JP2002127827A - 車両室内の荷物室を保護する保護装置 - Google Patents

車両室内の荷物室を保護する保護装置

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JP2002127827A
JP2002127827A JP2001275085A JP2001275085A JP2002127827A JP 2002127827 A JP2002127827 A JP 2002127827A JP 2001275085 A JP2001275085 A JP 2001275085A JP 2001275085 A JP2001275085 A JP 2001275085A JP 2002127827 A JP2002127827 A JP 2002127827A
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locking
winding
housing
winding shaft
protection
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JP2001275085A
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English (en)
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Holger Seel
ゼール ホルガー
Marina Ehrenberger
エーレンベルガー マリナ
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BOS GmbH and Co KG
Original Assignee
BOS GmbH and Co KG
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Publication date
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R5/00Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like
    • B60R5/04Compartments within vehicle body primarily intended or sufficiently spacious for trunks, suit-cases, or the like arranged at rear of vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/06Safety nets, transparent sheets, curtains, or the like, e.g. between occupants and glass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60PVEHICLES ADAPTED FOR LOAD TRANSPORTATION OR TO TRANSPORT, TO CARRY, OR TO COMPRISE SPECIAL LOADS OR OBJECTS
    • B60P7/00Securing or covering of load on vehicles
    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/08Securing to the vehicle floor or sides
    • B60P7/0823Straps; Tighteners
    • B60P7/083Tensioning by repetetive movement of an actuating member

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 面状体の異なる引出し位置でしっかりした保
護を可能にする車両室内の荷物室の保護装置を提供する
こと。 【解決手段】 各保護位置に相当する面状体の目標位置
を選択するための切り換え装置(17)と制御装置が設
けられ、制御装置は巻取り軸(11)の回転を検出し
て、選択された目標位置に従って面状体(6)のための
引出し距離を所定長さに制限し、あるいは完全に引き出
せるように制限解除する。制御装置は、巻取り軸を引き
出し長さに応じて係止する装置(15、17、18、2
8、30)と、加速度に応じて制止する装置(23、2
5、26、28、30、38)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻取りハウジング
内に回転可能に軸承された巻取り軸を有し、その軸上に
フレキシブルな面状体が引き出し可能かつ巻き取り可能
に保持されており、その面状体は少なくとも1つの短い
保護位置と少なくとも1つの長い保護位置へ引き出し可
能であって、かつ車両にしっかりと係止可能である、車
両室内の荷物室を保護する保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の保護装置は、ステーションワゴ
ンについて一般的に知られている。保護装置は、巻取り
ハウジングとして用いられる箱状ハウジングを有し、そ
れがリアシートベンチの背もたれの裏側に取り外し可能
に固定されている。箱状ハウジング内には、巻取り軸が
回転可能に軸承されており、その上に、好ましくは仕切
りネットの形状の、フレキシブルな面状体が引き出し可
能かつ巻き取り可能に保持されている。仕切りネット
は、箱状ハウジングの長手スリットを通して外部へ突出
し、その前方の端部に引出し縁が設けられており、その
引出し縁は垂直に引き出された保護位置において、車両
室内の屋根領域に設けられた車両固定のホルダ内に係止
可能である。背もたれは、直立した機能位置にも、前へ
折り返された寝かせ位置にも位置決め可能である。折り
返された寝かせ位置においては、荷物室は背もたれの直
立した機能位置に対してその分増大される。両方の場合
において、荷物室を残りの車両室内から分離することが
できるようにするために、仕切りネットは、背もたれが
折り返された位置においてもその仕切りネットが箱状ハ
ウジングから上方へ引き出し可能であって、かつ車両室
内の屋根領域の適当な車両固定のホルダ内に固定できる
ように選択された長さを有している。従って背もたれの
直立した機能位置と、背もたれの折り返された寝かせ位
置について、それぞれ垂直の保護位置を占めるために
は、仕切りネットの形状の面状体のための異なる引き出
し長さが必要である。
【0003】DE19643691C2からは、車両室
内の荷物室を保護するための他の保護装置が知られてお
り、同装置においては巻取り軸上に保持された仕切りネ
ットは箱状ハウジング内で位置決めされており、その場
合に箱状ハウジングはリアシートバンクの背もたれの後
ろ側に固定されている。巻取り軸にはさらに、加速度に
従って作用する係止装置が付設されており、その係止装
置は、車両が衝突した場合に、物体が仕切りネットへ放
り出された時に、仕切りネットの引出しを阻止し、それ
によって仕切りネットによる確実なサポートを可能にし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、面状
体の各保護位置において加速度に左右されない面状体の
しっかりした保護を可能にする、冒頭で挙げた種類の保
護装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、それぞれの
保護位置に相当する、面状体の目標位置を選択するため
の切換え装置と制御装置を設け、制御装置が巻取り軸の
回転を検出して、選択された目標位置に従って面状体の
ための引出し距離を、該当する長さに制限し、あるいは
完全に引き出すことができるように制限解除することに
よって、解決される。本発明に基づく解決は、特に、垂
直の保護位置へ引き出し可能な面状体に適している。同
様に、カバーシートの形状の水平に引き出し可能な面状
体および同様な面状体に使用することも可能である。切
換え装置は、手動で操作することができ、あるいは位置
に従って強制的に制御されるようにすることができる。
【0006】面状体が垂直に引き出し可能である場合
に、面状体の長さは、低い方の機能位置において、特に
背もたれの折り返された寝かせ位置において、その垂直
の保護位置で少なくともほぼ完全に引き出されているよ
うに、設計されている。従って背もたれの折り返された
寝かせ位置のために、面状体はその保護位置においてそ
れ以上はほとんどたるむことはない。同様なことが、巻
取りハウジングの高い方の機能位置、特に背もたれの直
立した機能位置についても当てはまる。というのは、こ
の位置においては面状体の引出し距離は、制御装置によ
って制限されているからである。従って面状体と巻取り
軸上に発生する加速度には関係なく、巻取りハウジング
の各機能位置において、面状体が引き出されて垂直の保
護位置へ移動された場合に、荷物室内にある物体、動物
などのためのしっかりと張ったサポートが形成される。
これは特に、加速度限界値の下で巻取り軸へ加速度を作
用させる、面状体内へ押圧された物体が、確実にサポー
トされることも保証する。というのは、面状体はどんな
場合でも確実かつ緊張したサポートを形成するからであ
る。好ましくはフレキシブルな面状体は、原則的に知ら
れた仕切りネットとして形成されている。制御装置は、
好ましくは機械的な要素によって形成されている。しか
し、制御装置に機械的または電子的なセンサ、計数およ
び評価の要素を設けることも可能であって、それらは巻
取り軸の電気的な駆動装置または電気的な制動装置を制
御することができる。
【0007】本発明の態様においては、制御装置は、巻
取り軸を制止するために設けられている機械的な係止装
置を有している。それによって面状体の特に確実なサポ
ートが得られ、その場合に機械的な形成は、大きい機能
安全性において簡単な構造を保証する。
【0008】本発明の他の態様においては、制御装置は
重力に従って切り換え可能な操作部材を有しており、そ
の操作部材は、背もたれがその機能位置または寝かせ位
置へ移動することによって、異なる終端位置へ移動でき
るように、可動に配置されている。操作部材は、背もた
れが機能位置または寝かせ位置へ揺動した場合に、強制
的に異なる終端位置へ移動し、それら終端位置において
係止装置が操作され、あるいは機能しないように、構成
され、かつ軸承されている。
【0009】本発明の他の態様においては、制御装置は
ハウジング固定の、あるいは巻取り軸側の溝付きガイド
螺旋と、それとは逆の巻取り軸側またはハウジング固定
の、溝付きガイド螺旋へ嵌入する、半径方向に移動可能
な溝付きガイド片とを有しており、かつ操作部材には溝
付きガイド螺旋内で移動可能に位置決めされる操作切換
え器が設けられている。それぞれ、操作切換え器が重力
に応じた変位によってどのように位置決めされるかに従
って、溝付きガイド片は溝付きガイド螺旋内で係止装置
の作動なしで、あるいは係止装置の作動を伴って回転す
る。
【0010】本発明の他の態様においては、巻取り軸に
は加速度に応じて操作される制止装置が付設されてお
り、その制止装置は係止装置とは関係なく、加速度値が
定められた限界値を上回った場合に巻取り軸を係止す
る。それによってさらに、係止装置とは別に作用する、
加速度に応じた、巻取り軸および垂直の保護位置におけ
る面状体の制止が達成される。好ましくは加速度に従っ
て操作可能な制止装置は、慣性部材を有しており、その
慣性部材はそれに応じた制止部材を駆動する。定められ
た限界値は、車両衝突の際に張られた面状体内へ放り込
まれる物体により巻取り軸にくわえられる負荷に従って
求められる。
【0011】本発明の他の態様においては、係止装置お
よび/または制止装置は、巻取り軸が制止された場合
に、さらに箱状ハウジングの支持成形部材とのくさび係
合が行われるように、形成されている。この構成は、面
状体へ作用する力が大きくて、係止装置または制止装置
がこの力に耐えられない場合に、効果的である。箱状ハ
ウジングの丈夫な支持成形部材とのくさび係合によっ
て、このように大きい力においても、相補的なサポート
と制止または係止機能の続行を得ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の他の利点と特徴は、従属
請求項と、図面を用いて示される本発明の好ましい実施
の形態の、以下の説明から明らかにされる。図1と2に
示すステーションワゴンの形状の車両は、後部側に荷物
室1を有しており、その荷物室は保護装置3によって前
方の車両室内2から分離可能である。保護装置3は、図
3に示すように、箱状ハウジングを有しており、その箱
状ハウジングはリアシートベンチの背もたれ4の後ろ側
に取り外し可能に固定されている。箱状ハウジングは丈
夫な箱状中空成形部材8を有しており、それが本発明の
趣旨における支持成形部材として用いられる。箱状中空
成形部材8は、その互いに反対側に位置する端部領域に
おいて、それぞれ側方部分10によって閉鎖されてい
る。
【0013】箱状ハウジング内には、巻取り軸11が回
転可能に軸承されており、その上に仕切りネット6の形
状のフレキシブルな面状体が箱状ハウジングのスリット
9を通して引き出し可能かつ巻き取り可能に保持されて
いる。仕切りネット6の前方の端部には、引出し縁7が
設けられており、その引出し縁は垂直に引き出された保
護位置において、車両室内の屋根領域に設けられた車両
固定のホルダ5内に係止可能である。仕切りネット6
は、背もたれ4の直立した機能位置においても(図
1)、背もたれ4の折り返された寝かせ位置においても
(図2)、垂直の保護位置へ引出し可能であり、かつ屋
根領域の対応するホルダ5に固定することができる。仕
切りネット6の引出し長さは、背もたれ4の折り返され
た寝かせ位置において完全に引き出されて、従ってまだ
巻取り軸側に係止されている端部によってのみ箱状ハウ
ジング内に位置決めされているような寸法に定められて
いる。それによって仕切りネット6のぴんと張った保護
位置が保証されている。
【0014】背もたれ4の直立した機能位置において、
仕切りネット6は図1に示すその垂直位置においては、
部分的に引き出されているにすぎない。仕切りネット6
の残りの部分は、巻取り軸11上に巻かれている。背も
たれ4が直立している場合の仕切りネット6のこの保護
位置においても、仕切りネット6はそれ以上引き出され
ないように制限されている。そのために後述する機械的
な制御装置が設けられている。保護装置3はさらに、他
の機能ユニットを有しており、それについても同様に後
述する。
【0015】図4に、制御装置と、保護装置3の残りの
機能ユニットの各部品が示されており、それらは箱状中
空成形部材8の内部および側方部分10の内部に配置さ
れている。制御装置は巻取り軸11に対応づけられてお
り、巻取り軸は図4から6にその側方の端部領域が示さ
れている。
【0016】端部側が巻取り軸11と相対回動不能に結
合されているハブ12は、その収容領域が巻取り軸11
の開放された端部側へ同軸に嵌入する。ハブ12は、さ
らに、リングフランジを有し、そのリングフランジには
半径方向に移動可能な溝つきガイド片21のための半径
方向ガイド19が設けられている。溝つきガイド片21
には、押圧ばね20が付設されており、その押圧ばねの
内側は半径方向ガイド19に、そして外側は溝付きガイ
ド片21に支持されているので、溝付きガイド片21は
その機能位置において半径方向外側へ弾性的に付勢され
ている。ハブ12は、そのリングフランジを含めて、端
面側が箱状中空成形部材と堅固に結合された螺旋ハウジ
ング13内に軸承されている。螺旋ハウジング13の、
リングフランジへ向いた側には、巻取り軸およびハブ1
2の回転軸を中心に同心に配置された螺旋溝14が形成
されており、その螺旋溝には固定ではあるが弾性的に撓
む、舌片形状の切換え器14aと半径方向さらに外側の
巻きの領域に揺動可能な操作切換え器15が設けられて
いる。操作切換え器15は、螺旋ハウジング13の関連
する通路16内に揺動可能に保持されており、操作切換
え器15の対応する位置決めピンは、4稜端部を有して
おり、その4稜端部は、螺旋ハウジング13の壁から対
向する側へ突出している(図4と8)。この4稜端部上
へ、相対回動不能に操作ウェイト17が取り付けられ、
その操作ウェイトの重心は、それぞれ背もたれ4の位置
に従って操作ウェイト17の重力に応じた揺動と、従っ
て操作切換え器15の変位が行われるように、操作切換
え器15の軸受軸に対して偏心して位置決めされてい
る。
【0017】螺旋溝14の半径方向最も外側の巻きの延
長内に、切換えレバー18が揺動可能に軸承されてお
り、その切換えレバーは円弧状のカーブガイド部材を有
しており、そのカーブガイド部材はその自由端部へ向か
って−図4に示す螺旋溝の時計方向において−螺旋溝1
4の半径方向最も外側の巻きの上に重なっている。切換
えレバー18は、螺旋ハウジング13内で軸受ピン34
を中心に操作切換え器15に対して平行に揺動可能に軸
承されている。軸受ピン34の反対側の端部は、軸受フ
レーム31の軸受ブッシュ32内に揺動可能に軸称され
ており、その軸受フレームは全機能部品を軸方向に把持
して、詳しく示されていない適当な係止ウェブを介して
螺旋ハウジング13内に固定的に係止されている。
【0018】ハブ12上にはさらに、慣性ディスク25
が回転可能に軸承されており、その慣性ディスクに制止
部材23が付設されており、その制止部材は、ハブ12
のリングフランジから軸方向に突出するピン24上に揺
動可能に軸承されている。制止部材23には、押圧ばね
22が付設されており、その押圧ばねの一方は制止部材
23に、そして他方はハブ12のリングフランジの詳し
く図示されていないストッパ(図4の一点鎖線を参照)
に支持される。慣性ディスク25は、その一方の側が直
線的に切断されていることによって、非対称に形成され
ている。制止部材23は、制御装置の通常の作用におい
ては、押圧ばね22によってこの稜の領域に添接する。
通常の機能作用においては、制止部材23は、それがハ
ブ12の回転を慣性ディスク25へ伝達することによっ
て、慣性ディスク25を連動させる連動子として機能す
る。慣性ディスク25およびハブ12上には、さらに、
係止カバー26が取り付けられており、その係止カバー
は引っ張りばね27を介して螺旋ハウジングのストッパ
カム37と結合されている(図5から7および9)。係
止カバー26の、慣性ディスク25および制止部材23
へ向いた内側には、外側領域から内側へ突出する、周面
にわたって均一に分配された係止歯38(図9)が設け
られており、その係止歯は慣性ディスク25によって制
止部材23が変位した場合に、制止部材23と噛合す
る。
【0019】係止カバー26に軸方向に続いて係止爪デ
ィスク28が設けられており、その係止爪ディスクはハ
ブ12上に相対回動不能に保持されている。そのために
係止爪ディスク28の内周面にはそのためのカムが形成
されており、そのカムはハブ12の軸方向溝(詳細に図
示せず)内へ軸方向に挿入されている。係止爪ディスク
28には、係止爪30が付設されており、その係止爪は
アーチ形状に形成されており、係止爪ディスク28に対
応づけられた内側のフラット脚と、軸受フレーム31に
対応づけられた外側のフラット脚とを有している。係止
爪30は、それが一方で孔35によって軸受ピン34上
に、そして他方では切換えレバー18に設けられた軸受
ピン34に対して平行に位置決めされた、より小さい保
持ピン上にフラット脚の他の孔により取り付けられるこ
とにより、切換えレバー18上に固定されている。図4
には図示されていないが、図6では露出されている、係
止爪30の内側のフラット脚は、さらに、溝付きガイド
36を有しており(図6と9)、その溝付きガイド内へ
溝付きガイドピン29が嵌入し、その溝付きガイドピン
は係止カバー26の、係止爪ディスク28に対応づけら
れた外側上に軸方向に整合されて配置されている。
【0020】上述した諸部分によって、種々の機能を達
成することができる。すなわち、まず、仕切りネット6
の引出し長さに応じた、巻取り軸の係止を達成すること
ができる。さらに、巻取り軸11の、加速度に反応する
制止を達成することができる。仕切りネット6の引出し
長さに応じた係止は、背もたれ4の直立した機能位置に
制限されている。それに対して加速度に反応する制止
は、背もたれ4の位置とは無関係であって、従って背も
たれ4の直立した機能位置においても、折り返された寝
かせ位置においても、しっかりと機能する。これは、本
発明の図示されていない実施の形態に従って仕切りネッ
ト6のネット長さが、折り返された寝かせ位置のために
必要な引出し長さよりも大きくてもよい、という利点を
有する。折り返された寝かせ位置においては、引出し長
さに応じた巻取り軸の係止は、その引出し長さが背もた
れ4の機能位置に制限されているために、もはや行われ
ない。それにもかかわらず、車両衝突の際のより確実な
サポートは、折り返された寝かせ位置においても加速度
に反応する制止は有効であるので、保証されている。従
って係止と制止は、−以下で詳細に説明するように−互
いに完全に独立しており、互いに結合されることはな
い。
【0021】まず、加速度に反応する制止原理につい
て、図面を用いて説明する。保護装置の通常の機能駆動
においては、ハブ12は巻取り軸11と共に回転し、そ
れに対してハブ12上に回転可能に軸承されている係止
カバー26は、引っ張りばね27によって固定された螺
旋ハウジング13内の位置に保持される。係止カバー2
6のこの初期位置において、係止爪30の溝付きガイド
36内へ嵌入する溝付きガイドピン29は溝つきガイド
36の内部で、係止爪30が係止爪ディスク28に対し
て係止解除される状態に位置決めされるように、摺動さ
れる。制止部材23は、押圧ばね22によって慣性ディ
スク25に遊びなしで添接している。仕切りネット6と
それに伴って巻取り軸11へも、制止装置の応答しきい
値を上回る、すなわち定められた引出し加速度を上回る
力が作用した場合に、慣性ディスク25はその質量によ
ってハブ12に対して固定しており、それによってハブ
12と共にさらに回転する制止部材23は強制的に半径
方向外側へ変位される。それによって制止部材23は、
係止カバー26のジャケットの内周面に設けられた係止
歯38の1つと係合し、その場合に制止部材23はその
瞬間に隣接している係止歯38とくさび係合される。そ
れによって係止カバー26が連動される。係止カバー2
6に設けられた溝付きガイドピン29を介して係止爪3
0は、それが係止爪ディスク28の係止歯切りへ嵌入す
ることによって、強制的に変位される。係止爪30が係
止爪ディスク28の係止歯切り上へ当接した場合に、機
構全体がくさび係止され、それによって巻取り軸11が
制止される。
【0022】背もたれ4の直立した機能位置において仕
切りネット6の引出し長さを制限するために、操作切換
え器15は背もたれ4が直立した機能位置にあるために
操作ウェイト17によって強制的に、より外側の隣接の
巻きを係止する、変位された位置へ揺動される(図
6)。仕切りネット6の、巻取り軸11上に完全に巻き
取られた非作動位置において、連動片21は螺旋溝14
の最も内側の螺旋巻きの領域に位置し、押圧ばね20に
よってこの螺旋巻きの巻き線に対して押圧される。仕切
りネット6が上方へ引き出されるとすぐに、溝付きガイ
ド片21は−図5と6の図示に関して−時計方向へ、螺
旋溝に沿って巻き内で変位する。操作切換え器15は、
操作ウェイト17によってその閉成された操作位置にあ
る。連動片21が操作切換え器15に沿って変位すると
すぐに、連動片はこの操作切換え器を外側へ押圧し、そ
の場合に操作切換え器15は連動片21がさらに変位す
るのに従って閉成された操作位置へ戻るように揺動され
る。それによって連動片は次の螺旋巻き内で閉成された
操作切換え器に沿って外側へ移動することができる。最
も外側の螺旋巻き内で、連動片21は切換えレバー18
の円弧状のガイド部材に添接し、それによって押圧ばね
の押圧力によりこの円弧状のガイド部分は外側へ押圧さ
れる。それによって同時に切換えレバー18と固定的に
結合されている係止爪30が内側へ移動されて、係止爪
ディスク28の係止歯切りとくさび係合する。それによ
って上述した制止装置と同様に機構全体が係止されて、
巻取り軸11はそれ以上回動されることはない。それに
よって必然的に仕切りネット6のそれ以上の引出しが阻
止される。螺旋溝14によって巻取り軸11の回転のた
めの計数ユニットが形成される。巻取り軸11の回転の
数に応じた係止爪30の変位は、仕切りネット6の引出
し長さが係止の時点で、引出し縁を屋根領域の車両固定
のホルダ内にちょうど懸架することが可能な大きさであ
るように、調整されている。
【0023】仕切りネット6を制限された位置から再び
箱状ハウジング内で巻き取ることができるようにするた
めには、引出し縁が簡単な方法で車両固定のホルダから
懸架を解除され、それによって詳しく図示されていな
い、巻取り軸11に作用する復帰ばねが仕切りネット6
を巻取り軸11上に巻き取りながら下方へ引っ張る。そ
の場合に連動片21は反時計方向に螺旋輪郭に沿って内
側へ移動する。引っ張りばね27によって、上述した制
止装置と同様に係止爪30が溝付きガイドピン29と溝
付きガイド36を介して再び離れるように制御されて、
それによって係止爪は係止爪ディスク28を解放する。
連動片21は反時計方向に回転して、時計方向において
は簡単に乗り越えられた、固定的ではあるが弾性的に撓
む切換え器14aに乗り上げる。それによって連動片は
この切換え器14aのところで直接次の内側の螺旋巻き
へ飛び移るので、螺旋巻きは引出しに比べて節約されて
いる。従って仕切りネット6が完全に巻き取られた状態
になるまで、連動片21は、最も内側の螺旋巻き内でさ
らにもう1回完全に回転し、まだ行われていない回転を
再び内側の螺旋巻きの内側の端部において開始するため
には、次に高い巻き上へ飛び移る。
【0024】背もたれ4の折り返された寝かせ位置にお
いて、操作ウェイト17は、その固有重量によって、操
作切換え器15がその開放位置に位置決めされるように
揺動され、その開放位置においては外側の螺旋巻きは係
止され、連動片は次の内側の螺旋巻き上へ強制的に戻さ
れる。それによって連動片は、仕切りネット6を引き出
す際に最も外側の螺旋巻き内へ進入して切換えレバー1
8を操作することはできないので、仕切りネット6は制
限されずにその端部まで引き出すことができる。図7に
示すように背もたれ4が折り返された寝かせ位置にある
場合に、垂直の支持位置から仕切りネット6を新たに巻
き取ることは、背もたれ4の直立した機能位置においけ
る巻き取りプロセスと同様に行われ、異なるのは、連動
片21が最も内側の螺旋巻きの領域において、仕切りネ
ット6が完全に巻き取られるまで、それぞれ次の外側の
螺旋巻きへそれぞれ跳躍しながら何回も回転することで
ある。
【0025】螺旋溝14とそれに伴って螺旋ハウジング
13の構造は、実現すべき種々の仕切りネット引出し長
さにとって重要である。螺旋溝14の長さによって、仕
切りネット6の全長が構造的に予め定められる。最も内
側の螺旋巻きの伸ばされた長さは、可能な長さバリエー
ションを定める。該当する許容誤差と仕切りネット長さ
バリエーションが最も内側の螺旋巻きのこの長さ範囲の
内部にある場合には、これら異なる仕切りネット長さの
ために1つの同一の螺旋ハウジング13を使用すること
が可能である。
【0026】係止爪30による保護装置の係止または制
止の際に力の流れを改良するために、図4と9に示すよ
うに、係止爪30の後ろ側には少なくとも1本の支持突
出部33が設けられており、その支持突出部は図9に示
すように、係止の際に箱状中空成形部材8の対応する成
形部材切欠き内へくさびとして嵌入することができる。
従って力の流れは、仕切りネットから巻き取り軸11を
介して係止爪ディスク28へ、そこから係止爪30へ、
そして箱状中空成形部材8内へ流れるので、それによっ
て特に安定した支持とそれに伴って制止または係止を達
成することができる。これは、発生する力が大きくて、
係止爪と係止爪ディスクだけでは巻き取り軸の確実な固
定が保証できない場合に、効果的である。
【0027】図10と11に示す本発明に基づく保護装
置3aの実施の形態においては、制御装置は、以下で説
明する差異にいたるまで、上述した実施の形態に従って
形成されており、その場合に特に以下で説明する差異に
いたるまで、保護装置の、図4から理解できるすべての
部分が設けられている。図10と11に示す保護装置の
本質的な差異は、巻取りハウジングとして用いられる箱
状ハウジングの機能位置を検出するためのセンサ装置と
して、操作切換え器15を操作する切換え部材が、セン
サピン17aとして形成されており、そのセンサピンが
操作切換え器を揺動させ、かつ図10と11に示す巻取
りハウジングから検出器の形式で突出していることであ
る。巻取りハウジングが該当する機能位置へ移動されて
車両固定のストッパ39に接すると、センサピン17a
はストッパ39に添接して、巻取りハウジングの内部へ
圧入される。それによって上述した実施の形態において
適切に実施すべき機能を有する操作切換え器の揺動が行
われる。ストッパ39による負荷が除去されるとすぐ
に、ばね装置40によってセンサピン17aは再び、箱
状ハウジングから突出する初期位置へ押し戻される。従
って巻取りハウジングがストッパ39に添接する機能位
置から遠ざけられた場合には、センサ装置は再び初期位
置へ押し戻される。従って重力の影響とは無関係に箱状
ハウジングの様々な機能位置を検出して、面状体の様々
な引出し長さに変換することができ、そのために箱状ハ
ウジングの揺動位置を変更する必要はない。
【0028】もちろん、本発明の他の実施の形態におい
ては、他の種類のセンサ装置が設けられ、そのセンサ装
置が対応する切換え装置と接続されて、それによって検
出された箱状ハウジングの機能位置に従って面状体のた
めの様々な引出しプロセスを導入することもできる。
【0029】図12と13に示す実施の形態において
は、自動車の荷物室1bの領域内に、水平に引き出し可
能な、カバーシート6bの形状の面状体を有する保護装
置3bが設けられている。保護装置3bの巻取りハウジ
ングは、背もたれ4bの領域に位置決めされており、そ
の場合に巻取りハウジングはボディ側のホルダ内か、あ
るいは背もたれのホルダ内で、車両にしっかりと固定さ
れている。カバーシート6bは、側壁内に設けられてい
る車両側の収容部5bによって定められる2つの異なる
保護位置へ引き出し可能である。制御装置と切換え装置
は、図10と11を用いて示した実施の形態と、その
他、図1から9によって開示可能な実施の形態にほぼ相
当するので、詳しい説明についてはそこの説明を参照す
ることができる。図12と13に示す保護装置における
唯一の差異は、切換え装置がここでは該当する位置また
は体勢検出によって強制制御されて切り換えられるので
はなく、操作ピン17bによって手動で切り換えられ、
その操作ピンは蓋状の側方部分13b内に設けられた溝
付きガイド41によって該当する切り換え状態へ移動可
能であり、かつその切り換え状態に固定可能であるとい
う点である。その他、操作ピン17bは、それぞれ切り
換え状態に従って、図10と11に示す実施の形態から
知られた、カバーシート6bの形状の水平の面状体の引
き出し距離の制限または制限解除をもたらす。
【0030】車両側の収容部5b内に固定するために、
カバーシート6bの前方の端縁には、輪郭部分が設けら
れており、形状の安定した輪郭部分の引出し縁の延長に
おいてその輪郭部分の側方に懸架フック7bが設けられ
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく保護装置を備えたステーション
ワゴンを概略的に示す側面図であり、その場合に保護装
置のフレキシブルな面状体は、背もたれが直立した機能
位置にある場合に、その垂直の保護位置にある。
【図2】折り返された背もたれを有する、図1に基づく
ステーションワゴンを示すものであって、その場合にフ
レキシブルな面状体は、その前方の垂直の保護位置にあ
る。
【図3】部分的に引き出された、仕切りネットの形状の
面状体を有する、図1と2に基づく保護装置を拡大して
示す斜視図である。
【図4】巻取り軸に作用する制御装置の種々の個別部分
を示す分解斜視図である。
【図5】図1から4に示す保護装置の機能グループを示
す他の分解斜視図である。
【図6】他の個別部品を取り去って、図5に基づく機能
グループを示す分解斜視図である。
【図7】背もたれたの折り返された寝かせ位置におい
て、保護装置の他の機能グループを示す分解斜視図であ
る。
【図8】保護装置の機能部分の外側を示す斜視図であ
る。
【図9】上述した図に基づく制御装置を、箱状ハウジン
グの支持成形部材によってくさび固定された係止位置で
示す上面図である。
【図10】自動車の車両室内における本発明に基づく保
護装置の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図11】図11は、図10に基づく保護装置の一部を
示す斜視図である。
【図12】水平に引き出し可能な面状体を有する、本発
明に基づく保護装置の他の実施の形態を概略的に示す斜
視図である。
【図13】図12に基づく保護装置の機能部分を拡大し
て示す図である。
【符号の説明】
1、1b…荷物室 3、3b…保護装置 4、4b…背もたれ 5…ホルダ 5b…車両側の収容部 6…仕切りネット 6b…カバーシート 7…引出し縁 8…箱状中空成形部材 9…スリット 10…側方部分 11…巻取り軸 12…ハブ 13…螺旋ハウジング 14…螺旋溝 14a…舌片形状の切換え器 15…操作切換え器 17…操作ウェイト 17a…センサピン 17b…操作ピン 18…切換えレバー 19…半径方向ガイド 20…押圧ばね 21…溝つきガイド片 22…押圧ばね 23…制止部材 24…ピン 25…慣性ディスク 26…係止カバー 27…引っ張りばね 28…係止爪ディスク 30…係止爪 31…軸受フレーム 32…軸受ブッシュ 33…支持突出部 34…軸受ピン 36…溝付きガイド 37…ストッパカム 38…係止歯 39…ストッパ 41…溝付きガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マリナ エーレンベルガー ドイツ連邦共和国,デー−73730 エスリ ンゲン,シュルベルクシュトラーセ 2 /1 Fターム(参考) 3D022 BA16 BB03 BB04 BC15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻取りハウジング内に回転可能に軸承さ
    れた巻取り軸を有し、前記巻取り軸上にフレキシブルな
    面状体が引出し可能かつ巻取り可能に保持されており、
    前記面状体は少なくとも1つの短い保護位置と少なくと
    も1つの長い保護位置へ引き出し可能であって、かつ車
    両にしっかりと係止可能である、車両室内の荷物室を保
    護する保護装置において、 それぞれの保護位置に相当する、面状体の目標位置を選
    択するための切り換え装置(17、17a、17b)と
    制御装置が設けられており、その場合に制御装置は巻取
    り軸(11)の回転を検出して、選択された目標位置に
    従って面状体(6)のための引出し距離を、該当する長
    さに制限し、あるいは完全に引き出せるように制限解除
    することを特徴とする車両室内の荷物室を保護する保護
    装置。
  2. 【請求項2】 巻取りハウジングがその車両室内高さに
    関して少なくとも2つの機能位置に車両固定で位置決め
    可能であって、かつ面状体は巻取りハウジングの両方の
    機能位置において、少なくとも1つの垂直の保護位置へ
    引き出し可能で、かつ車両にしっかりと係止可能であ
    る、請求項1に記載の保護装置において、 制御装置は、巻取りハウジングの機能位置を検出するセ
    ンサ装置を有しており、前記センサ装置は面状体の引出
    し距離を制限解除または制限するための切換え装置と接
    続されていることを特徴とする保護装置。
  3. 【請求項3】 制御装置は、巻取り軸(11)を係止す
    るための機械的な係止装置(15、17、18、28、
    30)を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    保護装置。
  4. 【請求項4】 巻取りハウジングが折り畳み可能な背も
    たれに配置されている、請求項3に記載の保護装置にお
    いて、 切換え装置として、重力に従って切り換え可能な操作部
    材(15、17)が設けられており、前記操作部材は、
    背もたれがその機能位置または寝かせ位置へ移動するこ
    とによって異なる終端位置へ移動可能であるように、可
    動に配置されていることを特徴とする保護装置。
  5. 【請求項5】 制御装置は、ハウジング固定または巻取
    り軸側の溝付きガイド螺旋(14)と、それとは逆の、
    巻取り軸側またはハウジング固定の、前記溝付きガイド
    螺旋(14)へ嵌入する、半径方向に移動可能な溝付き
    ガイド片(21)とを有し、かつ切換え部材には、溝付
    きガイド螺旋(14)内で可動に位置決めされる操作切
    換え器(15)が設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載の保護装置。
  6. 【請求項6】 巻取り軸(11)に、加速度に従って操
    作される制止装置(23、25、26、28、30、3
    8)が付設されており、前記制止装置は係止装置とは関
    係なく、加速度値が定められた限界値を超えた場合に、
    巻取り軸(11)を係止することを特徴とする請求項1
    に記載の保護装置。
  7. 【請求項7】 制止装置が、慣性部材(25)を有して
    いることを特徴とする請求項6に記載の保護装置。
  8. 【請求項8】 係止装置および/または制止装置は、巻
    取り軸(11)が制止された場合に、さらに箱状ハウジ
    ングの支持成形部材(8)と相補形状でくさび係合が行
    われるように形成されていることを特徴とする請求項6
    に記載の保護装置。
  9. 【請求項9】 係止装置または制止装置は、係止爪(3
    0)および巻取り軸(11)と相対回動しないように結
    合された係止爪ディスク(28)を有しており、その場
    合に係止爪(30)は溝付きガイド片(21)または慣
    性部材(25)によって直接または間接的に駆動可能で
    あることを特徴とする請求項6に記載の保護装置。
  10. 【請求項10】 制御装置は、係止爪(30)が係止爪
    ディスク(28)の歯間へ能動的に挿入制御されるよう
    に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の保
    護装置。
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