JP3900375B2 - 自動車のワイパー装置 - Google Patents
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Description
本発明は、自動車のワイパー装置に関する。
本発明は、特に、駆動シャフトの先端部により、ワイパーを往復させて掃引させるように、軸方向に延びる駆動シャフトを回転可能に取り付けるための、少なくとも1つのガイドプレートを備え、このガイドプレートは、駆動シャフトを回転可能に案内するガイドステムと、弾性的でモールド可能な材料で形成された緩衝ユニットにより、駆動シャフトを、自動車のボディに取り付けるために、横方向を向く取付片、またはハンドルを備える自動車のワイパー装置に関する。
従来、前記のようなガイドプレートにより、ワイパー装置は、自動車のボディに取り付けられていた。
歩行者と衝突した場合、自動車の外部へ突出しているワイパー装置の部分が、怪我をさせる原因となっていた。
また、大事故の場合、客室に近接して、エンジンに取り付けられたワイパー装置は、衝撃のために、フロントガラスを突き破って、客室内を貫通する場合もある。
大きな部材が客室内に突入してくると、乗客は危険に晒される。従って、大事故の場合の、ワイパー装置の動きを改善する必要がある。
上記の問題点を解消するために、本発明は、上述のようなワイパー装置において、取付片に形成されたハウジングまたは自動車のボディに、緩衝ユニットを取り付け、ハウジングの一部は、駆動シャフトの回転軸と概ね平行な方向で開いており、衝突時には、緩衝ユニットがハウジングから外れ、取付片、ガイドステム、及び駆動シャフトが、軸方向に後退するようになっていることを特徴としている。
本発明の他の特徴は、次の通りである。
−取付片は、プレート状であり、駆動シャフトの回転軸と平行に延びている。
−ハウジングは、取付片に形成され、取付片の外側方から径方向に開口する環状となっている。
−緩衝ユニットは、駆動シャフトの回転軸と直角の方向に延びる固定ロッドにより、自動車のボディ、または取付片に取り付けられている。
−固定ロッドにおける、小抵抗部に、ひだ状の領域を設けてある。
−ガイドプレートは、鋳造により一体成形されている。
また、本発明は、以下の記載に示すようにして形成したプレートも含むものである。
本発明の他の特徴及び利点は、図面を参照して行う、以下の記載から明らかになると思う。
図1は、本発明によるワイパー装置を、図3の矢印F1方向から見た斜視図である。
図2は、本発明によるワイパー装置を、図3の矢印F2方向から見た斜視図である。
図3は、本発明によるワイパー装置を、図1の矢印F3方向から見た側面図である。
図4は、駆動シャフト、ガイドプレート、及び固定プレートを軸線方向に分離して示す、図1と同様の斜視図である。
図は、例えば、自動車のフロントガラス(12)や後部窓を掃引するワイパー装置(10)の部材を示している。フロントガラス(12)は、自動車のボディに取り付けられている。すなわち、図示のように、横木状の中空のブラケット(14)における受縁(16)と、支持板(20)における曲縁(18)との間に挾持されている。
ワイパー装置(10)は、一般的な形状の駆動シャフト(22)を備えている。この駆動シャフト(22)は、支持板(20)に設けた孔(26)を貫通し、その先端部(24)は、外部に垂直に突出し、かつ先端部(24)には、ワイパーをフロントガラス(12)上を往復掃引させるための回転ワイパーアーム(図示しない)が取り付けられている。
駆動シャフト(22)は、ワイパー装置(10)のガイドプレート(30)に設けたガイドステム(28)内に、回転軸X-Xの周りに回転しうるようにして挿入されている。
ガイドプレート(30)は、ガイドステム(28)以外に、ワイパー装置(10)を自動車のボディのブラケット(14)に固定するための取付片(32)を備えている。
取付片(32)は、例えば、ガイドステム(28)とともに鋳製された、駆動シャフト(22)の回転軸X-Xの方向を向く板状の部材である(図3参照)。
振動を軽減させるために、一般に行われているように、取付片(32)は、例えば、エラストマー材料からなる概ね円筒状の緩衝ユニット(34)により、ブラケット(14)に固定されている。
緩衝ユニット(34)は、取付片(32)の面、及びブラケット(14)の支持面(36)に対して、概ね垂直であるY-Y軸方向を向いている。
公知の適宜の手段によって、緩衝ユニット(34)は、ブラケット(14)に固定されている。
緩衝ユニット(34)は、固定ロッド(38)(例えばねじ)の周りにモールドされたエラストマー材料からなる部材である。固定ロッド(38)のボディ(図示しない)は、支持面(36)の所定のヶ所に設けた孔を貫通し、ブラケット(14)の内側において、ナット(40)によりねじ止めして固定されている。
本発明においては、緩衝ユニット(34)は、取付片(32)に一体的に形成されたハウジング(42)内に取り付けられている。
より詳しく言うと、ハウジング(42)は、円環状であり、その内径は、緩衝ユニット(34)の円筒状の周面(35)に設けた環溝(44)と同じ寸法となっている。
本発明によれば、円環状のハウジング(42)の一部は、径方向に外方へ向かって開口しており、緩衝ユニット(34)を、取付片(32)の周縁(46)に設けた開口部(43)を通過させることにより、取付片(32)が緩衝ユニット(34)から外れるようになっている。
図2及び図4からもかわるように、円環状のハウジング(42)の開口部(43)は、回転軸X-X及び駆動シャフト(22)の先端部(24)が延びている方向と平行をなしている。
円環状のハウジング(42)における開口部(43)の寸法は、取付け時に、固定ロッド(38)を用いて、ブラケット(14)に取付片(32)及びガイドプレート(30)を固定するために、エラストマー材料からなる緩衝ユニット(34)を径方向に移動させて圧縮させることにより、取付片(32)が環溝(44)に係合しうるような寸法となっている。
また、本発明においては、開口部(43)及び緩衝ユニット(34)は、駆動シャフト(22)に衝撃が加わった場合、つまり、先端部(24)に対して、衝撃が、図3に示す矢印I方向に加わった場合、緩衝ユニット(34)がハウジング(42)から外れるような寸法としてある。
上記のような衝撃は、自動車が歩行者と衝突したり、歩行者の体が、ワイパー及びワイパー機構に直接ぶつかったりした時に発生する。その場合、ワイパー機構のガイドプレート(30)が、回転軸X-X及び取付片(32)と平行な方向に移動し、緩衝ユニット(34)がハウジング(42)から外れることとなる。
この逃げにより、ガイドプレート(30)は、内側に向かって軸方向に後退して外れる。そのため、駆動シャフト(22)の先端部(24)、及びそれに取り付けられているワイパーによって、大きな怪我が生じるのが防止される。
本発明による他の特徴(図示しない)によれば、ブラケット(14)に取り付けられた緩衝ユニット(34)の固定ロッド(38)の小抵抗部には、ガイドプレート(30)がブラケット(14)からより外れ易くするために、ひだ状の領域を設けてある。これにより、衝撃の方向によって、もし緩衝ユニット(34)が開口部(43)から外れない時、または、自動車同士が衝突した時、吸収エネルギーにより、固定ロッド(38)を破損させ、ワイパー装置が自動車の客室を貫通しないようにしてある。
本発明は、特に、駆動シャフトの先端部により、ワイパーを往復させて掃引させるように、軸方向に延びる駆動シャフトを回転可能に取り付けるための、少なくとも1つのガイドプレートを備え、このガイドプレートは、駆動シャフトを回転可能に案内するガイドステムと、弾性的でモールド可能な材料で形成された緩衝ユニットにより、駆動シャフトを、自動車のボディに取り付けるために、横方向を向く取付片、またはハンドルを備える自動車のワイパー装置に関する。
従来、前記のようなガイドプレートにより、ワイパー装置は、自動車のボディに取り付けられていた。
歩行者と衝突した場合、自動車の外部へ突出しているワイパー装置の部分が、怪我をさせる原因となっていた。
また、大事故の場合、客室に近接して、エンジンに取り付けられたワイパー装置は、衝撃のために、フロントガラスを突き破って、客室内を貫通する場合もある。
大きな部材が客室内に突入してくると、乗客は危険に晒される。従って、大事故の場合の、ワイパー装置の動きを改善する必要がある。
上記の問題点を解消するために、本発明は、上述のようなワイパー装置において、取付片に形成されたハウジングまたは自動車のボディに、緩衝ユニットを取り付け、ハウジングの一部は、駆動シャフトの回転軸と概ね平行な方向で開いており、衝突時には、緩衝ユニットがハウジングから外れ、取付片、ガイドステム、及び駆動シャフトが、軸方向に後退するようになっていることを特徴としている。
本発明の他の特徴は、次の通りである。
−取付片は、プレート状であり、駆動シャフトの回転軸と平行に延びている。
−ハウジングは、取付片に形成され、取付片の外側方から径方向に開口する環状となっている。
−緩衝ユニットは、駆動シャフトの回転軸と直角の方向に延びる固定ロッドにより、自動車のボディ、または取付片に取り付けられている。
−固定ロッドにおける、小抵抗部に、ひだ状の領域を設けてある。
−ガイドプレートは、鋳造により一体成形されている。
また、本発明は、以下の記載に示すようにして形成したプレートも含むものである。
本発明の他の特徴及び利点は、図面を参照して行う、以下の記載から明らかになると思う。
図1は、本発明によるワイパー装置を、図3の矢印F1方向から見た斜視図である。
図2は、本発明によるワイパー装置を、図3の矢印F2方向から見た斜視図である。
図3は、本発明によるワイパー装置を、図1の矢印F3方向から見た側面図である。
図4は、駆動シャフト、ガイドプレート、及び固定プレートを軸線方向に分離して示す、図1と同様の斜視図である。
図は、例えば、自動車のフロントガラス(12)や後部窓を掃引するワイパー装置(10)の部材を示している。フロントガラス(12)は、自動車のボディに取り付けられている。すなわち、図示のように、横木状の中空のブラケット(14)における受縁(16)と、支持板(20)における曲縁(18)との間に挾持されている。
ワイパー装置(10)は、一般的な形状の駆動シャフト(22)を備えている。この駆動シャフト(22)は、支持板(20)に設けた孔(26)を貫通し、その先端部(24)は、外部に垂直に突出し、かつ先端部(24)には、ワイパーをフロントガラス(12)上を往復掃引させるための回転ワイパーアーム(図示しない)が取り付けられている。
駆動シャフト(22)は、ワイパー装置(10)のガイドプレート(30)に設けたガイドステム(28)内に、回転軸X-Xの周りに回転しうるようにして挿入されている。
ガイドプレート(30)は、ガイドステム(28)以外に、ワイパー装置(10)を自動車のボディのブラケット(14)に固定するための取付片(32)を備えている。
取付片(32)は、例えば、ガイドステム(28)とともに鋳製された、駆動シャフト(22)の回転軸X-Xの方向を向く板状の部材である(図3参照)。
振動を軽減させるために、一般に行われているように、取付片(32)は、例えば、エラストマー材料からなる概ね円筒状の緩衝ユニット(34)により、ブラケット(14)に固定されている。
緩衝ユニット(34)は、取付片(32)の面、及びブラケット(14)の支持面(36)に対して、概ね垂直であるY-Y軸方向を向いている。
公知の適宜の手段によって、緩衝ユニット(34)は、ブラケット(14)に固定されている。
緩衝ユニット(34)は、固定ロッド(38)(例えばねじ)の周りにモールドされたエラストマー材料からなる部材である。固定ロッド(38)のボディ(図示しない)は、支持面(36)の所定のヶ所に設けた孔を貫通し、ブラケット(14)の内側において、ナット(40)によりねじ止めして固定されている。
本発明においては、緩衝ユニット(34)は、取付片(32)に一体的に形成されたハウジング(42)内に取り付けられている。
より詳しく言うと、ハウジング(42)は、円環状であり、その内径は、緩衝ユニット(34)の円筒状の周面(35)に設けた環溝(44)と同じ寸法となっている。
本発明によれば、円環状のハウジング(42)の一部は、径方向に外方へ向かって開口しており、緩衝ユニット(34)を、取付片(32)の周縁(46)に設けた開口部(43)を通過させることにより、取付片(32)が緩衝ユニット(34)から外れるようになっている。
図2及び図4からもかわるように、円環状のハウジング(42)の開口部(43)は、回転軸X-X及び駆動シャフト(22)の先端部(24)が延びている方向と平行をなしている。
円環状のハウジング(42)における開口部(43)の寸法は、取付け時に、固定ロッド(38)を用いて、ブラケット(14)に取付片(32)及びガイドプレート(30)を固定するために、エラストマー材料からなる緩衝ユニット(34)を径方向に移動させて圧縮させることにより、取付片(32)が環溝(44)に係合しうるような寸法となっている。
また、本発明においては、開口部(43)及び緩衝ユニット(34)は、駆動シャフト(22)に衝撃が加わった場合、つまり、先端部(24)に対して、衝撃が、図3に示す矢印I方向に加わった場合、緩衝ユニット(34)がハウジング(42)から外れるような寸法としてある。
上記のような衝撃は、自動車が歩行者と衝突したり、歩行者の体が、ワイパー及びワイパー機構に直接ぶつかったりした時に発生する。その場合、ワイパー機構のガイドプレート(30)が、回転軸X-X及び取付片(32)と平行な方向に移動し、緩衝ユニット(34)がハウジング(42)から外れることとなる。
この逃げにより、ガイドプレート(30)は、内側に向かって軸方向に後退して外れる。そのため、駆動シャフト(22)の先端部(24)、及びそれに取り付けられているワイパーによって、大きな怪我が生じるのが防止される。
本発明による他の特徴(図示しない)によれば、ブラケット(14)に取り付けられた緩衝ユニット(34)の固定ロッド(38)の小抵抗部には、ガイドプレート(30)がブラケット(14)からより外れ易くするために、ひだ状の領域を設けてある。これにより、衝撃の方向によって、もし緩衝ユニット(34)が開口部(43)から外れない時、または、自動車同士が衝突した時、吸収エネルギーにより、固定ロッド(38)を破損させ、ワイパー装置が自動車の客室を貫通しないようにしてある。
Claims (7)
- 駆動シャフト(22)の先端部(24)が、ワイパーを往復させて掃引させるように、回転軸(X-X)上を外方へ延びる駆動シャフト(22)を回転可能に取付けた、少なくとも1つのガイドプレート(30)を備え、ガイドプレート(30)は、駆動シャフト(22)を回転可能に案内するガイドステム(28)と、弾性的でモールド可能な材料で形成された緩衝ユニット(34)を用いて、自動車のブラケット(14)に固定された、横方向に延びる取付片(32)とを備える、自動車のワイパー装置(10)であって、
緩衝ユニット(34)を、取付片(32)に形成されたハウジング(42)、または自動車のボディに取り付け、ハウジング(42)は、駆動シャフト(22)の回転軸(X-X)と概ね平行な方向に部分的に開口しており、衝撃が加わると、緩衝ユニット(34)がハウジング(42)から外れて、取付片(32)、ガイドステム(28)、及び駆動シャフト(22)が、軸方向に後退するようになっていることを特徴とするワイパー装置。 - 取付片(32)は、板状であり、駆動シャフト(22)の回転軸(X-X)と平行に延びていることを特徴とする、請求項1に記載のワイパー装置。
- ハウジング(42)は、取付片(32)に円環状に形成され、かつ取付片(32)の周縁(46)に、開口部(43)が設けられていることを特徴とする、請求項1もしくは2に記載のワイパー装置。
- 緩衝ユニット(34)は、固定ロッド(38)により、自動車のボディまたは取付片(32)に取り付けられ、固定ロッド(38)は、駆動シャフト(22)の回転軸(X-X)と直交する軸(Y-Y)の方向に延びていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のワイパー装置。
- 固定ロッド(38)の抵抗の小さい部分に、ひだ状の領域が設けられていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のワイパー装置。
- ガイドプレート(30)は、鋳造により一体成形されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のワイパー装置。
- ガイドプレート(30)は、自動車ワイパの駆動シャフト(22)を回転可能に取り付けるように案内していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のワイパー装置。
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