JP5256688B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電圧を印加した媒体に画像を示す光を照射することにより、媒体上に画像の形成を行い、また媒体上に形成された画像を消去する技術がある。そのような光による画像形成技術を開示する文献として、例えば特許文献1がある。
国際公開第2004/068230号パンフレット
本発明の目的は、光により媒体に画像の形成および消去を行う場合において、複数の媒体を束の状態で載置可能であり、画像が形成または消去される様子をユーザが快適に視認可能とする手段を提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明は、第1の態様として、液晶層と、光の照射により抵抗値が変化する特性を有する光電導体層と、前記液晶層および前記光電導体層を挟み対向する位置に配置された一対の電極層とを有し、画像を示す光の照射を受け当該光が示す画像を形成可能な媒体であって、前記一対の電極層の少なくとも一方は複数のストライプ状のサブ電極層に分割されている媒体を保持する保持部と、前記保持部に保持された前記媒体の前記複数のサブ電極層の長手方向に沿ったライン状に、前記媒体に対し、前記媒体を挟み前記保持部と対向する位置から画像を示す光を照射する照射部と、前記照射部が照射するライン状の光の長手方向を横切る一の方向および当該一の方向と反対の他の方向に、前記保持部に保持された前記媒体の表面に沿って前記照射部を搬送する搬送部と、前記照射部により照射される光が前記保持部に保持された前記媒体の前記複数のサブ電極層のうちの一のサブ電極層に接する光電導体層を照射している間、当該一のサブ電極層と当該一のサブ電極層に対向する位置に配置された電極層との間に電圧を印加する給電部と、前記照射部により照射される光が前記保持部に保持された前記媒体の前記複数のサブ電極層のうちの一のサブ電極層に接する光電導体層を照射している間、当該一のサブ電極層に接する光電導体層を外部の光から遮る遮光部とを備える画像形成装置を提供する。
また、本発明は、第2の態様として、上記第1の態様の画像形成装置であって、前記給電部は、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向および前記他の方向のいずれの方向に搬送されているかに応じて、印加する電圧の大きさを異ならせる画像形成装置を提供する。
また、本発明は、第3の態様として、上記第1または2の態様の画像形成装置であって、前記照射部は、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向に搬送されている間は、一様に所定の強さの光を照射し、前記搬送部により前記照射部が前記他の方向に搬送されている間は、画像を示すライン状の光を照射する画像形成装置を提供する。
また、本発明は、第4の態様として、上記第3の態様の画像形成装置であって、前記給電部は、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向に搬送されている間は一の極性の直流電圧を印加し、前記搬送部により前記照射部が前記他の方向に搬送されている間は前記一の極性と異なる極性の直流電圧を印加する画像形成装置を提供する。
また、本発明は、第5の態様として、上記第3または4の態様の画像形成装置であって、前記照射部は、照射する光の絞りの程度を変更可能であり、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向に搬送されている間は、前記搬送部により前記照射部が前記他の方向に搬送されている間と比べ、絞りの程度が低い光を照射する画像形成装置を提供する。
上記第1の態様によれば、媒体からみてユーザの位置が照射部と同じ側となるため、複数の媒体を保持部に保持させた場合においても、ユーザは画像が形成または消去される様子を視認することができ、かつ画像の形成または消去の間に媒体は保持部に保持され移動しないため、媒体の移動に伴う視認性の低下を招くこともない。
上記第2の態様によれば、画像の形成と、媒体に形成されている画像の消去との各々のために異なる照射部および給電部、またはそれらに代わる構造を設ける必要がないため、画像形成装置を簡易化および小型化することができる。
上記第3の態様によれば、照射部が一の方向に搬送される間に媒体に形成されている画像の消去が行われ、照射部が他の方向に搬送される間に媒体に画像の形成が行われる。
上記第4の態様によれば、画像の消去および形成のいずれの際にも同じ極性の電圧が媒体に印加される場合と比較し、液晶の劣化が低減される。
上記第5の態様によれば、照射部が媒体に形成されている画像の消去を行う際に絞りの程度が低い光が広範囲に照射されるため、むらの少ない画像の消去が行われる。
(1)実施形態
以下に、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1の外観図である。ただし、図1において、画像形成装置1には画像の形成が行われる面形状の媒体2が複数、束の状態で載置されている。画像形成装置1は、筐体11と光照射バー12とを備えている。筐体11は、媒体2を複数、束の状態で載置可能なくぼみ領域(保持部)を備えており、媒体2は画像形成置1に保持されている。更に、筐体11が備えるくぼみ領域の底面は載置された媒体2を押し上げるように、例えばバネにより常に上方に加圧する構造となっている。
光照射バー12は、筐体11に媒体2が載置された状態において、媒体2を挟んで筐体11と対向する位置に配置されている。光照射バー12は、筐体11に載置された媒体2に対向する面に、ライン状に並んだ複数のLED(Light Emitting Diode)とLEDから照射される光を集光しつつ媒体2に向けて透過させるレンズを有するLEDアレイ121を備えている。なお、光照射バー12はLEDアレイ121に代えてライン状に並んだ半導体レーザやレーザROS(Raster Output Scanner)等を有していてもよい。以下の説明において、光照射バー12の長手方向、すなわち図1の両矢印Aの方向を「主方向」と呼び、主方向を横切る方向、すなわち図1の両矢印Bの方向を「副方向」と呼ぶ。
また、光照射バー12は、筐体11に載置された媒体2に対向する面に、端子122および端子123を有している。端子122および端子123の位置は、LEDアレイ121のLEDが形成するラインの延長線と、筐体11に載置された媒体2の副方向に伸びる2辺の各々とが交わる位置のやや内側である。
媒体2と接触する光照射バー12は光を透過しない素材で構成されており、筐体11に載置された媒体2のうち光照射バー12に覆われた部分を外部の光から遮断することができる。光照射バー12の副方向の長さは2Lである。
図2は、媒体2の構造を示した図である。媒体2は液晶層21と、ラミネート層23を挟んで液晶層21に接する光電導体層22とを、平板な電極24および電極25で挟み込んだ構造を有している。なお、電極24は液晶層21側に、また電極25は光電導体層22側に、各々配置されている。
液晶層21は、コレステリック液晶を内包する多数のマイクロカプセル211と、液晶層21においてマイクロカプセル211を保持するバインダ212とから構成されている。媒体2はこのように液晶をマイクロカプセル211に内包する形で保持しているため、媒体2が歪められても液晶の分子配向が乱れにくく、形成された画像が歪みにくい。なお、バインダ212は例えばポリマー層である。光電導体層22は、光の照射を受けると抵抗値が変化する特性を有する電導体、例えば光の照射により抵抗値が低下する有機光電導体の層である。電極24および電極25のうち、少なくとも液晶層21側に配置される電極24は透明電極である。従って、図2の矢印Cの方向に液晶層21に対し光の照射が可能であるとともに、矢印Cの方向にユーザが画像の形成および消去を視認することができる。
電極24および電極25の外側には、さらに基板26および基板27が各々配置されており、媒体2の形状を維持している。基板26および基板27のうち、少なくとも液晶層21側に配置される基板26は透明である。基板26および基板27は、例えばPET(PolyEthylene Terephthalate)基板である。また、光電導体層22と電極25の間には光を透過しない黒色層28が設けられている。液晶層21を透過した光は黒色層28に吸収されるため、媒体2のうち液晶層21が光を透過する部分はユーザにとって黒く見える。これに対し、液晶層21が光を反射する部分はユーザにとって液晶の反射光の色(以下、白色であるものとする)に見える。なお、電極25が透明電極である場合、黒色層28は電極25と基板27の間に配置されてもよい。さらに、基板27が透明である場合、黒色層28は基板27の外側に配置されてもよい。
図1を参照しつつ、電極24および電極25の構造をさらに説明する。電極24は、光照射バー12の長手方向に沿ったストライプ状の複数のサブ電極241に分割されており、サブ電極241の各々は互いに電気的に絶縁されている。なお、以下の説明において、複数のサブ電極241を各々区別する必要がある場合、サブ電極241−1、サブ電極241−2、・・・サブ電極241−n(nはサブ電極241の総数)のように呼ぶ。サブ電極241の各々は、図1において媒体2上の破線で区切られた長方形の位置に、左から順にサブ電極241−1、サブ電極241−2、・・・サブ電極241−nのように配置されている。なお、サブ電極241の副方向の長さはLである。
電極25は、電極24と異なり、複数のサブ電極に分割されず媒体2の面全体を覆っている。なお、電極25が電極24と同様に複数のサブ電極に分割される構成としてもよい。ただし、その場合、互いに対向するサブ電極は同形、同サイズである必要がある。また、電極25が複数のサブ電極に分割される構成とし、電極24が媒体2の面全体を覆う構成としてもよい。
媒体2の副方向に伸びる2辺に沿った縁部には、ライン状の端子2411−1〜端子2411−nと、端子2511が各々設けられている。サブ電極241−1〜端子2411−nの各々は、光照射バー12の端子122が筐体11に載置された媒体2に接触した際に、端子2411−1〜端子2411−nの各々を介して、端子122に接続された給電部16(図示略)と通電するようになっている。また、電極25は、光照射バー12の端子123が筐体11に載置された媒体2に接触した際に、端子2511を介して、端子123に接続された給電部16と通電するようになっている。
画像形成装置1の構成の説明を続ける。筐体11の内部には、光照射バー12のLEDアレイ121が有する複数のLEDの各々の端子に選択的に電圧を印加し発光を行わせる駆動部13(図示略)と、光照射バー12を副方向に搬送する搬送部14(図示略)と、駆動部13および搬送部14を制御する制御部15(図示略)と、端子122および端子123に接続され端子122および端子123を介して電極24と電極25の間に直流電圧を印加する給電部16が設けられている。
制御部15はPC(Personal Computer)等の外部のデータ処理装置から画像データを受信し、受信した画像データに従い駆動部13を制御することにより、LEDアレイ121が有する複数のLEDの各々から選択的に光の照射を行わせるとともに、搬送部14を制御することにより、光照射バー12を定速で図1の右端位置から矢印B2の方向に移動させる。
また、制御部15はPC等から画像の消去命令を受信すると、駆動部13を制御することにより、LEDアレイ121が有する複数のLEDの各々から一様な所定の強さの光の照射を行わせるとともに、搬送部14を制御することにより、光照射バー12を定速で図1の左端位置から矢印B1の方向に移動させる。
光照射バー12の移動に伴い、光照射バー12の端子122が端子2411−n〜端子2411−1へと順次接触する結果、端子122が接触している端子2411に接続されているサブ電極241と電極25との間に給電部16により直流電圧が印加される。ここで、給電部16によりサブ電極241と電極25との間に印加される直流電圧の極性は、光照射バー12が図1の右端位置から矢印B2の方向に移動する間は正であり、光照射バー12が図1の左端位置から矢印B1の方向に移動する間は負である。なお、これらの極性は正負が逆であってもよい。
画像形成装置1において、光照射バー12が搬送される方向に応じて給電部16が印加する直流電圧の極性を変更するのは、同じ極性の直流電圧を印加し続けるとコレステリック液晶の劣化が速く進行する、という問題を低減するためである。従って、コレステリック液晶の劣化を考慮しないのであれば、給電部16が光照射バー12が搬送される方向にかかわらず同じ極性の直流電圧を印加するように構成してもよい。また、給電部16により印加される電圧は直流電圧に限られず、交流電圧であってもよい。
給電部16によりサブ電極241と電極25との間に印加される直流電圧の大きさは、光照射バー12が図1の右端位置から矢印B2の方向に移動する間は画像形成電圧(後述)であり、光照射バー12が図1の左端位置から矢印B1の方向に移動する間は画像形成電圧より高いリセット電圧(後述)である。なお、電圧の印加が行われているサブ電極241に接する位置の光電導体層22は、その印加の行われている間は常に光照射バー12に覆われることになり、外部の光に暴露されない。
上記のような構成を備える画像形成装置1により媒体2に画像が形成される仕組みを以下に説明する。図3は電極24と電極25との間に印加する電圧と、電極24と電極25との間に挟まれるマイクロカプセル211に内包されているコレステリック液晶の電場方向の入射光に関する反射率との関係を示したグラフである。
コレステリック液晶は、印加される電圧に応じて、液晶のダイレクタが描く螺旋の軸が電場方向とほぼ平行となり入射光の反射率が高い配向状態であるプレーナ配向(以下、「P配向」と呼ぶ)、螺旋の軸が電場方向とほぼ垂直となり入射光の反射率が低い配向状態であるフォーカルコニック配向(以下、「F配向」と呼ぶ)、ダイレクタが電場方向に揃った配向状態であるホメオトロピック配向(以下、「H配向」と呼ぶ)の3つの配向状態をとる。これらの配向状態のうち、P配向およびF配向は電圧を切っても安定であり、すなわちメモリ性を有する。なお、H配向は不安定であり、電圧を急速に落とすとP配向に、また電圧を緩やかに落とすとF配向に移行した後、安定になる。
図3(a)はマイクロカプセル211内のコレステリック液晶が、電極24と電極25の間に電圧を印加しない状態でP配向である場合に、電極24と電極25の間に電圧を印加した後に電圧を急速に落とした場合の、印加する電圧と電圧を落とした後のコレステリック液晶の反射率との関係を示している。図3(a)において、破線のグラフは光電導体層22に対する光の照射がない場合の電圧と反射率の関係を示し、実線のグラフは光電導体層22に対し所定の強さの光が照射されている場合の電圧と反射率の関係を示している。
光の照射がない場合、電圧の上昇に伴い、P配向のコレステリック液晶は電圧V1u付近を閾値電圧としてF配向に移行する。その後、F配向のコレステリック液晶は電圧V2u付近を閾値電圧としてH配向に移行する。光の照射がある場合、電圧の上昇に伴うコレステリック液晶の配向状態の変化は光の照射がない場合と同様であるが、P配向からF配向に移行する閾値電圧およびF配向からH配向に移行する閾値電圧が光の照射がない場合と比較して低い。すなわち、それらの閾値電圧はそれぞれ電圧V1e(ただし、V1e<V1u)および電圧V2e(ただし、V2e<V2u)となる。これは、電極24と電極25の間の電圧は一定であるが、光の照射により光電導体層22の抵抗値が低下する結果、液晶層21に含まれるコレステリック液晶にかかる電圧が上昇するためである。
図3(b)はマイクロカプセル211内のコレステリック液晶が、電極24と電極25の間に電圧を印加しない状態でF配向である場合に、電極24と電極25の間に電圧を印加した後に電圧を急速に落とした場合の、印加する電圧と電圧を落とした後のコレステリック液晶の反射率との関係を示している。図3(b)において、破線のグラフは光電導体層22に対する光の照射がない場合の電圧と反射率の関係を示し、実線のグラフは光電導体層22に対し所定の強さの光が照射されている場合の電圧と反射率の関係を示している。
図3(b)に示すように、電圧がゼロの状態でF配向であるコレステリック液晶は、電圧がF配向からH配向に移行する閾値電圧である電圧V2u(光の照射がない場合)または電圧V2e(光の照射がある場合)の付近に至るまでF配向を維持し、その後、H配向に移行する。光の照射がある場合の閾値電圧が光の照射がない場合の閾値電圧より低い点はP配向の状態から電圧を上昇させた場合と同様である。
媒体2に電圧V(ただし、V2e<V)を印加した状態で一様に光を照射した後に短時間で電圧を落とすと、媒体2のコレステリック液晶は全てP配向に移行して安定になる。従って、ユーザにとって媒体2は全面が白く見える。以下、この状態を媒体2の「リセット状態」と呼ぶ。電圧Vが先に述べたリセット電圧である。なお、リセット電圧がV2uより高い場合、光の照射を行う必要はないが、リセット電圧は安全性や電力消費量の観点から低い方が望ましいため、媒体2をリセット状態にする際に光の照射を行う意義がある。
リセット状態の媒体2に電圧V(ただし、V1e<V<V1u)を印加した状態で光を照射した後に電圧を切ると、媒体2のコレステリック液晶はF配向に移行して安定になる。一方、媒体2に電圧Vを印加した状態で光を照射せずに電圧を切ると、媒体2のコレステリック液晶はP配向を維持したままである。従って、ユーザにとって電圧の印加の間に光の照射された部分は黒く見え、光の照射がされなかった部分は白く見え、結果として媒体2上に白黒の画像が形成されることになる。電圧Vが先に述べた画像形成電圧である。
以上のような理由で、リセット状態の媒体2に画像形成電圧を印加しつつ選択的な光の照射を行うことで画像の形成が行われ、画像の形成された媒体2にリセット電圧を印加しつつ一様な光の照射を行うことで画像の消去が行われる。画像形成装置1においては、上述した構成を備えるため、光照射バー12が図1の左端から矢印B1の方向に移動する間に画像の消去が行われ、光照射バー12が図1の右端から矢印B2の方向に移動する間に画像の消去が行われる。
なお、リセット電圧および画像形成電圧は上述したものに限られない。例えば、V2u以上であるリセット電圧を印加した状態で一様に光を照射した後に短時間で電圧を落とすと、媒体2のコレステリック液晶は全てP配向に移行して安定になる。このように全面を白くした後、V2e<V<V2uである画像形成電圧Vを印加しつつ選択的な光を媒体2に照射する。光の照射された部分のコレステリック液晶はH配向に移行し、その後P配向に移行して安定となり白く見える。一方、光の照射されなかった部分のコレステリック液晶はF配向になり黒く見える。このように媒体2に画像を形成するようにしてもよい。
画像形成装置1においては、上述したように、筐体11に載置された媒体2からみてユーザと同じ側から光照射バー12が媒体2に対し光を照射することにより、画像の形成および消去が行われる。そのため、ユーザは画像の形成および消去の様子を容易に視認することができる。また、画像形成装置1の筐体11には複数の媒体2を束の状態で載置可能であり、最上位に位置する媒体2に対し画像の形成および消去が行われる。従って、複数の媒体2を束の状態で筐体11に載置した場合であっても1枚の媒体2を載置した場合と同様に、ユーザは画像の形成および消去の様子を容易に視認することができる。さらに、画像形成装置1においては媒体2に対する画像の消去および形成が行われる間、媒体2は筐体11に載置され移動しない。従って、媒体2の移動により画像の消去および形成の視認が妨げられることもない。
また、画像形成装置1においては、上述したように、光照射バー12が矢印B1の方向に移動する間に画像の消去を行い、矢印B2の方向に移動する間に画像の形成を行う。従来技術によれば、光の照射を行う照射部と媒体との相対位置が変更するように照射部または媒体のいずれかを移動させつつ、画像の消去と形成が同時並行的に行われる。そのような従来技術にかかる画像形成装置と比較した場合、本願実施形態にかかる画像形成装置1は以下に述べる優れた点を備えている。
図4は、従来技術にかかる画像形成装置の光照射バー92が媒体2に形成された古い画像を消去しつつ新しい画像の形成を行う様子を示した図である。光照射バー92は新しい画像を形成するために画像を示す光を選択的に照射するLEDアレイ921に加え、古い画像を消去し媒体2をリセットするためのLEDアレイ922を有している。リセット用のLEDアレイ922はLEDアレイ921と比較し広範囲に光を照射することができる。ただし、LEDアレイ922はLEDアレイ921が有する集光用のレンズを有しておらず、媒体2に照射される単位面積当たりの光の強さはLEDアレイ921のものと比べ弱い。光照射バー92は矢印B1の方向に速度vで移動する。なお、光照射バー92にはサブ電極241と電極25の間に電圧を印加するための端子は設けられておらず、サブ電極241の各々と電極25は給電部に直接接続され電圧の印加を受ける。
以下、図4の矢印B1を先頭方向、矢印B1と反対の方向を末尾方向とする。図4(a)はLEDアレイ922の先頭方向の端部が、サブ電極241−1の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(a)の時点ではサブ電極241−1の領域が外部の光に暴露されているため、画像の消去、すなわちリセットは開始できない。
図4(b)はLEDアレイ922の先頭方向の端部がサブ電極241−1の先頭方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(b)の時点で、サブ電極241−1の領域の全面が光照射バー92により遮光されるため、サブ電極241−1と電極25の間にリセット電圧の印加が開始され、同時にLEDアレイ922による光の照射が開始される。
LEDアレイ922の光はLEDアレイ921の光と比べ弱いため、サブ電極241−1の領域が十分にリセットされるためには、リセットタイムtだけサブ電極241−1の領域へのリセット電圧の印加と光の照射が継続される必要がある。そのため、LEDアレイ922の矢印B1の方向の長さは少なくとも、サブ電極241の長さLにv×tを加えた長さ、すなわち(L+v×t)である必要がある。
図4(c)はLEDアレイ922の末尾方向の端部がサブ電極241−1の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(c)の時点でサブ電極241−1の領域のリセットが完了するため、サブ電極241−1と電極25の間へのリセット電圧の印加とLEDアレイ922による光の照射が終了する。
図4(c)の時点でサブ電極241−1の領域のリセットが完了するが、リセットの完了から画像形成の開始までにはコレステリック液晶の配向状態が安定になるまでのインターバルtを置かなければならない。そのため、LEDアレイ921はLEDアレイ922の末尾方向の端部から少なくとも距離v×tだけ末尾方向に離れた位置に配置される必要がある。
図4(d)はLEDアレイ922の先頭方向の端部がサブ電極241−2の先頭方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(e)の時点で、サブ電極241−2の領域の全面が光照射バー92により遮光されるため、サブ電極241−2と電極25の間にリセット電圧の印加が開始され、同時にLEDアレイ922による光の照射が開始される。
図4(e)はLEDアレイ922の末尾方向の端部がサブ電極241−2の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(e)の時点でサブ電極241−2の領域のリセットが完了するため、サブ電極241−2と電極25の間へのリセット電圧の印加とLEDアレイ922による光の照射が終了する。
図4(f)はLEDアレイ921がサブ電極241−1の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(f)の時点でサブ電極241−1と電極25の間に画像形成電圧の印加が開始され、同時にLEDアレイ921による画像を示す選択的な光の照射が開始される。
図4(g)はLEDアレイ922の先頭方向の端部がサブ電極241−3の先頭方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(g)の時点で、サブ電極241−3の領域の全面が光照射バー92により遮光されるため、サブ電極241−3と電極25の間にリセット電圧の印加が開始され、同時にLEDアレイ922による光の照射が開始される。なお、この時点ではサブ電極241−1と電極25の間への画像形成電圧の印加とLEDアレイ921による光の照射は継続されている。
図4(h)はLEDアレイ922の末尾方向の端部がサブ電極241−3の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(h)の時点でサブ電極241−3の領域のリセットが完了するため、サブ電極241−3と電極25の間へのリセット電圧の印加とLEDアレイ922による光の照射が終了する。なお、この時点ではサブ電極241−1と電極25の間への画像形成電圧の印加とLEDアレイ921による光の照射は継続されている。
図4(i)はLEDアレイ921がサブ電極241−1の先頭方向の端部の位置に到達した状態を示している。図4(i)の時点でサブ電極241−1の領域への画像形成が完了するため、サブ電極241−1と電極25の間への画像形成電圧の印加が終了する。同時に、LEDアレイ921はサブ電極241−2の末尾方向の端部に到達するため、サブ電極241−2と電極25の間に画像形成電圧の印加が開始される。なお、LEDアレイ921による光の照射は継続される。以降、図4を参照しつつ上述した動作が後続のサブ電極241の領域に関し繰り返される。
なお、サブ電極241−1の領域への画像形成が完了するまでの間、サブ電極241−1の領域は光照射バー92により外部の光から遮光される必要がある。従って、光照射バー12の末尾方向の端部はLEDアレイ921の位置から、少なくとも長さLだけ離れている必要がある。従って、光照射バー92の矢印B1方向の長さは、少なくとも(2L+v×t+v×t)である必要がある。
図5は、従来技術にかかる画像形成装置において、図4(a)の時点を開始時点とした場合の、時間とサブ電極241−1〜サブ電極241−3に印加される電圧との関係を示したグラフである。図5(a)〜(c)が各々、サブ電極241−1〜サブ電極241−3に対応している。図5に示されるように、あるサブ電極241にリセット電圧が印加されている間に他のサブ電極241に画像形成電圧の印加が行われる。従って、従来技術にかかる画像形成装置においては、異なるサブ電極241(とそれに対向する電極25)に対し同時に異なる電圧を印加する必要がある。そのため、画像形成装置は、リセット用の給電部と画像形成用の給電部を備えるか、1つの給電部から供給される電圧を異なる電圧に変圧し異なる電極対に同時に印加するための回路を設ける必要がある。また、本実施形態のように1つの給電部により給電部16が直流電圧を印加し、リセット時と画像形成時でその極性を入れ替えるようにするためには、従来技術による場合、さらに複雑な回路構成を要する。
これに対し、本願実施形態にかかる画像形成装置1においては、光照射バー12が図1の矢印B1の方向に移動する間に媒体2のリセットが行われ、光照射バー12が図1の矢印B2の方向に移動する間に媒体2への画像形成が行われるため、リセットと画像形成が同時に行われることはない。従って、1つの給電部16によりリセット時にはリセット電圧の印加を行い、画像形成時には画像形成電圧の印加を行うことができるため、画像形成装置1にリセット用と画像形成用の異なる給電部16を設けたり、それに代わる回路等を設ける必要がない。
また、画像形成装置1では、ヘッドの搬送時にリセットを行っている。従来技術の画像形成装置においては、この画像形成時にヘッド搬送時間とは別にリセット時間が必要であるが、画像形成装置1においては画像形成時におけるリセット時間が不要であり、画像形成に要する時間を短縮できる。さらに、画像形成装置1においては、光照射バー12の副方向の長さは遮光のみを考慮すると2Lあればよい。これに対して、従来技術における光照射バー92の長さは、前述した通り少なくとも(2L+v×t+v×t)だけ必要である。すなわち、従来技術と比較し、画像形成装置1の光照射バー12は副方向の長さを(v×t+v×t)だけ短くすることができる。また、左記の効果はインターバルを設定した場合であるが、インターバル時間を零にしても、光照射バー12の副方向の長さを(v×t)だけ短くすることができる。これにより、遮光部材による可読性の向上(影で見えない部分が減少する)や搬送部の小型化が実現できる。
図6は、画像形成装置1の光照射バー12が媒体2に形成された古い画像を消去した後、新しい画像の形成を行う様子を示した図である。図6(a)は光照射バー12の先頭方向の端部が、サブ電極241−1の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図6(a)の時点ではサブ電極241−1の領域が外部の光に暴露されているため、画像の消去は開始できない。
図6(b)はLEDアレイ121がサブ電極241−1の末尾方向の端部の位置に到達した状態を示している。図6(b)の時点で、サブ電極241−1の領域の全面が光照射バー12により遮光されるため、サブ電極241−1と電極25の間にリセット電圧の印加が開始され、同時にLEDアレイ921による光の照射が開始される。
図6(c)はLEDアレイ121がサブ電極241−1の先頭方向の端部の位置に到達した状態を示している。図6(c)の時点でサブ電極241−1の領域のリセットが完了するため、サブ電極241−1と電極25の間へのリセット電圧の印加が終了する。また、図6(c)の時点でLEDアレイ121がサブ電極241−1の末尾方向の端部の位置に到達するので、サブ電極241−1と電極25の間にリセット電圧の印加が開始される。なお、LEDアレイ121による光の照射は継続される。その後、後続のサブ電極241に関し、上述のリセットの処理が繰り返される(図6(d)および(e))。
図6(f)は、LEDアレイ121が全てのサブ電極241に関しリセットを完了した後、画像形成を行いながら矢印B2の方向に搬送され、サブ電極241−3の先頭方向の端部の位置まで戻ってきた状態を示している。図6(f)の時点で、サブ電極241−3と電極25の間に画像形成電圧の印加が開始される。LEDアレイ121はそれまで行ってきた画像を示す光の照射を継続する。
図6(g)はLEDアレイ121がサブ電極241−3の末尾方向の端部、サブ電極241−2の先頭方向の端部に到達した状態を示している。図6(g)の時点で、サブ電極241−3と電極25の間に画像形成電圧の印加が終了し、サブ電極241−2と電極25の間に画像形成電圧の印加が開始される。LEDアレイ121はそれまで行ってきた画像を示す光の照射を継続する。その後、後続のサブ電極241に関し、上述の画像形成の処理が繰り返される(図6(h)および(i))。
図7は、画像形成装置1において、図6(a)の時点を開始時点とした場合の、時間とサブ電極241−1〜サブ電極241−3に印加される電圧との関係を示したグラフである。図7(a)〜(c)が各々、サブ電極241−1〜サブ電極241−3に対応している。図7に示されるように、画像形成装置1においては、あるサブ電極241にリセット電圧が印加されている間に他のサブ電極241に画像形成電圧の印加が行われることはない。従って、1つの給電部16をリセット用と画像形成用に使い分けることに何らの困難も伴わない。なお、画像形成装置1における光照射バー12の副方向の長さが2Lでよいことは、図6からも明らかである。
(2)変形例
上述した実施形態を例えば以下のように変形してもよい。変形例において、画像形成装置1は、LEDアレイ121が有するレンズの絞りの程度を制御部15の制御のもとで変更する機構を備えている。変形例の画像形成装置1は、光照射バー12を図1の矢印B1の方向に搬送する間、矢印B2の方向に搬送する間と比較し、LEDアレイ121のレンズの絞りの程度を低くする。その結果、リセット時には画像形成時と比較し、媒体2のより広い範囲に同時に光の照射が行われる。従って、画像形成時と同じ絞りの程度によってリセットが行われる場合と比較し、よりむらの少ないリセット状態の媒体2が得られる。
本発明の実施形態にかかる画像形成装置の外観図である。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置が画像形成を行う媒体の構造を示した図である。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置が画像形成を行う媒体に含まれるコレステリック液晶の特性を示したグラフである。 従来技術にかかる画像形成装置の動作を説明するための図である。 従来技術にかかる画像形成装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置の動作を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置の動作を説明するための図である。
符号の説明
1…画像形成装置、2…媒体、11…筐体、12…光照射バー、13…駆動部、14…搬送部、15…制御部、16…給電部、21…液晶層、22…光電導体層、23…ラミネート層、24…電極、25…電極、26…基板、27…基板、28…黒色層、92…光照射バー、121…LEDアレイ、122…端子、123…端子、211…マイクロカプセル、212…バインダ、241…サブ電極、921…LEDアレイ、922…LEDアレイ、2411…端子、2511…端子。

Claims (4)

  1. 液晶層と、光の照射により抵抗値が変化する特性を有する光電導体層と、前記液晶層および前記光電導体層を挟み対向する位置に配置された一対の電極層とを有し、画像を示す光の照射を受け当該光が示す画像を形成可能な媒体であって、前記一対の電極層の少なくとも一方は複数のストライプ状のサブ電極層に分割されている媒体を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された前記媒体の前記複数のサブ電極層の長手方向に沿ったライン状に、前記媒体に対し、前記媒体を挟み前記保持部と対向する位置から画像を示す光を照射する照射部と、
    前記照射部が照射するライン状の光の長手方向を横切る一の方向および当該一の方向と反対の他の方向に、前記保持部に保持された前記媒体の表面に沿って前記照射部を搬送する搬送部と、
    前記照射部により照射される光が前記保持部に保持された前記媒体の前記複数のサブ電極層のうちの一のサブ電極層に接する光電導体層を照射している間、当該一のサブ電極層と当該一のサブ電極層に対向する位置に配置された電極層との間に電圧を印加する給電部と、
    前記照射部により照射される光が前記保持部に保持された前記媒体の前記複数のサブ電極層のうちの一のサブ電極層に接する光電導体層を照射している間、当該一のサブ電極層に接する光電導体層を外部の光から遮る遮光部とを備え、
    前記照射部は、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向に搬送されている間は、一様に所定の強さの光を照射し、前記搬送部により前記照射部が前記他の方向に搬送されている間は、画像を示す光を照射し、
    前記給電部は、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向および前記他の方向のいずれの方向に搬送されているかに応じて、印加する電圧の大きさを異ならせる
    画像形成装置。
  2. 前記給電部は、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向に搬送されている間は一の極性の直流電圧を印加し、前記搬送部により前記照射部が前記他の方向に搬送されている間は前記一の極性と異なる極性の直流電圧を印加する
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記照射部は、照射する光の絞りの程度を変更可能であり、前記搬送部により前記照射部が前記一の方向に搬送されている間は、前記搬送部により前記照射部が前記他の方向に搬送されている間と比べ、絞りの程度が低い光を照射する
    請求項またはに記載の画像形成装置。
  4. 前記遮光部は、前記保持部により保持された前記媒体と対向する面に前記照射部を備え、
    前記照射部は、前記媒体のユーザにより視認される面に前記光を照射する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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