JP3902955B2 - 振動体および振動波駆動装置 - Google Patents

振動体および振動波駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3902955B2
JP3902955B2 JP2002004196A JP2002004196A JP3902955B2 JP 3902955 B2 JP3902955 B2 JP 3902955B2 JP 2002004196 A JP2002004196 A JP 2002004196A JP 2002004196 A JP2002004196 A JP 2002004196A JP 3902955 B2 JP3902955 B2 JP 3902955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
vibration
elastic body
elastic
vibrating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002004196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003209983A (ja
Inventor
潔 日塔
裕 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002004196A priority Critical patent/JP3902955B2/ja
Priority to US10/044,936 priority patent/US6930436B2/en
Priority to DE60209266T priority patent/DE60209266T2/de
Priority to EP05001534A priority patent/EP1531500B1/en
Priority to EP02001426A priority patent/EP1225681B1/en
Priority to CNB021024588A priority patent/CN1186825C/zh
Priority to KR10-2002-0003487A priority patent/KR100523109B1/ko
Publication of JP2003209983A publication Critical patent/JP2003209983A/ja
Priority to US10/952,762 priority patent/US6989624B2/en
Priority to US11/133,395 priority patent/US7215063B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3902955B2 publication Critical patent/JP3902955B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は振動波駆動装置に関するものであり、特に棒状振動波駆動装置の振動体の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
振動波駆動装置の一つである振動波モータは、カメラレンズ駆動用途等への製品応用がなされており、円環型のものと棒状型のものが存在する。
【0003】
図8はカメラレンズ駆動用に用いられている振動波モータの構成図である。図9(a)は図8の振動波モータに用いられている振動体の構成図であり、図9(b)はこの振動体の振動モードを示した図である。
【0004】
これらの図において、111は第1の弾性体、112は第2の弾性体、113は電気−機械エネルギー変換素子である積層圧電素子である。115はシャフトであり、第1の弾性体111、第2の弾性体112および積層圧電素子113の中心部を貫通し、先端部が後述する固定フランジ121に結合されている。このシャフト115の他端部にはねじ部が設けられており、ナット115aを螺合させることで、シャフト115の中部に設けられたフランジ部とナット115aとの間に配置された第1の弾性体111、第2の弾性体112および圧電素子113を所定の力によって挟持固定する。
【0005】
118はロータであり、外周部に接触幅が小さく、かつ、適度なバネ性を有する接触バネを有しており、この接触バネが第1の弾性体111の上面に設けられた摩擦部材122に接触する。119はモータの出力を伝達するギアである。ロータ118、ギア119の一方に凹部を、他方に凸部が設けられており、この凹部と凸部とを係合させることで、ロータ118とギア119は回転方向において互いに規制される。120は加圧バネであり、ロータ118とギア119との間に配置され、ロータ118を摩擦部材122に加圧接触させるための加圧力を付与している。121は固定フランジであり、モータに固定されることで振動波モータ全体を固定する。
【0006】
積層圧電素子113は電極が2つの電極群にグループ化されており、不図示の電源からそれぞれの電極群に位相の異なる交流電界を印加すると、振動体には図9(b)に示す姿勢の曲げ振動と、変位方向がこの振動と直交する曲げ振動とが励振される。この印加電界の位相を調整することにより、2つの振動間に90度の時間的な位相差を与えることができ、この結果、振動体は軸周りを回転する首振り運動を行い、これに接触するロータ118を回転駆動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図8に示した棒状振動波モータは、ロータの径方向の大きさを小さくし、小型化を達成したものであるが、このような棒状振動体モータよりも更に小さくし、製造コストも抑えたいという要望がある。この要望に応えるためにモータの長さを短くし、比較的コストが高い圧電素子を小径、薄型にしてローコスト化を実現しようとするものが提案されている。これを図10に示す。
【0008】
図10(a)は振動体の構成図であり、図10(b)はこの振動体の振動モードを示した図である。小型化を図るために、図10(a)に示すようにフランジ状(ディスク状)弾性体134と圧電素子133を第1の弾性体131、第2の弾性体132で挟持固定して振動体を構成し、フランジ状の突出部に駆動面を設けて、ロータを第1の弾性体の外周部に配置する構成にした。
【0009】
しかしながら、このようなモータは従来の棒状振動型モータよりも、やはり小型化に伴い振動速度が小さくなる傾向が現れてしまう。したがって小型化を行っても出力トルクを従来と同様に保持できるような改良を行う余地があると思われる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、弾性体間に電気−機械エネルギー変換素子を固定し、該電気−機械エネルギー変換素子に駆動振動を印加することによって曲げ振動を励起する振動体と、該振動体に接触する回転子と、を有する振動波駆動装置において、該弾性体は、該振動体の軸と直交する方向に延びたフランジ状弾性部を有し、該フランジ状弾性部の厚み方向における両面に振動変位拡大用の溝が設けられていることを特徴とするものである。
【0011】
フランジ状弾性部の厚み方向における両面に溝を設ける構成にすることで、フランジ状弾性部の外周部での面外変位を拡大させ、出力を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1に本発明の第1の実施形態にかかる振動波駆動装置の振動体の断面図を示す。
【0013】
1は中空円柱状の第1の弾性体1で、真鍮等の振動減損失の小さい材料で構成されている。2は平たい円柱状の第2の弾性体2であり、第1の弾性体1と同様に振動減衰損失が小さい材料で構成されている。4は振動体の軸方向と直交する方向に延びたフランジ状(円盤状)弾性体であり、5はシャフトである。
【0014】
シャフト5の一端にはねじ部が設けられており、第2の弾性体2をシャフト5のねじ部に螺合させることにより、第1の弾性体1、フランジ状弾性体4および積層圧電素子3とが、シャフト5のフランジ部と第2の弾性体2との間で一体的に挟持固定されている。
【0015】
このフランジ状弾性体4は耐摩耗性を有する材料で構成されており、外周近傍の面で不図示のロータと接触し、ロータを回転駆動させる。ロータと接触するフランジ状弾性体4の摺動面は、隣接する第1の弾性体1および圧電素子3の外径よりも外側に位置している。
【0016】
シャフト5は先端部が不図示の装置に固定され、振動体を支えるための支持ピンとして作用する。シャフト5のうちフランジ状弾性体4よりもロータ側に延びた部分は、一部が十分に細く形成されており、振動体が発生する振動を吸収して振動が被駆動装置等へ伝搬するのを防止できるように構成されている。
【0017】
なお、便宜上、振動体の軸方向においてフランジ状弾性体を挟んで第1の弾性体を備えた側を上側、第2の弾性体を備えた側を下側として説明を行う。
【0018】
本実施の形態において、フランジ状弾性体4を境にして上側に位置する第1の弾性体1の直径を小径とし、下側に位置する圧電素子3および第2の弾性体2の直径を大径としている。これによりフランジ状弾性体4を境として、振動体の上側が下側よりも曲げ振動に対する剛性が大きくなり、フランジ状弾性体4を境とした両側での動剛性が大きく異なるよう構成されている。
【0019】
このようにフランジ状弾性体4を中心として軸方向両側の外径を異なる非対称形状とすると、例えば紙面と平行な面において、積層圧電素子3に駆動信号を印加すると、振動体は2種類の1次の曲げ振動モードを得ることができる。具体的にはフランジ状弾性体4の下側が大きく変形する振動モードと、フランジ状弾性体4の上側が大きく変形する振動モードとなる。つまり同じ変位方向の曲げ振動であっても、振動体の両端の変位する相対的割合が全く異なる2つの振動モードを励起することができる。
【0020】
本実施形態における振動体は、フランジ状弾性体4を中心として軸方向両側の動剛性を大きく異ならせており、フランジ状弾性体4の近傍の曲げ振動による変位は小さいものとなる。したがってフランジ状弾性体の近傍に圧電素子3を配置すれば、圧電素子3の歪みを小さく抑えることができ、内部損失の小さいエネルギー効率の高い棒状振動体を提供することができる。
【0021】
また、ロータを第1の弾性体1の外側に配置して振動波駆動装置を小型化することができ、突出したフランジ状弾性体4を金属で構成すれば、ここに歪みが集中しても金属材料の減衰特性は圧電素子に比べて優れているため、内部損失の増加は最小限にとどまり効率の良い短い振動体が構成できる。
【0022】
しかし、上述したように、このような振動波モータは従来の棒状振動型モータよりも、やはり小型化に伴い振動速度が小さくなる傾向が現れてしまう。
【0023】
そこでフランジ状弾性体4のロータとの摺動面と、摺動面の反対側の面に、振動変位拡大用の凹型溝7を設けた。摺動面側に設けられた凹型溝7は、ロータとの摺動部よりも内周側に設けられる。
【0024】
図2に、図1で示すフランジ状弾性体4を上面から見た図を示しており、溝7がフランジ状弾性体と同心円上に円周形状で設けられている。この溝7によって、フランジ状弾性体4の外周部での振動による面外変位が拡大される。図2に示した溝7は円周形状であるが、溝の形状はこれに限られるものではなく、振動体の固有振動数の調整を考慮した形状を設計すればよい。
【0025】
また、ロータが摺動する振動体の摺動面には、ラップ加工等による面仕上げ加工を行う必要があるが、フランジ状弾性体4の摺動面に溝7を設けることにより、ラップ加工を施す面積を縮小でき、ラップ加工時間を短縮することにもなる。
【0026】
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態にかかる振動波駆動装置の振動体の断面図を示す。
【0027】
11は第1の弾性体、12は第2の弾性体、13は積層圧電素子であり、14はフランジ状弾性体である。
【0028】
図1の振動体と異なる点は、フランジ状弾性体14を中心に上下対称形状となるように振動体が構成されている点である。フランジ状弾性体14を中心に上下対称に構成することで、振動体に駆動信号を印加した際には、フランジ状弾性体14の厚み方向両面に発生する歪みの絶対値分布が対称となる。
【0029】
フランジ状弾性体14の外周部での面外変位を最大限大きくするために、溝17は駆動に供する振動モードを励振したときの歪みが大きい場所に設けてある。本実施形態における振動体は、駆動に供する振動モードを励起したときの歪みは上下対称に発生するので、溝17もフランジ状弾性体14の上下両面において対称に形成されている。
【0030】
なお、フランジ状弾性体14には図2の円周溝7と同様形状である溝17が刻まれている。
【0031】
これらの円周溝17が、フランジ状弾性体14の外周部での面外変位を大きくする役割を担うと共に、フランジ状弾性体14のラップ加工時間を短縮することができる。また、フランジ状弾性体14の厚み方向両面を対称形状にすることによって、加工時の反りを減少させる効果も有する。
【0032】
(第3の実施形態)
図4は本発明の第3の実施形態にかかる振動波駆動装置の振動体の断面図を示す。
【0033】
21は第1の弾性体、22は第2の弾性体、23は積層圧電素子、24はフランジ状弾性体である。このフランジ状弾性体24には、円周形状の溝27が刻まれている。
【0034】
本実施の形態では、図1に示した振動体と同様、フランジ状弾性体24を中心に上下非対称に振動体が構成されている。フランジ状弾性体24を中心に上下非対称に構成することで、振動体に駆動信号を印加した際には、フランジ状弾性体24の厚み方向両面に発生する歪みの絶対値分布が非対称となる。
【0035】
フランジ状弾性体24の外周部での面外変位を最大限大きくするために、溝27は駆動に供する振動モードを励振したときの歪みが大きい場所に設けてある。本実施形態における振動体は、駆動に供する振動モードを励起したときの歪みは上下非対称に発生するので、溝27もフランジ状弾性体24の上下両面において非対称に形成されている。
【0036】
これらの円周溝27も、フランジ状弾性体24の外周部での面外変位を大きくする役割を担うと共に、フランジ状弾性体14のラップ加工時間を短縮することができる。
【0037】
図5に示した振動体は、図1の振動体とほぼ同様のものであるが、フランジ状弾性体104に変位拡大用の溝が設けられていない点が図1の振動体と異なる。図5に示す振動体に駆動に供する振動モードを励振したときの、フランジ状弾性体24の歪みの絶対値分布を図6に示す。
【0038】
図6の歪みの絶対値分布は、フランジ状弾性体104の上面AからBの間、および下面CからDの間について示すものである。図6から明らかなように、フランジ状弾性体104を境として軸方向上下において非対称に形成された振動体は、フランジ状弾性体104の上面と下面とで、歪みが最も大きくなる部位が異なる。振動体の形状によってこの歪みの絶対値分布は異なる。よってフランジ状弾性体の摺動面の振動変位を最大限に大きくするためには、各々の振動体のフランジ状弾性体において最も歪みの大きくなる部位に適宜溝を設けることが望ましい。
【0039】
(第4の実施の形態)
図7は本発明の第4の実施形態にかかる振動波モータの構成図である。
【0040】
31は第1の弾性体、32は第2の弾性体、33は圧電素子であり、34は振動体の軸方向と直交する方向に延びたフランジ状弾性体である。
【0041】
35はシャフトであり、シャフト35の中部に設けられたフランジ部と第2の弾性体との間に、第1の弾性体31、フランジ状弾性体34および圧電素子33を挟持固定している。
【0042】
38はロータであり、ロータ38の外周には接触用のバネ38bが接着等により結合され、また内周にはバネケース38aが嵌合している。39は出力用ギアで、バネケース38aに対してラジアル方向に相対移動せぬよう嵌合結合している。34は加圧用のコイルバネである。バネケース38bの下端と出力ギア39との間に加圧用のバネ34が配置され、このバネ34のバネ力により、ロータ38の外周部に固定された接触バネ38aのバネ端がディスク状弾性体35の上面に加圧接触している。41はモータ固定用フランジであり、シャフト35のフランジ部とシャフト35に螺合されたボルトによって挟持固定されている。モータ固定用フランジ41とギア39との結合部は滑り軸受けを構成している。44は圧電素子33への給電用のフレキシブル基板である。
【0043】
第1の弾性体31は第2の弾性体32よりも外径が小さく構成されており、本実施の形態においても、図1、図2に示した振動体と同様に2つの異なる曲げ振動モードを励起することができる。
【0044】
フランジ状弾性体34の上下面には円周溝37が設けられており、フランジ状弾性体34の外周近傍の振動変位を拡大している。
【0045】
フレキシブル基板44には、不図示の駆動回路が連結されており、この駆動回路から圧電素子33に時間的にのπ/2位相差を有する交流電界を印加すると、振動体は互いに直交した2方向に2つの曲げ振動を励振する。この振動の合成により、ロータの接触するフランジ状弾性体34の上端面には円運動が形成され、耐摩耗性を有するフランジ状弾性体34に押圧されたロータ38は摩擦駆動される。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によればフランジ状弾性体の両面に溝を設け、外周部での面外変位を大きくすることで、軸方向に小型化した振動波モータの出力を増加させることができる。特に、駆動に供する振動モードにより発生する歪みが大きい位置に凹型の溝を設けることで、効果的に出力を増加させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る振動波モータの振動体の断面図
【図2】図1のフランジ状弾性体の上面図
【図3】本発明の第2の実施形態に係る振動波モータの振動体の断面図
【図4】本発明の第3の実施形態に係る振動波モータの振動体の断面図
【図5】歪みを説明するための振動波モータの振動体の断面図
【図6】図5の振動体の歪み曲線を示す図
【図7】本発明の第4の実施形態に係る振動波モータの断面図
【図8】従来の棒状振動波モータの断面図
【図9】図8の棒状振動体の断面図および振動モードを示す図
【図10】別の振動体の断面図および振動モードを示す図
【符号の説明】
1,11,21,31 第1の弾性体
2,12,22,32 第2の弾性体
3,13,23,33 積層圧電素子
4,14,24,34 フランジ状弾性体
5,35 シャフト
6,36 フレキシブル基板
7,17,27,37 凹型溝
38 ロータ
39 ギア
40 加圧用コイルバネ
41 モータ固定用フランジ

Claims (8)

  1. 第1の弾性体と第2の弾性体との間に電気−機械エネルギー変換素子を有し、前記電気−機械エネルギー変換素子に駆動信号を印加することにより曲げ振動を励起する振動体において、
    前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との間に、振動体の軸方向と直交する方向に延びたフランジ状弾性部を有し、前記フランジ状弾性部の厚み方向における両面に振動変位拡大用の溝が周方向に設けられていることを特徴とする振動体。
  2. 第1の弾性体と第2の弾性体との間に電気−機械エネルギー変換素子を有し、前記電気−機械エネルギー変換素子に駆動信号を印加することにより曲げ振動を励起する振動体において、
    前記第1の弾性体と前記第2の弾性体との間に、振動体の軸方向と直交する方向に延び、外径が前記電気−機械エネルギー変換素子よりも大きいフランジ状弾性部を有し、前記フランジ状弾性部の厚み方向における両面に振動変位拡大用の溝が周方向に設けられていることを特徴とする振動体。
  3. 前記フランジ状弾性部は、外周部に摩擦駆動部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の振動波駆動装置。
  4. 前記フランジ状弾性部の溝は、前記摩擦駆動部よりも内周側に設けられていることを特徴とする請求項3に記載の振動体。
  5. 前記フランジ状弾性部の溝は、前記電気−機械エネルギー変換素子に駆動振動モードを励起させたときに発生する歪みが大きい個所に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の振動体。
  6. 前記フランジ状弾性部の厚み方向における両面が、対称な形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の振動体。
  7. 前記フランジ状弾性部の厚み方向における両面が、非対称な形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の振動体。
  8. 請求項3から7のいずれかに記載の振動体と、前記振動体の摩擦接触部と接触する接触体とを備え、前記電気−機械エネルギー変換素子に駆動信号を印加することにより前記振動体に励起される曲げ振動により駆動波を形成し、前記振動体と前記接触体とを相対的に移動させることを特徴とする振動波駆動装置。
JP2002004196A 2001-01-22 2002-01-11 振動体および振動波駆動装置 Expired - Fee Related JP3902955B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004196A JP3902955B2 (ja) 2002-01-11 2002-01-11 振動体および振動波駆動装置
US10/044,936 US6930436B2 (en) 2001-01-22 2002-01-15 Vibration element and vibration wave driving apparatus
EP05001534A EP1531500B1 (en) 2001-01-22 2002-01-21 Vibration wave driving apparatus
EP02001426A EP1225681B1 (en) 2001-01-22 2002-01-21 Vibration element and vibration wave driving apparatus
DE60209266T DE60209266T2 (de) 2001-01-22 2002-01-21 Vibrationselement und Vibrationswellenantrieb
CNB021024588A CN1186825C (zh) 2001-01-22 2002-01-22 振动元件和振动波驱动装置
KR10-2002-0003487A KR100523109B1 (ko) 2001-01-22 2002-01-22 진동파구동장치
US10/952,762 US6989624B2 (en) 2001-01-22 2004-09-30 Vibration element and vibration wave driving apparatus
US11/133,395 US7215063B2 (en) 2001-01-22 2005-05-20 Vibration element and vibration wave driving apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002004196A JP3902955B2 (ja) 2002-01-11 2002-01-11 振動体および振動波駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003209983A JP2003209983A (ja) 2003-07-25
JP3902955B2 true JP3902955B2 (ja) 2007-04-11

Family

ID=27643585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002004196A Expired - Fee Related JP3902955B2 (ja) 2001-01-22 2002-01-11 振動体および振動波駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3902955B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006004980A (ja) 2004-06-15 2006-01-05 Canon Inc 積層電気−機械エネルギー変換素子及び振動波駆動装置
JP4683884B2 (ja) 2004-08-31 2011-05-18 キヤノン株式会社 振動型駆動装置および作動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003209983A (ja) 2003-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7215063B2 (en) Vibration element and vibration wave driving apparatus
JP4027090B2 (ja) 振動体および振動波駆動装置
JP3823340B2 (ja) 振動モータ
JPH1146486A (ja) 振動アクチュエータおよび振動アクチュエータにおける振動体の締結部材の製造方法
JP3526298B2 (ja) 振動体および振動波駆動装置
JP5932402B2 (ja) 振動波駆動装置
JP3902955B2 (ja) 振動体および振動波駆動装置
EP1381092B1 (en) Vibration type drive unit
JPH0724416A (ja) 超音波振動子
JP4095282B2 (ja) 振動波駆動装置
JP3566696B2 (ja) 振動波駆動装置
JP2003134858A (ja) 振動波駆動装置
JP2005287246A (ja) 振動子および振動波モータ
JP2001016875A (ja) 振動波駆動装置
JP2004112924A (ja) 振動波駆動装置
JPH08163879A (ja) 超音波振動子および超音波モータ
JP2010193591A (ja) 超音波モータ
JPH02266877A (ja) 超音波モータ
JPH05328756A (ja) 超音波モータ
JPH01243861A (ja) 振動波モータ
JPH08256490A (ja) 振動波モータ
JPH0622565A (ja) 超音波モータ
JPH0654558A (ja) 超音波モータ
JP2003047263A (ja) 振動波駆動装置
JPH06276767A (ja) 超音波モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees