JP2010016979A - モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング及びハウジングカバー内への浸水抑制効果を高く安定して得ることができるモータを提供する。
【解決手段】ウォーム8、ウォームホイール14及び回路基板15等を収容するためのハウジング11とハウジングカバー12との間にシール材21が塗布又は配置され、それらハウジング11及びハウジングカバー12がねじ22にて締結固定される。ハウジング11及びハウジングカバー12には、凹凸によって嵌合する内側嵌合部(内側凸部11c及び内側凹部12c)と、内側嵌合部の外側において凹凸によって嵌合する外側嵌合部(外側凹部11d及び外側凸部12d)と、内側嵌合部と外側嵌合部との間においてねじ22が挿通されるとともに内側嵌合部の嵌合端部に対して組み付け方向に段差を有する締結合わせ部(ハウジング側合わせ面11eとカバー側合わせ面12e)とが形成される。シール材21は、内側嵌合部の嵌合端部に塗布又は配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、それらの間にシール材が塗布又は配置されるハウジング及びハウジングカバーを備えたモータに関するものである。
従来、車両ワイパ装置等に用いられるモータ等は、モータ構成部品(ギヤ等)を収容するためのハウジングと該ハウジングの開口部を閉塞するためのハウジングカバーとを備えている。そして、車両ワイパ装置等に用いられるなど被水の虞のあるモータとしては、ハウジングとハウジングカバーとの間に前記開口部に沿ってシール材が塗布又は配置(介在)され、それらハウジング及びハウジングカバーがシール材の近傍位置でねじ部材にて締結固定されたものがある(例えば、特許文献1参照)。このようなモータでは、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水が抑制される。
実開昭58−149067号公報
しかしながら、上記のようなモータでは、ねじ部材のねじ込み作業(締結作業)によって、シール材が巻き取られてしまう虞がある。詳しくは、ねじ部材のねじ込み作業(締結作業)中に、僅かにシール材がねじ部材に触れてしまうと、更なるねじ込み動作によってねじ部材にシール材が巻き付き、本来あるべき箇所からシール材がねじ部材に取られてしまう虞がある。このことは、前記開口部に沿ったシール材の連続性の悪化(途切れの発生)を招き、ひいてはハウジング及びハウジングカバー内への浸水抑制効果の低下を招く原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水抑制効果を高く安定して得ることができるモータを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、モータ構成部品を収容するためのハウジングと該ハウジングの開口部を閉塞するためのハウジングカバーとの間にシール材が塗布又は配置され、それらハウジング及びハウジングカバーがねじ部材にて締結固定されたモータにおいて、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーには、前記開口部に沿って形成され前記ハウジング及び前記ハウジングカバーの組み付け方向に沿った凹凸によって嵌合する内側嵌合部と、前記内側嵌合部の外側において前記開口部に沿って形成され前記組み付け方向に沿った凹凸によって嵌合する外側嵌合部と、前記内側嵌合部と前記外側嵌合部との間において前記ねじ部材が挿通されるとともに前記内側嵌合部の嵌合端部に対して前記組み付け方向に段差を有する締結合わせ部とが形成され、前記内側嵌合部の嵌合端部に前記シール材が塗布又は配置された。
同構成によれば、外側嵌合部では、凹凸によって嵌合する構成が迷路構造となるため、ハウジング及びハウジングカバー内側(内側嵌合部側)への浸水が抑制される。更に、内側嵌合部では、凹凸によって嵌合する構成が外側嵌合部と協働して2重の迷路構造となるだけでなく、その嵌合端部にシール材が塗布又は配置されるため、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水が更に効果的に抑制される。しかも、内側嵌合部と外側嵌合部との間においてハウジング及びハウジングカバーを締結固定するためのねじ部材が挿通される締結合わせ面は、内側嵌合部の嵌合端部、即ちシール材が塗布又は配置される部分に対して段差を有するため、ねじ部材のねじ込み作業(締結作業)によって、シール材が巻き取られてしまうことが防止される。よって、前記開口部に沿ったシール材の連続性が悪化してしまうこと(途切れの発生)が防止され、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水抑制効果を高く安定して得ることができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のモータにおいて、前記ねじ部材は、前記締結合わせ部と対応した位置で前記ハウジング及び前記ハウジングカバーのいずれか一方に貫通して形成された締結貫通孔を貫通し、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーのいずれか他方に凹状に形成された雌ねじ穴に螺合されることで前記ハウジング及び前記ハウジングカバーを締結固定するものであって、前記内側嵌合部を構成する内側凸部及び内側凹部のうちの前記内側凸部は、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーの内の前記雌ねじ穴が形成された側に形成された。
同構成によれば、ねじ部材の頭部は、雌ねじ穴の反対側であって締結貫通孔から突出する位置に配置されることになる。ここで、例えば、前記ねじ部材の頭部が天方向を向くようにモータが配置された場合では、前記頭部側から締結貫通孔を介して内側嵌合部と外側嵌合部との間に液体が浸入する可能性がある。しかしこの場合、内側嵌合部を構成する内側凸部は、ハウジング及びハウジングカバーの内の雌ねじ穴が形成された側(締結貫通孔が形成された側の反対側)に形成され、天方向に突出することになるため、前記浸入した液体が重力に逆らって内側凸部を超えてハウジング及びハウジングカバー内に向かうことが防止される。よって、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水が更に抑制される。
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載のモータにおいて、前記外側嵌合部は、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーの角部に沿って角状に形成され、前記内側嵌合部は、前記外側嵌合部との間の前記締結合わせ部が略三角形状となるように前記角部を面取りした形状の略直線状に形成された。
同構成によれば、ハウジング及びハウジングカバーの角部において、前記締結合わせ部が略三角形状に形成されるため、ハウジング及びハウジングカバーを特殊な形状とすることなく、締結合わせ部(ねじ部材による締結固定)を確保することができる。言い換えれば、締結合わせ部(ねじ部材による締結固定)のためにハウジング及びハウジングカバーに例えば半円状の突出部(出っ張り)を突出形成するといったことが不要となる。これによって、モータの配置が容易となるだけでなく、ハウジング及びハウジングカバーを形成する成形型を簡単なものとすることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記シール材は、前記内側嵌合部の前記嵌合端部から両嵌合側部の少なくとも一方に亘って塗布又は配置された。
同構成によれば、シール材は、前記内側嵌合部の前記嵌合端部から両嵌合側部の少なくとも一方に亘って塗布又は配置されるため、シール材も屈折した形状となるとともに前記嵌合端部全体にシール材が塗布又は配置されることになり、例えば、前記嵌合端部のみに塗布又は配置した場合に比べて、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水が更に抑制される。
本発明によれば、ハウジング及びハウジングカバー内への浸水抑制効果を高く安定して得ることができるモータを提供することができる。
以下、本発明を車両用ワイパ装置の車両ワイパ用モータに具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1(a)に示すように、車両ワイパ用モータ(以下、単にモータという)1は、モータ本体2とギヤ部3とを備えている。モータ本体2は、略有底円筒形状のヨークハウジング4と、該ヨークハウジング4の内周面に固定される複数のマグネット5と、同ヨークハウジング4内に収容されるロータ(回転子)6とを備えている。ロータ6は回転軸7を有し、ヨークハウジング4の開口部から突出する回転軸7の先端側には、ウォーム8が形成されている。
ギヤ部3は、ハウジング11(図2参照)と、ハウジング11の開口部11aを閉塞するためのハウジングカバー12(図3参照)と、ハウジング11とハウジングカバー12とに挟持されるコネクタ部材13(図1(a)参照)と、それぞれハウジング11及びハウジングカバー12内に収容されるウォームホイール14と回路基板15と該回路基板15に接続されロータ6に給電するための不図示のブラシホルダ装置とを備える。尚、本実施の形態では、ウォーム8、ウォームホイール14、回路基板15、及びブラシホルダ装置(不図示)等がハウジング11及びハウジングカバー12内に収容されるモータ構成部品を構成している。
コネクタ部材13は、図示しない外部コネクタが嵌着可能に形成され、ハウジングカバー12の一部に形成されたコネクタ挟持部12a(図3参照)とハウジング11の開口部11aの一部とに挟持されて固定される。
ウォームホイール14は、ハウジング11及びハウジングカバー12内において回転可能に支持されるとともに、前記ウォーム8と噛合される。そして、ウォームホイール14と一体回転可能に固定された出力軸14aは、ハウジング11の中央に形成された貫通孔11hを貫通して外部に突出される。
回路基板15は、ハウジング11及びハウジングカバー12内において固定される。この回路基板15は、図示しないコンデンサやチョークコイル等の雑音防止素子や、ウォームホイール14の回転を検出するための回転検出素子、例えばウォームホイール14と一体回転するセンサマグネットの回転を検出するホール素子等を備え、前記コネクタ部材13に外部コネクタを介して接続される制御装置に電気的に接続されることになる。
ここで、ハウジング11とハウジングカバー12との間には、図1(b)に示すように、シール材21が介在され、それらハウジング11及びハウジングカバー12は、ねじ部材としてのねじ22にて締結固定されている。
詳しくは、本実施の形態のハウジング11は、開口部11aの開口方向(ハウジングカバー12が組み付けられる方向)から見て略長方形形状に形成され、その長方形の短辺であって一方の角部寄りの位置にヨークハウジング4の開口部が固定される固定部11b(図1(a)及び図2参照)が形成されている。
そして、ハウジング11には、開口部11aに沿った内側凸部11cと、内側凸部11cの外側において開口部11aに沿った外側凹部11dとが形成されている。又、ハウジング11において、前記固定部11bが形成されていない他の3つの角部、及び固定部11bの近傍位置には、内側凸部11cと外側凹部11dとの間で内側凸部11cの頂部に対して段差を有する(内側凸部11cの頂部よりも低く外側凹部11dの底部よりも高い位置に形成された)ハウジング側合わせ面11eが形成されている。本実施の形態における3つの角部に対応した外側凹部11dは、角部に沿って角状に形成され、それら外側凹部11dと対応した内側凸部11cは、外側凹部11dとの間のハウジング側合わせ面11eが略三角形状となるように前記角部を面取りした形状の略直線状に形成されている。又、本実施の形態における固定部11bの近傍位置に対応した外側凹部11dは、ハウジング11の1つの辺に沿って直線状に形成され、その外側凹部11dと対応した内側凸部11cは、外側凹部11dとの間のハウジング側合わせ面11eが略台形(又は半円)形状となるようにハウジング11の内部側に突出した屈曲形状に形成されている。又、ハウジング11には、各ハウジング側合わせ面11eから凹状とされた(貫通していない)雌ねじ穴11fが形成されている。
一方、ハウジングカバー12には、前記内側凸部11cと対応した内側凹部12cと、前記外側凹部11dと対応した外側凸部12dとが形成されている。又、ハウジングカバー12において、前記固定部11bが形成されていない3つの角部及び固定部11bの近傍位置と対応した位置には、内側凹部12cと外側凸部12dとの間で内側凹部12cの底部に対して段差を有する(外側凸部12dの頂部よりも低く内側凹部12cの底部よりも高い位置に形成された)カバー側合わせ面12eが形成されている。又、ハウジングカバー12には、各カバー側合わせ面12eを貫通する締結貫通孔12fが形成されている。又、本実施の形態における内側凹部12cの底部には、図1(b)に示すように、断面円弧状の溝12gが更に凹設されている。
尚、本実施の形態では、内側凸部11cと内側凹部12cとがハウジング11及びハウジングカバー12の組み付け方向に沿った凹凸によって嵌合する内側嵌合部を構成し、外側凹部11dと外側凸部12dとが前記組み付け方向に沿った凹凸によって嵌合する外側嵌合部を構成している。又、本実施の形態では、ハウジング側合わせ面11eとカバー側合わせ面12eとが、ねじ22が挿通されるとともに内側嵌合部の嵌合端部(内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部)に対して前記組み付け方向に段差を有する締結合わせ部を構成している。
そして、シール材21は、内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部との間(内側嵌合部の嵌合端部)に塗布又は配置(介在)されている。本実施の形態のシール材21は、ブチルゴム系のシール材であって、溶融したものが内側凹部12c(溝12g含む)にノズルを用いて塗布(射出)され、該内側凹部12cに内側凸部11cが嵌合されることによって配置されている。又、このように設けられる本実施の形態のシール材21は、内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部との間(内側嵌合部の嵌合端部)から内側凸部11cの内外壁と内側凹部12cの内外壁とのそれぞれの間(両嵌合側部)に亘って配置される(図1(b)参照)。
そして、ハウジング11及びハウジングカバー12は、内側凹部12cに内側凸部11cが嵌合され(シール材21が配置され)、外側凹部11dに外側凸部12dが嵌合された状態で、ねじ22が締結貫通孔12fを貫通して雌ねじ穴11fに螺合されることで締結固定されている。
上記のように構成された本実施の形態のモータ1は、ねじ22の頭部22aが天方向を向くように図示しない車両に搭載され、前記出力軸14aに図示しないリンク機構等を介してワイパアーム(ワイパブレード)が連結されることになる。
次に、上記実施の形態の特徴的な作用効果を以下に記載する。
(1)外側嵌合部(外側凹部11d及び外側凸部12d)では、凹凸によって嵌合する構成が迷路構造となるため、ハウジング11及びハウジングカバー12内側(内側嵌合部側)への浸水が抑制される。更に、内側嵌合部(内側凸部11c及び内側凹部12c)では、凹凸によって嵌合する構成が外側嵌合部と協働して2重の迷路構造となるだけでなく、その嵌合端部にシール材21が塗布又は配置されるため、ハウジング11及びハウジングカバー12内への浸水(回路基板15の被水等)が更に効果的に抑制される。しかも、前記内側嵌合部と前記外側嵌合部との間においてハウジング11及びハウジングカバー12を締結固定するためのねじ22が挿通される締結合わせ面(ハウジング側合わせ面11eとカバー側合わせ面12e)は、内側嵌合部の嵌合端部、即ちシール材21が塗布又は配置される部分に対して段差を有するため、ねじ22のねじ込み作業(締結作業)によって、シール材21が巻き取られてしまうことが防止される。よって、前記開口部11aに沿ったシール材21の連続性が悪化してしまうこと(途切れの発生)が防止され、ハウジング11及びハウジングカバー12内への浸水抑制効果を高く安定して得ることができる。
(2)ねじ22の頭部22aは、雌ねじ穴11fの反対側であって締結貫通孔12fから突出する位置に配置される。そして、本実施の形態のように、ねじ22の頭部22aが天方向を向くようにモータ1が配置された場合では、頭部22a側から締結貫通孔12fを介して内側嵌合部と外側嵌合部との間に液体が浸入する可能性がある。しかしこの場合、内側嵌合部の一部を構成する内側凸部11cは、ハウジング11及びハウジングカバー12の内の雌ねじ穴11fが形成された側(締結貫通孔12fが形成された側の反対側)に形成され、天方向(反重力方向)に突出する(図1(b)参照)ため、前記浸入した液体が重力に逆らって内側凸部11cを超えてハウジング11及びハウジングカバー12内に向かうことが防止される。よって、ハウジング11及びハウジングカバー12内への浸水が更に抑制される。
(3)ハウジング11及びハウジングカバー12の角部の内の3つの角部においては、締結合わせ部(ハウジング側合わせ面11e及びカバー側合わせ面12e)が略三角形状に形成されるため、ハウジング11及びハウジングカバー12を特殊な形状とすることなく、締結合わせ部(ねじ22による締結固定)を確保することができる。言い換えると、締結合わせ部のためにハウジング11及びハウジングカバー12に例えば半円状の突出部(出っ張り)を突出形成するといったことが不要となる。これによって、モータ1の配置が容易となるだけでなく、ハウジング11及びハウジングカバー12を形成する成形型を簡単なものとすることができる。
(4)シール材21は、内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部との間(内側嵌合部の嵌合端部)から内側凸部11cの内外壁と内側凹部12cの内外壁とのそれぞれの間(両嵌合側部)に亘って配置されるため、例えば前記嵌合端部のみに塗布又は配置した場合に比べて、ハウジング11及びハウジングカバー12内への浸水が更に抑制される。
上記実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態のねじ22による締結固定の構造は、他の構造に変更してもよい。例えば、雌ねじ穴11fを、貫通した雌ねじ孔に変更してもよい。又、雌ねじ孔に変更した場合、ねじ22をねじ部材としてのボルトとナットに変更してもよい。又、ハウジング11に締結貫通孔を形成するとともにハウジングカバー12に雌ねじ穴を形成してねじにて締結固定してもよい。又、勿論、ねじ22の頭部22aが天方向を向かないようにモータ1を車両に取り付けるようにしてもよい。
・上記実施の形態では、内側嵌合部の一部を構成する内側凸部11cが、ハウジング11及びハウジングカバー12の内の雌ねじ穴11fが形成された側(締結貫通孔12fが形成された側の反対側)に形成されるとしたが、これに限定されず、内側凸部を締結貫通孔が形成された側に形成してもよい。即ち、内側凸部をハウジングカバー12側に形成するとともに、内側凹部をハウジング側に形成してもよい。又、外側凸部をハウジング11側に形成するとともに、外側凹部をハウジングカバー12側に形成してもよい。
・上記実施の形態では、ハウジング11及びハウジングカバー12の角部の内の3つの角部においては、締結合わせ部(ハウジング側合わせ面11e及びカバー側合わせ面12e)が略三角形状に形成されるとしたが、これに限定されず、他の形状に変更してもよい。例えば、ハウジング11及びハウジングカバー12に半円状の突出部(出っ張り)を突出形成して該突出部に締結合わせ部(ハウジング側合わせ面及びカバー側合わせ面)を形成してもよい。
・上記実施の形態では、シール材21は、内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部との間(内側嵌合部の嵌合端部)から内側凸部11cの内外壁と内側凹部12cの内外壁とのそれぞれの間(両嵌合側部)に亘って配置されるとしたが、これに限定されず、例えば、内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部との間(内側嵌合部の嵌合端部)のみに配置するようにしてもよいし、内側凸部11cの頂部と内側凹部12cの底部との間(内側嵌合部の嵌合端部)から内側凸部11cの内外壁と内側凹部12cの内外壁との間のいずれか一方に亘ってシール材21を配置するようにしてもよい。
・上記実施の形態のシール材21は、同様に配設されれば他のシール材に変更してもよいし、他の方法で配設してもよい。
・上記実施の形態では、車両ワイパ用モータに具体化したが、他のもの(例えば、パワーウインドウモータ)に具体化してもよい。
上記各実施の形態から把握できる技術的思想について、以下にその効果とともに記載する。
(イ)請求項2に記載のモータは、前記ねじ部材の頭部が天方向を向くように車両に取り付けられることを特徴とする車両ワイパ用モータ。
同構成によれば、特に被水し易いワイパ用モータにおいて、請求項2に記載の発明の効果を効果的に得ることができる。
(a)本実施の形態のモータを示す外観図。(b)(a)のA−Aに沿った断面図。 本実施の形態のハウジングの斜視図。 本実施の形態のハウジングカバーの斜視図。
符号の説明
8…モータ構成部品の一部を構成するウォーム、11…ハウジング、11a…開口部、11c…内側嵌合部の一部を構成する内側凸部、11d…外側嵌合部の一部を構成する外側凹部、11e…締結合わせ部の一部を構成するハウジング側合わせ面、11f…雌ねじ穴、12…ハウジングカバー、12c…内側嵌合部の一部を構成する内側凹部、12d…外側嵌合部の一部を構成する外側凸部、12e…締結合わせ部の一部を構成するカバー側合わせ面、11f…締結貫通孔、14…モータ構成部品の一部を構成するウォームホイール、15…モータ構成部品の一部を構成する回路基板、21…シール材、22…ねじ(ねじ部材)。

Claims (4)

  1. モータ構成部品を収容するためのハウジングと該ハウジングの開口部を閉塞するためのハウジングカバーとの間にシール材が塗布又は配置され、それらハウジング及びハウジングカバーがねじ部材にて締結固定されたモータにおいて、
    前記ハウジング及び前記ハウジングカバーには、
    前記開口部に沿って形成され前記ハウジング及び前記ハウジングカバーの組み付け方向に沿った凹凸によって嵌合する内側嵌合部と、
    前記内側嵌合部の外側において前記開口部に沿って形成され前記組み付け方向に沿った凹凸によって嵌合する外側嵌合部と、
    前記内側嵌合部と前記外側嵌合部との間において前記ねじ部材が挿通されるとともに前記内側嵌合部の嵌合端部に対して前記組み付け方向に段差を有する締結合わせ部と、
    が形成され、前記内側嵌合部の嵌合端部に前記シール材が塗布又は配置されたことを特徴とするモータ。
  2. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ねじ部材は、前記締結合わせ部と対応した位置で前記ハウジング及び前記ハウジングカバーのいずれか一方に貫通して形成された締結貫通孔を貫通し、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーのいずれか他方に凹状に形成された雌ねじ穴に螺合されることで前記ハウジング及び前記ハウジングカバーを締結固定するものであって、
    前記内側嵌合部を構成する内側凸部及び内側凹部のうちの前記内側凸部は、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーの内の前記雌ねじ穴が形成された側に形成されたことを特徴とするモータ。
  3. 請求項1又は2に記載のモータにおいて、
    前記外側嵌合部は、前記ハウジング及び前記ハウジングカバーの角部に沿って角状に形成され、
    前記内側嵌合部は、前記外側嵌合部との間の前記締結合わせ部が略三角形状となるように前記角部を面取りした形状の略直線状に形成されたことを特徴とするモータ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータにおいて、
    前記シール材は、前記内側嵌合部の前記嵌合端部から両嵌合側部の少なくとも一方に亘って塗布又は配置されたことを特徴とするモータ。
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