植生19は用土20や石材20aをブロック10b内に充填して植物を植込むことによって既述した図10や図11あるいは図28のものと同じに得られることは図37、38に示す如くである。図37はコンクリート護岸のリブ11に添った断面を、図38はリブ間の比較的薄層部分12における断面図である。
【0029】
上記したような本発明によるものは前面壁と該前面壁面に対して傾斜角を採って設けられた支持部より成り、該支持部によってコンクリート護岸上に定着するようにしたことにより既設のコンクリート護岸をそのまま緑化目的に利用し、工数が少なく低コストに強固な緑化ステップを形成して有効な多自然型護岸を構成することができる。
【0030】
また本発明では、支持部が前面壁と一体成形され、該支持部にコンクリート護岸上に定着するための固定手段取付部を設けたことにより単一部体によって上記したような特質を有する緑化ステップを的確に形成せしめる。
【0031】
更に、本発明では、支持部が前面壁と別体成形され、該支持部に前面壁に対する固着部を形成すると共にコンクリート護岸上に定着するための固定手段取付部を設けたことによって単純で製作の容易な前面壁部体を用いて上記したような本発明の緑化ステップを有効に形成させる。
【0032】
なお、前面壁に取付けた固定手段を支持部を介してコンクリート護岸に穿設した取付孔に装入して固定するようにしたことにより簡易な構成で既設コンクリート護岸に安定した緑化ステップの取付けを図らしめる。
【0033】
前面壁の下端部に係合段を形成し、支持部に該係合段と嵌合係止する係止部を設けると共にコンクリート護岸上に定着する固定手段取付部を設けたことにより別体として準備された支持部を単純な嵌合構造によって適切に前面壁と結合し且つコンクリート護岸に対する取付けを図らしめる。
【0034】
前面壁表面に木材または木材状模様若しくは石材または石材状模様或いはタイル模様等の何れか一方を形成したことにより形成された緑化ステップの美観性を向上、周辺環境になじんだ緑化設備や水生生物の棲息場を提供する。
【0035】
上述したようなコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックを既設コンクリート護岸上に配置し、前記護岸用緑化ステップの支持部を既設コンクリート護岸に定着したことにより平易で、しかも強度性に優れ安定な緑化護岸や水生生物の棲息場を容易に構成させる。
【0036】
格子状リブ部を形成した既設コンクリート護岸上に該格子状リブ上および格子状リブ間における平坦部にコンクリート護岸用緑化ステップの支持部を交互に配置し、それら支持部と既設コンクリート護岸とを定着したことにより一般的に用いられている既設コンクリート護岸をそのまま利用し、しかもその強度構造を有効に得られた緑化ステップに採用させて充分な護岸性能を具備し、しかも自然環境と適切に調和した緑化や水生生物の棲息場を兼ねた護岸を提供する。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したような本発明によるときは既設コンクリート護岸を殊更に破壊解砕するようなことなしに緑化ステップ上を平易且つ低コストに形成せしめ、しかも該緑化ステップ護岸工の強度を充分に高く確保して耐用性の高い施工を得しめ、違和感のない水辺風景、植物育生ないし魚介類棲息を有利に図らしめることができるものであるから工業的にその効果の大きい発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるコンクリート護岸の構成状態を示した部分的な斜面図である。
【図2】本発明によるステップ形成ブロックの1例を示した斜面図である。
【図3】本発明によるステップ形成ブロックの別の例を示した斜面図である。
【図4】本発明によるステップ形成ブロックの更に別の例を示した斜面図である。
【図5】別体成形された支持部体を有する本発明によるステップ形成ブロックの1例を示した斜面図である。
【図6】図5のステップ形成ブロックについての取付部材セット部を拡大して示した部分的な断面図である。
【図7】本発明によるもう1つのステップ形成ブロックの斜面図である。
【図8】図7に示したステップ形成ブロックの取付部材セット部についての拡大した部分的断面図である。
【図9】本発明によるステップ形成ブロックをコンクリート護岸工に取付けた状態の斜面図である。
【図10】図9に示したものの一部についての前記図2〜図4および図5、図6に示したステップ形成ブロックの各下端部分を示した断面図である。
【図11】リブ間の比較的薄層なコンクリート打層部分での図10と同様な断面図である。
【図12】前記図10および図11に示したステップ形成ブロック固定部についての図3および図4に示した場合の拡大断面図である。
【図13】前記図10および図11に示したステップ形成ブロック固定部についての図5および図6に示した場合の拡大断面図である。
【図14】本発明によるステップ形成ブロックを段設したものに対して頂端連繋材を取付けた状態の断面図である。
【図15】図14に示したものの一部についての部分的な拡大断面図である。
【図16】本発明によるデザインステップ形成ブロックに丸太模様を採用した例を示した各斜面図である。
【図17】本発明によるデザインステップ形成ブロックに玉石模様を採用した例を示した各斜面図である。
【図18】本発明によるデザインステップ形成ブロックに段差を有する丸太模様を採用した例を示した各斜面図である。
【図19】図18に示したものの取付部材固定部にそった部分的な拡大断面図である。
【図20】本発明による更に別のステップ形成ブロックを示した斜面図である。
【図21】本発明による別の取付部材を用いたステップ形成ブロックの1例を示した斜面図である。
【図22】図21に示したものを別の方向から示した斜面図である。
【図23】前面壁に丸太模様を採用した簡易な連結杆を用いた緑化ステップ形成ブロックの1例を示した斜面図である。
【図24】図21〜図23に示したもののコンクリート護岸に対する取付部を拡大して示した部分的断面図である。
【図25】本発明によるもう1つのステップ形成ブロックについて正面側から見た斜面図である。
【図26】本発明によるもう1つのステップ形成ブロックについて背面側から見た斜面図である。
【図27】図25、26に示したブロックによるステップ形成状態を示した斜面図である。
【図28】図27に示したもののリブ部にそった部分的な断面図である。
【図29】図27における取付部にそった部分的な拡大断面図である。
【図30】本発明による擬岩模様を用いたステップ形成ブロックの正面側から見た斜面図である。
【図31】本発明による板状木材または板状木材模様を形成したステップ形成ブロックの前面壁の斜面図である。
【図32】本発明による石板または岩盤状模様を形成したステップ形成ブロックの前面壁の斜面図である。
【図33】本発明によるたステップ形成ブロックのコンクリート製前面壁の斜面図である。
【図34】図31〜図33のステップ形成ブロックに対する嵌合板の斜面図である。
【図35】図33のブロックに図34の嵌合板を組付け連結した状態の斜面図である。
【図36】図35の取付部における拡大断面図である。
【図37】図33〜図35に示したブロックと嵌合板で形成されたステップの取付部材部分および取付部材間の中間部における断面図である。
【図38】リブ間の比較的薄層なコンクリート打層部分における図37と同様な断面図である。
【符号の説明】
1 前面壁
1a 支持部を有しない前面壁
2 支持部
2a 前面壁の両端に設けた支持部
2b 前面壁の下部に2と反対側に傾斜した支持部
2c 前面壁の下部に2と反対側に傾斜した両端部の支持部
3 定着部
4 水抜き孔
4a 前面壁全長での通水孔
4b 前面壁直角方向支持部座部の通水孔
5 前面壁直角方向支持部
6 嵌合板
7 その嵌合部
8 その定着部
10 緑化ステップ形成ブロック
10a 前面壁直角方向支持部を有する形成ブロック
10b 嵌合板を用いて構成される形成ブロック
11 枠状リブ部
12 コンクリート層
13 法留コンクリート
14 基礎部
15 連繋材
16 切欠段部
19 植生
20 用土
20a 天然石材またはコンクリート廃材
21 支持部体
21a 別な構成の支持部体
22 連結具
23 固定具
23a 座金
24 更に別な構成の支持部体
25 突出連結部
26 丸太材模様
27 玉石模様
28 段差を有する丸太材
28a 板材
29 連結子
30 コンクリート護岸
31 穿孔
31a アンカー筋
31b 接合具
32 凝結剤
33 板状木材または板状木材模様
34 岩盤状模様
35 植生土のう
36 取付部体
37 屈曲突出部
38 補助ブロック
39 擬岩模様

Claims (4)

  1. 前面壁と該前面壁面に対して傾斜角を採って設けられた支持部より成り、該支持部によってコンクリート護岸上に定着するようにし、該前面壁の下端部に係合段を形成し、該支持部に該係合段と嵌合係止する係止部を設けると共にコンクリート護岸上に定着する固定手段取付部を設けたことを特徴とするコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
  2. 前面壁を木材や石板で形成したり、前面壁を低くして木材や石材を固定したり、前面壁表面に木材状模様若しくは石材状模様、若しくはタイル模様等を形成したことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロック。
  3. 請求項1〜2の何れか1つに記載のコンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックを既設コンクリート護岸上に配置し、前記護岸用緑化ステップの支持部を既設コンクリート護岸に定着したことを特徴とする緑化護岸工。
  4. 格子状リブ部を形成した既設コンクリート護岸上に該格子状リブ上および格子状リブ間における平坦部にコンクリート護岸用緑化ステップの支持部を交互に配置し、それら支持部と既設コンクリート護岸とを定着したことを特徴とする請求項3に記載の緑化護岸工。
JP11055496A 1996-04-08 1996-04-08 コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工 Expired - Fee Related JP3903225B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11055496A JP3903225B2 (ja) 1996-04-08 1996-04-08 コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11055496A JP3903225B2 (ja) 1996-04-08 1996-04-08 コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09273132A JPH09273132A (ja) 1997-10-21
JP3903225B2 true JP3903225B2 (ja) 2007-04-11

Family

ID=14538781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11055496A Expired - Fee Related JP3903225B2 (ja) 1996-04-08 1996-04-08 コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3903225B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892411B1 (ko) * 2008-04-08 2009-04-10 정경진 생태 활성형 호안 블록
CN109183811B (zh) * 2018-10-27 2020-10-23 江苏中煤地质工程研究院有限公司 一种抗变形的基坑支护结构及其施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09273132A (ja) 1997-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100665965B1 (ko) 호안블록 녹화용 식생매트
KR0147725B1 (ko) 하천저수로의 사주부 자연형호안공법
JP3903225B2 (ja) コンクリート護岸用緑化ステップ形成ブロックおよび緑化護岸工
KR200439588Y1 (ko) 하천 녹화용 조립식 블록
JPH10195898A (ja) 植生用コンクリートブロックおよび植生用コンクリートブロック工
KR100363435B1 (ko) 경사면 구축방법
JP3026347U (ja) 背面に集水ボックスを設けた土留緑化壁
JPH11323882A (ja) ポーラスコンクリート部体
KR100192709B1 (ko) 하천의 조경조성방법 및 조경조성을 위한 구조물
KR200311986Y1 (ko) 식재가능한 조립식 격자블럭
JP2701136B2 (ja) コンクリート製植栽基盤
JP2852879B2 (ja) 河川用覆土ブロックおよびコンクリート覆土ブロック護岸
KR100479439B1 (ko) 하천 호안용 삼각 방틀 구조물 및 그 시공방법
KR200303587Y1 (ko) 다공질 망태블록
JP3297402B2 (ja) 低水護岸及び低水護岸の構築方法
JPH09228341A (ja) 水際植生用護岸構造物
JP2003090022A (ja) 河川用護岸ブロック
JPH07268837A (ja) 河川用根固めブロックおよび根固めブロック工
JP2001123467A (ja) 環境共生型緑化用擁壁ブロック
JPH07197429A (ja) 植生および魚巣機能を備えた法覆工護岸
KR100428904B1 (ko) 호안용 조경블록의 제조방법
JP3030733U (ja) 霞側壁構築の小動物の昇降水路
JP3266877B2 (ja) 客土・覆土ブロック
JP2000080624A (ja) 護岸用壁の施工方法
KR200246799Y1 (ko) 식재옹벽블럭

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20051011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060417

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060410

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060523

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060704

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees