JP3903100B2 - 溶液製膜方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、写真用感光材料や光学用途に用いられる平面性の良好なフィルムを製造することができる溶液製膜方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
セルロースエステルフィルムは、透明性がよく、機械的強度が大きく、かつ、湿度の変化及び熱にともなう寸法変動が小さい(寸法安定性がよい)ので、写真感光材料や光学材料の支持体として用いられており、例えば、セルロースアセテートフィルム、特にセルローストリアセテート(トリアセチルセルロース、TAC)フィルムが広く用いられている。
【0003】
そして、このようなセルロースエステルフィルムを製造するには、溶液製膜方法が用いられており、この溶液製膜方法は、有機溶媒に溶かしたポリマー溶液を流延ダイから支持体上に流延することにより行われている。
【0004】
このような溶液製膜方法として、例えば、公技94−2498号公報において、リップ口先端を特定の曲率半径で丸く面取りするか又はスロット面に対し特定の角度の平面で面取りし、かつ緩衝部を特定の長さにした流延ダイを用いることにより、メルトフラクチャー、シャークスキンが発生せず、平面性が良好なフィルムを製造することができるセルローストリアセテートフィルムの製造方法が提案されている。
【0005】
また、特開平9−207194号公報には、熱可塑性樹脂の押出し成形フラット延伸法製膜において、1対のダイリップのうち反引き取り側リップ先端が引取り側より長くなるように段差を設けることにより、熱可塑性ポリエステルを押し出し成形する際のスジ状欠陥を生じさせないようにした押出しダイが提案されており、特開平9−207195号公報には、熱可塑性樹脂の押出し成形フラット延伸法製膜において、1対のダイリップのうち反引取り側リップのみ先端をR加工又はコーナーカット加工することにより、熱可塑性ポリエステルを押し出し成形する際のスジ状欠陥を生じさせないようにした押出しダイが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、溶液製膜方法で流延製膜を行う際、流延ダイのリップにおいてリボン状ドープ(流延ダイリップの吐出口から支持体着地までの間のウェブ)のピン状態に起因する流延方向の厚みムラが発生する。この流延方向に厚みムラが発生したフィルムに乳剤塗布や偏向板保護膜の表面処理を施すと、フィルムの厚みムラに起因するスジ状の塗布欠陥が発生し、製品の表面状態の品質を阻害するものであった。
【0007】
このようなスジ状の故障は、前記公技94−2498号公報で提案されたセルローストリアセテートフィルムの製造方法においても完全に防ぐことが困難であり、スジ状の故障を完全に防止することができる技術が要望されていた。
【0008】
また、前記特開平9−207194号公報及び特開平9−207195号公報で提案された押出しダイを用いても、スジ状故障の発生には抑制効果が無いものであった。
【0009】
本発明は、以上の問題点を解決し、フィルムの流延方向に厚みムラが発生するのを防止し、スジ状の故障が無い平面性のよい写真用感光材料や光学用途に用いられるフィルムを製造できるようにした溶液製膜方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、フィルムの流延方向に厚みムラが発生する原因について鋭意検討し、ダイリップの先端でのリボン状ドープのピンの位置を安定化させると厚みムラが発生しないことを見出し、さらに、ピンの位置を安定化させる方法について鋭意検討し、流延ダイのリップの先端におけるリボン状ドープに加わる伸張応力、及びピン角度(リボン状ドープが支持体に着地するまでの流線と、反流延側リップの先端の壁面とのなす角度)を所定の範囲に制御することにより、ダイリップの先端で安定してピンさせることができ、その結果、厚みムラを良化させることができることを見出し本発明を完成させた。
【0011】
すなわち、本発明による溶液製膜方法は、流延ダイからリボン状ドープを支持体に流延して製膜する方法において、流延ダイのリップの先端におけるリボン状ドープに加わる伸張応力が0〜39×102Paの範囲であることを特徴として構成されている。
【0012】
また、前記流延ダイから流延するリボン状ドープのピン角度(リボン状ドープが支持体に着地するまでの流線と、反流延側リップの先端の壁面とのなす角度)が35〜95度の範囲であることが好ましい。
【0013】
さらに、本発明者は、ダイリップの先端でのリボン状ドープのピンのうねりを安定化させると、厚みムラが発生しないことを見出し、さらに、ピンのうねりを安定化させる方法について鋭意検討し、反流延側リップの先端の表面仕上げ精度による表面粗さ値、及び先端を円弧状に形成した際その半径を調整することにより、ピンのうねりを安定化させることができ、その結果、厚みムラを防止できることを見出し本発明を完成させた。
【0014】
すなわち、本発明による溶液製膜方法は、流延ダイからリボン状ドープを支持体に流延して製膜する方法において、流延ダイの反流延側リップの先端の中心線平均粗さが0.013〜1.6μmの範囲であることを特徴として構成されている。
【0015】
また、前記反流延側リップの先端が円弧状に形成され、この円弧状部の半径が0.005〜0.05mmの範囲あることが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の溶液製膜方法においては、流延ダイからリボン状ドープを支持体に流延して製膜する方法において、流延ダイのリップの先端におけるリボン状ドープに加わる伸張応力が0〜39×102Paの範囲である。
【0017】
上記伸張応力を「τ」とし、図1を参照して説明する。図1は、流延ダイのリップ部分の断面模式図である。
【0018】
図1において、10は支持体で、この支持体10の上方には流延ダイのリップ20が設けられており、このリップ20は、反流延方向側に位置する反流延側リップ21と流延方向側に位置する流延側リップ22とからなっている。そして、スロット30を介してリボン状ドープ40を支持体10上に流延してフィルム50を製膜していくものである。
【0019】
この図において、上記伸張応力τはaで示す個所のリボン状ドープの値であり、この伸張応力τを求める方法について説明する。
【0020】
a点における伸張ひずみ速度をε、伸張粘度をη、吐出速度をv1、着地点速度をv2、リップクリアランスをCL、フィルム50の膜厚をt、リボン状ドープ40の長さをLとすると、
τ=ε*η
=(v2−v1)/L*η
=(v2−t/CL*v2)/L*η
となり、求めることができる。
【0021】
したがって、着地点速度v2(支持体10の速度、即ち流延速度とみなすことができる)、膜厚t、リップクリアランスCL、リボン状ドープの長さL及び伸張粘度ηを調整することにより、伸張応力τを上記範囲に設定することができる。
【0022】
伸張応力が39×102Paを超えると、 ダイリップの先端からリボン状ドープが離れやすくなり、ドープの皮張りを生じさせてスジ故障の原因となる。
【0023】
また、本発明の溶液製膜方法においては、流延ダイから流延するリボン状ドープのピン角度が35〜95度の範囲であることが好ましい。このリボン状ドープのピン角度は、反流延側リップの先端の壁面と、リボン状ドープが支持体に着地するまでの流線とのなす角度のことである。ピン角度を「ψ」とし、図2及び図3を参照して説明する。図2は流延ダイのリップ部分の断面模式図、図3はスロットを垂直にした場合の流延ダイのリップ部分の断面模式図である。図2及び図3において、支持体10、ダイリップ20、反流延側リップ21、流延側リップ22、スロット30、リボン状ドープ40及びフィルム50は図1と略同様である。
【0024】
図2において、ピン角度ψは、反流延側リップ21の先端の壁面23と、リボン状ドープ40の中心線bとのなす角であり、このピン角度ψを求める方法について説明する。
【0025】
反流延側リップ21の先端の壁面23の角度をα、吐出角度(スロットの中心線cとリボン状ドープの中心線bとのなす角度)をθ、ダイ角度(スロットの中心線cと、垂直線dとのなす角度)をφ、ダイ高さ(支持体10から反流延側リップ21先端までの高さ)をh、リボン状ドープ40の長さをLとすると、ピン角度ψは、壁面23とスロット40の中心線cとのなす角と、吐出角度θとを加えたものであるので、
となり、求めることができる。
【0026】
したがって、リップ先端の壁面の角度α、ダイ高さh、リボン状ドープの長さL及びダイ角度φを調整することにより、リボン状ドープのピン角度を上記範囲に設定することができる。
【0027】
ピン角度が35度未満であると、反流延方向側のリップ先端平坦部にドープが付着し、皮張りを発生させてスジ故障の原因となる。また、ピン角度が95度を超えると、流延方向側のリップ先端平坦部にドープが付着し、皮張りを発生させてスジ故障の原因となる。
【0028】
また、本発明の溶液製膜方法においては、流延ダイの反流延側リップの先端の中心線平均粗さが0.013〜1.6μmの範囲に設定されている。すなわち、図2において、反流延側リップ21の先端の壁面23が、中心線平均線粗さが0.013〜1.6μmの範囲になるように表面仕上げがなされている。
【0029】
中心線平均粗さの最小の区分値は0.013μmである。中心線平均粗さが1.6μmを超えると、流延幅方向でのドープのピンの位置が不均一になるため厚みムラを発生させ、スジ故障の原因となる。
【0030】
また、前記流延ダイのリップの先端が円弧状に形成され、この円弧状部の半径が0.005〜0.05mmの範囲であることが好ましい。すなわち、図4に示すように、反流延側リップ21の先端のスロット40側に面するコーナーに円弧状部24が形成されており、この円弧状部24の半径rが0.005〜0.05mmの範囲となっている。
【0031】
半径が0.005mm未満であると、リップ先端加工時に金属バリが残ってしまいスジ故障の原因となる。また、半径が0.05mmを超えると、ドープのピン位置が安定せず、ドープの皮張りを発生させスジ故障の原因となる。
【0032】
本発明の溶液製膜方法における有機溶媒に溶かしたポリマー溶液に用いることができるポリマーとしては、セルローストリアセテート、セルロースダイアセテート等があり、有機溶媒としては、メチレンクロライド、メタノール、ブタノール、アセトン等がある。
【0033】
【実施例】
溶液製膜工程において、使用した原料は以下の通りである。
セルローストリアセテート 100重量部
トリフェニルフォステート 10重量部
ビフェニルジフェニルフォスフェート 5重量部
メチレンクロライド 400重量部
メタノール 70重量部
ブタノール 3重量部
【0034】
以上の組成でドープを製造し、流延速度、膜厚、リップクリアランス、リボン状ドープ長さを変更して伸張応力を変更するとともに、リップ先端の壁面の角度α、ダイ高さh、リボン状ドープ長さL及びダイ角度φを変更してピン角度を変更して製膜を行った。なお、伸張粘度は165〜420poiseであった。結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】
流延スジの評価は下記による。
○:スジ故障無し
×:スジ1本以上
【0037】
上記実施例3の条件において、中心線平均粗さ及び円弧状部の半径を変更して製膜を行った。結果を表2に示す。
【0038】
【表2】
【0039】
流延スジの評価は表1と同一である。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成することにより、厚みムラを発生させることなくフィルムを製膜することができ、乳剤等を塗布した場合であっても、スジ状の故障が発生するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 溶液製膜方法に使用する流延ダイリップの断面模式図である。
【図2】 本発明による溶液製膜方法を実施する流延ダイリップの断面模式図である。
【図3】 本発明による溶液製膜方法を実施する流延ダイリップの断面模式図である。
【図4】 本発明による溶液製膜方法を実施する流延ダイリップの断面模式図である。
【符号の説明】
10:支持体
20:リップ
21:反流延側リップ
22:流延側リップ
23:壁面
24:円弧状部
30:スロット
40:ドープ状リボン
τ:伸長応力
v1:吐出速度
v2:着地点速度
CL:リップクリアランス
t:膜厚
L:リボン状ドープ長さ
θ:吐出角度
φ:ダイ角度
α:リップ先端の壁面の角度
ψ:リボン状ドープのピン角度
h:ダイ高さ
Claims (4)
- 流延ダイからリボン状ドープを支持体に流延して製膜する方法において、流延ダイのリップの先端におけるリボン状ドープに加わる伸張応力が0〜39×102Paの範囲であることを特徴とする溶液製膜方法。
- 前記流延ダイから流延するリボン状ドープのピン角度(リボン状ドープが支持体に着地するまでの流線と、反流延側リップの先端の壁面とのなす角度)が35〜95度の範囲である請求項1に記載の溶液製膜方法。
- 前記流延ダイの反流延側リップの先端の中心線平均粗さが0.013〜1.6μmの範囲である請求項1又は2に記載の溶液製膜方法。
- 前記反流延側リップの先端が円弧状に形成され、この円弧状部の半径が0.005〜0.05mmの範囲である請求項1、2又は3に記載の溶液製膜方法。
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