JP3895585B2 - 自動車用仕切り装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、柔軟な面状体を有する自動車用仕切り装置であって、前記面状体が、巻き取られた静止位置と、自動車に固定した保持具と結び付いた、引き出された保護位置との間で巻取り及び巻出し可能にカセットケース内に支承された巻き軸上で保持されており、この巻き軸が戻しばね装置によって巻取り方向に負荷されている自動車用仕切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような仕切り装置は、国際出願公開第98/24660号により知られている。この公知の仕切り装置は、分離ネットとして構成された柔軟な面状体を有しており、この面状体はカセットケース内に可動に支承された巻き軸上に巻取り及び巻出し可能に保持されている。この分離ネットは、その前側端面に形状安定な引出し条片を有している。この引出し条片により分離ネットは、自動車の屋根領域で自動車に固定した保持具で、垂直方向に引き出された保護位置において固持できる。巻き軸には比較的強く設計されたコイルばねが付属しており、このコイルばねが自動車に固定した保持具から分離ネットを取り外した後で、カセットケース内に引き入れられた静止位置に自動的に引き戻される。コイルばねは掛着した垂直な保護位置で、分離ネットを緊張した状態に保つ働きをする。コイルばねの戻し力がかなり強いので、作業者にとって人間工学的に不利な状況であるために、分離ネットを静止位置から引き出して自動車に固定した保持具に掛着することはかなり困難である。カセットケースは自動車の荷室の領域に収納されているので、作業者は引出し条片をつかんで分離ネットを引き出すために、少なくとも部分的に体を荷室内に乗り入れなければならない。人間工学的に有利なてこを得るために、作業者は分離ネットを最初にほぼ水平に自分に向かって引き寄せて、掛着に必要とされる引出し長さを確保する。次いで、作業者は引出し条片を分離ネットと共に上方に旋回させて、自動車に固定した保持具に掛着する。掛着する際には分離ネットはほぼ垂直方向に向けられており、作業者は腕を前方に伸ばして、コイルばねの戻し力に抗して保持力を加えなければならない。この掛着作業のためにかなり大きい力を加えなければならない事態を回避するために、国際出願公開第98/24660号はコイルばねの戻し力を少なくとも部分的に除去する保持装置を提案している。この保持装置は手動で機能させるか、又は必要な引出し長さが得られるまでの巻き軸の回転を検出する計数スクリューを介して自動的に機能させて、垂直の保護位置から取り外した後で分離ネットを再び巻き軸に自動的に不都合なく巻き取ることができる。
【0003】
公開されている独国特許第19927384.7号に記載されている仕切り装置も、操作しやすく、少なくともほぼ力を加えずに分離ネットの引出し条片を、対応する自動車に固定した保持具により垂直の保護位置に掛着できるようになっている。この特許出願においては、2個のばね要素で構成されたばね装置により戻し力の低減が達成される。その際に、第1のばね要素は強い戻し力を有するコイルばねとして形成され、第2のばね要素は第一ばね要素より弱いばね力を有する軽快ばねとして形成されている。この解決手段においては、両ばねは直列又は並列に接続されている。両ばねの直列接続においては、これらのばねは同方向に作用する。所定の引出し長さ以降は、より強いコイルばねが作用しなくなると同時に、より弱い軽快ばねが機能する。そうすると、軽快ばねのみが相応の戻し力を加えることになるので、分離ネットの引出し条片の掛着が少ない力で可能となる。新たに分離ネットを取り外して引き入れる場合は、最初に軽快ばねが作用する。次いで、相応の機械的接続装置を介して自動的により強いコイルばねに切り替えられると、このコイルばねは残余の引入れ過程及び巻取り過程を実施する。両ばねを並列に接続すると、これらのばねは互いに反対方向に作用する。引き入れた静止位置から分離ネットを引き出す際は、所定の引出し長さまでより強いコイルばねが機能する。切替え後は、より強いコイルばねに、より弱い軽快ばねが対抗して作用することにより、コイルばねの戻し力が減じられる。そのため、同様に自動車に固定した保持具に掛着するのに、より少ない掛着力しか必要とされない。その結果として、相応の作業者により、このような軽快手段のない仕切り装置で掛着を行なう場合よりよりはるかに簡便な掛着を実現できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、面状体を垂直な保護位置に移す際に作業者にとって一層改善された簡便さを保証する、冒頭に記載した種類の仕切り装置を提供することである。
【0005】
上記の課題を解決するために、切替え装置が設けられており、前記切替え装置が、時限素子によって戻しばね装置の巻取り力を面状体の引出し位置で一定時間低減させるか、又は遮断し、時限素子によって設定された時間が経過した後で再び接続させるようにした。こうすることによって、好ましくは引出し過程が任意の引出し位置で、あるいは長さに従って設定された引出し位置で短時間中断されることによって、弱くされた、又は完全に遮断された戻し力又は巻取り力への切替えを行うことができる。時限素子は繰り返し機能位置に戻るので、引き出す間に何回も行えることが有利である。切替え装置及び時限素子は好ましくは機械的に形成されているが、電気、空気圧又は油圧を利用することもできる。より強い巻取り力から力のない、又は力の少ない引出し状態への切替えは移動量に依存して行われることが好ましい。これに対して、力のない、又は力の少ない状態から強い巻取り機能への切替えは時間に依存して行われる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の構成において、戻しばね装置はより強いコイルばねとより弱い軽快ばねを直列又は並列に接続することによって構成されており、前記切替え装置は、巻き取られた静止位置と引出し位置との間ではより強い巻取り力が作用し、引出し位置以降では一定時間より小さい巻取り力が作用するように構成されており、この切替え装置に時限素子が付属していて、より小さい巻取り力の作用が所定の時間に制限されており、この時間が経過するとより強い巻取り力への切替えが行われるようになっている。
【0007】
基本的なばね切替え機能及び根本的な利点は、すでに独国特許第19927384.7号で開示された解決手段に等しい。直列接続ではより強いコイルばねとより弱い軽快ばねが互いに同方向に作用する。並列接続においては、コイルばねと軽快ばねとが互いに反対方向に作用するので、コイルばねの戻し力が軽快ばねによって減らされる。これに対し、直列接続では、コイルばねは第1の構成において簡単に遮断され、より弱い軽快ばねだけが作用させられる。同特許明細書に記載されている解決手段とは異なり、本発明による解決手段は、移動量ではなく、むしろ時間に依存してより弱い巻取り力からより強い巻取り力への切替えを設けている。この時限素子により、時限素子の構成及び時限素子の切替え装置への組み込みに依存した所定の時間にわたって少ない巻取り力が維持される。そうすることによって作業者が柔軟な面状体、特に分離ネットを、第1の引出し位置から自動車に固定した保持具に掛着するためにより多くの時間が与えられ、しかも途中で再び高い戻し力が作用することはない。さらに保護位置に掛着した後、所定の時間が経過した後で、自動的により強い巻取り力に切り替えられ、新たに静止位置に引き入れると直ちにより強い巻取り力が作用する。
【0008】
本発明の構成において、コイルばねと軽快ばねとの切替えを実現するために切替え装置が設けられており、この切替え装置は歯によって時限素子と協働する切替え素子を有している。この歯は伝動装置を形成し、その減速比は少ない戻し力で簡便に掛着するために必要とされる所望の時間を画定するのに適している。
【0009】
本発明の別の構成では、時限素子がピニオンを備えた回転素子として形成されており、この回転素子が巻き軸の回転軸心に対して偏心的に位置決めされてケースに固定されている。時限素子は特に粘性ブレーキとして形成されている。
【0010】
別の構成において、切替え素子は巻き軸に対して共軸的に支承されており、少なくともその外周の一部に外周歯を付けている。一方ではピニオンの歯数、他方では外周歯の歯数が、切替え装置と粘性ブレーキ、すなわち時限素子との間の減速比を規定するので、より小さい巻取り力の作用に与えられた時間を相応に調整できる。
【0011】
本発明のその他の利点及び特徴が、請求項2以下に記載されている。以下に、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に示す仕切り装置は、柔軟な面状体として分離ネット1を有している。分離ネット1は巻き軸3に巻取り及び巻出し可能に保持されている。巻き軸3はカセットケース2内で回転するように支承されている。巻き軸3は中空軸として形成されており、この巻き軸3の中に円筒形巻きばねとして形成されたコイルばね4が配置されている。図1から分かるように、コイルばね4は、その外側端面により、切替え素子13のボス9上に、このボス9に設けられた雄ねじ10の領域で固定されている。切替え素子13はそのボス9により、巻き軸3に対して共軸的に巻き軸3の端面に挿入可能である。切替え素子13は、ボス9の、巻き軸3とは反対側の端面に半径方向の環状肩部を有している。この環状肩部は半径方向外方に突出した衝止カム14を有している。ボス9とは反対側の環状肩部の端面に設けた相応の中央支承孔により、切替え素子13は、カセットケース2のケースに固定した側部5内で中央軸受ジャーナル12上に限定的に動くように支承されている。切替え素子13の環状肩部を受容するために、側部5はカップ状のケース部分11を有している。このケース部分11は衝止カム14の領域に切欠き部15を有している。切欠き部15はカップ状のケース部分11の画定された円弧にわたって延びている。切欠き部15は、粘性ブレーキ18として形成された時限素子(図示された実施例ではシリコンブレーキとして形成されている)を、切替え素子13の近傍に接近させる働きをする。
【0013】
切替え素子13の環状肩部には半径方向に直線的に可動なスライド16が支承されている。スライド16はその外側端面で巻き軸3に対して軸方向に向かって突き出した計数フィンガーを有している。このスライド16は圧縮ばねにより半径方向外方に向かってばね弾性的に負荷されている。スライド16とこれに付属する計数フィンガーと計数スクリュー6が協働する。計数スクリュー6は螺旋状のリンク案内部として、切替え素子13に向けられた軸受スリーブ6の環状肩部の端面内に設けられている。軸受スリーブ6は、差込スリーブ部分により端面側で巻き軸3内に挿入可能であり、さねはぎ構成(スロット及びキー構成)7、8によって前記巻き軸3と回転接続するように結合できる。計数スクリューとして働く螺旋溝は、半径方向外側の巻き条内にばね弾性的にたわむ衝止板22を有している。この衝止板22は1つの回転方向でスライド16の計数フィンガーに対する固定手段をなし、スライドに対する圧縮力が相応の対抗力によって遮断されている場合に、計数フィンガーに対するポイントとして働くことができる。これとは反対の回転方向で、スライド16の計数フィンガーは内方に弾性的に曲がって衝止板22を越え出ることができる。計数スクリューとこれに付属しているスライド16及び計数フィンガーが、独国特許第19927384.7号に記載されている実施形態に従って形成できる。
【0014】
切替え素子13は、側部5に向けられた端面側でジャーナル12に被せることのできる受容孔に対して共軸的に見えない六角頭を備えており、この六角頭に、巻きばね17の六角状に形成された内側リング端を形状接続によってはめ込んで回転接続するようにできる。図1及び図2から分かるように、巻きばね17の外側端面は、カップ状のケース部分11の円筒形壁体に対して、さらに内方に螺旋状に続いている曲線ウェブ23に掛着されている。制御ウェブ23はさらに、衝止カム14の回転量を制限し、切替え素子13が相応に回転するとスライド16を計数フィンガーと一緒に半径方向内方に誘導する働きをする。
【0015】
切替え素子13の回転量は約270°に制限されている。この制限は、衝止カム14が制御ウェブ23の、周方向で前側の端部又は後側の端部と協働することによって行われる。これにより、衝止カム14は、巻きばね17も掛着している、制御ウェブ23の一方の端部に当接しているか、又は衝止カム14が制御ウェブ23の反対側の湾曲傾斜面で衝止している。この湾曲傾斜面において、制御ウェブ23はケース部分11の円筒形壁体から次第に螺旋状に内方に曲がって延びている。制御ウェブ23はケース部分11及び側部5と一体的に形成されている。
【0016】
シリコンブレーキ18は、2個の保持ピン19を介して側部5と固く結合できる。シリコンブレーキは、切替え素子13に向けられた側に、切替え素子13の外周歯21と係合するピニオン20を有している。外周歯21は衝止カム14の運動軌道の内部で、切替え素子13の環状肩部の前側端部に半径方向で一体的に成形されている。切替え素子13は完全な回転を行うことができないので、外周歯21は切替え素子13の全外周にわたって延びる必要はない。
【0017】
巻きばね17は、本発明の意図では軽快ばねとして働いている。
【0018】
以下に、図1及び図2に示す仕切り装置の機能原理を説明する。特により強いコイルばね4からより弱い軽快ばね17に切り替える基本的な機能は、独国特許第19927384.7号に記載されている解決手段に等しい。図示の実施例ではコイルばね4及び軽快ばねとして働く巻きばね17は同方向に作用するので、コイルばね4と巻きばね17とは直列接続として構成されている。
【0019】
分離ネット1が巻き取られた静止位置では、切替え素子13の衝止カム14は、切替え素子13とは反対に向けられた端面で巻き軸3と係合しているコイルばね4の力により、制御ウェブ23の範囲で当接している。これにより、衝止カム14を有する切替え素子13は、この位置におけるコイルばね4に対するケースに固定した支持手段として働く。これは、分離ネット1の引出し過程が開始する間も変わりはない。螺旋溝内の計数フィンガーが少なくとも1回転すること、すなわち衝止板22を少なくとも1回越え出ることに相応する所定の引出し長さ以降では、巻きばね17の構成に応じて少ない巻取り力又はほとんど存在しない巻取り力への切替えは行われ得ない。選択された引出し長さに応じて、螺旋ガイドは1回ないし数回通過して、衝止板22を1回ないし数回越え出る。その度毎に螺旋ガイド内で移動する計数フィンガーは衝止板22を押しのけてこれを越え出る。分離ネット1で引出し力が短時間弱まることによって、巻き軸3は、コイルばね4の残余の戻し力により、再び所定の量だけ引き戻される。そうすることによって、計数フィンガーもスライド16と協働して再び螺旋溝内でわずかな量だけ戻る。次いで、計数フィンガーは反対側から衝止板22に衝止して、衝止板22はその遮断作用を発揮する。この時点以降では、切替え素子13は巻き軸3と回転接続している軸受スリーブ6で阻止されているので、コイルばね4は作用しなくなる。このときは巻きばね17だけが作用するので、巻き軸3と分離ネット1は少ない力で動かすことができる。巻きばね17は駆動ばねとして働き、分離ネット1の停止状態で、すなわち分離ネット1をそれ以上引き出すことなく、切替え素子13は時限素子、すなわちシリコンブレーキ20の制動力に抗して徐々に逆回転し、最後に、切替え素子13は再びケースに固定した制御ウェブ23に当接する。衝止カム14が制御ウェブ23の湾曲傾斜面に到達する直前に、計数フィンガーとスライド16とは湾曲傾斜面と制御部材23に乗り上げる。そうすることによって計数フィンガーとスライド16は、制御ウェブ23に沿って滑動する際にその圧縮ばねの圧縮力に抗して半径方向内方に押し戻される。それにより、計数フィンガーはポイントとして形成された衝止板22の下方で1つ内側の巻き条に押し戻されて、コイルばね4の遮断も再び解消される。駆動ばねとして働く巻きばね17は、時限素子20の制動力に抗して切替え素子13を回動させることができるほど強く設計されていなければならない。これに対して分離ネットに対する戻し機能は必要ないが、付加的に設けてもよい。これによりコイルばね4の戻し力が再び制動されずに投入される前に、分離ネット1を最終的にケースに固定した保持具に掛着するための時間が作業者に十分に提供される。時限素子により、掛着された保護位置から引出し条片を新たに取り出す際には、強いコイルばねの戻し力が直ちに投入されることが保証されている。
【0020】
分離ネット1は掛着された静止位置から第1の引出し位置まで引き出される。この位置では分離ネット1の引出し長さは自動車に固定した保持具に掛着するのに必要な引出し長さより小さいことが好ましい。この第1の引出し位置以降のさらに掛着に必要な引出し長さまでの引き出しは、時限素子が作用している間は巻きばね17の戻し力に抗してのみ行われる。
【0021】
本質的な利点は、第1の時間が経過した後に分離ネットを再度少なくとも1巻回転だけ引き出すことによって、時限素子の接続が何回も行われ得ることである。そうすることによって、前述の切替過程が新たに進み、強いコイルばねが再び遮断され、同時に時限素子が作用する。
【0022】
掛着された保護位置から分離ネット1を新たに取り外す際に、直ちにより強いコイルばね4が投入される。なぜならば、その間に駆動ばねとして働く巻きばね17が切替え素子13と衝止カム14とをシリコンブレーキ20の制動力に抗して、制御ウェブ23の、時計方向で前側の衝止部材に再び引き寄せて、これに巻きばね17も掛着されているからである。
【0023】
図3に示す実施例では、図1及び図2に示す実施例におけるのと同じ機能が達成される。図3に示す実施例における本質的な相違点は、コイルばね4の強い巻取り力を遮断及び投入するための切替過程が、図1及び図2の実施例におけるのとは異なっていること、またコイルばねと巻きばねの直列接続の代わりに並列接続が設けられていることである。見やすくするために、図3に示す実施例では、機能の等しい部材は等しい参照符号を付け、単に文字aを付す。図3に示す実施例では、軸受スリーブ6aも同様に巻き軸(詳細に図示しない)と回転接続するように結合されている。しかし、図1及び図2に示す実施例とは異なり、この実施例ではスライド16aとこれに付属する計数フィンガーは、軸受スリーブ6a内に半径方向に直線的に動くように支承されており、計数フィンガー25は切替え素子13aに設けられている。計数スクリュー25は半径方向外側の範囲に衝止じゃま板26を備えた螺旋溝を有している。この衝止じゃま板26に直接隣接して、切替え素子13aの回転軸心に対して軸平行に直線的に可動な衝止ピン14aに対する軸方向受容孔27(詳細に図示しない)が設けられている。衝止ピン14aは圧縮ばね24により軸受スリーブ6aとは反対に向けられた軸方向でばね弾性的に負荷されている。計数スクリュー25を備えた切替え素子13aは、ケース部分11a内で側部5aのジャーナル12a上に限定的に回転運動するように支承されており、その回転運動は90°未満の回転角に制限されている。この切替え素子13aの回転運動の制限は、衝止ピン14aによって行われ、これがカップ状の開いたケース部分11aの反対側の側縁部に衝止する。切替え素子13aとは反対側の軸方向で、衝止ピン14aの後側端面に制御輪郭23aが付属している。制御輪郭23aは、衝止ピン14aの軸方向運動を基準として軸方向に向かう勾配を有している。衝止ピン14aは切替え素子13aの半径方向に湾曲した範囲に設けられており、したがってケース部分11aの壁体の側縁部の高さにあって、切替え素子13aが回転するとそれぞれの側縁部で衝止するようになっている。同時に衝止ピン14aは、その軸方向運動において制御輪郭23aに沿って案内され、それによって螺旋溝の受容孔27から軸方向に進出し、又は受容孔27内に進入できる。
【0024】
さらに切替え素子13aには時限素子としてシリコンブレーキ18aが付属していて、保持台19aを介して側部5aに固定されている。シリコンブレーキ18aは、切替え素子13aの外周歯21aとかみ合うピニオン20aを有している。外周歯21aは切替え素子13aの外周の部分範囲のみにわたって、切替え素子13aの制限された回転運動に従って形成されている。
【0025】
図3に示す仕切り装置の機能原理は、次の通りである。
【0026】
分離ネットを引き入れた静止位置では、巻き軸はコイルばね(図示しない)により初期位置にある。この構成では、コイルばねは側部とは反対側でケースに固定して支持されており、他方の端面で巻き軸に固持されている。切替え素子13aは衝止ピン14aにより同様にケースに固定した最終位置に位置決めされている。したがって分離ネットの引出しを開始すると、スライド16aの計数フィンガーは計数スクリュー25内で徐々に半径方向外方に回転して、衝止じゃま板26で衝止する。衝止ピン14aは衝止じゃま板26に接続している巻き条を遮断する遮断位置にある。分離ネットを短時間ゆるめることにより、巻き軸、したがってまた計数フィンガーは時計と反対方向に逆戻りしようとし、計数フィンガーは衝止ピン14aに当接する。それによりコイルばねの力は切替え素子13aに伝達される。しかし切替え素子13aには巻きばね17aが付属していて、他方の端部で側部5aに支持されている。巻きばね17aは前述した解決手段とは異なり、コイルばねに対して逆方向に作用するので、ここでは機能的にコイルばねと軽快ばねとして働く巻きばね17aの並列接続が生じる。巻きばね17aのばね力は、コイルばねの、反対方向に作用する巻き力よりも小さい。それにより、この切替え過程以降はコイルばねの巻取り力が巻きばね17aの反対方向に向けられた力によって低減させられるので、著しく低減した戻し力しか作用しない。この戻し力は、時限素子として働くシリコンブレーキ18aの制動力に抗して切替え素子13aを回動させるための駆動力として働く。この際に、シリコンブレーキ18aは反対の回転方向で自由に回転する。さらに分離ネット1aに対する戻し機能も実現できる。切替え素子13aの回転過程の間、衝止ピン14aはこの回転方向で下降している制御輪郭23aに沿って回転する。そうすることによって、衝止ピン14aは計数スクリューの内部で受容孔27から徐々に後方に進出するように制御される。カップ状のケース部分11a内の切欠き部の時計と反対方向に見て後側の端部には、衝止ピン14aがケース部分11aの壁体の側縁部に当接し、同時に螺旋溝から完全に軸受孔27の範囲に引き戻されている。そうすることによってスライド16aの計数フィンガー、したがってまたコイルばねは再び解放される。これに対して、巻きばね17aは駆動ばねとして、切替え素子13aがケースに衝止することにより再び作用しなくなる。したがってコイルばねの強い巻取り力は、分離ネットを再び巻取り方向に引き戻す。これに対して切替え素子13aの衝止により時限素子は作用しなくなる。
【0027】
さらに、切替え素子13aの計数スクリュー25は、最も外側の巻き条で複数回転できるように形成されている。これは特にバックレストを折りたたんだときに、ネットを非常に大きく引き出すことが必要となるので有利である。図3に基づき、計数スクリュー25の形成は、及び計数フィンガーをさらに内側に位置する巻き条に導入することを可能にする帯ポイント(詳細に図示しない)が示されている。この点はこの箇所で明確に指摘しておく。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による仕切り装置の第1の実施形態の分解斜視図である。
【図2】図1に示す仕切り装置の一部組み立てた拡大分離図である。
【図3】図1と同様の本発明による仕切り装置の別の実施形態のための切替え装置の分解図である。
【符号の説明】
1…面状体
1a…面状体
4…ばね装置
17…ばね装置
17a…ばね装置
18…時限素子
18a…時限素子
Claims (6)
- 柔軟な面状体を有し、前記面状体が、巻き取られた静止位置と、自動車に固定した保持具と結び付いた、引き出された保護位置との間で巻取り及び巻出し可能にカセットケース内に支承された巻き軸上で保持されており、前記巻き軸が戻しばね装置によって巻取り方向に負荷されている自動車用仕切り装置において、
切替え装置が設けられており、前記切替え装置は、時限素子(18、18a)によって戻しばね装置(4、17;17a)の巻取り力を面状体(1、1a)の引出し位置で一定時間低減させるか又は遮断し、時限素子(18、18a)により設定された時間が経過した後で前記戻しばね装置を再び作用させ、
前記戻しばね装置(4、17、17a)は、比較的に強いコイルばね(4)と比較的に弱い軽快ばね(17;17a)を直列又は並列に接続することによって構成され、前記切替え装置は、前記巻き取られた静止位置と前記引出し位置との間ではより強い巻取り力が作用し、前記引出し位置からは時間的に限定されてより小さい巻取り力が作用するように構成され、前記切替え装置には時限素子(18、18a)が付属しており、比較的に小さい巻取り力の作用する時間は所定の時間に制限され、前記時間が経過すると比較的に強い巻取り力への切替えが行われることを特徴とする自動車用仕切り装置。 - 前記時限素子(18)が巻取り方向とは反対方向にフリーホイールを有していることを特徴とする請求項1に記載の仕切り装置。
- 時限素子として粘性ブレーキ、特にシリコンブレーキ(18)が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の仕切り装置。
- コイルばね(4)と軽快ばね(17)との切替えを実現するために前記切替え装置が設けられており、前記切替え装置(13、6、16、22)が、歯(21)によって時限素子(18、20)と協働する切替え素子(13、13a)を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の仕切り装置。
- 前記時限素子(18、20)がピニオンを備えた回転素子として形成されており、前記回転素子が前記巻き軸(3)の回転軸心に対して偏心的に位置決めされてケースに固定されていることを特徴とする請求項4に記載の仕切り装置。
- 切替え素子(13)が前記巻き軸に対して共軸的に一定程度回転運動できるように支承されており、前記切替え素子(13)の外周の少なくとも一部は外周歯(21)を付けていることを特徴とする請求項1又は2に記載の仕切り装置。
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