JP3902634B2 - バレル研磨装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はバレル研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
研磨媒体中でワークを回転しながら研磨すると当該研磨媒体は磨耗する。このため、従来にあっては、研磨媒体集合体が部分的に磨耗してきたとき、研磨媒体収容槽においてワークの位置を移動し、磨耗していない研磨媒体に浸漬し、研磨作業を続け一定な研磨効果を維持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、かかる従来における研磨装置にあっては、作業者の感に基づいて研磨媒体の集合体における部分的な磨耗度を判断していたため手間がかかるとともに人によって判断結果が異なるため、一定の研磨効果を能率良く得にくいという不都合を有した。
【0004】
この発明の課題は係る不都合を解消することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するために、この発明に係るバレル研磨装置においては、研磨媒体を収容した研磨媒体収容槽と基台とこの基台に進退手段を介して前記研磨媒体収容槽の方向に進退可能に設置されたスライド板とこのスライド板に設置された電動回転駆動手段とこの電動回転駆動手段に設けられ前記スライド板の進退方向に沿って配置された回転シャフトとこの回転シャフトの先端部に設置されたワークを取り付けるためのワーク取付具とからなるバレル研磨装置において、前記電動回転駆動手段に流れる電流を検知して前記スライド板の前記進退手段の進退をコントールするコントロール部を設けたため、研磨媒体中におけるワークの回転トルクが小さくなって電動回転駆動手段に流れる電流が小さくなれば、研磨媒体中を回転トルクが大きくなるようにワークをを移動し、一方、研磨媒体中におけるワークの回転トルクが大きくなって電動回転駆動手段に流れる電流が大きくなれば、研磨媒体中を回転トルクが小さくなるようにワークをを移動することができる。
【0006】
また、前記基台を前記研磨媒体収容槽に向かって下がり傾斜状に配置すれば、研磨媒体収容槽に対してワークを進退させやすいものである。
【0007】
【実施例】
図1はこの発明におけるバレル研磨装置の断面図である。
【0008】
図において、Bはバレル研磨装置あり、円筒状の研磨媒体収容槽30を備えている。また、31,31,…は研磨媒体であり、この研磨媒体収容槽30に収容されている。研磨媒体31としては、セラミックス粒等通常使用されているすべてのものを使用することができる。なお、研磨方法は湿式研磨、乾式研磨いずれでも良い。
【0009】
32は研磨媒体収容槽30の上端開口であり、この上端開口32を介して後記ワーク(アルミニウム製車両用ホイール)Wは研磨媒体31,31,…中に浸漬される。
【0010】
一方、10はバレル研磨装置Bの支持ベッド、11はこの支持ベッドに揺動可能に設置された基板(この発明の「基台」に相当する)である。この基板11は前記研磨媒体収容槽30の方向に下がり傾斜しており、その傾斜角度は適宜調節できるとともに適宜角度で停止することができる。12は基板11に設置された減速電動機、13はこの電動機12に繋がれたボルト部材である。このボルト部材13は一対の軸受14,14 によって回転可能に支持され、前記減速電動機12に回転に基づいて軸心を中心として正・逆回転することができる。なお、このボルト部材13は前記基板11の傾斜方向に沿って配置されている。
【0011】
次に、20はスライド板、21,21 はこのスライド板20の下面に突設されたナット部材である。このナット部材21,21 は前記基板11のボルト部材13に螺挿されているため、このボルト部材13の回転にともなって進退することができる。なお、前記ボルト部材13と前記ナット部材21と前記電動機12がこの発明の「進退手段」に相当する。
【0012】
50は回転駆動部(この発明の「電動回転手段」に相当する)であり、前記スライド板20に設置されている。この回転駆動部50は電動機(交流又は直流電動機)と減速装置とから構成され、回転シャフト51をを介して回転運動を提供することができる。この回転シャフト51は前記ボルト部材13の軸心,即ち、前記基板11の傾斜方向に沿って配置されている。
【0013】
Wはワーク(アルミニウム製車両用ホイール)であり、ワーク取付具(エアーチャック)53を介して前記回転シャフト51の先端に取付けられ、研磨媒体収容槽30の研磨媒体31,31,…中に浸漬されている。そして、前記回転駆動部50を作動させることによって前記回転シャフト51,ひいてはワークWを研磨媒体31,31,…中で回転させることにより、当該ワークWをバレル研磨することができる。
【0014】
前記回転駆動部50の電動機(交流又は直流電動機)は電源52によって駆動され、この際にこの電動機に流れる電流は電流検知手段53によって測定される。この測定結果はコントロール部54に伝えられ、設定値(この発明の「基準電流」に相当する)と比較演算された後、前記減速電動機12の作動を制御する。
【0015】
なお、研磨媒体収容槽30の研磨媒体31,31,…は、一般的に、使用頻度に基づいて、下層に行くほど磨耗が少なく、上層に行くほど磨耗が大きいものである。
【0016】
また、前記コントール部54の設定値は、研磨対象であるワークWの大きさ、形状、要求される研磨の程度を考慮に入れて前記回転駆動部50の電動機に要求される回転トルクとの関係で当該電動機に流れる電流値として予め定められる値である。この設定値は経験則によって定められるものである。
【0017】
この装置の作動について説明する。
【0018】
まず、ワークWの大きさ、形状等から前記コントロール部54において前記設定値を定める。
【0019】
この状態で、前記ワークWを研磨媒体収容槽30の研磨媒体31,31,…中に浸漬した状態で、前記回転駆動部50の電動機の電源を入れる。すると、前記回転駆動部50は作動し、前記ワークWは研磨媒体31,31,中で研磨される。このとき、前記回転駆動部50の電動機に流れる電流は電流検知手段53によって測定される。そして、この測定値はコントロール部54に伝えられ、前記設定値と比較演算された後、前記設定値よりも大きいとき、即ち、その回転トルクが大きいときは前記減速電動機12を駆動させて前記ボルト部材13を回転させ、スライド板20、ひいては前記回転駆動部50を後退させて、ワークWを研磨媒体31,31,…の上層部へ移動させ、当該電流の測定値と前記設定値とが等しい位置で停止させる。一方、前記設定値よりも小さいとき、即ち、その回転トルクが小さいときは前記減速電動機12を駆動させて前記ボルト部材13を逆回転させ、スライド板20、ひいては前記回転駆動部50を前進させて、ワークWを研磨媒体31,31,…の下層部へ移動させ、当該電流の測定値と前記設定値とが等しい位置で停止させる。
【0020】
【発明の効果】
この発明に係るバレル研磨装置は、研磨媒体を収容した研磨媒体収容槽と基台とこの基台に進退手段を介して前記研磨媒体収容槽の方向に進退可能に設置されたスライド板とこのスライド板に設置された電動回転駆動手段とこの電動回転駆動手段に設けられ前記スライド板の進退方向に沿って配置された回転シャフトとこの回転シャフトの先端部に設置されたワークを取り付けるためのワーク取付具とからなるバレル研磨装置において、前記電動回転駆動手段に流れる電流を検知して前記スライド板の前記進退手段の進退をコントールするコントロール部を設けたため、研磨媒体中におけるワークの回転トルクが小さくなって電動回転駆動手段に流れる電流が小さくなれば、研磨媒体中を回転トルクが大きくなるようにワークをを移動し、一方、研磨媒体中におけるワークの回転トルクが大きくなって電動回転駆動手段に流れる電流が大きくなれば、研磨媒体中を回転トルクが小さくなるようにワークを移動することができる。
【0021】
よって、このバレル研磨装置を使用すれば、研磨媒体の集合体が部分的に磨耗しても、ワークにおいて常に一定の回転トルクを得ることができるため、一定の研磨効果を能率良く自動的に得ることができる。
【0022】
また、前記基台を前記研磨媒体収容槽に向かって下がり傾斜状に配置すれば、研磨媒体収容槽に対してワークを進退させやすいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るバレル研磨装置の断面図である。
【符号の説明】
B … バレル研磨装置
31 … 研磨媒体
30 … 研磨媒体収容槽
11 … 基板(基台)
13 … ボルト部材(進退手段)
21 … ナット部材(進退手段)
12 … 電動機(進退手段)
20 … スライド板
50 … 回転駆動部(電動回転駆動手段)
51 … 回転シャフト
W … ワーク
53 … ワーク取付具
C … コントロール部

Claims (2)

  1. 研磨媒体を収容した研磨媒体収容槽と基台とこの基台に進退手段を介して前記研磨媒体収容槽の方向に進退可能に設置されたスライド板とこのスライド板に設置された電動回転駆動手段とこの電動回転駆動手段に設けられ前記スライド板の進退方向に沿って配置された回転シャフトとこの回転シャフトの先端部に設置されたワークを取り付けるためのワーク取付具とからなるバレル研磨装置において、前記電動回転駆動手段に流れる電流を検知して前記スライド板の前記進退手段の進退をコントールするコントロール部を設けたことを特徴とするバレル研磨装置。
  2. 請求項1のバレル研磨装置において、前記基台を前記研磨媒体収容槽に向かって下がり傾斜状に配置したことを特徴とするバレル研磨装置。
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