JP2003005150A - 画像書込装置および画像記録媒体 - Google Patents

画像書込装置および画像記録媒体

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JP2003005150A JP2001192503A JP2001192503A JP2003005150A JP 2003005150 A JP2003005150 A JP 2003005150A JP 2001192503 A JP2001192503 A JP 2001192503A JP 2001192503 A JP2001192503 A JP 2001192503A JP 2003005150 A JP2003005150 A JP 2003005150A
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恒正 三田
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雅昭 荒木
Naoki Hiji
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 綴られた複数枚の画像記録媒体に効率良く画
像データを書き込むことのできる画像書込装置および画
像記録媒体を提供する。 【解決手段】 綴られてセットされた画像記録媒体10
0_1,100_2,100_3の綴りを解いて、画像
書込部20で画像記録媒体1枚ずつに順次露光光を照射
して可視画像を記録し、媒体搬送部30で所定の再綴り
位置に搬送し、さらに再綴り部40で画像記録媒体10
0_1,100_2,100_3を再度綴る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を表わす露光
光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画像
記録媒体に露光光を照射することによりその画像記録媒
体に可視画像を書き込む画像書込装置、およびその画像
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パーソナルコンピュータ等で
作成された文書や絵の情報をCRTや液晶表示装置等の
画像表示装置に表示しておき、その表示された情報を手
に何枚も持って閲覧できるような媒体(ハードコピー媒
体)に変換する手段としては、紙へのプリントアウトが
一般的である。また、これ以外に、画面に表示された情
報をインスタントカメラ等により撮影して写真フイルム
に変換するというようなことも行なわれている。いずれ
の場合であっても所定の時間を必要とし、このため思考
が中断されて創作的作業の効率が低下するという問題が
ある。
【0003】また、複写機やプリンタ等の印字装置にお
いて、複数ページにまたがる紙への複写(コピー)やプ
リントアウトは、それらの装置を通して一枚毎に行なわ
れる。従って、ノートのように複数ページが事前に綴ら
れた媒体にコピーやプリントアウトを行なうには、一
度、各ページを切り離す必要があるという問題を抱えて
いる。
【0004】近年では、森林資源の保護や廃棄物処理と
いった環境問題から、紙に変わる新しいハードコピー媒
体への期待が高まっている。そのような背景から、「電
子ぺーパー」(光書込型記録媒体)と呼ばれる新規の画
像記録媒体の研究が盛んに行われている。例えば、H.
Yoshida,T.Takizawaら“Refle
ctive Display with Photoc
onductiveLayer and a Bist
able,Reflective Cholester
ic Mixture”SID’96 APPLICA
TIONSDIGEST p59〜p62に記載されて
いるように、コレステリック液晶よりなる表示層とアモ
ルファスシリコンよりなる光スイッチング層とを備えた
画像記録媒体や、Japan Hardcopy’96
Fall Meetingp25に記載されているよ
うに、メモリ性のある液晶素子と有機感光体を積層した
画像入カシステムであるエルグラフィシステムなどが知
られている。
【0005】通常、このような光書込型記録媒体である
画像記録媒体は、所定の電圧を光スイッチング層に印加
しつつ、受光した光量により光スイッチング層のインピ
ーダンスを変化させて表示層に印加される電圧を制御す
ることにより表示層を駆動して画像表示を行なうもので
ある。
【0006】このような画像記録媒体の表示層に用いる
表示材料としては、コレステリック液晶の他に、ネマチ
ック液晶、ツイストネマチック液晶、スーパーツイスト
液晶、スメクチック液晶などの液晶材料や、表面安定化
強誘電液晶、液晶材料をポリマ分散化したポリマ分散型
液晶、液晶材料をカプセル化したカプセル化液晶などが
知られている。これらのうち、メモリ性を有する表示材
料を利用したものは、記録表示状態を保持するのに電力
を必要としないため、画像情報を記録表示した後、画像
記録媒体を画像書込装置から切り離して持ち歩くことが
可能である。このようなメモリ性を有する表示材料とし
ては、コレステリック液晶、強誘電液晶や、ポリマ分散
化液晶、カプセル化液晶などがある。
【0007】コレステリック液晶を用いた画像記録媒体
は、CRTや液晶表示装置の表示画面を瞬時に記録(転
写)することができ、紙へのプリントアウト若しくはイ
ンスタントカメラ等による写真撮影と比較し、ハードコ
ピーの作成にあたり時間が短くて済み、思考が中断され
ることが緩和されて創作的作業の効率が低下するという
ことが防止される。また、森林資源の保護や廃棄物処理
といった環境問題も解消することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したコレ
ステリック液晶を用いた画像記録媒体において、事前に
綴られた複数枚の画像記録媒体に対して、効率良く画像
データを書き込むための画像書込装置は提案されていな
いという問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、綴られた複数
枚の画像記録媒体に効率良く画像データを書き込むこと
のできる画像書込装置および画像記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像書込装置のうちの第1の画像書込装置は、画像
を表わす露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き
込まれる画像記録媒体に露光光を照射することによりそ
の画像記録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置にお
いて、綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセッ
トされた複数枚の画像記録媒体の綴りを解く綴代解除部
と、上記複数枚の画像記録媒体1枚ずつに順次露光光を
照射してそれら画像記録媒体に可視画像を記録する画像
書込部と、上記画像書込部により可視画像が書き込まれ
た画像記録媒体を、所定の再綴り位置に搬送する媒体搬
送部と、上記媒体搬送部により再綴り位置に搬送された
複数枚の画像記録媒体を再度綴る再綴り部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0011】また、上記目的を達成する本発明の画像書
込装置のうちの第2の画像書込装置は、画像を表わす露
光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる画
像記録媒体に露光光を照射することによりその画像記録
媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、綴ら
れた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた複
数枚の画像記録媒体を1枚ずつ所定の画像書込位置に移
動させるとともに、さらにその画像書込位置から離れた
書込最終位置に移動させる媒体移動機構と、上記画像書
込位置に順次移動してきた各画像記録媒体に各可視画像
を書き込む画像書込部とを備えたことを特徴とする。
【0012】さらに、上記目的を達成する本発明の画像
書込装置のうちの第3の画像書込装置は、画像を表わす
露光光照射による刺激を受けて可視画像が書き込まれる
画像記録媒体に露光光を照射することによりその画像記
録媒体に可視画像を書き込む画像書込装置において、綴
られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされた
画像記録媒体のうちの端に重ねられた1枚の画像記録媒
体に露光光を照射して可視画像を書き込む画像書込部
と、その画像書込部で可視画像が書き込まれるごとに、
上記画像書込部にセットされた、綴られた複数枚の画像
記録媒体のうちの可視画像が書き込まれた1枚の画像記
録媒体をその画像書込部から退避させる媒体退避機構と
を備えたことを特徴とする。
【0013】ここで、上記第1,第2,第3の画像書込
装置において、上記画像記録媒体は、露光光の照射によ
る刺激とともに電界の印加による刺激を受けて可視画像
が書き込まれるものであって、上記画像書込部は、可視
画像が書き込まれる1枚の画像記録媒体にのみ電界を印
加するための電極を備えたものであることが好ましい。
【0014】また、上記目的を達成する画像記録媒体
は、画像を表わす露光光による刺激を受けて可視画像が
書き込まれる矩形の複数枚の画像記録媒体の一辺が相互
に綴られてなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像書込装置につ
いて説明する。
【0016】図1は、本発明の第1の画像書込装置の一
実施形態を示す斜視図である。
【0017】図1に示す画像記録装置1は、画像を表わ
す露光光照射による刺激とともに電界の印加による刺激
を受けて可視画像が書き込まれる、ノートのような片側
に綴代を設けた画像記録媒体に、露光光を照射するとと
もに電界を印加することによりその画像記録媒体に可視
画像を書き込む、ソータ方式を採用した画像書込装置で
ある。
【0018】この画像記録装置1には、画像記録媒体1
00_1,100_2,100_3を1枚ずつ順次に露
光光を照射するとともに電界を印加してそれら画像記録
媒体100_1,100_2,100_3に可視画像を
記録する画像書込部20が備えられている。ここで、画
像記録媒体100_1,100_2,100_3は、露
光光の照射による刺激とともに電界の印加による刺激を
受けて可視画像が書き込まれるものであり、各画像記録
媒体100_1,100_2,100_3には、綴代1
00aと、支持ガイド部100bと、綴代100aに設
けられタップ加工された自動綴代固定部100cとが備
えられている。
【0019】また、画像記録装置1には、綴られた3枚
の画像記録媒体100_1,100_2,100_3が
セットされセットされた3枚の画像記録媒体100_
1,100_2,100_3の綴りを解く綴代解除部1
0(図2参照)が、上記画像書込部20内部に備えられ
ている。
【0020】さらに、画像記録装置1には、画像書込部
20により可視画像が書き込まれた画像記録媒体100
_1,100_2,100_3を、所定の再綴り位置に
搬送する媒体搬送部30が備えられている。
【0021】また、画像記録装置1には、媒体搬送部3
0により再綴り位置に搬送された画像記録媒体100_
1,100_2,100_3を再度綴る再綴り部40が
備えられている。
【0022】図2は、図1に示す画像記録装置の断面図
である。
【0023】図2に示す画像記録装置1を構成する媒体
搬送部30には、支持ゴムロール31_1,31_2,
31_3,31_4と、支持スライドレール32と、ス
テッピングモータ33_1,33_2と、駆動ゴムロー
ル34_1,34_2とが備えられている。また、画像
記録媒体100_1,100_2,100_3には電極
100dが備えられている。
【0024】一方、画像書込部20には、可視画像が書
き込まれる1枚の画像記録媒体にのみ電界を印加するた
めの電極21が備えられている。また、画像書込部20
の内部に、綴ネジ加工ピン11を保持する綴代解除部1
0が備えられている。
【0025】綴られた3枚の画像記録媒体100_1,
100_2,100_3に画像を書き込むには、これら
3枚の画像記録媒体100_1,100_2,100_
3を媒体搬送部30にセットする。すると、支持ゴムロ
ール31_1,31_2がスプリング加圧されて、画像
記録媒体100_1,100_2,100_3の支持ガ
イド部100bが押さえつけられて画像書込部20に密
着する。これにより、画像記録媒体100_1の電極1
00dが画像書込部20の電極21に接触する。また、
綴ネジ加工ピン11が画像記録媒体100_1,100
_2,100_3に挿通される。このような状態で、先
ず画像記録媒体100_1に図示しない表示デバイスの
画像が書き込まれる。書込みが終了すると、綴ネジ加工
ピン11が上昇し、1番下の画像記録媒体100_1の
みが切り離される。切り離された画像記録媒体100_
1は、ステピングモータ33_1,33_2の駆動を受
けて駆動する駆動ゴムロール34_1,34_2により
支持ズライドレール32に添ってA方向に移動し、画像
書込装置1から取り出される。すると、重力と支持ロー
ラ31_1,31_2の圧力で2枚目の画像記録媒体1
00_2の電極100dが画像書込部20の電極21に
接触する。以下、1枚目の画像記録媒体100_1と同
様にして、画像記録媒体100_2に画像が書き込まれ
る。このようにして、全ての画像記録媒体100_1,
100_2,100_3に画像が書き込まれる。
【0026】図3は、綴代解除部の構造を示す図であ
る。
【0027】この綴代解除部10では、ステッピングモ
ータ12に軸支されたギア13_1がギア13_2に噛
合している。このギア13_2は、スプリング14で加
圧された状態でドライバヘッド15を介して綴ネジ加工
ピン11を押し付けている。画像記録媒体100_1,
100_2,100_3側の自動綴代固定部100c
は、タップ加工されており、ステピングモータ12の回
転制御で綴ネジ加工ピン11が上下し、これにより画像
記録媒体100_1,100_2,100_3の固定お
よび解除が制御される。この時、最終的に書き込まれる
媒体である画像記録媒体100_3には、綴ネジ加工ピ
ン11が綴ネジ加工ピン脱落防止ガイド16によって脱
落せずに付属して搬送される。その後、全ての画像記録
媒体100_1,100_2,100_3は、図1に示
す再綴り部40で綴ネジ加工ピン11により再度綴られ
る。
【0028】本実施形態の画像書込装置1は、上述した
ように、ノートのような片側に綴代をとった画像記録媒
体に、機械的動作で自動的に1枚1枚独立して書き込む
ことにより、綴られた複数枚の画像記録媒体に効率良く
画像データを書き込むことができる。
【0029】図4は、本発明の第2の画像書込装置の一
実施形態にセットされた複数枚の画像記録媒体を示す図
である。
【0030】図4に示すように、可視画像が書き込まれ
る矩形の5枚の画像記録媒体100_11,100_1
2,100_13,100_14,100_15の一辺
は相互に綴られている。この画像記録装置2は、後述す
る媒体移動機構210の回転軸211を画像記録媒体1
00_11,100_12,100_13,100_1
4,100_15の角の1点におき、それら画像記録媒
体100_11,100_12,100_13,100
_14,100_15を、風車のように回転させて書込
みページを切り換えて行く方式である。この方式では、
画像記録媒体100_11,100_12,100_1
3,100_14,100_15は束ねられた状態で、
画像記録装置2上にセットされ、その画像記録装置2側
に一番近い画像記録媒体から書き込こまれ、書き込まれ
た画像記録媒体は回転軸211を中心として回転し画像
書込装置2上から移動し、次の画像記録媒体が画像書込
装置2上にセットされる。この動作を繰り返すことで複
数ページの書込みが複数枚の画像記録媒体を分離するこ
となく実現される。
【0031】図5は、図4に示す画像書込装置の構成を
示す断面図である。
【0032】図5に示す画像記録装置2には、綴られた
3枚の画像記録媒体100_11,100_12,10
0_13がセットされセットされた3枚の画像記録媒体
100_11,100_12,100_13を1枚ずつ
所定の画像書込位置に移動させるとともに、さらにその
画像書込位置から離れた書込最終位置に移動させる媒体
移動機構210が備えられている。媒体移動機構210
には、回転軸211に軸支されたギア212と、そのギ
ア212に係合されたステッピングモータ213と、筐
体214内に配置された軸固定クラッチ板215,フリ
ークラッチ板216,スペーサ217と、筐体214の
ネジ部218に固定されたロックピン219と、クラッ
チ制御ソレノイド220とが備えられている。
【0033】また、画像記録装置2には、画像書込位置
に順次移動してきた各画像記録媒体100_11,10
0_12,100_13に各可視画像を書き込む画像書
込部230が備えられている。この画像書込部230に
は、画像表示画面231と、その表示画面231の端部
に螺合されたネジ部232と、そのネジ部232に軸支
されたギア233と、そのギア233に係合されたステ
ッピングモータ234とが備えられている。
【0034】図5に示すようにセットされた各画像記録
媒体100_11,100_12,100_13は、一
番下の媒体である画像記録媒体100_11が書き込ま
れた後、ステッピングモータ213によりロックピン2
19が上昇し1番下の画像記録媒体100_11のみが
回転自在となる。この段階でクラッチ制御ソレノイド2
20がフリークラッチ板216を押し上げ、フリークラ
ッチ板216と画像記録媒体100_11間の摩擦によ
り1番下の画像記録媒体100_11のみが回転し、画
像表示画面231上から除かれる。次にステッピングモ
ータ234の回転により画像表示画面231が上昇し、
2枚目の画像記録媒体100_12と接触する。この動
作を繰り返すことで複数枚(ここでは3枚)の画像記録
媒体の書込みが行なわれる。
【0035】図6は、本発明の第3の画像書込装置の第
1実施形態を示す図である。
【0036】図6に示す画像書込装置3には、画像記録
媒体保持リング310で綴られた複数枚(ここでは3
枚)の画像記録媒体100_21,100_22,10
0_23がセットされセットされた画像記録媒体100
_21,100_22,100_23のうちの端に重ね
られた1枚の画像記録媒体100_21に露光光を照射
して可視画像を書き込む画像書込部320が備えられて
いる。
【0037】また、画像書込装置3には、画像書込部3
20で可視画像が書き込まれるごとに、画像書込部32
0にセットされた、綴られた3枚の画像記録媒体100
_21,100_22,100_23のうちの可視画像
が書き込まれた1枚の画像記録媒体を画像書込部320
から退避させる媒体退避機構330が備えられている。
媒体退避機構330には、ステッピングモータ331
と、そのステッピングモータ331に軸支されたギア3
32と、そのギア332に噛合されたギア333と、ギ
ア333が軸支されるとともに画像書込部320の端部
に回転自在に取り付けられた回転軸334と、退避する
画像記録媒体以外の画像記録媒体を保持するロックピン
335と、そのロックピン335を駆動するためのソレ
ノイド336とが備えられている。
【0038】図7は、図6に示す画像書込装置の動作を
示す図である本実施形態の画像書込装置3は、画像記録
媒体100_21,100_22,100_23の移動
を、自由落下により行なう方式を採用している。先ず、
図7(a)に示すように、画像記録媒体100_21に
画像書込部320で画像を書き込む。次に、図7(b)
に示すように、ステッピングモータ331を正回転させ
て画像書込部320を下向きに折り曲げる。支えを無く
した画像記録媒体100_21は下向きに落下する。こ
の時、画像記録媒体100_22,100_23は、ロ
ックピン335で固定されており落下することはない。
次に、ステッピングモータ331を逆回転させて画像書
込部320を水平位置に戻した後、ソレノイド336を
駆動して画像記録媒体100_22のみロック状態を解
除し、画像書込部320上にセットする。以下、画像記
録媒体100_21と同様にして、画像記録媒体100
_22に画像を書き込む。このようにして、図7(c)
に示すように、綴られた全ての画像記録媒体100_2
1,100_22,100_23に効率良く画像データ
を書き込むことができる。
【0039】図8は、本発明の第3の画像書込装置の第
2実施形態を示す図である。
【0040】画像書込部320の稼動方向は下向きだけ
でなく、平面に対して回転させる方向であってもよい。
そこで、図8に示す画像書込装置4には、画像書込部3
20の端部に取り付けられた回転軸341と、その回転
軸341に軸支されたギア342と、そのギア342を
介して回転軸341を回転させるためのステッピングモ
ータ343とを有する媒体退避機構340が備えられて
いる。
【0041】図9は、図8に示す画像書込装置の動作を
示す図である図9(a)に示すように、画像記録媒体1
00_21に画像書込部320で画像を書き込む。次
に、図9(b)に示すように、ステッピングモータ34
3を回転させて画像書込部320を回転させる。支えを
無くした画像記録媒体100_21は下向きに落下す
る。この時、画像記録媒体100_22,100_23
は、ロックピン335で固定されており落下することは
ない。次に、ソレノイド336を駆動して画像記録媒体
100_22のみロック状態を加除し、画像書込部32
0上にセットする。以下、画像記録媒体100_21と
同様にして、画像記録媒体100_22に画像を書き込
む。このようにして、綴られた画像記録媒体100_2
1,100_22,100_23に画像データを書き込
んでもよい。
【0042】図10は、本発明の第3の画像書込装置の
第3実施形態における、書込装置としてプロジェクタを
用いて画像記録媒体に画像を書き込む様子を示す図であ
る。
【0043】図10に示す画像記録媒体100_21に
は、プロジェクタ350により画像が投影され、これに
より画像が書き込まれる。書き込まれた画像記録媒体1
00_21は、自由落下する。このようにすると、ステ
ッピングモータやギア等が不要となりコストの低減化を
図ることができる。
【0044】図11は、本発明の第3の画像書込装置の
第4実施形態における、画像記録媒体に画像を書き込む
様子を示す図である。
【0045】ここでは、画像記録媒100_21,…,
100_27の側部をリング軸部360に固定し、その
リング軸部360を中心にして画像記録媒100_2
1,…,100_27を水車のように回転させて画像を
記録する方式である。リング軸部360と各画像記録媒
体100_21,…,100_27は電気的に接続され
ており、各画像記録媒体100_21,…,100_2
7は全体若しくはリング軸部360間にフレキシブルな
部分を持ち、リング軸部360を中心にモータ(図示せ
ず)により回転して画像書込部320上にセットされ
る。次いで、画像が書き込まれる。画像書込終了後、リ
ング軸部360が回転し、書き込まれた画像記録媒体は
フレキシブル部を支点に折れ曲がり画像書込部320の
下に回り込む。それと同時に次の画像記録媒体が画像書
込部320上にセットされる。この動作を繰り返すこと
で複数ページの書き込みが画像記録媒体を分離すること
なく実現できる。
【0046】ここで、画像記録媒体と画像書込部との接
続方式としては、画像記録媒体1枚1枚に独立した信号
ラインを設ける方式と、各画像記録媒体共に共通電極と
し媒体選択信号により、書き込まれる画像記録媒体の信
号ラインをトランジスタ等のスイッチング素子にて選択
して、書込電圧が印加される画像記録媒体を選択する方
式がある。
【0047】図12は、書込電圧が印加される画像記録
媒体を選択する方式の回路図である。
【0048】図12には、N枚の画像記録媒体100_
31,100_32.…,100_3nと、スイッチン
グ素子400_1,400_2.…,400_nとが示
されている。各画像記録媒体100_31,100_3
2.…,100_3nの各一端は、各スイッチング素子
400_1,400_2.…,400_nの各一端に接
続されている。また、各スイッチング素子400_1,
400_2.…,400_nの各他端はグラウンドGN
Dに共通接続されている。さらに、各スイッチング素子
400_1,400_2.…,400_nの制御端子は
共通接続され媒体選択信号が入力される。また、各画像
記録媒体100_31,100_32.…,100_3
nの各他端は共通接続され画像書込部からの駆動信号パ
ルスが印加される。
【0049】これら画像記録媒体100_31,100
_32.…,100_3nへの画像書込にあたり、先
ず、媒体選択信号により画像記録媒体100_31が選
択される。画像記録媒体100_31が選択されている
状態で、画像書込部からの駆動信号パルスが印加され、
これにより画像記録媒体100_31に画像が書き込ま
れる。次いで、媒体選択信号により画像記録媒体100
_32が選択され、その状態で画像書込部からの駆動信
号パルスが印加され、これにより画像記録媒体100_
32に画像が書き込まれる。以下、同様にして、N枚目
の画像記録媒体100_3nにまで画像が書き込まれ
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
綴られた複数枚の画像記録媒体に効率良く画像データを
書き込むことのできる。このため、綴られた複数枚の画
像記録媒体をバラすことなく簡単にページの差し替えが
可能となる。特にマニュアルや新聞のような頻繁に改定
を行なうものに対して、電子情報を呼び出す手間もな
く、物理的媒体により即座に最新の情報を閲覧できる環
境が構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の画像書込装置の一実施形態を示
す斜視図である。
【図2】図1に示す画像記録装置の断面図である。
【図3】綴代解除部の構造を示す図である。
【図4】本発明の第2の画像書込装置の一実施形態にセ
ットされた複数枚の画像記録媒体を示す図である。
【図5】図4に示す画像書込装置の構成を示す断面図で
ある。
【図6】本発明の第3の画像書込装置の第1実施形態を
示す図である。
【図7】図6に示す画像書込装置の動作を示す図である
【図8】本発明の第3の画像書込装置の第2実施形態を
示す図である。
【図9】図8に示す画像書込装置の動作を示す図である
【図10】本発明の第3の画像書込装置の第3実施形態
における、書込装置としてプロジェクタを用いて画像記
録媒体に画像を書き込む様子を示す図である。
【図11】本発明の第3の画像書込装置の第4実施形態
における、画像記録媒体に画像を書き込む様子を示す図
である。
【図12】書込電圧が印加される画像記録媒体を選択す
る方式の回路図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 画像記録装置 10 綴代解除部 11 綴ネジ加工ピン 12,33_1,33_2,213,234,331,
342 ステッピングモータ 13_1,13_2,212,233,332,33
3,342 ギア 14 スプリング 16 綴ネジ加工ピン脱落防止ガイド 20,230,320 画像書込部 21,100d 電極 30 媒体搬送部 31_1,31_2,31_3,31_4 支持ゴムロ
ール 32 支持スライドレール 34_1,34_2 駆動ゴムロール 40 再綴り部 100_1,100_2,100_3,100_11,
100_12,100_13,100_14,100_
15,100_21,…,100_27,100_3
1,100_32,…,100_3n 画像記録媒体 100a 綴代 100b 支持ガイド部 100c 自動綴代固定部 210 媒体移動機構 211 回転軸 214 筐体 215 軸固定クラッチ板 216 フリークラッチ板 217 スペーサ 218,232 ネジ部 219 ロックピン 220 クラッチ制御ソレノイド 231 画像表示画面 310 画像記録媒体保持リング 330,340 媒体退避機構 334,341 回転軸 335 ロックピン 336 ソレノイド 350 プロジェクタ 360 リング軸部 400_1,400_2.…,400_n スイッチン
グ素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒木 雅昭 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 氷治 直樹 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2H088 EA62 GA03 GA10 JA17 MA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表わす露光光照射による刺激を受
    けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照
    射することにより該画像記録媒体に可視画像を書き込む
    画像書込装置において、 綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされ
    た複数枚の画像記録媒体の綴りを解く綴代解除部と、 前記複数枚の画像記録媒体1枚ずつに順次露光光を照射
    して該画像記録媒体に可視画像を記録する画像書込部
    と、 前記画像書込部により可視画像が書き込まれた画像記録
    媒体を、所定の再綴り位置に搬送する媒体搬送部と、 前記媒体搬送部により再綴り位置に搬送された複数枚の
    画像記録媒体を再度綴る再綴り部とを備えたことを特徴
    とする画像書込装置。
  2. 【請求項2】 画像を表わす露光光照射による刺激を受
    けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照
    射することにより該画像記録媒体に可視画像を書き込む
    画像書込装置において、 綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされ
    た複数枚の画像記録媒体を1枚ずつ所定の画像書込位置
    に移動させるとともに、さらに該画像書込位置から離れ
    た書込最終位置に移動させる媒体移動機構と、 前記画像書込位置に順次移動してきた各画像記録媒体に
    各可視画像を書き込む画像書込部とを備えたことを特徴
    とする画像書込装置。
  3. 【請求項3】 画像を表わす露光光照射による刺激を受
    けて可視画像が書き込まれる画像記録媒体に露光光を照
    射することにより該画像記録媒体に可視画像を書き込む
    画像書込装置において、 綴られた複数枚の画像記録媒体がセットされセットされ
    た画像記録媒体のうちの端に重ねられた1枚の画像記録
    媒体に露光光を照射して可視画像を書き込む画像書込部
    と、 該画像書込部で可視画像が書き込まれるごとに、前記画
    像書込部にセットされた、綴られた複数枚の画像記録媒
    体のうちの可視画像が書き込まれた1枚の画像記録媒体
    を該画像書込部から退避させる媒体退避機構とを備えた
    ことを特徴とする画像書込装置。
  4. 【請求項4】 前記画像記録媒体は、露光光の照射によ
    る刺激とともに電界の印加による刺激を受けて可視画像
    が書き込まれるものであって、 前記画像書込部は、可視画像が書き込まれる1枚の画像
    記録媒体にのみ電界を印加するための電極を備えたもの
    であることを特徴とする請求項1〜3記載の画像書込装
    置。
  5. 【請求項5】 画像を表わす露光光による刺激を受けて
    可視画像が書き込まれる矩形の複数枚の画像記録媒体の
    一辺が相互に綴られてなることを特徴とする画像記録媒
    体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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