JP3899855B2 - 画像書込装置および画像記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することによりその画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置、およびその画像記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パーソナルコンピュータ等で作成された文書や絵の情報をCRTや液晶表示装置等の画像表示装置に表示しておき、その表示された情報を手に何枚も持って閲覧できるような媒体(ハードコピー媒体)に変換する手段としては、紙へのプリントアウトが一般的である。また、これ以外に、画面に表示された情報をインスタントカメラ等により撮影して写真フイルムに変換するというようなことも行なわれている。いずれの場合であっても所定の時間を必要とし、このため思考が中断されて創作的作業の効率が低下するという問題がある。
【0003】
また、複写機やプリンタ等の印字装置において、複数ページにまたがる紙への複写(コピー)やプリントアウトは、それらの装置を通して一枚毎に行なわれる。従って、ノートのように複数ページが事前に綴られた媒体にコピーやプリントアウトを行なうには、一度、各ページを切り離す必要があるという問題を抱えている。
【0004】
近年では、森林資源の保護や廃棄物処理といった環境問題から、紙に変わる新しいハードコピー媒体への期待が高まっている。そのような背景から、「電子ぺーパー」(光書込型記録媒体)と呼ばれる新規の画像記録媒体の研究が盛んに行われている。例えば、H.Yoshida,T.Takizawaら“Reflective Display with Photoconductive Layer and a Bistable,Reflective Cholesteric Mixture”SID’96 APPLICATIONS DIGEST p59〜p62に記載されているように、コレステリック液晶よりなる表示層とアモルファスシリコンよりなる光スイッチング層とを備えた画像記録媒体や、Japan Hardcopy’96 Fall Meetingp25に記載されているように、メモリ性のある液晶素子と有機感光体を積層した画像入カシステムであるエルグラフィシステムなどが知られている。
【0005】
通常、このような光書込型記録媒体である画像記録媒体は、所定の電圧を光スイッチング層に印加しつつ、受光した光量により光スイッチング層のインピーダンスを変化させて表示層に印加される電圧を制御することにより表示層を駆動して画像表示を行なうものである。
【0006】
このような画像記録媒体の表示層に用いる表示材料としては、コレステリック液晶の他に、ネマチック液晶、ツイストネマチック液晶、スーパーツイスト液晶、スメクチック液晶などの液晶材料や、表面安定化強誘電液晶、液晶材料をポリマ分散化したポリマ分散型液晶、液晶材料をカプセル化したカプセル化液晶などが知られている。これらのうち、メモリ性を有する表示材料を利用したものは、記録表示状態を保持するのに電力を必要としないため、画像情報を記録表示した後、画像記録媒体を画像書込装置から切り離して持ち歩くことが可能である。このようなメモリ性を有する表示材料としては、コレステリック液晶、強誘電液晶や、ポリマ分散化液晶、カプセル化液晶などがある。
【0007】
コレステリック液晶を用いた画像記録媒体は、CRTや液晶表示装置の表示画面を瞬時に記録(転写)することができ、紙へのプリントアウト若しくはインスタントカメラ等による写真撮影と比較し、ハードコピーの作成にあたり時間が短くて済み、思考が中断されることが緩和されて創作的作業の効率が低下するということが防止される。また、森林資源の保護や廃棄物処理といった環境問題も解消することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したコレステリック液晶を用いた画像記録媒体において、事前に綴られた複数枚の画像記録媒体に対して、効率良く画像データを書き込むための画像書込装置は提案されていないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑み、綴られた複数枚の画像記録媒体に効率良く画像データを書き込むことのできる画像書込装置および画像記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の画像書込装置のうちの第1の画像書込装置は、画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することによりその画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、
綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた複数枚の画像記録媒体の綴りを解く綴代解除部と、
上記複数枚の画像記録媒体1枚ずつに順次露光光を照射してそれら画像記録媒体に可視画像を記録する画像書込部と、
上記画像書込部により可視画像が書き込まれた画像記録媒体を、所定の再綴り位置に搬送する媒体搬送部と、
上記媒体搬送部により再綴り位置に搬送された複数枚の画像記録媒体を再度綴る再綴り部とを備えたことを特徴とする。
【0011】
また、上記目的を達成する本発明の画像書込装置のうちの第2の画像書込装置は、画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することによりその画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、
綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた複数枚の画像記録媒体を1枚ずつ所定の画像書込位置に移動させるとともに、さらにその画像書込位置から離れた書込最終位置に移動させる媒体移動機構と、
上記画像書込位置に順次移動してきた各画像記録媒体に各可視画像を書き込む画像書込部とを備えたことを特徴とする。
【0012】
さらに、上記目的を達成する本発明の画像書込装置のうちの第3の画像書込装置は、画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することによりその画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、
綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた画像記録媒体のうちの端に重ねられた1枚の画像記録媒体に露光光を照射して可視画像を書き込む画像書込部と、
その画像書込部で可視画像が書き込まれるごとに、上記画像書込部にセットされた、綴られた複数枚の画像記録媒体のうちの可視画像が書き込まれた1枚の画像記録媒体をその画像書込部から退避させる媒体退避機構とを備えたことを特徴とする。
【0013】
ここで、上記第1,第2,第3の画像書込装置において、上記画像記録媒体は、露光光の照射による刺激とともに電界の印加による刺激を受けて可視画像が書き込まれるものであって、
上記画像書込部は、可視画像が書き込まれる1枚の画像記録媒体にのみ電界を印加するための電極を備えたものであることが好ましい。
【0014】
また、上記目的を達成する画像記録媒体は、画像を表わす露光光による刺激を受けて可視画像が書き込まれる矩形の複数枚の画像記録媒体の一辺が相互に綴られてなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像書込装置について説明する。
【0016】
図1は、本発明の第1の画像書込装置の一実施形態を示す斜視図である。
【0017】
図1に示す画像記録装置1は、画像を表わす露光光照射による刺激とともに電界の印加による刺激を受けて可視画像が書き込まれる、ノートのような片側に綴代を設けた画像記録媒体に、露光光を照射するとともに電界を印加することによりその画像記録媒体に可視画像を書き込む、ソータ方式を採用した画像書込装置である。
【0018】
この画像記録装置1には、画像記録媒体100_1,100_2,100_3を1枚ずつ順次に露光光を照射するとともに電界を印加してそれら画像記録媒体100_1,100_2,100_3に可視画像を記録する画像書込部20が備えられている。ここで、画像記録媒体100_1,100_2,100_3は、露光光の照射による刺激とともに電界の印加による刺激を受けて可視画像が書き込まれるものであり、各画像記録媒体100_1,100_2,100_3には、綴代100aと、支持ガイド部100bと、綴代100aに設けられタップ加工された自動綴代固定部100cとが備えられている。
【0019】
また、画像記録装置1には、綴られた3枚の画像記録媒体100_1,100_2,100_3がセットされセットされた3枚の画像記録媒体100_1,100_2,100_3の綴りを解く綴代解除部10(図2参照)が、上記画像書込部20内部に備えられている。
【0020】
さらに、画像記録装置1には、画像書込部20により可視画像が書き込まれた画像記録媒体100_1,100_2,100_3を、所定の再綴り位置に搬送する媒体搬送部30が備えられている。
【0021】
また、画像記録装置1には、媒体搬送部30により再綴り位置に搬送された画像記録媒体100_1,100_2,100_3を再度綴る再綴り部40が備えられている。
【0022】
図2は、図1に示す画像記録装置の断面図である。
【0023】
図2に示す画像記録装置1を構成する媒体搬送部30には、支持ゴムロール31_1,31_2,31_3,31_4と、支持スライドレール32と、ステッピングモータ33_1,33_2と、駆動ゴムロール34_1,34_2とが備えられている。また、画像記録媒体100_1,100_2,100_3には電極100dが備えられている。
【0024】
一方、画像書込部20には、可視画像が書き込まれる1枚の画像記録媒体にのみ電界を印加するための電極21が備えられている。また、画像書込部20の内部に、綴ネジ加工ピン11を保持する綴代解除部10が備えられている。
【0025】
綴られた3枚の画像記録媒体100_1,100_2,100_3に画像を書き込むには、これら3枚の画像記録媒体100_1,100_2,100_3を媒体搬送部30にセットする。すると、支持ゴムロール31_1,31_2がスプリング加圧されて、画像記録媒体100_1,100_2,100_3の支持ガイド部100bが押さえつけられて画像書込部20に密着する。これにより、画像記録媒体100_1の電極100dが画像書込部20の電極21に接触する。また、綴ネジ加工ピン11が画像記録媒体100_1,100_2,100_3に挿通される。このような状態で、先ず画像記録媒体100_1に図示しない表示デバイスの画像が書き込まれる。書込みが終了すると、綴ネジ加工ピン11が上昇し、1番下の画像記録媒体100_1のみが切り離される。切り離された画像記録媒体100_1は、ステピングモータ33_1,33_2の駆動を受けて駆動する駆動ゴムロール34_1,34_2により支持ズライドレール32に添ってA方向に移動し、画像書込装置1から取り出される。すると、重力と支持ローラ31_1,31_2の圧力で2枚目の画像記録媒体100_2の電極100dが画像書込部20の電極21に接触する。以下、1枚目の画像記録媒体100_1と同様にして、画像記録媒体100_2に画像が書き込まれる。このようにして、全ての画像記録媒体100_1,100_2,100_3に画像が書き込まれる。
【0026】
図3は、綴代解除部の構造を示す図である。
【0027】
この綴代解除部10では、ステッピングモータ12に軸支されたギア13_1がギア13_2に噛合している。このギア13_2は、スプリング14で加圧された状態でドライバヘッド15を介して綴ネジ加工ピン11を押し付けている。画像記録媒体100_1,100_2,100_3側の自動綴代固定部100cは、タップ加工されており、ステピングモータ12の回転制御で綴ネジ加工ピン11が上下し、これにより画像記録媒体100_1,100_2,100_3の固定および解除が制御される。この時、最終的に書き込まれる媒体である画像記録媒体100_3には、綴ネジ加工ピン11が綴ネジ加工ピン脱落防止ガイド16によって脱落せずに付属して搬送される。その後、全ての画像記録媒体100_1,100_2,100_3は、図1に示す再綴り部40で綴ネジ加工ピン11により再度綴られる。
【0028】
本実施形態の画像書込装置1は、上述したように、ノートのような片側に綴代をとった画像記録媒体に、機械的動作で自動的に1枚1枚独立して書き込むことにより、綴られた複数枚の画像記録媒体に効率良く画像データを書き込むことができる。
【0029】
図4は、本発明の第2の画像書込装置の一実施形態にセットされた複数枚の画像記録媒体を示す図である。
【0030】
図4に示すように、可視画像が書き込まれる矩形の5枚の画像記録媒体100_11,100_12,100_13,100_14,100_15の一辺は相互に綴られている。この画像記録装置2は、後述する媒体移動機構210の回転軸211を画像記録媒体100_11,100_12,100_13,100_14,100_15の角の1点におき、それら画像記録媒体100_11,100_12,100_13,100_14,100_15を、風車のように回転させて書込みページを切り換えて行く方式である。この方式では、画像記録媒体100_11,100_12,100_13,100_14,100_15は束ねられた状態で、画像記録装置2上にセットされ、その画像記録装置2側に一番近い画像記録媒体から書き込こまれ、書き込まれた画像記録媒体は回転軸211を中心として回転し画像書込装置2上から移動し、次の画像記録媒体が画像書込装置2上にセットされる。この動作を繰り返すことで複数ページの書込みが複数枚の画像記録媒体を分離することなく実現される。
【0031】
図5は、図4に示す画像書込装置の構成を示す断面図である。
【0032】
図5に示す画像記録装置2には、綴られた3枚の画像記録媒体100_11,100_12,100_13がセットされセットされた3枚の画像記録媒体100_11,100_12,100_13を1枚ずつ所定の画像書込位置に移動させるとともに、さらにその画像書込位置から離れた書込最終位置に移動させる媒体移動機構210が備えられている。媒体移動機構210には、回転軸211に軸支されたギア212と、そのギア212に係合されたステッピングモータ213と、筐体214内に配置された軸固定クラッチ板215,フリークラッチ板216,スペーサ217と、筐体214のネジ部218に固定されたロックピン219と、クラッチ制御ソレノイド220とが備えられている。
【0033】
また、画像記録装置2には、画像書込位置に順次移動してきた各画像記録媒体100_11,100_12,100_13に各可視画像を書き込む画像書込部230が備えられている。この画像書込部230には、画像表示画面231と、その表示画面231の端部に螺合されたネジ部232と、そのネジ部232に軸支されたギア233と、そのギア233に係合されたステッピングモータ234とが備えられている。
【0034】
図5に示すようにセットされた各画像記録媒体100_11,100_12,100_13は、一番下の媒体である画像記録媒体100_11が書き込まれた後、ステッピングモータ213によりロックピン219が上昇し1番下の画像記録媒体100_11のみが回転自在となる。この段階でクラッチ制御ソレノイド220がフリークラッチ板216を押し上げ、フリークラッチ板216と画像記録媒体100_11間の摩擦により1番下の画像記録媒体100_11のみが回転し、画像表示画面231上から除かれる。次にステッピングモータ234の回転により画像表示画面231が上昇し、2枚目の画像記録媒体100_12と接触する。この動作を繰り返すことで複数枚(ここでは3枚)の画像記録媒体の書込みが行なわれる。
【0035】
図6は、本発明の第3の画像書込装置の第1実施形態を示す図である。
【0036】
図6に示す画像書込装置3には、画像記録媒体保持リング310で綴られた複数枚(ここでは3枚)の画像記録媒体100_21,100_22,100_23がセットされセットされた画像記録媒体100_21,100_22,100_23のうちの端に重ねられた1枚の画像記録媒体100_21に露光光を照射して可視画像を書き込む画像書込部320が備えられている。
【0037】
また、画像書込装置3には、画像書込部320で可視画像が書き込まれるごとに、画像書込部320にセットされた、綴られた3枚の画像記録媒体100_21,100_22,100_23のうちの可視画像が書き込まれた1枚の画像記録媒体を画像書込部320から退避させる媒体退避機構330が備えられている。媒体退避機構330には、ステッピングモータ331と、そのステッピングモータ331に軸支されたギア332と、そのギア332に噛合されたギア333と、ギア333が軸支されるとともに画像書込部320の端部に回転自在に取り付けられた回転軸334と、退避する画像記録媒体以外の画像記録媒体を保持するロックピン335と、そのロックピン335を駆動するためのソレノイド336とが備えられている。
【0038】
図7は、図6に示す画像書込装置の動作を示す図である
本実施形態の画像書込装置3は、画像記録媒体100_21,100_22,100_23の移動を、自由落下により行なう方式を採用している。先ず、図7(a)に示すように、画像記録媒体100_21に画像書込部320で画像を書き込む。次に、図7(b)に示すように、ステッピングモータ331を正回転させて画像書込部320を下向きに折り曲げる。支えを無くした画像記録媒体100_21は下向きに落下する。この時、画像記録媒体100_22,100_23は、ロックピン335で固定されており落下することはない。次に、ステッピングモータ331を逆回転させて画像書込部320を水平位置に戻した後、ソレノイド336を駆動して画像記録媒体100_22のみロック状態を解除し、画像書込部320上にセットする。以下、画像記録媒体100_21と同様にして、画像記録媒体100_22に画像を書き込む。このようにして、図7(c)に示すように、綴られた全ての画像記録媒体100_21,100_22,100_23に効率良く画像データを書き込むことができる。
【0039】
図8は、本発明の第3の画像書込装置の第2実施形態を示す図である。
【0040】
画像書込部320の稼動方向は下向きだけでなく、平面に対して回転させる方向であってもよい。そこで、図8に示す画像書込装置4には、画像書込部320の端部に取り付けられた回転軸341と、その回転軸341に軸支されたギア342と、そのギア342を介して回転軸341を回転させるためのステッピングモータ343とを有する媒体退避機構340が備えられている。
【0041】
図9は、図8に示す画像書込装置の動作を示す図である
図9(a)に示すように、画像記録媒体100_21に画像書込部320で画像を書き込む。次に、図9(b)に示すように、ステッピングモータ343を回転させて画像書込部320を回転させる。支えを無くした画像記録媒体100_21は下向きに落下する。この時、画像記録媒体100_22,100_23は、ロックピン335で固定されており落下することはない。次に、ソレノイド336を駆動して画像記録媒体100_22のみロック状態を加除し、画像書込部320上にセットする。以下、画像記録媒体100_21と同様にして、画像記録媒体100_22に画像を書き込む。このようにして、綴られた画像記録媒体100_21,100_22,100_23に画像データを書き込んでもよい。
【0042】
図10は、本発明の第3の画像書込装置の第3実施形態における、書込装置としてプロジェクタを用いて画像記録媒体に画像を書き込む様子を示す図である。
【0043】
図10に示す画像記録媒体100_21には、プロジェクタ350により画像が投影され、これにより画像が書き込まれる。書き込まれた画像記録媒体100_21は、自由落下する。このようにすると、ステッピングモータやギア等が不要となりコストの低減化を図ることができる。
【0044】
図11は、本発明の第3の画像書込装置の第4実施形態における、画像記録媒体に画像を書き込む様子を示す図である。
【0045】
ここでは、画像記録媒100_21,…,100_27の側部をリング軸部360に固定し、そのリング軸部360を中心にして画像記録媒100_21,…,100_27を水車のように回転させて画像を記録する方式である。リング軸部360と各画像記録媒体100_21,…,100_27は電気的に接続されており、各画像記録媒体100_21,…,100_27は全体若しくはリング軸部360間にフレキシブルな部分を持ち、リング軸部360を中心にモータ(図示せず)により回転して画像書込部320上にセットされる。次いで、画像が書き込まれる。画像書込終了後、リング軸部360が回転し、書き込まれた画像記録媒体はフレキシブル部を支点に折れ曲がり画像書込部320の下に回り込む。それと同時に次の画像記録媒体が画像書込部320上にセットされる。この動作を繰り返すことで複数ページの書き込みが画像記録媒体を分離することなく実現できる。
【0046】
ここで、画像記録媒体と画像書込部との接続方式としては、画像記録媒体1枚1枚に独立した信号ラインを設ける方式と、各画像記録媒体共に共通電極とし媒体選択信号により、書き込まれる画像記録媒体の信号ラインをトランジスタ等のスイッチング素子にて選択して、書込電圧が印加される画像記録媒体を選択する方式がある。
【0047】
図12は、書込電圧が印加される画像記録媒体を選択する方式の回路図である。
【0048】
図12には、N枚の画像記録媒体100_31,100_32.…,100_3nと、スイッチング素子400_1,400_2.…,400_nとが示されている。各画像記録媒体100_31,100_32.…,100_3nの各一端は、各スイッチング素子400_1,400_2.…,400_nの各一端に接続されている。また、各スイッチング素子400_1,400_2.…,400_nの各他端はグラウンドGNDに共通接続されている。さらに、各スイッチング素子400_1,400_2.…,400_nの制御端子は共通接続され媒体選択信号が入力される。また、各画像記録媒体100_31,100_32.…,100_3nの各他端は共通接続され画像書込部からの駆動信号パルスが印加される。
【0049】
これら画像記録媒体100_31,100_32.…,100_3nへの画像書込にあたり、先ず、媒体選択信号により画像記録媒体100_31が選択される。画像記録媒体100_31が選択されている状態で、画像書込部からの駆動信号パルスが印加され、これにより画像記録媒体100_31に画像が書き込まれる。次いで、媒体選択信号により画像記録媒体100_32が選択され、その状態で画像書込部からの駆動信号パルスが印加され、これにより画像記録媒体100_32に画像が書き込まれる。以下、同様にして、N枚目の画像記録媒体100_3nにまで画像が書き込まれる。
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、綴られた複数枚の画像記録媒体に効率良く画像データを書き込むことのできる。このため、綴られた複数枚の画像記録媒体をバラすことなく簡単にページの差し替えが可能となる。特にマニュアルや新聞のような頻繁に改定を行なうものに対して、電子情報を呼び出す手間もなく、物理的媒体により即座に最新の情報を閲覧できる環境が構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の画像書込装置の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す画像記録装置の断面図である。
【図3】綴代解除部の構造を示す図である。
【図4】本発明の第2の画像書込装置の一実施形態にセットされた複数枚の画像記録媒体を示す図である。
【図5】図4に示す画像書込装置の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第3の画像書込装置の第1実施形態を示す図である。
【図7】図6に示す画像書込装置の動作を示す図である
【図8】本発明の第3の画像書込装置の第2実施形態を示す図である。
【図9】図8に示す画像書込装置の動作を示す図である
【図10】本発明の第3の画像書込装置の第3実施形態における、書込装置としてプロジェクタを用いて画像記録媒体に画像を書き込む様子を示す図である。
【図11】本発明の第3の画像書込装置の第4実施形態における、画像記録媒体に画像を書き込む様子を示す図である。
【図12】書込電圧が印加される画像記録媒体を選択する方式の回路図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 画像記録装置
10 綴代解除部
11 綴ネジ加工ピン
12,33_1,33_2,213,234,331,342 ステッピングモータ
13_1,13_2,212,233,332,333,342 ギア
14 スプリング
16 綴ネジ加工ピン脱落防止ガイド
20,230,320 画像書込部
21,100d 電極
30 媒体搬送部
31_1,31_2,31_3,31_4 支持ゴムロール
32 支持スライドレール
34_1,34_2 駆動ゴムロール
40 再綴り部
100_1,100_2,100_3,100_11,100_12,100_13,100_14,100_15,100_21,…,100_27,100_31,100_32,…,100_3n 画像記録媒体
100a 綴代
100b 支持ガイド部
100c 自動綴代固定部
210 媒体移動機構
211 回転軸
214 筐体
215 軸固定クラッチ板
216 フリークラッチ板
217 スペーサ
218,232 ネジ部
219 ロックピン
220 クラッチ制御ソレノイド
231 画像表示画面
310 画像記録媒体保持リング
330,340 媒体退避機構
334,341 回転軸
335 ロックピン
336 ソレノイド
350 プロジェクタ
360 リング軸部
400_1,400_2.…,400_n スイッチング素子

Claims (5)

  1. 画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することにより該画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、
    綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた複数枚の画像記録媒体の綴りを解く綴代解除部と、
    前記複数枚の画像記録媒体1枚ずつに順次露光光を照射して該画像記録媒体に可視画像を記録する画像書込部と、
    前記画像書込部により可視画像が書き込まれた画像記録媒体を、所定の再綴り位置に搬送する媒体搬送部と、
    前記媒体搬送部により再綴り位置に搬送された複数枚の画像記録媒体を再度綴る再綴り部とを備えたことを特徴とする画像書込装置。
  2. 画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することにより該画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、
    綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた複数枚の画像記録媒体を1枚ずつ所定の画像書込位置に移動させるとともに、さらに該画像書込位置から離れた書込最終位置に移動させる媒体移動機構と、
    前記画像書込位置に順次移動してきた各画像記録媒体に各可視画像を書き込む画像書込部とを備えたことを特徴とする画像書込装置。
  3. 画像を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照射することにより該画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、
    綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた画像記録媒体のうちの端に重ねられた1枚の画像記録媒体に露光光を照射して可視画像を書き込む画像書込部と、
    該画像書込部で可視画像が書き込まれるごとに、前記画像書込部にセットされた、綴られた複数枚の画像記録媒体のうちの可視画像が書き込まれた1枚の画像記録媒体を該画像書込部から退避させる媒体退避機構とを備えたことを特徴とする画像書込装置。
  4. 前記画像記録媒体は、露光光の照射による刺激とともに電界の印加による刺激を受けて可視画像が書き込まれるものであって、
    前記画像書込部は、可視画像が書き込まれる1枚の画像記録媒体にのみ電界を印加するための電極を備えたものであることを特徴とする請求項1〜3記載の画像書込装置。
  5. 画像を表わす露光光による刺激を受けて可視画像が書き込まれる矩形の複数枚の画像記録媒体の一辺が相互に綴られてなることを特徴とする画像記録媒体。
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