JP2007276775A - 保護装置を有する自動車用荷物室 - Google Patents
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Abstract
【課題】快適に操作可能であって、しかもより確実な保護機能を有する保護装置を備えた、自動車用の荷物室を提供する。
【解決手段】荷物を引き留めるフレキシブルな面形成物と形状の安定したハウジングユニットを有し、ハウジングユニットが荷物室側のホルダ内に取外し可能に保持されている、保護装置を有する自動車用の荷物室において、面形成物に作用する引張り負荷または曲げ負荷に従って、荷物室側のホルダと形状結合される固定位置へハウジングユニットを移動させるための手段が設けられている。
【選択図】図6
【解決手段】荷物を引き留めるフレキシブルな面形成物と形状の安定したハウジングユニットを有し、ハウジングユニットが荷物室側のホルダ内に取外し可能に保持されている、保護装置を有する自動車用の荷物室において、面形成物に作用する引張り負荷または曲げ負荷に従って、荷物室側のホルダと形状結合される固定位置へハウジングユニットを移動させるための手段が設けられている。
【選択図】図6
Description
本発明は、荷物を引き留めるためのフレキシブルな面形成物と、荷物室側のホルダ内に取外し可能に保持される、形状の安定したハウジングユニットとを有する保護装置を備えた自動車用の荷物室と、自動車室内、特にこの種の荷物室のための保護装置に関する。
乗用車の荷物室のための保護装置として用いられる分離装置は、一般に知られている。この種の分離装置は、分離ネットの形状のフレキシブルな面形成物を有し、それが巻取り軸上に巻上げ可能かつ引出し可能に保持されている。巻取り軸は、カセットハウジング内に回転可能に軸承されており、そのカセットハウジングはほぼサイドウィンドウの下枠の高さにおいて荷物室の対向する側壁の間に延びて荷物室側のホルダ内に固定されている。分離ネットは、その保護位置において上方に天井まで引き出されて、天井の領域に懸架されているので、分離ネットはほぼ垂直に上方へ延びている。分離ネットは、車両が著しく減速した場合に荷物室内にある荷物を荷物室内に引き留め、それによって荷物が前方へ向かって客室内へ放り出されるのを阻止するために用いられる。カセットハウジングは、複雑に成形された操作可能な固定装置によって車両側のホルダ内に取外し可能にロックされる。カセットハウジングを取り外すことができるようにするためには、固定装置を外さなければならない。
本発明の課題は、快適に操作可能であって、しかもより確実な保護機能を有する保護装置を備えた、冒頭で挙げた種類の荷物室を提供することである。
この課題は、面形成物に作用する引張り負荷または曲げ負荷に従ってハウジングユニットを、荷物室側のホルダと形状結合される固定位置へ移動させる手段が設けられていることによって、解決される。本発明によれば、面形成物へかかる負荷によって強制的に、ハウジングユニットが、荷物室側のホルダと相補形状でロックされる固定位置へ移動される。その場合に、ハウジングユニット自体がわずかに変位されてもよいし、あるいはハウジングユニットが少なくとも1つの固定部材を有し、その固定部材が面形成物に作用する引張り負荷または曲げ負荷に従って、それぞれ荷物室側のホルダと相補形状でロックされる固定位置へ移動されることができる。また、荷物室側に然るべく移動する固定部材を設けることも可能であって、それが面形成物の移動と結合されて、負荷がかかった場合に非作動位置からハウジングユニットと形状結合される固定位置へ移動される。形状結合は、巻取り軸の巻取り軸線の軸方向に関する。本発明の主要な考え方は、ハウジングユニットと荷物室側のホルダとの相補形状の結合を、面形成物が保護位置へ移動され、あるいはすでにある保護位置において放り込まれる荷物によって負荷を受けた場合にのみ、設けることである。従ってハウジングユニットは、面形成物が巻取り軸上に巻かれた非作動位置にある場合に、極めて簡単に荷物室側のホルダ内へ挿入し、あるいは取り出すことができる。ハウジングユニットにハウジングサイド部分を設けることが可能であって、それらハウジングサイド部分の間に巻取り軸が回転可能に軸承されており、その場合に、ハウジングユニットを外し、あるいは荷物室側のホルダ内へ挿入することを容易にするために、少なくとも1つのハウジングサイド部分が巻取り軸の回転軸に対して同軸または軸平行に摺動可能に配置されていることが好ましい。それぞれハウジングサイド部分と巻取り軸の形状に応じて、然るべきハウジング部分によってハウジングサイド部分間に巻取り軸を封入することを省くことができる。その場合に力は、巻取り軸を介して伝達される。
ハウジングユニットを固定位置へ移動させる手段が巻取り軸に対応づけられている場合に、ハウジングユニット自体は、相補形状で作用する固定装置によって荷物室側のホルダ内に固定可能な、既知のカセットハウジングの場合のように、該当する力を吸収することができるように、安定して形成される必要はない。
本発明の形態において、移動させる手段は、荷物室側のホルダの領域内にガイドプロフィールを有しており、そのガイドプロフィールは、面形成物に引張り負荷または曲げ負荷が作用した場合に、ハウジングユニットの負荷を受けない固定位置から始まって、ハウジングユニットが回避移動する方向へ向けられており、かつハウジングユニットにガイド部材が設けられており、そのガイド部材がガイドプロフィールと関連して形成されており、ハウジングユニットが回避移動した場合にガイドプロフィール内へ嵌入して、面形成物を巻き取りかつ引き出すための巻取り軸の回転軸に沿って相補形状でこのガイドプロフィールの後方に嵌り込む。ガイドプロフィールは、荷物室側のホルダの領域に、好ましくはスロットとして形成されており、ガイド部材が好ましくはピンとして形成されており、それがハウジングユニットの両方の前端部に配置されて、ガイドプロフィール内へ嵌入する。また、ガイドプロフィールとして荷物室側のホルダの領域にピンまたはウェブ形状のプロフィールを設けて、それに応じてハウジング側のガイド部材を溝状または収納部形状に形成することも可能である。
本発明の他の形態において、ガイドプロフィールが車両高さ方向に向けられたリングガイドとして形成されており、かつガイド部材が巻取り軸の回転軸に沿って突出する、肥厚したヘッドを備えたガイドピンとして形成されており、そのガイドピンの直径がリンクガイドに合わせられて、リンクガイド内でガイドピンが変位可能に滑り移動する。ガイドピンは、巻取り軸の回転軸の延長上に移動可能に軸承されていることが好ましい。付加的に、ガイドピンを所定の揺動角度だけ回動可能に形成することも可能である。
本発明の他の形態において、ハウジングユニットを形状結合される固定位置へ移動させるための手段は、ハウジングユニットに対応づけられた少なくとも1つの固定部材を有しており、それがハウジングユニットに対してロックされる位置とアンロックされる位置の間で移動可能に配置されており、その場合に固定部材は強制結合装置を介して、フレキシブルな面形成物を巻取り可能かつ引出し可能に保持する巻取り軸と作用結合されて、巻取り軸が回転運動する場合に回転方向に従って固定部材がそのロックされる位置またはアンロックされる位置へ移動される。この実施形態において、ハウジングユニットは固定位置に留まる。それにもかかわらず簡単な手段で荷物室側のホルダ内にハウジングユニットをロックすることを可能にするために、ロックされる位置とアンロックされる位置の間における少なくとも1つの固定部材の移動が、面形成物の引出しまたは引込み運動と結合されることが好ましい。従ってハウジングユニットは、面形成物が引き出されて、張り渡される保護位置に懸架されるとすぐに、その荷物室側のホルダ内に強制的に固定される。逆の方法で、面形成物がその張り渡された位置から外されて、ハウジングユニット内に再び巻き込まれるとすぐに、ハウジングユニットのロックが自動的に解除される。ハウジングユニットは、形状の安定したカセットハウジングとして形成することができる。ハウジングユニットは、2つのカップ形状のハウジングサイド部分だけからなり、それらの間に巻取り軸が巻き取られた面形成物と共にほぼ露出して延びていることが好ましい。複雑な、その全長にわたって閉成されたカセットハウジングは、この実施形態においては不要である。巻取り軸とそれに伴って対向するハウジングサイド部分にそれぞれ固定部材が対応づけられており、その移動は、面形成物の引出しまたは引込み運動およびそれに伴って巻取り軸の対応する回転運動を介して同期されていることが好ましい。
本発明の他の形態において、強制結合装置は、巻取り軸の回転運動と結合された運動伝達部材を有しており、その運動伝達部材に強制ガイドが設けられており、その強制ガイドが固定部材に作用して、巻取り軸が回転運動した場合に固定部材がそのロックされる位置またはアンロックされる位置へ移動される。この実施形態は、機械的な強制結合であって、特に頑丈かつ機能が確実である。
本発明の他の形態において、固定部材は強制ガイドによってロックされた位置とアンロックされた位置の間で半回転または1回転と等しくない回転角度だけ制限されて回動可能である。この形態は、固定部材が異なる終端位置において異なる方位にあることを、保証する。異なる位置を実現するために、固定部材自体は、ヘッドの領域において非回転対称に、特にT字状に形成されている。好ましくは、固定部材は90°だけ回動可能であって、T字状のヘッドを有しており、そのヘッドが一方の位置において荷物室側のガイドプロフィールの対応するガイド溝と整合し、他方の位置においてはガイド溝に対して横方向に方位付けされる。
本発明の他の形態において、強制ガイドは、巻取り軸の回転軸に対して同軸に延びる螺旋形状のガイド溝を有しており、その中で、固定部材と相対回動不能に結合されたリンクピンが案内されている。ガイド溝は、巻取り軸の回転軸に対して同軸に方位付けされた、ガイドジャケット内に設けられていることが好ましい。螺旋形状のガイド溝は、それが形成されているジャケット部分を含めて、巻取り軸と共通に回転移動する。固定部材は、一方で、固定部材がガイド溝内へ嵌入することを可能にするために、巻取り軸の回転軸の延長上で軸方向に移動できる。他方で、固定部材は、ガイド溝内でロックできるようにするために、その軸方向移動の間に然るべき強制ガイドによって制限された回動角度だけ回動される。
本発明の他の形態において、強制ガイドは、巻取り軸と相対回動不能に結合された連動ディスクを有しており、それが、固定部材と相対回動不能に結合された連動ピンへ力結合または形状結合で作用する。巻取り軸の回転が、連動ディスクの回転をもたらし、その連動ディスクは回転運動する場合に連動ピンを力結合または摩擦結合で、固定部材の所望の制限された回動が得られるように、制限されて連動させる。
本発明の他の形態において、固定部材にエネルギ吸収手段が対応づけられており、そのエネルギ吸収手段は、車両衝突によって負荷がもたらされた場合に、固定部材とハウジングユニットとの間でエネルギを変換するように作用する。エネルギ吸収手段が可塑的に変形されることによって、固定部材とハウジングユニットとの間の該当する運動エネルギが変形エネルギに変換されることが好ましい。そのために、エネルギ吸収手段は、少なくとも1つの可塑的に変形可能な緩衝部材を有していることが特に好ましい。
本発明の他の利点と特徴は、請求項および、図面を用いて示される本発明の好ましい実施例についての以下の説明から明らかにされる。
図1から4には、乗用車、特にステーションワゴン、大型リムジンあるいはSUVの荷物室1が示されており、その荷物室は後方へ向かって詳しく図示されていないハッチによって閉鎖可能である。荷物室は、対向する車両側において2つの荷物室側壁2によって画成されている。通常の車両方向において前方へ向かって、荷物室1は後部シートベンチの背もたれ装置3によって画成されている。背もたれ装置3は、図1−4から明らかなように、1つまたは幾つかに分かれた仕様において倒すことができる。荷物室1には、以下で詳細に示す保護装置が対応づけられており、その保護装置は車両サイドウィンドウ下枠のすぐ下で、対向する荷物室側壁2の領域において荷物室側のホルダ6内に取り付け可能である。
保護装置は、本発明の主旨においてハウジングユニットとして用いられる、カセットプロフィール4と2つのハウジングサイド部分5によって形成される、カセットハウジング4、5を有している。2つのハウジングサイド部分5は、カップ形状に形成されており、図1の破線表示と双方向矢印によって明らかにされるように、カセットプロフィール4に対して制限されて長手方向移動可能に配置されている。カセットハウジング内に、巻取り軸が回転可能に配置されており、その上に分離ネット10の形状のフレキシブルな面形成物が巻取り可能かつ引出し可能に保持されている。
カセットハウジング4、5を荷物室側のホルダ6内へ取り付けるために、ハウジングサイド部分5の端面にカム形状の成形部分が設けられており、それが荷物室側のホルダ6の対応する収納部8内へ進入する。2つのハウジングサイド部分5は、巻取り軸の回転軸線に沿って軸方向外側へばねで付勢されているので、ハウジングサイド部分5の成形部7が車両側のホルダ6の収納部内へ圧入される。
衝突の場合、特にサイド衝突の場合に、ハウジングサイド部分5が荷物室側のホルダ6から押し出されてしまうので、保護装置が自動車室内へ自由に放り出されることがあり得る。車両室内は荷物室1だけでなく、後部シートベンチを有する客室によっても形成されるので、車両搭乗者にとって著しい損傷の危険が生じ得る。荷物が垂直上方へ張られた分離ネット10内へ放り出された場合についても、カセットハウジングが荷物室側のホルダから引きちぎられることがあり得る。
荷物が分離ネット10内へ放り出される、衝突の場合あるいは著しい車両減速の場合に、カセットハウジング4、5が荷物室側のホルダから外れることを回避するために、両側のハウジングサイド部分5に、後で詳細に説明する、付加的な固定手段が対応づけられている。固定手段は、ピン形状の固定部材11、12を有しており、その固定部材は巻取り軸の両方の前端部の領域に巻取り軸の回転軸線に対して同軸に軸方向に移動可能に軸承されている。図3を用いて示唆するように、固定部材11、12は、分離ネット10の引出し運動に従って上方の固定位置の軸方向外側へ変位される。そのために、図9aと9bに示す表示のように形成することができる、強制結合装置が用いられる。そのために、ボルト形状の固定ピン11、12が、巻取り軸の前キャップのジャケット形状に形成された突出部内に摺動可能に軸承されており、その場合に前キャップは前側においてカセットプロフィール4と堅固に結合されており、従って回転移動する巻取り軸に対して固定的に保持されている。固定ピン11、12を滑り軸承するための、一体的に形成されたジャケット形状の突出部を有する前キャップは、図7bと8bに示す表示に従って形成することができる。
固定ピンは、その自由な前端部に拡幅されたヘッド12を有しており、そのヘッドは皿状に形成されている。巻取り軸の回転運動と固定ピンの摺動運動の強制結合は、巻取り軸と共に回転運動するように軸承されたガイドジャケットを介して行われ、そのガイドジャケット内に図9aと9bに示すように螺旋形状のガイド溝が設けられている。固定ピン11、12自体は、半径方向に突出するリンクピンまたは連動ピンを有しており、それがガイド溝内へ嵌入する。従って巻取り軸の回転運動が、強制的に固定ピン11、12のウォーム形状の送りとそれに伴う摺動運動(場合によっては固定ピン11、12の回転運動と結合された)をもたらす。
荷物室側のホルダ6は、少なくとも一方の側に(カセットハウジング4、5の端面に1つの固定ピン11、12しか設けられていない場合)鍵穴状に形成された、上方へ突出する細いリンク溝9を備えた通路を有しており、そのリンク溝の幅は固定ピン11の幅に合わせられている。鍵穴状の通路の丸い部分は、固定ピン11、12の皿状のヘッド12の直径よりも少し大きい。鍵穴状の通路は、それぞれの荷物室側のホルダ6の矩形の収納部の延長上においてそれぞれの収納部の後方に設けられている。鍵穴状の通路は、別体の形状の安定した、車両ボディーと力を伝達するように結合されている補強部分に設けられていることが好ましい。
従って分離ネット10を上方へ引き出す場合に、図3に示すように、前側に設けられている少なくとも1つの固定ピン11、好ましくは両側に設けられている2つの固定ピンが−上述した強制結合装置によって−軸方向外側へ移動され、その場合に固定ピン11、12の皿状のヘッド12が鍵穴状の通路の丸い部分内へ嵌入する。それによってハウジングユニット4、5は、予め固定された位置にくる。図4に示すように、その上方の引出しロッドが天井側の保持収納部D内に懸架されている、分離ネット10内に、放り込まれた荷物Lによって曲げ負荷または引張り負荷が作用するとすぐに、分離ネット10のそれ以上の引出し運動が、原則的に知られた方法でブロックされる。それによって必然的にカセットハウジング4、5に引張り負荷が上方へ向かって作用し、それによって少なくとも1つの固定ピン11が荷物室側のホルダ6の鍵穴状の通路のリンク溝内へ嵌入する(図4)。皿状のヘッド12がリンク溝の後方に相補形状で嵌り込むので、カセットハウジング4、5はそれに応じて荷物室側のホルダ6内に相補形状で引き留められる。鍵穴状の通路のリンク溝と結びついた皿状のヘッド12の相補形状の作用は、カセットハウジング4、5の長手方向に、従って分離ネットの巻取り軸とその回転軸に沿って行われる。
図5と6および図7aから8bに示す実施形態は、上述した実施形態にほぼ相当するので、繰返しを避けるために前の実施形態の説明を参照するよう指示する。次に、図5と6および7aから8bに示す実施形態における違いを詳細に説明する。図5と6および7aから8b並びに9aと9bに示す保護装置における主要な違いは、そこではヘッド12aが矩形かつT字形状に形成されていることによって、ヘッドが非回転対称の形状を有していることである。従ってヘッド12aは、2つの長い側と2つの短い側を有している。固定ピン11a、12aは、強制結合装置17から20によって軸方向運動に加えてさらに90°だけ強制案内されるので、矩形のヘッドがその高さ方向の方位(図7a)から横の方位(図6と8a)へ回動される。荷物室側のホルダ6aの領域の対応する通路も同様に矩形の形状を有しており、その寸法がヘッド12aの矩形形状に合わせられている。荷物室側のホルダ6aの通路の矩形形状は、高さ方向に方位付けされている。これは、矩形の短い側が上と下に、そして長い側が上と下の短い側の間に垂直に延びていることを、意味している。従って固定ピン11a、12aの矩形のヘッド12aは、高さ方向へ向けられた位置において、荷物室側のホルダ6aの矩形の通路9aを通り抜ける。次に90°回動させることによって強制的に固定ピンが、荷物室側のホルダ6a内へ相補形状でロックされる。
固定ピン11a、12aのスライドおよび回転機能を実現できるようにするために、カセットプロフィール4aに前キャップ16が設けられており、開放した中空プロフィールとして形成されているカセットプロフィール4aの前側がこの前キャップで終わっている。前キャップ16は、巻取り軸13内へ突出するジャケット形状の突出部15を有しており、その中に固定ピン11aが巻取り軸13の回転軸に対して同軸に(一点鎖線で示される)摺動可能に軸承されている。ジャケット突出部15内にリンクガイド17が設けられており、そのリンクガイドは巻取り軸13の回転軸に対して軸平行に線形に外側へ延びており、外側の終端領域において、図7bと8bから明らかなように、約4分の1回転のねじ山部分にわたって屈曲されている。固定ピン11aは、半径方向に突出する連動ピン18を有しており、それがリンクガイド17を通り抜けて外側へ突出している。連動ピン18の外側の前端部領域は、さらに軸受ジャケット19の螺旋形状のガイド溝20内で案内されており、その軸受ジャケットが巻取り軸13の前側の軸受を形成し、かつ巻取り軸13と相対回動不能に結合されている。軸受ジャケット19は、図9aと9bに示すように形成されている。
巻取り軸13上にある分離ネット10aが上方へ引き出されるとすぐに、巻取り軸が強制的に回転される。その場合に軸受ジャケット19が一緒に回転し、それによって連動ピン18がジャケット突出部15のリンクガイド17内で線形に摺動する。分離ネット10aがその引き出される終端位置の近傍に達した場合に、連動ピン18がリンクガイド17の螺旋形状に湾曲された外側の終端部分内へ進入し、重畳される軸方向運動に加えて約4分の1回転だけ回動される。それによってヘッド12aがその高さ方向の方位から横方向の方位へ移動される。この時点で固定ピン11aのヘッド12aはすでに矩形の通路9aを通り抜けているので、ヘッド12aは通路9aの後方で90°だけ回動されて、それによって荷物室側のホルダ6a内の固定ピンのロックをもたらす。
分離ネット10aをその引き出された保護位置から外す場合に、巻取り軸13の詳しく示されない復帰ばねが巻取り方向に引張り力とそれに伴う復帰力を分離ネット10aへもたらし、それによって軸受ジャケット19もそれに応じて逆の回転方向に回動される。そうやって強制的に連動ピンがリンクガイド17内で再び戻るように案内され、それによってまずヘッド12aが再びその高さ方向の方位へ移動し、次のハウジングユニットの方向へ通路9aを通り抜ける。
図10から13に示す実施形態において、ハウジングサイド部分5bにジャケット突出部が巻取り軸13bの回転軸に対して同軸に内側へ突出するように一体的に形成されており、その中で固定ピン11b、12bが制限されて回転移動可能に、しかし摺動できないように軸承されている。ハウジングサイド部分5bは、巻取り軸13bに対して矢印方向(図10、11)に摺動可能に軸承されており、その場合にハウジングサイド部分5bは負荷のかからない初期位置において押圧ばね配置によってその軸方向外側の終端位置(図11)に押圧されている。ジャケット突出部15bとそれに伴うハウジングサイド部分5bは、巻取り軸13bの軸受ジャケット19b内に摺動可能に軸承されており、その場合に軸受ジャケット19bは巻取り軸13bと相対回動不能に結合されている。ジャケット突出部15bとハウジングサイド部分5bは、軸方向には摺動できるが、回転できないように配置されている。固定ピン11b、12bは、半径方向外側へ突出する連動ピン18bを有しており、それがジャケット突出部15b内に半径方向に四分円にわたって設けられているガイド溝22を通って外側へ突出する。ガイド溝22は、ジャケット突出部15bの周面の約4分の1にわたって半径方向に延びているので、固定ピン11b、12bにとって90°の制限された回転可能性が得られる。
固定ピン11b、12bの回動をもたらすために、連動ピン18bに連動リング21が対応づけられており、その連動リングはジャケット突出部15b上に回転移動できるように配置されており、さらに軸受ジャケット19bの軸方向の環状空間内に軸方向に摺動可能に配置されている。連動リング21に押圧コイルばねの押圧力が作用し、この押圧コイルばねは図10から13に示されているが、符号は設けられていない。押圧コイルばねは、連動リング21を、ガイド溝22を通って突出する連動ピン18bの自由端部に対して押圧し、その場合に、巻取り軸13bないしその上にある面形成物が引き出されるように移動した場合に連動ピン18bを図11に示す直立した位置から、図12に示す回動された位置へ移動させるためには、摩擦力で十分である。それによって強制的にT字状または矩形に形成されたヘッド12bが回動するので、図5と6ないし7aから8bに示す実施形態と同様に、面形成物がその保護位置へ引き出された場合に、固定ピン11bが対応する荷物室側のホルダ内でロックされる。それとは逆の方法で、面形成物が再びその巻き取られた非作動位置へ引き込まれた場合に、ヘッド12bが再びその解放位置へ回し戻される。荷物室側のホルダに前もって取り付けることは、少なくとも1つのハウジングサイド部分5bを軸方向内側へ摺動させ、ハウジングサイド部分5bを荷物室側のホルダに対して整合させ、次にハウジングサイド部分を解放することによって、簡単な方法で行われ、それによってこれらが外側へ押圧されて、固定ピン11b、12bのヘッド12bが対応する通路へ嵌り込む。
図13から明らかなように、図示の実施例において軸受ジャケット19bは可塑変形可能で、それに応じてエネルギを吸収する材料から形成されている。ハウジングサイド部分5bと巻取り軸13の間に相対移動が生じる、衝突負荷がかかった場合に、連動ピン18bが軸受ジャケット19bの可塑変形可能な材料内へ嵌り込むので、それに応じた運動エネルギが変形エネルギに変換される。従って連動ピン18bと結びついた軸受ジャケット19bは、エネルギ吸収手段として用いられる。
1 荷物室
2 荷物室側壁
3 背もたれ装置
4 カセットハウジング
5 カセットハウジングサイド部分
6 ホルダ
7 成形部
8 収納部
9 リンク溝
10 面形成物(分離ネット)
11 固定ピン
12 ヘッド
13 巻取り軸
15 ジャケット突出部
16 前キャップ
17 リンクガイド
18 連動ピン
19 軸受ジャケット
20 ガイド溝
21 連動ディスク(連動リング)
22 ガイド溝
D 天井側の保持収納部
L 荷物
2 荷物室側壁
3 背もたれ装置
4 カセットハウジング
5 カセットハウジングサイド部分
6 ホルダ
7 成形部
8 収納部
9 リンク溝
10 面形成物(分離ネット)
11 固定ピン
12 ヘッド
13 巻取り軸
15 ジャケット突出部
16 前キャップ
17 リンクガイド
18 連動ピン
19 軸受ジャケット
20 ガイド溝
21 連動ディスク(連動リング)
22 ガイド溝
D 天井側の保持収納部
L 荷物
Claims (11)
- 荷物を引き留めるためのフレキシブルな面形成物と形状の安定したハウジングユニットを有し、前記ハウジングユニットが荷物室側のホルダ内に取外し可能に保持されている、保護装置を有する自動車用の荷物室において、
面形成物(10、10a)に作用する引張り負荷または曲げ負荷に従って、ハウジングユニット(4、5;4a、5a;5b)を荷物室側のホルダ(6、6a)と形状結合される固定位置へ移動させるための手段(17から20;18b、19b;9、11、12)が設けられていることを特徴とする、保護装置を有する自動車用の荷物室。 - 前記移動させるための手段が、荷物室側のホルダ(6)の領域にガイドプロフィール(9)を有しており、前記ガイドプロフィールが、前記面形成物に引張り負荷または曲げ負荷がかかった場合に、ハウジングユニット(4、5)の負荷のかからない固定位置から始まって前記ハウジングユニットを回避移動させる方向へ向けられており、かつ
ハウジングユニット(4、5)にガイド部材(11、12)が設けられており、前記ガイド部材が前記ガイドプロフィールに関連して、前記ハウジングユニットが回避移動する場合に、前記ガイド部材がガイドプロフィール(9)内へ嵌入して、前記面形成物を巻き上げかつ引き出すための巻取り軸の回転軸に沿って相補形状で前記ガイドプロフィールの後方へ嵌り込むように形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。 - 前記ガイドプロフィールが、車両高さ方向へ向けられたリンクガイド(9)として形成されており、かつ
前記ガイド部材が、前記巻取り軸の回転軸に沿って突出する、肥厚したヘッド(12)を備えたガイドピン(11)として形成されており、前記ガイドピンの直径がリンクガイド(9)に次のように、すなわちガイドピン(11)がリンクガイド(9)内で変位可能に滑り移動するように合わせられていることを特徴とする、請求項2に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。 - 前記ハウジングユニットを形状結合される固定位置へ移動させる手段が、前記ハウジングユニットに対応づけられた少なくとも1つの固定部材(11a、12a;11b、12b)を有しており、前記固定部材がハウジングユニット(4a、5a、5b)に対してロックされた位置とアンロックされた位置との間で移動可能に配置されており、その場合に固定部材(11a、12a;11b、12b)が強制結合装置(17から20;18b、21、22)を介して、フレキシブルな面形成物(10a)を巻取り可能かつ引出し可能に保持している巻取り軸(13、13b)と次のように、すなわち前記巻取り軸が回転運動した場合に、回転方向に従って前記固定部材がそのロックされる位置またはアンロックされる位置へ移動されるように作用結合されていることを特徴とする、請求項1に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 前記強制結合装置が、前記巻取り軸と結合された運動伝達部材(19、21)を有しており、前記運動伝達部材に強制ガイド(20)が設けられており、前記強制ガイドが固定部材(11a、12a;11b、12b)へ次のように、すなわち前記巻取り軸が回転運動する場合に前記固定部材がロックされる位置またはアンロックされる位置へ移動されるように作用することを特徴とする、請求項4に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 前記固定部材が、前記強制ガイドによってロックされる位置とアンロックされる位置の間で、半回転または1回転と等しくない回転角度だけ制限されて回動可能であることを特徴とする、請求項5に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 前記強制ガイドが、螺旋形状のガイド溝(20)を有しており、前記ガイド溝内で、固定部材(11a、12a)と相対回動不能に結合されたリンクピン(18)が案内されていることを特徴とする、請求項5に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 前記強制ガイドが、巻取り軸(13b)と相対回動不能に結合された連動ディスク(21)を有しており、前記連動ディスクが、固定部材(11b、12b)と相対回動不能に結合された連動ピン(18b)に力結合または形状結合で作用することを特徴とする、請求項5に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 固定部材(11b、12b)にエネルギ吸収手段が対応づけられており、車両衝突によって負荷が作用した場合に、前記エネルギ吸収手段が固定部材(11b、12b)と巻取り軸(13b)との間でエネルギを変換するように作用することを特徴とする、請求項8に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 前記エネルギ吸収手段が、少なくとも1つの可塑変形可能な緩衝部材を有しており、前記緩衝部材は、固定部材(11b、12b)と巻取り軸(13b)が相対移動した場合に有効になることを特徴とする、請求項9に記載の保護装置を有する自動車用の荷物室。
- 請求項1から10の少なくとも1項に記載の荷物室の保護装置の特徴を有する、自動車室内用の、特に前記請求項のいずれか1項に記載の荷物室用の保護装置。
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