JP3901574B2 - フィルタカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルタカートリッジに関する。さらに詳しくは、原液と浄化液との間及びカートリッジの内部と外部との間のシール性、浄化液の生産性及び浄化機能の信頼性に優れるとともに、交換が簡易かつ確実で優れたメンテナンス性を有する、特に、化学工業、食品工業等の分野におけるプロセス機器や家庭用の浄水器等に好適に用いられるフィルタカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、化学工業、食品工業等の分野におけるプロセス機器や水道水の家庭用の浄水器において、原液をその内部に透過させて除菌、濾過等の浄化を行うフィルタとして、セラミックス製や中空糸製のフィルタエレメントをケースに収納したフィルタカートリッジが用いられている。
【0003】
図10に示すように、このようなフィルタカートリッジとしては、例えば、一方の端部から取り入れた浄化すべき原液701を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液702として取り出す円筒状のフィルタ本体703と、原液701を取り入れる原液取入れ口704及び浄化液702を取り出す浄化液取出し口705を備え、原液取入れ口704及び浄化液取出し口705以外は密閉された状態でフィルタ本体703を収納するように配設されたフィルタケース706と、フィルタ本体703がフィルタケース706中の所定位置に位置決めされて収納されるように、また、フィルタケース706の原液取入れ口704から取り入れられた原液701がフィルタ本体703の内部を透過した浄化液702に混入することなくフィルタケース706の浄化液取出し口705まで導かれるように、フィルタ本体703の外縁部を含む領域及び対応するフィルタケース706の内縁部を含む領域の間に介在させて配設した、フィルタ本体703の中心軸を含む面で切断した断面形状が二つのL字状の少なくとも一つのシール部材707とを備えてなるフィルタカートリッジ700が用いられている。
【0004】
このフィルタカートリッジ700は、フィルタケース706が、原液取入れ口704を含むケース本体部706aと浄化液取出し口705を含むケース蓋体部706bとにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、ケース蓋体部706bの内周壁とケース本体部706aの外周壁との間にはシールの確実性を高めるためO−リング708が配設され、さらにケース蓋体部706bの内周壁とケース本体部706aの外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されて構成されている。
【0005】
上述のフィルタカートリッジは、原液と浄化液との間のシール性に一定の効果を発揮するとともに、交換が簡易でメンテナンス性にも一定の効果を発揮する点で優れたものである。
【0006】
このようなフィルタカートリッジを浄水器に用いた例として、少なくとも活性炭を含む濾過層を有するフィルタカートリッジとケースに内臓されたセラミック膜フィルタとを備えたものが提案されている(特許第3124627号公報)。
【0007】
この浄水器は、交換が簡易で、メンテナンス性に一定の効果を発揮するとともに、セラミック膜フィルタの目詰まりや圧力損失の上昇を抑えることができる点で優れたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のフィルタカートリッジ700においては、浄化液702は、フィルタ本体703の浄化液取出し口705側の端部からのみ取り出される構造であるため、浄化液702の浄化処理量が制限され、浄化液の生産性の面において満足すべきものではなかった。また、フィルタ本体703の外周壁部分は、浄化液702の流れが滞り易いため、細菌や汚物によって汚染され易く、その清掃が困難で、フィルタ本体703の外周壁部分の汚染によって、フィルタカートリッジそのものを交換しなければならないという問題があった。また、使用者によって、ケース蓋体部706b及びケース本体部706aの一体構造が不用意に分解されて、本来の浄化機能が損なわれたまま使用され続けてしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、上述の問題に鑑みなされたもので、原液と浄化液との間及びカートリッジの内部と外部との間のシール性、浄化液の生産性及び浄化機能の信頼性に優れるとともに、交換が簡易かつ確実で優れたメンテナンス性を有する、特に、化学工業、食品工業等の分野におけるプロセス機器や家庭用の浄水器等に好適に用いられるフィルタカートリッジを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上述の課題を解決すべく鋭意研究した結果、シール部材及びフィルタ本体の構造を、浄化液がフィルタ本体の外周壁をも通過し得る構成とすることにより、上記目的を達成することができることを知見し、本発明を完成させた。
【0011】
すなわち、本発明は、以下のフィルタカートリッジを提供するものである。
【0012】
[1] 一方の端部から取り入れた浄化すべき原液を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液として取り出す円筒状のフィルタ本体と、前記原液を取り入れる原液取入れ口及び前記浄化液を取り出す浄化液取出し口を有し、前記原液取入れ口及び前記浄化液取出し口以外は密閉された状態で前記フィルタ本体を収納するように配設されたフィルタケースと、前記フィルタ本体が前記フィルタケース中の所定位置に位置決めされて収納されるように配設されたシール部材とを備えてなるフィルタカートリッジであって、前記フィルタ本体が、他方の端部側及び外周壁側から前記浄化液を取り出す構造を有してなり、前記フィルタケースが、前記フィルタ本体の外周壁との間に前記浄化液を前記浄化液取出し口まで導く流路を形成した状態で配設されてなり、かつ、前記浄化液取出し口を有するケース蓋体部と、前記原液取入れ口を有するケース本体部とにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、前記ケース蓋体部の内周壁と前記ケース本体部の外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されてなり、さらに、前記ケース蓋体部を、前記ケース本体部との螺合時の回転方向とは反対方向(解除方向)には回転させないラチェットロック手段を備えてなり、前記シール部材が、前記フィルタ本体の前記浄化液取出し口側の端縁部に配設され、環状の弾性体からなるとともに、前記浄化液を前記フィルタ本体の外周壁から前記流路を経由して前記浄化液取出し口まで導く連通用溝を有してなることを特徴とするフィルタカートリッジ。
【0014】
] 一方の端部から取り入れた浄化すべき原液を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液として取り出す円筒状のフィルタ本体と、前記原液を取り入れる原液取入れ口及び前記浄化液を取り出す浄化液取出し口を有し、前記原液取入れ口及び前記浄化液取出し口以外は密閉された状態で前記フィルタ本体を収納するように配設されたフィルタケースとを備えてなるフィルタカートリッジであって、前記フィルタ本体が、他方の端部側及び外周壁側から前記浄化液を取り出す構造を有してなり、前記フィルタケースが、前記フィルタ本体の外周壁との間に前記浄化液を前記浄化液取出し口まで導く流路を形成した状態で配設されてなり、かつ、前記浄化液取出し口を有するケース蓋体部と、前記原液取入れ口を有するケース本体部とにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、前記ケース蓋体部の内周壁と前記ケース本体部の外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されてなり、さらに、前記ケース蓋体部が、その内面に、前記フィルタ本体が前記フィルタケース中の所定位置に位置決めされて収納されるように前記フィルタ本体の他方の端部に当接するとともに、前記浄化液を前記フィルタ本体の外周壁から前記流路を経由して前記浄化液取出し口まで導く形状のリブ構造を有し、かつ、前記ケース蓋体部を、前記ケース本体部との螺合時の回転方向とは反対方向(解除方向)には回転させないラチェットロック手段を備えてなり、前記ケース蓋体部の内周壁と前記ケース本体部の外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化する際に、前記フィルタ本体が回転するのを防止する回転防止手段をさらに備えてなることを特徴とするフィルタカートリッジ。
【0015】
] 前記回転防止手段が、前記フィルタ本体の他方の端部と前記ケース蓋体部の前記リブ構造との間に介在させたフィルタ回転防止用リングである前記[]に記載のフィルタカートリッジ。
【0016】
] 前記回転防止手段が、前記フィルタ本体の他方の端部と小さい面積で接触するリブ突起を有するように構成された前記ケース蓋体部のリブ構造である前記[]に記載のフィルタカートリッジ。
【0018】
] 前記ラチェットロック手段が、前記ケース蓋体部に設けられた、先端に第1の係止部材を有するリブ構造と、前記ケース本体部の上側端部に設けられた、前記第1の係止部材の螺合する方向とは反対方向(解除方向)の回転をその側壁で阻止する係止用穴とから構成されてなるものである前記[1]又は[2]に記載のフィルタカートリッジ。
【0019】
] 前記ラチェットロック手段が、前記ケース蓋体部及び前記ケース本体部の互いに当接する表面のそれぞれが、前記ケース蓋体部及び前記ケース本体部が螺合する方向にのみ回転可能な形状に構成されてなるものである前記[1]又は[2]に記載のフィルタカートリッジ。
【0020】
] 前記ラチェットロック手段が、前記ケース蓋体部に設けられた、先端に爪部を有する第2の係止部材と、前記ケース本体部の内壁に設けられた、前記第2の係止部材の爪部の螺合する方向とは反対方向(解除方向)の回転を阻止する係止用溝とから構成されてなるものである前記[1]又は[2]に記載のフィルタカートリッジ。
【0021】
] 前記フィルタ本体が、セラミックス多孔質膜と活性炭とから構成されてなる前記[1]〜[]のいずれかに記載のフィルタカートリッジ。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のフィルタカートリッジの実施の形態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0023】
図1は、本発明のフィルタカートリッジの第1の実施の形態を模式的に示す断面図である。
【0024】
図1に示すように、第1の実施の形態のフィルタカートリッジは、一方の端部から取り入れた浄化すべき原液101を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液102として取り出す円筒状のフィルタ本体103と、原液101を取り入れる原液取入れ口104及び浄化液102を取り出す浄化液取出し口105を有し、原液取入れ口104及び浄化液取出し口105以外は密閉された状態でフィルタ本体103を収納するように配設されたフィルタケース106と、フィルタ本体103がフィルタケース106中の所定位置に位置決めされて収納されるように配設されたシール部材107(第1のシール部材107a、第2のシール部材107b及び不織布107c)とを備えてなるフィルタカートリッジ100であって、フィルタ本体103が、他方の端部側及び外周壁側から浄化液102を取り出す構造を有してなり、フィルタケース106が、フィルタ本体103の外周壁との間に浄化液102を浄化液取出し口105まで導く流路108を形成した状態で配設されてなり、かつ、浄化液取出し口105を有するケース蓋体部106bと、原液取入れ口104を有するケース本体部106aとにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、ケース蓋体部106bの内周壁とケース本体部106aの外周壁とが、取り外し可能に固定、一体化されてなり(図1は、ケース蓋体部106bの内周壁とケース本体部106aの外周壁とがそれぞれ対応する領域で螺合することによって固定された場合を示すが、ケース蓋体部106bの外周壁とケース本体部106aの内周壁とがそれぞれ対応する領域で螺合することによって固定されたものであってもよい)、第1のシール部材107aが、環状の弾性体からなるとともに、浄化液102をフィルタ本体103の外周壁から流路108を経由して浄化液取出し口105まで導く連通用溝109を有している。なお、図1は、フィルタ本体103として、セラミックス多孔質膜(セラミックスフィルタ)103aと活性炭103bとから構成されてなる場合を示している(以下、同様である)。
【0025】
この場合、ケース本体部106aの略中間部内側に環状突起106cを突設してケース本体部106a内の空間を二つの部屋に区画し、この環状突起106cの上側の部屋に第2のシール部材107bを介して固定、位置決めしたセラミックス多孔質膜(セラミックスフィルタ)103aを配設し、不織布107c等によって固定、位置決めした活性炭103bを環状突起106cの下側の部屋に配設して収納するように構成している。なお、原液取入れ口104及び浄化液取出し口105には、O−リング115が取り付けられ、外部配管等とのシール性を高めている。
【0026】
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態におけるケース蓋体部、フィルタ本体の端部、及び第1のシール部材を拡大して示す分解斜視図であり、図2(b)は、図2(a)における第1のシール部材の連通用溝の部分(A部)を拡大して示す斜視図であり、図2(c)は、図2(a)における第1のシール部材の結合用溝の部分(B部)を拡大して示す斜視図であり、図2(d)は、図2(a)に示す部分における浄化液の流れを示す断面図である。
【0027】
図2(a)に示すように、ケース蓋体部106bの内周壁とケース本体部106aとは、シール部材107a(シール部材107aは連通用溝109と、ケース蓋体部106bに形成されたリブ構造120の結合用凸部120aに結合される結合用溝110とを備えている)を介在させ、かつフィルタ本体103を収納した状態で、螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されている。
【0028】
図2(b)に示すように、シール部材107aの連通用溝109は、フィルタ本体103の外周壁とフィルタケース106a、106b(図2(a)参照)の間に形成された流路108を経由して浄化液102が浄化液取出し口105まで導かれる形状を有している。なお、フィルタ本体103には、浄化液102の流路となる複数のセル103cが形成されている。
【0029】
なお、複数のセル103cは、図3に示すように、両端部は目封じ材103dによって互い違いに目封じされ、フィルタ本体103を構成する多孔質の隔壁103eを原液101が透過して効率よく浄化液102を製造することができるような構成になっている。
【0030】
図2(c)に示すように、シール部材107aの結合用溝110は、ケース蓋体部106b(図2(a)参照)に形成されたリブ構造120(図2(a)参照)の結合用凸部120aに結合される形状を有している。このため、シール部材107aは、ケース蓋体部106bとケース本体部106a(図2(a)参照)との螺合時に、ケース蓋体部106bとともに回転してフィルタ本体103(図2(a)参照)の端面を滑動しながら、円滑な螺合を実現することができる。
【0031】
シール部材107aの材質としては、上述のことから、耐水性、滑り性、機械的強度、適度な弾力性等の面で、四フッ化エチレン等のフッ素系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリオキシメチレン(POM)を好適例として挙げることができる。また、フィルタケース(ケース蓋体部106b及びケース本体部106a)の材質については、後述する。
【0032】
図2(d)において矢印で示すように、フィルタ本体103の外周壁を透過して浄化された浄化液102は、流路108及びシール部材107aの連通用溝109を経由して、浄化液取出し口105に向かって流れることになる。なお、フィルタ本体103の中央部分を透過して浄化された浄化液102は、流路108及びシール部材107aの連通用溝109を経由せずに、直接、浄化液取出し口105に向かって流れることになる。
【0033】
このように、浄化液102がフィルタ本体103の中央部分だけでなく外周壁をも透過して流れることによって、浄化液の浄化処理量を増大させることができるとともに、細菌の発生等によって汚染された外周壁を自動的に清掃することが可能となり、シール性を確保しつつ、浄化液の生産性及びメンテナンス性を高めることができる。
【0034】
図4は、本発明のフィルタカートリッジの第2の実施の形態を模式的に示す断面図である。
【0035】
図4に示すように、第2の実施の形態のフィルタカートリッジは、一方の端部から取り入れた浄化すべき原液201を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液202として取り出す円筒状のフィルタ本体203と、原液201を取り入れる原液取入れ口204及び浄化液202を取り出す浄化液取出し口205を有し、原液取入れ口204及び浄化液取出し口205以外は密閉された状態でフィルタ本体203を収納するように配設されたフィルタケース206と、フィルタ本体203(セラミックス多孔質膜203a及び活性炭203b)がフィルタケース206中の所定位置に位置決めされて収納されるように、第3のシール部材210a及び不織布210bとを備えてなるフィルタカートリッジ200であって、フィルタ本体203が、他方の端部側及び外周壁側から浄化液202を取り出す構造を有してなり、フィルタケース206が、フィルタ本体203の外周壁との間に浄化液202を浄化液取出し口205まで導く流路208を形成した状態で配設されてなり、かつ、浄化液取出し口205を有するケース蓋体部206bと、原液取入れ口204を有するケース本体部206aとにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、ケース蓋体部206bの内周壁とケース本体部206aの外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されてなり、さらに、ケース蓋体部206bが、その内面に、フィルタ本体203がフィルタケース206中の所定位置に位置決めされて収納されるようにフィルタ本体203の他方の端部に当接するとともに、浄化液202をフィルタ本体203の外周壁から流路208を経由して浄化液取出し口205まで導く形状のリブ構造220を有してなり、ケース蓋体部206bの内周壁とケース本体部206aの外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化する際に、フィルタ本体203が回転するのを防止する回転防止手段として、フィルタ本体203の他方の端部とケース蓋体部206bのリブ構造220との間に介在させたフィルタ回転防止用リング207をさらに備えている。
【0036】
この場合、ケース本体部206aの略中間部内側に環状突起206cを突設してケース本体部206a内の空間を二つの部屋に区画し、この環状突起206cの上側の部屋に第3のシール部材210aを介して固定、位置決めしたセラミックス多孔質膜(セラミックスフィルタ)203aを配設し、不織布210b等によって固定、位置決めした活性炭203bを環状突起206cの下側の部屋に配設して収納するように構成している。なお、原液取入れ口204及び浄化液取出し口205には、O−リング215が取り付けられ、外部配管等とのシール性を高めている。
【0037】
図5(a)は、第2の実施の形態におけるケース蓋体部及びフィルタ本体の端部の部分を拡大して示す分解斜視図であり、図5(b)は、図5(a)に示す部分における浄化液の流れを示す断面図及び一部拡大図である。
【0038】
図5(a)に示すように、ケース蓋体部206bの内周壁とケース本体部206aとは、フィルタ回転防止用リング207を介在させ、かつフィルタ本体203を収納した状態で、螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されている。なお、ケース蓋体部206bは、連通用溝220a並びにフィルタ回転防止用リング207及びフィルタ本体203を把持する把持用凸部220bを有するリブ構造220を備えている。
【0039】
フィルタ回転防止用リング207は、ケース蓋体部206bとケース本体部206aとの螺合による固定時に、ケース蓋体部206bの回転がケース蓋体部206bにおけるリブ構造220の先端面を経由してフィルタ本体203の端面に伝達され、フィルタ本体203を回転させることによって、第3のシール部材210(図4参照)を破損することがあるのを有効に防止することができる。すなわち、滑り性の高い材料からなるフィルタ回転防止用リング207を介在させることによって、フィルタ本体203への回転の伝達を防止し、シール部材210(図示せず)の破損を有効に防止することができる。
【0040】
フィルタ回転防止用リング207の材質としては、上述のことから、耐水性、滑り性、機械的強度、適度な弾力性等の面で、四フッ化エチレン等のフッ素系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリアセタール(商品名:「ジュラコン」等)を好適例として挙げることができる。
【0041】
図5(b)において矢印で示すように、フィルタ本体203の外周壁を透過して浄化された浄化液202は、流路208及びケース蓋体部206bにおけるリブ構造220の連通用溝220aを経由して、浄化液取出し口205に向かって流れることになる。なお、フィルタ本体203の中央部分を透過して浄化された浄化液202は、直接、浄化液取出し口205に向かって流れることになる。
【0042】
このように、浄化液202がフィルタ本体203の中央部分だけでなく外周壁をも透過して流れることによって、浄化液量を増大させることができるとともに、細菌の発生等によって汚染された外周壁を自動的に清掃することが可能となり、シール性を確保しつつ、浄化液の生産性及びメンテナンス性を高めることができる。
【0043】
図6(a)は、第2の実施の形態の変形例におけるケース蓋体部及びフィルタ本体の端部を拡大して示す分解斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示す部分における浄化液の流れを示す断面図である。
【0044】
図6(a)に示すように、この変形例は、回転防止手段として、ケース蓋体部306bが、フィルタ本体303の端部と小さい面積で接触するリブ突起320aを有するリブ構造を備えた構成としている。すなわち、ケース蓋体部306bの内周壁とケース本体部306aとは、フィルタ本体303を収納した状態で、螺合することによって取り外し可能に固定、一体化され、ケース蓋体部306bは、リブ突起320a及びフィルタ本体303を把持する把持用凸部320bを有するリブ構造320を備えている。
【0045】
リブ突起320aは、ケース蓋体部306bとケース本体部306aとの螺合による固定時に、ケース蓋体部306bの回転がケース蓋体部306bにおけるリブ構造320の先端面を経由してフィルタ本体303の端面に伝達され、フィルタ本体303を回転させることによって、第3のシール部材210(図4参照)を破損することがあるのを有効に防止することができる。すなわち、フィルタ本体303の端部と小さい面積で接触するリブ突起320aを介在させることによって面抵抗を低減し、フィルタ本体303への回転の伝達を防止し、シール部材210(図4参照)の破損を有効に防止することができる。
【0046】
リブ突起320a(リブ構造320)の材質としては、上述のことから、耐水性、滑り性、機械的強度、適度な弾力性等の面で、四フッ化エチレン等のフッ素系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリオキシメチレン(POM)を好適例として挙げることができる。
【0047】
図6(b)において矢印で示すように、フィルタ本体303の外周壁を透過して浄化された浄化液302は、流路308及びケース蓋体部306bにおけるリブ構造320の、リブ突起320a及び把持用凸部320bとの合いだの間隙320cを経由して、浄化液取出し口305に向かって流れることになる。なお、フィルタ本体303の中央部分を透過して浄化された浄化液302は、直接、浄化液取出し口305に向かって流れることになる。
【0048】
このように、浄化液302がフィルタ本体303の中央部分だけでなく外周壁をも透過して流れることによって、上述の効果を発揮することができる。
【0049】
図7(a)は、本発明のフィルタカートリッジの第3の実施の形態を模式的に示す分解斜視図であり、図7(b)は、ラチェットロック手段を拡大して示す説明図であり、図7(c)は、ラチェットロック手段の係止の状態を示す断面図である。
【0050】
図7(a)に示すように、第3の実施の形態のフィルタカートリッジは、ケース蓋体部406bを、ケース本体部406aとの螺合時の回転方向とは反対方向(解除方向)には回転させないラチェットロック手段として、ケース蓋体部406bに設けられた、先端に第1の係止部材420aを有するリブ構造420と、ケース本体部406aの上側端部に設けられた、第1の係止部材420aの螺合する方向とは反対方向(解除方向)の回転をその側壁で阻止する係止用穴430とから構成されてなるものをさらに備えている。
【0051】
図7(b)に示すように、ケース蓋体部406bとケース本体部406aとの螺合又は解除時、リブ構造420の第1の係止部材420aは、ケース本体部406aの係止用穴430に入り込むが、図7(c)に示すように、第1の係止部材420aの先端面は、螺合する方向とは反対方向(解除方向)の回転の場合、その回転を係止用穴430の側壁によって阻止される(螺合する方向と同一方向の回転の場合は側壁を乗り越えて回転することができる)ような形状に形成されている。この場合、第1の係止部材420aの先端面には、所定の傾斜角度θが形成されていることが好ましい。この傾斜角度θは、20〜80度が好ましく、さらに好ましくは30〜70度、特に好ましくは45〜60度である。
【0052】
図8(a)は、ラチェットロック手段の変形例を示す説明図で、図8(b)は、その断面図である。
【0053】
図8(a)、(b)に示すように、この変形例は、ラチェットロック手段が、ケース蓋体部506b及びケース本体部506aの互いに当接する表面のそれぞれが、ケース蓋体部506b及びケース本体部506aが螺合する方向にのみ回転可能な形状(ギザギザ形状530a、530b)に構成されてなるものである。なお、図8(a)においては、ケース蓋体部506bのみを示している。
【0054】
図9は、ラチェットロック手段の他の変形例を示す説明図である。
【0055】
図9に示すように、この変形例は、ラチェットロック手段が、ケース蓋体部606bに設けられた、先端に爪部620aを有する第2の係止部材620と、ケース本体部606aの内壁に設けられた、第2の係止部材620の爪部620aの螺合する方向とは反対方向の回転を阻止する係止用溝630とから構成されている。
【0056】
上述のように、ラチェットロック手段を備えたものとすることによって、使用者による不用意な分解等による浄化機能の低下を防止することができ、浄化機能の信頼性を高めることができる。
【0057】
ここで、本発明のフィルタカートリッジで用いられるフィルタ本体としては、例えば、中空糸製、セラミックス製(その形状としては流路としての複数のセルを交互に目封じしたハニカム形状のものやモノリス型形状のもの等がある)、繊維状や粒状の活性炭製等を挙げることができる。中でも、耐熱性や耐食性に優れるセラミックスフィルタ(セラミックス多孔質膜)を好適に用いることができる。活性炭と組み合わせたものであってもよい。
【0058】
また、本発明のフィルタカートリッジで用いられるフィルタケース(材質)としては、例えば、成形性が容易で、かつ、使用後の回収リサイクルが容易な、PP、ABS、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等の合成樹脂を挙げることができる。ケース蓋体部とケース本体部との材質は同材質であることが好ましいが、異なったものであってもよい。また、ケース蓋体部とリブ構造とは、一体的な構造で、同材質とすることが好ましいが、異なる材質で別体に構成して、それぞれを機械的に結合させたり、接着剤により又は熱融着により結合させてもよい。
【0059】
また、本発明のフィルタカートリッジで用いられる第2〜第3のシール部材としては、例えば、食品用のシリコーンゴム、天然ゴム、EPゴム等を挙げることができる。
【0060】
なお、本発明に用いられる原液としては特に制限はなく、例えば、水道水、化学工業、食品工業等で用いられる各種液体等を挙げることができる。
【0061】
また、本発明のフィルタカートリッジにおいては、ケース蓋体部の外周壁とケース本体部の内周壁との間にはシールの確実性を高めるためO−リングが配設されてなることが好ましい。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によって、原液と浄化液との間及びカートリッジの内部と外部との間のシール性、浄化液の生産性及び浄化機能の信頼性に優れるとともに、交換が簡易かつ確実で優れたメンテナンス性を有する、特に、化学工業、食品工業等の分野におけるプロセス機器や家庭用の浄水器等に好適に用いられるフィルタカートリッジが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のフィルタカートリッジの第1の実施の形態を模式的に示す断面図である。
【図2】 図2(a)は、本発明の第1の実施の形態におけるケース蓋体部、フィルタ本体の端部、及び第1のシール部材を拡大して示す分解斜視図であり、図2(b)は、図2(a)における第1のシール部材の連通用溝の部分(A部)を拡大して示す斜視図であり、図2(c)は、図2(a)における第1のシール部材の結合用溝の部分(B部)を拡大して示す斜視図であり、図2(d)は、図2(a)に示す部分における浄化液の流れを示す断面図である。。
【図3】 本発明の第1の実施の形態におけるフィルタ本体の一部の構成を模式的に示す断面図である。
【図4】 本発明のフィルタカートリッジの第2の実施の形態を模式的に示す断面図である。
【図5】 図5(a)は、第2の実施の形態におけるケース蓋体部及びフィルタ本体の端部の部分を拡大して示す分解斜視図であり、図5(b)は、図5(a)に示す部分における浄化液の流れを示す断面図及び一部拡大図である。
【図6】 図6(a)は、第2の実施の形態の変形例におけるケース蓋体部及びフィルタ本体の端部を拡大して示す分解斜視図であり、図6(b)は、図6(a)に示す部分における浄化液の流れを示す断面図である。
【図7】 図7(a)は、本発明のフィルタカートリッジの第3の実施の形態を模式的に示す分解斜視図であり、図7(b)は、ラチェットロック手段を拡大して示す説明図であり、図7(c)は、ラチェットロック手段の係止の状態を示す断面図である。
【図8】 図8(a)は、ラチェットロック手段の変形例を示す説明図で、図8(b)は、その断面図である。
【図9】 ラチェットロック手段の他の変形例を示す説明図である。
【図10】 従来のフィルタカートリッジの一例を模式的に示す断面図である。
【符号の説明】
100…フィルタカートリッジ、101…原液、102…浄化液、103…フィルタ本体、103a…セラミックス多孔質膜、103b…活性炭、103c…セル、103d…目封じ材、103e…隔壁、104…原液取入れ口、105…浄化液取出し口、106…フィルタケース、106a…ケース本体部、106b…ケース蓋体部、106c…環状突起、107…シール部材、107a…第1のシール部材、107b…第2のシール部材、107c…不織布、108…流路、109…連通用溝、110…結合用溝、120…リブ構造、120a…結合用凸部、113…溝、114…円筒状部、115…O−リング、200…フィルタカートリッジ、201…原液、202…浄化液、203…フィルタ本体、203a…セラミックス多孔質膜、203b…活性炭、204…原液取入れ口、205…浄化液取出し口、206…フィルタケース、206a…ケース本体部、206b…ケース蓋体部、206c…環状突起、207…フィルタ回転防止用リング、208…流路、210a…第3のシール部材、210b…不織布、215…O−リング、220…リブ構造、220a…連通用溝、220b…把持用凸部、302…浄化液、303…フィルタ本体、305…浄化液取出し口、306…フィルタケース、306a…ケース本体部、306b…ケース蓋体部、308…流路、320…リブ構造、320a…リブ突起、320b…把持用凸部、320c…間隙、406…フィルタケース、406a…ケース本体部、406b…ケース蓋体部、420…リブ構造、420a…第1の係止部材、430…係止用穴、506…フィルタケース、506a…ケース本体部、506b…ケース蓋体部、530a…ギザギザ形状、530b…ギザギザ形状、606…フィルタケース、606a…ケース本体部、606b…ケース蓋体部、620…第2の係止部材、620a…爪部、630…係止用溝、700…フィルタカートリッジ、701…原液、702…浄化液、703…フィルタ本体、704…原液取入れ口、705…浄化液取出し口、706…フィルタケース、706a…ケース本体部、706b…ケース蓋体部、707…シール部材、708…O−リング、θ…傾斜角度。

Claims (8)

  1. 一方の端部から取り入れた浄化すべき原液を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液として取り出す円筒状のフィルタ本体と、前記原液を取り入れる原液取入れ口及び前記浄化液を取り出す浄化液取出し口を有し、前記原液取入れ口及び前記浄化液取出し口以外は密閉された状態で前記フィルタ本体を収納するように配設されたフィルタケースと、前記フィルタ本体が前記フィルタケース中の所定位置に位置決めされて収納されるように配設されたシール部材とを備えてなるフィルタカートリッジであって、
    前記フィルタ本体が、他方の端部側及び外周壁側から前記浄化液を取り出す構造を有してなり、
    前記フィルタケースが、前記フィルタ本体の外周壁との間に前記浄化液を前記浄化液取出し口まで導く流路を形成した状態で配設されてなり、かつ、前記浄化液取出し口を有するケース蓋体部と、前記原液取入れ口を有するケース本体部とにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、前記ケース蓋体部の内周壁と前記ケース本体部の外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されてなり、さらに、前記ケース蓋体部を、前記ケース本体部との螺合時の回転方向とは反対方向(解除方向)には回転させないラチェットロック手段を備えてなり、
    前記シール部材が、前記フィルタ本体の前記浄化液取出し口側の端縁部に配設され、環状の弾性体からなるとともに、前記浄化液を前記フィルタ本体の外周壁から前記流路を経由して前記浄化液取出し口まで導く連通用溝を有してなることを特徴とするフィルタカートリッジ。
  2. 一方の端部から取り入れた浄化すべき原液を、その内部を透過させることによって浄化して浄化液として取り出す円筒状のフィルタ本体と、前記原液を取り入れる原液取入れ口及び前記浄化液を取り出す浄化液取出し口を有し、前記原液取入れ口及び前記浄化液取出し口以外は密閉された状態で前記フィルタ本体を収納するように配設されたフィルタケースとを備えてなるフィルタカートリッジであって、
    前記フィルタ本体が、他方の端部側及び外周壁側から前記浄化液を取り出す構造を有してなり、
    前記フィルタケースが、前記フィルタ本体の外周壁との間に前記浄化液を前記浄化液取出し口まで導く流路を形成した状態で配設されてなり、かつ、前記浄化液取出し口を有するケース蓋体部と、前記原液取入れ口を有するケース本体部とにそれぞれ別体に分割されてなるとともに、前記ケース蓋体部の内周壁と前記ケース本体部の外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化されてなり、さらに、前記ケース蓋体部が、その内面に、前記フィルタ本体が前記フィルタケース中の所定位置に位置決めされて収納されるように前記フィルタ本体の他方の端部に当接するとともに、前記浄化液を前記フィルタ本体の外周壁から前記流路を経由して前記浄化液取出し口まで導く形状のリブ構造を有し、かつ、前記ケース蓋体部を、前記ケース本体部との螺合時の回転方向とは反対方向(解除方向)には回転させないラチェットロック手段を備えてなり、
    前記ケース蓋体部の内周壁と前記ケース本体部の外周壁とが、それぞれ対応する領域で螺合することによって取り外し可能に固定、一体化する際に、前記フィルタ本体が回転するのを防止する回転防止手段をさらに備えてなることを特徴とするフィルタカートリッジ。
  3. 前記回転防止手段が、前記フィルタ本体の他方の端部と前記ケース蓋体部の前記リブ構造との間に介在させたフィルタ回転防止用リングである請求項2に記載のフィルタカートリッジ。
  4. 前記回転防止手段が、前記フィルタ本体の他方の端部と小さい面積で接触するリブ突起を有するように構成された前記ケース蓋体部のリブ構造である請求項2に記載のフィルタカートリッジ。
  5. 前記ラチェットロック手段が、前記ケース蓋体部に設けられた、先端に第 1の係止部材を有するリブ構造と、前記ケース本体部の上側端部に設けられた、前記第1の係止部材の螺合する方向とは反対方向(解除方向)の回転をその側壁で阻止する係止用穴とから構成されてなるものである請求項1又は2に記載のフィルタカートリッジ。
  6. 前記ラチェットロック手段が、前記ケース蓋体部及び前記ケース本体部の互いに当接する表面のそれぞれが、前記ケース蓋体部及び前記ケース本体部が螺合する方向にのみ回転可能な形状に構成されてなるものである請求項1又は2に記載のフィルタカートリッジ。
  7. 前記ラチェットロック手段が、前記ケース蓋体部に設けられた、先端に爪部を有する第2の係止部材と、前記ケース本体部の内壁に設けられた、前記第2の係止部材の爪部の螺合する方向とは反対方向(解除方向)の回転を阻止する係止用溝とから構成されてなるものである請求項1又は2に記載のフィルタカートリッジ。
  8. 前記フィルタ本体が、セラミックス多孔質膜と活性炭とから構成されてなる請求項1〜7のいずれかに記載のフィルタカートリッジ。
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