JP3900465B2 - Soi電界効果トランジスタ - Google Patents

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    • H10B10/12Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特にSOI(silicon on insulator)チップの表面層に電界効果トランジスタ(FET:field effect transistor)を形成した超大規模集積回路装置(VLSI:very large scale integrated circuit)に関する。
【0002】
【従来の技術】
バルクの電界効果トランジスタ(FET)は、シリコン・チップすなわちシリコン・ウェーハの表面に形成する。通常、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)技術と呼ばれている技術においては、シリコン・ウェーハ(すなわちシリコン基板)は、一導電型(たとえばP型)であり、このP型ウェーハに反対導電型(たとえばN型)の領域(すなわちウェル)を形成する。P型ウェーハの表面にN型電界効果トランジスタ(NFET)を形成し、Nウェルの表面にP型電界効果トランジスタ(PFET)を形成する。基板には第1のバイアス電圧(通常、零ボルト〔0V〕すなわち接地〔GND〕)を印加してNFETをバイアスする。Nウェルには第2の電圧(通常、電源電圧〔Vhi〕)を印加する。基板とNウェルにバイアス電圧を印加すると、しきい値電圧(Vt )やデバイス電流の安定性など個々のFETの電気特性が容易に安定化する。バイアス電圧が変動すると、デバイス特性が変動する。たとえば、バイアス電圧変動の大きさと方向に応じて、しきい値電圧(Vt )が増加/減少するとともに、動作電流が減少/増加する。
【0003】
これら従来技術によるバルク・トランジスタ技術の場合、性能の改善は、通常、フィーチャ・サイズ(feature size:実現できる最小の寸法)の縮小すなわち「スケーリング(scaling)」によって行なわれてきた。最近では、スケーリングのほかに、SOI(silicon on insulator)技術がトランジスタの性能改善の主要な源泉になった。
【0004】
図1は、一対のトランジスタ102、104を貫いた、従来技術によるSOIウェーハの断面100を示す図である。トランジスタ102、104は、NFETであってもよいしPFETであってもよい。FET102、104は、埋め込み酸化物(buried oxide: BOX)層110によって下地シリコン基板108から絶縁された薄い表面シリコン層106中に形成されている。SOIアイランド(island:島)112は、通常、複雑な一連のマスク工程において、表面シリコン層106を貫通する浅いトレンチ(溝)をエッチングした後、この浅いトレンチを酸化物114で充填(じゅうてん)して形成する。SOIアイランド112は、酸化物114によって互いに絶縁されている。この種の分離は、通常、シャロウ(浅い)トレンチ分離(shallow trench isolation: STI)と呼ばれている。STIは、SOIアイランド112に形成される回路を互いに絶縁するのに使われるが、また、当該回路を形成するFETを絶縁するのにも使われる。
【0005】
SOIアイランド112上にゲート酸化膜を形成した後、FET102、104の位置にゲート116をパターニングして形成する。通常のイオン注入工程と拡散工程を使ってソース/ドレイン領域118を形成する。ソース/ドレイン領域118は、要すれば、ゲート境界に低濃度にドープした拡散領域120を形成した後に形成する。次いで、ソース/ドレイン領域118に金属コンタクト122を選択的に形成する。チャネル124、126は、両端がソース/ドレイン領域118によって、下がBOX層110によって、上がゲート酸化膜によって、その側面がSTI(図示せず)によって完全に絶縁されている。
【0006】
薄い表面シリコン層106の厚さは、一対のソース/ドレイン領域118の間のチャネル124、126を形成するのに必要な厚さ以下であるのが理想である。しかし、実際には、表面シリコン層106の厚さは、FETのチャネル反転層の深さよりも大きい。したがって、チャネル反転層が形成されたとき(すなわちFETがオンしたとき)、チャネル反転層直下に非反転層が残ってしまう。この非反転層は、隣接領域から抵抗状態で分離されたままである。したがって、この非反転層に導入された電荷は、全て、接合漏れ電流によって漏れ出すか、あるいは、再結合して消滅するまで、捕獲されたままである。この捕獲された電荷によって、好ましくないチャネル・バイアスが生じる結果、個々のデバイスに局所化されたいわゆるボディ効果(body effect)が起こる。
【0007】
したがって、これら従来技術によるSOI FET102、104は、バイアス電圧によって全くバイアスされていない浮遊チャネル124、126をもっている。それ故、全てのFETのチャネルは、現在の動作状態と当該FETの履歴とに左右される。FETの履歴とは、容量性結合またはバイポーラ注入を通じて導入された後に残存している全ての電荷のことである。復号器、クロック・バッファ回路、入力駆動回路、出力駆動回路、アレー出力駆動回路など通常の個別論理回路の場合には、浮遊チャネルに起因してFET特性が少々変動しても、取るに足らず、無視することができ、考慮する必要はほとんどない。
【0008】
しかし、これら局所化されたボディ効果、およびソース/ドレイン拡散接合で散発的に生じる他の寄生バイポーラ効果は、たとえばメモリ・アレーなどの高密度SOI回路では、深刻な設計上の問題を引き起こす。浮遊チャネル領域に対しては電荷が容量的に出し入れされる(つまり浮遊チャネル領域がコンデンサのように動作する)ので、ボディ効果が生じると特殊なスイッチが形成される。また、バイポーラ効果による電流によって、浮遊チャネルの電荷が増加する。さらに、上記スイッチは各々ある程度互いに独立しているので、チップの動作中に特定のFETの電荷が変動することがありうる。また、上述したように、FET特性は、基板電圧に左右される。さらに、読み書きするためにRAM(random access memory)セルに繰り返しアクセスすると、一部のセルに局所ボディ効果が生じることがある。
【0009】
従来技術によるSOI SRAMの場合、これらボディ効果の影響を受けたFETが、セル・アクセス・トランジスタが通過させた信号(電荷)のほかにセルに蓄えられている信号(電荷)をも減少させるので、ボディ効果によって、しきい値が変動するとともに、FETを流れる電流が変化する。これら局所ボディ効果によってSRAMセルが一方の状態に片寄る結果、理由のない読み出し異常が散発的に発生することがある。この結果、誤ってデータを読み出す、あるいは、SRAMセルが故障する、といった問題が断続的に生じうる。断続的に生じるこの種の問題は、特定して診断するのが極めて困難である。したがって、ボディ効果に起因するチャネル・バイアスの変動によって、FET特性の不均一が生じる。この結果、「ソフト故障(soft failure)」と特徴付けられることのある、特定するのが困難な散発的チップ故障が発生する。
【0010】
以上のように、SOI RAMの安定性を改善することが求められている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、メモリ・セルの安定性を改善することである。
【0012】
本発明の他の目的は、SRAMセルの局所ボディ効果耐性を改善することである。
【0013】
本発明のさらに他の目的は、セル密度を維持しながらSRAMセルの局所ボディ効果耐性を改善することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、共用ボディ・コンタクトを備えたSOI(silicon on insulator)電界効果トランジスタ(FET)、該SOI FETを備えたSRAMセル、該SOI FETを備えたSRAMセル・アレー、および、該SOI FETの形成方法を提供するものである。本発明に係るSRAMセルはSOI/バルク混成構造を有し、ソース/ドレイン拡散領域は下地絶縁物層には到達していない。この結果、SOI層の表面に、共用コンタクト位置にボディ・コンタクトすなわち基板コンタクトを備えたFETを形成することができる。FETは、埋め込み酸化物(BOX)層上に位置しSTI(シャロウ・トレンチ分離)で絶縁されたSOIシリコン・アイランドに形成する。SRAMセル中のN型FET用アイランドは、該N型FET用アイランド中のP型拡散領域に対するボディ・コンタクトを備えている。SRAMセル中の各N型FETは、アイランドの厚さよりも浅い少なくとも1つの浅いソース/ドレイン拡散領域を備えている。N型FETのチャネルとボディ・コンタクトとの間の前記浅いソース/ドレイン拡散領域の下には経路が残されている。P型のボディ・コンタクト拡散領域は、アイランドの全厚さにわたる深い拡散領域である。また、隣接するワード線上でSRAMセルが共用するビット線拡散領域も、深い拡散領域にすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。図2は、典型的なCMOSスタティックRAM(SRAM)セル140を示す図である。CMOS SRAMセル140は、実質的に、交差結合された一対の同一のCMOSインバータ142、144、交差結合されたインバータ142、144と一対のビット線150、152との間に設けられた一対のパス・トランジスタ146、148から成る。パス・トランジスタ146、148のゲートには、1本のワード線154が接続されている。各CMOSインバータ142、144は、N型FET(NFET)142N、144Nと、P型FET(PFET)142P、144Pだけから成る。各PFET142P、144Pのゲートとドレインは、それぞれ、対応するNFET142N、144Nのゲートとドレインに接続されている。PFET142P、144Pのソースは電源電圧(Vhi)に接続されており、NFET142N、144Nのソースは接地(GND)に接続されている。各FET142N、142P、144N、144P、146、148のチャネル本体(body)は、それぞれ、ノード142NC、142PC、144NC、144PC、146C、148Cで示してある。交差結合されたインバータ対142、144の状態によって、CMOS SRAMセル140の状態が決まる。
【0016】
各SRAMセル140への書き込みは、次の手順で行なう。まず、ワード線154を“H”に保ってアクセス・トランジスタ146、148を両方ともオンにしたまま、ビット線対150、152の一方を“H”に引き上げ他方は“L”のままにしておく。次いで、ワード線154を“L”に引き下げてアクセス・トランジスタ146、148をオフにする。この結果、交差結合されたインバータ142、144にビット線150、152の状態が保持される。SRAMセル140からの読み出しは、次の手順で行なう。まず、ビット線150、152を所定の状態までプリチャージする。次いで、ワード線154を“H”に駆動してアクセス・トランジスタ146、148をオンにする。これにより、交差結合されたインバータ142、144をアクセス・トランジスタ146、148を介してビット線対150、152に結合する。その結果得られるビット線対150、152の電位差を測定する。ビット線対150、152上の信号は、時間の経過とともに増大して終極点に至る。終極点では、ビット線対150、152の一方は上限レベルになり、他方は下限レベルになる。しかし、性能を向上させるために、ビット線対150、152の電位差は、当該電位差が終極値(上限レベルと下限レベルとの差)に到達するはるか以前にセンスしている。
【0017】
上述したように、従来技術によるバルクCMOS技術では、ノード142NC、144NC、144PC、148Cは接地(GND)に接続し、ノード142PC、146Cは各FETをバイアスする電源電圧(Vhi)に接続していた。しかし、図1の従来技術によるSOIプロセスでは、SRAMセル140の全FET142N、142P、144N、144P、146、148は、浮遊チャネルをもっている。すなわち、ノード142NC、142PC、144NC、144PC、146C、148Cは、どのようなバイアス電圧にも直接接続されておらず、せいぜい、下地シリコン基板108に容量性結合しているだけである。
【0018】
本発明は、少なくとも1つの浅いソース/ドレイン拡散領域と自身に対するボディ・コンタクト(body contact)とを備えたSOIトランジスタ、該SOIトランジスタを備えたSOI回路、少なくとも1つの該SOIトランジスタで形成されたSOI RAMセル、および、該SOIトランジスタの形成方法である。上記SOIトランジスタが形成されたシリコン表面アイランドに対するボディ・コンタクトが、上記浅いソース/ドレイン拡散領域下の少なくとも1つのチャネルに到達する連続的な接続によって上記SOIトランジスタをバイアスしている。上記浅いソース/ドレイン拡散領域は、SOI表面層の表面に形成するが、しかし、下地埋め込み絶縁層には到達していない。したがって、上記SOIトランジスタは、各々、上記浅いソース/ドレイン拡散領域の下に残された電流経路を備えているので、上記浅いソース/ドレイン拡散領域を共用ボディ電圧コンタクトに接続することができる。したがって、好ましいSOI構造は、1つのSOI表面層内に形成された複数のFETが共用する1つの連続ボディを備えた混成構造である。共用ボディに印加されるバイアス電圧は、当該共用ボディを共用する全FETに対するバイアスを提供する。ここで述べた実施形態では、ノード142C、144C、146C、148Cは、同じバイアス電圧に接続されている。
【0019】
比較のために述べると、SOIトランジスタにおけるボディ効果を低減する従来技術の手法は、普通、少なくとも1つのゲートの下に伸びる導電領域(すなわち拡散領域)にボディ・コンタクトを形成するものである。導電領域の導電型は、各トランジスタのソース/ドレイン領域118の導電型と反対である。しかし、このようなボディ・コンタクトを付け加えると、セル・サイズがかなりの程度増大してしまう。したがって、セル・サイズを小さくすると(集積度を高めると)、性能の劣化してしまう。また、別の手法として、たとえばチャネルに沿ってチャネルにコンタクトするショットキー・バリア・ダイオードを形成するものがある。ショットキー・バリア・ダイオードを備える方法は、有効面積が減少する不利益が少なくて済むが、しかし、既に複雑なSOI工程をますます複雑にする、という不都合が生じる。ジェフリー・ダブリュー・スレイト「SOIトランジスタに対する小型ショットキー・ボディ・コンタクト技術の直流特性と過渡特性」『アイ・トリプル・イー・トランザクション・オン・エレクトロン・デバイセズ』第46巻第7号(1999年7月)第1451〜6頁("DC and Transient Characterization of a Compact Schottky Body Contact Technology for SOI Transistors" by Jeffrey W. Sleight, IEEE Transaction on Electron Devices, Vol. 46, No. 7, July 1999, pp. 1451-6)を参照されたい。
【0020】
隣接する一対のFET(特にセンス・アンプのFET)にボディ・コンタクトを実現する最新の手法については、本発明の出願人の出願に係る「共用SOIボディ・コンタクトを備えた一対のFET、および該FETの形成方法(A Pair of FETs Including a Shared SOI Body Contact and the Method of Formig the FETs)」なる名称のマンデルマン(Mandelman)らの米国特許出願(1999年12月14日出願)を参照されたい。マンデルマンらの米国特許出願は、特にダイナミックRAM(DRAM)のセンス・アンプ用のFET対に対するボディ・コンタクトを教示している。マンデルマンらの米国特許出願が教示している構造では、一対のFETに対するボディ・コンタクトに専ら関わっているのは、FET幅の一部分だけである。すなわち、ボディ・コンタクト部にソース/ドレイン拡散領域を形成できないので、FETの幅を狭めると(集積度を高めると)、安定性と性能が劣化してしまう。マンデルマンらの米国特許出願の解決方法は、チップ全体(あるいはマクロ領域)の一部分、たとえばセンス・アンプを構成するFETには適用可能であるけれども、SRAMセルを構成するFETにこの解決方法を使うと、セル・サイズ、ひいてはマクロ・サイズ、チップ・サイズが容易に2倍になりうる。
【0021】
図3および図4は、好適な実施形態に係るNFETを備えたSRAMセル160の一例を示す図である。図3は、好適なSRAMセル160の平面図(不等拡大率)である。図4は、SRAMセル160の部分断面図である。この実施形態では、SRAMセル160は、接地(GND)に接続されたチャネル・ノード142NC、144NC、146C、148C、および浮遊チャネル・ノード142PC、144PCを備えた図2のSRAMセル140と概念的に同一である。したがって、SRAMセル160は、一対の交差結合されたCMOSインバータ162、164(インバータ142、144に対応)、交差結合されたCMOSインバータ162、164とビット線170、172(ビット線150、152に対応)との間に設けられた一対のパス・トランジスタ166、168(パス・トランジスタ146、148に対応)を備えている。パス・トランジスタ166、168は、ポリシリコンのワード線174(ワード線154に対応)によって駆動されている。
【0022】
この実施形態の平面図では、説明を簡明にするために、セル内配線とグローバル配線(たとえばビット線、接地〔GND〕線、電源〔Vhi〕線)は図示していない。また、個々のFETは、シリコン・アイランド176、178とパターニングされたポリシリコン180、182、184との交差部分によって特定してある。P型拡散領域形成用マスク188とN型ボディ・イオン注入領域形成用マスク190、192(すなわちPFETのチャネル調製用)とによって、PFET領域が画定される。多角形194、N型イオン注入阻止マスク192、およびパターニングされたポリシリコン180によって特定されているシリコン・アイランド178の部分は、たとえばSRAMセル・アレーにおける隣接する同一のセル160の部分である。各セルは、単一の電源(Vhi)コンタクト196と非共用接地(GND)コンタクト198を備え、隣接するセルと接地(GND)コンタクト200を共用している。コンタクト202N、204Nは、セル内配線(図示せず)によって、対応するコンタクト202P、204Pにそれぞれ接続されてインバータ162、164の出力を形成するとともに、パターニングされたポリシリコン182、184に接続されて交差結合されたインバータ162、164を形成している。
【0023】
図4(B)は、図3のシリコン・アイランド178をB−B線で切断したSRAMセル160の断面図である。図4(B)からよく分かるように、インバータ162、164のFET(図4(B)ではNFET)は、パターニングされたポリシリコン182、184とシリコン・アイランド178、176との交差部分によって形成されている。パターニングされたポリシリコン182、184は、薄い金属またはシリサイドの層などの導電材料を積層させて形成するのが望ましいが、ポリシリコンの単層であってもよい。セルの安定性、集積度、および利便性のために、NFET142N、144Nは、平行する一対のFETとして形成されている。各FETは、接地(GND)コンタクト198、200、および出力コンタクト202N、294Nを共用している。PFET142P、144Pは、電源(Vhi)コンタクト196を共用しており、電源(Vhi)コンタクト196とそれぞれの出力コンタクト202P、204Pとの間に配置されている。FET142N、142P、144N、144Pは、本発明の本旨または範囲を離れることなく、任意の本数の指を備えた指状のFETとして形成することができる。パス・トランジスタ166、168は、それぞれ、出力コンタクト202N、204Nとビット線コンタクト170、172との間で、ワード線174とシリコン・アイランド178とが交差する部分に形成されている。
【0024】
また、好適な実施形態に係るFETは少なくとも1つのソース/ドレイン拡散領域206、208を備えているが、ソース/ドレイン拡散領域206、208は、P型表面シリコン層210の深さ全体にわたるまでには伸びていない。したがって、NFETチャネルのP型ボディは、ソース/ドレイン拡散領域206、208によって個々に絶縁されることなく、表面シリコン層210中で互いに電気的に接続されている。浅いソース/ドレイン拡散領域206、208の下で、かつ、埋め込み酸化物(BOX)層212の上にありFETのチャネルに至る領域に、矢印211で示す経路が形成されている。
【0025】
図4(C)は、図3をC−C線に沿って切断した断面図である。図4(C)は、経路211に沿ってチャネルをバイアスしているバイアス電圧に対するボディ・コンタクトを示している。このボディ・コンタクトは、浅い拡散領域208の共用接地(GND)コンタクト200からP型拡散領域216まで、薄い金属層214(たとえばシリサイド層)を伸ばすことによって形成する。薄い金属層214は、浅いN型拡散領域208とP型拡散領域216に対してオーミック・コンタクトするので、結果として形成されるPN接合を短絡している。したがって、P型拡散領域216は、接地(GND)コンタクト200をSRAMセルのFETのP型ボディ経路211に接続しているので、それらの間に電流経路が実現している。それ故、4つのFETのボディ・コンタクトの端子142NC、144NC、146C、148Cは、全て、P型拡散領域216を介して接地(GND)に接続されているので、好ましい実施形態に係るSRAMセルでは、従来技術のSRAMセルに比べて局所ボディ・コンタクトが顕著に低減する。
【0026】
図4(D)は、図3をD−D線に沿って切断した断面図である。図4(D)から分かるように、パス・トランジスタ166、168のチャネルも、P型拡散領域216の位置で接地(GND)に対するコンタクト172によってバイアスされているので、パス・トランジスタ166、168に対するボディ・コンタクトも最小化されている。この例では、ビット線拡散領域218は、浅いソース/ドレイン拡散領域206、208と異なり、表面シリコン層21の全厚さにわたって伸びている。したがって、この実施形態では、ビット線拡散領域218は、通常行なわれているように、SRAMセルの静電容量を減少させるのに役立つとともに、ビット線拡散領域/コンタクト(図示せず)を共用している隣接するワード線上のSRAMセルからSRAMセル160を絶縁するのにも役立っている。アクセスされたSRAMセルから隣接するワード線上のアクセスされていないSRAMセルに対して擾乱(じょうらん)が生じうるけれども、上述したように、SRAMセル160をビット線拡散領域218から絶縁することにより、この擾乱を最小限に抑えることができる。しかしながら、任意実行事項として、全ての拡散領域の深さを均一にしてもよい。たとえば、全ての拡散領域の深さを浅いソース/ドレイン拡散領域206、208の深さと同じにしてもよい。
【0027】
図3および図4の浅い拡散領域構造は、ソース/ドレイン拡散領域形成工程以外、全て通常のSOI工程に従って形成する。したがって、ウェーハ上に積層構造を形成し、該ウェーハ上にゲートを形成した後、浅いソース/ドレイン拡散領域を画定し、ソース/ドレイン拡散領域を形成する。要すれば、浅いソース/ドレイン拡散領域と深いソース/ドレイン拡散領域との双方を形成する。第1の好適な実施形態の製造工程は、次のようになる。まず、通常、LDD(lightly doped drain)と呼ばれている低濃度にドープした拡散領域を形成するための第1のイオン注入によって浅い拡散領域を形成する。次いで、浅い接合を維持すべきソース/ドレイン拡散領域をマスクする。そして、マスクされていない領域に通常の深いソース/ドレイン拡散領域(たとえばビット線拡散領域やボディ・コンタクトなど)を形成する。第2の実施形態の製造工程は、次のようになる。まず、通常のLDD拡散層形成イオン注入よりもわずかに深い拡散領域を形成する第2のイオン注入で、浅い拡散領域を増強する。次いで、第1の実施形態の製造工程に従って、浅い拡散領域をマスクした後、マスクされていない領域に通常の深いソース/ドレイン拡散領域を形成する。特に、第1の実施形態の単一のLDD層形成方法を使って形成した浅い接合が浅過ぎてシリサイド化できない場合、この第2の実施形態が好ましいものになりうる。
【0028】
しかしながら、上述した工程は、図3および図4の構造が得られる別の工程で置き換えることができる。さらに、図3および図4の例はNFETに対して実現するボディ・コンタクトしか示していないけれども、電源(Vhi)とPFETチャネルのN型ボディに接触する深いN型拡散領域との間にボディ・コンタクトを形成する別の工程を備えることにより、PFETに対するボディ・コンタクトも実現できる。
【0029】
図5は、SRAMマクロまたはSRAMチップなどの中のSRAMセル・アレーの一部220を示す図である。この例におけるSRAMセル・アレーの一部220は、4つの好ましい実施形態のSRAMセル222、224、226、228を備えている。これらのSRAMセル222、224、226、228には、たとえば図3および図4の例におけるSRAMセル160を用いることができる。各SRAMセルは、同じワード線174を共用する隣接するSRAMセル160とボディ・コンタクト216を共用している。任意実行事項として、n個のSRAMセル160の組の相互間にワード線174に沿って周期的に新たなボディ・コンタクト216を備えることができる。この新たなボディ・コンタクト216は、たとえば、サブ・アレーの端、あるいは、いわゆるスティッチ・セル(stitch cell)を配置できる場所であればどこにでも配置することができる。
【0030】
また、図5から分かるように、共用されたボディ・コンタクト216は、セル面積を限界にまで広げることができる。任意実行事項として、備えるボディ・コンタクト216の数を少なくすることもできる。たとえば、隣接する一対のSRAMセル160相互間、あるいは、隣接するn対のSRAMセル160相互間にボディ・コンタクト216を配置することができる。さらに、たとえばボディ・コンタクト216が隣接SRAMセル160の別の対との間に配置されている場合には、隣接するSRAMセル160が共用する接地(GND)コンタクト200を設ける位置を、ボディ・コンタクト216に接続された浅い拡散領域208と深い拡散領域218との間に変更することもできる。
【0031】
上述した好適な実施形態の電界効果トランジスタ(FET)は、SRAMセル・アレーに使うことに限らず、高性能で最適なFETが必要な場所であればどこにでも使うことができる、ということが分かる。たとえば、最新のセンス・アンプは、終極点(過渡特性の飽和点)における信号よりも小さな信号(電位差)をセンスしなければならないので、通常、バランスのとれた一対の交差結合されたFETを必要とする。上記信号は時間に依存するので、センス・アンプがセンスできる電位差が小さければ小さいほど、好ましい。したがって、センス・アンプを構成するFETの間に少しでも違いがあると、センスするのに必要な信号の振幅が大きくなるから、センスに要する時間が長くなってしまう。したがって、RAMの設計者は、センス・アンプを構成するFETは、デバイス特性が同一であり、かつ、バランスがとれたペア(対)すなわち最適なペアであることが重要である、ということをよく知っている。それ故、バランスのとれたペアを設計する際に、ペアを構成する一方のFETが影響を受ける環境状態が、ペアを構成する他方のFETのものと同一になることを保証するために、十分な注意を払っている。従来技術に係るSOI FETを使って作製したセンス・アンプの場合、局所化されたボディ効果によって、容易にアンバランスが生じてしまう。しかし、本発明の好適な実施形態に係るSOI CMOS FETペアを使えば、局所化されたボディ効果をほとんどなくすことができる。
【0032】
以上のように、本発明の好適な実施形態に係るSOI RAMセルは、局所ボディ効果に対して顕著な耐性を有する。また、センス・アンプなどの周辺回路に本発明の好適な実施形態に係るFETを備えると、新たな改善効果が得られる。さらに、本発明の好適な実施形態に係るFETを使って形成した論理回路も、改善されたボディ効果耐性の点で有利である。
【0033】
以上、好適な実施形態の観点から本発明を説明したけれども、本発明は特許請求の範囲の本旨および範囲の内で変更しうる、ということを当業者は理解しうる。
【0034】
まとめとして以下の事項を開示する。
(1)誘電体層上の半導体アイランドと、
前記半導体アイランド上の導電端子と、
前記導電端子の両端に位置する導電領域と、
前記半導体アイランド上のボディ・コンタクトと
を備え、
前記導電領域のうちの少なくとも1つが浅い領域であり、
前記浅い領域は、前記ボディ・コンタクトがゲート下のチャネル領域に接続するのに十分なほどに浅い
電界効果トランジスタ。
(2)前記半導体アイランドが、SOIチップの埋め込み酸化物層上のシリコン・アイランドである、
上記(1)に記載の電界効果トランジスタ。
(3)前記導電端子が前記電界効果トランジスタのゲートであり、
前記導電領域が浅いソース/ドレイン拡散領域であり、
前記浅いソース/ドレイン拡散領域が前記シリコン・アイランド中を、前記ボディ・コンタクトが前記浅いソース/ドレイン拡散領域下の前記チャネル領域と接続するように、前記埋め込み酸化物層上の点まで伸びている、
上記(2)に記載の電界効果トランジスタ。
(4)前記ボディ・コンタクトが一導電型の拡散領域を備えており、
前記ソース/ドレイン領域が反対導電型である、
上記(3)に記載の電界効果トランジスタ。
(5)前記シリコン・アイランドが一導電型であり、
前記ボディ・コンタクト拡散領域が前記シリコン・アイランド中を前記埋め込み酸化物層の上まで伸びている、
上記(4)に記載の電界効果トランジスタ。
(6)前記ボディ・コンタクト拡散領域が前記浅いソース/ドレイン領域の1つに隣接しており、
前記ボディ・コンタクト拡散領域が前記隣接した浅いソース/ドレイン領域に接続されている、
上記(5)に記載の電界効果トランジスタ。
(7)上記(5)に記載の電界効果トランジスタを複数個備えた回路であって、
前記複数の電界効果トランジスタのうちの少なくとも2つが共通のボディ・コンタクトを共用している回路。
(8)前記少なくとも2つの電界効果トランジスタのうちの少なくとも1つのソース/ドレイン領域が浅いソース/ドレイン拡散領域であり、
前記浅いソース/ドレイン拡散領域のうちの一方が前記少なくとも2つの電界効果トランジスタのうちの他方と共用されており、
前記共通ボディ・コンタクト拡散領域が前記少なくとも1つの電界効果トランジスタの他方の浅いソース/ドレイン拡散領域に隣接しており、
前記ボディ・コンタクト拡散領域が前記隣接した浅いソース/ドレイン拡散領域に接続されている、
上記(7)に記載の回路。
(9)前記回路がSRAMセルであり、
前記複数の電界効果トランジスタが4つのN型電界効果トランジスタであり、
前記一導電型がP型であり、
前記反対導電型がN型である、
上記(8)に記載の回路。
(10)2つのN型電界効果トランジスタ用のソース/ドレイン拡散領域が両方とも浅いソース/ドレイン拡散領域であり、
残りの2つのN型電界効果トランジスタの各々がセル・パス・ゲートであり、前記セル・パス・ゲートの各々のソース/ドレイン拡散領域がビット線拡散領域であり、
前記ビット線拡散領域の各々が前記シリコン・アイランドの厚さだけ前記埋め込み酸化物層にまで伸びている、
上記(9)に記載のSRAMセル。
(11)複数の静的メモリ・セルを備えたSOIメモリ・アレーであって、前記静的メモリ・セルは複数の電界効果トランジスタを備えており、前記電界効果トランジスタのうちの少なくとも1つは、
酸化物層上のシリコン・アイランドと、
チャネルの上方であって、前記シリコン・アイランドの上表面にあるゲートと、
前記チャネルの両端に位置する一対のソース/ドレイン拡散領域と、
前記シリコン・アイランドに対するボディ・コンタクトと
を備え、
前記ゲートは前記一対のソース/ドレイン拡散領域の間に配置されており、
前記一対のソース/ドレイン拡散領域の少なくとも1つは浅い拡散領域であり、
前記浅い拡散領域は前記シリコン・アイランドの前記上表面から前記酸化物層上の点まで伸びており、
前記ボディ・コンタクトから前記浅い拡散領域の下を通り前記チャネルに至るボディ・バイアス経路が形成されている
SOIメモリ・アレー。
(12)前記ボディ・コンタクトが一導電型のボディ・コンタクト拡散領域から成り、
前記ボディ・コンタクト拡散領域が前記シリコン・アイランドの全厚さにわたって伸びる深い拡散領域であり、
前記ソース/ドレイン拡散領域が反対導電型である、
上記(11)に記載のSOIメモリ・アレー。
(13)前記ボディ・コンタクトは、1つの浅い拡散領域に隣接しており、かつ、前記1つの浅い拡散領域に短絡している、
上記(12)に記載のSOIメモリ・アレー。
(14)前記静的メモリ・セルがSRAMセルであり、
前記少なくとも1つの電界効果トランジスタが少なくとも2つのN型電界効果トランジスタであり、
前記ボディ・コンタクト拡散領域がP型拡散領域である、
上記(13)に記載のSOIメモリ・アレー。
(15)前記SRAMセルの各々にある前記少なくとも2つのN型電界効果トランジスタのうちの2つが、一対の交差結合されたインバータと一対のビット線との間に接続されたパス・ゲート・トランジスタである、
上記(14)に記載のSOIメモリ・アレー。
(16)前記パス・ゲート・トランジスタの各々の1つのソース/ドレイン拡散領域が深い拡散領域である、
上記(15)に記載のSOIメモリ・アレー。
(17)同じビット線と隣接するワード線上を共用する、SRAMセルのパス・ゲート・トランジスタが前記深い拡散領域を共用しており、
前記共用された深い拡散領域が前記隣接するセル用に共用ビット線を備えている、
上記(16)に記載のSOIメモリ・アレー。
(18)前記少なくとも2つのN型電界効果トランジスタが、前記ボディ・コンタクトの1つを共用する4つのN型電界効果トランジスタである、
上記(17)に記載のSOIメモリ・アレー。
(19)前記SRAMセルの各々が6トランジスタ構成のCMOS SRAMセルである、
上記(18)に記載のSOIメモリ・アレー。
(20)SRAMセルのアレーを備えたSOIチップであって、前記SRAMセルの各々が、
酸化物層上に配置された表面シリコン層中に形成された交差結合された一対のCMOSインバータであって、前記表面シリコン層は複数のシリコン・アイランドにパターニングされており、各インバータが、第1のアイランドに形成されたN型電界効果トランジスタと第2のアイランドに形成されたP型電界効果トランジスタとを備えている、一対のCMOSインバータと、
一対のビット線を前記一対の交差結合されたインバータに選択的に結合している、前記第1のアイランドに形成された一対のN型電界効果トランジスタと、
バイアス電圧に接続された前記第1のアイランドに対するボディ・コンタクトであって、前記N型電界効果トランジスタの各々が、前記表面シリコン層よりも浅い少なくとも1つのソース/ドレイン拡散領域を備え、かつ、そのチャネルを、前記N型電界効果トランジスタのチャネルと前記ボディ・コンタクトとの間の前記浅いソース/ドレイン拡散領域下の経路を通じて、前記バイアス電圧に接続させている、ボディ・コンタクトと
を備えているSOIチップ。
(21)前記一対のビット線の各々が深い拡散領域で前記一対のN型電界効果トランジスタに接続されており、
前記深い拡散領域の厚さが前記表面シリコン層の厚さと同じであり、
前記N型電界効果トランジスタ・パス・ゲートの第2のソース/ドレイン拡散領域が前記深い拡散領域である、
上記(20)に記載のSOIチップ。
(22)前記ボディ・コンタクトがP型の深い拡散領域と接触している、
上記(21)に記載のSOIチップ。
(23)同じビット線と隣接するワード線上を共用する、SRAMセルのパス・ゲート・トランジスタが前記深い拡散領域を共用しており、
前記共用された深い拡散領域が前記隣接するセル用に共用ビット線を備えている、
上記(22)に記載のSOIチップ。
(24)SOI SRAMの形成方法であって、
(a)シリコン・ウェーハ中に、表面シリコン層とシリコン基板とを分離する埋め込み酸化物層を形成する工程と、
(b)前記表面シリコン層にシリコン・アイランドを形成する工程と、
(c)前記シリコン・アイランド上にゲートを形成する工程と、
(d)前記表面シリコン層の上面から前記埋め込み酸化物層上の点まで伸びる浅い拡散領域を、前記複数のゲートに隣接して形成する工程と、
(e)前記複数のシリコン・アイランドにボディ・コンタクト拡散領域を形成する工程と
を備えた、SOI SRAMの形成方法。
(25)前記浅い拡散領域がN型拡散領域であり、
前記ボディ・コンタクト拡散領域がP型拡散領域である、
上記(24)に記載の、SOI SRAMの形成方法。
(26)前記浅い拡散領域を形成する工程(d)が、
(i)前記複数のシリコン・アイランド中に、浅い拡散領域形成用の打ち込みイオンを打ち込む工程と、
(ii)前記複数のシリコン・アイランドの一部を覆う阻止マスクを形成する工程と、
(iii)前記複数のシリコン・アイランドの前記阻止マスクで覆われていない領域中に深い拡散領域形成用の打ち込みイオンを打ち込む工程と、
(iv)打ち込まれたイオンを拡散させ、浅い拡散領域形成用の打ち込みイオンと深い拡散領域形成用の打ち込みイオンとを結合させて深い拡散領域を形成する工程と
を備えている、上記(25)に記載のSOI SRAMの形成方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】 N型FETまたはP型FETでありうる一対のトランジスタを貫く、SOIウェーハの断面図である。
【図2】 典型的なCMOSスタティックRAM(SRAM)セルを示す図である。
【図3】 好適な実施形態に係るN型FETを備えたSRAMセルの例の平面図である。
【図4】 図3に示すSRAMセルの部分断面図である。
【図5】 図3および図4に示すセルを備えた好適なSRAMセル・アレーを示す図てある。
【符号の説明】
100…従来技術によるSOIウェーハの断面、102…FET、104…FET、106…表面シリコン層、108…下地シリコン基板、110…埋め込み酸化物(BOX)層、112…SOIアイランド、114…酸化物、116…ゲート、118…ソース/ドレイン領域、122…金属コンタクト、124…チャネル、126…チャネル、140…CMOS SRAMセル、142…CMOSインバータ、142…NN型FET、142…PP型FET、144…CMOSインバータ、144…NN型FET、144…PP型FET、146…パス・トランジスタ、148…パス・トランジスタ、150…ビット線、152…ビット線、Vhi…電源電圧、GND…接地、154…ワード線、160…SRAMセル、142NC…接地GNDに接続されたチャネル・ノード、144NC…接地GNDに接続されたチャネル・ノード、146C…接地GNDに接続されたチャネル・ノード、148C…接地GNDに接続されたチャネル・ノード、142PC…浮遊チャネル・ノード、144PC…浮遊チャネル・ノード、162…CMOSインバータ、164…CMOSインバータ、166…パス・トランジスタ、168…パス・トランジスタ、170…ビット線、172…ビット線、174…ワード線、176…シリコン・アイランド、178…シリコン・アイランド、180…ポリシリコン、182…ポリシリコン、184…ポリシリコン、188…P型拡散領域形成用マスク、190…N型ボディ・イオン注入領域形成用マスク、192…N型ボディ・イオン注入領域形成用マスク、194…多角形、196…電源(Vhi)コンタクト、198…非共用接地(GND)コンタクト、200…共用接地(GND)コンタクト、206…ソース/ドレイン拡散領域、208…ソース/ドレイン拡散領域、210…表面シリコン層、211…矢印、212…埋め込み酸化物(BOX)層、214…金属層、216…P型拡散領域、220…SRAMアレーの一部、222…SRAMセル、224…SRAMセル、226…SRAMセル、228…SRAMセル。

Claims (8)

  1. 6つのトランジスタから構成されるCMOS SRAMセルであり、
    酸化物層上に配置された表面シリコン層中に形成された交差結合された一対のCMOSインバータであって、前記表面シリコン層は複数のシリコン・アイランドにパターニングされており、各インバータが、第1のアイランドに形成されたN型電界効果トランジスタと第2のアイランドに形成されたP型電界効果トランジスタとを備えている、一対のCMOSインバータであって、前記各電界効果トランジスタは、そのソース及びドレイン拡散領域が、前記酸化物の上面よりも上の位置迄伸びる、浅い拡散領域であり、
    前記N型電界効果トランジスタは、それらの浅いソース拡散領域を共用している、CMOSインバータと、
    一対のビット線を前記一対の交差結合されたインバータに結合しているパス・トランジスタであって、前記第1のアイランドに形成された一対のN型電界効果トランジスタと、
    ボディ・コンタクトであって、浅いソース拡散領域を共用している前記N型電界効果トランジスタのうちの一のN型電界効果トランジスタのドレイン拡散領域に隣接して形成され、前記第1のアイランドと同じ導電型であり且つ前記シリコン・アイランドの全厚さに亘って伸びる深い拡散領域と、該拡散領域を前記隣接するドレイン拡散領域とオーミック・コンタクトさせる導電層とを有し、これにより浅いソース拡散領域を共用している前記N型電界効果トランジスタのチャンネル領域下に電流経路を形成する、ボディ・コンタクトと、
    を含む、SRAMセル
  2. 記ボディ・コンタクトが、前記N型電解効果トランジスタにバイアス電圧を印加するための接地コンタクトと接続されている、請求項1記載のSRAMセル
  3. 前記導電層が金属シリサイドからなる、請求項1または2記載のSRAMセル
  4. 前記パス・トランジスタの各々のソース又はドレイン拡散領域がビット線拡散領域であり、
    前記ビット線拡散領域の各々が前記シリコン・アイランドの全厚さに亘って伸びている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のSRAMセル。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載のSRAMセルの複数からなる、SOIメモリ・アレー。
  6. 同一のワード線を共用する、互いに隣接するSRAMセルが、ボディ・コンタクトを共用していることを特徴とする、請求項記載のSOIメモリ・アレー。
  7. 請求項5または6に記載のSOIメモリ・アレーを備えたSOIチップ。
  8. 請求項1〜4のいずれか1項記載のSRAMセルの形成方法であって、
    (a)シリコン・ウェーハ中に、表面シリコン層とシリコン基板とを分離する埋め込み酸化物層を形成する工程と、
    (b)前記表面シリコン層にシリコン・アイランドを形成する工程と、
    (c)前記シリコン・アイランド上にゲートを形成する工程と、
    (d)前記表面シリコン層の上面から前記埋め込み酸化物層上の点まで伸びる浅い拡散領域を、前記複数のゲートに隣接して形成する工程と、
    (e)前記複数のシリコン・アイランドにボディ・コンタクト拡散領域を形成する工程と、
    を備えた方法。
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