JP3895582B2 - 管接続用スリーブ部材、管継手構造および管継手構造における管の挿入長さ確認方法 - Google Patents

管接続用スリーブ部材、管継手構造および管継手構造における管の挿入長さ確認方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、差込接続型の継手に管を差込接続する際に管の端部に装着される管接続用スリーブ部材、このスリーブ部材を用いた管継手構造およびこの管継手構造における管の挿入長さ確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
水などを流通させる管の継手には、水漏れなどを抑える止水性能や、継手からの管の抜けを防止する係止性能が主に要求されるが、差込接続型の継手は、管を挿入することで前記の要求性能に対する機能を働かせる構造であるため、前述の性能を発揮させるには予め設計された量だけ管を継手に挿入する必要がある。したがって、差込接続型の継手に管を差込接続するときには、継手への管の挿入量(挿入長さ)を確認することが必要となる。
【0003】
この場合、差込接続型の継手への管の挿入量を確認する方法としては、従来、挿入前の管を継手に当て、挿入量を推測して管の表面にマーキングを行い、このマーキングにより設けたマークの位置まで管を挿入することで管の挿入量を確認する方法や、管の挿入に伴いピンなどのインジケータが移動あるいは突出することで管の挿入量を確認できるインジケータ機構付き継手を用いる方法などが採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、管にマーキングを行う方法は、多本数の管を継手に接続する場合には処理が面倒であった。また、マーキングの有無に関わらず、管を継手に挿入すれば一応の接続ができてしまうことから、予め設計された量だけ管を継手に挿入する点での根本的な解決策にはなっていなかった。さらに、接続後の外観から管の挿入量を確認できないため、作業者による挿入量のバラツキが生じやすく、継手の性能を安定して確保することが難しかった。
【0005】
また、インジケータ機構付き継手を用いる方法は、管にマーキングを行う方法に比べると、接続に際して必ずチェック機構が働くという点から、より正確で安定した処理を行うことができるが、継手構造が複雑となり、継手が必然的に高価になるという問題を有するものであった。
【0006】
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたもので、差込接続型の継手に管を差込接続する際に管の端部に装着される管接続用スリーブ部材であって、管にマーキングを行うことなく、接続後の外観から管の挿入量を確認することを可能にする簡易な管接続用スリーブ部材、それを用いた管継手構造およびこの管継手構造における管の挿入長さ確認方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材において、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しいことを特徴とする管接続用スリーブ部材を提供する。
【0008】
また、本発明は、管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な継手と、
透明または半透明の管と、
筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材であって、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい管接続用スリーブ部材とを備え、
管接続用スリーブ部材の筒状主体が管の端部内に挿入され、この管の端部が継手に差込接続されているとともに、管接続用スリーブ部材の弾性材料からなるリング状密着体の一部または全部は継手の外部に位置し、該リング状密着体は潰れて扁平した状態で管の内周面に密着することにより、リング状密着体の外部からの視認性が向上することを特徴とする管継手構造を提供する。
また、本発明は、管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な継手と、
透明または半透明の管と、
筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材であって、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい管接続用スリーブ部材とを備え、
管接続用スリーブ部材の筒状主体が管の端部内に挿入され、この管の端部が継手に差込接続されているとともに、管接続用スリーブ部材の弾性材料からなるリング状密着体の一部または全部は継手の外部に位置し、該リング状密着体は潰れて扁平した状態で管の内周面に密着することにより、リング状密着体の外部からの視認性及び筒状主体と管の内周面との間のシール性が向上することを特徴とする管継手構造を提供する。
さらに、本発明は、管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な継手と、
透明または半透明の管と、
筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材であって、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい管接続用スリーブ部材とを備え、
管接続用スリーブ部材の筒状主体が管の端部内に挿入され、この管の端部が継手に差込接続されているとともに、管接続用スリーブ部材の弾性材料からなるリング状密着体の一部または全部は継手の外部に位置し、該リング状密着体は潰れて扁平した状態で管の内周面に密着することにより、リング状密着体の外部からの視認性及び筒状主体と管の内周面との間のシール性が向上する管継手構造における継手への管の挿入長さを確認するに当たり、前記リング状密着体を外部から視認することを特徴とする管継手構造における管の挿入長さ確認方法を提供する。
【0009】
本発明のスリーブ部材に設けた密着体は、スリーブ部材使用時に透明または半透明の管の内周面に密着することから、管の外部から良好に視認することができる。したがって、この密着体を目印として継手に管を挿入することにより、管にマーキングを行うことなく、またインジケータ機構付き継手のような高価な継手を用いることなく、予め設計された量だけ管を継手に挿入することができる。また、管を継手に接続した後に密着体が継手の外部に位置するようにすれば、密着体は管の外部から視認可能であるため、接続後の外観から管の挿入量を確認することができる。なお、密着体を設けないスリーブ部材は従来より公知であり、この従来のスリーブ部材は管の扁平を矯正する目的等のために管の端部に装着されるものである。
【0010】
本発明のスリーブ部材は、筒状主体の長さが継手への管の挿入長さより長く、かつ、筒状主体の管への挿入方向先端近傍に周方向に沿って密着体が配置されている。このようにした場合、管の継手への挿入完了を密着体を管の外部から視認して確認できるため、密着体を目印として継手に管を挿入することが容易になる。
【0011】
また、本発明のスリーブ部材は、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい。このようにした場合、密着体が継手に近接した箇所に位置するようになるまで継手に管を挿入することにより、確実に予め設計された量だけ管を継手に挿入することが可能となる。
【0012】
本発明のスリーブ部材において、密着体の材質としては、弾性材料を用いる。密着体を弾性材料で形成した場合、筒状主体を管内に挿入したときに密着体が変形し、密着体が管の内周面に確実に密着するため、密着体の管外部からの視認性が向上する。このような弾性材料としては、例えばエチレンプロピレンゴム等を挙げることができる。
【0013】
また、弾性材料からなる密着体を用いる態様としては、弾性材料からなるリング状密着体を筒状主体の外周部に周方向に沿って配置する態様を用いる。上記態様では、密着体を管外部のどの方向からでも視認することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記例に限定されるものではない。
【0015】
図1は本発明に係る管接続用スリーブ部材の一実施形態を示すもので、(a)は密着体装着前の半断面図、(b)は密着体装着後の側面図である。本例のスリーブ部材2は、略円筒形の筒状主体4と、該筒状主体4の後端(管への挿入方向後端)に一体に連設された円形リング状のフランジ部6とを有する。これら筒状主体4およびフランジ部6は、本例では真鍮を材料として切削加工にて製造したが、管の扁平を矯正し得る強度を有していれば樹脂成形品でも構わない。また、筒状主体4の先端(管への挿入方向先端)近傍には周方向に沿って溝部8が形成され、この溝部8内に弾性材料からなるリング状密着体10が挿入されている。リング状密着体10は、具体的にはエチレンプロピレンゴムからなる黒色のOリングである。上記弾性材料からなるOリング10は、容易に拡径して溝部8に落とし込むことができることから、装着作業が容易である。また、Oリング10は周方向に連続しているため、どの方向からも確認でき視認性も向上する。
【0016】
本例のスリーブ部材2を管の端部に装着した状態を図2に示す。図示のように、スリーブ部材2の筒状主体4が管12の端部内に挿入され、管12の端面はフランジ部6に当接している。この場合、本例では、管12の内径が13mmであるため、スリーブ部材2の筒状主体4の外径を12.5mmとした。また、Oリング10の装着時の最大外径が13.3mmとなるように溝部8およびOリング10の寸法を選択したので、0.15mmのOリング10の潰し代を有する。したがって、Oリング10は管12内で扁平し、管12内面に密着するため、管12の外部からOリング10を良好に視認することができる。なお、前記潰し代は大きいほどOリング10の視認性は向上するが、大きすぎると筒状主体4の管12内への挿入時に強い挿入力を必要として作業性が低下する。また、本例では管12は具体的には乳白色の半透明な架橋ポリエチレン管であるため、黒色のOリング10が目立ちやすく、本例ではこれを採用した。しかし、使用状況などによっては他の色の方が目立つことも考えられ、実際には視認の目的を満たす色を適宜選択して用いる。
【0017】
図3は本発明の管継手構造を構成するための継手の一例を示す断面図である。本例の継手20は、従来より一般的な差込接続型のワンタッチ継手であり、ソケット型の継手本体22と、継手本体22の両端の拡径部24に内挿された止水用のOリング26と、Oリング26に並び配される、径方向内側に突出した爪を周方向に持つ、挿入した管を係止するための爪リング28と、Oリング26および爪リング28の位置を規定する内スペーサ30および外スペーサ32と、継手本体22の端末を封止するキャップ34とを具備する。また、図中36は中央突起、38は外側ねじ部、40はベルマウス部を示す。本例の継手20では、装着したスリーブ部材2が奥の中央突起36に当たるまで管12を挿入したときに、Oリング26および爪リング28が良好に機能する。したがって、本例の継手20は、管12を差込接続するときに管12の挿入長さを確認することが必要な継手である。なお、本例では、継手本体22は架橋ポリエチレン製、キャップ34はステンレススチール製としたが、本発明では継手の各部の材質を特に限定する必要はない。
【0018】
前述したスリーブ部材2、管12および継手20を用いて本発明の管継手構造を作製する作業手順を図4に半断面図で示した。図4(a)から(c)に至り、継手20に管12を挿入したときに、スリーブ部材2のフランジ部6が継手20の中央突起36に当たり、十分な管12の挿入量が得られているときは、スリーブ部材2のOリング10が継手20の端面に近接した箇所に位置することがわかる。これは、本例では、スリーブ部材2の筒状主体4の後端とOリング10との間の距離(図1(b)において符号mで示す)と、継手20への管12の挿入長さ(図4(c)において符号nで示す)とをほぼ等しくしたためである。また、Oリング10が継手20の端面に近接した箇所で止まり、外側から常に観察できることから、施工後の確認作業においても、スリーブ部材2の装着忘れや挿入不足を容易に判断することができる。
【0019】
以上のように、本実施形態によれば、スリーブ部材2を半透明な架橋ポリエチレン管12の端末に挿入した状態で、外側から観察すると、筒状主体4の溝部8に装着したOリング10(弾性材料からなる密着体)を目視によって確認することができる。これにより、継手20に特別な機構を設けることもなく、管12への直接的なマーキング作業を行うこともなく、管12にスリーブ部材2を挿入するだけで、継手20への管12の適切な挿入量を管理できるインジケータを設けることができる。すなわち、Oリング10がインジケータとして機能する。このようにスリーブ部材2の挿入によってOリング10によるインジケータ機能を得る場合、管12の端面とOリング10との間の距離を常に正確に計量できるため、作業者によらず、Oリング10をマークとして安定したマーキングを行うことができる。さらに、Oリング10が外観で判断できるインジケータとなるため、作業後の確認も容易に行うことができる。
【0020】
したがって、本実施形態により、単純な内部構造の安価な継手でありながら、作業時において目視にて簡単に管の接続の良否を確認できるとともに、作業後の確認作業も簡単に行うことができ、さらには不具合が生じたときの流路の検査においても容易に不良個所を探すことができる、架橋ポリエチレン管用の差込接続型のワンタッチ継手を提供することができた。
【0021】
また、本実施形態では、管12の端末に内挿するスリーブ部材2に関し、筒状主体4の外径を、管12の内径と等しいか、該内径より若干小さい寸法とし、スリーブ部材2の溝部8に装着したOリング10の装着時の外径を、管12の内径よりも大きい寸法とした。そのため、本実施形態によれば、スリーブ部材2を管12の端末に装着した状態において、スリーブ部材2は、管12の扁平を矯正するという基本性能を維持する一方、そのOリング10は常に潰されていることとなる。したがって、Oリング10はその反力により管12の内周面に確実にかつ広い面積で密着するため、管12の外側からの視認性がさらに向上する。
【0022】
なお、本発明において、継手の構造図3に示したものに限定されず、本発明は管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な種々の継手に好適に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る管接続用スリーブ部材管継手構造および管継手構造における管の挿入長さ確認方法によれば、管にマーキングを行うことなく、またインジケータ機構付き継手のような高価な継手を用いることなく、予め設計された量だけ管を継手に挿入することができるとともに、接続後の外観から管の挿入量を確認することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る管接続用スリーブ部材の一実施形態を示すもので、(a)は密着体装着前の半断面図、(b)は密着体装着後の側面図である。
【図2】 本発明に係る管接続用スリーブ部材を管の端部に装着した状態を示す半断面図である。
【図3】 本発明の管継手構造を構成するための継手の一例を示す断面図である。
【図4】 スリーブ部材、管および継手を用いて本発明の管継手構造を作製する作業手順を示す側面図であり、(a)は管の挿入直後の状態を示す半断面図、(b)は管端部が機能部材箇所を通過した状態を示す半断面図、(c)は管を必要量だけ挿入した状態を示す半断面図である
【符号の説明】
2 管接続用スリーブ部材
4 筒状主体
6 フランジ部
8 溝部
10 リング状密着体
12 管
20 継

Claims (4)

  1. 筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材において、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しいことを特徴とする管接続用スリーブ部材。
  2. 管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な継手と、
    透明または半透明の管と、
    筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材であって、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい管接続用スリーブ部材とを備え、
    管接続用スリーブ部材の筒状主体が管の端部内に挿入され、この管の端部が継手に差込接続されているとともに、管接続用スリーブ部材の弾性材料からなるリング状密着体の一部または全部は継手の外部に位置し、該リング状密着体は潰れて扁平した状態で管の内周面に密着することにより、リング状密着体の外部からの視認性が向上することを特徴とする管継手構造。
  3. 管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な継手と、
    透明または半透明の管と、
    筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材であって、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい管接続用スリーブ部材とを備え、
    管接続用スリーブ部材の筒状主体が管の端部内に挿入され、この管の端部が継手に差込接続されているとともに、管接続用スリーブ部材の弾性材料からなるリング状密着体の一部または全部は継手の外部に位置し、該リング状密着体は潰れて扁平した状態で管の内周面に密着することにより、リング状密着体の外部からの視認性及び筒状主体と管の内周面との間のシール性が向上することを特徴とする管継手構造。
  4. 管を差込接続するときに管の挿入長さを確認することが必要な継手と、
    透明または半透明の管と、
    筒状主体を有し、透明または半透明の管を継手に差込接続する際に筒状主体が管の端部内に挿入される管接続用スリーブ部材であって、筒状主体を管の端部内に挿入したときに管の内周面に密着する弾性材料からなるリング状密着体が、筒状主体の管への挿入方向先端近傍の外周部に周方向に沿って配置され、かつ、筒状主体の長さは、継手への管の挿入長さより長いとともに、筒状主体の管への挿入方向後端と密着体との間の距離が、継手への管の挿入長さとほぼ等しい管接続用スリーブ部材とを備え、
    管接続用スリーブ部材の筒状主体が管の端部内に挿入され、この管の端部が継手に差込接続されているとともに、管接続用スリーブ部材の弾性材料からなるリング状密着体の一部または全部は継手の外部に位置し、該リング状密着体は潰れて扁平した状態で管の内周面に密着することにより、リング状密着体の外部からの視認性及び筒状主体と管の内周面との間のシール性が向上する管継手構造における継手への管の挿入長さを確認するに当たり、前記リング状密着体を外部から視認することを特徴とする管継手構造における管の挿 入長さ確認方法。
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