JP2622454B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2622454B2 JP3312693A JP31269391A JP2622454B2 JP 2622454 B2 JP2622454 B2 JP 2622454B2 JP 3312693 A JP3312693 A JP 3312693A JP 31269391 A JP31269391 A JP 31269391A JP 2622454 B2 JP2622454 B2 JP 2622454B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像メモリに書き込
まれた情報を読み出して印刷する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置においては、
画像メモリに書き込まれた情報を読取って電気信号に変
換し、その電気信号によって変調したレーザ光で感光体
に潜像を形成し、それをトナーで現像して用紙に転写さ
せるようにしたものが知られている(例えば、特公平1
−52749号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな画像形成装置においては、画像メモリに書き込まれ
た情報を一且電気信号に変換し、さらにその電気信号に
よってレーザ光を変調し、そのレーザ光で感光体に潜像
を形成するようにしているため、その構成が複雑になる
という問題点があった。この発明は、このような事情を
考慮してなされたもので、画像メモリに書き込まれた画
像から直接感光体に潜像を形成することにより、構成を
簡略化した画像形成装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、原稿を載置
する原稿載置台と、原稿載置台の原稿に光を照射して反
射させる第1照射手段と、中空筒状の多面体を備えその
多面体の各面に窓を有するドラムと、ドラムの各窓に装
着され画像光を表面から受けて画像を読み込み、裏面に
受ける光によってその画像が読み出される液晶セルと、
液晶セルの裏面に光を照射して反射させる第2照射手段
と、ドラムの各窓に設けられた液晶セルが、順次、表面
に原稿からの反射光を受け、かつ、裏面に第2照射手段
からの光を受け得るようにドラムを回転させるドラム駆
動手段と、液晶セルの裏面からの反射光を受けて原稿画
像に対応する静電潜像を形成する感光体と、静電潜像を
現像する現像手段と、現像された画像を用紙に転写する
転写手段と、転写された画像を定着する定着手段と、ド
ラムを回転させることにより複数の原稿画像を複数の液
晶セルに読み込ませ、読出し時にドラムを回転させて複
数の液晶セルの画像に対応する静電潜像を感光体上に重
ねて形成させる制御手段を備えた画像形成装置を提供す
る。
【0005】
【作用】ドラムの多面体の各面の窓に液晶セルが装着さ
れているので、ドラムが回転すると、順次、各液晶セル
は原稿からの反射光を表面から受光して原稿画像を読み
込む。そして、液晶セルの裏面を照射する光によって画
像が読み出され、感光体は液晶セルの裏面からの画像光
を受けて原稿画像に対応する静電潜像を形成する。現像
手段はその静電潜像を現像し、現像された画像は用紙に
転写・定着される。さらに、複数の液晶セルに読み込ま
れた画像の静電潜像が感光体上に重ねて形成されるの
で、複数の原稿画像を重ね合わせて複写することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、この発
明を詳述する。これによって、この発明が限定されるも
のではない。図1はこの発明の実施例を示す構成説明図
であり、1は画像形成装置本体、2は透明ガラス板から
なり原稿3を載置する原稿載置台、4,5は原稿を照射
する原稿照射ランプ、6a,6bは反射ミラー、Mは液
晶セル、7は原稿3から反射する画像光を液晶セルMの
表面に結像して原稿3の画像を液晶セルに書き込ませる
ズームレンズである。
【0007】ここで、液晶セルMは、図9に示すよう
に、ガラス基板8a,8b、透明電極9a,9b、光伝
導層10、光ブロック層11、反射膜12、液晶層13
を備え、透明電極9a,9bには交流電圧eが印加され
るようになっている。
【0008】光伝導層10については、光の照射がある
場合とない場合の単位面積当たりの抵抗、すなわち明抵
抗R(ON)と暗抵抗R(OFF)が液晶層13の単位
面積当たりの抵抗R(LC)に対して、R(OFF)≫
R(LC)≫R(ON)になるように選ばれている。
【0009】従って、光の照射がない時は印加電圧eの
大部分は光伝導層10にかかり、液晶層13には電気光
学効果は生じない。光伝導層10に光が照射されると、
光伝導層10の抵抗が下がり液晶層13に電圧が加わる
ので、電気光学効果が生ずる。
【0010】R(ON)は照射光の強度に依存するから
液晶層13に加わる電圧も照射光の強度に依存すること
になり、液晶層13の電気光学効果の種類に応じたアナ
ログ的応答も得ることができる。
【0011】つまり、光伝導層10の上に照射される光
が強度分布をもった画像情報である場合には、その強度
分布に応じた電圧分布が液晶層13に印加され、入射画
像に対応する画像が電気光学効果によって液晶層13に
形成(メモリ)される。
【0012】光伝導層10の材料としてはCdSが最も
一般的であるが、ZnS,ZnO,Se,SeTe,あ
るいはアモルファスシリコン薄膜なども用いられる。液
晶層13には、例えば、N−(4−methoxybenzyliden
e)−4−n−butylaniline(MBBA)やその他のネマティ
ック液晶が用いられる。
【0013】図9に示すように、透明電極9a,9b間
に書き込み用電圧を印加し、矢印A方向から画像光を照
射すると、画像が液晶層13に書き込まれ、書き込み電
圧を除去しても、書き込まれた画像は液晶層13にメモ
リされる。メモリされた画像は矢印B方向から光を照射
することにより読み出すことができる。
【0014】この場合、矢印B方向から光を照射しても
メモリ画像は変化しないので、何回でも読み出しを行う
ことが可能となる。また、メモリ画像が不要となり、新
しい画像をメモリするときには透明電極9a,9b間に
消去用電圧を印加してメモリ画像を消去する。
【0015】図1に示すように、液晶セルMはドラム1
4に設置され、ズームレンズ7からの画像光によって画
像が書き込まれ、液晶照射ランプ15によって照射され
て読み出される。15aはランプハウス、16はプロジ
ェクションズームレンズ、17,18はミラー、19は
感光体ベルト(エンドレスベルト)である。
【0016】プロジェクションズームレンズ16は液晶
セルMから読み出された画像光(反射光)をミラー1
7,18を介して感光体ベルト19上に結像させ静電潜
像を形成する。なお、感光体ベルト19は、本体1のス
ペースを有効に利用するために、液晶セルMからの反射
光を受光する面が原稿載置台2に直交するように配置さ
れている。
【0017】20は感光体ベルト19に形成された静電
潜像をトナーによって現像する現像器、21は感光体ベ
ルト13に残留したトナーや電荷を回収、除電するクリ
ーナ、22は感光体ベルト19を一様に帯電させる帯電
器、23は用紙を収容する収容器、24は収容器23か
ら用紙を送出する給紙ローラ、25は用紙を収容器23
から感光体ベルト19の方向へ搬送する搬送路、26は
感光体ベルト19の移動位置に対する用紙の搬送タイミ
ングを決定するレジストローラである。
【0018】27は感光体ベルト19からトナー画像を
用紙に転写する転写チャージャ、28は感光体ベルト1
9から用紙を分離する分離チャージャ、29は用紙を搬
送する搬送ベルト、30は用紙の画像を定着する定着ロ
ーラ、31は用紙を排出する排紙ローラ、32は複写済
みの用紙を一時収容する収容器、33は複写済みの用紙
を収容器へ搬送する搬送路、34は搬送路を切換える切
換え装置、35は収容器32の用紙を送出する給紙ロー
ラ、36は収容器32の用紙をレジストローラ26へ搬
送する搬送路である。
【0019】また、37は各種複写条件を設定するキー
ボードを備えた操作パネル、38は設定された複写条件
や原稿画像などを表示する液晶ディスプレーを備えた表
示パネルである。
【0020】図2は、ドラム14の断面図、図4はドラ
ム14の側面図、図5はドラム14の上面図、図6はド
ラム14の正面図である。これらの図において、39は
中空筒状の正12面体からなるドラム本体、40はドラ
ム本体39の外側に摺動可能に装着される中空筒状の正
12面体からなるホルダーであり、ホルダー40の外周
の各面にはドラム39の軸方向に2個ずつ配列された液
晶セルMをそれぞれに保持した窓を備えている。つま
り、ホルダー40には図12に示すように、24(2×
12)個の液晶セルM1〜M24が装着されている。
【0021】41は本体39の外周の各面の中央部に設
けられた開口、42はドラム本体を回転させる回転軸、
43は支持板、44はドラム本体39を回転可能に支持
する軸受け、45は投射ランプ15の照射光を開口41
を介して液晶セルMの裏面に導くためにドラム本体39
の端壁に設けられた穴、46はプロジェクションズーム
レンズ16からの光をミラー17へ導くために支持板に
設けられた穴である。
【0022】47はCCDカメラ、48はCCDカメラ
の支持台、49は支持台48を摺動可能に支持する摺動
シャフト、50は支持台48の裏面のラックギヤ(図示
しない)に噛合うピニオンギヤ、51はピニオンギヤ5
0を駆動するCCDカメラ移動モータである。
【0023】CCDカメラ移動モータ51が駆動する
と、ピニオンギヤ50が回転して支持台48が図3に示
す位置に移動し、液晶照射ランプ15によって照射され
た液晶セルMの画像はCCDカメラ47によって撮像さ
れる。
【0024】52はドラム本体39の回転時にホームポ
ジションを検出するための回転位置検出センサ、53は
ホルダー40の摺動時にホームポジションを検出するた
めの移動位置検出センサ、54は回転軸42を回転可能
に支持する軸受、55はドラム39を回転させるドラム
回転モータ(ステッピングモータ)、56、57はモー
タ55の回転力を回転軸42に伝達するギヤ、58はホ
ルダー40を矢印A又はB方向に摺動させるホルダー移
動モータ(ステッピングモータ)である。
【0025】59はホルダー40の外縁に設けられたフ
ランジ、60はフランジ59を回転可能に支持してホル
ダー40を位置決めする摺動片、61は摺動片60を摺
動可能に支持する摺動台、62は摺動片60を矢印A又
はB方向に移動させるワイヤー、63,64はワイヤ6
2を支持するプーリ、65,66はホルダー移動モータ
58の回転力をワイヤ62に伝達するギヤである。
【0026】67は液晶セルMに給電するために回転軸
42に固定されたコミュテータ、68はコミュテータ6
7に接触するように設けられた一対の給電ブラシ、69
はブラシ支持具である。図7に示すように、コミュテー
タ67の摺動子67aはドラム本体39に設けられた配
線パターン70によって各液晶セルMの透明電極9a,
9bの各端子71に接続されるようになっている。
【0027】そして、ホルダー40が図8に示すように
移動して、他の液晶セルMが開口41に対向すると、配
線パターン70の液晶セルMへの接続が切換わる。つま
り、配線パターン70は、開口41に位置する液晶セル
Mに接続されるようになっている。
【0028】図10は図1に示す実施例の制御回路の要
部を示すブロック図であり、MCはマイクロコンピュー
タを内蔵する制御部、ZM1はズームレンズ7を駆動す
るズームレンズモータ、ZM2はプロジェクションズー
ムレンズ16を駆動するプロジェクションズームレンズ
モータ、MMは本体1の各種駆動部を駆動するメインモ
ータ、SCはメインモータMMの回転力の各種駆動部へ
の伝達をON・OFFするソレノイドクラッチである。
【0029】制御部MCは、操作パネル37、回転位置
検出センサ52、移動位置検出センサ53およびCCD
カメラ47などからの出力を受けて、液晶セルM、ズー
ムレンズモータZM1、プロジェクションズームレンズ
モータZM2、CCDカメラ移動モータ51、ドラム回
転モータ55、ホルダー移動モータ58、表示パネル3
8、原稿照射ランプ4、液晶照射ランプ15、ソレノイ
ドクラッチSC、メインモータMM、帯電器22、転写
チャージャ27および分離チャージャ28などを駆動す
る。
【0030】このような構成における動作を次に説明す
る。 (1)液晶セルへの画像の書き込み(読み込み) まず、原稿3を原稿載置台2に載置し、操作パネル37
を操作すると、原稿照射ランプ6a,6bが点灯して、
原稿からの画像光がズームレンズ7によって液晶セル7
の表面に結像し、ズームレンズ7に対向する液晶セルM
1(図12参照)に画像が書き込まれる。次に原稿載置
台2の原稿を別の原稿と取換え、操作パネル37を操作
すると、ドラム14が角度30度だけ回転して、液晶セ
ルM2がズームレンズ7に対向し、液晶セルM2に原稿
画像が書き込まれる。
【0031】この動作をくり返して液晶セルM1〜M1
2に画像が書き込まれる。液晶セルM12に続いてさら
に画像を書き込む場合には、液晶セルM13がズームレ
ンズ7に対向する位置まで、ガイド40がドラム14の
軸方向に摺動し、前述と同様にして液晶セルM13〜M
24に原稿画像が書き込まれる。
【0032】(2)液晶セルに書き込まれた画像の確認 次に、操作パネル37を操作すると、CCDカメラ47
が図3に示す位置に移動し、液晶セル照射ランプ15が
点灯して液晶セルMの裏面を照射する。それによって、
液晶セルMに書き込まれている画像がCCDカメラ47
によって撮像され、電気信号に変換されて表示パネル3
8に表示される。
【0033】使用者は、画像の種類、複写用紙のサイズ
や位置に対するズームレンズ7の倍率、原稿3の位置、
画質さらに原稿照射ランプ4や液晶照射ランプ15の明
るさなどを表示パネル38に表示された画像から確認す
る。確認の結果、いずれかを調整する必要がある場合に
は、液晶セルMに書き込まれた画像を一且消去し、調整
後、上記書き込み動作をくり返し画像の確認を行う。
【0034】なお、原稿画像の用紙に対する位置調整は
ホルダー40の移動又はドラム39の回転によって可能
であり、複写倍率の調整はプロジェクションズームレン
ズ16によっても可能である。
【0035】(3)感光体ベルトへの画像の読出し 次に、操作パネル37において任意の液晶セルMが指定
され、「複写開始」が入力されると、指定された液晶セ
ルMがズームレンズ7に対向するように配置され、CC
Dカメラ47は図2の位置に復帰し、液晶照射ランプ1
5が所定時間だけ点灯して、液晶セルMの裏面を照射す
る。液晶セルMからの画像光はプロジェクションズーム
レンズ16、ミラー17およびミラー18を介して感光
体ベルト19上に導かれ、静電潜像を形成する。
【0036】(4)用紙への複写 次に、感光体ベルト19が矢印Cの方向に移動し、静電
潜像が現像器20によって現像され、収容器23から送
出された用紙に転写される。転写された用紙は、感光体
ベルト19から分離されて定着ローラ30によって定着
された後、排紙ローラ31によって本体1の外部へ排出
される。
【0037】なお、定着済の用紙を再使用(例えば両面
コピーなどに使用)する場合には、定着済みの用紙は切
換え装置34によって収容器32に一且収容される。こ
のようにして用紙への複写動作が終了する。
【0038】また、操作パネル37によって複数の複写
枚数が設定されている場合には、上記動作の内、同じ液
晶セルMからの画像の読み出し以降の動作がくり返えさ
れる。
【0039】なお、前記動作(1)において、液晶セル
Mの1つに画像を書き込み、引続き上記(3),(4)
を実行することによって、原稿の読み取りから複写まで
を連続的に行うことができる。この時、一度複写を行っ
た原稿の画像は順次各液晶セルMにメモリされるので、
そのメモリ画像を両面複写やその他各種の複写工程に再
利用することができる。
【0040】また、ズームレンズ7に対向する液晶セル
Mの位置をホルダー40を摺動させて調整することによ
り、図11に示すように、1つの液晶セルMの画像書き
込み領域に2つの原稿画像a,bを書き込みそれらを個
々の用紙に複写することができる。従って、例えばA3
サイズの原稿については、1枚を1つの液晶セルMに書
き込み、A4サイズの原稿については2枚を1つの液晶
セルMに書き込むようにしてもよい。このようにすれ
ば、液晶セルMにメモリされる原稿画像数を増大するこ
とができる。
【0041】次に、複数の原稿画像を重ねて合成(部分
削除)する動作について、図13に示すフローチャート
を用いて説明する。まず、ステップ101において、枠
消し用原稿を液晶セルM1に書き込む。次に、ドラム1
4を角度30度だけ正転させ(ステップ102)、原稿
を変更し(ステップ103)、変更した原稿を液晶セル
M2に書き込む(ステップ104)。
【0042】次に感光体ベルト19を駆動させて帯電器
22により感光体ベルト19を一様に帯電させ(ステッ
プ105)、その後、感光体ベルト19を停止して(ス
テップ106)、液晶セルM2の画像を読み出して感光
体ベルト19上に静電潜像を形成する(ステップ10
7)。
【0043】次に、ドラム14を30度だけ逆転させ
(ステップ108)、液晶セルM1の画像を読出して感
光体ベルト19上の上記静電潜像に重ねて静電潜像を形
成する(ステップ109)。そして、現像、転写および
定着を行う(ステップ110)。
【0044】ステップ107において感光体ベルトの未
露光であった部分(画像の枠部分)がステップ109に
おいて露光されると、その枠部分の画像が消去されるこ
とになる。このようにして、複数の原稿画像を重ねて画
像の一部を任意に削除することができる。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、原稿画像を液晶セル
によって読み取り、その液晶セルから画像を読み出して
レーザ光を用いることなく用紙に複写することができる
ので、画像形成装置の構成が簡略化される。さらに、複
数の液晶セルに読み込まれた画像を重ねて複写できるの
で、画像の合成や削除が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成説明図である。
【図2】実施例のドラムを示す断面図である。
【図3】実施例のドラム内部の動作を示す断面図であ
る。
【図4】実施例のドラムを示す側面図である。
【図5】実施例のドラムを示す上面図である。
【図6】実施例のドラムを示す正面図である。
【図7】実施例のドラムの要部断面図である。
【図8】実施例のドラムの要部断面図である。
【図9】実施例の液晶セルを示す構成説明図である。
【図10】実施例の制御回路を示すブロック図である。
【図11】実施例の液晶セルの画像書き込み領域を示す
上面図である。
【図12】実施例の液晶セルの配列を説明する展開図で
ある。
【図13】実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置本体 2 原稿載置台 4,5 原稿照射ランプ 7 ズームレンズ M 液晶セル 14 ドラム 15 液晶照射ランプ 16 プロジェクションズームレンズ 17,18 ミラー 19 感光体ベルト 27 転写チャージャ 30 定着ローラ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−368967(JP,A) 特開 平4−106584(JP,A) 特開 平3−194535(JP,A) 特開 平2−259781(JP,A) 特開 平2−212859(JP,A) 特開 平2−68575(JP,A) 特開 平2−53087(JP,A) 特開 平2−53086(JP,A) 特開 平1−243078(JP,A) 特開 昭62−56925(JP,A) 特開 昭62−14638(JP,A) 特開 昭61−210323(JP,A) 特開 昭57−13458(JP,A) 特開 昭56−32161(JP,A) 特開 昭56−16149(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿載置台と、原稿載置
    台の原稿に光を照射して反射させる第1照射手段と、中
    空筒状の多面体を備えその多面体の各面に窓を有するド
    ラムと、ドラムの各窓に装着され画像光を表面から受け
    て画像を読み込み、裏面に受ける光によってその画像が
    読み出される液晶セルと、液晶セルの裏面に光を照射し
    て反射させる第2照射手段と、ドラムの各窓に設けられ
    た液晶セルが、順次、表面に原稿からの反射光を受け、
    かつ、裏面に第2照射手段からの光を受け得るようにド
    ラムを回転させるドラム駆動手段と、液晶セルの裏面か
    らの反射光を受けて原稿画像に対応する静電潜像を形成
    する感光体と、静電潜像を現像する現像手段と、現像さ
    れた画像を用紙に転写する転写手段と、転写された画像
    を定着する定着手段と、ドラムを回転させることにより
    複数の原稿画像を複数の液晶セルに読み込ませ、読出し
    時にドラムを回転させて複数の液晶セルの画像に対応す
    る静電潜像を感光体上に重ねて形成させる制御手段を備
    えた画像形成装置。
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