JP3897096B2 - 高圧サプライポンプ - Google Patents

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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B1/00Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B1/04Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
    • F04B1/0404Details or component parts
    • F04B1/0439Supporting or guiding means for the pistons

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関(以下、内燃機関を「エンジン」という。)に燃料を供給する高圧サプライポンプおよびリフタガイドの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンに燃料を供給する高圧燃料ポンプとして、例えば特開平10−141178号公報に開示されているものが公知である。この高圧燃料ポンプによると、タペット(リフタ)を案内するタペットガイド(リフタガイド)はハウジングとは別体に設置されている。高圧燃料ポンプが搭載されるエンジンの取付部を小さくし、かつタペットの外径を大きくするため、タペットガイドの肉厚は薄く形成されている。また、プランジャをタペット方向へ付勢するスプリングの収容部分を確保するためタペットガイドの軸方向の長さは十分に長く設定されている。さらに、タペットガイドの内周側をタペットが往復移動する際にタペットガイドの内周側に空気あるいは燃料を吸入または排出するため、タペットガイドには開口部が形成されている。上記のタペットガイドのように薄肉の長い筒形状の部材であって、寸法精度および形状精度が要求される部材は、例えば押出または冷鍛により部材の大まかな形状の粗部材を形成した後、切削などにより内径の精度を確保する加工が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、切削などによりタペットガイドを加工する場合、被加工部材は加工機に固定されている。そのため、加工機に固定された状態で加工時の寸法精度および形状精度が確保されている。加工機は被加工部材に力を加えることにより被加工部材を固定しているため、加工機からの取り外しの前後では被加工部材に加わる力が変化する。その結果、被加工部材であるタペットガイドは、加工機により固定されている加工時と加工機から取り外した加工後とでは形状が変化する。したがって、加工機による固定の有無による形状変化の影響を低減するためには、タペットガイド自身に剛性が要求され、タペットガイドの肉厚を増大させる必要がある。また、タペットガイドに形成される開口部は、例えばドリル加工などにより形成される。さらに、開口部を形成した後、開口部の周囲のバリなどを除去する必要があり、加工工数の増大を招くという問題がある。
【0004】
一方、特開平10−30525号公報に開示されている高圧サプライポンプの場合、ハウジングと一体にタペットガイドが形成されている。ハウジングと一体にタペットガイドを形成することにより、加工時にハウジングを加工機に固定することができ、タペットガイドには加工機に固定するための力が作用しない。そのため、加工機からの取り外しの前後におけるタペットガイドの変形を防止することができ、タペットガイドの肉厚をより薄くすることが可能となる。しかし、例えば鍛造によりハウジングとともに形成されるタペットガイドは、非常に大まかな形状である。そのため、寸法精度および形状精度を確保し、タペットガイドの肉厚を薄くするためには、切削が必要となる部分が大幅に増大する。その結果、加工工数および加工コストの増大を招くという問題がある。また、開口部の形成も上述のように別途加工を必要とし、加工工数の増大を招く。
【0005】
そこで、本発明の目的は、加工が容易で加工工数の増大を招くことなくリフタガイドの薄肉化が可能であり、吐出流量の増大および吐出圧の高圧化ならびに体格の小型化が図られる高圧サプライポンプを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、加工が容易で加工工数の増大を招くことがなく、薄肉化が可能なリフタガイドを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、加工工数が低減されるリフタガイドの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載の高圧サプライポンプによると、リフタガイドは周方向のいずれかの位置に継ぎ目部を有する筒状に形成されている。そのため、リフタガイドは、例えば板部材を筒状に曲げ周方向の両端部を接続することにより形成することができる。これにより、例えば鍛造あるいは切削などによりリフタガイドを成形する場合と比較して、簡単な加工でリフタガイドを薄肉化することができる。リフタガイドが薄肉化されると、リフタの外径を大きくすることが可能となる。そのため、リフタは駆動カムのカム面と接触する面積が拡大される。これは、例えば駆動カムのリフト量および駆動カムのカム面の幅を増大可能であることを意味する。したがって、体格が同一であれば吐出される燃料の流量および圧力を増大することができ、吐出される燃料の流量あるいは圧力が同一であればリフタガイドが薄肉化された分に対応して体格を小型化することができる。
【0008】
本発明の請求項1記載の高圧サプライポンプによると、リフタガイドは継ぎ目部から周方向に展開したとき、各端部にそれぞれ凹凸部および凸凹部を有している。凹凸部と凸凹部とは形状が対応しており、凹凸部と凸凹部とは嵌合可能である。そのため、凹凸部と凸凹部とを嵌合させると、リフタガイドは筒状に成形される。したがって、加工が容易であり、加工工数の増大を招くことがない。
【0009】
本発明の請求項1記載のサプライポンプによると、凹凸部および凸凹部はそれぞれリフタガイド周方向に突出した凸部とリフタガイド周方向に窪んだ凹部とを有している。この凸部のリフタガイド周方向の長さは凹部のリフタガイド周方向の長さよりも小さく形成されている。そのため、凸部を凹部に嵌合したとき、凸部と凹部との間には隙間が形成される。その結果、リフタガイドの内周側は、凸部と凹部との間に形成された隙間を経由してリフタガイドの外周側と連通する。すなわち、燃料や空気は、その隙間を経由してリフタガイドの内周側と外周側との間を流れることができる。これにより、リフタガイドに開口部を形成する必要がない。したがって、加工工数を低減することができる。
本発明の請求項2記載の高圧サプライポンプによると、リフタガイドは継ぎ目部に第一開口部を有している。第一開口部は、リフタガイドの内周側と外周側とを連通する。そのため、燃料や空気は、第一開口部を経由してリフタガイドの内周側と外周側との間を流れることができる。したがって、リフタに作用する抵抗を低減することができる。
【0010】
本発明の請求項3記載のサプライポンプによると、凹凸部および凸凹部はそれぞれリフタガイド周方向に突出した凸部とリフタガイド周方向に窪んだ凹部とを有している。この凸部のリフタガイド軸方向の長さは、一部が凹部のリフタガイド軸方向の長さとほぼ同一またはやや大きく形成されている。そのため、凹凸部と凸凹部とを嵌合するとき、凹部よりも大きな凸部の一部を凹部にはめ込むことにより、凹凸部と凸凹部とは結合される。したがって、リフタガイドの加工を容易にすることができる。
【0011】
本発明の請求項4記載のサプライポンプによると、リフタガイドは継ぎ目部とは異なる周方向のいずれかの位置に開口部を有する。開口部は、リフタガイドの内周側と外周側とを連通する。そのため、燃料や空気は、開口部を経由してリフタガイドの内周側と外周側との間を流れることができる。例えば高速高回転のエンジンのようにリフタが高速でリフタガイドの内周側を移動する場合、第一開口部を経由した燃料や空気の流れでは不十分なことがある。したがって、開口部を形成することにより、燃料や空気の流れを促進することができ、リフタに作用する抵抗を低減することができる。
【0012】
本発明の請求項5記載のサプライポンプによると、リフタガイドの径方向の厚みtすなわち肉厚は、0.5mm≦t≦2.0mmである。例えば、リフタガイドを切削により形成する場合、十分な剛性を確保し加工機からの取り外しの際の変形を防止するため、肉厚は2.0mmより大きくする必要がある。これに対し、継ぎ目部を有するリフタガイドとすることにより、例えば板部材を曲げて筒状に成形することができ、肉厚は2.0mm以下にすることができる。したがって、リフタガイドの肉厚を薄肉化することができる。一方、厚みtが0.5mmより小さくなると、リフタガイドに要求される十分な強度を満足することができない。したがって、厚みtは0.5mm以上に設定している。
【0013】
本発明の請求項6記載の高圧サプライポンプによると、継ぎ目部を通るリフタガイドの直径を含む直線は駆動カムのカム面の軸と所定の角度をなしている。駆動カムと当接するリフタは駆動カムによる駆動にともなって、リフタガイド内でリフタガイドの軸に対して傾斜する。駆動カムは一定の方向へ回転するため、駆動カムに当接するリフタが傾斜する方向も一定である。すなわち、リフタは駆動カムのカム面の軸方向に沿って傾斜する。そのため、リフタガイドの継ぎ目部をカム面の軸とは所定の角度をなす位置に設定することにより、リフタの傾斜によるリフタガイドの継ぎ目部とリフタとの接触を防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を示す複数の実施例を図面に基づいて説明する。
(第1実施例)
本発明の第1実施例による高圧サプライポンプを図2に示す。高圧サプライポンプ1は、高圧燃料の圧送量を電磁弁10の開閉により制御するものであり、例えばディーゼルエンジンやガソリンエンジンのインジェクタに燃料を供給する。高圧サプライポンプ1は、電磁弁10と、吸入した燃料を加圧し圧送するポンプ部30とを有している。
【0019】
電磁弁10は、コイル部11と弁部20とを有している。コイル部11は弁部20の外側に挿入されており、図示しないピンにより回転方向を位置決めされている。コイル部11は、弁部20に駆動力を与える電磁駆動部である。コネクタ12は、ボビン13、ならびにボビン13に巻回されているコイル14とを覆うモールド樹脂である。ターミナル15はコイル14と電気的に接続されている。カバー16は金属製であり、固定コア21および弁ハウジング23と結合されて磁気回路を構成している。
【0020】
弁部20は、固定コア21、可動コア22、弁ハウジング23、弁部材24、弁スプリング25、弁ボディ26、カップ部材27および非磁性部材28などを有している。可動コア22は弁ハウジング23の内周側を往復移動可能である。弁部材24は、可動コア22とともに往復移動可能である。弁ボディ26には弁部材24が着座可能な弁座部26aが形成されている。また、弁部材24のポンプ部30側すなわち図2の下方には弁部材24が着座可能なストッパ部材29が設置されている。弁スプリング25は、可動コア22および弁部材24を弁座部26a方向へ付勢している。
【0021】
弁スプリング25は、可動コア22が固定コア21から離れる方向へ付勢している。固定コア21と可動コア22とは磁気回路を構成しており、コイル14に通電することにより発生する磁気吸引力により、弁スプリング25の付勢力に抗して可動コア22は固定コア21に向けて図2の上方へ吸引される。弁ボディ26は、カップ部材27の内周側に収容され、ポンプ部30のポンプハウジングを構成しているカバー部材31およびハウジング本体32の内部に全体が収容されている。
【0022】
弁ボディ26は筒状に形成されており、筒状の内部流路261とカバー部材31との間に形成されている燃料流入路33とを連通する連通孔262が形成されている。弁ボディ26に形成されている弁座部26aに弁部材24が着座することにより、内部流路261が閉塞され、燃料流入路33と加圧室34との間の連通が遮断される。燃料流入路33には図示しない低圧ポンプから低圧燃料が供給される。
【0023】
ポンプ部30のポンプハウジングは、カバー部材31とハウジング本体32から構成されている。カバー部材31は、燃料流入路33を形成しており、ハウジング本体32とは別体である。カバー部材31は、複数のボルト35により取付部材36に結合されている。ハウジング本体32は、ボルト35の結合力によりカバー部材31と取付部材36との間に挟持されている。
【0024】
ハウジング本体32にはシリンダ37が形成されており、シリンダ37にプランジャ40を往復移動可能に支持している。シリンダ37の内周壁とプランジャ40とカップ部材27と弁部材24とにより加圧室34が形成されている。プランジャスプリング41は一端がスプリング座42に当接し、他端がスプリング座43に当接している。プランジャスプリング41はスプリング座42をリフタ50の底部内壁に押し付けている。スプリング座43はプランジャ40の頭部44を係止している。スプリング座42は取付部材36とハウジング本体32との間に挟持されている。
【0025】
リフタ50の外周側にはリフタ50を案内するリフタガイド60が設置されている。リフタガイド60は、筒状に形成され、取付部材36の内周側とスプリング座42の外周側との間に例えば圧入されることにより設置されている。リフタ50の底部外壁51はエンジンのバルブカムシャフト2に取り付けられている駆動カム3と当接している。リフタ50は、ピン52によりリフタガイド60からの脱落が防止されている。
【0026】
デリバリバルブ45は、ハウジング本体32とねじ結合されており、加圧室34と連通可能な燃料吐出通路46が形成されている。デリバリバルブ45は、弁座部材47、弁部材48およびスプリング49を有している。加圧室34の燃料の圧力が所定圧以上となると、弁部材48はスプリング49の付勢力に抗して弁座部材47から離座し、加圧室34と燃料吐出通路46とが連通する。そして、デリバリバルブ45に結合された図示しない燃料配管に燃料が圧送される。デリバリバルブ45から吐出された燃料は、図示しない蓄圧管を経由して図示しないインジェクタに供給される。
【0027】
次に、リフタガイド60について詳細に説明する。
図1に示すように、リフタガイド60は継ぎ目部61を有する筒状に形成されている。リフタガイド60は、継ぎ目部61から周方向へ展開すると、図3に示すように一方の端部に凹凸部62、ならびに他方の端部に凸凹部63を有している。凹凸部62と凸凹部63とは概ね対応する形状に形成されている。すなわち、凹凸部62および凸凹部63のうちリフタガイド60の周方向へ突出している凸部621、631と、リフタガイド60の周方向へ窪んでいる凹部622、632の形状とは、対応する概ね同一の形状に形成されている。
【0028】
リフタガイド60は、図4に示すように径方向の厚みすなわちリフタガイド60の肉厚tが0.5mm≦t≦2.0mmの範囲内である。高圧サプライポンプ1の体格の小型化を図るためには、リフタガイド60の肉厚tは、可能な限り薄い方が好ましい。しかし、リフタ50とリフタガイド60とは摺動するため、リフタガイド60にはリフタ50を案内するのに十分な強度が要求される。そこで、本実施例では、リフタガイド60の肉厚を0.5mm≦t≦2.0mmに設定している。一方、リフタガイド60の肉厚tを2.0mmより大きくとすると、リフタガイド60の成形時に筒状に形成することが困難となる。そこで、リフタガイド60の肉厚tの上限を2.0mmと設定している。
【0029】
図3に示すように、凸部621と凹部632とが当接している部分において、リフタガイド60の凸部621のリフタガイド60の軸方向の長さD1は、凹部632の軸方向の長さD2と同一またはやや長く形成されている。すなわち、凸部621は、凹部632と当接するリフタガイド60の周方向の一部において、対応する凹部632のリフタガイド60軸方向の長さよりも大きく形成すればよい。そのため、図1に示すように凹部632に凸部621が嵌合される場合、凸部621と凹部632とが重なる部分を押し込むことにより、凹凸部62と凸凹部63とは結合される。
リフタガイド60は、継ぎ目部61が所定の位置になるようにハウジング本体32に設置されている。継ぎ目部61は、リフタガイド60の内周側において周方向に不連続な面を形成している。そのため、継ぎ目部61にリフタガイド60の内周側を移動するリフタ50が接触することにより、リフタ50またはリフタガイド60の摩耗を招くおそれがある。
【0030】
一方、図5に示すようにバルブカムシャフト2に形成されている駆動カム3のカム面4の軸X−Xは、バルブカムシャフト2の軸と所定の角度を形成している。リフタ50は駆動カム3の回転にともなってカム面4に沿って当接するため、リフタ50にはカム面4の軸X−Xに沿った方向へ力が加わる。そのため、図6に示すようにリフタ50はリフタガイド60の内周側においてリフタガイド60の軸に対し駆動カム3からの力が加わるカム面4の軸X−Xに沿った方向へ傾斜する。その結果、図5および図6に示すようにリフタ50とリフタガイド60とが接触するのは、カム面4の軸X−Xに対応するリフタ50の上端部53および下端部54である。すなわち、リフタガイド60は、カム面4の軸X−Xに対応する位置でリフタ50と接触する。駆動カム3とリフタガイド60の位置関係は、バルブカムシャフト2の回転にともなって駆動カム3が回転しても、ならびにリフタ50がリフタ50の周方向へ回転しても不変であるため、リフタガイド60は常にカム面4の軸X−Xに対応する位置でリフタ50と接触する。したがって、継ぎ目部61を通るリフタガイド60の直径を含む直線Lとカム面4の軸X−Xとが所定の角度をなす位置、例えば直線Lとカム面4の軸X−Xとが垂直となる位置に、リフタガイド60の継ぎ目部61を配置することにより、リフタ50と継ぎ目部61との接触が防止される。
【0031】
次に、リフタガイド60の製造方法について説明する。
図7(A)に示すように、例えば汎用の鋼板などの板材からプレスなどの打ち抜きにより所定の形状の板部材70が成形される。板部材70は、リフタガイド60を継ぎ目部61から展開した形状に成形されている。すなわち、板部材70の一方の端部には凹凸部71が形成され、他方の端部には凸凹部72が形成されている。板部材70を成形するための板材は、成形されるリフタガイド60の肉厚tに対応する0.5mmから2.0mmである。
【0032】
形成された板部材70は、加工装置により筒状に成形される。加工装置は、図7(B)に示すように大径ローラ5と小径ローラ6とを有している。この大径ローラ5と小径ローラ6との間に板部材70を挿入することにより、板部材70は小径ローラ6に巻き取られ筒状に成形される。板部材70は、一方の端部の凹凸部71が他方の端部の凸凹部72に対向するように筒状に成形される。小径ローラ6の外径は、リフタ50の外径と概ね同一になっている。そのため、小径ローラ6に板部材70が巻き取られることにより、成形されるリフタガイド60の内径の精度は容易に確保される。また、板部材70は肉厚tが0.5mmから2.0mmの範囲であるので、板部材70が大径ローラ5と小径ローラ6との間を通過することにより、板部材70は容易に小径ローラ6に巻き取られ筒状に成形される。
【0033】
筒状に成形された板部材70は、大径ローラ5と小径ローラ6との間を通過することにより凹凸部71と凸凹部72とが嵌合される。凹凸部71の凸部711は凸凹部72の凹部721よりもやや大きいため、大径ローラ5と小径ローラ6との間を通過することにより、凸部711が凹部721にはめ込まれる。
【0034】
筒状に成形され凹凸部71と凸凹部72とが嵌合された板部材70は、図7(C)に示すようにかしめ治具7により凹凸部71と凸凹部72との境界部がかしめられる。凹凸部71と凸凹部72とを嵌合しただけでは、凹凸部71および凸凹部72に剪断方向の力が作用したとき、凹凸部71と凸凹部72とが外れるおそれがある。そこで、凹凸部71と凸凹部72との境界部をかしめて凹凸部71と凸凹部72とを結合させる。なお、凹凸部71と凸凹部72とをかしめるだけでなく、例えば境界部にレーザ溶接あるいは接着などを実施することにより、凹凸部71と凸凹部72とをより強固に結合させてもよい。
【0035】
また、上記の板部材70を筒状に成形する段階と、凹凸部71と凸凹部72とを結合する段階との間に、筒状に成形された板部材70の形状精度を高めるための段階を付加してもよい。この場合、筒状に成形された板部材70の内周側に図示しない成形治具を挿入し、板部材70の外周側から力を加える。これにより、板部材70は成形治具に合わせた形状に成形され、リフタガイド60の形状精度が高められる。
【0036】
次に、上記構成の高圧サプライポンプ1の作動について説明する。
バルブカムシャフト2の回転にともない駆動カム3が回転し、リフタ50およびスプリング座43とともにプランジャ40が往復駆動される。電磁弁10のコイル14への通電が遮断され、プランジャ40が上死点である図2の上方から上死点である図2の下方側に移動すると、弁スプリング25の付勢力により弁部材24が弁座部26aから離座し電磁弁10は開弁状態となる。このとき、プランジャ40が図2の下方へ移動することにより、低圧燃料ポンプから吐出された低圧燃料は、燃料流入路33、連通孔262および内部流路261を通り加圧室34に流入する。そして、プランジャ40が下死点に位置するとき、加圧室34内には最大量の低圧燃料が流入する。
【0037】
プランジャ40が下死点から上死点へ移動する行程において、所望の燃料圧送量に対応した位置にプランジャ40が到達したとき、図示しないECUにより電磁弁10のコイル14への通電がオンされる。これにより、可動コア22は固定コア21側に吸引され弁部材24は弁座部26aに着座する。すなわち、電磁弁10は閉弁状態となる。その後、プランジャ40がさらに上死点側に移動すると、加圧室34内の燃料は高圧となる。加圧室34の燃料圧力が所定の圧力以上に上昇すると、スプリング49の付勢力に抗して弁部材48が弁座部材47から離座する。すると、加圧室34の高圧燃料が燃料吐出通路46から吐出され圧送される。
【0038】
第1実施例では、リフタガイド60を板部材70から筒状に成形している。そのため、リフタガイド60を例えば鍛造および切削などにより加工する場合と比較して、リフタガイド60の薄肉化が容易である。また、リフタガイド60は、板部材70の成形、筒状に成形およびかしめという簡単な加工工程で成形することができる。したがって、加工工数を低減することができる。また、リフタガイド60を薄肉化することにより、高圧サプライポンプ1の体格が同一であれば吐出流量および吐出圧の向上を図ることができ、高圧サプライポンプ1の吐出流量および吐出圧が同一であれば体格の小型化を図ることができる。
【0039】
また、リフタガイド60の肉厚tを0.5mmから2.0mmとすることにより、リフタガイド60の材料として汎用性の高い板材を使用することができる。そのため、材料費が低減され、高圧サプライポンプ1の製造コストを低減することができる。
さらに、リフタガイド60の継ぎ目部61はカム面4の軸X−Xとは所定の角度を形成する位置に設置されている。そのため、リフタ50とリフタガイド60の継ぎ目部61との接触による摩耗が低減され、リフタ50およびリフタガイド60の寿命を延長することができる。
【0040】
(第2実施例)
本発明の第2実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを図8に示す。第1実施例と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図8に示すように、第2実施例による高圧サプライポンプ1のリフタガイド60は、凸部621と凹部632との間に第一開口部としての隙間64が形成されている。すなわち、凸部621のリフタガイド60周方向の長さL1は、凹部632のリフタガイド60周方向の長さL2よりも小さく形成されている。
【0041】
リフタガイド60の内周側をリフタ50が往復移動することにより、図2に示すリフタガイド60とリフタ50とハウジング本体32との間に形成される空間の容積は変化する。リフタガイド60とリフタ50とハウジング本体32との間に形成される空間に燃料や空気が存在する場合、リフタ50の上昇にともなって燃料や空気は圧縮される。そのため、リフタガイド60の内周側で圧縮される燃料や空気によりリフタ50には駆動カム3方向への力が作用する。一方、リフタ50が下降する場合、空間の容積が拡大するため、リフタガイド60の内周側の燃料や空気によりリフタ50にはハウジング本体32方向の力が作用する。これらの力は、駆動抵抗としてリフタ50に作用し、バルブカムシャフト2を介して駆動力を供給するエンジン本体の出力ロスを招くことになる。
【0042】
そこで、凸部621を凹部632より小さく形成することにより、凸部621と凹部632との間には隙間64が形成される。これにより、リフタ50の上昇時、リフタガイド60の内周側の燃料や空気は凸部621と凹部632との間に形成された隙間64を経由してリフタガイド60の外周側へ排出される。同様に、リフタ50の下降時、リフタガイド60の内周側には隙間64を経由してリフタガイド60の外周側から燃料や空気が吸入される。
【0043】
したがって、リフタガイド60の内周側におけるリフタ50の往復移動によってリフタ50に作用する駆動抵抗を低減することができ、エンジン本体の出力ロスを低減することができる。また、凸部621および凹部632は、リフタガイド60となる板部材を成形する段階で形成することができる。そのため、隙間64を形成するための付加工程を必要としない。したがって、隙間64の形成が容易であり、かつ製造工数の増大を防止することができる。
【0044】
(第3実施例)
本発明の第3実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを図9に示す。
第3実施例のリフタガイド80は、凹凸部82および凸凹部83がそれぞれ複数の凸部821、831および凹部822、832を有している。また、第3実施例では第2実施例と同様に凸部821、831と凹部822、832との間には、第一開口部としての隙間84が形成されている。
【0045】
第3実施例では、リフタガイド60の凸部821、831および凹部822、832の数を変更することにより、凹凸部82と凸凹部83との継ぎ目部81の形状が複雑になり、継ぎ目部81の強度を高めることができる。凹凸部82および凸凹部83に形成される凸部821、831および凹部822、832の数は、リフタガイド80が適用される高圧サプライポンプ1の性能に合わせて任意に設定することができる。また、凹凸部82および凸凹部83に形成される凸部821、831および凹部822、832は、リフタガイド80となる板部材の打ち抜きによる成形と同時に形成されるため、凸部821、831および凹部822、832の数が増大しても加工工数の増大を招くことはない。
【0046】
(第4実施例)
本発明の第4実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを図10および図11に示す。
第4実施例は第3実施例の変形であり、リフタガイド80は第二開口部としての開口部85を有している。開口部85は、図11に示すようにリフタガイド80を継ぎ目部81から展開したとき、リフタガイド80の両端部に形成されている凹凸部82と凸凹部83との間に形成されている。開口部85は、リフタガイド80の軸方向へ伸びる形状に形成されている。
【0047】
第2実施例で説明したように、リフタガイド80の上昇時、リフタガイド80の内周側からは外周側へ燃料や空気を排出する必要があり、リフタガイド80の下降時、リフタガイド80の内周側へは燃料や空気を吸入する必要がある。そこで、凸部821、831を凹部822、832よりも小さく形成することにより、凸部821、831と凹部822、832との間に隙間を形成し、燃料などの流れを促進することが可能である。
【0048】
リフタガイド80にさらに開口部85を形成することにより、燃料などは凸部821、831と凹部822、832との間に形成される隙間84に加え開口部85を通して流れることができる。そのため、例えば高速高回転型のエンジンのように、リフタガイド80の往復移動速度、ならびにリフタガイド80の内周側と外周側との間の燃料や空気の流れが高速な場合でも、リフタガイド80に開口部85を形成することにより、スムーズな燃料の流れを確保することができる。また、リフタガイド80となる板部材の成形と同時に板部材に開口部85を形成することができる。そのため、開口部85を形成するための付加工程を必要とせず、製造工数の低減、ならびに製造コストの低減を図ることができる。
【0049】
以上、説明した本発明の複数の実施例では、本発明の高圧サプライポンプをディーゼルエンジンに適用した例について説明した。しかし、本発明の高圧サプライポンプはディーゼルエンジンに限らずガソリンエンジンに適用してもよい。また、板部材をプレスにより打ち抜いてローラにより筒状に成形する方法について説明したが、本発明としては例えばマルチフォーミングあるいは順送プレスなどそれらの成形方法に限るものではない。さらに、筒部材の凹凸部と凸凹部とをかしめるのではなく、溶接、接着あるいは圧入など他の手段により凹凸部と凸凹部とを結合してもよい。さらに、上記の説明では、複数の実施例を実施例ごとに説明したが、上記の複数の実施例を組み合わせて適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを示す模式的な側面図である。
【図2】本発明の第1実施例による高圧サプライポンプを示す模式的な断面図である。
【図3】図1に示すリフタガイドを継ぎ目部から周方向へ展開した状態を示す模式図である。
【図4】図1の矢印IV方向から見た矢視図である。
【図5】本発明の第1実施例による高圧サプライポンプのバルブカムシャフト、駆動カム、リフタおよびリフタガイドの位置関係を示す図であって、加圧室側から見た模式図である。
【図6】図5のX−X線で切断した断面図である。
【図7】本発明の第1実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドの製造方法の流れを示す模式図である。
【図8】本発明の第2実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを示す模式的な側面図である。
【図9】本発明の第3実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを示す模式的な側面図である。
【図10】本発明の第4実施例による高圧サプライポンプのリフタガイドを示す模式的な側面図である。
【図11】図10に示すリフタガイドを継ぎ目部から周方向へ展開した状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1 高圧サプライポンプ
3 駆動カム
4 カム面
31 カバー部材(ハウジング)
32 ハウジング本体(ハウジング)
34 加圧室
37 シリンダ
40 プランジャ
50 リフタ
52 ピン
60、80 リフタガイド
61、81 継ぎ目部
62、82 凹凸部
63、83 凸凹部
64、84 隙間(第一開口部)
70 板部材
71 凹凸部
72 凸凹部
85 開口部(第二開口部)
621、631、821、831 凸部
622、632、822、832 凹部
711 凸部
721 凹部

Claims (6)

  1. シリンダが形成されているハウジングと、
    前記シリンダの内部を往復摺動可能であって、一方の端部は前記ハウジングとともに加圧室を形成するプランジャと、
    前記プランジャの他方の端部側に設置され、駆動カムの駆動力を前記プランジャに伝達するリフタと、
    前記ハウジングの前記駆動カム側において前記リフタの外周側に設置され、周方向のいずれかの位置に継ぎ目部を有する筒状に形成され、前記リフタを往復移動可能に案内するリフタガイドとを備え、
    前記リフタガイドは、前記継ぎ目部から周方向に展開したとき、一方の端部に形成されている凹凸部、ならびに他方の端部に前記凹凸部に対応する形状に形成されている凸凹部を有し、前記凹凸部と前記凸凹部とは嵌合され、
    前記凹凸部および前記凸凹部はそれぞれ前記リフタガイドの周方向に突出した凸部と前記リフタガイドの周方向に窪んだ凹部とを有し、前記凸部の前記リフタガイド周方向の長さは前記凹部のリフタガイドの周方向の長さよりも小さく形成されていることを特徴とする高圧サプライポンプ。
  2. 前記リフタガイドは、前記継ぎ目部に第一開口部を有することを特徴とする請求項1記載の高圧サプライポンプ。
  3. 前記凹凸部および前記凸凹部はそれぞれ前記リフタガイドの周方向に突出した凸部と前記リフタガイドの周方向に窪んだ凹部とを有し、前記凸部の前記リフタガイド軸方向の長さは、一部が前記凹部の前記リフタガイド軸方向の長さとほぼ同一またはやや大きく形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の高圧サプライポンプ。
  4. 前記リフタガイドは、前記継ぎ目部とは異なる周方向のいずれかの位置に開口部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の高圧サプライポンプ。
  5. 前記リフタガイドの径方向の厚みtは、0.5mm≦t≦2.0mmに設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の高圧サプライポンプ。
  6. 前記継ぎ目部を通る前記リフタガイドの直径を含む直線は、前記駆動カムのカム面の軸と所定の角度をなすことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項記載の高圧サプライポンプ。
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