JP3893139B2 - 浄水器 - Google Patents

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Description

本発明は、浄水器に関し、詳しくは浄水カートリッジに内蔵される浄水フィルターの種類を判別する判別手段と、判別された浄水カートリッジの種類を表示する表示部と、電源となる電池とを浄水器本体に設けた浄水器に関するものである。
従来より、特許文献1に示すものが知られている。
特開2002−205061号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、浄水カートリッジの種類を低電流で検出して表示でき、電池の待機消費電流を少なくできる浄水器を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、浄水カートリッジ3に内蔵される浄水フィルター35の種類を判別する判別手段と、判別された浄水カートリッジ3の種類を表示する表示部4と、電源となる電池とを浄水器本体2に設けた浄水器であって、上記判別手段は、浄水カートリッジ3側にその種類に応じて設けられる接点駆動部36と、浄水器本体2側に設けられて接点駆動部36の有無により接点33がON状態とOFF状態とに切り替わるリードスイッチ30と、上記接点33のON時に電池から接点33に流れる電流を間欠電流ロにするための間欠波形出力回路と、上記接点33に流れる間欠電流ロの有無を検出して浄水カートリッジ3の種類を表わすデータを表示部4に出力する制御部31とで構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、リードスイッチ30の接点33のON時に流れる電流が間欠電流ロとなり、これにより、電池の待機消費電流を削減することができ、従って、電池の小型化を図ることができ、結果、浄水器1をコンパクト化できると共に、捨てる電池数を減らすことができるようになる。
本発明に係る浄水器は、浄水フィルターの種類検出用のリードスイッチの接点のON時に電池から接点に流れる電流を間欠電流とすることで、浄水カートリッジの種類を低電流で検出でき、電池の待機消費電流を少なくできる利点がある。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
本実施形態の浄水器1は、一次電池を電源とし、浄水カートリッジ3の使用水量等を液晶にて表示する表示部4が浄水器本体2と一体に組み込まれた直結型浄水器である。図3、図5に示すように、浄水器本体2は、水栓への取付口14と、原水ストレート及び原水シャワー等の原水出口(図示せず)と、浄水カートリッジ3と、浄水カートリッジ3の出口側に連通する浄水出口15と、原水を切り替えるための切替弁部17とを有しており、切替レバー16により、流路を選択的に原水ストレート、原水シャワー、浄水とが切り替え可能となっている。なお本例では、切替弁部17の略真下に原水ストレート及び原水シャワーの出口(図示せず)が配置され、その側面に浄水出口15が配置されていると共に、浄水カートリッジ3の出口側と浄水出口15との間の流路には流量センサー18が設けられている。なお図5中の40は浄水カートリッジ3への原水入口、41は浄水カートリッジ3からの原水出口である。
上記表示部4は、図2、図4、図6に示すように、一面が開口した断面略コ字状に形成された表示ケース5を有し、この表示ケース5の内部に液晶パネル6が収納される液晶パネル収納部7が設けられている。液晶パネル6には、図4に示すように、流量又は積算流量や、浄水フィルターの種類、寿命、バッテリー寿命等が表示される。表示ケース5の前面には図2に示す液晶パネル収納部7に収納された液晶パネル6を外部から透視する窓部が設けられており、また表示ケース5の外周壁5aの複数箇所には、後述する固定枠10と係合する係合孔19が設けられている。
上記表示ケース5の内部には、図2(a)(b)に示すように、液晶パネル収納部7全体を外側から囲むように溝部8が形成されている。本例では、弾性体12の内面全長にわたって延びる凸壁8aを設け、この凸壁8aと表示ケース5の外周壁5aとによって表示ケース5の背面側Eに開放された断面コ字形の溝部8が形成されている。溝部8の凸壁8aの突出寸法はプリント基板9と干渉しない程度とされる。この溝部8は後述の弾性体12と表示ケース5との間の僅かな隙間に侵入した封止材11や、弾性体12を構成する発泡ウレタン内部に浸透して滲み出した封止材11が液晶パネル6側に溢れ出すのを防止する働きを有し、さらに弾性体12を位置決めする働きに加えて、溝部8の凸壁8aによって表示ケース5を内部から補強する働きも有している。
上記溝部8には弾性体12が収納されている。弾性体12として発泡ウレタンからなる帯状のパッキン材が用いられる。弾性体12の材質はこれに限定されない。弾性体12におけるプリント基板9との接触面13には、図2(b)に示すように、部分的に突出したシール用凸部12aが弾性体12の全長にわたって形成されており、このシール用凸部12aをプリント基板9側に向けて弾性体12が溝部8内に収納されている。本例ではシール用凸部12aは2重のリップ形状に形成されており、これにより弾性体12のプリント基板9との接触面13におけるシール性の向上が図られている。もちろん、シール用凸部12aは2重に限られるものではない。
上記プリント基板9の液晶パネル6側の面には、流量センサー18にて検出された流量に比例した値を累積するための演算部を構成するマイコン等の電気部品22が実装されている。またプリント基板9の液晶パネル6側の面には上記弾性体12のシール用凸部12aに弾接しており、これにより弾性体12とプリント基板9との接触面13がシール用凸部12aにて確実にシールされている。なおリード線21はプリント基板9の背面側E(液晶パネル6側とは反対側)から引き出されている。
上記プリント基板9の背面側Eには、弾性体12とプリント基板9との接触面13とを押圧状態にするための固定枠10が配置されている。固定枠10は図6に示すように格子状をしており、その外周面の数箇所に係合爪20が突設されており、この係合爪20を上記表示ケース5の外周壁5aに設けた係合孔19に係合させることで、固定枠10を表示ケース5の背面側Eから表示ケース5に対して固定できるようになっている。この固定枠10によって弾性体12とプリント基板9との接触面13が押圧状態となり、弾性体12とプリント基板9間のシール性が高められると共に、固定枠10によってプリント基板9の背面側Eへの浮き上がりを防止できるようになっている。
上記固定枠10の背面側Eは封止材11によって封止されている。封止材11は格子状をした固定枠10の内部及びプリント基板9の背面全体を覆うようにモールドされる撥水性樹脂等からなり、この封止材11によって表示ケース5内部への水等の浸入が防がれている。
このように、表示ケース5の内部に溝部8を設け、この溝部8に弾性体12を収納するようにしたので、製造時に図2(b)の矢印ハで示すように表示ケース5と弾性体12との僅かな隙間に封止材11が漏れたり、或いは矢印ニで示すように弾性体12を構成する発泡ウレタン内部に封止材11が浸透して滲み出した場合でも、その封止材11は溝部8内部に溜められるようになり、液晶パネル6側に溢れ出てしまうことがなくなる。さらに本例では弾性体12のプリント基板9との接触面13に弾性体12の全長にわたってシール用凸部12aを突出させ、このシール用凸部12aをプリント基板9に弾接させているので、弾性体12のプリント基板9との接触面13のシール性も高められられており、しかもこのシール用凸部12aは2重のリップ形状をしているため、接触面13のシール性がより一層向上して、弾性体12とプリント基板9との隙間から液晶パネル6側への封止材11の漏れも確実に防止できるようになる。
この結果、従来のような漏れた封止材11が液晶パネル6側に溢れ出て表示ケース5の前面側Fから封止材11が見えてしまうという問題を解決できるので、製造工程での歩留まりを良くして生産性を向上させることができると共に、見栄えの良い液晶パネル6を提供することができる。また本例では、表示ケース5の外周壁5aの内側に凸壁8aを突設することで溝部8を形成しているので、表示ケース5の構造が複雑化せず、安価で溝部8を形成できるものである。
図7〜図9は、上記浄水カートリッジ3の出口側と浄水出口15との間の流路に設けられる流量センサー18の一例を示している。ちなみに、従来から内部に磁石を収納した水車を流路に組み込み、水車の回転数が流量に比例して増減する原理を利用して、磁石の回転数をホール素子又はリードスイッチにて検出し、制御部を構成するマイコン31にて演算処理してLCDやLEDにて流量又は積算流量をデジタル表示する流量センサーが知られている。この場合において、磁石収納部内に水が浸水すると磁石が錆びて性能が低下するという問題があり、また磁石を構成する金属が流路内に溶出するという問題もある。そこで他の従来例として磁石表面を防水処理したり、或いは磁石収納部を密閉構造とすることが知られている。後者の一例として特開平6−102067号公報には、図16のホ部で示すように、樹脂製の磁石蓋34を超音波溶接にて水車28に固定すると共に、磁石蓋34の磁石25との接触面に三角リブ27を設けることで、磁石25のがたつきを防止している。ところが、この従来例では磁石蓋34を超音波溶接するときに、その振動で磁石蓋34と接する磁石25が割れるという欠点を有している。なお磁石25の割れを防止するために、磁石蓋34と磁石25との間の隙間を大きくすると、磁石蓋34を溶接した後に磁石収納部29内部で磁石25のがたつきが発生して、センサー精度が悪くなるという欠点がある。
そこで本実施形態では、図7〜図9に示すように、浄水カートリッジ3の出口側と浄水出口15(図5)との間の流路内に配置される流量センサー18において、水車28の内部に一面が開口した磁石収納部29を設け、この磁石収納部29内に磁石25を収納すると共に、磁石収納部29の開口を弾性材料からなる磁石蓋26にて塞ぐようにしている。なお、水車28は浄水ケース23内の流路に組み込まれる軸受け24に挿入され、流路に水が流れると軸受け24を中心に回転するようになっている。また流量に比例して回転する水車28の回転数をリードスイッチ30で検出し、その値をマイコン31にて演算して液晶等で表示するようにしている。
ここでは、磁石蓋26がゴム材などの弾性材料からなり、磁石蓋26の外周面全周にわたって2重のリップ形状をした凸条部32が形成されている。磁石蓋26を磁石収納部29内に圧入したときに、凸条部32が磁石収納部29の内面に圧接することで、磁石蓋26を磁石収納部29内に圧入固定できると共に、磁石蓋26の先端面を磁石25と接触した状態で保持できるようになっている。本例では、磁石蓋26の凸条部32は2重の突起形状とされ、これにより磁石蓋26の外周面の弾性率が高められて、磁石収納部29への圧入がしやすい構造となっている。なお図8は水車28とリードスイッチ30の位置関係を示している。本例ではリードスイッチ30は、水車28の中心線と同一線上で且つ流路に近接した位置に配置されている。磁石25は水車28の中心に配置されている。
しかして、水車28の磁石収納部29に磁石25を収納するにあたり、弾性材料からなる磁石蓋26を磁石収納部29に圧入して密閉する構造を採用したので、従来の樹脂製の磁石蓋34を超音波溶接により固定する場合のように振動で磁石25が割れるという問題がない。しかも磁石蓋26をゴム材で形成し、この磁石蓋26を磁石25に接するようにしたので、磁石蓋26を取り付けた後に磁石収納部29内部での磁石25のがたつきをゴム材からなる磁石蓋26によって防止でき、センサー精度の向上を図ることができる。また従来の超音波溶接に必要な設備が不要となり、組み立てが容易になると共に、歩留まりが良くなり、生産性の向上につながる。さらに磁石蓋26の外周面に2重の凸条部32を設けてあるので、磁石蓋26の外周面の弾性率が増加して磁石収納部29への圧入がしやすくなり、そのうえ凸条部32を2重構造としたことで防水機能を更に増加させることができる。
図1、図10は上記浄水カートリッジ3に内蔵される浄水フィルター35の一例を示している。一般に、浄水器1に使用される浄水フィルター35の種類には、スタンダードタイプとハイグレードタイプとがある。例えばスタンダードタイプの寿命は6ヶ月(或いは総処理流量1,800リットル)とされ、ハイグレードタイプの寿命は3ヶ月(或いは総処理流量900リットル)とされる。そこで、浄水フィルター35の種類を検出して、寿命(使用可能日数等)をユーザーに表示するようにしたタイプのものが知られている。この浄水フィルター35の種類を検出する方法として、従来より、図12に示すように、ハイグレードタイプ又はスタンダードタイプの一方のみに磁石36を取り付け、他方には磁石36は取り付けないようにしている。なお図中の50は浄水フィルター35の原水入口(又は原水出口)を示している。そして、リードスイッチ30が浄水フィルター35の磁石36を検出したときはリードスイッチ30の接点33がONとなり、検出しないときはONとはならない。このような接点33のON・OFFによってマイコン31が浄水フィルター35の種類を判別してその種類、寿命等を表わすデータを出力し、液晶パネル6にて表示するものである。しかしながら、従来にあっては、浄水フィルター35の種類を検出するためのリードスイッチ30の接点33のON時には待機電流が常に消費されるシステムとなっている。つまり図12は従来のリードスイッチ30の接点33のON時に矢印イの方向へ常時流れる電流が発生することを表す回路図であり、図13のような電圧、電流波形となるために、電池の待機消費電流が大きくなり、これに伴い大きな電池を使用する必要が生じ、浄水器が大きくなる。このため小さな流し台の水道蛇口に取り付けた場合は、浄水器が邪魔になって使い難くなったり、或いは取り付けができなくなるという問題があり、また消費する電池数が増えることで多くの電池を捨てなければならず、地球環境面からも問題があった。
そこで本実施形態では、図1、図10に示すように、浄水フィルター35の種類をリードスイッチ30の接点33のON・OFFで検出するタイプのものにおいて、常時電流を流さないように、低消費電流の切り換え回路をマイコン31に組み込むようにしている。なおマイコン31には低消費電流となるように制御するソフトウエアが組み込まれている。ここで図1は、マイコンソフトによりリードスイッチ30の接点33のON時に間欠波形を出力することで、矢印イの方向へ常時流れる電流が間欠電流ロとなることを表す回路図であり、図11のような電圧、電流波形が間欠波形となるため、電池の待機消費電流を削減できる。
しかして、浄水カートリッジ3の種類検出時においてリードスイッチ30の接点33のON時に電池から流れる電流を間欠電流ロとすることで、回路に流れる電圧、電流波形が図11に示すような間欠波形となり、結果、電池の待機消費電流を削減することができる。本発明者らの実験によれば、待機消費電流が従来の1/4、電池寿命が約2倍の180日程度に延びることがわかった。これにより、従来よりも2サイズ小さな電池で商品化でき、これにより浄水器1をコンパクト化でき、小さな流し台の水道蛇口に取り付けた場合でも、浄水器1が邪魔になることがなく、使い勝手が良くなると共に、電池の電力消費が大幅に抑えられ、電池寿命が約2倍に延びるため、捨てる電池数を減らすことができ、地球環境面からも好ましいものとなる。そのうえ浄水カートリッジ3の寿命を種類に応じて適切表示できるので、衛生安全上必要不可欠な新鮮な飲用水を常に得ることができる。
なお、浄水フィルター35の寿命はマイコン31に内蔵されたタイマーによって計測される以外に、例えば単位時間あたりの流量の低下によって寿命を計測するようにしてもよい。また、ハイグレードタイプ(又はスタンダードタイプ)に磁石36を取り付ける代わりに浄水フィルター35の端面から凸条部を突設させ、この凸条部をスイッチで検出する構造であってもよい。
次に、上記浄水器1に組み込まれる流量センサー18の精度を向上させるための実施形態を図14を参照して説明する。図14は、流量センサー18の水車28(図9)の単位時間あたりの回転数と、水量との関係を表したグラフであり、図中の領域S1は、使用頻度が多い領域であって、水車28の質量や機械損失で水量に対し水車28が正比例で回転しない領域を表している。また領域S2は、使用頻度が多い領域であって、水車28が効率良く正比例で回転する領域を表している。領域S3及び領域S4は、使用頻度が少ない領域(排水性能が悪い領域)であり、管径により水車28が効率悪く回転し、水量の割りに水車28が回転しない領域を表している。なお領域S0は例えば水量が極端に小さく、センサー精度の不安定な領域を表している。この不安定な領域S0は誤差の大きいところであり、表示部4(図3)では表示しないようにリミット値を設定してある。ここで、図14中のAはテーブルの分解能(流量センサーの最小識別能力)の大きさを示しており、Bは従来品のテーブルの分解能に対応する誤差の大きさを示し、Cは本発明品のテーブルの分解能に対応する誤差の大きさを示している。本発明では、S1〜S2の領域ではB>Cとし、S3〜S4の領域ではB<Cとしている。ちなみに従来では、あまり使用しない領域S3、S4でマイコン31のメモリが大きくなるという欠点を有している。
これに対して本実施形態では、流量センサー18の回転数を検出し、図14に示すテーブルに基づき、水量を算出して表示部4(図3)に出力するタイプのものにおいて、使用頻度が多い領域S1〜S2ではテーブルの分解能を従来よりも細かくし(B>C)、且つ、使用頻度が少ない領域S3、S4ではテーブルの分解能を従来よりも粗く(B<C)している。これにより、全体のテーブル数を従来と変えることなく、使用頻度が多い領域S1〜S2ではテーブル数が増加して、従来の誤差Bよりも小さい誤差Cとなり、高い精度で表示できるという利点がある。つまり、従来と同じテーブル数でありながら、使用頻度が多い領域S1〜S2では誤差が従来の約1/2〜1/3となり、これにより、流量センサー18の機械的欠点や流体的欠点を補いながら、浄水フィルター35の寿命、性能を精度良く表示でき、寿命表示や吐水量の精度を大幅に向上させることができる。その一方で、あまり使用しない領域S3、S4ではテーブル数を従来よりも少なくでき、マイコン31のメモリ容量を小さくできるという利点がある。なお、使用頻度が少ない領域S3、S4では誤差Cが従来の誤差Bよりも大きくなるが、この領域は使用頻度が少ないため、誤差Cが大きくなっても問題はない。また不安定な領域S0のように誤差が大きくなる領域ではリミット値を設定して表示しないようにしたので、無駄な表示をなくすことができる。なお、使用頻度が少ない領域S3、S4のテーブル数を削減することにより、テーブル数全体を削減することも可能である。この場合、テーブル数全体から見て3割ぐらいの容量が削減でき、マイコン31の総容量では約15%を削減することが可能となる。
本発明の実施形態の一例を示し、浄水フィルターの種類検出用のリードスイッチの接点のON時に間欠波形が出力して、常時流れる電流が間欠電流となることを表す回路構造の説明図である。 (a)は同上の表示部の断面図、(b)は(a)の一部を拡大した断面図である。 同上の浄水器の斜視図である。 同上の表示部の正面図である。 同上の浄水器の内部構造を説明する断面図である。 同上の表示部の分解斜視図である。 同上の流量センサーを示し、(a)は(b)のH−H線断面図、(b)は側面図、(c)は弾性材料からなる磁石蓋を磁石収納部に圧入した場合の説明図である。 (a)は同上の浄水ケースの正面図、(b)は(a)のG−G線断面図である。 同上の流量センサーの分解斜視図である。 同上の浄水器の平面図である。 (a)は同上の電圧波形図、(b)は電流波形図である。 従来の浄水フィルターの種類検出用のリードスイッチの接点のON時に常時電流が発生することを表す回路構造の説明図である。 (a)は図12の電圧波形図、(b)は電流波形図である。 同上の流量センサーの水車の単位時間あたりの回転パルス数と、水量との関係を表したグラフであり、本発明において使用頻度が多い領域での分解能を従来よりも細かくし、且つ使用頻度が少ない領域での分解能を従来よりも大きくした場合の説明図である。 (a)は従来の表示部の封止構造を説明する断面図、(b)は(a)の一部拡大図である。 従来の流量センサーを示し、(a)は(b)のI−I線断面図、(b)は側面図、(c)は磁石蓋を超音波溶接する場合の説明図である。
符号の説明
1 浄水器
3 浄水カートリッジ
4 表示部
30 リードスイッチ
31 制御部
33 接点
35 浄水フィルター
36 接点駆動部

Claims (1)

  1. 浄水カートリッジに内蔵される浄水フィルターの種類を判別する判別手段と、判別された浄水カートリッジの種類を表示する表示部と、電源となる電池とを浄水器本体に設けた浄水器であって、上記判別手段は、浄水カートリッジ側にその種類に応じて設けられる接点駆動部と、浄水器本体側に設けられて接点駆動部の有無により接点がON状態とOFF状態とに切り替わるリードスイッチと、上記接点のON時に電池から接点に流れる電流を間欠電流にするための間欠波形出力回路と、上記接点に流れる間欠電流の有無を検出して浄水カートリッジの種類を表わすデータを表示部に出力する制御部とで構成されていることを特徴とする浄水器。
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