JPH05328756A - 超音波モータ - Google Patents

超音波モータ

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JPH05328756A
JPH05328756A JP4127766A JP12776692A JPH05328756A JP H05328756 A JPH05328756 A JP H05328756A JP 4127766 A JP4127766 A JP 4127766A JP 12776692 A JP12776692 A JP 12776692A JP H05328756 A JPH05328756 A JP H05328756A
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JP
Japan
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fastening member
resonator
ultrasonic motor
central axis
vibrator
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Withdrawn
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JP4127766A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Imabayashi
浩之 今林
Takenao Fujimura
毅直 藤村
Tomoki Funakubo
朋樹 舟窪
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動振幅を両端面において最大にし、端面に
設置された回転子を高トルクで、しかも安定して回転さ
せる。 【構成】 圧電素子1,2を電極板3,4,7を介して
共振器5,6で挾み込み、締結部材10に設けられたフ
ランジ26と固定ナット28により圧着固定して振動子
29を形成する。この際上記共振器5,6の内部には、
カップ形状の凹部5a,6aが形成されているので、上
記振動子29は締結部材10の略中心部で固定される。
これにより振動の最大振幅位置を両端面外周部に発生で
き、回転子8を効率よく回転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波モータ、詳しくは
振動発生手段より発生する振動を利用して回転する超音
波モータに関する。
【0002】
【従来の技術】超音波モータに用いられる超音波振動子
は従来から種々提案されているが、例えば特開平2−3
6776号に開示された圧電楕円運動振動子を図15に
より説明する。
【0003】この超音波振動子は、第1円筒状圧電振動
子101および第2円筒状圧電振動子102と、これら
の円筒状圧電振動子101,102の一端間に挾まれた
第1の金属円筒103と、該圧電振動子101,102
の他端にそれぞれ設けられた第2の金属円筒104,第
3の金属円筒105とを貫通部材106により固着した
圧電楕円運動振動子である。
【0004】上記第1円筒状圧電振動子101は、その
中心軸に沿う方向で2分割する第1の境界面107、お
よび厚さ方向で2分割する第2の境界面108をそれぞ
れ境として、厚さ方向に互いに逆向きとなるように分極
されている。同様に、上記第2円筒状圧電振動子102
は、その中心軸に沿う方向で2分割され、且つ上記第1
の境界面107と所定角度で傾斜した第3の境界面10
9および厚さ方向で2分割する第4の境界面110を境
にして厚さ方向に互いに逆向きとなるように分極されて
いる。
【0005】このように構成された上記従来例では、第
2の境界面108、第4の境界面110にそれぞれ第
1、第2の中間端子板111が設けられ、第1、第2、
第3の金属円筒103,104,105を共通アースと
し、中間端子板111に互いに異なる位相の交流電圧を
印加して、圧電楕円運動振動子の両端部に円を含む楕円
運動を励起可能にしている。そこで上記振動子の端面外
周部に図示しない被駆動部材としての回転子を押圧接触
することにより、超音波モータが形成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
に示される楕円運動振動子では、図16に示すように1
次モードの屈曲振動を発生し中心軸を中心に回転する。
このような楕円運動振動子は、円筒状圧電振動子が振動
の節位置に配置され、中心をボルト等の貫通部材で圧着
固定されて、共振周波数付近における機械的な振動の鋭
さを表す機械的品質係数(以下、機械的Qmと略記す
る)を大きくすることができる。しかし、貫通部材のボ
ルトの剛性によって屈曲振動が抑制され、しかも、共振
器や圧電素子を接触面積の大きいボルトとナットで締め
付け固定するため、端面外周部での振動振幅が圧着力に
よって抑え込まれることになってしまう。
【0007】そこで本発明の目的は、上記問題点を解消
し、振動振幅を両端面において最大にし、端面に設置さ
れた回転子を高トルクで、しかも安定して回転できる超
音波モータを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の超音
波モータは、厚さ方向に重合され、該厚さ方向の分極領
域の境界面が中心軸周りに互いに所定角度にて傾斜する
第1,第2の電気−機械エネルギ変換素子と、これら第
1,第2の電気−機械エネルギ変換素子を厚さ方向の端
面にて互いに挾み込む複数の共振器と、上記第1,第2
の電気−機械エネルギ変換素子と複数の共振器の中心を
貫通し、これらを軸方向に一体に締結する締結部材と、
を具備しており、上記第1,第2の電気−機械エネルギ
変換素子に、互いに90°位相がずれた正弦波電圧をそ
れぞれ印加することにより、1次モードの屈曲振動が中
心軸を中心に回転しながら発生させる超音波振動子の端
面に被駆動部材を具備した超音波モータであって、中心
軸に対して垂直に具備され、共振器の締結部材貫通穴の
入口と接触するフランジまたは突起を有する締結部材
と、該フランジまたは突起と同形状の共振器の締結部材
貫通穴の入口との接触部を有する固定ナットと、上記締
結部材と固定ナットが振動子の中心部附近のみを圧着固
定した超音波振動子と、を具備していることを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1は、本発明の第1実施例を示す超音波
モータの側断面図である。
【0011】この第1実施例の超音波モータに用いられ
る超音波振動子29は、例えば厚さ2mmのドーナツ形
状の第1圧電素子1および第2圧電素子2を具備してい
て、これら各圧電素子1,2はともに、図2に示すよう
に、分極方向Mが互いに反転するように分極され、2つ
の領域に分割されている。そして、この第1圧電素子1
の分極領域の第1境界線1aと、第2圧電素子2の分極
領域の第2境界線2aとが互いにに90°ずれるように
して配置されている。
【0012】また、第1圧電素子と共振器5、第2圧電
素子2と共振器6の間には、それぞれ、例えば厚さ0.
1mmの銅製電極板3,4が配置されている。この銅製
電極板3,4は、それぞれリード線半田付け用の突出部
3a,4aを有しており、この突出部3a,4aにはそ
れぞれ端子A,Bが接続されるようになっている。そし
て、上記電極板3と電極板4には、上記端子A,Bより
互いに位相が90°ずれた共振周波数附近の正弦波電圧
がそれぞれ印加されるようになっている。
【0013】上記第1圧電素子1と第2圧電素子2との
間には、電極板7が配置されている。この電極板7にも
突出部7aが設けられており、この突出部7aに、接地
端子Gが接続されるようになっていて、これにより上記
電極板7は接地される。
【0014】上記共振器5,6は上記第1圧電素子1お
よび第2圧電素子2と同等な外径を有する外周面を有
し、振動伝達に優れた材質例えばアルミ合金,ステンレ
ス,リン青銅,ジュラルミン,チタン合金等で形成され
ている。本実施例では、比較的圧電素子に熱膨張率の近
いSUS440Cを熱処理し、硬度をHV750以上に
したものを使用している。
【0015】上記共振器5,6の中心軸には、締結部材
10が貫通する締結部材貫通穴5b,6bが設けられて
いる。更に、同共振器5,6の内部には、当該超音波振
動子の両端面(該共振器5,6の端面)から上記第1圧
電素子1,第2圧電素子2の方向に向けてカップ形状の
凹部5a,6aが形成されていて、該端面附近では薄肉
円環形状になっている。これにより、該共振器5,6の
端面は上記締結部材10と接触しないようになってい
る。
【0016】上記第1圧電素子1および第2圧電素子2
と、各電極板3,4,7と、共振器5,6とを図1に示
すように積層し、各構成部材間にエポキシ系接着剤等の
接着剤を塗布する。そして、上記共振器5,6を中心部
でのみ固定するためのフランジ26を有するボルト等か
らなる締結部材10を貫通させ、他端から同形状の接触
部28aを有する固定ナット28で締め付けて上記各構
成部材を圧着する。その後上記圧着剤が硬化すると、こ
の第1実施例に用いられる超音波振動子29が得られ
る。
【0017】上記締結部材10は、超音波振動子29の
中心軸方向に延長され、一端を固定台30に固定され
る。他端にはベアリング9を内蔵した被駆動部材として
の回転子8が、押圧手段により圧着固定される。この押
圧手段は、図3に示す円環状板バネ33を円錘形状座板
34上に配置し、押圧力可変ナット35によって圧着量
を可変するようになっている。
【0018】上記回転子8は、シュウ酸アルマイト処理
が50μm施されたアルミ合金で形成され、ベアリング
9部分で薄肉形状8aになってバネ性を有する。なお、
この回転子8と上記共振器5との接触面は、それぞれ表
面粗さがRmax 0.1μm以下になっている。
【0019】このように構成された本第1実施例の作用
について説明する。
【0020】上記電極板3,4に互いに位相が90°ず
れた正弦波電圧を印加すると、図4に示すような1次の
屈曲振動が発生し、中心軸を中心に回転する楕円振動が
発生する。これにより、当該超音波振動子の端面外周
部、すなわち、共振器5の端面に回転子8を圧着する
と、該回転子8が回動する超音波モータが構成される。
また、上記2つの正弦波電圧の位相差を180°ずらす
と、当該超音波振動子に生じる楕円振動の方向が逆転
し、上記回転子8を逆方向に回転させる。
【0021】ところで本第1実施例では、上述したよう
に共振器5,6の内部に両端面方向からカップ状の凹部
5a,6aを設け、該端面附近において上記締結部材1
0との接触を避けるように構成している。従って、該共
振器5,6の屈曲方向の剛性を下げると共に、該締結部
材10の剛性による影響を最小限に抑え、振動の節の位
置を当該超音波振動子の中心、即ち第1および第2圧電
素子1,2が配置されている位置に近づけ、該超音波振
動子の両端面において振動振幅が最大となるようにする
ことができる。
【0022】なお上記圧電素子1,2は、共振器5,6
によって挾まれた上で締結部材10により圧着固定され
ているので、共振点でのインピーダンスが低下し、機械
的Qmが大きくとれる。また締結部材10は、この超音
波振動子29の中心部のみで圧着固定されるから、該振
動子29の端面外周部附近では上記圧着による振動の減
衰が少なく、端面外周部での振動振幅を増加する。そし
て、回転子8に設けられたバネ性を有する薄肉部8aに
おいて、振動子からの振動が締結部材10に伝達されて
外部に逃げないように振動絶縁を行う。
【0023】上記第1実施例によれば、超音波振動子の
中心部のみで締結部材10による圧着固定を行うので、
振動の最大振幅位置を振動子の両端面外周部に発生させ
ることができ、この端面位置に設置された回転子を効率
よく回転させることができる。また、締結部材10で圧
着固定しているので、機械的Qmが高く、振動の発生力
が大きい高トルクの超音波モータを実現できる。
【0024】図5,6は、上記第1実施例の変形例を示
す超音波モータの側断面図である。締結部材10で超音
波振動子29を圧着するのに、上記第1実施例ではフラ
ンジ26と固定ナット28とにより面接触で行っていた
のに対し、この変形例では共振器5,6の接触箇所を線
接触にした点が異なる。
【0025】即ち図5では、締結部材10に円錘形状の
突起37を形成し、共振器5の締結部材貫通穴の入口角
部5cにだけ接触させる。他端の固定ナット28A側も
同様に円錘形状のテーパ部28bを形成し、共振器6の
締結部材貫通穴の入口角部6cにだけ接触させる。また
図6では接触箇所を線接触にするため、締結部材10に
半球形状の突起40を、固定ナット28Bに半球形状の
突起28cを、それぞれ形成している。
【0026】上記各変形例によれば、締結部材10の圧
着箇所を更に軸心に近づけて振動子外周部での振動振幅
を増大することができるので、更に高トルクの超音波モ
ータが得られる。
【0027】図7は、本発明の第2実施例を示す超音波
モータの要部の斜視図で、また図8は、該超音波モータ
におけるステータとロータの接触状態を説明する要部の
側断面図である。上記第1実施例では、振動子の端面外
周部が共振器5の薄肉円環形状に形成され、これに回転
子8を面接触していたのに対し、この第2実施例では、
上記薄肉円環形状部にテーパをつけて回転子8と線接触
させるようにした点が異なる。この点を除けば上記第1
実施例と異なるところがないので、同じ構成部材には同
じ符号を付してその説明を省略し、異なる振動子の端面
外周部についてのみ以下に説明する。
【0028】共振器5Aの端面の形状は、図7(B)に
示すように、外周から内周に向ってテーパ部5eが形成
され、外周端が鋭角になっている。このような形状を有
する振動子の端面外周部に回転子8を押圧接触させて回
転させると、図8に示すように、振動子29に対する回
転子8の接触状態は、共振器5Aの薄肉円環形状の外周
鋭角部5fでのみ線接触することになる。
【0029】上記第2実施例によれば、共振器5Aの薄
肉円環形状の端面における内周寄りでの接触を防止した
ので、該内周部が回転子8に滑り摩擦することにより発
生する音がなくなり、非常に静寂な超音波モータが得ら
れる。また、滑りによるびびりが抑えられるので、回転
ムラを低減して安定な回転を行うことができる。
【0030】図9は、上記第2実施例における変形例の
要部断面図で、共振器5Bの端面をその外周寄りで凸形
状の段付部5gにし、回転子8との接触面積を最小限に
減少させたものである。図10は、更に別の変形例の要
部断面図で、共振器5Cの端面を半球形状の端部5dと
し、回転子8と線接触するようにしたものである。この
ように回転子8と振動子29との接触面積を少なくし、
他の部分で接触しない構造にすることで同様の効果が得
られる。
【0031】図11は、本発明の第3実施例を示す超音
波モータの要部の斜視図で、また図12は、上記図11
における共振器5Dの側断面図である。この第3実施例
が上記各実施例と異なる点は、共振器の外周側面に溝を
設けたことで、この点を除けば上記各実施例と異なると
ころがないので、同じ構成部材には同じ符号を付してそ
の説明を省略し、異なる箇所についてのみ以下に説明す
る。
【0032】共振器5D,6Dの外周側面には、図1
1,12に示すように、振動子端面から圧電素子の方向
へ向け、等間隔に8箇所の溝5iがカップ状の凹部の底
5hまで形成されている。
【0033】このように構成された本第3実施例では、
共振器5D,6Dの剛性を低減し、一次モードの屈曲振
動がより発生し易くなり、振動子の中心軸を中心にして
回転する楕円振動が大きくなる。そして屈曲運動の節の
位置をより振動子の中心(圧電素子の位置)に近づけ、
両端面において振動振幅が最大となるようにすることが
できる。このため、共振周波数がさらに低下して共振点
でのインピーダンスも低下し、機械的Qmも増大する。
又、圧電素子を金属弾性体で挾み、締結部材で圧着固定
すると発熱現象が発生しやすくなるが、この様に共振器
の表面積を拡大することで、放熱作用が増加し発熱現象
を抑制できる。
【0034】上記第3実施例によれば、共振器の剛性を
さらに低下することによって振動振幅が増加し、高回転
数で高トルクの超音波モータを実現できる。
【0035】図13は、上記第3実施例における変形例
の要部斜視図で、また図14は、上記図13における共
振器の側断面図である。この変形例における共振器5E
には、その外周側面に軸周りに形成された同心円形状の
溝5jが2本形成されている。なおこの溝5jは、共振
器内部のカップ状の凹部5aとは貫通しないようになっ
ている。
【0036】上記変形例によれば、屈曲方向の剛性が特
に低下し、共振状態での周波数,インピーダンスが更に
低下して、機械的Qmを増加させることができる。
【0037】上記各実施例や変形例によれば、振動子の
中心部附近で接触するフランジ、突起が設けられた締結
部材と、同形状の固定ナットで振動子を挾み圧着固定す
ることで、振動子の端面外周部に一次モードの屈曲振動
を強く励振させることができる。そして、振動子の中心
部分にだけ圧着力がかかるようにし、外周部での圧着力
を弱め、振動子の端面外周部での圧着による振動振幅の
減衰を小さくする。このため、共振器の中心にネジを形
成してボルト等で圧着固定した振動子よりも、端面外周
部に大きな振幅の振動を発生でき、端面に設置された被
駆動部材を高回転数、高トルクで回転できる。
【0038】更に、振動子の端面に被駆動部材と外周部
寄りでのみ線接触するようにテーパー、円環状の突起、
球形状の構成をとることによって接触面積を減少させ、
端面内周寄りでの被駆動部材との接触をなくし、びびり
振動や発音を軽減できる。また、共振器の外周や端面に
溝を形成し、共振器の剛性を低下させ、屈曲振動を励振
しやすくし、端面外周部に大振幅の振動を発生させるこ
とができ、これによりモータの特性を向上させることが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、振動
振幅を両端面において最大にし、端面に設置された回転
子を高トルクで、しかも安定して回転できるという顕著
な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す超音波モータの側断
面図。
【図2】上記図1における圧電素子の斜視図。
【図3】上記図1における円環状板バネの上面図と正面
図。
【図4】上記第1実施例において1次の屈曲振動が発生
したときの振動状態図。
【図5】上記第1実施例の変形例の側断面図。
【図6】上記第1実施例の別の変形例の側断面図。
【図7】本発明の第2実施例を示す超音波モータの要部
斜視図とその一部拡大断面図。
【図8】上記第2実施例におけるステータとロータの接
触状態を説明する要部の側断面図。
【図9】上記第2実施例の変形例における要部の側断面
図。
【図10】上記第2実施例の別の変形例における要部の
側断面図。
【図11】本発明の第3実施例を示す超音波モータの要
部斜視図。
【図12】上記図11における共振器の側断面図。
【図13】上記第3実施例の変形例における要部の斜視
図。
【図14】上記図13における共振器の側断面図。
【図15】従来の超音波モータに用いられる振動子の分
解斜視図。
【図16】上記従来の振動子の動作状態を説明する斜視
図。
【符号の説明】
1…第1圧電素子(第1の電気−機械エネルギ変換素
子) 2…第2圧電素子(第2の電気−機械エネルギ変換素
子) 5,6…共振器 5b,6b…締結部材貫通穴 5i,5j…溝 10…締結部材 26…フランジ 28…固定ナット 29…超音波振動子 37,40…突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚さ方向に重合され、該厚さ方向の分極
    領域の境界面が中心軸周りに互いに所定角度にて傾斜す
    る第1,第2の電気−機械エネルギ変換素子と、 これら第1,第2の電気−機械エネルギ変換素子を厚さ
    方向の端面にて互いに挾み込む複数の共振器と、 上記第1,第2の電気−機械エネルギ変換素子と複数の
    共振器の中心を貫通し、これらを軸方向に一体に締結す
    る締結部材と、 を具備しており、 上記第1,第2の電気−機械エネルギ変換素子に、互い
    に90°位相がずれた正弦波電圧をそれぞれ印加するこ
    とにより、1次モードの屈曲振動が中心軸を中心に回転
    しながら発生させる超音波振動子の端面に被駆動部材を
    具備した超音波モータであって、 中心軸に対して垂直に具備され、共振器の締結部材貫通
    穴の入口と接触するフランジまたは突起を有する締結部
    材と、 該フランジまたは突起と同形状の共振器の締結部材貫通
    穴の入口との接触部を有する固定ナットと、 上記締結部材と固定ナットが振動子の中心部附近のみを
    圧着固定した超音波振動子と、 を具備していることを特徴とする超音波モータ。
  2. 【請求項2】 上記共振器は、外周側面に設けられ軸周
    りに形成された溝と、中心軸と平行に設けられ振動子端
    面から圧電素子方向へ向かう等間隔の溝とを有すること
    を特徴とする請求項(1)記載の超音波モータ。
JP4127766A 1992-02-28 1992-05-20 超音波モータ Withdrawn JPH05328756A (ja)

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JP4127766A JPH05328756A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 超音波モータ
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086153A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Taiheiyo Cement Corp 超音波モータ
US7888845B2 (en) * 2007-11-12 2011-02-15 Dr. Hielscher Gmbh Device for coupling low-frequency high-power ultrasound resonators by a tolerance-compensating force-transmitting connection

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JP2008086153A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Taiheiyo Cement Corp 超音波モータ
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